JP6602852B2 - グロスリーク検知のための容積測定機能を備えるフィルムチャンバ - Google Patents

グロスリーク検知のための容積測定機能を備えるフィルムチャンバ Download PDF

Info

Publication number
JP6602852B2
JP6602852B2 JP2017514428A JP2017514428A JP6602852B2 JP 6602852 B2 JP6602852 B2 JP 6602852B2 JP 2017514428 A JP2017514428 A JP 2017514428A JP 2017514428 A JP2017514428 A JP 2017514428A JP 6602852 B2 JP6602852 B2 JP 6602852B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film chamber
chamber
film
volume
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017514428A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017526935A5 (ja
JP2017526935A (ja
Inventor
デッカー・シルヴィオ
ノルベルト・ロルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inficon GmbH Deutschland
Original Assignee
Inficon GmbH Deutschland
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inficon GmbH Deutschland filed Critical Inficon GmbH Deutschland
Publication of JP2017526935A publication Critical patent/JP2017526935A/ja
Publication of JP2017526935A5 publication Critical patent/JP2017526935A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6602852B2 publication Critical patent/JP6602852B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/26Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/26Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors
    • G01M3/32Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for containers, e.g. radiators
    • G01M3/3218Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for containers, e.g. radiators for flexible or elastic containers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/26Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors
    • G01M3/32Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for containers, e.g. radiators
    • G01M3/3281Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for containers, e.g. radiators removably mounted in a test cell

