JP2007299713A - 蛍光灯照明具用ソケットとこれを用いた拡大鏡スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】 蛍光灯照明具用ソケットを薄型に改良して汎用性を高め、点灯状態を良好に保てるようにする。この蛍光灯照明具用ソケットを拡大鏡スタンドに適用し、環状蛍光灯管やランプシェードへの制約を極力排除する。
【解決手段】 ソケットハウジング33を平板状に形成して、ソケットハウジング33の一方の平面に差し込み孔34を配設する。ソケット部41aに、差し込み孔34の中心軸CLを挟んで相対向し、かつ中心軸CLに沿って長手方向に配設されるソケット片41cと、これらをつなぐ連結片41dとを設ける。連結片41dの一方の側端部にソケット部41aを並列に配置したリード線コネクタ41bを連設する。ソケット片41cをくの字状に折曲させて直線状の屈曲縁41eを形成する。ソケット片41cの対向面に屈曲縁41eに連続させた窪み部42を形成し、屈曲縁41eと窪み部42とが交わる4つの頂部をランプピン35との接触点P1とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、環状型や直管型,片口金型の蛍光灯管に用いる蛍光灯照明具用ソケットと、この蛍光灯照明具用ソケットを用いた拡大鏡スタンドに関する。
環状の蛍光灯管を用いた蛍光灯照明具にあっては、蛍光灯管の口金から突出する4本のランプピンを、照明具側のソケットに差し込むことにより蛍光灯管に給電するようにしており、照明具側に配設されるソケットには、蛍光灯管のランプピンを保持するソケット部と、リード線を接続するためのリード線コネクタとを一体化したコネクタ付きソケットをソケットハウジング内部に設けた蛍光灯照明具用ソケットが知られている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
また、図9(a)(b)は、ソケット部とリード線コネクタとを、コネクタ付きソケットとして直列もしくはL字状に連続させた2種類の蛍光灯照明具用ソケットを示しており、図9(a)では、ソケット部1aを複数のソケット片1bで構成し、リード線コネクタ1cを一対の小径スリーブ1d,1dで構成しており、また9(b)では、ソケット部1eを複数のソケット片1fで構成し、断面円弧状の舌片をリード線コネクタ1gとしている。
ソケット部1a,1eは、ソケットハウジングに穿設された4つの差し込み孔(いずれも図示しない)の内側それぞれに、ソケット片1b,1fを差し込み孔の中心軸を囲うようにして配設され、ソケットハウジングの差し込み孔から差し込まれた蛍光灯管のランプピンを複数のソケット片1b,1fで弾性的に保持するようにしている。
図9(a)のリード線コネクタ1cは、各スリーブ1dにそれぞれケーブル2のリード線2aを挿通してスリーブ1dをカシメてリード線2aを接続し、また図9(b)のリード線コネクタ1gは、舌片1hにリード線2aをハンダ3で固定している。
また、ソケット部とリード線コネクタとを並列に配設し、ソケット部を一対のソケット片と押し上げ片とで構成し、両ソケット片を、ランプピンの差し込み孔内側で該差し込み孔の中心軸を挟んで直交方向に突出させて対向配置し、ばね力を持たせた押し上げ片を、両ソケット片の前記差し込み孔とは反対側に配設した蛍光灯照明具用ソケットも知られている(特許文献3参照)。
さらに、上述の特許文献1,2や図9(a)(b)に示す蛍光灯照明具用ソケットを適用した一例として拡大鏡スタンドがある(例えば、特許文献4参照)。
図10〜図15は特許文献4の概略を示すもので、拡大鏡スタンド5は、作業テーブル6の側端部に立設した支柱7に支持アーム8を昇降可能に突設し、該支持アーム8の先端に固設した環状のランプシェード9に環状蛍光灯管10を収納配置して、該蛍光灯管10に蛍光灯照明具用ソケット11を接続するとともに、ランプシェード9の内側に拡大レンズ12を組み込んでいる。
