JP2007298161A - ベント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通気孔からの水分等の侵入やグリースの漏洩を防止し、軸受箱の内部圧力変化を緩衝し内部が負圧となることを防止する。
【解決手段】軸受箱の通気孔5cを塞ぐとともに、周縁部13aの外側面13a1に対して軸受箱5の内側方向に凹む内凹部13bを有する内蓋13と、内蓋13の外側面側に配置され、周縁部14aの内側面14a1に対して軸受箱5の外側方向に凹む外凹部14bを有する外蓋14と、両蓋13,14の周縁部13a,14aによって挟持され、両蓋間に配置されたポリテトラフルオロエチレン多孔膜からなるフィルタ部材15とを備える。このフィルタ部材15は、両凹部13b,14bによって囲まれる内部空間Kを、内側空間K1と外側空間K2とに仕切る。さらに、内蓋13には、内側空間K1と軸受箱5内部とを連通する内孔13cが形成され、外蓋14には、外側空間K2と軸受箱5外部とを連通する外孔14cが形成さる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、連続鋳造設備等の熱間処理設備用のロールを支持する軸受装置に用いられるベント装置に関する。
連続鋳造設備等の熱間処理設備には、ガイドロール等、多数のロールが用いられている。これらロールはその両端に配設された軸受装置によって支持されている。このロールを支持する軸受装置は、ロールを支持するための転がり軸受と、この転がり軸受を収容する軸受箱とを有しており、この軸受箱によって当該熱間処理設備の操業時に発生するスケールや、鋳塊の冷却の際に生じる水蒸気等から転がり軸受を保護している。このため、前記軸受箱は、内部にスケールや水分が侵入しない程度の密封性が要求される。
ところで、熱間処理設備の操業時において、上記軸受装置が支持しているロールは熱膨張することによって長手方向に伸びるため、軸受箱内部に位置するロール端部の軸部がより内部側に進出して軸受箱の内部容積を狭める。さらに、ロールや軸受装置を含む設備自体が高温となることも加わり、密封性を有する軸受箱の内部圧力は上昇する。このように、軸受箱の内部圧力が上昇すると、内部の空気がシール等から漏れ、この空気の漏洩に伴って転がり軸受を潤滑するためのグリースが外部に漏洩する場合があった。さらに、内部圧力が上昇しているときに内部の空気が漏洩するために、操業を停止し軸受装置の温度が低下した際には、軸受箱内部は逆に負圧となり、水分やスケール等の異物がシールの隙間等から軸受箱内部に吸い込まれて侵入し易くなり、転がり軸受の寿命の低下を招く場合があった。
このため、従来の熱間処理設備用の軸受装置は、軸受箱の内部を加圧装置等で加圧することで内部圧力が負圧にならないように圧力変化を緩衝し、水分やスケール等の異物が軸受箱内部に侵入するのを防止するといった方策が採られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−62946号公報(図3)
しかし、上記従来例では、加圧装置等の付帯設備を要するため、構造が複雑となり、コスト高となるという問題があった。
また、より簡易的な方法として、例えば、軸受箱に内外を連通する通気孔を設けることで、軸受箱の内部圧力を緩衝し、内部が負圧になることを防止することもなされていた。しかし、このような通気孔においては、当該通気孔を介して水分や異物の侵入やグリースの漏洩等が生じ易くなるという問題を有していた。そこで、当該通気孔自体の開口幅を狭めるといった対策が採られていたが、このような方法では、通気孔からの異物の侵入やグリースの漏洩を有効に防ぐことが出来なかった。このため、通気孔からの水分や異物の侵入やグリースの漏洩をより効果的に防止することができる方策が嘱望されていた。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、通気孔からの水分や異物の侵入やグリースの漏洩を効果的に防止しつつ、軸受箱の内部が負圧となることを防止することができるベント装置を提供することを目的とする。
