JP2007300495A - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】過去に行った色変換結果の利用率を高め、色変換処理を高速化した画像処理装置を提供する。
【解決手段】色変換結果記憶部2には、過去に色変換処理部3−1〜3で行った色変換結果が、その色変換精度に応じた画素値と対応づけられて記憶されている。色変換制御部1は、画素の属性に応じて色変換精度を決定する。そして、色変化案精度に応じた画素値と対応づけられて記憶されている色変換結果が色変換結果記憶部2に記憶されていれば、その色変換結果を出力させる。色変換精度に応じた画素値で色変換結果を利用するので、色変換結果の利用効率を高めることができる。記憶されていない場合には、色変換精度に対応する色変換処理部により画素値の色変換処理を行い、色変換結果を出力させる。それとともに、色変換結果を、色変換精度の画素値と対応づけて色変換結果記憶部2に記憶させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力された画像の色変換を行う画像処理技術に関するものである。
例えばフルカラー複写機やカラープリンタなどでは、画像入力装置あるいは入力される画像データと画像出力装置の表色空間の違いや色再現特性の違いなどから、色変換処理が必要になる。色変換処理は非線形処理であるため、所定の間隔で変換前後の色を高精度に対応づけたルックアップテーブルを用い、そのルックアップテーブルの参照処理と補間処理を組み合わせて、色処理を行うのが一般的である。
このルックアップテーブルを用いて、ある画素値の色変換を行う場合、まず、変換対象の画素値に近いルックアップテーブルの複数のエントリ(変換前の色の値)を見つけ、その複数のエントリに対応する変換後の色値をルックアップテーブルから読み出して、それらの変換後の色値を補間処理することによって、変換対象の画素値に対応する色変換後の色値を決定している。しかし、これらのルックアップテーブルの参照処理および補間処理には時間がかかるため、画像中のそれぞれの画素に対して、このような時間のかかる処理を行うと、色変換処理だけで多大な処理時間が必要となる。例えば画像出力装置で出力する場合には、高速な画像形成出力が行えないなどの問題が生じてしまう。
このような問題に対処するため、例えば特許文献1に記載されているように、色変換結果を保持するキャッシュテーブルを設け、このキャッシュテーブルに保持されている色変換結果を利用できる場合には、改めて色変換処理を行わずにキャッシュテーブル中の色変換結果を用いることが考えられている。特に特許文献1では、色変換処理において、最初に色変換を行う画素と近傍画素の一致を調べ(プレキャッシュ判定)、一致している場合は、近傍画素の色変換結果を色変換出力とし、一致しない場合は、画像の属性に応じた色変換を行っている。このようにキャッシュテーブルを用いることによって、入力画素値が周辺画素値や過去に変換した入力画素値に一致する場合の色変換処理を簡略化し、高速に色変換を行うことができる。
しかし、実際の画像においては、例えば読み取り装置で読み取った画像などでは読取装置に起因する誤差などのため、見た目は同じ色であっても、画素値がわずかに異なる場合がほとんどである。このような場合、プレキャッシュ判定で画素値が近傍画素と一致せず、そのためキャッシュテーブルにヒットする確率は低く、色変換処理の高速化を実現することができないという問題があった。
特開2002−57910号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、過去に行った色変換結果の利用率を高め、色変換処理を高速化した画像処理装置を提供することを目的とするものである。また、そのような画像処理装置の機能をコンピュータに実行させるための画像処理プログラムを提供することを目的とするものである。
本発明は、入力された画像の色変換を行う画像処理装置において、画素値に対して異なる精度で色変換を行う複数の色変換処理手段を有しており、過去に色変換処理手段で変換した1以上の色変換結果を、色変換処理を行った色変換処理手段の色変換精度に応じた精度の画素値と対応づけて記憶手段に記憶させておく。そして、入力された画像の画素の属性に応じた色変換精度の画素値に対応する色変換結果が記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合にはその色変換結果を出力する。このとき、属性に応じた色変換精度よりも優る色変換精度の画素値に対応する色変換結果が記憶されていれば、その色変換精度の良い色変換結果を出力させてもよい。