蛍光灯照明具用ソケット11のソケットハウジング13は、ソケット部1a,1eとリード線コネクタ1c,1gとの連続形状に合わせた縦長(図15参照)もしくは略90度に曲げなから連続させたエルボ型(図10〜図14参照)に形成され、蛍光灯照明具用ソケット11を拡大鏡スタンド5へ適用した場合には、蛍光灯管10とランプシェード9との間かもしくは蛍光灯管10の下側に配設される。
特開2005−285419号公報 特開平10−308267号公報 特開2003−217778号公報 特開2000−137174号公報
しかしながら、特許文献1〜3や図9(a)(b)に示す蛍光灯照明具用ソケットを用いた特許文献4の拡大鏡スタンドには、以下のような不具合がある。
これを図10〜図15で説明すると、環状蛍光灯管10は、ランプピン14が口金15から蛍光灯管10の中心軸方向へ向けて、およそ45度の角度で突出する形状の規格品であり、一方の蛍光灯照明具用ソケット11のソケットハウジング13も、ソケット部1a,1eとリード線コネクタ1c,1gとが直列またはL字状に連続する形状から大型となる。
このため、蛍光灯照明具用ソケット11を蛍光灯管10とランプシェード9との間に配設した場合には、蛍光灯照明具用ソケット11が斜め内側上方へ大きく突出して上下方向のスペースを占有し、ランプシェード9の厚みが増大したり(図12参照)、拡大レンズ12の配置スペースを制約して小径で低倍率の拡大レンズしか使えなくなるという問題を生じる。
また、蛍光灯照明具用ソケット11を蛍光灯管10の下側に配設した場合には、蛍光灯照明具用ソケット11の一部または大半がランプシェード9から斜め外側下方へ突出してしまい(図10〜図14)、作業テーブル6に被観察物14を載置したり作業テーブル6上を移動させるのに妨げとなっり、蛍光灯照明具用ソケット11の影が作業テーブル6の上に落ちて観察を妨げることとなる。
ことに、近年の拡大鏡スタンドでは、拡大レンズ12に高倍率のものが使用されているが、このような拡大レンズ12では、被観察物14との作動距離が例えば30mm以下と接近しているため、蛍光灯照明具用ソケット11がランプシェード9から下に突出することも軽視できない。
また、特許文献3の蛍光灯照明具用ソケットでは、ランプピンとの接触を良好にするためにばね力を持たせた押し上げ片を備えるが、押し上げ片のばね力は作業者がランプピンを差し込む際の抵抗となるため、好ましくない。さらに押し上げ片は、ランプピンの差し込み方向に対して傾斜して設けられるため、ランプピンに不要な偏荷重として作用する。
さらに、特許文献1〜3や図9(a)(b)の蛍光灯照明具用ソケットでは、複数のソケット片を平板状もしくは円弧状に形成してランプピンに接触させる構造としているため、蛍光灯照明具用ソケットが外からの振動や衝撃を受けると、ランプピンがソケット片をこじってソケット片の間隔を広げてしまい、蛍光灯の点灯が確実に行えないことがある。
本発明は、かかる実情を背景にしてなされたもので、その目的とするところは、わずかな配置スペースでも取り付けがでるきように蛍光灯照明具用ソケットを薄型に改良して汎用性を高めつつ、蛍光灯管の点灯状態を良好に保てるようにし、またこのように改良した蛍光灯照明具用ソケットを用いて、環状蛍光灯管やランプシェードへの制約を極力排除することのできる拡大鏡スタンドを提供することにある。
