JP2007299648A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の発電要素が互いの集電板の接続により固着連結される電池モジュールにおいて、集電板と極板との接続信頼性の高い電池モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の二次電池100は、6つの発電要素110と、6つの収容部173内にそれぞれ発電要素110を収容するケース本体部材171を備えている。各発電要素110は、自身の正極集電板111の正極連結部112を、隣り合う発電要素110の負極集電板131の負極連結部132に、隔壁172の連結孔174を通じて接続することにより、二次電池100を構成している。正極集電板111のうち、正極連結部112は、離間方向B1とは逆方向の接近方向B2への屈曲について、側方に折り曲げ部120,120が存在する正極板第1溶着部114a及び正極板隣接遠位部117より屈曲し易くなっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、電池モジュールに関する。
近年、ポータブル機器や携帯機器などの電源として、また、電気自動車やハイブリッド自動車などの電源として、様々な二次電池が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−93505号公報
特許文献1に開示されている二次電池(電池モジュール)は、正極板、負極板、及び、極性毎に分けられた2つの集電板(第1及び第2集電板)を有する極性群(発電要素)と、隔壁により分割された複数の電槽(収容部)を有するケースとを備えている。この極性群では、第1集電板は、正極板及び負極板のいずれか一方の極板に溶接され、第2集電板は、正極板及び負極板の他方の極板に溶接されている。各電槽内には、極性群が一つずつ収容され、それぞれ、単電池を構成している。
さらに、各単電池について、自身の集電板(第1集電板)の接続突部(連結部)と、各電槽の連結方向に隣り合う極性群の集電板(第2集電板)の接続突部(隣在連結部)とを、ケースの隔壁に設けた接続孔(連結孔)を通じて、接続することにより、電池モジュールを構成している。
ところで、このような二次電池には、各電槽(収容部)内に収容した各極性群(発電要素)は、隣り合う極性群(発電要素)の集電板の接続突部(連結部、隣在連結部)同士を、ケースの隔壁の接続孔(連結孔)内で互いに連結するにあたり、集電板を屈曲変形させた上で溶接等により互いに連結するものがある。この場合、各集電板の中には自身の接続突部(連結部)が、隣り合う極性群(発電要素)の集電板の接続突部(隣在連結部)と離間する離間方向に、弾性力が残留した状態で連結されたものが存在することがある。
この場合、弾性力が残留している集電板と、極板との溶接部位のうち、最も連結部に近い溶接部位あるいはその近くに応力集中が生じ、この溶接部位が破断して、この部分で集電板と極板とが離れ、両者の導通抵抗が上がってしまう虞があった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、複数の発電要素が互いの集電板の接続により固着連結される電池モジュールにおいて、集電板と極板との接続信頼性の高い電池モジュールを提供することを目的とする。
その解決手段は、正極板、負極板、上記正極板及び上記負極板のうちいずれか一方の極板を溶接してなる第1集電板、及び、上記正極板及び上記負極板のうち他方の極板を溶接してなる第2集電板、を有する複数の発電要素と、上記複数の発電要素を収容するケースであって、上記ケース内に複数の収容部を構成する少なくとも1つの隔壁を有し、複数の上記収容部にそれぞれ上記発電要素を収容してなるケースと、を備える電池モジュールであって、上記発電要素は、上記隔壁に設けられた連結孔を通じて、自身の上記第1集電板の連結部を、隣り合う上記発電要素についての上記第1集電板及び上記第2集電板のいずれかの隣在連結部に、この隣在連結部と離間する離間方向の弾性力を上記自身の第1集電板に残留させた状態で、固着連結してなり、上記第1集電板は、上記一方の極板に1または複数の極板溶着部で溶接されてなり、上記極板溶着部のうち上記連結部に最も近いものを連結側極板溶着部とし、上記連結側極板溶着部と上記連結部との間の部位を連結側部とし、上記連結側極板溶着部よりも上記連結部から遠ざかる遠位部のうち、上記連結側極板溶着部に隣接する部位を隣接遠位部としたとき、上記連結側部は、上記離間方向とは逆方向への屈曲について、上記連結側極板溶着部及び上記隣接遠位部より屈曲し易くされてなる電池モジュールである。
本発明の電池モジュールでは、第1集電板は、正極板及び負極板のうち一方の極板に極板溶着部で溶接され、その連結部を隣り合う発電要素の隣在連結部に、これと離間する離間方向の弾性力を自身に残留させた状態で固着連結している。
また、この第1集電板は、1または複数の極板と極板溶着部で溶接されてなる。しかし、連結部に最も近くにある連結側極板溶着部と、これと連結部との間に位置する連結側部と、連結側極板溶着部に隣接する隣接遠位部の関係について見ると、連結側部は、離間方向とは逆方向への屈曲について、連結側極板溶着部及び隣接遠位部より屈曲し易くされている。
したがって、第1集電板に離間方向の弾性力が残留していても、第1集電板のうち、連結側部が、他よりも屈曲して、残留している弾性力を緩和し、連結側極板溶着部に、第1集電板に残留する弾性力によって生じる応力(反力)の集中を抑制できる。
これにより、連結側極板溶着部における亀裂や破断、これに伴う第1集電板と極板との導通抵抗の上昇を防止し、第1集電板と極板との接続信頼性の高い電池モジュールとすることができる。
さらに、上述の電池モジュールであって、前記第1集電板は、前記連結側極板溶着部及び前記隣接遠位部の、前記離間方向とは逆方向への屈曲を抑制する屈曲抑制部、及び、前記連結側部に、この連結側部における上記離間方向とは逆方向への屈曲を容易にする屈曲容易化部、の少なくともいずれかを有する電池モジュールとすると良い。
本発明の電池モジュールでは、第1集電板は、その連結側極板溶着部及び隣接遠位部の、離間方向とは逆方向への屈曲を抑制する屈曲抑制部、及び、その連結側部に屈曲容易化部、の少なくともいずれかを有する。
したがって、第1集電板に離間方向の弾性力が残留していても、連結側部が大きく屈曲して残留する弾性力を緩和し、連結側極板溶着部及び隣接遠位部での屈曲を適切に抑制する。このため、連結側極板溶着部に応力(反力)が集中するのを適切に防止できる。