記憶手段に記憶されていない場合には、画素の属性、例えば下地、文字、写真などに応じて色変換処理手段を選択し、画素値に対して色変換処理を行わせるとともに、色変換処理を行った色変換処理手段の色変換精度に応じた精度の画素値と対応づけて色変換結果を記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。色変換結果を記憶手段に記憶させる際には、その色変換結果を出力した色変換処理手段の色変換精度の画素値と対応づけるとともに、さらに、色変換処理手段より色変換精度が優る色変換処理手段が存在する場合には、その色変換精度が優る色変換処理手段の色変換精度の画素値とも対応づけて、色変換結果を記憶することができる。なお、色変換精度に応じた画素値としては、入力された画素値の有効ビット数を前記色変換精度により異ならせることができる。
なお、特定の属性については固定値出力手段により固定値を出力するように構成することができる。特に属性が白下地の時には、白を表す固定値を出力するように構成すると、高速に色変換処理を行うことができるとともに、白の下地が色づくことなく、良好な変換後の画像を得ることができる。また、特定の属性については記憶手段を使用せずに、その属性に応じた色変換精度の色変換処理手段で色変換処理を行うように構成してもよい。例えば高い色変換精度が要求される場合には、記憶手段を参照しても対応する色変換結果が得られない確率が高くなる。そのため、最初から色変換処理手段による色変換処理を行うことによって、記憶手段の参照に要するオーバヘッドを低減して、全体的に色変換処理を高速化することができる。
また本発明は、上述のような画像の色変換処理を行う画像処理プログラムを提供するものである。
本発明によれば、入力された画像の各画素の属性に応じた精度で色変換処理を行い、色変換結果を記憶手段に記憶しておく。そして、属性に応じた色変換精度の画素値と対応づけられている色変換結果があれば、その色変換結果を出力する。例えば属性によってはそれほどの色変換精度が要求されない場合があり、このように色変換精度が低い場合には、画素値についても精度を落として記憶手段に記憶されている色変換結果に対応づけられた各色変換精度の画素値との比較を行う。これによって、色変換精度が低ければ低いほど、記憶手段に記憶されている色変換結果が利用される可能性が高くなり、よって時間がかかる色変換処理手段による色変換処理を低減して、全体的な色変換処理の高速化と処理時間の短縮を図ることができるという効果がある。
また、属性に応じた色変換精度での記憶手段の参照だけでなく、それよりも色変換精度の優るものも参照することによって、さらに記憶手段の利用効率を高めて色変換処理の高速化を図るとともに、色変換精度についても高めることができる。
図1は、本発明の実施の一形態を示すブロック図である。図中、1は色変換制御部、2は色変換結果記憶部、3−1〜3は色変換処理部、4は固定値出力部である。
色変換制御部1は、入力された画像の画素値に対応する色変換結果が色変換結果記憶部2に記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合には、その記憶されていた色変換結果を出力させる。また記憶されていない場合には、色変換処理部3−1,2,3,…の中から画素の属性に応じた色変換精度で色変換処理を行う色変換処理部を選択して、その色変換処理部に画素値の色変換処理を行わせる。それとともに、色変換結果記憶部2に色変換結果を画素値と対応づけて記憶させる。
色変換結果記憶部2に色変換結果を記憶させる際には、色変換処理を行った色変換処理部の色変換精度に応じた精度の画素値と対応づけて記憶させる。例えば、色変換精度が低い色変換処理部で色変換処理を行った色変換結果を色変換結果記憶部2に記憶させる場合には、色変換前の画素値についても精度を低下させて、記憶させた色変換結果と対応づけておくことになる。なお、画素の属性に応じた精度より精度の悪い画素値についても対応づけておくとよい。
また、色変換結果記憶部2に画素値に対応する色変換結果が記憶されているか否かを判断する際には、画素の属性に応じた精度の画素値に対応した色変換結果が記憶されているか否かを判断する。さらに、画素の属性に応じた精度より優る精度の画素値に対応した色変換結果が記憶されているか否かも判断し、記憶されている場合には、その色変換結果を用いるようにするとよい。例えば画素の属性が低い色変換精度でよい場合に、その低い精度の画素値に対応する色変換結果だけでなく、それよりも精度の高い(精度の優る)画素値に対応する色変換結果が存在すれば、その色変換結果を用いてもよい。