上述の課題を達成するため、請求項1の発明の蛍光灯照明具用ソケットは、ソケットハウジングに、蛍光灯管から突出する複数のランプピンを差し込む差し込み孔を開設し、前記ソケットハウジングの内部に、前記差し込み孔の内側で前記ランプピンを支持するソケット部と、リード線を接続するためのリード線コネクタとを一体化したコネクタ付きソケットを複数配設した蛍光灯照明具用ソケットにおいて、前記ソケットハウジングを平板状に形成して、該ソケットハウジングの一方の平面に前記差し込み孔を配設し、前記ソケット部に、前記差し込み孔の中心軸を挟んで相対向し、かつ差し込み孔の中心軸に沿って長手方向に配設される一対のソケット片と、該ソケット片の前記差し込み孔と反対側の端部をつなぐ連結片とを設け、該連結片の前記両ソケット片に挟まれたいずれか一方の側端部に前記リード線コネクタを連設するとともに、該リード線コネクタとソケット部とを並列に配置したことを特徴としている。
また、請求項2の発明の蛍光灯照明具用ソケットは、請求項1の発明の蛍光灯照明具用ソケットにおいて、前記一対のソケット片を互いに接近するようにくの字状に折曲させ、両ソケット片の対向面に窪み部を形成して、該窪み部を前記屈曲縁に連続させ、該屈曲縁と前記窪み部とが交わる4つの頂部を前記ランプピンとの接触点とすることを特徴としている。
さらに、本発明の拡大鏡スタンドは、環状の蛍光灯管の内側に拡大鏡を配設した拡大鏡スタンドの前記蛍光灯管とこれを覆うランプシェードとの間に、前記請求項1または2に記載の蛍光灯照明具用ソケットを配設したことを特徴としている。
本発明は、環状型や直管型,片口金型のいずれの蛍光灯管にも適用が可能で、コネクタ付きソケットは、蛍光灯管から突出するランプピンの何本に対応して設けることができる。本発明のソケット部は、ランプピンの中心軸方向に対してばね力が作用しないので、ランプピンを差し込む際に抵抗となったり、差し込まれたランプピンに不要な偏荷重がかかることはない。
ソケット部とリード線コネクタとは並列に配置されるため、ソケットハウジングが差し込み孔を開設した一側面に対して横長形状となり、差し込み孔中心軸方向の厚みが抑えられる。ソケット部と一体のリード線コネクタは、その全体がソケット部の側部に位置することが望ましいが、全体を位置させることが困難な場合には一部のみであってもかまわない。
さらに、ランプピンとソケット片とを4つの接触点で接触させることにより、接触状態が安定する。例えば、蛍光灯照明具用ソケット自身やこれを適用した蛍光灯照明具が外からの振動や衝撃を受けた場合にも、ランプピンとソケット片とは、少なくとも2つ〜3つの接触点で常時接触状態を保つので、蛍光灯照明具の点灯状態を良好に維持できる。なお、接触点を形成するためのソケット片の窪み部はどのような形状であってもかまわない。
本発明によれば、ソケット部とリード線コネクタとを並列に配置したことにより、蛍光灯照明具用ソケットのソケットハウジングが、差し込み孔中心軸方向の厚みを抑えた薄型のコンパクトな形状となり、配置スペースの制約された多くの蛍光灯照明具に支障なく配置することができる。また、ソケット部からランプピンの中心軸方向に対してばね力が作用しないので、ランプピンをソケット片間に容易に差し込むことができ、差し込まれたランプピンにも不要な偏荷重を与えずに済む。
さらに、ランプピンとソケット片とを4つの接触点で接触させる構成により、外からの振動や衝撃を受けたりランプピンの抜き差しを繰り返した場合にもソケット片とランプピンとの接触状態を安定して保ち、蛍光灯管の点灯状態を良好に維持できる。
また、このような蛍光灯照明具用ソケットを拡大鏡スタンドに適用した場合には、蛍光灯照明具用ソケットを小スペースに配置できるので、拡大鏡スタンドを構成する部材の配置や大きさ,性能を制限しないで済み、さらに作業テーブル上の被観察物の移動を妨げたり、蛍光灯照明具用ソケットの影が作業テーブルの上に落ちて観察の支障になるといった不具合もなくなる。
以下、本発明の形態例を図1〜図8に基づいて説明する。
