JP2007297725A - シームパッカリング防止用加工剤の塗布装置 - Google Patents

シームパッカリング防止用加工剤の塗布装置 Download PDF

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佳明 田出
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郁彦 藤井
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章彦 廣野
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Abstract

【課題】 本発明は、上記の従来技術の問題点に鑑み、衣服のシームパッカリングの発生を防止する加工剤で加工処理するため、加工剤を均一に効率的に縫製品に塗布するための装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明は、衣服のシームパッカリングの発生を防止する加工剤に圧縮空気を吹き付けてミスト状にし、このミスト状にした加工剤を吹き付ける吐出口を有するノズルを設け、布帛をミシン縫製直後に縫製品の縫目とその近傍に加工剤を吹き付け塗布するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シームパッカリングを防止するために、ミシンによる縫製時に、縫目に加工剤を塗布する装置に関するものである。
衣類の縫い合せ部は、ミシンで縫製されるが、衣服を縫製した時、縫目に波打ち状の変形(凹凸)いわゆるシームパッカリングが発生し、衣服の外観を損ねている。
縫製時に発生したシームパッカリングは、プレス等で縫目の変形(凹凸)を伸ばして平滑にし、目立たなくすることができるが、その場合でも洗濯することにより、元の変形(凹凸)の状態に戻り、再びシームパッカリングが発生する。或いは、洗濯によってシームパッカリングが縫製直後の状態よりも更にひどくなる場合もある。このシームパッカリング、特に洗濯後のシームパッカリングが衣服の外観上大きな問題となっている。
このシームパッカリングの問題を解決するために、セルロース系繊維含有構造物からなる縫製品の縫目にセルロース繊維素反応型樹脂加工剤を塗布した後、熱プレス処理を行なうことを特徴とする縫製品のシームパッカリング防止方法が提案されている。
更に、この縫製品の縫目にセルロース繊維素反応型樹脂加工剤を塗布する方法として、特許文献1(特開2004−60071号)の方法が提案されている。特許文献1の方法は、樹脂加工材の形態が、練り状、クリーム状、ペースト状、又は固形状で、ミシンでの縫目にペン、ノズル、ハケ、ブラシ、ローラー等を用いて、樹脂加工材を縫目に塗布するものである。
しかしながら、特許文献1では、練り状、クリーム状、ペースト状、又は固形状の樹脂加工材を、ミシンで縫製しながら塗布する際、樹脂加工材を布帛に直接接触させて塗布するので、布と樹脂加工剤の間には摩擦があり均一に塗布できない、又は、塗布後の布帛の送りを検討しなければならない等の課題があり、また、ノズルでの塗布の場合、具体的な例(実施例)がないという問題があった。
特開2004−60071号公開公報
本発明は、上記の従来技術の問題点に鑑み、シームパッカリングの発生を防止する加工剤で加工処理するため、加工剤を均一に効率的に縫製品に塗布するための装置を提供することを課題とする。
本発明者等は、上記課題に鑑み、加工剤の布帛への塗布につき数多くの実験を行ったところ、薬液タンクと前記加工剤をミスト状にして吹き付ける吐出口を有するノズルを設け、布帛のミシン縫製直後に縫目に加工剤を吹き付け塗布するようにした塗布装置を見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、
<1>衣服の縫製部のシームパッカリングを防止する加工剤の塗布装置であって、液状の前記加工剤を圧縮空気を吹き付けてミスト状にし、衣服のミシン縫製直後にその縫目とその近傍に前記ミスト状の加工剤を吹き付けるノズルを有することを特徴とするシームパッカリング防止用加工剤の塗布装置、
<2>衣服の縫製部のシームパッカリングを防止する加工剤の塗布装置であって、加工剤をノズルに供給する回路と、前記加工剤の供給回路の開閉をする電磁弁と、前記加工剤をミスト化する圧縮空気を送る回路と、前記圧縮空気を送る回路を開閉する電磁弁と、ミシンの縫製速度を検知する検知器と、前記検知器からの縫製速度増減情報を受信し前記圧縮空気を送る回路の電空レギュレータに信号を送る制御装置と、前記制御装置からの信号を受けて前記圧縮空気の圧力を調節する電空レギュレータとを具備し、衣服のミシン縫製直後の縫目とその近傍に前記加工剤をミスト化して吹き付けることを特徴とするシームパッカリング防止用加工剤の塗布装置、
