JP2007295672A - モータ制御装置 - Google Patents

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誠一郎 鷲野
Jiyunichi Semura
純一 瀬村
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剛志 酒井
Masaru Kamiya
勝 神谷
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Abstract

【課題】モータの回転数の回転次数成分によって発生する特定方向の騒音・振動を低減することができるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】機器を駆動するモータの回転数を検出する回転数検出手段と、モータの回転数が目標回転数となるように信号指令を出力する信号指令手段と、信号指令に基づいて駆動信号を生成し、モータに供給する駆動手段とを備えるモータ制御装置において、モータに対して、騒音・振動源の周波数と同一周波数のうち、少なくとも1つの周波数で、特定の方向について正弦波状に変化する力を発生させるため、この力を実現する制御トルクを発生させるべく、これに基づいた制御信号指令を出力する制御信号指令手段を設け、信号指令手段は、制御信号指令に基づいて信号指令を出力するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータを駆動制御するためのモータ制御装置に関するものであり、モータの作動に伴って所定の方向に発生する騒音・振動を低減するために用いて好適である。
従来から、圧縮機駆動用のブラシレスDCモータを駆動すると共に、このモータの運転に起因して発生する騒音・振動を低減するように制御するモータ制御装置として、特許文献1および特許文献2に記載されたものが知られている。これらの制御装置は、インバータ回路のスイッチング動作によって、ブラシレスモータの各電機子巻線に所定のタイミングで駆動電流を供給することにより、これを運転するものである。
このうち、特許文献1に記載のものは、ブラシレスモータが取り得る回転数範囲を複数の回転数領域に分割し、各回転数領域に対応する通電タイミングを予め記憶装置に記憶している。そして、ブラシレスモータの運転時には、その回転数に応じた通電タイミングを読み出し、この通電タイミングでもってインバータ回路をスイッチング動作させるようにしている。これら通電タイミングは、通電切り替え時のトルクリップルに起因するモータの振動、モータの構成要素あるいは周辺の構造物の振動を最小限に抑えることができる通電タイミングとされている。これにより、各回転数においてトルクリップルに起因する騒音・振動を抑制している。
一方、特許文献2に記載のものは、ブラシレスモータの回転数に対応した平均電圧指令に、その回転角度(負荷トルク)に応じたトルクパターンを乗ずることにより、各回転角度で発生する駆動トルクを負荷トルクに追従させている。これによって、駆動トルクと負荷トルクとの間の不平衡に起因して発生する回転振動を抑制している。
特開平11−275885号公報 特開2004−19461号公報
ところで、一般に、モータ本体、これを構成する構成要素あるいは周辺構造体の共振周波数(固有振動数)と、モータの回転数の回転次数成分とが一致するとこれらのものから所定方向の騒音・振動が発生する場合があることが知られている。従って、回転数の回転次数成分に起因する騒音・振動を抑制するための対策を講じる必要がある。
しかしながら、上記特許文献1の制御装置では、トルクリップルに起因して発生する騒音・振動を抑制するためのものであり、また、特許文献2の制御装置については、駆動トルクと負荷トルクとの不均一によって発生する回転振動を抑制するためのものであるから、回転数の回転次数成分による特定方向の騒音・振動を抑制することは困難である。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、モータの回転数の回転次数成分によって発生する特定方向の騒音・振動を低減することができるモータ制御装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、負荷となる機器を駆動するモータの回転数を検出する回転数検出手段と、モータの回転数が目標回転数となるように信号指令を出力する信号指令手段と、信号指令に基づいて駆動信号を生成し、モータに供給する駆動手段とを備えるモータ制御装置において、モータに対して、騒音・振動源の周波数と同一周波数のうち、少なくとも1つの周波数で、特定の方向について正弦波状に変化する力を発生させるため、この力を実現する制御トルクを発生させるべく、これに基づいた制御信号指令を出力する制御信号指令手段を設け、信号指令手段は、制御信号指令に基づいて信号指令を出力することを特徴としている。
