JP2007298352A - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ Download PDF

Info

Publication number
JP2007298352A
JP2007298352A JP2006125562A JP2006125562A JP2007298352A JP 2007298352 A JP2007298352 A JP 2007298352A JP 2006125562 A JP2006125562 A JP 2006125562A JP 2006125562 A JP2006125562 A JP 2006125562A JP 2007298352 A JP2007298352 A JP 2007298352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
return shaft
gas
valve
return
meter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006125562A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Nakamura
英司 中村
Kazuya Ozaki
和也 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Gas Meter Co Ltd
Original Assignee
Kansai Gas Meter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Gas Meter Co Ltd filed Critical Kansai Gas Meter Co Ltd
Priority to JP2006125562A priority Critical patent/JP2007298352A/ja
Publication of JP2007298352A publication Critical patent/JP2007298352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

【課題】部品点数を削減できて、構造の簡素化、組付作業性の向上およびコストの削減を図り得るガスメータを提供する。
【解決手段】本発明は、メータケーシング12と、メータケーシング12内に設けられ、緊急時に進出してガス流路を遮断する緊急遮断弁33と、メータケーシング12にその内部から外部にかけて設けられ、緊急遮断弁33に対向して配置される復帰軸収容筒22と、復帰軸収容筒22の筒孔23に軸心方向にスライド自在に収容され、進出状態の緊急遮断弁33を押し込んで初期状態に復帰させるための復帰軸40と、復帰軸40の外側端部に設けられ、復帰軸40を押込操作するための操作部50と、を備えるガスメータを対象とする。メータケーシング12に、復帰軸収容筒22が一体に形成される。
【選択図】図2

