JP2007297844A - 吐水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が洗髪等のため目を閉じている状態でも吐出される水が適温であるかどうか、或いは水の流量や吐出が開始されてからの経過時間等の水の吐出情報が容易に認識できるようにした吐水装置を提供する。
【解決手段】水の吐出経路に設けた検出手段102と、制御手段103と、発音手段105とを有し、制御手段103は検出手段102からの水の吐出情報に応じて発音手段105から音を出力させる。検出手段102が温度検出手段であって、吐出情報が適温であり、吐出情報の変化に応じて発音手段から出力される音楽や音声などの音の種類などが変化する。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定温度の水をその吐水口やシャワーから吐水させる吐水装置に係り、とくに、水温や流量などを容易に認識し得るようにした吐水装置に関する。
浴室内で使用する湯や水を吐水口やシャワーから吐水させる水栓がカウンター上部や浴槽近傍等に取り付けられている。
この種の水栓では、水栓本体等に取り付けられた温度設定ハンドルを操作して希望する温度、即ち適温に設定すると、水栓本体に取り付けられたサーモスタットの働きによって湯と水の混合量が調節されて適温の水が得られるようになっている。しかし、現状の技術では吐水を開始した瞬間から、設定した適温で吐水することは困難である。そのため、吐水開始から一定時間経過するまでは適温以下の吐水となり、使用者に不快感を与えてしまったり、逆に温度設定を下げたときには、設定変更直後は設定温度よりも高温の吐水となって使用者に不快感を与えてしまうことがある。
そこで、例えば特許文献1に記載のように、吐水する際に見た目では分からない水温(熱い、冷たい)を認識できるように、吐水部に搭載した三原色LEDで水を照射して色をつけることにより、使用者の視覚に訴えて水温を知らせるという吐水装置が提案されている。
特開2004−124450号公報
しかし、上記特許文献1のように視覚に訴えて水温を知らせる方式は、使用者が洗髪等のために目を閉じている場合には、役に立たない。
本発明は、以上の点に鑑み、使用者が洗髪等のために目を閉じたまま水栓を使用している状態であっても、吐出される水が適温であるかどうか、或いは水の流量や吐出が開始されてからの経過時間等の水の吐出情報が容易に認識できるようにした吐水装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の吐水装置は、水の吐出経路に設けた検出手段と制御手段と発音手段とを有し、制御手段にて検出手段からの水の吐出情報に応じて発音手段から音を出力させるようにしたことを特徴としている。なお、本発明の説明では、水の用語は、湯を含む概念として使用している。
本発明の吐水装置において、検出手段は、好ましくは温度検出手段であって、吐出情報は水温であり適温であるときに又は非適温であるときに発音手段により音を出力する。
前記検出手段が流量検出手段であって吐出情報が流量であってもよく、また、検出手段が流れ検出手段であって吐出情報が吐出開始からの経過時間であるようにしてもよい。
本発明の吐水装置において、吐出情報の変化に応じて発音手段から出力される音楽や音声などの音の種類や音量などが変化するようにすれば好ましい。
本発明の吐水装置によれば、使用者が洗髪等のため目を閉じている場合でも水の吐出状況を容易に認識することができる。例えば、吐出される水温が適温か非適温であるか、また、吐出される水の流量、或いは吐出が開始されてからの経過時間などを音により容易に認識することができる。さらに、水の適温範囲内での温度変化や流量の変化、または吐出してからの経過時間の変化なども容易に認識することができる。
以下、本発明による吐水装置の好ましい実施の形態の幾つかを図面に基づき説明する。なお、何れの実施形態においても、吐水装置が浴室に設置されている場合を例にとる。
図1は本発明の実施形態に係る吐水装置を設置した浴室1を示している。図1に示すように、浴室1には、浴槽用防水パン(図示省略)の上に浴槽2が備えられると共にこの浴槽2に隣接した洗い場3が備えられ、これらの浴槽2と洗い場3との四方を囲むように壁パネル4が組み付けられ、浴室ユニットとして構成されている。ただし、浴室ドアが設けられた壁パネルは図示を省略している。洗い場3の壁パネル4a側にはカウンター6が設けられ、このカウンター6の上部にはミラーパネル7が壁パネル4aに一体的に組み付けられている。このミラーパネル7の表面には、ミラー8、洗面用具の収納棚9、そして水栓10が取り付けられている。また、壁パネル4aの上部には照明11が取り付けられ、天井パネル5には例えば外部音源に接続されたスピーカー12が取り付けられている。