画素値の精度は、例えば入力された画素値の有効ビット数を異ならせることによって容易に変更可能である。例えば高精度の色変換が要求される場合には、画素値のすべてのビットを有効ビットとすればよいし、少し精度を落としてよければ下位の1ビットを除くビットを有効ビットとし、さらに精度を落としてよければ下位の2ビットを除くビットを有効ビットとすればよい。
画素の属性としては、例えば下地、文字、写真、あるいはさらに細分して例えば下地を色下地と白下地にしたり、文字を色文字と黒文字としたり、写真とグラフィックを別に扱うなど、画素の属性は任意である。これらの属性によっては、色変換精度が異なる場合がある。例えば写真などでは高い色変換精度が要求されるが、下地についてはそれほど色変換精度は要求されず、むしろ微妙な色変化よりも均一な色に変換された方がよい。文字についても、色の再現性よりも解像性が重視されるため、色変換精度を多少落としても問題はない。このように属性によっては色変換精度を低下させても問題がない場合もあるため、そのような場合には、色変換精度が低い色変換処理部を用いて色変換処理を行い、また、色変換結果を色変換記憶部2に記憶させる際にも、精度を低下させた画素値と対応づけておく。そして、同じ属性で同様の色の画素値が入力されたときには、その画素値の精度を低下させて色変換記憶部2を参照することによって、過去に行った色変換処理の際の画素値と同一の画素値でなくても、過去の色変換結果を利用することが可能になる。
また色変換制御部1は、特定の属性、例えば属性が下地の場合には、固定値出力部4に固定値を出力させるように制御する。上述のように属性が下地の場合、均一な色再現の方が好まれるので、固定値を出力させることによって、下地色を均一にすることができる。特に、属性が白下地の場合には、固定値出力部4に白を表す固定値を出力させることによって、下地が色づくなどの不具合を解消することができる。
また逆に、高精度の色変換が必要な特定の属性、例えば属性が写真などの場合には、色変換結果記憶部2を利用せずに、その属性に応じた色変換精度の色変換処理部に色変換処理を行わせるように制御することもできる。色変換精度が高い場合、色変換結果記憶部2を利用しても過去の色変換結果を利用できない場合が多く発生し、その場合、色変換結果記憶部2へのアクセスの分だけ処理が無駄になってしまう。色変換精度が高い属性の場合には、色変換結果記憶部2を利用しないことによって、このようなオーバヘッドを低減して、全体としての色変換処理を高速化することができる。
色変換結果記憶部2は、過去に前記色変換処理手段で変換した1以上の色変換結果を前記画像の画素値と対応づけて記憶する。上述のように、色変換制御部1によって、色変換結果はその色変換結果を出力した色変換処理部の色変換精度の画素値と対応づけて記憶する。このとき、実際に色変換処理を行った色変換処理部よりも色変換精度が優る色変換処理部が存在する場合には、その色変換精度が優る色変換処理部の色変換精度の画素値とも対応づけて、色変換結果を記憶することができる。
色変換処理部3−1〜3は、それぞれ異なる精度で入力された画像の画素値に対して色変換処理を行い、その結果得られた色変換処理結果を出力するとともに色変換結果記憶部2に送る。それぞれの色変換処理部で行う色変換処理の内容は任意である。例えば、ルックアップテーブルの参照処理と補間処理を組み合わせた色変換処理を行うものとし、補間処理の方法が色変換精度により異なる構成でもよいし、ルックアップテーブルに保持する値の数を色変換精度により異ならせた構成でもよい。あるいは、このルックアップテーブルを用いた色変換処理とマトリックス演算を用いた色変換処理といったように、異なる色変換方式を用いた構成でもよい。なお、以下の説明では色変換処理部3−1が最も色変換精度が高く、以下、順に精度が低下してゆくものとしている。
固定値出力部4は、色変換の結果として固定値を出力する。例えば白を表す固定値を出力するものとし、色変換制御部1が画素の属性として白下地を検出したとき、この固定値出力部4から白を表す画素値を出力することができる。もちろん、例えば色下地などでも、特定の色を表す固定値を出力するように構成してもよい。また、例えば黒文字の場合に、黒の色を表す固定値を出力するように構成することもできる。固定値は、予め設定可能に構成してもよい。