本発明は、内部に転がり軸受が収容された軸受箱の内外を連通する通気孔に設けられるベント装置であって、周縁部の前記軸受箱の外側に向く外側面に対して前記軸受箱の内側方向に凹む内凹部を有し、前記軸受箱の通気孔を塞ぐ内蓋と、前記内蓋の外側面側に配置されるとともに、周縁部の前記軸受箱の内側に向く内側面に対して前記軸受箱の外側方向に凹む外凹部を有する外蓋と、前記両蓋の周縁部によって挟持された状態で前記両蓋間に配置され、空気の通過を許容し油水分の通過を規制するポリテトラフルオロエチレン多孔膜からなるフィルタ部材と、を備え、前記フィルタ部材は、前記両凹部によって囲まれる内部空間を、前記内凹部と当該フィルタ部材とで囲まれる内側空間と、前記外凹部と当該フィルタ部材とで囲まれる外側空間と、に仕切り、前記内蓋には、前記内側空間と前記軸受箱内部とを連通する内孔が形成されるとともに、前記外蓋には、前記外側空間と前記軸受箱外部とを連通する外孔が形成されていることを特徴としている。
上記のように構成されたベント装置によれば、軸受箱内部と連通する内側空間と軸受箱外部と連通する外側空間との間には、フィルタ部材が介在している。このフィルタ部材を構成するポリテトラフルオロエチレン多孔膜は、微細な貫通孔を多数有しており、空気の通過は許容するが油水分やスケール等比較的大きな粒子はほとんど通過させない。このため、軸受箱内部が負圧の場合、軸受箱外部からの外気は、外蓋の外孔から外側空間に導入され、フィルタ部材を通過して、内側空間に入り、内孔を通過して、軸受箱内部に導入される。他方、油水分やスケール等の異物は、フィルタ部材を通過することができないので、これらが軸受箱内部に侵入するのを防ぐことができる。
一方、軸受箱内部が正圧の場合、軸受箱内部が負圧である場合と同様、フィルタ部材によって、軸受箱内部のグリース等が外部に漏れるのを防ぎつつ、空気のみを軸受箱外部に放出することができる。
以上のように、本発明のベント装置によれば、軸受箱内部が負圧もしくは正圧になったとしても、空気のみを導入、放出することができる。これによって、軸受箱内部の圧力変化を緩衝し内部が負圧となることを防止することができる。また同時に、通気孔から軸受箱の内部に水分や異物が侵入したり、軸受箱の外部へグリースが漏洩したりするのを効果的に防止できる。
また、上記膜部材を構成するポリテトラフルオロエチレン多孔膜は、非常に厚みの薄い膜であるため破損し易いが、本発明においてフィルタ部材は、外蓋及び内蓋によって形成される内部空間内に配置されているので、これら両蓋によって外部からの異物等に対して当該フィルタ部材を保護し破損等が生じるのを防止できる。
また、軸受箱の内側において、転がり軸受を潤滑するためのグリースから、フィルタ部材を保護するために、前記内蓋の内側面側に配置されて前記内蓋の内孔を覆うとともに、前記内側空間と前記軸受箱内部との通気を確保するスリットが形成された弾性体からなる遮蔽部材を備えていてもよい。
この場合、遮蔽部材はスリットによって、軸受箱内外の空気の通過を妨げない。その一方、粘度の高いグリースは、スリットを通過し難いので、内部空間に位置するフィルタ部材にグリースが付着するのを防止できる。その結果、フィルタ部材自身の早期劣化が防止できるとともにグリースが軸受箱外部へ漏洩することをより効果的に防止することができる。
また、上記ベント装置において、前記遮蔽部材を前記内蓋との間で挟持する挟持部材をさらに有し、前記遮蔽部材が、前記内蓋及び前記挟持部材と別体であってもよい。この場合、遮蔽部材を他の部材に対して、別体として形成したので、例えば、形成時による収縮等の内部応力が当該遮蔽部材に生じたとしても、遮蔽部材全体として収縮するので、その内部応力が緩和される。従って、形成後に上記のスリットを形成したとしても、当該遮蔽部材の内部応力によって前記スリットが開放してしまい、グリース等の通過を阻止するという当該スリットの効果が得られなくなることを防止できる。
本発明のベント装置によれば、通気孔からの水分や異物の侵入やグリースの漏洩を効果的に防止しつつ、軸受箱の内部圧力変化を緩衝し内部が負圧となることを防止することができる。
以下、好ましい実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、本発明を連続鋳造設備のガイドローラ用軸受装置に適用した場合を例示して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るベント装置を適用した連続鋳造設備のガイドローラ用軸受装置を示す軸方向断面図である。