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

本発明は、リークの有無の検査に付される被検体を格納するフィルムチャンバに関する。
フィルムチャンバは、例えばフィルム材で形成された少なくとも1つの可撓性壁部を備える検査用チャンバである。典型的なフィルムチャンバは、被検体を完全に内包するように、被検体の周囲で互いに重ねられた2つのフィルム層を備える。被検体の収納後、フィルムチャンバは密閉され、排気される。その後、フィルムチャンバの容器内において、被検体外の領域での圧力の変化が監視される。ここで、圧力が増加する場合には、被検体からのリークを示すものと判断される。フィルムチャンバ内の圧力監視に代わる代替法として、可撓性壁部を監視してもよい。ここで、可撓性壁部またはフィルムにおける変化は、それぞれリークの指標となり得るものである。このような方法は、特許文献1により公知である。
ドイツ特許出願公開第10 2012 200 063 号公報
被検体にグロスリークがある場合、フィルムチャンバを排気する際に、グロスリークを通じ、被検体も同時に排気されることが問題となる。この場合必然的に、フィルムチャンバの排気後の圧力増加の測定によって、リーク検知を行うことはできない。グロスリークによって、被検体の自由容量のかなりの部分が、排気時間中に体積流れによって排気されると考えられている。
本発明は、被検体におけるグロスリークの検知を可能とするフィルムチャンバおよび対応する方法を提供することを目的とする。
本発明のフィルムチャンバは、請求項1の構成要件により定義される。
測定チャンバは、フィルムチャンバの容積を規定する可撓性壁部に隣接し、フィルムチャンバ容積部(volume)に対し気密状態で分離されている。検査される被検体にグロスリークがあると、フィルムチャンバの排気に伴い、被検体も少なくともある程度排気される。その際、フィルムチャンバ容積部と測定容積部との間の壁部は可撓性であるので、測定容積部は大きくなる。この測定容積部の増大は、被検体が気密されている場合や、被検体に小さな穴しかない場合よりも大きい。被検体が気密性の場合には、被検体の外側の領域のフィルムチャンバ容積部のみが排気されるが、被検体がグロスリークを有する場合には、被検体の容積部の全体または、少なくとも一部も排気される。こうして、グロスリークがある場合には、被検体が気密性の場合よりも大きい容量が排気される。従って、被検体のリークが大きくなるに従い、測定容積部の膨張は大きくなる。そこで、測定容積部および/または可撓性壁部の膨張に基づいて、被検体に想定されるリークのサイズについて判断することが可能である。
フィルムチャンバは、各々が可撓性壁部を構成する二枚のフィルム層を有することが好ましい。フィルムチャンバが閉鎖された状態で、2つのフィルム層はフィルムチャンバ容積部を内包する。各フィルム層は、フレーム(フレーム状部品)により支持され、張りわたされている。2つのフレームは、例えばヒンジなどで互いに接続され、折りたたみにより、フィルムチャンバを開閉できるように構成されていてもよい。フィルムチャンバが開放された状態では、フィルムチャンバ容積部にアクセスし、フィルムチャンバ内に被検体を配置することが可能である。フィルムチャンバが閉鎖された状態では、フィルムチャンバ容積部はフィルムチャンバの周囲の外気から気密状態で分離されている。
測定容積部は、測定チャンバリングおよび測定チャンバカバーを備えた測定チャンバによって形成されてもよい。測定チャンバリングは、対向する二つの開口端を備える。開口端のうち1つは、フィルム層(可撓性壁部)により閉鎖されている。測定チャンバリングの反対側の端は測定チャンバカバーにより閉鎖されている。
2つのフィルム層の其々には、個別に測定チャンバが設けられていることが好ましい。2つの測定チャンバは、気密状態で、例えば、ガス送通導管により接続されていてもよく、またフィルムチャンバおよび測定チャンバの周囲の外気に対して密閉されている。
2つの測定チャンバのうち、少なくとも1つに通気バルブが形成されてもよい。通気バルブは、測定チャンバ内の圧力を適切に調整するために用いることができる。フィルムチャンバが気密され真空排気された状態において、気密性の被検体を内包している場合には、測定チャンバ内の圧力が約1barの大気圧に一致するようにすると、特に好ましい。フィルムチャンバ内の被検体が気密性、または被検体のリークが特に小さく、フィルムチャンバ内が真空排気された場合には、測定チャンバは通気されることが好ましい。
少なくとも1つの測定チャンバの測定容積部は、測定容積部の監視用センサに接続されているべきである。このセンサは圧力センサまたは流量センサであってよい。圧力センサとしては、微分圧力センサや全圧センサを使用してもよい。