さらには、請求項2に記載の電池モジュールであって、前記連結側極板溶着部及び前記隣接遠位部は、前記離間方向を厚み方向とする板状であり、前記屈曲抑制部は、上記連結側極板溶着部及び上記隣接遠位部から折れ曲ってこの連結側極板溶着部及び隣接遠位部の厚み方向に延びる板状の折り曲げ部である電池モジュールとすると良い。
本発明の電池モジュールでは、第1集電板のうち連結側極板溶着部及び隣接遠位部は、離間方向を厚み方向とする板状であるため、第1集電板に離間方向の弾性力が残っていると、屈曲し易い。
しかしながら、本発明の電池モジュールでは、さらに、連結側極板溶着部及び隣接遠位部に、屈曲抑制部である折り曲げ部を備えているため、この折り曲げ部の存在により、連結側極板溶着部及び隣接遠位部が板状部の厚み方向への屈曲変形するのを効果的に抑制することができる。
また、折り曲げ部は、連結側極板溶着部及び隣接遠位部に隣接する板状の部分を折り曲げて形成すれば良く、形成容易で安価にできる利点もある。
あるいは、請求項2または請求項3に記載の電池モジュールであって、前記連結側極板溶着部及び前記隣接遠位部は、前記離間方向を厚み方向とする板状であり、前記屈曲抑制部は、上記連結側極板溶着部及び上記隣接遠位部の少なくともいずれかに形成され、前記連結部と上記連結側極板溶着部とを結ぶ方向に直交する断面が、上記厚み方向に凹凸を有する凹凸部位である電池モジュールとすると良い。
本発明の電池モジュールでは、第1集電板のうち、連結側極板溶着部及び隣接遠位部は、離間方向を厚み方向とする板状であるため、この第1集電板に離間方向の弾性力が残留していると、この方向に屈曲し易い。しかし、本発明の電池モジュールでは、屈曲抑制部として、この連結側極板溶着部及び隣接遠位部に、連結部と連結側極板溶着部とを結ぶ方向に直交する断面が厚み方向に凹凸を有する凹凸部位を有している。したがって、第1集電板に離間方向の弾性力が残留していても、この凹凸部位の存在によって、連結側極板溶着部及び隣接遠位部は屈曲し難くできる。
なお、凹凸部位としては、例えば、プレスにより、連結部と連結側極板溶着部とを結ぶ方向に延び、この方向と直交する方向に断続的に複数形成され、板状部の厚み方向に突起状に形成された部位が挙げられる。また、連結部と連結側極板溶着部とを結ぶ方向に延び、この方向と直交する方向に複数形成され、板厚方向を振幅方向とした正弦波形状に形成された部位等も挙げられる。
あるいは、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の電池モジュールであって、前記屈曲容易化部は、前記連結側部のうち、前記連結部と前記連結側極板溶着部とを結ぶ方向に直交する断面の断面積を、他の部分よりも小さくしてなる小断面部である電池モジュールとすると良い。
本発明の電池モジュールでは、連結側部に、屈曲容易化部として、連結部と連結側極板溶着部とを結ぶ方向に直交する断面の断面積を、他の部分よりも小さくしてなる小断面部を有している。この小断面部は、連結部と連結側極板溶着部とを結ぶ方向に直交する断面の断面積が他の部分よりも小さいため、第1集電板に離間方向の弾性力が残留していると、この小断面部で屈曲し易い。
これにより、第1集電板に、離間方向の弾性力を残留していても、小断面部で大きく屈曲して弾性力を緩和するので、連結側極板溶着部に、応力(反力)が集中するのを効果的に防止できる。
なお、小断面部としては、例えば、連結側部のうち切り欠きや穴あけにより実質的な幅方向寸法を他より小さくした部位が挙げられる。また、連結側部のうちプレスや切削等により板厚を他の部位より薄くした部位も挙げられる。
次に、本発明の実施形態(実施例1,2,3,4)について、図面を参照しつつ説明する。
本実施例に係る二次電池100(電池モジュールと呼称する場合がある。)は、電気自動車、ハイブリットカー用の駆動電源として用いることができるニッケル・水素二次電池である。この二次電池100は、6つの発電要素110と、これらを収容するケース本体部材171及び蓋部材176からなる電池ケース170と、を備えている(図1及び図2参照)。さらに、各発電要素110は、正極板161及び負極板162をそれぞれ複数有する電極積層体160と、これらの各正極板161に接合された正極集電板111と、各負極板162に接合された負極集電板131とを有している。また、ケース本体部材171は、直方体形状であり、内部空間は隔壁172により分割されて6つの収容部173をなしている。各発電要素110は、ケース本体部材171の各収容部173内に電解液と共に収容され、単電池を構成している。
各発電要素110は、後に詳述するように、隣り合う発電要素110において、一方側の発電要素110の負極集電板131に有する負極連結部132と、他方側の発電要素110の正極集電板111に有する正極連結部112とを、隔壁172に設けられた連結孔174を通じて接続することにより、二次電池100を構成している。
なお、本実施例では、隣り合う発電要素110,110同士の連結にあたり、ケース本体部材171の連結孔174内において、正極集電板111の正極連結部112と、負極集電板131の負極連結部132とが互いに離間する方向(図2中、左右方向)を、離間方向とする。また、二次電池100が本発明の電池モジュールに対応し、ケース本体部材171がケースに対応する。
二次電池100のうち、発電要素110について図1〜図5を参照しつつ説明する。
発電要素110は、前述したように、電極積層体160、正極集電板111及び負極集電板131から構成されている(図3参照)。このうち、電極積層体160は、正極板161、負極板162及び袋状のセパレータ163を、それぞれ多数有している。この電極積層体160では、正極板161は袋状のセパレータ163内に挿入されており、図3に示すように、セパレータ163内に挿入された正極板161と、負極板162とが交互に積層されている。
後に詳述するように、各正極板161は、その一端部(図3において左端部)に位置するリード部161Lにおいて、溶接により正極集電板111と接合され、電気的に導通している。同様に、各負極板162は、その他端部(図3において右端部)に位置するリード部162Lにおいて、溶接により負極集電板131と接合され、電気的に導通している。
正極板161としては、例えば、発泡ニッケルなどの活物質支持体に水酸化ニッケルを含む活物質を担持させた電極板を用いることができる。また、負極板162としては、例えば、水素吸蔵合金を負極構成材として含む電極板を用いることができる。セパレータ153としては、例えば、親水化処理された合成繊維からなる不織布を用いることができる。