このガイドローラ用軸受装置1は、ガイドローラRを支持するためのものであり、ガイドローラRの軸部R1に外嵌された内輪2と、内輪2の径方向外側に配置された外輪3と、内輪2と外輪3との間に転動自在に介在する複数の円筒ころ4と、外輪3に外嵌した調心輪3aとを有する転がり軸受部J、及び、調心輪3aが内嵌されて転がり軸受部Jを保持するハウジング5a2が形成された軸受箱5を有している。
この軸受箱5は、転がり軸受部Jを保持するだけでなく、内部に軸受部Jを収容することで、連続鋳造によって発生するスケールや、鋳塊の冷却時に生じる水蒸気等の水分からこの転がり軸受部Jを保護する機能も有するものであり、軸方向に貫通する貫通孔5a1が形成された軸受箱本体5aと、貫通孔5a1の一端側の開口を塞ぐ蓋部材5bとを有している。軸受箱本体5aの内周側には、上述のハウジング5a2が形成されており、ガイドロールRは、軸部R1が貫通孔5a1に他端側から挿入されてハウジング5a2に保持された転がり軸受部Jを介してガイドローラ用軸受装置1に保持されている。
また、貫通孔5a1の他端部と軸部R1の外周面との間には、これら両者の間を密封するシール部材6が取り付けられている。
また、軸受箱本体5aには、転がり軸受部Jを潤滑するためのグリースを軸受箱5内部に供給する供給路7、及びグリースを排出する排出路8が形成されており、グリースが軸受箱5の内部に循環供給される。
蓋部材5bは、円盤状の部材であり、軸受箱本体5aの一端側の開口端部に形成された嵌合部5a3に嵌合固定されている。蓋部材5bのほぼ中央には、軸受箱5の内外を連通する通気孔5cが形成されている。この通気孔5cは、大径部5c1と、この大径部5c1に対して僅かに偏心した小径部5c2とが形成されており、大径部5c1には、本発明の一実施形態に係るベント装置10が内嵌されている。
次に、ベント装置10について詳述する。図2は、図1中、ベント装置10を拡大した図である。このベント装置10は、通気孔5cの大径部5c1の内周面に内嵌された環状の外枠部材11と、この外枠部材11に固定されその開口を塞ぐ弾性体からなる遮蔽部材12と、この遮蔽部材12に当接して配置された内蓋13と、この内蓋13の外側に配置された外蓋14と、これら両蓋13,14によって挟持された薄膜状のフィルタ部材15とを有している。
外枠部材11は、鋼板等をプレス加工等によって形成されており、大径部5c1に内嵌された筒部11aと、この筒部11aから軸受箱5の内側方向側の端部に内径側に延びる折曲部11bが形成されている。
遮蔽部材12は、ゴム等の弾性材料からなり、加硫成型によって外枠部材11に固定されている。また、遮蔽部材12は、折曲部11aの端部により形成された円形の開口11cを塞ぐ薄肉部12bと、筒部11aの内周面11a1から折曲部11bの側面11b1に沿って接着された厚肉部12aと、を有している。厚肉部12aは、薄肉部12bに対して軸受箱5の外側方向に突出して形成されており、筒部11aの内周面11a1に沿う周縁には、内蓋13を確実に遮蔽部材12に当接させるための、逃げ部12cが設けられている。
図3(a)は、ベント装置10を図2中の矢印Aから見た側面図である。図2、図3を参照して、薄肉部12bには、水平方向に延びるとともに、内外を連通するスリット12b1が形成されている。
図2に戻って、内蓋13は、鋼板等の金属板をプレス等によって円盤状に形成されており、遮蔽部材12の軸受箱5外側に向く外側面側に当接して配置されている。なお、以下の説明では、各部材において、軸受箱5の外側に向く面を外側面、軸受箱5の内側に向く面を内側面と呼び、また、軸受箱5の外側に向く方向を外側方向、軸受箱5の内側に向く方向を内側方向と呼ぶ。
内蓋13は、その外径が筒部11aの内周径に対して僅かに小さく設定されており、円環状の周縁部13aと、この周縁部13aの外側面13a1に対して内側方向に凹む内凹部13bとが形成されている。この内凹部13bは、周縁部13aの内側面13a2に対しては突出しており、内凹部13bの内側面13b1と、遮蔽部材12の薄肉部12bの外側面12b2とが当接している。また、同時に周縁部13aの内側面13a2と、厚肉部12aの外側面12a1とが当接している。すなわち、内蓋13は、遮蔽部材12の外側面の形状に沿うように形成されて遮蔽部材12に当接配置されている。