図2は、本発明の実施の一形態において色変換結果記憶部が記憶する内容の一例の説明図である。図2に示す例において、入力画素値は色変換処理前の画素値を示している。ここでは入力される画像の色空間をLab色空間、出力する画像の色空間をCMYK色空間としている。
また、図2に示す例では、検索を高速化するためハッシュ値を用いることとし、画素値に対してハッシュ関数を適用した値(ハッシュ値)を色変換結果に対応づけて記憶している。ここで、この例では精度の異なる画素値から生成した3種類のハッシュ値を記憶している。左欄は画素値そのものから生成したハッシュ値を記憶する。次の欄は、画素値のうち上位Nビット(N<全ビット数)から生成したハッシュ値を記憶している。さらに次の欄は、画素値のうち上位Mビット(M<N)から生成したハッシュ値を記憶している。画素値のうちの上位Nビットは、全ビットと比べて精度の低い色値である。また、画素値のうちの上位Mビットは、Nビットの場合に比べてさらに精度の低い色値である。このように、色変換結果に対して精度が異なる画素値を対応づけることができる。
1行目および最下行の例は、最も色変換精度が高い色変換処理部(例えば色変換処理部3−1)で色変換した場合を示している。この場合には、基本的には最も精度が高い画素値、すなわち画素値の全ビットと対応づけられ、従って画素値の全ビットを用いて生成したハッシュ値が登録される。しかし、精度が高い色変換結果であれば、色変換精度が低い場合についても利用可能である。そのため、上位Nビットから生成したハッシュ値と、上位Mビットから生成したハッシュ値についても、色変換結果に対応づけて登録している。
2行目の例は、2番目の精度の色変換処理部(例えば色変換処理部3−2)で色変換した場合を示している。この場合には、基本的には2番目の精度の画素値、すなわち画素値の上位Nビットから生成したハッシュ値と色変換結果を対応づけることになる。この場合も、それよりも精度が低い場合についても利用可能であることから、画素値の上位Mビットから生成したハッシュ値とも対応づけている。なお、この場合には画素値の全ビットからはハッシュ値を生成しない。これは、色変換精度が2番目の色変換結果であることから、高精度の色変換処理が要求される用途には利用できないことを示している。従って、画素値の全ビットから生成したハッシュ値の欄はNULLとして、高精度の場合には参照されないようにしている。
3、4行目の例は、3番目の精度の色変換処理部(例えば色変換処理部3−3)で色変換した場合を示している。この場合には、3番目の精度の画素値、すなわち画素値の上位Mビットから生成したハッシュ値と色変換結果を対応づけている。なお、この場合には、画素値の全ビットから生成したハッシュ値および上位Nビットから生成したハッシュ値については生成せず、NULLとして利用できないようにしている。
このようにそれぞれの色変換精度の画素値に対応づけられた色変換結果を取得しようとする場合には、得ようとする色変換精度で画素値からハッシュ値を生成し、ヒットするエントリを見つければよい。例えば高精度な色変換処理を行う場合には、画素値の全ビットからハッシュ値を生成して、図2の最左欄からヒットするエントリが探索される。この場合、2番目以降の精度で処理された色変換結果が選択されることはない。
また、2番目の精度で色変換処理を行う場合には、画素値の上位Nビットからハッシュ値を生成して、図2の左から2番目の欄から、ヒットするエントリを探索する。この場合、最も精度が高い色変換結果についても、画素値の上位Nビットから生成したハッシュ値が対応づけられているので、利用することができる。なお、3番目の精度で処理された色変換結果が選択されることはない。
さらに、3番目の精度で色変換処理を行う場合には、画素値の上位Mビットからハッシュ値を生成して、図2の左から3番目の欄から、ヒットするエントリを探索する。この場合、最も精度が高い色変換結果および2番目に精度が高い色変換結果についても、画素値の上位Mビットから生成したハッシュ値が対応づけられているので、利用することができる。
このように、処理を行おうとする色変換精度で過去に色変換処理を行った結果だけでなく、それよりも精度が優る色変換結果についても利用することができる。逆に、高精度の色変換結果が必要な場合に、精度が低い色変換結果が使用されることはない。