これにより、信号指令に制御信号指令を加えることで、騒音・振動源の周波数と同一周波数のうち、少なくとも1つの周波数で、特定の方向について正弦波状に変化する力を発生させてモータの作動を制御できるので、方向性を加味した騒音・振動の低減が可能となる。
請求項2に記載の発明では、制御信号指令手段は、周波数をモータの作動に伴う所定の回転次数で捉えることを特徴としている。
これにより、発生する騒音・振動の周波数は、モータの所定の回転次数に対応するものであるので、制御信号指令手段は周波数を所定の回転次数に置き換えて制御信号指令の演算が可能であり、上記請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明では、周波数、あるいは回転次数は、所定の観測点における騒音・振動の値が所定値を上回る周波数、あるいは回転次数であることを特徴としている。
これにより、問題となる周波数、あるいは回転次数の騒音・振動を効果的に低減することができる。
請求項4に記載の発明では、特定の方向は、その方向にある観測点における騒音・振動の値が所定値を上回る方向であることを特徴としている。
これにより、効果的に騒音・振動を低減することができる。
請求項5に記載の発明では、周波数、あるいは回転次数は、機器を有するモータの共振によって励起される周波数、あるいは回転次数であることを特徴としている。
これにより、機器を有するモータの共振によって発生する騒音・振動を効果的に低減することができる。
請求項6に記載の発明では、周波数、あるいは回転次数は、機器を有するモータとその取付けを含む構造体との共振によって励起される周波数、あるいは回転次数であることを特徴としている。
これにより、機器を有するモータとその取付けを含む構造体との共振によって発生する騒音・振動を効果的に低減することができる。
請求項7に記載の発明では、機器は、作動流体を圧送する流体機械であり、周波数、あるいは回転次数は、作動流体の共振によって励起される周波数、あるいは回転次数であることを特徴としている。
これにより、流体機械が圧送する作動流体の共振によって発生する騒音・振動を効果的に低減することができる。
請求項8に記載の発明では、特定の方向は、モータの共振モードのうち、共振の振幅が所定値を上回る共振モードの振幅方向であることを特徴としている。
これにより、モータの共振モードのうち、特定の方向の騒音の原因となる特定の方向における共振の振幅を低減でき、効果的に騒音・振動を低減することができる。
請求項9に記載の発明では、特定の方向は、モータとその取付けを含む構造体との共振モードのうち、共振の振幅が所定値を上回る共振モードの振幅方向であることを特徴としている。
これにより、モータとその取付けを含む構造体との共振モードのうち、特定の方向の騒音の原因となる特定の方向における共振の振幅を低減でき、効果的に騒音・振動を低減することができる。
請求項10に記載の発明では、特定の方向は、モータの作動に伴い発生する振動のうち、その振幅が所定値を上回る振幅方向であることを特徴としている。
これにより、モータの作動に伴い発生する振動のうち、特定の方向の騒音の原因となる特定の方向における振動を低減でき、効果的に騒音・振動を低減することができる。
請求項11に記載の発明では、制御信号指令手段は、周波数、あるいは回転次数に対応する振幅および位相を設定することで、制御信号指令を生成することを特徴としている。
騒音・振動はその周波数、あるいは回転次数ごとにそれぞれ振幅および位相が相違するものであるが、本構成によれば、この周波数、あるいは回転次数ごとに振幅および位相を設定して制御信号指令を演算出力することができるので、効果的に騒音・振動を低減することができる。
請求項12に記載の発明では、振幅は、所定の周波数領域における騒音・振動を最小とする値に設定されたことを特徴としている。
これにより、一層効果的に騒音・振動を低減することができる。
請求項13に記載の発明では、振幅は、信号指令の振幅を超えない範囲で設定されたことを特徴としている。
制御信号指令の振幅を信号指令の振幅よりも大きくした場合、信号指令が制御信号指令に打ち消されて、モータに駆動信号が供給できないといった不具合が生じるが、本構成のように、制御信号指令の振幅が信号指令の振幅を超えない範囲となるようにすることで、モータに対して確実に駆動信号を供給することができる。
請求項14に記載の発明では、位相は、所定の周波数領域における騒音・振動を最小とする値に設定されたことを特徴としている。
これにより、請求項12に記載の発明と同様に、一層効果的に騒音・振動を低減することができる。
請求項15に記載の発明では、周波数、あるいは回転次数に対応する振幅および位相は、モータの回転速度あるいは回転角度ごとにマップによって設定されたことを特徴としている。