また、内凹部13bには、内外に貫通する内孔13cが形成されている。図3も参照して、この内孔13cは、上下方向に並べて2箇所形成されており、図3(a)のように、側面視したときに、遮蔽部材12のスリット12b1と重ならない位置に形成されている。すなわち、遮蔽部材12は、スリット12b1によって、内外の連通を維持しつつ内孔13cを覆っている。
内蓋13の外側方向に配置された外蓋14は、鋼板等の金属板をプレス等によって円盤状に形成されており、円環状の周縁部14aと、この周縁部14aの内側面14a1に対して外側方向に凹む外凹部14bとが形成されている。外凹部14bには、その内外に貫通する外孔14cが形成されている。図3(b)は、図2中、矢印Bから見た側面図である。図のように、外孔14cは、外凹部14bに4箇所形成されている。
また、外蓋14の周縁部14aの端部には、外側方向に延びる筒部14dが形成されている。この筒部14dの外径は、当該外蓋14を外枠部材11の筒部11aに挿入し易いように、筒部11aの内周径より僅かに小さく形成されている。また、この筒部14dの先端は、筒部11aの外側方向先端に形成された、かしめ部11dと当接している。このかしめ部11dは、外蓋14を内側方向へ押さえ込むように形成されており、遮蔽部材12に当接している内蓋13、外蓋14、及び後述するフィルタ部材15を、かしめ部材11dと遮蔽部材12との間で挟み込み、これらを一体に固定している。
図2に戻って、上記両蓋13,14は、それぞれ、外側面13a1と、内側面14a1との間で、フィルタ部材15を挟持している。フィルタ部材15は、薄膜状の部材であり、両蓋13,14とほぼ同じ外径で円形に形成されている。図4は、フィルタ部材15の構成を模式的に示した断面図である。フィルタ部材15は、円形に形成されたポリテトラフルオロエチレン多孔膜からなるフィルタ部材本体15aと、このフィルタ部材本体15aと、周縁部13aの外側面13a1との間に介在し、両者を接着するリング状の接着部材15bと、通気性を有するとともにフィルタ部材本体15aの外側面に貼り付けられてフィルタ部材本体15aを保護するポリエステル布織布等からなる保護布15cと、を有している。上記構成によって、フィルタ部材15は、内蓋13に貼り付け固定されつつ、両蓋13,14で挟持されており、このようにすることで、フィルタ部材15の両蓋13,14に対する取り付けを容易にしている。
上記フィルタ部材本体15aを構成するポリテトラフルオロエチレン多孔膜は、微細な貫通孔を多数有しており、空気の通過は許容するが、油水分やスケール等の比較的大きな粒子はほとんど通過させないという性質を有している。上記フィルタ部材本体15aとしては、例えば、ジャパンゴアテックス(株)製、ゴアテックス オレオベントフィルター パッチタイプVFM−13300、もしくは、(株)タカチ電気工業社製、VFM型ベントフィルターパッチタイプ VFM−3等が好適に用いられる。
図2に戻って、フィルタ部材15は、両蓋13,14の周縁部によって挟持されて両蓋13,14間に配置されており、両凹部13,14によって囲まれる内部空間Kを、内凹部13bとフィルタ部材15とで囲まれた内側空間K1と、外凹部14bとフィルタ部材15とで囲まれた外側空間K2とに仕切っている。また、内側空間K1は内孔13c、及び、遮蔽部材12のスリット12b1を介して軸受箱5の内部と連通しており、外側空間K2は外孔14c、及び通気孔5cの小径部5c2を介して軸受箱5の外部と連通している。
上記のように構成されたベント装置10によれば、軸受箱5内部と連通する内側空間K1と軸受箱5外部と連通する外側空間K2との間には、フィルタ部材15が介在している。このフィルタ部材15を構成するポリテトラフルオロエチレン多孔膜は、上述したように微細な貫通孔を多数有しており、空気の通過は許容するが油水分やスケール等比較的大きな粒子はほとんど通過させないという性質を有している。これによって、軸受箱5内部が負圧の場合、軸受箱5外部からの外気は、外蓋14の外孔14cから外側空間K2に導入され、フィルタ部材15を通過して、内側空間K1に入り、内孔13cを通過して、軸受箱5内部に導入される。他方、油水分やスケール等の異物は、フィルタ部材15を通過することができないので、これらが軸受箱5内部に侵入するのを防ぐことができる。