<3>前記ミシンの縫製速度をエンコーダで検知し、前記縫製速度に合わせて前記圧縮空気の圧力を増減し、前記ミストの吹き付け量を調節することを特徴とする請求項1、2記載のシームパッカリング防止用加工剤の塗布装置、
<4>前記加工剤の粘度が0.5〜100mPa・sであることを特徴とする請求項1〜3記載のシームパッカリング防止用加工剤の塗布装置、
<5>ミシンの縫製停止又は終了時、前記加工剤の供給を止めた後に、前記加工剤をミスト化する圧縮空気を止めることを特徴とする請求項1〜4記載のシームパッカリング防止用加工剤の塗布装置、
である。
本発明の塗布装置によれば、ミシン縫製後の縫目にノズルからミスト状の加工剤を塗布することで、
<1>塗布幅及び塗布量も均一に塗布できるようになる、
<2>ミシンの縫製速度に合わせて均一に塗布できるようになる、
また、
<3>ミシンそのものは改造をせずに、塗布装置を簡単に取り付けられる、
などの効果が得られる。
本発明を好適例に基づき説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、ミシン及び塗布装置の回路図が示されている。
図1に基づき、構成を説明する。符号1はミシンである。ミシン1には、縫製速度を検知するためにモータ回転数を検知するエンコーダREが取り付けられている。また、ミシンの縫製により送られた布帛の有無を検知するスイッチが備えられている。
次に加工剤を供給する回路を説明する。加工剤を貯留する加工剤タンク10からホースでスプレーガン31に接続する。スプレーガン31には、加工剤供給回路11、加工剤の開/閉回路12及び電磁弁、がつながれている。また、スプレーガン31には、流量の絞りを調節する機能が供えられている。ミシンの縫製のスタート、ストップや布帛の有無に合わせてON/OFFする電磁弁12aが間に備えられたスプレーガン31の停止弁に、圧縮空気回路が接続されている。また、加工剤をミスト化するミスト発生用回路13には、圧縮空気源からエアーフィルター、ミストセパレーター、減圧弁13a、電空レギュレータ13b、電磁弁13cと接続されてスプレーガン31につながれている。
加工剤及び加工剤タンク
加工剤タンク10には、中の液体に圧力を加えない自然落下方式タイプの重力式容器、あるいは圧縮空気により中の液体に圧力を加える圧送式容器がある。本件発明では、重力式容器または圧送式容器どちらでもよいが、加工剤の粘度により、送り易い方を選択する。尚、重力式容器を使用する場合はスプレーガン本体よりも高い位置に設置する必要がある。
加工剤10aは、送液し易い、又は、ミスト化し易いように、粘度が0.5〜100mPa・s(温度25℃)以下が好ましい。
ノズル及びスプレーガン
スプレーガン31は、ミスト化圧縮空気と停止弁作動圧縮空気を共有した1系統のものと、ミスト化圧縮空気と停止弁作動圧縮空気を分離させた2系統のものがある。本発明では、圧縮空気の開/閉のタイミングをそれぞれ変えることができる分離させた2系統のもののほうが好ましい。
スプレーガン31の先端には、ノズル3が取り付けてあり、ミシンの縫製部により近づけることができるようにしてある。
スプレーガン31には、流量を調整する絞りがあり、加工剤の粘度やミシンの使用頻度の高い縫製速度に合わせて、加工剤10aの最適な流量に調整することができる。ミシンの速度による加工剤塗布量の調整は、ミスト発生用回路13の圧縮空気の圧力を変更して行うこともできる。
ミスト発生用回路
ミスト発生用回路13は、スプレーガン31に圧縮空気を送り、加工剤10aをミスト化してノズルより吹き付けるためのものである。ミスト発生用回路13には、まず圧力調整弁13aにより、圧縮空気源からの圧縮空気を最適な圧力に減圧する。加工剤の粘度や塗布量にもよるが、圧力調整弁13aでは、空気圧力の設定0.2MPa〜0.5MPaが好ましい。また、圧縮空気源と回路の間に、エアーフィルターとミストセパレータを設けるのが好ましい。
電磁弁13cにより、スプレーガン31への圧縮空気の開/閉を行う。電磁弁13cは、縫製開始時には、電磁弁12aと同時又はそれより早く「開」とし、縫製終了時には、ノズル内の加工剤10aを出し切るようにするため、電磁弁12aよりも遅く「閉」とするのが好ましい。ノズル内に加工剤10aが残っていると、塗布作業が終了した後に、ノズル内の加工剤10aが布帛に滴ることがある。また、ノズル内に残った加工液10aが固まり、ノズルの詰まりの原因になったりする。