正極板161に接合した正極集電板111は、Ni板やNiメッキ鋼板等の金属板からなり、図4に示すように、正極連結部112、正極連結側部115、及び板状の正極板状部113を有する部材である。このうちの正極板状部113は、多数の正極板161のリード部161Lに接合される正極板溶着部114を有する。さらに、正極板状部113の板幅方向(図4(a)の左右方向)の両縁には、これに沿って折り曲げ部120が設けられている。正極集電板111のうち、正極連結部112は、基端側(図4中、上方)に位置し、正極連結部112の中央部をなす正極接続面112aが丸くドーム状に膨らんだ形態となっている。この正極連結部112は、後述する負極集電板131の負極連結部132と接続する部分である。正極集電板111では、この正極連結部112と後述する正極板溶着部114のうちの正極板第1溶着部114aとの間の部位が正極連結側部115である。
本実施例では、正極集電板111が本発明の第1集電板に対応し、正極連結部112が連結部に対応する。
正極板状部113は、前述したように、正極連結部112の正極接続面112aとは反対側の面に設けた5箇所の正極板溶着部114(114a〜114e)を有する。正極板溶着部114(114a〜114e)は、正極板状部113の板幅方向のほぼ全幅にわたって設けられており、前述したように、電極積層体160のうち、多数の正極板161のリード部161Lに、電子ビーム溶接によって接合される部分となっている(図3参照)。本実施例では、5箇所の正極板溶着部114のうち、正極連結部112に最も近くに位置するものを正極板第1溶着部114aとする。また、正極連結部112から遠ざかる側に向けて順に、正極板第2溶着部114b、正極板第3溶着部114c、正極板第4溶着部114d及び、最も先端側に位置する正極板第5溶着部114eとする。5つの正極板溶着部114a〜114eは、所定間隔で離間した状態で配置されている。
なお、正極板溶着部114が本発明の極板溶着部に対応し、正極板第1溶着部114aが連結側極板溶着部に対応する。
また、正極板状部113の板幅方向の両縁には、図4に示すように、正極板状部113から折れ曲がって正極板状部113の厚み方向に沿って延びる板状の折り曲げ部120,120が設けられている。これらの折り曲げ部120は、正極板状部113のうち、正極板第1溶着部114aから正極板第5溶着部114eが含まれる範囲に形成されている。
したがって、この折り曲げ部120,120は、正極集電板111のうち正極板第1溶着部114aよりも正極連結部112から遠ざかる部位である正極板遠位部116のうち、正極板第1溶着部114aに隣接する部位である正極板隣接遠位部117にも設けられている。したがって、折り曲げ部120,120は、正極板第1溶着部114a及び正極板隣接遠位部117の、その板厚方向(図4(b)中、左右方向)への屈曲を抑制している。本実施例では、折り曲げ部120,120が本発明の屈曲抑制部に対応する。
また、正極連結側部115が本発明の連結側部に対応し、正極板隣接遠位部117が隣接遠位部に対応する。本実施例に係る図4では、正極板隣接遠位部117を、説明の便宜上、例えば、正極板状部113のうち、正極板第1溶着部114aと正極板第2溶着部114bとの間に位置する部位として示した。
一方、負極板162に接合した負極集電板131は、正極集電板111とは導通する極性だけが異なるだけで、正極集電板111と実質的には同じ材質、形状の集電板である。したがって、この負極集電板131も、正極集電板111と同様に、負極連結部132、負極連結側部135、及び負極板状部133を含む負極板遠位部136を有する。このうち、負極板遠位部136のうちの負極板状部133は、多数の負極板162のリード部162Lに接合される負極板溶着部134(134a〜134e)と、負極板状部133の板幅方向(図4(a)中、左右方向)の両縁に設けられた折り曲げ部140,140とを有する。また、負極連結部132は、負極集電板131のうち基端側(図4中、上方)に位置し、負極連結部132の中央部をなす負極接続面132aが丸くドーム状に膨らんだ形態となっている。この負極連結部132は、正極集電板111の正極連結部112と接続する部分である。負極集電板131では、負極連結部132と後述する負極板溶着部134のうちの負極板第1溶着部134aとの間の部位が負極連結側部135である。
本実施例では、負極集電板131が本発明の第2集電板に対応する。なお、正極集電板111を本発明の第2集電板に対応させ、負極集電板131を第1集電板に対応させても良い。
負極板状部133は、負極連結部132の負極接続面132aとは反対側の面に設けた5箇所の負極板溶着部134(134a〜134e)を有する。負極板溶着部134(134a〜134e)は、負極板状部133の板幅方向のほぼ全幅にわたって設けられており、前述したように、電極積層体160のうち、多数の負極板162のリード部162Lに、電子ビーム溶接によって接合される部分となっている(図3参照)。5箇所の負極板溶着部134のうち、負極連結部132に最も近くに位置するものを負極板第1溶着部134aとする。また、負極連結部132から遠ざかる側に向けて順に、負極板第2溶着部134b、負極板第3溶着部134c、負極板第4溶着部134d及び、最も先端側に位置する負極板第5溶着部134eとする。5つの負極板溶着部134a〜134eは、所定間隔で離間した状態で配置されている。
また、負極板状部133の板幅方向の両縁には、図4に示すように、負極板状部133から折れ曲がって負極板状部133の厚み方向に沿って延びる板状の折り曲げ部140,140が設けられている。これらの折り曲げ部140は、負極板状部133のうち、負極板第1溶着部134aから負極板第5溶着部134eが含まれる範囲に形成されている。
したがって、この折り曲げ部140,140は、負極集電板131のうちの負極板第1溶着部134aよりも負極連結部132から遠ざかる負極板遠位部136のうち、負極板第1溶着部134aに隣接する部位である負極板隣接遠位部137にも設けられている。したがって、折り曲げ部140,140は、負極板第1溶着部134a及び負極板隣接遠位部137の、板厚方向(図4(b)中、左右方向)の屈曲を抑制している。
なお、本実施例に係る図4では、負極板隣接遠位部137を、説明の便宜上、例えば、負極板状部133のうち、負極板第1溶着部134aと負極板第2溶着部134bとの間に位置する部位として示した。
次いで、二次電池100のうち、電池ケース170について図1及び図2を参照して説明する。