開放状態のフィルムチャンバを示す図である。 気密性の被検体を配置した閉鎖状態のフィルムチャンバを示す図である。 グロスリークを有する被検体を配置した閉鎖状態のフィルムチャンバを示す図である。 測定容積部における微分圧力特性を示す図である。 測定容積部における全圧特性を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1に示すフィルムチャンバ10は、上部カバー12および下部カバー14から形成される。上部フィルム層16は上部カバーの必須構成要素であり、下部フィルム層18は下部カバーの必須構成要素である。フィルムチャンバを閉鎖した状態において(図2および図3を参照)、2つのフィルム層16、18は、フィルムチャンバ容積部20内に格納された被検体22を内包している。2つのフィルム層16、18のそれぞれが、フィルムチャンバ容積部20に面する側に不織布24を備える。不織布24と共に、各フィルム層16、18はそれぞれフィルムチャンバ10の可撓性壁部を構成する。フィルム16、18の外端領域において、フィルム16、18はそれぞれ測定チャンバリングにガス気密状態に接続される。したがって、フィルム層16は、フィルムチャンバ10に面する上部測定チャンバリング26の下部端を密閉する。同様に、下部フィルム層18は、フィルムチャンバ容積部20に面する下部測定チャンバリング28の上部端を閉鎖する。各測定チャンバリング26、28の、対応するフィルム層16、18の反対側における端部は、測定チャンバカバー30、32により密閉される。
したがって、測定チャンバカバー30、測定チャンバリング26およびフィルム層16は、上部測定容積部34を内包し、フィルム層18、測定チャンバリング28および測定チャンバカバー32は下部測定容積部36を内包する。測定容積部34、36はフィルムチャンバ容積部20およびフィルムチャンバ10周囲の外気から気密状態で分離されている。測定容積部34、36は、ガス送通接続手段(図示せず;例えば、チューブ)により、ガス送通可能な形で互いに接続されている。
上部測定容積部34は、ガス送通を行い得る形で、圧力センサ38と接続されている。上部測定チャンバカバー30に形成された通気バルブ40は、上部測定容積部34とフィルムチャンバ10の周囲の外気とを接続する。通気バルブ40を閉鎖した状態では、測定容積部34は外気から気密状態で分離され、バルブ40を開放した状態では、ガス送通可能な状態で外気と接続されている。
外端領域において、封止リング42が2つのフィルム層16、18間に設けられており、該封止リングは、フィルムチャンバ10が閉鎖された状態において、フィルム層16、18間を気密状態で接続する。
図1には、開放状態のフィルムチャンバ10が示されている。フィルムチャンバ容積部20には、被検体22をフィルムチャンバ容量20内に配置できるように自由にアクセスできる。その後、フィルムチャンバ10は閉鎖され、フィルムチャンバ容積部20が排気される。気密性の被検体の場合、図2に示された状態となる。この状態では、2つの測定容積部34、36は通気バルブ40を介して通気され、約1barの大気圧に戻される。
直径約1cmのグロスリークを有するリーク性の被検体の場合、図3に示された状態となる。ここで、フィルムチャンバ容積部20が排気されるとき、グロスリークを通じて、被検体22内もかなりの程度排気される。そこで、被検体22の内圧は測定容積部34、36内の圧力よりも低くなる。フィルム層16、18を介して、測定容積部34、36内の圧力が被検体22に作用し、図3に示されるように、被検体22は同様に、圧縮され排気される。その結果、測定容積部34、36内の圧力は、気密性の被検体について図2に示された状態よりも低くなる。
圧力センサ38を用いることで、圧力特性に基づいて、被検体におけるグロスリークの有無を判定するために、フィルムチャンバ10の排気中に測定容積部34、36内の圧力を監視してもよい。図4は、測定容積部34、36において測定された微分圧力特性を示している。実線の連続線は、図2で示された気密性被検体の圧力特性を表す。破線は、図3で示されたグロスリークを有する被検体22の測定容積部34、36における圧力特性を表す。気密性の被検体の場合、圧力は約45秒後に−9mbarまで低下し、グロスリークを有する被検体の場合、圧力は約55秒後に−11.5mbarまで低下する。言うまでもないが、他のケース(他の実施形態)では、これらの数値は異なるものと想定される。
図5は、測定容積部34、36における全圧特性を示す。気密性の被検体の圧力特性は実線で、グロスリークを有する被検体の圧力特性は破線で示されている。グロスリークを有する被検体は、測定時に部分的に排気されて縮小するのに対し、気密性の被検体は排気されず、フィルムチャンバ内でより大きい容積を置換する。被検体の容積が大きくなるに従って、置換される容積は大きくなる。そのため、グロスリークを有する被検体に比べると、気密性の被検体の場合には、測定容積部内の圧力は、より大きく増大する。図5に示された実施例において、気密性の被検体の場合、約7秒の測定時間の後に圧力が2.5mbar増大するのに対し、グロスリークを有する被検体の場合、全圧は1mbarしか増大しない。