Description

この発明は、ガス流量を計測するためのガスメータに関し、特に緊急時にガス流路を遮断した緊急遮断弁を、復帰操作によって復帰させるようにしたガスメータに関する。
下記の特許文献1,2等に示すように、従来におけるマイコンメータなどの乾式ガスメータは、緊急遮断弁が設けられており、大地震発生時等の緊急時には、緊急遮断弁が作動してガス流路が遮断されることにより、ガスの不用意な供給が遮断されるようにしている。
すなわち図5に示すように、マイコンメータと称されるガスメータは、メータケーシング(1)内におけるガス流路上に、弁室(2)および緊急遮断口(3)が設けられている。さらに緊急遮断口(3)には、真ちゅう製のリング状弁座(3a)がUV接着剤を介して固定されている。そして、緊急時には弁室(2)に設けられた緊急遮断弁(4)が進出作動して、弁座(3a)に当接して緊急遮断口(3)を閉塞することにより、ガスの供給が停止されるよう構成している。
またメータケーシング(1)の前壁には、復帰軸収容筒(5)がその軸心を緊急遮断口(3)の軸心に一致させた状態でねじ込まれて固定されている。この復帰軸収容筒(5)には軸方向にスライド自在に復帰軸(6)が設けられている。復帰軸(6)の一端(外側端部)はメータケーシング(1)の外側に配置されて、カバー部材(7)が外嵌されるとともに、他端(内側端部)には緊急遮断口(3)を挿通可能な弁押込筒(8)が緊急遮断弁(4)に対向するように取り付けられている。
そして緊急遮断弁(4)が作動して遮断口(3)が閉塞された状態において、カバー部材(7)を介して復帰軸(6)を押込操作すると、弁押込筒(8)を介して緊急遮断弁(4)が後方に押し込まれて、ガスの供給が可能な状態(初期状態)に復帰する。これによりガスの供給が許容されて通常通り、ガスを使用することができる。
このようなガスメータにおいて、復帰軸(6)をメータケーシング(1)に組み付ける際しては、メータケーシング(1)に形成された取付孔(1a)に、復帰軸収容筒(5)をねじ込んで固定するとともに、復帰軸収容筒(5)の外周にあらかじめUV接着剤を塗布しておいて、紫外線を照射してUV接着剤を硬化させることによって、復帰軸収容筒(5)および取付孔(1a)との間をシールする。その後、復帰軸収容筒(5)内に復帰軸(6)を挿入して組み付けるようにしている。
実公平7−7658号(図5,6) 特開2001−194203号(図7)
しかしながら、上記従来のガスメータにおいては、復帰操作機構部周辺の構造が、復帰軸収容筒(5)、復帰軸(6)およびカバー部材(7)などの多くの部品によって構成されているため、部品点数の増大により、構造の複雑化および組付作業性の低下を来すとともに、コストも増大するという問題が発生する。
また従来のガスメータにおいては、復帰軸収容筒(5)と、その復帰軸収容筒(5)がねじ込まれる取付孔(1a)の内周面との間にUV接着剤を塗布して、その間を密封するようにしているため、長期間使用していくうちにUV接着剤が劣化してしまい、取付孔(1)および復帰軸収容筒(5)間の気密性が低下し、場合によってはその間からガス漏れが生じる可能性があり、耐久性の低下を来す要因となっている。
この発明は、上記従来技術の問題を解消し、部品点数を削減できて、構造の簡素化、組付作業性の向上およびコストの削減を図ることができる上更に、復帰軸周辺における気密性の低下を確実に防止することができるガスメータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、以下の構成を要旨としている。
[1] メータケーシングと、
前記メータケーシング内に設けられ、緊急時に進出してガス流路を遮断する緊急遮断弁と、
前記メータケーシングにその内部から外部にかけて設けられ、前記緊急遮断弁に対向して配置される復帰軸収容筒と、
前記復帰軸収容筒の筒孔に軸心方向にスライド自在に収容され、進出状態の前記緊急遮断弁を押し込んで初期状態に復帰させるための復帰軸と、
前記復帰軸の外側端部に設けられ、復帰軸を押込操作するための操作部と、を備え、
前記メータケーシングに、前記復帰軸収容筒が一体に形成されたことを特徴とするガスメータ。
[2] 前記メータケーシング内におけるガス流路上に緊急遮断口が設けられるともに、その緊急遮断口の口縁部に設けられた弁座に、前記緊急遮断弁が当接して前記緊急遮断口が閉塞されてガス流路が遮断されるよう構成される一方、
前記弁座が、前記メータケーシングに一体に形成される請求項1に記載のガスメータ。
[3] 前記メータケーシングは、上ケースと、下ケースとを有し、
前記上ケースは、前記復帰軸収容筒および前記弁座を一体に有するアルミニウムダイカスト製品をもって構成される請求項2に記載のガスメータ。
[4] 前記復帰軸の操作部側にばね係止リングが固定される一方、
圧縮コイルばねが、前記復帰軸に外嵌されるとともに、その圧縮コイルばねの外側端部が前記ばね係止リングに係止され、
押操作された前記復帰軸が前記圧縮コイルばねの付勢力によって初期位置に戻されるよう構成される前項1〜3のいずれか1項に記載のガスメータ。
[4a] 前記復帰軸収容筒の奥壁に、軸支持孔が設けられ、その軸支持孔に前記復帰軸が軸心方向にスライド自在に支持される一方、
前記圧縮コイルばねの内側端部が、前記復帰軸収容筒の奥壁に係止される前項4に記載のガスメータ。
発明[1]のガスメータによれば、復帰軸をメータケーシングに取り付けるための復帰軸収容筒をメータケーシングに一体に形成しているため、その分、部品点数を削減できて、構造の簡素化、組立作業性の向上およびコストの削減を図ることができる。
さらに本発明においては、復帰軸収容筒周辺の気密性低下を確実に防止できる。すなわち従来のように復帰軸収容筒を別体に設ける場合には、その収容筒外周に設けられたシーリング剤が劣化して気密性を低下させることがあるが、本発明においては、復帰軸収容筒をメータケーシングに一体に形成しているため、復帰軸収容筒周辺において気密性が低下することがなく、良好な気密性を恒久的に維持することができる。