この電池ケース170は、前述したように、ケース本体部材171及び蓋部材176からなる。ケース本体部材171は、樹脂の一体成形によって直方体形状に形成されており、挿入側(図1中、上方)を開口175させ、ケース本体部材171の内部に、5つの隔壁172により分割された6つの収容部173を有している(図1及び図2参照)。これらの収容部173は、それぞれ、発電要素110(図2参照)を収容可能な大きさとなっている。ケース本体部材171には、図2に示すように、それぞれの隔壁172の挿入側(図2中、上方)に、互いに隣り合う収容部173,173を連通する連結孔174が設けられている。この連結孔174は、正極集電板111の正極連結部112と負極集電板131の負極連結部132とがそれぞれ挿入可能な径となっている。
ケース本体部材171の開口175を閉塞する蓋部材176は、樹脂からなり、矩形の板状部材である。この蓋部材176には、5つの注液口177、安全弁181及び温度センサ装着孔182が設けられている。注液口177は、電解液(図示しない)を収容部173内に注入する部位であり、電解液の注入後、注液蓋183で液密に閉塞される。なお、電解液としては、例えば、KOHを含む比重1.2〜1.4のアルカリ水溶液を用いることができる。安全弁181は、電池ケース170の内圧が所定値を超えた場合に作動し、内部の気体(水素ガス等)を外部に排出し、内部上昇を抑制する。温度センサ装着孔182には、図示しない温度センサを挿入することができ、電池の温度検知することが可能とされている。
次に、本実施例の発電要素110の製造方法について説明する。
まず、製造した正極板161及び負極板162を十分に乾燥させた後、正極板161をセパレータ163内に挿入し、セパレータ163内に挿入した正極板161と負極板162とを交互に積層させて電極積層体160を形成する(図3参照)。各正極板161及び各負極板162の積層では、各正極板161のリード部161Lをすべて電極積層体160の一方側(図3中、左側)に位置決めされた状態で配置する。同様に、各負極板162のリード部162Lをすべて電極積層体160の他方側(図3中、右側)に位置決めされた状態で配置する。積層された正極板161と負極板162とが位置ズレしないように、電極積層体160を治具(図示しない)により一時的に固定した状態にして、正極集電板111の正極板状部113の正極板溶着部114(114a〜114e)を、各正極板161の各リード部161Lに当接させる。同様に、負極集電板131の負極板状部133の負極板溶着部134(134a〜134e)を、各負極板162の各リード部162Lに当接させる。そして、治具(図示しない)により正極集電板111及び負極集電板131を電極積層体160に一時的に固定させておく。
次いで、正極集電板111及び負極集電板131に交番磁界をそれぞれ印加して脱磁する。正極集電板111と各正極板161との溶接では、真空中で、正極集電板111の正極板溶着部114を各正極板161の各リード部161Lに向けて加圧したまま、正極板溶着部114(114a〜114e)とその反対側の部位に電子ビームを照射する。これにより、正極集電板111と各正極板161とが、正極板溶着部114で互いに溶融して接合する。同様に、負極集電板131と各負極板162との溶接では、真空中で、負極集電板131の負極板溶着部134(134a〜134e)を各負極板162の各リード部162Lに向けて加圧したまま、負極板溶着部134とその反対側の部位に電子ビームを照射する。これにより、負極集電板131と各負極板162とが、負極板溶着部134で互いに溶融して接合する。
かくして、発電要素110は、その一方側に正極集電板111を、他方側に負極集電板131を具備した単電池として形成される。この発電要素110は、収容部173内への収容時には、正極集電板111の正極連結部112及び負極集電板131の負極連結部132がケース本体部材171の各隔壁172と干渉しないようになっている。具体的には、正極集電板111及び正極板状部113がほぼ平板形状、つまり正極連結部112及び負極連結部132で屈曲していない形状になっている。
なお、正極集電板111及び負極集電板131に脱磁をすることで、溶接前に、正極集電板111及び負極集電板131に帯びた磁気を除去し、磁気による電子ビームへの悪影響を防止している。
次に、本実施例の二次電池100の製造方法、特に、各発電要素110のうち、互いに隣り合う発電要素110A及び発電要素110Bにおける、一方側の発電要素110Aの負極集電板131Aと、発電要素110Bの正極集電板111Bとの接続について、図2及び図5を用いて説明する。なお、図5は、図2のE部の拡大図であり、隣り合う発電要素110A,110B同士の接続を説明するための説明図である。
本実施例では、各発電要素110について、図2において、正極集電板111を左方に、負極集電板131を右方に配置して、6つの発電要素110を、それぞれ、ケース本体部材171の開口175から各収容部173内に収容する。
さらに、図2に示すように、最も左端の発電要素110を除き、各発電要素110について、その正極集電板111の正極連結側部115を、その正極連結部112がケース本体部材171の隔壁172の連結孔174内に挿入されるように、屈曲変形させる。具体的には、正極連結側部115を屈曲変形させる。また、各発電要素110について、その負極集電板131の負極連結側部135を、その負極連結部132がケース本体部材171の隔壁172の連結孔174内に挿入されるように、屈曲変形させる。具体的には、負極連結側部135を屈曲変形させる。
したがって、図5において、発電要素110Aについて、負極集電板131Aの負極連結側部135Aを、その負極連結部132Aが隔壁172Cの連結孔174C内に挿入されるように、発電要素110Bに近づく方向である接近方向A2(図5において右方)へ屈曲変形させる。
また、この発電要素110Bについて、その正極集電板111Bの正極連結側部115Bを、その正極連結部112Bがケース本体部材171の隔壁172Cの連結孔174C内に挿入されるように、発電要素110Aに近づく方向である接近方向B2(図5において左方)へ屈曲変形させる。
さらに、隔壁172Cの連結孔174C内で、正極連結部112Bの正極接続面112Baと、負極連結部132Aの負極接続面132Aaとを突き合わせる(図4及び図5参照)。次いで、この正極接続面112Aaと負極接続面132Baとが突き合わさった部位を、抵抗溶接により、溶接部位150として接合する。これにより、発電要素110Bの正極集電板111Bと発電要素110Aの負極集電板131Aとは、隔壁172Cの連結孔174C内を通じて固着連結される(図5参照)。他の発電要素110,110同士についても同様とする。かくして、6つの各発電要素110(単電池)が直列に接続される。