次に、本発明による第1の実施形態について説明する。
図1に示したように、水栓10は、水栓本体13と、水栓本体13の前側に設けられた吐水口14と、水栓本体13の一側部に接続されたシャワー15と、水栓本体13の他側部に設けられていて、その操作により吐水・止水の切り換え及び吐水口14とシャワー15の切り換えを行う操作ハンドル16と、水栓本体13の上面に設けられていて所望の水温に設定する温度設定ハンドル17等を有している。図示を省略するが、水栓10にはサーモスタットが設けられており、温度設定ハンドル17を操作して水温を設定すると、サーモスタットの働きによって湯と水の混合量が調節されて、適温の水が得られるようになっている。
この水栓10の基本構造は各実施形態において共通であるので、以降の各実施形態の説明においては同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図2は第1の実施形態における水栓10の構造を模式的に示した断面図である。101は水栓本体13内に設けられ且つ温度設定ハンドル17に接続されたロータリーエンコーダ等の設定温度検出手段、102は吐水口14の内部に取り付けられたサーミスタなどの温度検出手段である。103は水栓本体13内に設けられ且つ設定温度検出手段101及び温度検出手段102と接続されたCPU等を含む制御手段であって、内部に制御プログラムを記憶したROM等の記憶手段104が設定されている。105は水栓本体13の下部に設けられ且つ制御手段103と接続されたスピーカーである。
記憶手段104は、制御プログラムの他に、設定温度検出手段101からの各信号と設定温度とを対応付けた設定温度用のテーブルを記憶していると共に、温度検出手段102からの信号と温度とを対応付けた検出温度用のテーブルを記憶している。
制御手段103は、記憶手段104に記憶された制御プログラムに従って、設定温度検出手段101からの信号に基づいて設定温度用のテーブルを参照して設定温度を導き出し、温度検出手段102からの信号に基づいて検出温度用のテーブルを参照して検出温度を導き出し、設定温度と検出温度とを比較して検出温度が設定温度、すなわち適温になったらスピーカー105を鳴らすようになっている。なお、検出温度をTとし、設定温度をtsetとしたとき、設定温度tsetに対する誤差±5%の範囲、即ちtset×0.95≦T≦tset×1.05の場合に適温であるとする。
第1の実施形態の作用について、図3に示したフローチャートに基づいて説明する。最初に温度設定ハンドル17を所望の温度tsetに設定すると、これが制御手段103に入力される。次に、操作ハンドル16を操作して吐水を開始する。温度検出手段102が吐水口14から吐出される水の温度Tを検出し、これが制御手段103に入力される。制御手段103は、制御プログラムに従い、検出温度Tがtset×0.95≦T≦tset×1.05であるかどうか判定し、「YES」のときにスピーカー105がメロディ等を鳴らしていれば、即ち発音が「YES」の場合はそのままの状態を続行し、発音が「NO」の場合は発音をスタートする。一方、判定結果が「NO」のとき、すなわちT<tset×0.95又はT>tset×1.05のときに、スピーカー105がメロディ等を鳴らしていれば、即ち発音が「YES」の場合は発音をストップし、発音が「NO」の場合はそのままの状態を続行する。
このように、本発明の第1の実施形態に係る吐水装置によれば、吐水口14から吐出される水の温度が適温である場合にスピーカー105からメロディ等が出力され、適温でない場合は出力されない。従って、使用者が洗髪等のため目を閉じている状態でも吐出される水が適温であるかどうか認識することができる。
次に、本発明による吐水装置の第2の実施形態について説明する。
図4は第2実施形態における水栓10の構造を模式的に示した断面図である。201は水栓本体13内に設けられ且つ温度設定ハンドル17に接続されたロータリーエンコーダ等の設定温度検出手段、202は吐水口14の内部に取り付けられたサーミスタなどの温度検出手段、206は吐水口14の内部に取り付けられた羽根車式の流量センサー等の流量検出手段である。203は水栓本体13内に設けられ且つ設定温度検出手段201,温度検出手段202及び流量検出手段206と接続されたCPU等を含む制御手段であって、内部に制御プログラムを記憶したROM等の記憶手段204が設けられている。205は水栓本体13の下部に設けられ且つ制御手段203と接続されたスピーカーである。
