JP2007297447A - 成形加工性に優れた難燃性ポリカーボネート樹脂組成物。 - Google Patents
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Abstract
【課題】成形加工性、光反射性に優れた難燃性ポリカーボネート樹脂組成物の提供。
【解決手段】ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり、主鎖が分岐構造でかつ含有する有機官能基が芳香族基からなるか、または芳香族基と炭化水素基(芳香族基を除く)とからなるシリコーン化合物(B)0.01〜2重量部、有機金属塩化合物(C)0.005〜2重量部、ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)0.01〜2重量部、有機酸(E)0.01〜0.6重量部およびアミド化合物(F)0.4〜1.0重量部、更に所望によっては酸化チタン(B)5〜25重量部からなることを特徴とする組成物。
【選択図】 なし
【解決手段】ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり、主鎖が分岐構造でかつ含有する有機官能基が芳香族基からなるか、または芳香族基と炭化水素基(芳香族基を除く)とからなるシリコーン化合物(B)0.01〜2重量部、有機金属塩化合物(C)0.005〜2重量部、ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)0.01〜2重量部、有機酸(E)0.01〜0.6重量部およびアミド化合物(F)0.4〜1.0重量部、更に所望によっては酸化チタン(B)5〜25重量部からなることを特徴とする組成物。
【選択図】 なし
Description
本発明は、成形加工性に優れたポリカーボネート樹脂組成物に関する。更に詳しくは、ポリカーボネート樹脂の特徴である耐熱性、熱安定性等を損なわないまま流動性、難燃性、剛性を特異的かつ顕著に改善し、所望によっては光反射性をも具備したポリカーボネート樹脂組成物に関する。
ポリカーボネート樹脂は、耐衝撃性、透明性、耐熱性、熱安定性等に優れた熱可塑性樹脂であり、電気、電子、ITE、機械、自動車などの分野にて広く用いられている。一方、当該樹脂が有するこれらの優れた性能に加えて、前述の各分野では、安全上や意匠面等の要求を満たすため、高度な難燃性と流動性(成形性)を具備した材料が求められている。
従来は、有機臭素化合物やリン系化合物などの難燃剤が使用されていたが、最近では環境面への影響を配慮し、これら難燃剤を使用しない難燃材料が要望されている。
一方、当該ポリカーボネート樹脂の流動性を改善するため、以下に示すように、過去から様々な技術が提案されてきたが、いずれも一長一短があり、更なる改善手法が求められていた。
特開2001−226576号公報
特開2000−319497号公報
特開2000−103951号公報
また、液晶表示装置等の光反射板材料として、目的とする光反射性を得るために、従来、多量の酸化チタンがポリカーボネート樹脂に配合されている。また、酸化チタンを処理することで所望とする光反射性を得ることが試みられている。
前述したようにポリカーボネート樹脂の流動性を改善する一般的な方法として、低分子量の可塑剤や流動性の高いポリマーを配合することが提案されているが、これらの方法では、ポリカーボネート樹脂が持つ耐熱性が大きく損なわれてしまうといった根本的な問題を孕んでおり、従来からその改善が強く望まれていた。又、低分子量の可塑剤を配合すると難燃性が低下し、特に高度な難燃性が要求される電気、電子、ITE分野での使用は困難であり、その改善も併せて望まれていた。
また、光反射性を有する難燃ポリカーボネート樹脂は、多量の酸化チタンを含有するため、射出成形時の熱安定性や成形加工性が悪く、さらには成形品の表面外観や耐衝撃性などが低下するといった問題を有しており、これらの改善も望まれていた。
本発明者らは、上記課題を解決するため検討を行った結果、ポリカーボネート樹脂に特定構造のシリコ−ン化合物、有機金属塩化合物、繊維形成型の含フッ素ポリマー、有機酸およびアミド化合物、を配合することにより、射出成形時の熱安定性や成形加工性に優れ、かつ、成形品の表面外観や耐衝撃性も良好な難燃性ポリカーボネート樹脂組成物を得られることを発見し、さらに所望によっては、チタン化合物を追加して配合することにより、光反射性をも有する難燃性ポリカーボネート樹脂組成物を得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明の第一の態様は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり、主鎖が分岐構造でかつ含有する有機官能基が芳香族基からなるか、または芳香族基と炭化水素基(芳香族基を除く)とからなるシリコーン化合物(B)0.01〜2重量部、有機金属塩化合物(C)0.005〜2重量部、ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)0.01〜2重量部、有機酸(E)0.01〜0.6重量部およびアミド化合物(F)0.4〜1.0重量部からなることを特徴とする表面外観や成形加工性に優れた難燃性ポリカーボネート樹脂組成物を提供するものである。