なお、この例では、色変換処理を行った精度の画素値に対応づけるほかに、それよりも精度が低い画素値についても色変換結果を対応づけているが、色変換処理精度の画素値のみに色変換結果を対応づけておいても、もちろんよい。また、ここではハッシュ値を用いているが、これに限らず、例えばそれぞれ画素値の全ビット、上位Nビット、上位Mビットそのものを対応づけておいて検索するように構成したり、全ビットの画素値を記憶しておいて、検索の際に全ビットあるいは上位NビットまたはMビットを検索するように構成してもよい。また、図2においては色変換精度を3段階としているが、2段階あるいは4段階以上であってももちろんよい。
図3は、本発明の実施の一形態における動作の一例を示すフローチャートである。S11において、入力された画像の画素値と、その属性とを読み込む。そしてS12において、読み込んだ属性を判定する。ここでは属性を写真、文字、色下地、白下地に分類するものとする。
属性が写真の場合には、最も色変換精度が高い色変換処理を行う。まずS13において、S11で読み込んだ画素値のすべてのビットを用いて、対応する色変換結果が色変換結果記憶部2に記憶されているか否かを判定する。例えば図2に示す例の場合には、画素値のすべてのビットからハッシュ値を生成し、そのハッシュ値が最左欄の値として存在するか否かにより、対応する色変換結果が記憶されているか否かを判定することができる。記憶されていた場合には、S14において、対応する色変換結果を出力する。
色変換結果記憶部2に対応する色変換結果が記憶されていなかった場合には、S15において、最も色変換精度が高い色変換処理部(例えば色変換処理部3−1)により色変換処理を行い、その色変換結果を出力する。さらにS16において、S11で読み込んだ画素値とS15で得られた色変換結果とを対応づけて色変換結果記憶部2に記憶させる。この場合、最も色変換精度が高い色変換処理を行っているので、例えば図2の1行目や最下行のように、色変換精度が高い画素値に対応する、画素値のすべてのビットから生成したハッシュ値とともに、それよりも色変換精度が低い画素値に対応するハッシュ値、図2の例では画素値の上位Nビットから生成したハッシュ値および画素値の上位Mビットから生成したハッシュ値についても、生成して色変換結果に対応づけて記憶している。
S12の属性の判定で、属性が文字であった場合には、2番目に色変換精度が高い色変換処理を行う。まずS17において、S11で読み込んだ画素値について、2番目の精度の画素値に対応する色変換結果が色変換結果記憶部2に記憶されているか否かを判定する。例えば図2に示す例の場合には、画素値の上位Nビットからハッシュ値を生成し、そのハッシュ値が左から2番目の欄の値として存在するか否かにより、対応する色変換結果が記憶されているか否かを判定することができる。記憶されていた場合には、S18において、対応する色変換結果を出力する。
色変換結果記憶部2に対応する色変換結果が記憶されていなかった場合には、S19において、2番目に色変換精度が高い色変換処理部(例えば色変換処理部3−2)により色変換処理を行い、その色変換結果を出力する。さらにS20において、S11で読み込んだ画素値とS19で得られた色変換結果とを対応づけて色変換結果記憶部2に記憶させる。この場合、2番目に色変換精度が高い色変換処理を行っているので、例えば図2の2行目や5行目のように、色変換精度が2番目に高い画素値に対応する、画素値の上位Nビットから生成したハッシュ値とともに、それよりも色変換精度が低い画素値に対応するハッシュ値、図2の例では画素値の上位Mビットから生成したハッシュ値についても、生成して色変換結果に対応づけて記憶している。
S12の属性の判定で、属性が色下地であった場合には、3番目に色変換精度が高い色変換処理を行う。まずS21において、S11で読み込んだ画素値について、3番目の精度の画素値に対応する色変換結果が色変換結果記憶部2に記憶されているか否かを判定する。例えば図2に示す例の場合には、画素値の上位Mビットからハッシュ値を生成し、そのハッシュ値が左から3番目の欄の値として存在するか否かにより、対応する色変換結果が記憶されているか否かを判定することができる。記憶されていた場合には、S22において、対応する色変換結果を出力する。
色変換結果記憶部2に対応する色変換結果が記憶されていなかった場合には、S23において、3番目に色変換精度が高い色変換処理部(例えば色変換処理部3−3)により色変換処理を行い、その色変換結果を出力する。さらにS24において、S11で読み込んだ画素値とS23で得られた色変換結果とを対応づけて色変換結果記憶部2に記憶させる。この場合、3番目に色変換精度が高い色変換処理を行っているので、例えば図2の3,4行目のように、色変換精度が3番目に高い画素値に対応する、画素値の上位Mビットから生成したハッシュ値を生成して色変換結果に対応づけて記憶している。