発明[2]のガスメータによれば、緊急遮断口の口縁部に設けられる弁座を、メータケーシングに一体に形成しているため、部品点数をさらに削減できて、構造の簡素化、組立作業性の向上およびコストの削減を、より一層図ることができる。
発明[3]のガスメータによれば、上記の効果をより確実に得ることができる。
発明[4]のガスメータによれば、復帰軸の操作部側にばね係止リングを固定し、復帰軸を初期位置に戻すための圧縮コイルばねの外側端部を、ばね係止リングに係止するようにしているため、たとえば圧縮コイルばねの外側端部を、復帰軸に外嵌したカバー部材に係止する構造などと比較した場合、構造の簡素化をさらに図ることができ、組立作業性の向上およびコストの削減を、なお一層図ることができる。
図1はこの発明の実施形態であるガスメータ(10)を示す正面図、図2は実施形態のガスメータ(10)における緊急遮断弁周辺を示す側面断面図、図3は実施形態の上ケース(12)における復帰軸収容筒周辺を示す側面断面図である。これらの図に示すように、本実施形態のガスメータ(10)は、下ケース(11)および上ケース(12)を有している。
上ケース(12)は、アルミニウムダイカスト製品の一体成形品をもって構成されている。この上ケース(12)には、ガス流入口(13)およびガス流出口(14)が設けられるとともに、上ケース(12)の内部には、弁室(15)が設けられている。そして後に詳述するようにガス供給時においては、ガス流入口(13)から流入されたガスが弁室(15)を通って下ケース(11)内のガス計量室に導かれて、そこでガス流量が計量された後、ガス流出口(14)から流出されるというガス流路が形成される。
上ケース(12)内における弁室(15)は、室内にガスを導入するためのガス導入口と、室内のガスを導出させるガス導出口とを有し、ガス導出口が円形の緊急遮断口(16)として構成されている。
緊急遮断口(16)は、その弁室(15)側の縁部に、周方向に連続する弁座(21)が設けられる。この弁座(21)は、上ケース(12)に一体に形成されている。
上ケース(12)における後壁には、弁室(15)に対応して弁取付孔(17)が形成されるとともに、この取付孔(17)にはシール基板(25)がガスケット(26)を介して密閉状態に取り付けられている。
シール基板(25)には、ソレノイド(31)が固定されるとともに、そのソレノイド(31)のプランジャ(32)がシール基板(25)を貫通して緊急遮断口(16)に対向して配置される。このプランジャ(32)は、その軸心が緊急遮断口(16)の軸心に一致するよう配置されている。
またプランジャ(32)の先端には、軸心を緊急遮断口(16)に一致させるようにして円形の緊急遮断弁(33)が取り付けられている。さらに緊急遮断弁(33)とシール基板(25)との間にはプランジャ(32)に外嵌させるようにして圧縮コイルばね(34)が配置されている。
本実施形態においてソレノイド(31)は、自己保持型のものであり、無通電状態ではプランジャ(32)が磁気吸着されることにより、ばね(34)の付勢力に抗して図2に示す後退状態(初期状態)に保持されて、緊急遮断弁(33)が弁座(21)から離間した開弁状態となる。そして緊急時に異常検知器(図示省略)からの指令に基づいて、ソレノイド(31)に瞬間的に通電されると、プランジャ(32)の磁気吸着が解除されて、ばね(34)の付勢力によって緊急遮断弁(33)がプランジャ(32)と共に進出して、弁座(21)に圧接し、緊急遮断口(16)が閉塞されて閉弁状態となる。これによりガス流路が遮断されてガスの供給が停止されるよう構成されている。
なお本実施形態においては、ソレノイド(31)、緊急遮断弁(33)、および圧縮コイルばね(34)などによって、緊急遮断装置(30)が構成されている。
上ケース(12)における前壁は、その緊急遮断口(16)に対応する領域の肉厚が厚く形成されて、前方に膨出するような円筒状に形成され、この膨出円筒状部が復帰軸収容筒(22)として構成されている。言うまでもなくこの復帰軸収容筒(22)は、上ケース(12)に一体に形成されている。
復帰軸収容筒(22)は、その筒孔(23)の軸心が緊急遮断口(16)の軸心に一致するように前後方向に沿って配置されて、前端が前方に開放されている。さらに復帰軸収容筒(22)の奥壁(底壁)には、筒孔(23)よりも径寸法が小さい軸支持孔(24)が設けられている。この軸支持孔(24)は軸心が緊急遮断口(16)および筒孔(23)の軸心に一致するよう配置されている。
また図2および図4に示すように筒孔(23)内に復帰軸(40)が収容されるとともに、その復帰軸(40)の一側部(内側部)がオーリング(41)を介して軸支持孔(24)に軸心方向に沿ってスライド自在に支持される。この復帰軸(40)は軸心が緊急遮断口(16)の軸心に一致するよう配置される。
復帰軸(40)の内側部には第1固定リング(42)が設けられ、この第1固定リング(42)が上ケース(12)の内面における軸支持孔(24)の周縁に係止することによって、復帰軸(40)が外方に抜け出すのを防止している。
復帰軸(40)の外周には、復帰軸収容筒(22)の奥底面に対応して座金(43)が設けられるとともに、外側部に第2固定リング(44)が設けられている。さらに復帰軸(40)の外周における座金(43)および第2固定リング(44)間に圧縮コイルばね(45)が配置されている。
さらに外部から復帰軸(40)に外嵌するようにして、復帰軸取付部材(46)が筒孔(23)の内周面にねじ込み固定される。こうして復帰軸(40)が復帰軸取付部材(46)によって第2固定リング(44)を介して押し込まれた状態に固定される。