また、本発明の第二の態様は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり、主鎖が分岐構造でかつ含有する有機官能基が芳香族基からなるか、または芳香族基と炭化水素基(芳香族基を除く)とからなるシリコーン化合物(B)0.01〜2重量部、有機金属塩化合物(C)0.005〜2重量部、ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)0.01〜2重量部、有機酸(E)0.01〜0.6重量部およびアミド化合物(F)0.4〜1.0重量部および酸化チタン(G)5〜25重量部からなることを特徴とする表面外観や成形加工性に優れた光反射性難燃ポリカーボネート樹脂組成物ならびにそれからなる光反射板を提供するものである。
本発明の第一の態様である成形加工性に優れた難燃性ポリカーボネート樹脂組成物は、射出成形時の熱安定性や成形加工性に優れ、成形品の表面外観や耐衝撃性も良好であるため、電気、電子、ITE等における製品の筐体や部品として好適に使用することができ、工業的利用価値が極めて高いものである。
また、本発明の第二の態様である成形加工性に優れた光反射性難燃ポリカーボネート樹脂組成物は、射出成形時の熱安定性や成形加工性に優れることから、成形品の表面外観や耐衝撃性が良好となり、液晶表示装置や照明器具、LED表示盤等の光反射板材料として好適に使用できるものである。
また、本発明の第二の態様である成形加工性に優れた光反射性難燃ポリカーボネート樹脂組成物は、射出成形時の熱安定性や成形加工性に優れることから、成形品の表面外観や耐衝撃性が良好となり、液晶表示装置や照明器具、LED表示盤等の光反射板材料として好適に使用できるものである。
本発明にて使用されるポリカーボネート樹脂(A)は、種々のジヒドロキシジアリール化合物とホスゲンとを反応させるホスゲン法、又はジヒドロキシジアリール化合物とジフェニルカーボネートなどの炭酸エステルとを反応させるエステル交換法によって得られる重合体であり、代表的なものとしては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)から製造されたポリカーボネート樹脂が挙げられる。
上記ジヒドロキシジアリール化合物としては、ビスフェノールAの他に、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル−3−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3、5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリール)アルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロアルカン類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニルエーテルのようなジヒドロキシジアリールエーテル類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィドのようなジヒドロキシジアリールスルフィド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリールスルホキシド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニルスルホンのようなジヒドロキシジアリールスルホン類等が挙げられる。
これらは、単独又は2種類以上混合して使用されるが、ハロゲンで置換されていない方が燃焼時における当該ハロゲンを含むガスの環境への排出防止の面から好ましい。これらの他に、ピペラジン、ジピペリジルハイドロキノン、レゾルシン、4,4′−ジヒドロキシジフェニル等を混合して使用してもよい。
さらに、上記のジヒドロキシアリール化合物と以下に示すような3価以上のフェノール化合物を混合使用してもよい。3価以上のフェノールとしてはフロログルシン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプテン、2,4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプタン、1,3,5−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゾール、1,1,1−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−エタン及び2,2−ビス−[4,4−(4,4′−ジヒドロキシジフェニル)−シクロヘキシル]−プロパンなどが挙げられる。