さらにS12の属性の判定で、属性が白下地であった場合には、この例では実質的な色変換処理や色変換結果記憶部2へのアクセスを行わずに、S25において固定値出力部4に白を示す固定値を出力させる。
各属性毎の処理が終了したら、S26に進み、未処理の画素が残っているか否かを判定する。未処理の画素が残っていればS11へ戻って処理を繰り返す。また、すべての画素の処理が終了したら、この色変換処理を終了する。
このようにして、色変換結果記憶部2に記憶されている色変換結果については、これを利用することにより、色変換処理に要する時間を削減することができる。このとき、属性により要求される色変換精度が異なることから、色変換結果記憶部2を参照する際に、画素値の精度を色変換精度に対応した精度とすることによって、色変換結果記憶部2に記憶されている色変換結果が利用される確率を高めることができ、よって、色変換処理全体としての処理速度を向上させることができる。さらに、例えば属性が白下地の場合のように、固定値が利用できる場合には、実質的な色変換処理や色変換結果記憶部2の参照を行わないことによって、さらに高速化することができる。それとともに、固定値により均一な色再現が可能になる。
なお、上述の動作例では、属性が写真で高精度に色変換処理を行う場合にも色変換結果記憶部2を参照するものとしているが、色変換精度が高い場合には画素値のすべてのビットに対応する色変換結果が色変換結果記憶部2に記憶されている場合でないと色変換結果を利用できないため、色変換結果記憶部2に記憶されている色変換結果を利用できる確率が低い場合がある。このような場合には、色変換結果記憶部2の参照処理を省略し、常に色変換処理部(例えば色変換処理部3−1)を用いて色変換処理を行うように構成してもよい。
また、上述の例では属性を写真、文字、色下地、白下地に分類したが、これに限られるものではなく、任意の属性を設定し、その属性に従って色変換精度を設定して、同様にそれぞれの色変換精度に応じた色変換処理および色変換結果記憶部2の参照処理を行うように構成することができる。
さらに、上述の説明では属性のみから色変換精度を決定しているが、これに限らず、例えば高速モード、通常モード、高画質モードなどの処理モードを加味して色変換精度を決定するなど、他の要素を加味して色変換精度を決定するように構成することもできる。
図4は、本発明の画像処理装置の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体の一例の説明図である。図中、31はプログラム、32はコンピュータ、41は光磁気ディスク、42は光ディスク、43は磁気ディスク、44はメモリ、51は光磁気ディスク装置、52は光ディスク装置、53は磁気ディスク装置である。
上述の実施の一形態で説明した各部の機能の一部または全部を、コンピュータにより実行可能なプログラム31によって実現することが可能である。その場合、そのプログラム31およびそのプログラムが用いるデータなどは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶することも可能である。記憶媒体とは、コンピュータのハードウェア資源に備えられている読取装置に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読取装置にプログラムの記述内容を伝達できるものである。例えば、光磁気ディスク41,光ディスク42(CDやDVDなどを含む)、磁気ディスク43,メモリ44(ICカード、メモリカードなどを含む)等である。もちろんこれらの記憶媒体は、可搬型に限られるものではない。
これらの記憶媒体にプログラム31を格納しておき、例えばコンピュータ32の光磁気ディスク装置51,光ディスク装置52,磁気ディスク装置53,あるいは図示しないメモリスロットにこれらの記憶媒体を装着することによって、コンピュータからプログラム31を読み出し、本発明の画像処理装置の機能を実行することができる。あるいは、ネットワークなどを介してプログラム31をコンピュータ32に転送し、実行させてもよい。
もちろん、一部の機能についてハードウェアによって構成することもできるし、すべてをハードウェアで構成してもよい。あるいは、他の構成とともに本発明も含めたプログラムとして構成することも可能である。例えば複写機や画像形成装置における制御プログラムとともに1つのプログラムとして構成することもできる。もちろん、他の用途に適用する場合には、その用途におけるプログラムとの一体化も可能である。