これにより、制御信号指令手段は、マップを用いて制御信号指を容易に演算することができるので、例えば、低減すべき騒音・振動が複数ある場合や、演算処理時間を短縮化したい場合には好適な構成となる。
請求項16に記載の発明では、周波数、あるいは回転次数に対応する振幅および位相は、モータの回転速度あるいは回転角度と所定の関数によって対応付けられて設定されたことを特徴としている。
これにより、請求項15に記載のマップを不要として制御信号指令を演算することができるので、マップ作成に必要とされる情報(振幅、位相、回転速度、回転角度)の記憶容量を低減することができる。
尚、請求項17に記載の発明のように、周波数、あるいは回転次数に対応する振幅および位相は、モータの作動に伴う機器側の所定物理量に基づいて設定されるようにしても良く、所定物理量の変化する過程で発生する騒音・振動を効果的に低減することができる。
請求項18に記載の発明では、正弦波は、時間と共に減衰していく波形(減衰振動波形)としても出力できることを特徴としている。
モータによって作動される機器(50)としては、請求項19に記載の発明のように、冷凍サイクル内の冷媒を吸入して圧縮吐出する圧縮機に用いて好適である。
また、請求項20に記載の発明のように、冷凍サイクルは車両用として好適であり、モータおよび圧縮機の作動によって車室外、車室内に伝播する騒音を低減することができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態におけるモータ制御装置100について、図1〜図3を用いて説明する。本実施形態のモータ制御装置100は、圧縮機50を負荷とするモータ60の駆動を制御するためのものであり、図1に示すように、直流電源部1、インバータ回路2、回転角度検出部3、回転速度検出部4、目標回転速度設定部5、制御演算部6、駆動回路部7および制御信号指令部8を有している。
圧縮機(本発明における機器に対応)50は、車両用の空調装置を構成する冷凍サイクル内に配設されて、この冷凍サイクル内の冷媒(本発明における作動流体に対応)を蒸発器側から吸入して、高温高圧に圧縮した後に凝縮器側に吐出する流体機械である。圧縮機50は、モータ60に接続されて、モータ60の駆動力によって作動するようになっており、例えば車両エンジンルーム内でエンジンブロック(本発明における構造体に対応)に取付けされている。
モータ60は、3相ブラシレスDCモータにより構成されており、U、V、W相のステータコイルにそれぞれ所定のタイミングで電圧が印加されることで、回転動作するようになっている。
直流電源部1は、交流電源からの電力を直流電力に変換してインバータ回路2に供給する周知の装置である。インバータ回路2は、直流電源部1からの直流電力を3相の電力に変換し、モータ60に供給するものであり、後述する駆動回路部7から出力されるPWM電圧制御信号に基づいて3相(U、V、W相)の上下アームスイッチング素子を所定のタイミングでスイッチング動作させる。
回転角度検出部3は、インバータ回路2からモータ60に出力される駆動電流に基づいて所定の推定アルゴリズムによりモータ60のロータ回転角度θdを推定し、この回転角度θdの情報を回転速度検出部4に出力する。尚、検出する駆動電流はU、V、W相のうち少なくとも1つの相電流であれば良い。
回転速度検出部(本発明における回転数検出手段に対応)4は、回転角度検出部3からの回転角度θdに基づいて、モータ60の回転速度ω(本発明におけるモータ60の回転数に対応)を検出する。
制御演算部(本発明における信号指令手段に対応)6は、回転速度検出部4で検出された回転速度ωと、目標回転速度設定部5で設定されるモータ60の目標回転速度ωとの偏差(回転速度偏差)に基づいて、モータ60を駆動するための基本となる信号指令としてのq軸電流指令値iqを生成する。そして制御演算部6は、このq軸電流指令値iqに、後述する制御信号指令部8からの制御信号指令としての制御電流指令値isを加えた合成指令値iq+isを駆動回路部7に出力する。
駆動回路部7は、制御演算部6から出力された合成指令値に基づいてインバータ回路2のU、V、W相の上下アームスイッチング素子をスイッチング動作させるためのPWM電圧制御信号を生成し出力する。
ここで、図2に示すように、圧縮機50を例えばスクロール型のものとした場合に、モータ60によって駆動される圧縮機50の圧縮部(旋回スクロール)において、駆動トルクTに伴って発生する力(作用力)はFのように表すことができる。作用力Fは旋回スクロールに対して作用点Aで作用しており、駆動軸の中心と作用点Aとの距離が偏心半径rとなっている。駆動トルクT、偏心半径r、作用力Fの間には、T=r×Fの関係がある。尚、後述するx方向の軸と偏心半径rとによって挟まれる角が駆動軸(モータ60)の回転角度θdである。