なお本発明は、実施の態様として以下の内容を含む。
〔態様1〕
リークの有無について検査される被検体(22)を格納するフィルムチャンバ(10)であって、該フィルムチャンバ(10)がフィルムチャンバ容積部(20)を内包する壁を備え、前記壁が少なくとも1つの可撓性壁部を備える、フィルムチャンバ(10)において、
前記フィルムチャンバ容積部(20)に対置される測定容積部(34、36)が、前記可撓性壁部側に隣接して配置され、前記フィルムチャンバ容積部(20)から密閉状態で区画されていることを特徴とするフィルムチャンバ。
〔態様2〕
態様1に記載のフィルムチャンバ(10)において、前記測定容積部(34、36)がガス送通可能な状態で、圧力センサ(38)または流量センサに接続されていることを特徴とするフィルムチャンバ。
〔態様3〕
態様1または2に記載のフィルムチャンバ(10)において、前記測定容積部(34、36)が、通気バルブ(40)を介して前記測定容積部(34、36)の周囲の外気と接続されることを特徴とするフィルムチャンバ。
〔態様4〕
態様1〜3のいずれか一態様に記載のフィルムチャンバ(10)において、フィルムチャンバ(10)が、フィルムチャンバ(10)の閉鎖状態において前記フィルムチャンバ容積部(20)を内包する第1および第2のフィルム層(16、18)を備え、第1の測定容積部(34、36)が前記第1のフィルム層(16、18)に隣接し、第2の測定容積部(34、36)が前記第2のフィルム層(16、18)に隣接することを特徴とするフィルムチャンバ。
〔態様5〕
態様4に記載のフィルムチャンバ(10)において、前記2つの測定容積部(34、36)はガス送通可能な状態で接続されていることを特徴とするフィルムチャンバ。
〔態様6〕
態様1〜5のいずれか一態様に記載のフィルムチャンバ(10)において、前記測定容積部(34、36)は、前記可撓性壁部を下側で支持する測定チャンバリング(26、28)、および前記可撓性壁部の反対側で、前記測定チャンバリング(26、28)を閉鎖する測定チャンバカバー(30、32)により形成されることを特徴とするフィルムチャンバ。
〔態様7〕
態様1〜6のいずれか一態様に記載のフィルムチャンバ(10)において、前記フィルムチャンバ(10)は、被検体(22)を前記フィルムチャンバ容積部(20)内に配置し得る開放状態と、前記フィルムチャンバ容積部(20)が密閉される閉鎖状態とを有し、前記測定容積部(34、36)は前記フィルムチャンバ(10)の閉鎖状態とは別個に密閉されることを特徴とするフィルムチャンバ。
〔態様8〕
態様1〜7のいずれか一態様に記載のフィルムチャンバ(10)を使用し、被検体(22)のリークの有無を検査する方法において、
前記被検体(22)を前記フィルムチャンバ(10)内に配置する工程と、
前記フィルムチャンバ(10)を閉鎖する工程と、
前記フィルムチャンバ(10)を排気する工程と、
前記フィルムチャンバ(10)の排気中に前記測定容積部(34、36)を監視し、監視結果に基づいて、前記被検体(22)が有する可能性のあるリークのサイズを判定する工程と、をそなえることを特徴とする方法。
〔態様9〕
態様8に記載の方法において、前記フィルムチャンバ(10)が排気されるに従って、前記測定容積部(34、36)が増大する場合、グロスリークを検知することを特徴とする方法。
〔態様10〕
態様8または9に記載の方法において、前記フィルムチャンバ(10)の閉鎖および排気後に、被検体(22)にグロスリークが検知されなかった場合、前記測定容積部(34、36)を通気することを特徴とする方法。
〔態様11〕
態様8〜10のいずれか一態様に記載の方法において、内部に配置された前記被検体(22)により影響される、前記測定容積部(34、36)の変化が、前記フィルムチャンバ内の圧力を測定することにより、あるいは前記フィルムチャンバ(10)内のガス流量または前記フィルムチャンバ(10)からのガス流量を測定することにより判定されることを特徴とする方法。
〔態様12〕
態様8〜11のいずれか一態様に記載の方法において、前記被検体(22)の絶対容量を、前記フィルムチャンバ(10)内の圧力の変化を測定することにより、あるいはフィルムチャンバ(10)内のガス流量または前記フィルムチャンバ(10)からのガス流量を測定することにより判定することを特徴とする方法。
10 フィルムチャンバ
16、18 フィルム層
20 フィルムチャンバ容積部
22 被検体
26、28 測定チャンバリング
34、36 測定容積部
38 圧力センサ
40 通気バルブ