制御手段203は、記憶手段204に記憶された制御プログラムに従って、流量検出手段206からの入力値QがQ≧0.5[L/min]の場合に水が吐出口14へ流れていると判定し、設定温度検出手段201からの入力値と温度検出手段202からの入力値とを比較して、検出温度が設定温度外、すなわち非適温になったらスピーカー205を鳴らすようになっている。なお、検出温度をTとし、設定温度をtsetとしたときに、設定温度tsetに対する誤差±5%の範囲外、即ちT<tset×0.95又はT>tset×1.05の場合には非適温であるとする。
上記第2の実施形態の作用について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。最初に温度設定ハンドルを所望の温度tsetに設定すると、これが制御手段203に入力される。次に、操作ハンドル16を操作して吐水を開始する。流量検出手段206が水の流量Qを検出し、これが制御手段203に入力される。制御手段203は検出流量Qが、Q≧0.5[L/min]のときに水が吐出口14へ流れていると判定する。また、温度検出手段202が吐水口14から吐出される水の温度Tを検出し、これが制御手段203に入力される。制御手段203は、制御プログラムに従い、検出温度Tが、T<tset×0.95又はT>tset×1.05であるかどうか判定し、「YES」のときにスピーカー205がメロディ等を鳴らしていれば、即ち発音が「YES」の場合はそのままの状態を続行し、発音が「NO」の場合は発音をスタートする。一方、判定結果が「NO」のとき、すなわちtset×0.95≦T≦tset×1.05のとき、スピーカー105が音を出していれば発音をストップし、発音が「NO」の場合はそのままの状態を続行する。
このように、本発明の第2の実施形態に係る吐水装置によれば、吐水口14から吐出される水が非適温である場合にスピーカー205からメロディ等が出力され、適温である場合は出力されない。従って、使用者が洗髪等のため目を閉じている状態でも吐出される水が非適温であるかどうか認識することができる。
次に、本発明による吐水装置の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態に係る水栓10は、第1の実施形態に係る水栓10と基本構成が同じであり、検出温度をTとし、設定温度をtsetとしたときに、tset×0.95≦T≦tset×1.05の場合に水が適温であるとしてスピーカー105を鳴らすようになっているが、さらにこの適温範囲を(a)〜(c)の3つの範囲に分け、例えば、少しぬるめの範囲(a)であるtset×0.95≦T<tset×0.98と、最適温の範囲(b)であるtset×0.98≦T<tset×1.02と、少し熱めの範囲(c)であるtset×1.02≦T≦tset×1.05と、に分け、これらの範囲に対応してスピーカー105から記憶手段104に記録されているメロディ1,2,3をそれぞれ鳴らすようにしている。なお、記憶手段104には、メロディ1,2,3をそれぞれ記録した音声ファイルが含まれている。
この第3の実施形態の作用について、図6に示したフローチャートに基づいて説明する。最初に温度設定ハンドルを所望の温度tsetに設定すると、これが制御手段103に入力される。次に、操作ハンドル16を操作して吐水を開始する。すると、温度検出手段102が吐水口14から吐出される水の温度Tを検出し、これが制御手段103に入力される。制御手段103は、制御プログラムに従い、検出温度Tが、tset×0.95≦T≦tset×1.05であるかどうか判定し、「NO」のとき、すなわちT<tset×0.95又はT>tset×1.05のときに、スピーカー105が音を出していれば発音をストップし、発音が「NO」の場合はそのままの状態を続行する。
一方、判定結果が「YES」のときは、さらに検出温度Tがtset×0.95≦T<tset×0.98であるかどうかの(a)の判定を行い、「YES」のときはスピーカー105がメロディ1を鳴らしていればそのままの状態を続行し、発音が「NO」の場合はメロディ1の発音をスタートする。(a)の判定結果が「NO」のときは、スピーカー105がメロディ1を鳴らしていれば発音をストップし、発音が「NO」の場合はそのままの状態を続行する。
(a)の判定結果が「NO」のときは、さらに検出温度Tがtset×0.98≦T<tset×1.02であるかどうかの(b)の判定を行い、「YES」のときはスピーカー105がメロディ2を鳴らしていればそのままの状態を続行し、発音が「NO」の場合はメロディ2の発音をスタートする。(b)の判定結果が「NO」のときは、スピーカー105がメロディ2を鳴らしていればメロディ2の発音をストップし、発音が「NO」の場合はそのままの状態を続行する。