そして、作用力Fに対するx、y方向を定義すると、作用力Fはx、y方向に成分分解でき、x方向成分の分力はFx、y方向成分の分力はFyとなる。モータ60またはモータ60とその取付けを含む構造体においては、上記分力Fx、Fyの作用する方向に振動・騒音が発生しやすく、ある観測点で所定値を上回るような騒音・振動と成り得る。また、これら分力Fx、Fyのうちの少なくとも1つの周波数成分が、x、y方向において少なくとも1つの周波数の騒音・振動を発生させる。ここでは、上記x、y方向を本発明における特定の方向として捉えている。
以下に述べる制御信号指令部8を用いた制御方法は、上記の分力Fx、Fyのうち騒音・振動の原因となる少なくとも1つの周波数成分に対して、x、y方向、およびこの周波数で逆位相となる正弦波状の力を発生させるため、この力を実現する制御トルクを発生させ、駆動トルクTを制御することにより、騒音・振動を抑制するものである。以下、制御信号指令部8について説明する。
制御信号指令部8は、モータ60(圧縮機50)の作動に伴って発生する特定の方向(ここでは上記x、y方向)、および1つ以上の特定の周波数の騒音・振動を抑制するため、特定の方向、および少なくとも1つの周波数の振動に対し、逆位相の正弦波状の振動を発生する制御電流指令値is(制御信号指令)を生成して、制御演算部6に出力する制御信号指令手段として機能する。
制御信号指令部8には、図3に示すように、マップMnを記憶した記憶部81が設けられている。マップMnは、上記騒音・振動抑制用の制御電流指令値isを生成するためのものであり、図3(a)に示すx方向にかかわるマップ群と、図3(b)に示すy方向にかかわるマップ群とに分かれている。各マップ群は、それぞれ回転速度検出部4で検出されたモータ60の回転速度ωごとに、複数のマップに分けられている。そして、各マップは、回転次数(x方向n、y方向m)に対して振幅K(x方向Kn、y方向Km)、位相θ(x方向θn、y方向θm)が対応するように関係付けられている。各マップにおいては、回転次数に対して関係付けされた振幅K、位相θの組は、1つあるいは2つ以上形成されている。
回転次数(n、m)に対応する振幅K(Kn、Km)、および位相θ(θn、θm)は、以下のようにして設定されている。即ち、モータ60(圧縮機50)を実際に車両のエンジンブロックに取付けた状態で運転した時に発生する騒音・振動を低減させるような振幅K、および位相θを経験的に求め、これをマップMnに設定している。
例えば、モータ60を所定の回転速度で運転させた時の各周波数に対応する音圧レベルを見た場合に、所定の周波数において音圧レベルのピークを確認することができる。モータ60の回転時の周波数は、回転次数として捉えることができる。従って、モータ60の回転速度ごとに音圧レベルのピークをとる回転次数(=周波数)を捉えて、この回転次数に対応する振幅K、および位相θを設定して、この振幅K、および位相θを、この音圧レベルのピークを低減するような(振動・騒音が最小となるような)値となるように設定している。
マップMnに設定する回転次数は、所定の周波数領域において所定値を上回る音圧レベルとされる周波数に対応する回転次数としている。従って、本実施形態では、所定値を上回る音圧レベルとなる回転次数のポイントが複数ある場合は、それぞれの回転次数に対応する振幅K、および位相θを設定している。
ところで、マップMnに設定する振幅Kをq軸電流指令値iqの振幅よりも大きい振幅とすると、モータ60の回転に必要な電流を供給することができなくなり、当該モータ60の回転を停止させることとなる。従って、このような不具合を防止するためにマップMnに設定する振幅Kはq軸電流指令値iqの振幅を超えない範囲で設定する。
尚、設定する回転次数としては、圧縮機50の接続されたモータ60の共振周波数に対応する回転次数、圧縮機50の接続されたモータ60とそれを含む構造体(エンジンブロック等)の共振周波数に対応する回転次数、あるいは、冷凍サイクル内を循環する冷媒の共振周波数に対応する回転次数を選択することができる。
そして、制御信号指令部8は、回転角度検出部3で検出された回転角度θd、および回転速度検出部4で検出された回転速度ωに応じてマップMnの該当する情報を抽出し、制御演算部6に対して下記の数式1、数式2に示すような制御電流指令値isを生成出力する。
(数1)
x方向のis=−Kn・sin{n・θd+θn}/sinθd
ここで、Kn=振幅、n=回転次数、θd=回転角度、θn=位相である。また、検出された回転速度ωにおけるマップMn内での回転次数nが1つの場合は、x方向のisは上記数式1によって算出生成され、回転次数nが複数ある場合は、x方向のisは各回転次数nに対応する振幅Kn、位相θnの組ごとに算出されたisの和がx方向のisとして生成される。
(数2)
y方向のis=Km・sin{m・θd+θm}/cosθd