一方、軸受箱5内部が正圧の場合、軸受箱5内部が負圧である場合と同様、フィルタ部材15によって、軸受箱5内部のグリース等が外部に漏れるのを防ぎつつ、空気のみを軸受箱5外部に放出することができる。
以上のように、本実施形態のベント装置10によれば、軸受箱5内部が負圧もしくは正圧になったとしても、空気のみを導入、放出することができる。これによって、軸受箱5内部の圧力変化を緩衝し内部が負圧となるのを防止することができる。また同時に、通気孔から軸受箱5内部に異物や水分が侵入したり、軸受箱5の外部へグリースが漏洩するといったことを効果的に防止できる。
また、上記フィルタ部材15を構成するポリテトラフルオロエチレン多孔膜は、非常に厚みの薄い膜であるため破損し易いが、本発明においてフィルタ部材15は、外蓋14及び内蓋13によって形成される内部空間K内に配置されているので、これら両蓋13,14によって外部からの異物等に対して当該フィルタ部材15を保護し破損等が生じるのを防止できる。
またさらに、両孔13c,14cを通過してグリースや異物等が両蓋13,14の内部空間Kに侵入した場合、侵入したグリースや異物は、内側空間K1及び外側空間K2の下方に溜まるが、両孔13c,14cの高さまで溜まればそこから内部空間Kの外側に排出される。従って、両孔13c,14cとフィルタ部材15とが、グリースや異物によって完全に覆われてしまうのを防ぐことができ、空気の導入、放出を長期に亘って維持できる。
また、上記実施形態のベント装置10は、上述したように、内蓋13(内凹部13b)の内側面13b1側に配置されて内蓋13の内孔13cを覆うとともに、スリット12b1が形成された弾性体からなる遮蔽部材12を備えている。
この遮蔽部材12はスリット12b1によって、軸受箱内外の空気の通過を妨げない。その一方、粘度の高いグリースは、スリット12b1を通過し難いので、内部空間Kに位置するフィルタ部材15にグリースが付着するのを防止できる。その結果、フィルタ部材15自身の早期劣化が防止できるとともにグリースが軸受箱5外部へ漏洩することをより効果的に防止することができる。
図7は、本発明の他の実施形態に係るベント装置を示した断面図である。本実施形態と上記実施形態との主な相違点は、遮蔽部材12が内蓋13及び外枠部材11と別体である点、及び、この遮蔽部材12が内蓋12と、挟持部材としての外枠部材11との間で挟持されている点である。その他の点については、上記実施形態と同様なので説明を省略する。
本実施形態のベント装置10の遮蔽部材12は、折曲部11bの開口11cを塞ぐとともにスリット12b1が形成された円形状の薄肉部12bと、この薄肉部12bの端縁を囲むように形成されるとともに内蓋13の内側面13a2及び折曲部11bの側面11b1との間に挟持された厚肉部12aと、を有しており、ゴム等の弾性材料を前記形状に形成した後にベント装置10に組み込まれている。つまり、本実施形態における遮蔽部材12は、上記実施形態のように外枠部材11に加硫成型されたものではなく、内蓋13及び外枠部材11に対して、別体として形成された別部材である。
また、薄肉部12bのスリット12b1は、遮蔽部材12を別体として形成した後に、形成されている。
上記のように構成された本実施形態のベント装置10によれば、遮蔽部材12を他の部材と別体としたので、例えば、形成時による収縮等の内部応力が当該遮蔽部材12に生じたとしても、遮蔽部材12全体として収縮するので、その内部応力が緩和される。従って、形成後にスリット12b1を形成したとしても、当該遮蔽部材12の内部応力によって、スリット12b1が開放してしまい、グリース等の通過を阻止するという当該スリットの効果が得られなくなることを防止できる。