但し、図2中、左端に配置した発電要素110については、その正極集電板111の正極連結部112を、外部の正極端子191に接続する。また、他方端(図2において図示しない)に配置した発電要素110については、その負極集電板131の負極連結部132を、外部の負極端子に接続する。
次いで、ケース本体部材171の開口175を蓋部材176で液密に閉塞する(図1参照)。そして、各注液口183から各収容部173内に所定量の電解液を注入し、注液口183を注液蓋184で閉塞する。このようにして、図1に示す二次電池100を得ることができる。
ところで、前述したように、従来の二次電池には、各電槽(収容部)内に収容した各極性群(発電要素)は、隣り合う極性群(発電要素)の集電板の接続突部(連結部、隣在連結部)同士を、ケースの隔壁の接続孔(連結孔)内で互いに連結するにあたり、集電板を屈曲変形させた上で溶接等により互いに連結するものがある。この場合、各集電板の中には自身の接続突部(連結部)が、隣り合う極性群(発電要素)の集電板の接続突部(隣在連結部)と離間する離間方向に、弾性力が残留した状態で連結されたものが存在することがある。
この場合、弾性力が残留している集電板と、極板との溶接部位のうち、最も連結部に近い溶接部位あるいはその近くに応力集中が生じ、この溶接部位が破断して、この部分で集電板と極板とが離れ、両者の導通抵抗が上がってしまう虞があった。
この点について、本実施例の二次電池100を考察する。なお、以降では、発電要素110Aと発電要素110Bとの連結で代表させて考察する。隣り合う発電要素110,110同士の連結では、発電要素110Bに備える正極集電板111Bの正極連結部112Bと、発電要素110Aに備える負極集電板131Aの負極連結部132Aとが、ケース本体部材171の隔壁172Cの連結孔174内で互いに連結している。このようにするため、正極集電板111B及び負極集電板131Aを、それぞれ接近方向B2,A2に屈曲変形させている。このため、正極集電板111B、負極集電板131Aには、それぞれ、接近方向B2,A2とは逆方向の離間方向B1,A1の弾性力が残留された状態となることがある。
ところで、正極集電板111(111B)は、5箇所の極板溶着部114で複数の正極板161と溶接されている。この正極集電板111のうち正極板第1溶着部114a及び正極隣接遠位部117は、正極板状部113に含まれている。この正極板状部113は、その厚み方向が離間方向B1となるため、上述のように、正極集電板111(111B)に離間方向B1の弾性力が残っていると、この正極板状部113のみでは屈曲変形し、正極板第1溶着部114aに応力集中し易い。
しかしながら、本実施例に係る二次電池100では、正極板第1溶着部114a及び正極板隣接遠位部117の屈曲を抑制する折り曲げ部120,120が設けられている。
ここで、正極板第1溶着部114aと、正極連結部112との間に位置する正極連結側部115(115B)と、正極板第1溶着部114a及び正極板隣接遠位部117の屈曲し易さを比べる。すると、正極連結側部115(115B)は、離間方向B1とは逆方向の接近方向B2への屈曲について、側方に折り曲げ部120,120が存在する正極板第1溶着部114a及び正極板隣接遠位部117より屈曲し易い。
したがって、正極集電板111Bに離間方向B1の弾性力が残留していると、正極連結側部115Bが接近方向B2に大きく屈曲して残留する弾性力を緩和する一方、正極板第1溶着部114a及び正極板隣接遠位部117が接近方向B2に屈曲するのは抑制される。このため、正極集電板111Bに残留する弾性力によって正極板第1溶着部114aに応力(反力)が集中するのを適切に防止できる。
これにより、正極集電板111Bについて、正極板第1溶着部114aにおける亀裂や破断、これに伴う正極集電板111Bと各正極板161との導通抵抗の上昇を防止することができる。なお、本実施例では、他の正極集電板111についても同様である。かくして、正極集電板111と各正極板161との接続信頼性の高い二次電池100とすることができる。
同様に、発電要素110Aにおける負極集電板131Aも、5箇所の極板溶着部134で複数の負極板162と溶接されている。この負極集電板131(131A)についても、負極板第1溶着部134a及び負極隣接遠位部137の屈曲を抑制する折り曲げ部140,140が設けられている。
このため、正極集電板111(111B)と同様に、負極板第1溶着部134aと、負極連結部132との間に位置する負極連結側部135(135A)と、負極板第1溶着部134a及び負極板隣接遠位部137の屈曲し易さを比べると、負極連結側部135(135A)は、離間方向A1とは逆方向の接近方向A2への屈曲について、側方に折り曲げ部140,140が存在する負極板第1溶着部134a及び負極板隣接遠位部137より屈曲し易い。
したがって、負極集電板131Aに離間方向A1の弾性力が残留していると、負極連結側部135Aが接近方向A2に大きく屈曲して残留する弾性力を緩和する一方、負極板第1溶着部134a及び負極板隣接遠位部137が接近方向A2に屈曲するのは抑制される。このため、負極集電板131Aに残留する弾性力によって負極板第1溶着部134aに応力(反力)が集中するのを適切に防止できる。
これにより、負極集電板131Aについても、負極板第1溶着部134aにおける亀裂や破断、これに伴う負極集電板131Aと各負極板162との導通抵抗の上昇を防止することができる。本実施例では、他の負極集電板131についても同様である。かくして、負極集電板131と各負極板162との接続信頼性の高い二次電池100とすることができる。
また、折り曲げ部120(折り曲げ部140)は、正極板状部113(負極板状部133)の板幅方向の両縁に位置する板状の部分をそれぞれ折り曲げて形成すれば良く、形成容易で安価にできる利点もある。
(実施例2)
次いで、実施例2について、図6を用いて説明する。
本実施例に係る発電要素210は、前述の実施例1に係る発電要素110とは、これに用いる第1集電板及び第2集電板の構成のみが異なり、それ以外の部分は同様である。したがって、実施例1と同様な部分の説明は、省略あるいは簡素化し、異なる部分を中心に説明することとする。
本実施例に係る発電要素210のうち、正極集電板211は、正極連結部212、正極連結側部215、及び正極板状部213を含む正極板遠位部216を有し、この正極板状部213に正極板溶着部214を有する。また、負極集電板231は、負極連結部232、負極連結側部235、及び負極板状部233を含む負極板遠位部236を有し、この負極板状部233に負極板溶着部234を有する。正極集電板211は、その正極板状部213に正極板溶着部214を5箇所有する。負極集電板231も、その負極板状部233に負極板溶着部234を5箇所有する。