またこの状態においては、復帰軸(40)の外側端部は、復帰軸収容筒(22)の前端開口部から前方に突出して、上ケース(12)の外側に配置されており、その復帰軸(40)の外側に配置された部分(外側端部)によって、遮断弁復帰用の操作部(50)が構成されている。
そして図2に示す初期状態から、操作部(50)を押操作して復帰軸(40)を内方に押し込んだ際には、圧縮コイルばね(45)が付勢力に抗して圧縮される一方、押操作を解除した際には、ばね(45)の付勢力に従って外方へ押し戻されて、初期位置(初期状態)に戻るよう構成されている。
なお図1に示すように、操作部(50)には、それを覆うようにして柔軟性ないし弾力性を有するカバー(51)が取り付けられている。
図2に示すように上ケース(12)内における緊急遮断口(16)に対応して設けられる弁押込筒(60)は、一端側が開口されるとともに、他端側に取付壁(61)が設けられている。この弁押込筒(60)がその軸心を緊急遮断口(16)の軸心に一致させつつ、一端側開口を緊急遮断弁(33)に対向させた状態で、取付壁(61)が復帰軸(40)の一端(内端)に固定される。さらに弁押込筒(60)は緊急遮断口(16)の内周端面に、オーリング(65)を介して密封された状態で、緊急遮断口(16)に対し軸心方向に沿ってスライド自在に構成されている。
また弁押込筒(60)の他端側周壁には、ガス流通口(62)が設けられており、弁押込筒(60)の一端側開口から流入されたガスは、ガス流通口(62)を通って下ケース(11)側に送り出されるよう構成されている。
以上ように構成された本実施形態のガスメータ(10)において、通常のガス計量時には、ガスが外部配管からガス流入口(13)を介して弁室(15)内に導入される。弁室(15)に導入されたガスは、緊急遮断口(16)に配置された弁押込筒(60)の一端側開口およびガス流通口(65)を通って、下ケース(11)の計量室内に導入されて計量される。計量室で計量されたガスは、上ケース(12)のガス流出口(14)から外部配管に送り出される。
一方、大地震発生時などの緊急時には、異常検知器(図示省略)が作動してその検知器からの指令に基づいて、緊急遮断装置(30)のソレノイド(31)に通電される。これによりプランジャ(32)の磁気吸着が解除されて、ばね(34)の付勢力によって緊急遮断弁(33)がプランジャ(32)と共に進出して、弁座(21)に圧接し、緊急遮断口(16)が閉塞される。こうして緊急時には緊急遮断口(16)が閉塞されることにより、ガス流路が遮断されてガスの供給が停止される。
緊急遮断弁(33)により緊急遮断口(16)が閉塞された閉弁状態において、ガスの供給を再開する場合には、操作部(50)を押操作すれば良い。これにより復帰軸(40)および弁押込筒(60)が内方に押し込まれて、弁押込筒(60)により緊急遮断弁(33)およびプランジャ(32)が押し込まれて後退し、緊急遮断弁(33)が緊急遮断口(16)から離間して緊急遮断口(16)が開放されるとともに、プランジャ(32)が後退位置(初期位置)でソレノイド(31)によって吸着保持される。こうして緊急遮断弁(33)を復帰させた後、操作部(50)に対する押込操作を解除すると、圧縮コイルばね(45)の付勢力によって復帰軸(40)が押し戻されて、初期位置(初期状態)に戻る。
以上のように、本実施形態のガスメータ(10)においては、復帰軸(40)を上ケース(12)に取り付けるための復帰軸収容筒(22)を上ケース(12)に一体に形成しているため、その分、部品点数を削減できて、構造の簡素化を図ることができるとともに、ガスメータ組立時の組付点数も削減できて、組立作業を簡単に行うことができ、コストを削減することができる。
さらに本実施形態においては、上ケース(12)に復帰軸収容筒(22)を一体に形成するものであるため、上ケース(12)における復帰軸収容筒形成部周辺が厚肉に形成される。このため上ケース(12)の剛性を高めることができ、優れた形態安定性を得ることができる。
また本実施形態においては、長期間の使用による復帰軸周辺部のガス漏れを確実に防止することができる。すなわち上記図5に示す従来のガスメータのように、復帰軸収容筒(5)を別体に設ける場合には、既述したように長期間使用していくうちに、復帰軸収容筒(5)の外周に配設したUV接着剤が劣化して気密性の低下を来すことがある。
そこで本実施形態のガスメータ(10)においては、復帰軸収容筒(22)を上ケース(12)に一体に形成しているため、復帰軸収容筒(22)の周辺部において気密性が低下するのを確実に防止することができる。このように復帰軸周辺のガス漏れを確実に防止できて、良好な気密性を恒久的に維持できて、耐久性を向上させることができる。
さらに本実施形態においては、緊急遮断口(16)の口縁部に設けられる弁座(21)を、上ケース(12)に一体に形成しているため、部品点数をさらに削減できて、構造の簡素化、組立作業性の向上およびコストの削減を、より一層図ることができる。
また本実施形態においては、復帰軸(40)の操作部(50)側に第2固定リング(44)を固定し、圧縮コイルばね(45)の外側端部を、第2固定リング(44)に係止するようにしているため、たとえば上記図5の従来例のように、圧縮コイルばねの外側端部を、復帰軸に外嵌したカバー部材に係止する構造と比較した場合、構造の簡素化をさらに図ることができ、組立作業性の向上およびコストの削減を、なお一層図ることができる。
この発明の実施形態であるガスメータを示す正面図である。 実施形態のガスメータにおける緊急遮断弁周辺を示す側面断面図である。 実施形態のガスメータにおける上ケースの側面断面図である。 実施形態のガスメータにおける復帰軸組付部品を分解して示す側面図である。 従来のガスメータにおける緊急遮断弁周辺を示す側面断面図である。
符号の説明
10…ガスメータ
12…上ケース(メータケーシング)
21…弁座
22…復帰軸収容筒
23…筒孔
33…緊急遮断弁
40…復帰軸
44…第2固定リング(ばね係止リング)
45…圧縮コイルばね
50…操作部