また、本実施形態では、遮蔽部材12を別体として形成するので、他の部材に加硫成型する場合と比較して、その形成加工が容易となる。他の部材に加硫成型する場合には、他の部材に対する前処理を必要としたり、成型工程自体が複雑となる。このため、本実施形態のように、遮蔽部材12を別体として形成することで、その工数を削減できるとともに形成加工が容易にできる。さらに、加硫成型時に不要な部分にゴムが接着することによって生じる不良品の発生を防止することもできる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、ベント装置10は、外枠部材11によって両蓋13,14、及びフィルタ部材15を一体に固定したが、これに限定されるものではなく、いずれか一方の蓋に他方の蓋を固定する固定手段を設け、両蓋13,14でフィルタ部材15を挟持しつつこれらを一体に固定する構成とすることもできる。
また、上記実施形態では、ベント装置10は、通気孔5cの大径部5c1に内嵌することで、軸受箱5に取り付けたが、例えば、外枠部材11にフランジ等を設けて、軸受箱の通気孔を覆いつつ軸受箱5の外側面もしくは内側面に固定できるようにしてもよい。
また上記実施形態では、連続鋳造設備のガイドローラ用軸受装置に適用した場合を例示したが、これに限定されるものではなく、転がり軸受等が収容される軸受箱を有する軸受装置であれば、本発明のベント装置を適用することができる。
次に、本発明のベント装置における軸受箱内部の圧力(負圧)の緩衝効果を検証した試験結果について説明する。図5は、本検証試験に用いた試験装置の断面図である。この試験装置20は、同軸に並べて配置された一対の円筒状のケーシング21,22と、これらケーシング21,22の中心を貫通する軸部材23と、を有している。
両ケーシング21,22の内部には、環状の空間である油槽24,25がそれぞれ形成されており、この油槽24,25には、グリースが封入されている。また、両ケーシング21,22の間には、筒状部材26と、両ケーシング21,22とが互いに対向するそれぞれの両側面とで囲まれた環状空間27が形成されており、この環状空間27には、軸部材23に達する高さ程度まで、スケールSが投入されている。また、筒状部材26には、環状空間27に蒸気を導入するための蒸気配管26aが接続されている。
軸部材23は、図示しない軸支持装置に軸支されるとともに図示しないモータに接続されてケーシング21,22に対して回転可能である。また、軸部材23とケーシング21,22との間にはそれぞれシール部材21b,22bが介在しており、回転可能な軸部材23に対して、油槽24,25及び環状空間27の気密性を確保している。また、軸部材23の環状空間27に位置する部分には、軸部材23の回転によってスケールSを撹拌するための撹拌羽根28が設けられており、軸部材23を回転させることで、環状空間27内部でスケール及び水分(蒸気)を飛散させることができ、実機の軸受箱の外部環境が擬似的に再現できる。
ケーシング21には、油槽24と、環状空間27とを連通する連通孔21cが設けられるとともに、油槽24内部の圧力を測定しつつ正圧もしくは負圧に設定可能な圧力調整機構(図示せず)が接続された配管21aが設けられている。連通孔21cの環状空間27側開口端部には、上記実施形態にて示したベント装置10が取り付けられている。
本試験装置20は、軸部材23を回転させることで軸受箱の使用環境を擬似的に再現しつつベント装置10が取り付けられたケーシング21の油槽24の内部圧力を測定することによって、実際の使用環境下におけるベント装置10の圧力(負圧)の緩衝効果を評価することができるように構成されている。
なお、ケーシング22においては、油槽25内部の圧力を測定しつつ正圧もしくは負圧に設定可能な圧力調整機構(図示せず)が接続された配管22aのみを設け、ケーシング21と同条件で実験を行った際に、油槽25の圧力を測定することで、ベント装置10が無い場合における油槽内部の圧力値が把握できるようにされている。
上記試験装置20の試験条件は、以下のように設定した。すなわち、下記表1に示す運転モードを10時間、停止モードを2時間とし、12時間を1サイクルとして、両モードを繰り返し試験をおこなった。そして、20、40、90サイクル終了時点において、油槽24内の内圧を−6kPaに設定し、その後の内圧の経時変化を測定することで、ベント装置の圧力(負圧)の緩衝効果を評価した。
Figure 2007298161