Claims (12)

  1. リークの有無について検査される被検体(22)を格納するフィルムチャンバ(10)であって、該フィルムチャンバ(10)がフィルムチャンバ容積部(20)を内包する壁を備え、前記壁が少なくとも1つの可撓性壁部を備える、フィルムチャンバ(10)において、
    前記フィルムチャンバ容積部(20)に対置される測定容積部(34、36)が、前記可撓性壁部側に隣接して配置され、前記フィルムチャンバ容積部(20)から密閉状態で区画されており、
    前記被検体(22)が有する可能性のあるリークのサイズを判定するため、前記測定容積部(34、36)がガス送通可能な状態で、ガス排気中の前記測定容積部(34、36)のサイズ、圧力、流通ガス流量を含む群から選択されるパラメータを監視するよう構成されたセンサに接続されていることを特徴とするフィルムチャンバ。
  2. 請求項1に記載のフィルムチャンバ(10)において、前記測定容積部(34、36)がガス送通可能な状態で、圧力センサ(38)または流量センサに接続されていることを特徴とするフィルムチャンバ。
  3. 請求項1または2に記載のフィルムチャンバ(10)において、前記測定容積部(34、36)が、通気バルブ(40)を介して前記測定容積部(34、36)の周囲の外気と接続されることを特徴とするフィルムチャンバ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のフィルムチャンバ(10)において、フィルムチャンバ(10)が、フィルムチャンバ(10)の閉鎖状態において前記フィルムチャンバ容積部(20)を内包する第1および第2のフィルム層(16、18)を備え、第1の測定容積部(34、36)が前記第1のフィルム層(16、18)に隣接し、第2の測定容積部(34、36)が前記第2のフィルム層(16、18)に隣接することを特徴とするフィルムチャンバ。
  5. 請求項4に記載のフィルムチャンバ(10)において、前記2つの測定容積部(34、36)はガス送通可能な状態で接続されていることを特徴とするフィルムチャンバ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のフィルムチャンバ(10)において、前記測定容積部(34、36)は、前記可撓性壁部を下側で支持する測定チャンバリング(26、28)、および前記可撓性壁部の反対側で、前記測定チャンバリング(26、28)を閉鎖する測定チャンバカバー(30、32)により形成されることを特徴とするフィルムチャンバ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のフィルムチャンバ(10)において、前記フィルムチャンバ(10)は、被検体(22)を前記フィルムチャンバ容積部(20)内に配置し得る開放状態と、前記フィルムチャンバ容積部(20)が密閉される閉鎖状態とを有し、前記測定容積部(34、36)は前記フィルムチャンバ(10)の閉鎖状態とは別個に密閉されることを特徴とするフィルムチャンバ。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のフィルムチャンバ(10)を使用し、被検体(22)のリークの有無を検査する方法において、
    前記被検体(22)を前記フィルムチャンバ(10)内に配置する工程と、
    前記フィルムチャンバ(10)を閉鎖する工程と、
    前記フィルムチャンバ(10)を排気する工程と、
    前記フィルムチャンバ(10)の排気中に前記測定容積部(34、36)のサイズ、圧力、流通ガス流量を含む群から選択されるパラメータを監視し、監視結果に基づいて、前記被検体(22)が有する可能性のあるリークのサイズを判定する工程と、をそなえることを特徴とする方法。
  9. 請求項8に記載の方法において、前記フィルムチャンバ(10)が排気されるに従って、前記測定容積部(34、36)が増大する場合、グロスリークを検知することを特徴とする方法。
  10. 請求項8または9に記載の方法において、前記フィルムチャンバ(10)の閉鎖および排気後に、被検体(22)にグロスリークが検知されなかった場合、前記測定容積部(34、36)を通気することを特徴とする方法。
  11. 請求項8〜10のいずれか一項に記載の方法において、内部に配置された前記被検体(22)により影響される、前記測定容積部(34、36)の変化が、前記フィルムチャンバ内の圧力を測定することにより、あるいは前記フィルムチャンバ(10)内のガス流量または前記フィルムチャンバ(10)からのガス流量を測定することにより判定されることを特徴とする方法。
  12. 請求項8〜11のいずれか一項に記載の方法において、前記被検体(22)の絶対容量を、前記フィルムチャンバ(10)内の圧力の変化を測定することにより、あるいはフィルムチャンバ(10)内のガス流量または前記フィルムチャンバ(10)からのガス流量を測定することにより判定することを特徴とする方法。
JP2017514428A 2014-09-15 2015-09-14 グロスリーク検知のための容積測定機能を備えるフィルムチャンバ Active JP6602852B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102014218399.5A DE102014218399A1 (de) 2014-09-15 2014-09-15 Folienkammer mit Messvolumen zur Grobleckerkennung
DE102014218399.5 2014-09-15
PCT/EP2015/070936 WO2016041893A1 (de) 2014-09-15 2015-09-14 Folienkammer mit messvolumen zur grobleckerkennung