本実施例に係る正極集電板211及び負極集電板231は、折り曲げ部120,140を有さない点、及び、正極板状部213の一部に、ビード220を含む強化正極板状部213Bを有し、また負極板状部233の一部に、ビード240を含む強化負極板状部233Bを有している点で、実施例1と異なる。
本実施例の正極集電板211では、正極板状部213のうち、正極板第1溶着部214aと正極板第2溶着部214bとの間、及び、正極板第2溶着部214bと正極板第3溶着部214cとの間に位置する部位が、ビード220を含む強化正極板状部213Bとされている。この強化正極板状部213Bには、ビード220を含んでいる。このビード220は、図6(c)に示すように、正極連結部212と正極板第1溶着部214aとを結ぶ方向に延び、強化正極板状部213Bの板幅方向(図6中左右方向)に凹凸が連絡する形態にされている。このビード220は、ビーディング加工により、正極板状部を突起させてなる。なお、強化正極板状部213Bが本発明の凹凸部位に対応する。
なお、本実施例に係る図6では、正極板隣接遠位部217を、説明の便宜上、例えば、正極板状部213のうち、正極板第1溶着部214aと正極板第2溶着部214bとの間に位置する部位として示した。
本実施例の二次電池200では、実施例1における正極集電板111と同様にして正極集電板211を用いる。したがって、この二次電池200(電池モジュール)でも正極集電板211に離間方向の弾性力が残る場合がある。
ここで、正極板第1溶着部214aと、正極連結部212との間に位置する正極連結側部215(215B)と、正極板第1溶着部214a及び正極板隣接遠位部217の屈曲のし易さを比べる。すると、実施例1と同様、正極連結側部215は、離間方向(図5におけるB1)とは逆方向の接近方向(図5におけるB2)への屈曲について、ビード220を有した強化正極板状部213Bが存在する正極板第1溶着部114a及び正極板隣接遠位部117より屈曲し易い。
したがって、正極集電板211に離間方向(B1)の弾性力が残留していると、正極連結側部215が接近方向(B2)に大きく屈曲して残留する弾性力を緩和する一方、正極板第1溶着部214a及び正極板隣接遠位部217が接近方向(B2)に屈曲するのは抑制される。このため、正極集電板211に残留する弾性力によって正極板第1溶着部214aに応力(反力)が集中するのを適切に防止できる。
また、負極集電板231は、正極集電板211とは導通する極性だけが異なるだけで、正極集電板211と実質的には同じ材質、形状の集電板である。したがって、負極集電板231も、図6に示すように、負極板状部233の一部にビード240を設けた強化負極板状部233Bを有する。
したがって、二次電池200において負極集電板231に離間方向の弾性力が残留していると、負極連結側部235が接近方向(図5におけるA2)に大きく屈曲して残留する弾性力を緩和する一方、強化負極板状部233Bが負極板第1溶着部214a及び負極板隣接遠位部237での屈曲を確実に抑制する。このため、負極集電板231に残留する弾性力によって負極板第1溶着部234aに応力(反力)が集中するのを適切に防止できる。
(実施例3)
次いで、実施例3について、図7及び図8を用いて説明する。
本実施例に係る発電要素310は、前述の実施例1に係る発電要素110とは、これに用いる第1集電板及び第2集電板の構成のみが異なり、それ以外の部分は同様である。したがって、実施例1と同様な部分の説明は、省略あるいは簡素化し、異なる部分を中心に説明することとする。
本実施例に係る発電要素310のうち、正極集電板311は、正極連結部312、正極連結側部315、及び正極板状部313を含む正極板遠位部316を有し、この正極板状部313に正極板溶着部314を有する。また、負極集電板331は、負極連結部332、負極連結側部335、及び負極板状部333を含む負極板遠位部336を有し、この負極板状部333に負極板溶着部334を有する。正極集電板311は、その正極板状部313に正極板溶着部314を5箇所有する。負極集電板331も、その負極板状部333に負極板溶着部334を5箇所有する。
本実施例に係る正極集電板311及び負極集電板331は、実施例1と同様の折り曲げ部320,340に加え、正極屈曲容易部360を正極連結側部315に有し、また負極屈曲容易部380を負極連結側部335に有している点で、実施例1と異なる。
すなわち、本実施例に係る正極集電板311は、図7に示すように、正極板状部313の板幅方向(図7の左右方向)の両縁に折り曲げ部320,320を有する。さらに、正極連結側部315の両縁側である正極板縁319,319に4つの切欠き362を有する。
折り曲げ部320,320は、正極板状部313の板幅方向の両縁で、正極板状部313から折れ曲がって正極板状部313の厚み方向に沿って延びる板状の形態となっている。この折り曲げ部320,320は、正極板状部313のうち、正極板第1溶着部314aから正極板第5溶着部314eに至る範囲に対応して設けられている。
したがって、折り曲げ部320,320は、正極板遠位部316のうち、正極板第1溶着部314aに隣接する部位である正極板隣接遠位部317の両縁にも設けられており、正極板第1溶着部314a及び正極板隣接遠位部317が、板厚方向に屈曲するのを抑制する。
さらに、上述したように、正極集電板311は、正極連結側部315に4つの切欠き362を有する。これらの切欠き362は、4つとも、正極板縁319,319から正極連結側部315の内側に向けて延びており、片側の正極板縁319に各2つ、両側の正極板縁319,319の各切欠き362が互いに対向した2列状の配置形態とされている。
これにより、正極連結側部315のうち、対向する切欠き362,362の間は、正極連結側部315のうち、正極連結部312と正極板第1溶着部314aとを結ぶ方向(図7中、上下方向)に直交する断面の断面積を、他の部分よりも小さくしてなる小断面部361とされている。
つまり、この小断面部361,361の断面積は、対向する切欠き362,362により切り欠かれた肉の分だけ、切欠き362を形成しない部分の断面積よりも小さくなる。このため、正極連結側部315のうちの小断面部361,361は、この正極連結側部315の板厚方向への屈曲を容易にする正極板屈曲容易化部360となっている。
本実施例に係る二次電池300(電池モジュール)でも、実施例1の発電要素110(110A,110B)と同様にして正極集電板311を用いる。したがって、この二次電池300でも正極集電板311に離間方向の弾性力が残る場合がある。