(b)の判定結果が「NO」のときは、さらに検出温度Tがtset×1.02≦T≦tset×1.05であるかどうかの(c)の判定を行い、「YES」のときはスピーカー105がメロディ3を鳴らしていればそのままの状態を続行し、発音が「NO」の場合はメロディ3の発音をスタートする。(c)の判定結果が「NO」のときは、スピーカー105がメロディ3を鳴らしていればメロディ3の発音をストップし、発音がNOの場合はそのままの状態を続行する。
このように、本発明の第3の実施形態に係る吐水装置によれば、吐水口14から吐出される水の温度が適温である場合、さらにその範囲を少しぬるめ、最適温、少し熱めに細分化して、これらの範囲に対応してスピーカー105から異なるメロディが出力され、適温でない場合は出力されない。従って、使用者が洗髪等のため目を閉じている状態でも吐出される水の温度が少しぬるめ、最適温、少し熱めであるかどうかを認識することが可能である。
次に、本発明による吐水装置の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態に係る吐水装置においては、水栓10の吐水口14から流れ出る水の流量が所定値以上になった場合に、メロディ等が鳴るように構成されている。この実施形態では、第1の実施形態に係る吐水装置10における設定温度検出手段101及び温度検出手段102に代えて、吐水口14の内部に取り付けられた羽根車式の流量センサー等の流量検出手段を備えている。
第4の実施形態に係る制御手段103は、記憶手段104に記憶された制御プログラムに従って、流量検出手段からの検出信号に基づいて検出流量が設定流量以上になったらスピーカー105を鳴らすようになっている。なお、検出流量をQとしたときに、Q≧0.5[L/min]の場合に水が吐出口14へ流れていると判定し、設定流量をQsetとしたときに、Q≧Qsetの場合に十分な量の水が流れているものとして、スピーカー105からメロディ等を鳴らす。なお、記憶手段104に記憶されている設定流量Qsetは、リモートコントローラなどで変更可能に構成されていてもよい。
このように、本発明の第4の実施形態に係る吐水装置によれば、吐水口14から吐出される水の流量が十分である場合にスピーカー105からメロディ等が出力され、十分でない場合は出力されない。従って、使用者が洗髪等のため目を閉じている状態でも吐出される水の流量が十分であるかどうかが認識できる。
次に、本発明による吐水装置の第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態に係る吐水装置においては、制御手段103が、記憶手段104に記憶された制御プログラムに従って、流量検出手段の検出流量が設定流量以上になったらスピーカーを鳴らすように構成されている点では第4の実施形態と同様であるが、検出流量Qが、Q≧0.5[L/min]の場合に水が吐出口14へ流れていると判定し、さらに、参照流量をQ,Q,Qとした場合、(a)Q≦Q<Q(流量;小)、(b)Q≦Q<Q(流量;中)、(c)Q≦Q(流量;大)の範囲の流量に対応してスピーカー105から異なるメロディ1,2,3をそれぞれ出力することを特徴としている。この吐水装置における処理は、第3の実施形態における判定の対象を温度から流量へ代えることにより、図6に示すフローチャートの処理を援用することで実現できる。
このように、本発明の第5の実施形態に係る吐水装置によれば、吐水口14から吐出される水の流量の小,中,大に対応したメロディでスピーカー105が音を出す。従って、使用者が洗髪等のため目を閉じている状態でも吐出される水の流量の小、中、大を認識できる。なお、本実施形態において、制御手段により流量検出手段による検出流量をもとに水の使用量を計算して参照使用量と比較するようにすれば、水の使用量の小,中,大に対応してスピーカーから異なるメロディが出力されるようにすることもできる。
次に、本発明による吐水装置の第6の実施形態について説明する。
第6の実施形態に係る吐水装置では、吐出開始から所定の時間が経過した場合にメロディ等が鳴るように構成されている。この吐水装置は、第1の実施形態に係る吐水装置10における設定温度検出手段101及び温度検出手段102に代えて、吐水口14の内部に取り付けられたフロースイッチ等の流れ検出手段を備えている。
第6の実施形態に係る吐水装置において、制御手段103は、時間カウンターを含んでいて、記憶手段104に記憶された制御プログラムに従って、流れ検出手段で水の流れが検出されてから、経過時間tが設定時間tset以上になったらスピーカー105を鳴らすようになっている。