本発明の実施の一形態を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態において色変換結果記憶部が記憶する内容の一例の説明図である。 本発明の実施の一形態における動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の画像処理装置の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体の一例の説明図である。
符号の説明
1…色変換制御部、2…色変換結果記憶部、3−1〜3…色変換処理部、4…固定値出力部、31…プログラム、32…コンピュータ、41…光磁気ディスク、42…光ディスク、43…磁気ディスク、44…メモリ、51…光磁気ディスク装置、52…光ディスク装置、53…磁気ディスク装置。

Claims (9)

  1. 入力された画像の色変換を行う画像処理装置において、前記画像の画素値に対して異なる精度で色変換を行う複数の色変換処理手段と、過去に前記色変換処理手段で変換した1以上の色変換結果を前記画像の画素値と対応づけて記憶する記憶手段と、入力された画像の画素値に対応する色変換結果が前記記憶手段に記憶されている場合に該色変換結果を出力させ記憶されていない場合に画素の属性に応じて前記色変換処理手段を選択して前記画素値に対して色変換処理を行わせるとともに前記記憶手段に色変換結果を画素値と対応づけて記憶させる制御手段を有し、前記制御手段は、色変換処理を行った色変換処理手段の色変換精度に応じた精度の画素値と対応づけて前記色変換結果を前記記憶手段に記憶させ、また、画素の属性に応じた色変換精度の画素値に対応する色変換結果が前記記憶手段に記憶されているか否かを判定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記属性に応じた色変換精度及び該色変換精度より優る精度の画素値に対応する色変換結果が前記記憶手段に記憶されている場合に、該色変換結果を出力させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記記憶手段は、前記色変換結果について、該色変換結果を出力した色変換処理手段の色変換精度の画素値と対応づけるとともに、該色変換処理手段より色変換精度が優る色変換処理手段が存在する場合には、該色変換精度が優る色変換処理手段の色変換精度の画素値とも対応づけて、前記色変換結果を記憶することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、色変換精度に応じた画素値として、入力された画素値の有効ビット数を前記色変換精度により異ならせることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記属性は、少なくとも下地、文字、写真のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. さらに、色変換の結果として固定値を出力する固定値出力手段を有し、前記制御手段は、特定の属性については前記固定値出力手段に固定値を出力させることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記固定値出力手段は、白を表す固定値を出力するものであり、前記制御手段は、前記属性が白下地の時に前記固定値出力手段に白を表す固定値を出力させることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御手段は、特定の属性については前記記憶手段を使用せずに該属性に応じた色変換精度の前記色変換処理手段に色変換処理を行わせることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. コンピュータに、入力された画像の色変換処理を実行させる画像処理プログラムであって、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の画像処理装置の機能をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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