しかしながら、本実施例に係る発電要素310では、正極集電板311のうち、正極板第1溶着部314a及び正極隣接遠位部317の屈曲を抑制する折り曲げ部320,320が設けられている。その上、正極連結側部315に、正極板屈曲容易化部360である小断面部361,361が設けられている。
したがって、正極集電板311(311B)に離間方向(B1)の弾性力が残留していると、小断面部361の存在により、正極集電板311のうち、正極連結側部315が接近方向(B2)に大きく屈曲して残留する弾性力を緩和する。その一方、折り曲げ部320の存在により、正極板第1溶着部314a及び正極板隣接遠位部317での屈曲が確実に抑制される。このため、正極集電板311に残留する弾性力によって正極板第1溶着部314aに応力(反力)が集中するのを適切に防止できる。
また、負極集電板331についても、正極集電板311とは導通する極性だけが異なるだけで、正極集電板311と実質的には同じ材質、形状の集電板である。したがって、負極集電板331についても、正極集電板311と同じ作用及び効果を奏する。
したがって、正極板第1溶着部314aにおける亀裂や破断、これに伴う正極集電板311と正極板161との導通抵抗の上昇を防止し、正極集電板311と正極板161との接続信頼性の高い二次電池300とすることができる(図8参照)。また、負極板第1溶着部334aにおける亀裂や破断、これに伴う負極集電板331と負極板162との導通抵抗の上昇を防止し、負極集電板331と負極板162との接続信頼性の高い二次電池300とすることができる。
(実施例4)
次いで、実施例4について、図9を用いて説明する。
本実施例に係る発電要素410は、前述の実施例3に係る発電要素310とは、これに用いる第1集電板及び第2集電板の屈曲容易部の構成のみが異なり、それ以外の部分は同様である。したがって、実施例1,3と同様な部分の説明は、省略あるいは簡素化し、異なる部分を中心に説明することとする。
本実施例に係る発電要素410のうち、正極集電板411は、正極連結部412、正極連結側部415、及び正極板状部413を含む正極板遠位部416を有し、この正極板状部413に正極板溶着部414を有する。負極集電板431は、負極連結部432、負極連結側部435、及び負極板状部433を含む負極板遠位部436を有し、この負極板状部433に負極板溶着部434を有する。正極集電板411は、その正極板状部413に正極板溶着部414を5箇所有する。また、負極集電板431も、その負極板状部433に負極板溶着部434を5箇所有する。
本実施例に係る正極集電板411及び負極集電板431は、正極屈曲容易部460である小断面部461を薄肉部位462で実現している点、及び、負極屈曲容易部480である小断面部481を薄肉部482で実現している点で、実施例3と異なる。
すなわち、本実施例4に係る正極集電板411は、図9に示すように、正極板状部413の板幅方向(図9の左右方向)の両縁に折り曲げ部420,420を有する。さらに、正極連結側部415の両側縁である正極板縁419,419に4箇所の薄肉部位462を有する。
折り曲げ部420,420は、正極板状部413の板幅方向の両縁で、正極板状部413から折れ曲がって正極板状部413の厚み方向に沿って延びる板状の形態となっている。この折り曲げ部420,420は、正極板状部413のうち、正極板第1溶着部414aから正極板第5端溶着部414eに至る範囲に対応して設けられている。
したがって、折り曲げ部420,420は、正極板遠位部416のうち、正極板第1溶着部414aに隣接する部位である正極板隣接遠位部417の両縁にも設けられており、正極板第1溶着部414a及び正極板隣接遠位部417が、板厚方向に屈曲するのを抑制する。
さらに、上述のように、正極集電板411は、正極連結側部415に4箇所の薄肉部位462を有する。これらの薄肉部位462は、図9(b)に示すように、正極連結側部415のうち、他の部分よりも所定厚さだけ薄くした部位である。これらの薄肉部位462は、4箇所とも、正極板縁419,419から正極連結側部415の内側に向かう形とされており、片側の正極板縁419に各2つ、両側の正極板縁419,419の各薄肉部位462が互いに対向した2列状の配置形態とされている。
これにより、正極連結側部415のうち、対向する薄肉部位462,462の間は、正極連結側部415のうち、正極連結部412と正極板第1溶着部414aとを結ぶ方向(図7中、上下方向)に直交する断面の断面積を、他の部分よりも小さくしてなる小断面部461とされている。
つまり、この小断面部461,461の断面積は、薄肉部位462,462において、正極連結側部415の肉厚が薄くなった分だけ、薄肉部位462,462を含まない部分の断面積よりも小さくなる。これにより、正極連結側部415のうちの小断面部461,461は、この正極連結側部415の板厚方向への屈曲を容易にする正極板屈曲容易化部460となっている。
本実施例に係る二次電池400(電池モジュール)でも、実施例1の発電要素110(110A,110B)、実施例3の発電要素310と同様にして正極集電板411を用いる。したがって、この二次電池400でも正極集電板411に離間方向の弾性力が残る場合がある。
しかしながら、本実施例に係る発電要素410では、正極集電板411のうち、正極板第1溶着部414a及び正極隣接遠位部417の屈曲を抑制する折り曲げ部420,420が設けられている。その上、正極連結側部415に、正極板屈曲容易化部460である小断面部461,461が設けられている。
したがって、正極集電板411に離間方向の弾性力が残留していると、小断面部461の存在により、正極集電板411のうち、正極連結側部415が大きく屈曲して残留する弾性力を緩和する。その一方、折り曲げ部420の存在により、正極板第1溶着部414a及び正極板隣接遠位部417での屈曲が確実に抑制される。このため、正極集電板411に残留する弾性力によって正極板第1溶着部414aに応力(反力)が集中するのを適切に防止できる。
また、負極集電板431についても、正極集電板411とは導通する極性だけが異なるだけで、正極集電板411と実質的には同じ材質、形状の集電板である。したがって、負極集電板431についても、正極集電板411と同じ作用及び効果を奏する。
以上において、本発明を実施例1,2,3,4に即して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例1〜4では、第1集電板である正極集電板111,211,311,411を正極側、第2集電板である負極集電板131,231,331,431を負極側とした。しかし、第1集電板を負極側、第2集電板を正極側としても良い。