図中、図1はコネクタ付きソケットとランプピンとケーブルの分解斜視図、図2は蛍光灯照明具用ソケットの外観図を示し、図2(a)は蛍光灯照明具用ソケットの正面図、図2(b)は同じく側面図、図3は蛍光灯照明具用ソケットの断面図を示し、図3(a)は蛍光灯照明具用ソケットの断面正面図、図3(b)は同じく一部断面平面図、図3(a)は同じく断面側面図、図4はコネクタ付きソケットとランプピンとの組み付け図を示し、図4(a)はコネクタ付きソケットとランプピンとを組み付けた正面図、図4(b)は同じく側面図、図4(c)は同じく断面平面図、図5は拡大鏡スタンドの斜視図、図6は図5に示す拡大鏡スタンドの電気配線図、図7は拡大鏡ユニットの断面図、図8は図7の要部拡大図である。
図2,図3に示すごとく、蛍光灯照明具用ソケット30は、ハウジング本体31とカバー32とをねじ止めして平板状のソケットハウジング33を構成し、該ソケットハウジング33の一方の平面を担うカバー32の中央に角形のボス部33aを突設して、該ボス部33aに開口する4つの差し込み孔34のそれぞれに、環状型蛍光灯から突出するランプピン35を差し込むようにした環状型蛍光灯照明具用で、ソケットハウジング33は、差し込み孔34の中心軸CLと直交する平板状に形成されている。
ソケットハウジング33の他方の平面には脚部33b,33bが突設され、ソケットハウジング33の一側面両端にケーブルホルダ33c,33cが突設されており、脚部33b,33bの内側に形成された凹部40に、後述するリード線コネクタ41bの一部が収容され、ケーブルホルダ33c,33cに4本のケーブル36のうちの2本が保持されている。
図1,図3に示すとおり、ソケットハウジング33の内部には、4個のコネクタ付きソケット41が差し込み孔34に対応して設けられている。各コネクタ付きソケット41は、差し込み孔34の内側でランプピン35を保持するソケット部41aと、リード線36aを接続するためのリード線コネクタ41bとからなり、これらソケット部41aとリード線コネクタ41bとをバネ板を折曲して一体に形成している。
ソケット部41aは、差し込み孔34の中心軸CLを挟んで相対向し、かつ長片側を差し込み孔34aの中心軸CLに沿って配設される帯板状のソケット片41c,41cと、該ソケット片41c,41cの差し込み孔34aと反対側の端部をつなぐ連結片41dとからなっている。
ソケット片41c,41cは、中間部からやや差し込み孔側を互いに接近するようにくの字状に折曲させて直線状の屈曲縁41e,41eを形成し、該屈曲縁41e,41eから差し込み孔側の先端と反差し込み側の底部へ向けて、それぞれハの字状に拡開する形状となっている。
ソケット片41c,41cの差し込み孔側の先端は、ランプピン35の直径よりも広く拡開していて、ランプピン35をソケット片41c,41cの間へ容易に挿入できるようにしており、また屈曲縁41e,41eは、ランプピン35の直径よりも幅狭に位置していて、ソケット片41c,41c間に差し込まれたランプピン35にソケット片41c,41cの弾発力を有効に作用させるようにしている。
各ソケット片41cの外面には、角錐を縦方向に半切した形状の突部が屈曲縁41eと交差するように設けられ、この突部の形成によってソケット片41c,41cの内面に断面V字状の窪み部42,42を相対向させて、該窪み部42,42と屈曲縁41e,41eとが交わる4つの頂部を接触点P1としており、屈曲縁41e,41eの間に差し込まれたランプピン35は、これら4つの接触点P1と点接触にて弾持される。