加工剤開/閉回路
加工剤開/閉回路12は、スプレーガン31における加工剤10aの通路の「開/閉」を行う電磁弁12aが設けてある。ミシンの縫製開始又はスプレー開始の情報により、電磁弁12aを「開」にし、また、ミシン縫製終了又はスプレー終了の情報により、電磁弁12aを「閉」にする。電磁弁12aの「開/閉」は、前記電磁弁13cで説明したタイミングとする。
電空レギュレータ
電空レギュレータ13bの種類は、入力信号の形態によりアナログ入力タイプとパラレル入力タイプがあり、使用に際しては種類を限定しないが、配線数が少ないアナログ入力タイプが好ましい。電空レギュレータ13bには、電流形と電圧形に分かれるが、ノイズの影響を受けにくい電流形が好ましい。電空レギェレータ13bには、ゼロ・スパンの調整があり、縫製ミシンの縫製速度を低速から高速まで可変した場合を想定し調整して使用する。
電空レギュレータ13bは、ミシンの縫製速度の変化に合わせて加工剤10aの塗布量を調整するために、ミスト発生用回路13の空気圧を調整する。ミシンの縫製速度をミシンのモータの回転数の変化としてエンコーダで検知し、検知した変化を制御装置から電気信号として電空レギュレータ13bに伝えられる。伝えられた電気信号に基づき電空レギュレータ13bは、空気圧力を変更し、スプレーガン31への圧縮空気の圧力が変更される。
縫製速度がアップした場合、圧縮空気の圧力をアップさせ塗布液をより多く吹き付け、縫製速度がダウンした場合は、圧縮空気の圧力をダウンさせ塗布液の吹き付け量を減らす。このように調整することで、縫製速度が変更されても、布帛の単位面積当りにはほぼ一定量の加工剤が塗布されることになる。
ミシン
本発明に用いられるミシンは、業務用または家庭用いずれのものでも良いが、縫製速度を検出し易い、業務用のミシンが好ましい。
ミシン操作のために、縫製開始や停止のスイッチがあり、このスイッチ操作により、加工剤の塗布の入/切にも使用する。
縫製速度の検知器
ミシン1には縫製速度を検出するための検知器として、縫製の動力源であるモータまたはモータの回転を伝えるプーリなどにエンコーダREを取り付け、回転数を検出する。
前記エンコーダREは、スリットを符号化し符号により回転角度の絶対値を読み取るアブソリュート形と、単純に通過するスリット数をカウントするインクリメント形がある。本発明では、縫製ミシンのモータ回転速度を検出し易いインクリメント型が好ましい。エンコーダREは、縫製ミシン用モータの回転をパルス信号に変換し、制御装置に出力している。
制御装置
制御装置(図示せず)は、前記ミシンの縫製速度の検知器から縫製速度に関する信号を受信し、その信号を空圧増減用の信号に変換し電空レギュレータ13bに送る。また、縫製開始の信号及び布帛検知スイッチの布帛の有の信号を受けて加工剤の吹き付け開始を行ったり、ミシンの縫製停止(終了)や布帛の無の信号を受けて、加工剤の吹き付け停止したりする。また、制御装置は、電磁弁12aと13cの開閉のタイミングをずらしたりすることもできる。
次に、図2を用いて、縫製部と塗布部を説明する。
ミシン1に布帛Aを取り付け縫製を開始すると、縫製された布帛Aは図中左側に送られる。左側に送られた布帛Aは、まず検知スイッチ4で布帛「有」の信号が制御装置に送られる。布帛「有」の信号により制御装置は、電磁弁12aと13cに塗布開始(開)の信号を送ることによって、ノズル3からミスト状加工剤の吹き付けが開始される。
ミシン針とノズルはできるだけ近い位置に配置するのが良いが、ミスト状加工剤がミシン針に吹き付けられると、加工剤が固化した時に縫製の障害となることがある。ゆえに、ミスト状加工剤の吹き付けは、ミシン針に掛からない位置及び方向にしなければならない。また、前記スイッチ4の感光面にミストが吹き付けられない位置又はミストが堆積しない位置が好ましい。
布帛の有無の検知スイッチは、非接触型が布送りの抵抗にならないことから好ましい。非接触型スイッチは、検出方式により投光器と受光器を対向設置して使用する透過形と投光器と受光器が一体形になっている反射形がある。本発明では取付調整が容易な反射形が好ましい。当装置では、縫製品がない時は受光部に光は戻らず、縫製品がある時は縫製品から反射した光が受光部に入り 受光量が増加する。その増加をとらえ布帛の検出を行っている。縫製を開始し布帛を検出した場合、検出信号が制御装置に伝えられ、伝えられた信号を基に、電磁弁12aと13cに塗布開始の信号を出す。布帛が「無」の場合は、吹き付け停止の信号を出すようにすることもできる。
本発明のその他の実施形態を図4を用いて説明する。