Claims (4)

  1. メータケーシングと、
    前記メータケーシング内に設けられ、緊急時に進出してガス流路を遮断する緊急遮断弁と、
    前記メータケーシングにその内部から外部にかけて設けられ、前記緊急遮断弁に対応して配置される復帰軸収容筒と、
    前記復帰軸収容筒の筒孔に軸心方向にスライド自在に収容され、進出状態の前記緊急遮断弁を押し込んで初期状態に復帰させるための復帰軸と、
    前記復帰軸の外側端部に設けられ、復帰軸を押込操作するための操作部と、を備え、
    前記メータケーシングに、前記復帰軸収容筒が一体に形成されたことを特徴とするガスメータ。
  2. 前記メータケーシング内におけるガス流路上に緊急遮断口が設けられるともに、その緊急遮断口の口縁部に設けられた弁座に、前記緊急遮断弁が当接して前記緊急遮断口が閉塞されてガス流路が遮断されるよう構成される一方、
    前記弁座が、前記メータケーシングに一体に形成される請求項1に記載のガスメータ。
  3. 前記メータケーシングは、上ケースと、下ケースとを有し、
    前記上ケースは、前記復帰軸収容筒および前記弁座を一体に有するアルミニウムダイカスト製品をもって構成される請求項2に記載のガスメータ。
  4. 前記復帰軸の操作部側にばね係止リングが固定される一方、
    圧縮コイルばねが前記復帰軸に外嵌されるとともに、その圧縮コイルばねの外側端部が前記ばね係止リングに係止され、
    押操作された前記復帰軸が前記圧縮コイルばねの付勢力によって初期位置に戻されるよう構成される請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスメータ。
JP2006125562A 2006-04-28 2006-04-28 ガスメータ Pending JP2007298352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125562A JP2007298352A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 ガスメータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125562A JP2007298352A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 ガスメータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007298352A true JP2007298352A (ja) 2007-11-15