ポリカーボネート樹脂(A)の粘度平均分子量は、通常10000〜100000、好ましくは15000〜35000である。かかるポリカーボネート樹脂を製造するに際し、分子量調節剤、触媒等を必要に応じて使用することができる。
本発明にて使用される主鎖が分岐構造でかつ含有する有機官能基が芳香族基からなるか、または芳香族基と炭化水素基(芳香族基を除く)とからなるシリコーン化合物(B)としては、下記一般式(1)に示されるものである。
一般式(1)
一般式(1)
上記一般式(1)において、R1、R2およびR3は主鎖の有機官能基を表し、Xは末端の官能基を表す。
シリコーン化合物(B)は、分岐単位としてT単位(RSiO1.5)および/またはQ単位(SiO2.0)を持つことを特徴とする。これらは全体のシロキサン単位(R3〜0SiO2〜0.5)の20モル%以上含有することが好ましい。(Rは有機官能基をあらわす。)また、本シリコーン化合物(B)は、含有される有機官能基のうち芳香族基が20モル%以上であることが好ましい。
この含有される芳香族基としては、フェニル、ビフェニル、ナフタレンまたはこれらの誘導体であるが、フェニル基が好適に使用できる。
シリコーン化合物(B)中の有機官能基で、主鎖や分岐した側鎖に付いたもののうち芳香族基以外の有機基としては、炭素数4以下の炭化水素基が好ましく、メチル基が好適に使用できる。さらに、末端基はメチル基、フェニル基、水酸基の内から選ばれた1種またはこれらの2種から3種までの混合物であることが好ましい。
シリコーン化合物(B)の平均分子量(重量平均)は、好ましくは3000〜500000であり、更に好ましくは5000〜270000である。
シリコーン化合物(B)の配合量は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり0.01〜2重量部である。配合量が当該範囲外においてはいずれの場合も難燃効果が不十分であるので好ましくない。より好ましくは0.05〜1重量部である。
本発明にて使用される有機金属塩化合物(C)としては、芳香族スルホン酸の金属塩、パーフルオロアルカンスルホン酸の金属塩があげられ、好ましくは、4−メチル−N−(4−メチルフェニル)スルフォニル−ベンゼンスルフォンアミドのカリウム塩、ジフェニルスルホン−3−スルホン酸カリウム、ジフェニルスルホン−3−3’−ジスルホン酸カリウム、パラトルエンスルホン酸ナトリウム、パーフルオロブタンスルホン酸カリウム等が使用できる。
有機金属塩化合物(C)の配合量は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり0.005〜2重量部である。配合量が0.005重量部未満では、難燃性が低下するので好ましくない。また、配合量が2重量部を超えると、機械的性質や難燃性が低下したり、表面外観が悪化するので好ましくない。より好ましくは0.1〜1重量部である。
本発明で使用されるポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)は、粒子径10μm以下のポリテトラフルオロエチレン粒子と有機系重合体とからなるものであり、当該ポリテトラフルオロエチレンの粒子径が10μmを超える凝集体となっていないことが好ましい。
さらに、ポリカーボネート樹脂に配合した際の分散性の観点から、粒子径0.05〜1.0μmのポリテトラフルオロエチレン粒子水性分散液と有機系重合体粒子水性分散液とを混合した分散液中で、ビニル単量体を重合した後、凝固またはスプレードライにより粉体化して得られたものが好ましい。当該ポリテトラフルオロエチレン粒子水性分散液は、含フッ素界面活性剤を用いる乳化重合でテトラフルオロエチレンモノマーを重合させることにより得ることができる。
ポリテトラフルオロエチレン粒子の乳化重合の際、ポリテトラフルオロエチレンの特性を損なわない範囲で、共重合成分としてヘキサフルオロプロピレン、クロロトリフルオロエチレン、フルオロアルキルエチレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル等の含フッ素オレフィンや、パーフルオロアルキル(メタ)アクリレート等の含フッ素アルキル(メタ)アクリレートを用いることができる。共重合成分の含有量は、テトラフルオロエチレンに対して10重量%以下であることが好ましい。
ポリテトラフルオロエチレン粒子分散液の市販原料としては、旭硝子フロロポリマー社製のフルオンAD−1やAD−936、ダイキン工業社製のポリフロンD−1やD−2、三井デュポンフロロケミカル社製のテフロン30J等を挙げることができる。
ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)を得るために用いる有機系重合体粒子水性分散液は、乳化重合等の公知の方法で、ビニル単量体を重合させることにより得ることができる。
有機系重合体粒子水性分散液を得るために用いるビニル単量体、または粒子径0.05〜1.0μmのポリテトラフルオロエチレン粒子水性分散液と有機系重合体粒子水性分散液とを混合した分散液中で重合させるビニル単量体としては、特に制限されるものではないが、ポリカーボネート樹脂(A)に配合する際の分散性の観点から、ポリカーボネート樹脂(A)との親和性が高いものであることが好ましい。