加工剤開/閉回路12において、まず減圧弁14a、そして電空レギュレータ14bを追加してある。その他は、図1の回路通りである。減圧弁14aで、スプレーガン31における加工剤10aの通路の「開/閉」を行う空圧を最適なスピードになるように設定する。次に、電空レギュレータ14bで減圧弁14aで設定した空圧の微調整を行うようにする。このようにすることで、塗布液を止めた時のミストの停止がスムーズになるとともに、塗布液を止めた後のノズル先端からの液だれ防止効果が良くなる。
下記の機器を、図1及び図2の如く組み合わせ実施例の装置を作製した。
減圧弁 AR2000(SMC株式会社製)
電磁弁(2個) 062−4EI(株式会社コガネイ製)
電空レギュレータ ER350−208−B(シーケーディ株式会社製)
スプレーガン(ノズル付) ST−6(扶桑精機株式会社製)
エンコーダ E6B2−CWZ3E(オムロン株式会社製)
検知スイッチ E32−OC200E(オムロン株式会社製)
ミシン DDL−5571N(JUKI株式会社製)
<加工例>
前記実施例の装置を用いて、加工を行った。
生地として綿100%平織(経糸が50、密度148本/インチ、緯糸が80/2(双糸)、密度70本/インチ)のプレキュア樹脂加工品を用いて、本縫いミシンに取り付けた塗布装置により、縫製の直後に縫目に加工剤を塗布した。回路の空気圧は、減圧弁13aで0.3MPa〜0.4MPaとした。加工剤は、塗布量の目安としては0.006〜0.017g/cmの範囲内で、縫目を跨いで約10mmの巾(図3中ハッチング部分)で塗布を行い、図3に示す縫製サンプル(200mm×500mm)を作成した。なお、加工剤は、下記表1のものに水を加え100mlに調整した。
Figure 2007297725
<加工比較例>
加工例と同様の生地を用いて作成された縫製サンプルに、市販の小型ハケを使って手作業により、上記と同じ加工剤を使用して、縫目に沿って加工剤を塗布した。
上記[加工例]と[加工比較例]の方法により加工剤を塗布後自然乾燥させ、平板プレス(神戸プレス製) を用いて、温度160℃、 時間30秒、プレス圧力2.0kgf/cmの条件でプレスした。
そのプレス後の縫製サンプルを洗濯して、洗濯前後の縫目部分のシームパッカリングを図3に示す3ヶ所(A,B,C)に分けて判定した。 又、目視により3ヶ所(A,B,C)の加工剤の付着状況を確認した。
結果は表2の通りである。
Figure 2007297725
ミシンと加工剤と空圧回路の接続図。 ミシンの縫製部とノズルの拡大図。 縫製サンプルの参考図。 本発明のその他の実施形態。
符号の説明
A 布帛
RE エンコーダ
1 ミシン
2 縫目
3 ノズル
4 検知スイッチ
10 加工剤タンク
10a 加工剤
11 加工剤供給回路
12 加工剤開/閉回路
12a 電磁弁
13 ミスト発生用回路
13a 減圧弁
13b 電空レギュレータ
13c 電磁弁
31 スプレーガン

Claims (5)

  1. 衣服の縫製部のシームパッカリングを防止する加工剤の塗布装置であって、
    液状の前記加工剤を圧縮空気を吹き付けてミスト状にし、衣服のミシン縫製直後にその縫目とその近傍に前記ミスト状の加工剤を吹き付けるノズルを有することを特徴とするシームパッカリング防止用加工剤の塗布装置。
  2. 衣服の縫製部のシームパッカリングを防止する加工剤の塗布装置であって、
    加工剤をノズルに供給する回路と、前記加工剤の供給回路の開閉をする電磁弁と、前記加工剤をミスト化する圧縮空気を送る回路と、前記圧縮空気を送る回路を開閉する電磁弁と、ミシンの縫製速度を検知する検知器と、前記検知器からの縫製速度増減情報を受信し前記圧縮空気を送る回路の電空レギュレータに信号を送る制御装置と、前記制御装置からの信号を受けて前記圧縮空気の圧力を調節する電空レギュレータとを具備し、衣服のミシン縫製直後の縫目とその近傍に前記加工剤をミスト化して吹き付けることを特徴とするシームパッカリング防止用加工剤の塗布装置。
  3. 前記ミシンの縫製速度をエンコーダで検知し、前記縫製速度に合わせて前記圧縮空気の圧力を増減し、前記ミストの吹き付け量を調節することを特徴とする請求項1、2記載のシームパッカリング防止用加工剤の塗布装置。
  4. 前記加工剤の粘度が0.5〜100mPa・sであることを特徴とする請求項1〜3記載のシームパッカリング防止用加工剤の塗布装置。
  5. ミシンの縫製停止又は終了時、前記加工剤の供給を止めた後に、前記加工剤をミスト化する圧縮空気を止めることを特徴とする請求項1〜4記載のシームパッカリング防止用加工剤の塗布装置。
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