Family

ID=38767967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006125562A Pending JP2007298352A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 ガスメータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007298352A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015184210A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 大阪瓦斯株式会社 開閉弁及びガスメータ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0842729A (ja) * 1994-08-04 1996-02-16 Aichi Tokei Denki Co Ltd ガスメータにおける双方向遮断弁の復帰装置
JP2001336655A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遮断弁
JP2002107197A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Aichi Tokei Denki Co Ltd ガスメータの弁座

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0842729A (ja) * 1994-08-04 1996-02-16 Aichi Tokei Denki Co Ltd ガスメータにおける双方向遮断弁の復帰装置
JP2001336655A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遮断弁
JP2002107197A (ja) * 2000-09-28 2002-04-10 Aichi Tokei Denki Co Ltd ガスメータの弁座

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015184210A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 大阪瓦斯株式会社 開閉弁及びガスメータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2647743C2 (ru) Предохранительное запорное устройство с узлом предотвращения вращения тарелки клапана
JP2016011739A (ja) 導通方向規制弁機構体及びバルブ装置
JP4465392B2 (ja) カプラ及びガス又は液体の供給装置
JP2004176873A (ja) リーク機能付逆止弁
US9091352B2 (en) Flow path opening/closing valve
JP5986450B2 (ja) 空気圧操作弁及びその組立方法
JP2007298352A (ja) ガスメータ
JP4548823B2 (ja) 安全弁装置
CA2886065C (en) High-pressure valve
JP2019204186A (ja) 減圧弁
JP2014190458A (ja) シールユニット、ユニット構造体、及びガス栓
US20090009572A1 (en) Seal Part for Ink Cartridge of Inkjet Printer
JP2009024709A (ja) 逆流防止装置
JP4088916B2 (ja) 逆流防止装置
JPH10246661A (ja) ガスメータにおける緊急遮断弁の遮断ストローク量検査治具
JP2019108924A (ja) リリーフ弁およびガス燃料供給ユニット
JP6063784B2 (ja) ガスメータ
JP2009097622A (ja) 電磁弁構造
JP2014009782A (ja) 調圧機能付き止水栓装置、及び、それを備えた水栓装置及び湯水混合水栓装置
JP3818192B2 (ja) 自動便器洗浄弁ユニット
JP2019015470A (ja) 制御弁ユニット
JP2004092712A (ja) 逆止弁
JP4384768B2 (ja) ガスメータにおける緊急遮断弁のストローク調整用弁座アダプタ
JP2019190541A (ja) 安全弁および滅菌装置
JP4615316B2 (ja) ピストン及び定量ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20080129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A521 Written amendment

Effective date: 20080129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20111018

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120229