これらビニル単量体の具体例としては、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、o−メチルスチレン、t−ブチルスチレン、o−エチルスチレン、p−クロロスチレン、o−クロロスチレン、2,4−ジクロロスチレン、p−メトキシスチレン、o−メトキシスチレン、2,4−ジメチルスチレン等の芳香族ビニル単量体;アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸ドデシル、メタクリル酸ドデシル、アクリル酸トリデシル、メタクリル酸トリデシル、アクリル酸オクタデシル、メタクリル酸オクタデシル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシル等の(メタ)アクリル酸エステル単量体;アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等のシアン化ビニル単量体;無水マレイン酸等のα、β−不飽和カルボン酸;N−フェニルマレイミド、N−メチルマレイミド、N−シクロヒキシルマレイミド等のマレイミド単量体;グリシジルメタクリレート等のエポキシ基含有単量体;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル等のビニルエーテル単量体;酢酸ビニル、酪酸ビニル等のカルボン酸ビニル単量体;エチレン、プロピレン、イソブチレン等のα−オレフィン単量体;ブタジエン、イソプレン、ジメチルブタジエン等のジエン単量体等を挙げることができる。
これらの単量体のうち、芳香族ビニル単量体およびシアン化ビニル単量体からなる群から選ばれる1種以上の単量体を30重量%以上含有する単量体が、ポリカーボネート樹脂(A)との親和性の観点から好ましい。特に、スチレンおよびアクリロニトリルからなる群から選ばれる1種以上の単量体を30重量%以上含有する単量体が好ましい。
ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)中に占めるポリテトラフルオロエチレンの含有割合は、0.1〜90重量%であることが好ましい。0.1重量%未満では難燃性の向上効果が十分でなく、90重量%を超えると表面外観に悪影響を及ぼす可能性があるので好ましくない。
ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)は、その水性分散液を、塩化カルシウム、硫酸マグネシウム等の金属塩を溶解した熱水中に投入し、塩析、凝固した後に乾燥するか、スプレードライにより粉体化することができる。
通常のポリテトラフルオロエチレン粒子は、粒子分散液の状態から粉体として回収する工程で100μm以上の凝集体となってしまうため、熱可塑性樹脂に均一に分散させることが困難である。これに対して、本発明に用いるポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(E)は、ポリテトラフルオロエチレンが単独で粒子径10μmを超えるドメインを形成していないため、ポリカーボネート樹脂(A)に対する分散性が極めて優れている。この結果、本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、ポリテトラフルオロエチレンがポリカーボネート中で効率よく微細繊維化しており、難燃性の向上効果があるだけでなく、表面外観や衝撃特性にも優れている。
ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)の配合量は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり、0.01〜2重量部である。配合量が0.01重量部未満では滴下防止効果に劣り、難燃性が低下するので好ましくない。また、配合量が2重量部を超えると表面外観や衝撃特性が悪化するので好ましくない。好ましくは0.1〜1.5重量部、より好ましくは0.6〜1.0重量部である。
本発明にて使用される有機酸(E)としては、種々のタイプのものを使用することができる。例えば、炭素数6〜30の脂肪酸が挙げられ、カプリル酸、カプリン酸、ラウリル酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、無水マレイン酸、酸変性のシロキサンなどが代表的な化合物として例示される。とりわけカプリン酸が好適に使用される。
有機酸(E)の配合量は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり、0.01〜0.6重量部である。配合量が0.01重量部未満では流動性が劣り、また0.6重量部を超えると衝撃強度が低下したり、成型時にシルバー等の外観不良が発生するので好ましくない。より好ましくは、0.05〜0.2重量部である。