前記リード線コネクタ41bは、連結片41dのソケット片41c,41cの間に挟まれた一方の側端部から、連結片41dと差し込み孔34の中心軸CLに沿ってクランク状に折れ曲がる脚片41fの先端に三角形のクランプ部41gを連設して構成されている。クランプ部41gの立ち上がり片には通孔43が開口しており、またクランプ部41gの先端片41hはソケット部41a側に傾斜しており、ケーブル36は通孔43を通してクランプ部41gに差し込まれ、リード線36aを先端片41hと脚片41fとのバネ力で弾持してリード線コネクタ41bに接続される。
以上のように構成されるコネクタ付きソケット41は、図3に示すとおり、ソケット部41aのソケット片41c,41cを差し込み孔34の中心軸CLに合わせて、ソケットハウジング33に収容される。リード線コネクタ41bは、その大半がソケット部41aの側部に並列に位置し、ソケット部41aの連結片41dからはみ出たクランプ部41gの先端部分を、前記した脚部33b内の凹部40に収容される。
また、クランプ部41gの先端片41hは、前述のごとくソケット部41a側に傾斜して配設されているため、リード線36aをワンタッチで容易に差し込みできるようになっており、また引き抜き方向の力が作用した場合にはリード線36aに食い込んで、クランプ部41gからの抜けを阻止するようになっている。
本形態例の蛍光灯照明具用ソケット30は、ソケット部41aのソケット片41c,41cを帯板状に形成して、その長片側を差し込み孔34の中心軸Clに沿って配設することにより、ランプピン35の差し込み長さを確保しつつ、ソケット部41aとリード線コネクタ41bとを並列に配置することによって、図2(a)に示すとおり、ソケットハウジング33がランプピン35に対して直交する薄型の平板状となり、その厚みAを、図14に示す従来のエルボ型の蛍光灯照明具用ソケット11の厚みBよりも薄く抑えることができる。
図7,図8は、上述の蛍光灯照明具用ソケット30を支柱型の拡大鏡スタンド50に適用した状態を示しており、拡大鏡スタンド50は、環状のランプシェード51に環状蛍光灯管52を収納配置し、該蛍光灯管52の内側に拡大レンズ53を配設して拡大鏡ユニット54を構成しており、蛍光灯照明具用ソケット30は、ランプシェード51と環状蛍光灯管52との間に配設されている。
図6は、拡大鏡スタンド50の電気配線を簡略して示しており、蛍光灯照明具用ソケット30は、安定器55とスイッチ56を介して電源57に接続されており、環状蛍光灯管52のランプピン35をソケット部41aに差し込むことにより環状蛍光灯管52を点灯する。
蛍光灯照明具用ソケット30のソケットハウジング33は、差し込み孔34に対して直交する方向へ薄板状に形成されていることから、ランプシェード51と環状蛍光灯管52との間で占有するスペースが少なくて済み、拡大鏡ユニット54を大型化することなく、所望のサイズの蛍光灯管52と拡大レンズ34を使用することができる。
また、蛍光灯照明具用ソケット30をランプシェード51と環状蛍光灯管52との間に配設するので、環状蛍光灯管の下側に配設した従来のもののように、作業テーブル上の被観察物の移動を妨げたり、蛍光灯照明具用ソケットの影が作業テーブルの上に落ちて観察の支障になるといった不具合はない。
さらに本形態例は、差し込み孔34からソケット部41aのソケット片41c,41cの間に差し込まれたランプピン35を、ソケット片41c,41cの4つの接触点P1が点接触にて弾持するため、拡大鏡ユニット54に振動や衝撃が作用したりランプピン35を頻繁に抜き差ししても、4つの接触点P1のうちの少なくとも3つはソケット片41c,41cの弾発力によって常時接触しているので、環状蛍光灯管52が消灯してしまうという不具合がない。
なお、本発明の蛍光灯照明具用ソケットは、ソケット部とリード線コネクタの形状を適宜変更することができる。とくにリード線コネクタは、その全体もしくは一部がソケット部と並列の位置にあって、リード線が接続できる形状であればよい。また、ソケット片の窪み部形状も適宜変更可能である。