また、実施例1,3,4では、折り曲げ部120,320,420を、正極集電板111,311,411の正極板状部113,313,413のうち、5箇所の正極板溶着部114a〜114e等にまたがる範囲の両縁に設けた。
しかしながら、折り曲げ部を施す範囲としては、集電板のうち、少なくとも連結側極板溶着部及び隣接遠位部の屈曲を防止できる範囲であれば良い。
また、実施例1〜4の二次電池100等は、隣り合う発電要素110,210,310,410同士を全て直列に連結した。しかし、電池モジュールは、全てまたは一部の各発電要素を並列に接続して構成しても良い。
また、実施例1〜4では、正極板161と正極集電板111等との接合について、いずれも1枚の正極板161につき、5箇所の正極板溶着部114等で接合した。しかしながら、電極板1枚につき、この電極板と第1集電板との溶接部位の数量、及び、電極板と第2集電板との溶接部位の数量は、適宜変更可能である。
実施形態に係る二次電池を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 実施形態に係る二次電池の内部を示す図であり、図1の矢視A−A断面図である。 実施形態に係る二次電池に用いた発電要素を示す図であり、図2の矢視B−B断面図である。 実施例1に係る発電要素に用いた正極集電板、負極集電板を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図2のE部の拡大図であり、実施例1,2に係る隣り合う発電要素同士の接続を説明するための説明図である。 実施例2に係る発電要素に用いた正極集電板、負極集電板を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)の矢視C−C断面図である。 実施例3に係る発電要素に用いた正極集電板、負極集電板を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 実施例3に係る発電要素であり、隣り合う発電要素同士の接続を説明するための説明図である。 実施例4に係る発電要素に用いた正極集電板、負極集電板を示す図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の矢視D−D断面図である。
符号の説明
100,200,300,400 二次電池(電池モジュール)
110,210,310,410 発電要素
111,211,311,411 正極集電板(第1集電板)
112,212,312,412 正極連結部(連結部)
113,213,313,413 正極板状部(板状部)
114,214,314,414 正極板溶着部(極板溶着部)
114a,214a,314a,414a 正極板第1溶着部(連結側極板溶着部)
115,215,315,415 正極連結側部(連結側部)
116,216,316,416 正極板遠位部
117,217,317,417 正極板隣接遠位部(隣接遠位部)
120,320,420 折り曲げ部(屈曲抑制部)
360,460 正極板屈曲容易化部(屈曲容易化部)
361,461 小断面部
131,231,331,431 負極集電板(第2集電板)
134,234,334,434 負極板溶着部
161 正極板
162 負極板
171 ケース本体部材(ケース)
172 隔壁
173 収容部
174 連結孔

Claims (5)

  1. 正極板、負極板、上記正極板及び上記負極板のうちいずれか一方の極板を溶接してなる第1集電板、及び、上記正極板及び上記負極板のうち他方の極板を溶接してなる第2集電板、を有する複数の発電要素と、
    上記複数の発電要素を収容するケースであって、
    上記ケース内に複数の収容部を構成する少なくとも1つの隔壁を有し、
    複数の上記収容部にそれぞれ上記発電要素を収容してなるケースと、を備える
    電池モジュールであって、
    上記発電要素は、上記隔壁に設けられた連結孔を通じて、自身の上記第1集電板の連結部を、隣り合う上記発電要素についての上記第1集電板及び上記第2集電板のいずれかの隣在連結部に、この隣在連結部と離間する離間方向の弾性力を上記自身の第1集電板に残留させた状態で、固着連結してなり、
    上記第1集電板は、
    上記一方の極板に1または複数の極板溶着部で溶接されてなり、
    上記極板溶着部のうち上記連結部に最も近いものを連結側極板溶着部とし、
    上記連結側極板溶着部と上記連結部との間の部位を連結側部とし、
    上記連結側極板溶着部よりも上記連結部から遠ざかる遠位部のうち、上記連結側極板溶着部に隣接する部位を隣接遠位部としたとき、
    上記連結側部は、
    上記離間方向とは逆方向への屈曲について、上記連結側極板溶着部及び上記隣接遠位部より屈曲し易くされてなる
    電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の電池モジュールであって、
    前記第1集電板は、
    前記連結側極板溶着部及び前記隣接遠位部の、前記離間方向とは逆方向への屈曲を抑制する屈曲抑制部、及び、
    前記連結側部に、この連結側部における上記離間方向とは逆方向への屈曲を容易にする屈曲容易化部、の少なくともいずれかを有する
    電池モジュール。
  3. 請求項2に記載の電池モジュールであって、
    前記連結側極板溶着部及び前記隣接遠位部は、
    前記離間方向を厚み方向とする板状であり、
    前記屈曲抑制部は、
    上記連結側極板溶着部及び上記隣接遠位部から折れ曲ってこの連結側極板溶着部及び隣接遠位部の厚み方向に延びる板状の折り曲げ部である
    電池モジュール。
  4. 請求項2または請求項3に記載の電池モジュールであって、
    前記連結側極板溶着部及び前記隣接遠位部は、
    前記離間方向を厚み方向とする板状であり、
    前記屈曲抑制部は、
    上記連結側極板溶着部及び上記隣接遠位部の少なくともいずれかに形成され、前記連結部と上記連結側極板溶着部とを結ぶ方向に直交する断面が、上記厚み方向に凹凸を有する凹凸部位である
    電池モジュール。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の電池モジュールであって、
    前記屈曲容易化部は、
    前記連結側部のうち、前記連結部と前記連結側極板溶着部とを結ぶ方向に直交する断面の断面積を、他の部分よりも小さくしてなる小断面部である
    電池モジュール。
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