本発明にて使用されるアミド化合物(F)としては、下記一般式(2)で示される化合物である。
一般式(2)
R1−CONH−(CH2)n−NHCO−R2
ただし、R1およびR2は炭素数6〜30である直鎖または分岐鎖アルキル基であり、nは2〜6の整数である。具体的には、エチレンビスステアリルアミド、エチレンビスオレイルアミド等が挙げられ、とりわけエチレンビスステアリルアミドが好ましい。
一般式(2)
R1−CONH−(CH2)n−NHCO−R2
ただし、R1およびR2は炭素数6〜30である直鎖または分岐鎖アルキル基であり、nは2〜6の整数である。具体的には、エチレンビスステアリルアミド、エチレンビスオレイルアミド等が挙げられ、とりわけエチレンビスステアリルアミドが好ましい。
アミド化合物(F)の配合量は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり、0.4〜1.0重量部である。配合量が0.4重量部未満では流動性が劣り、また1.0重量部を超えると衝撃強度が低下したり、成型時にシルバー等の外観不良が発生するので好ましくない。より好ましくは、0.5〜0.8重量部である。
本発明で使用される酸化チタン(G)としては、塩素法または硫酸法のどちらで製造されたものでもよく、その結晶形態としては、ルチル型またはアナターゼ型のどちらであってもよい。また、酸化チタンの粒径は、0.1〜0.5μm程度のものが好適に使用できる。
酸化チタン(G)の配合量は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり5〜25重量部である。配合量が5重量部未満では光反射性に劣り、25重量部を超えると外観や難燃性が悪化するので好ましくない。より好ましくは9〜16重量部である。
さらに、本発明の効果を損なわない範囲で、各種の熱安定剤、酸化防止剤、着色剤、蛍光増白剤、離型剤、軟化剤、帯電防止剤等の添加剤、無機充填材、衝撃性改良材、他の樹脂を配合してもよい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物中の各種配合成分の混合方法には特に制限はなく、公知の混合機、例えばタンブラー、リボンブレンダー等による混合や押出機による溶融混練が挙げられる。
また、本発明のポリカーボネート樹脂組成物を成形する方法においても特に制限はなく、公知の射出成形法、射出・圧縮成形法等を用いることができる。
以下に、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に制限されるものではない。なお、「部」は断りのない限り重量基準に基づく。
原料として、以下のものを使用した。
(A)ポリカーボネート樹脂:
住友ダウ社製 カリバー200−20
(B)シリコーン化合物:
シリコーン化合物は、一般的な製造方法に従って製造した。すなわち、適量のジオルガノジクロロシラン、モノオルガノトリクロロシランおよびテトラクロロシラン、あるいはそれらの部分加水分解縮合物を有機溶剤中に溶解し、水を添加して加水分解して、部分的に縮合したシリコーン化合物を形成し、さらにトリオルガノクロロシランを添加して反応させることによって重合を終了させ、その後、溶媒を蒸留等で分離した。上記方法で合成したシリコーン化合物の構造特性は、以下のとおり:
・主鎖構造のD/T/Q単位の比率:40/60/0(モル比)
・全有機官能基中のフェニル基の比率(*):60モル%
・末端基:メチル基のみ
・重量平均分子量(**):15000
*:フェニル基は、T単位を含むシリコーン中ではT単位にまず含まれ、残った場合がD単位に含まれる。D単位にフェニル基が付く場合、1個付くものが優先し、さらにフェニル基が残余する場合に2個付く。末端基を除き、有機官能基は、フェニル基以外は全てメチル基である。
**:重量平均分子量は、有効数字2桁。
(A)ポリカーボネート樹脂:
住友ダウ社製 カリバー200−20
(B)シリコーン化合物:
シリコーン化合物は、一般的な製造方法に従って製造した。すなわち、適量のジオルガノジクロロシラン、モノオルガノトリクロロシランおよびテトラクロロシラン、あるいはそれらの部分加水分解縮合物を有機溶剤中に溶解し、水を添加して加水分解して、部分的に縮合したシリコーン化合物を形成し、さらにトリオルガノクロロシランを添加して反応させることによって重合を終了させ、その後、溶媒を蒸留等で分離した。上記方法で合成したシリコーン化合物の構造特性は、以下のとおり:
・主鎖構造のD/T/Q単位の比率:40/60/0(モル比)
・全有機官能基中のフェニル基の比率(*):60モル%
・末端基:メチル基のみ
・重量平均分子量(**):15000
*:フェニル基は、T単位を含むシリコーン中ではT単位にまず含まれ、残った場合がD単位に含まれる。D単位にフェニル基が付く場合、1個付くものが優先し、さらにフェニル基が残余する場合に2個付く。末端基を除き、有機官能基は、フェニル基以外は全てメチル基である。
**:重量平均分子量は、有効数字2桁。
(C)有機金属塩:
パラトルエンスルホン酸ナトリウム