さらに、本発明の蛍光灯照明具用ソケットは、上述の形態例に示した環状型蛍光灯管以外に、直管型や片口金型の蛍光灯管にも適用が可能である。さらに蛍光灯管以外であっても、例えば自動車の照明に用いられるピン差し込み型のバルブにも適用することができる。
また、上述の形態例では、拡大鏡ユニットを支柱と支持アームとで支持する支柱型の拡大鏡スタンドを例示したが、本発明の拡大鏡スタンドは、複数のアームをヒンジで連接したアーム型や、1本の折り曲げ可能なフレキシブルアームを用いたフレキシブルアーム型,その他の形式にも適用が可能である。
コネクタ付きソケットとランプピンとケーブルの分解斜視図である 蛍光灯照明具用ソケットの外観図である 蛍光灯照明具用ソケットの断面図である コネクタ付きソケットとランプピンとの組み付け図である 拡大鏡スタンドの斜視図である 図5に示す拡大鏡スタンドの電気配線図である 拡大鏡ユニットの断面図である 図7の要部拡大図である 従来の蛍光灯照明具用ソケットの斜視図である 従来の拡大鏡スタンドの正面図である 従来の拡大鏡スタンドの側面図である 従来の拡大鏡スタンドの正面図である 図11のXIII−XIII断面図である 従来の蛍光灯照明具用ソケットの外観図である 従来の拡大鏡スタンドの拡大鏡ユニットの断面図である
符号の説明
30 …蛍光灯照明具用ソケット
31 …ハウジング本体
32 …カバー
33 …ソケットハウジング
33a…ボス部
34 …差し込み孔
35 …ランプピン
36 …ケーブル
36a…リード線
41 …コネクタ付きソケット
41a…ソケット部
41b…リード線コネクタ
41c…ソケット片
41d…連結片
41e…屈曲縁
42 …窪み部
41g…クランプ部
41h…クランプ部41gの先端片
50 …拡大鏡スタンド
51 …ランプシェード
52 …環状蛍光灯管
53 …拡大レンズ
54 …拡大鏡ユニット
CL …差し込み孔34の中心軸
P1 …接触点

Claims (3)

  1. ソケットハウジングに、蛍光灯管から突出する複数のランプピンを差し込む差し込み孔を開設し、
    前記ソケットハウジングの内部に、前記差し込み孔の内側で前記ランプピンを支持するソケット部と、リード線を接続するためのリード線コネクタとを一体化したコネクタ付きソケットを複数配設した蛍光灯照明具用ソケットにおいて、
    前記ソケットハウジングを平板状に形成して、該ソケットハウジングの一方の平面に前記差し込み孔を配設し、
    前記ソケット部に、前記差し込み孔の中心軸を挟んで相対向し、かつ差し込み孔の中心軸に沿って長手方向に配設される一対のソケット片と、該ソケット片の前記差し込み孔と反対側の端部をつなぐ連結片とを設け、
    該連結片の前記両ソケット片に挟まれたいずれか一方の側端部に前記リード線コネクタを連設するとともに、
    該リード線コネクタとソケット部とを並列に配置した
    ことを特徴とする蛍光灯照明具用ソケット。
  2. 前記一対のソケット片を互いに接近するようにくの字状に折曲させて直線状の屈曲縁を形成し、
    両ソケット片の対向面に窪み部を形成して、該窪み部を前記屈曲縁に連続させ、
    該屈曲縁と前記窪み部とが交わる4つの頂部を前記ランプピンとの接触点とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の蛍光灯照明具用ソケット。
  3. 環状の蛍光灯管の内側に拡大鏡を配設した拡大鏡スタンドの前記蛍光灯管とこれを覆うランプシェードとの間に、前記請求項1または2に記載の蛍光灯照明具用ソケットを配設した
    ことを特徴とする拡大鏡スタンド。
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