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017526935A JP2017526935A (ja) 2017-09-14
JP2017526935A5 JP2017526935A5 (ja) 2018-10-04
JP6602852B2 true JP6602852B2 (ja) 2019-11-06

Family

ID=54145759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017514428A Active JP6602852B2 (ja) 2014-09-15 2015-09-14 グロスリーク検知のための容積測定機能を備えるフィルムチャンバ

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10309862B2 (ja)
EP (1) EP3194922B1 (ja)
JP (1) JP6602852B2 (ja)
CN (1) CN107076636B (ja)
AU (1) AU2015317023B2 (ja)
BR (1) BR112017005022B1 (ja)
DE (1) DE102014218399A1 (ja)
RU (1) RU2699927C2 (ja)
WO (1) WO2016041893A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9915581B2 (en) * 2016-03-31 2018-03-13 Glttek Co., Ltd Seal detecting device and means thereof
DE102017201004A1 (de) 2017-01-23 2018-07-26 Inficon Gmbh Folienkammer mit Doppelfolie
DE102017222308A1 (de) * 2017-12-08 2019-06-13 Inficon Gmbh Verfahren zur Leckprüfung mit einer Folienkammer mit belüftetem Messvolumen
DE102018201313A1 (de) * 2018-01-29 2019-08-01 Inficon Gmbh Verfahren zur Leckprüfung mit einer Folienkammer mit belüftetem Messvolumen
US10914652B2 (en) * 2018-05-31 2021-02-09 Wcr, Inc. Leak detection for heat exchanger plate
CN108572050A (zh) * 2018-07-20 2018-09-25 常熟迈得医疗器械技术服务有限公司 一种尿袋加载泄漏检验装置
WO2021039562A1 (ja) * 2019-08-26 2021-03-04 キョーラク株式会社 容器のリーク検査方法及び積層剥離容器の容器本体の外気導入孔の形成方法
KR20220022389A (ko) * 2020-08-18 2022-02-25 현대자동차주식회사 연료전지용 분리판의 기밀 검사장치