(D)ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体:
三菱レイヨン社製 メタブレン A3800
(以下、「PTFE混合粉体」と略記。)
(E)有機酸:
日本油脂社製 カプリン酸NAA−102
(F)アミド化合物:
日本油脂社製 エチレンビスステアリルアミド アルフロー H−50TF
(G)酸化チタン:
二酸化チタン:Kronos社製 2230
パラトルエンスルホン酸ナトリウム
(D)ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体:
三菱レイヨン社製 メタブレン A3800
(以下、「PTFE混合粉体」と略記。)
(E)有機酸:
日本油脂社製 カプリン酸NAA−102
(F)アミド化合物:
日本油脂社製 エチレンビスステアリルアミド アルフロー H−50TF
(G)酸化チタン:
二酸化チタン:Kronos社製 2230
前述の各種原料を表2〜4に示す配合比率にて一括してタンブラーに投入し、10分間乾式混合した後、二軸押出機(神戸製鋼所製KTX37)を用いて、溶融温度280 ℃にて混練し、ポリカーボネート樹脂組成物の各種ペレットを得た。
得られたペレットから、射出成形機(日本製鋼所製J100E−C5)を用いて各種試験片を作成し、下記方法により各種データーを採取した。
(1) アルキメデススパイラルフロー流動性:
溶融温度が280℃の条件下、アルキメデススパイラルフロー金型を使用して、流路厚み1mmでの流動長さを測定した。流動長さが130mm以上を合格とした。
溶融温度が280℃の条件下、アルキメデススパイラルフロー金型を使用して、流路厚み1mmでの流動長さを測定した。流動長さが130mm以上を合格とした。
(2) 難燃性:
下記のUL94V垂直燃焼試験法に準拠して燃焼性を評価した。該試験片を温度23℃湿度50%の恒温室の中で48時間放置し、アンダーライターズ・ラボラトリーズが定めているUL94試験(機器の部品用プラスチック材料の燃焼性試験)に準拠した難燃性の評価を行った。UL94Vとは、鉛直に保持した所定の大きさの試験片にバーナーの炎を10秒間接炎した後の残炎時間やドリップ性から難燃性を評価する方法であり、以下のクラスに分けられる。以下のクラスに適合しないサンプルは不適合(NR)と評される。
下記のUL94V垂直燃焼試験法に準拠して燃焼性を評価した。該試験片を温度23℃湿度50%の恒温室の中で48時間放置し、アンダーライターズ・ラボラトリーズが定めているUL94試験(機器の部品用プラスチック材料の燃焼性試験)に準拠した難燃性の評価を行った。UL94Vとは、鉛直に保持した所定の大きさの試験片にバーナーの炎を10秒間接炎した後の残炎時間やドリップ性から難燃性を評価する方法であり、以下のクラスに分けられる。以下のクラスに適合しないサンプルは不適合(NR)と評される。
表1に示す残炎時間とは、着火源を遠ざけた後の試験片が有炎燃焼を続ける時間の長さであり、ドリップによる綿の着火とは、試験片の下端から約300mm下にある標識用の綿が、試験片からの滴下(ドリップ)物によって着火されるかどうかによって決定される。評価の基準は、1.6mm厚さの試験においてV−0以上を合格とした。
(3)光反射性:長さ90mm、幅40mmの3段プレート(厚み3、2、1mm)状試験片を作成し、厚み1mmの部分につき波長400〜800nmにおけるY値を分光光度計(村上色彩技術研究所CMS−35SP)により測定した。Y値が94%以上となるものを合格とした。
(4)表面外観:
上記において光反射性の評価を行った試験片と同一の試験片を用い、その外観を目視にて観察した。
(4)表面外観:
上記において光反射性の評価を行った試験片と同一の試験片を用い、その外観を目視にて観察した。
表2に示すとおり、本発明の構成を満足する場合(実施例1〜6)には、全ての評価項目において十分な性能を有していた。
一方、表3に示すとおり、本発明の構成を満足しない場合には、いずれの場合も何らかの欠点を有していた。
比較例1は、有機酸の配合量が規定に満たない場合であるため、流動性が不十分であった。
比較例2は、有機酸の配合量が規定を超えている場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例3は、アミド化合物の配合量が規定に満たない場合であるため、流動性が不十分であった。
比較例4は、アミド化合物の配合量が規定を超えている場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例5は、シリコーン化合物の配合量が規定に満たない場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例6はシリコーン化合物の配合量が規定を超えている場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例7は、有機金属塩化合物の配合量が規定に満たない場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例8は、PTFEの配合量が規定に満たない場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例1は、有機酸の配合量が規定に満たない場合であるため、流動性が不十分であった。