図6は、上記検証試験の結果を示したグラフである。図6において、縦軸は、油槽内の圧力(kPa)を示し、横軸には、油槽内の圧力を−6kPaに設定したときからの経過時間(秒)を示しており、油槽内の圧力の経時変化をグラフとして示している。
図中、線31は、油槽25内の圧力変化を示している。油槽25には、ベント装置は取り付けられていないので、設定された圧力(約−6kPa)をほぼ維持しており、顕著な経時変化がないことが判る。
線32は、上記試験前の油槽24の圧力を測定した結果をプロットし線図として示したものであり、これを見ると、4秒程度経過すれば、負圧の状態(−6kPa)からほぼ大気圧に到達することが判る。また、線33、34、35は、それぞれ、20サイクル終了時(240時間経過後)、40サイクル終了時(480時間経過後)、90サイクル終了時(1080時間経過後)の油槽24の圧力を測定した結果をプロットし線図として示している。これらを見ると、それぞれサイクル数が増加するに従って、大気圧に到達する傾きが小さくなっているが、いずれの場合においても、概ね5〜6秒で、大気圧に到達している。
また、各時点において、ベント装置10を目視観察した結果、グリースの漏洩が生じていないことが確認できた。また、同時に油槽24,25の内部をファイバースコープで観察し確認した結果、内部に水分が侵入していないことも確認できた。
以上、検証試験の結果より、本発明に係るベント装置は、軸受箱が用いられる環境下においても、通気孔を介しての水分や異物の侵入やグリースの漏洩を効果的に防止しつつ、軸受箱の内部圧力変化を緩衝し内部が負圧となることを長期に渡って防止できることが確認できた。
本発明の一実施形態に係るベント装置を適用した連続鋳造設備のガイドローラ用軸受装置を示す軸方向断面図である。 図1中のベント装置を拡大した図である。 (a)は、ベント装置を図2中の矢印Aから見た側面図であり、(b)は、ベント装置を図2中の矢印Bから見た側面図である。 フィルタ部材の構成を模式的に示した断面図である。 検証試験に用いた試験装置の断面図である。 検証試験の結果を示したグラフである。 本発明の他の実施形態に係るベント装置を示した断面図である。
符号の説明
5 軸受箱
5c 通気孔
10 ベント装置
11 外枠部材(挟持部材)
12 遮蔽部材
12b1 スリット
13 内蓋
13a 周縁部
13a1 外側面
13b 内凹部
13c 内孔
14 外蓋
14a 周縁部
14a1 内側面
14b 外凹部
14c 外孔
15 フィルタ部材
J 転がり軸受部
K 内部空間
K1 内側空間
K2 外側空間

Claims (3)

  1. 内部に転がり軸受が収容された軸受箱の内外を連通する通気孔に設けられるベント装置であって、
    周縁部の前記軸受箱の外側に向く外側面に対して前記軸受箱の内側方向に凹む内凹部を有し、前記軸受箱の通気孔を塞ぐ内蓋と、
    前記内蓋の外側面側に配置されるとともに、周縁部の前記軸受箱の内側に向く内側面に対して前記軸受箱の外側方向に凹む外凹部を有する外蓋と、
    前記両蓋の周縁部によって挟持された状態で前記両蓋間に配置され、空気の通過を許容し油水分の通過を規制するポリテトラフルオロエチレン多孔膜からなるフィルタ部材と、を備え、
    前記フィルタ部材は、前記両凹部によって囲まれる内部空間を、前記内凹部と当該フィルタ部材とで囲まれる内側空間と、前記外凹部と当該フィルタ部材とで囲まれる外側空間と、に仕切り、
    前記内蓋には、前記内側空間と前記軸受箱内部とを連通する内孔が形成されるとともに、前記外蓋には、前記外側空間と前記軸受箱外部とを連通する外孔が形成されていることを特徴とするベント装置。
  2. 前記内蓋の内側面側に配置されて前記内蓋の内孔を覆うとともに、前記内側空間と前記軸受箱内部との通気を確保するスリットが形成された弾性体からなる遮蔽部材をさらに備えている請求項1に記載のベント装置。
  3. 前記遮蔽部材を前記内蓋との間で挟持する挟持部材をさらに有し、
    前記遮蔽部材が、前記内蓋及び前記挟持部材と別体である請求項2に記載のベント装置。
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