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US741288A (en) * 1902-03-27 1903-10-13 Frank L Union Corner-strip.
US2518147A (en) * 1946-09-13 1950-08-08 Simmons Co Electric blanket sewing machine
DE2458137A1 (de) * 1974-12-09 1976-06-10 Gaupp Hans Juergen Ing Grad Verfahren zur schnellen dichtheitspruefung von uhrgehaeusen und uhren
NL8400398A (nl) * 1984-02-08 1985-09-02 Product Suppliers Ag Lekdetectie.
US5625141A (en) * 1993-06-29 1997-04-29 Varian Associates, Inc. Sealed parts leak testing method and apparatus for helium spectrometer leak detection
NL1000311C2 (nl) * 1995-05-04 1996-11-05 Sara Lee De Nv Werkwijze en inrichting voor het onderzoeken van tenminste een flexibele verpakking op de aanwezigheid van een lek.
JP3688083B2 (ja) * 1996-12-26 2005-08-24 東洋自動機株式会社 密封体の漏れ検査方法および装置
DE19935293A1 (de) 1999-07-27 2001-02-01 Leybold Vakuum Gmbh Folienlecksuchkammer
US6513366B1 (en) * 2001-10-11 2003-02-04 Packaging Technologies & Inspection Llc Method and apparatus for package leak testing
JP5073198B2 (ja) 2005-11-28 2012-11-14 キョーラク株式会社 ブロー成形品のピンホール検査方法
DE102011086486B4 (de) 2011-11-16 2023-01-19 Inficon Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur schnellen Lecksuche an formsteifen/schlaffen Verpackungen ohne Zusatz von Prüfgas
DE102012200063A1 (de) 2012-01-03 2013-07-04 Inficon Gmbh Verfahren zur Lecksuche an einem nicht formstarren Prüfling
DE102012217945A1 (de) 2012-10-01 2014-04-03 Inficon Gmbh Folienkammer und Verfahren zur Leckagedetektion an einem nicht formstarren Prüfling
GB2518147A (en) * 2013-09-10 2015-03-18 M Squared Lasers Ltd Maturation apparatus and monitoring methods
DE102014205027A1 (de) * 2014-03-18 2015-09-24 Inficon Gmbh Evakuierbare flexible Leckageprüfkammer
DE102014205032A1 (de) * 2014-03-18 2015-09-24 Inficon Gmbh Dichteanstiegsmessung in Folienkammer

Also Published As

Publication number Publication date
BR112017005022B1 (pt) 2022-05-17
BR112017005022A2 (pt) 2017-12-05
RU2017113000A (ru) 2018-10-17
DE102014218399A1 (de) 2016-03-17
US20170254720A1 (en) 2017-09-07
EP3194922B1 (de) 2018-12-19
AU2015317023B2 (en) 2020-10-08
CN107076636B (zh) 2020-11-13
RU2017113000A3 (ja) 2019-02-04
AU2015317023A1 (en) 2017-04-06
CN107076636A (zh) 2017-08-18
RU2699927C2 (ru) 2019-09-11
WO2016041893A1 (de) 2016-03-24
EP3194922A1 (de) 2017-07-26
US10309862B2 (en) 2019-06-04
JP2017526935A (ja) 2017-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6602852B2 (ja) グロスリーク検知のための容積測定機能を備えるフィルムチャンバ
JP6880161B2 (ja) 排気可能でフレキシブルな漏れテストチャンバ
JP2017526935A5 (ja)
RU2705752C2 (ru) Измерение разности давлений с помощью пленочной камеры
US10670489B2 (en) Device and method for calibrating a film chamber for leak detection
JP6492084B2 (ja) フィルムチャンバ排気時の密閉度試験法
US10514317B2 (en) Gas density increase measurement in a film chamber
US10900862B2 (en) Gross leak measurement in an incompressible test item in a film chamber
JP2016529503A5 (ja)
JP6944527B2 (ja) 二重フィルムを有するフィルムチャンバ
JP2020505604A5 (ja)
US11630024B2 (en) Method for leak testing using a film chamber with ventilated measuring volume
JP2009236747A (ja) リークテスト方法及びリークテスト装置
BR112019013683B1 (pt) Câmara de película apresentando película dupla e método para detecção de vazamento em uma amostra de teste empregando a mesma
JP2002022593A (ja) リーク検出装置及びリーク検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180822

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6602852

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250