比較例2は、有機酸の配合量が規定を超えている場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例3は、アミド化合物の配合量が規定に満たない場合であるため、流動性が不十分であった。
比較例4は、アミド化合物の配合量が規定を超えている場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例5は、シリコーン化合物の配合量が規定に満たない場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例6はシリコーン化合物の配合量が規定を超えている場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例7は、有機金属塩化合物の配合量が規定に満たない場合であるため、難燃性が不十分であった。
比較例8は、PTFEの配合量が規定に満たない場合であるため、難燃性が不十分であった。
表4に示すとおり、本発明の構成を満足する場合(実施例7〜9)には、全ての評価項目において十分な性能を有していた。
一方、表4の比較例9に示す様に、酸化チタンの配合量が規定を超えている場合には、難燃性が不十分であった。
Claims (7)
- ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり、主鎖が分岐構造でかつ含有する有機官能基が芳香族基からなるか、または芳香族基と炭化水素基(芳香族基を除く)とからなるシリコーン化合物(B)0.01〜2重量部、有機金属塩化合物(C)0.005〜2重量部、ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)0.01〜2重量部、有機酸(E)0.01〜0.6重量部およびアミド化合物(F)0.4〜1.0重量部からなることを特徴とする成形加工性に優れた難燃性ポリカーボネート樹脂組成物。
- ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり、主鎖が分岐構造でかつ含有する有機官能基が芳香族基からなるか、または芳香族基と炭化水素基(芳香族基を除く)とからなるシリコーン化合物(B)0.01〜2重量部、有機金属塩化合物(C)0.005〜2重量部、ポリテトラフルオロエチレン含有混合粉体(D)0.01〜2重量部、有機酸(E)0.01〜0.6重量部、アミド化合物(F)0.4〜1.0重量部および酸化チタン(B)5〜25重量部からなることを特徴とする成形加工性に優れた光反射性難燃ポリカーボネート樹脂組成物。
- 有機金属塩化合物(C)が、芳香族スルホン酸の金属塩またはパーフルオロアルカンスルホン酸の金属塩であることを特徴とする請求項1又は2に記載の成形加工性に優れた難燃性ポリカーボネート樹脂組成物。
- 有機酸(E)が、炭素数6〜30の脂肪酸であることを特徴とする請求項1又は2に記載の成形加工性に優れた難燃性ポリカーボネート樹脂組成物。
- アミド化合物(F)が、下記一般式で示される化合物であることを特徴とする請求項1又は2に記載の成形加工性に優れた難燃性ポリカーボネート樹脂組成物。
一般式
R1−CONH−(CH2)n−NHCO−R2
ただし、R1およびR2は炭素数6〜30の直鎖または分岐鎖アルキル基であり、nは2〜6の整数である。 - 請求項2に記載のポリカーボネート樹脂組成物を成形してなることを特徴とする光反射板
- 液晶フレームまたはランプホルダ用である請求項6に記載の光反射板。
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---|---|---|---|---|
WO2009145340A1 (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | 帝人化成株式会社 | 難燃性ポリカーボネート樹脂組成物 |
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WO2012107514A1 (en) | 2011-02-11 | 2012-08-16 | Bayer Materialscience Ag | Flame retardant, thermoplastic polycarbonate molding compositions |
WO2022209725A1 (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-06 | 旭化成株式会社 | ポリカーボネート樹脂組成物 |
-
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