このように、本発明の第6の実施形態に係る吐水装置によれば、吐水口14から吐出されてから設定時間以上経過するとスピーカー105からメロディ等が出力され、経過していない場合は出力されない。従って、使用者が洗髪等のため目を閉じている状態でも使用開始から所定の時間経過したかどうかを認識することができる。
次に、本発明による吐水装置の第7の実施形態について説明する。
第7の実施形態に係る吐水装置にあっては、制御手段103が、記憶手段104に記憶された制御プログラムに従って、流れ検出手段で水の流れが検出されてから、経過時間tが設定時間tset以上になったらスピーカーを鳴らすように構成されている点では、第6の実施形態と同様であるが、参照経過時間をt,t,tとした場合、(a)t≦t<t(経過時間;短い)、(b)t≦t<t(経過時間;中程度)、(c)t≦t(経過時間;長い)に対応してスピーカー105から異なるメロディ1,2,3をそれぞれ鳴らすようにしている。この吐水装置における処理は、第3の実施形態における判定の対象を温度から経過時間へ代えることにより、図6に示すフローチャートの処理を援用することで実現できる。
このように、本発明の第7の実施形態に係る吐水装置によれば、吐水口14から水が吐出されてからの経過時間の短,中,長に対応してスピーカー105から異なるメロディが鳴る。従って、使用者が洗髪等のため目を閉じている状態でも水が吐出されてからの使用時間の短,中,長を認識することが可能である。
以上説明した実施形態のほか、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。
例えば、制御手段は水栓本体13内に設けられる場合に限らず、壁パネル4の内側など、水栓10から離れた場所に設置されてもよい。また、メロディは水栓本体13の下部に設けたスピーカーにて出力されるほか、天井パネル5に取り付けたスピーカー12からメロディ等の音が出されるようにしてもよい。
本発明は、浴室ユニットのカウンター6に隣接して設けた水栓10に限らず、シャワー15や浴槽用の水栓18にも適用でき、或いは、洗面室、キッチン、又は屋外用の水栓など、用途に制限されることなく適用できることは勿論である。さらに、LED等の照明手段を吐出口14内に設けて、発音と一緒に点灯させてもよい。音の種類もブザー音やメロディ音に限らず、人や鳥類など、種々の音声であってよく、音量調整も任意に可能である。なお、上記説明における数値は例示であり、それに限定されるものではない。
本発明による吐水装置を含む浴室の正面図である。 本発明による吐水装置の第1の実施形態の断面図である。 上記第1の実施形態による作用を示すフローチャートである。 本発明による吐水装置の第2の実施形態の断面図である。 上記第2の実施形態による作用を示すフローチャートである。 上記第3の実施形態による作用を示すフローチャートである。
符号の説明
1 浴室
2 浴槽
3 洗い場
4,4a 壁パネル
5 天井パネル
6 カウンター
7 ミラーパネル
8 ミラー
9 収納棚
10 水栓
11 照明
12 スピーカー
13 水栓本体
14 吐水口
15 シャワー
16 操作ハンドル
17 温度設定ハンドル
101,201 設定温度検出手段
102,202 温度検出手段
103,203 制御手段
104,204 記憶手段
105,205 スピーカー
206 流量検出手段

Claims (5)

  1. 水の吐出経路に設けた検出手段と、制御手段と、発音手段とを有し、上記制御手段は上記検出手段からの水の吐出情報に応じて上記発音手段から音を出力させるようにしたことを特徴とする吐水装置。
  2. 前記検出手段が温度検出手段であって、前記吐出情報が水温であることを特徴とする、請求項1に記載の吐水装置。
  3. 前記検出手段が流量検出手段であって、前記吐出情報が流量であることを特徴とする、請求項1に記載の吐水装置。
  4. 前記検出手段が流れ検出手段であって、前記吐出情報が吐出開始からの経過時間であることを特徴とする、請求項1に記載の吐水装置。
  5. 前記吐出情報の変化に応じて前記発音手段から出力される音が変化するようにしたことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の吐水装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071740A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Toyo Keiki Co Ltd 流体節約喚起器

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