ここで、Km=振幅、m=回転次数、θd=回転角度、θm=位相である。また、検出された回転速度ωにおけるマップMn内での回転次数mが1つの場合は、y方向のisは上記数式2によって算出生成され、回転次数mが複数ある場合は、y方向のisは各回転次数mに対応する振幅Km、位相θmの組ごとに算出されたisの和がy方向のisとして生成される。
本実施形態のモータ制御装置100は、以上のように構成されており、続いてその作動について説明する。モータ制御装置100は、モータ60を起動し、その回転速度ωが目標回転速度ωと一致するように制御する。即ち、制御演算部6は、回転速度偏差に応じてモータ60の回転速度ωが目標回転速度ωと一致するようにq軸電流指令値iqを出力し、駆動回路部7はこのq軸電流指令値iqに基づいて生成したPWM電圧制御信号をインバータ回路2に出力する。
この時、制御信号指令部8は、回転角度検出部3、および回転速度検出手部4から検出信号(θd、ω)を受け取り、記憶部81のマップMnから回転速度ωに対応する回転次数、振幅K、および位相θを抽出して、上記数式1、数式2を用いてx、y方向の制御電流指令値isを演算して、制御演算部6に出力する。
そして、制御演算部6は、上記q軸電流指令値iqに制御電流指令値isを加えて、この合成指令値iq+isを駆動回路部7に出力する。
これにより、特定の方向(ここではx、y方向)、および少なくとも1つの周波数(対応する回転次数)の騒音・振動を相殺するような駆動トルクを発生させてモータ60の作動を制御できるので、方向性を加味した騒音・振動の低減が可能となる。
また、マップMnにおける回転次数は、圧縮機50およびモータ60の作動に伴って発生する騒音・振動の値(音圧レベルのピーク)が所定値を上回る回転次数として予め設定しているので、問題となる回転次数の騒音・振動を効果的に低減することができる。
また、マップMnに設定する回転次数としては、圧縮機50の接続されたモータ60の共振周波数に対応する回転次数、圧縮機50の接続されたモータ60とそれを含む構造体(エンジンブロック等)の共振周波数に対応する回転次数、あるいは、冷凍サイクル内を循環する冷媒の共振周波数に対応する回転次数のいずれかを現状の騒音・振動の発生状況に合わせて選択するようにすることで、共振によって発生する騒音・振動を効果的に低減することができる。
また、騒音・振動は、それが発生する回転次数ごとにそれぞれ振幅K、および位相θが相違するものであるが、本構成によれば、回転次数に対応する振幅Kおよび位相θを設定するようにしているので、この回転次数ごとに数式1、数式2を用いて制御電流指令値isを演算出力することができ、効果的に騒音・振動を低減することができる。
上記回転次数に対応する振幅Kおよび位相θの設定にあたっては、マップMnを用いるようにしているので、制御電流指令値isを容易に演算することができ、例えば、低減すべき騒音・振動が複数ある場合や、演算処理時間を短縮化したい場合には好適な構成となる。
また、マップMnにおける振幅K、および位相θは、所定の回転次数領域(所定の周波数領域)における騒音・振動を最小とする値に設定しているので、一層効果的に騒音・振動を低減することができる。
また、制御電流指令値isにおける振幅Kは、q軸電流指令値iqの振幅を超えない範囲で設定するようにしているので、q軸電流指令値iqが制御電流指令値isに打ち消されて、モータ60にPWM電圧制御信号が供給できないといった不具合が生じることがない。即ち、モータ60の駆動トルクを確実に制御することができる。
(第2実施形態)
本発明に係る第2実施形態について図4を参照して説明する。尚、上記実施形態と同一の部分についての説明は省略し、相違部分のみを説明する。本実施形態では、制御演算部6は、回転速度偏差に基づいてモータ60に供給すべき駆動電圧の指令値を生成し、この中で回転方向成分であるq軸電圧指令値vqと、制御信号指令部8からの制御電圧指令値vsとの合成指令値vq+vsを駆動回路部7に出力する。
駆動回路部7は、制御演算部6から出力された電圧指令値に基づいてインバータ回路2のU、V、W相の上下アームスイッチング素子をスイッチング動作させるためのPWM電圧制御信号を生成し、出力する。
制御信号指令部8は、上記実施形態と同様の制御トルクを発生させるための制御電圧指令値vsを生成出力する。
ところで、マップMnに設定する振幅Kをq軸電圧指令値vqの振幅よりも大きい振幅とすると、モータ60の回転に必要な電圧を供給することができなくなり、当該モータ60の回転を停止させることとなる。従って、このような不具合を防止するためにマップMnに設定する振幅Kはq軸電圧指令値vqの振幅を超えない範囲で設定する。
本実施形態の構成は以上であり、続いてその動作について説明する。
制御演算部6は、回転速度偏差に応じてモータ60の回転数が目標回転数と一致するように電圧指令値を出力し、駆動回路部7はこの電圧指令値に基づいて生成したPWM電圧制御信号をインバータ回路2に出力する。
この時、制御信号指令部8は、回転角度検出部3、および回転速度検出部4から検出信号(θd、ω)を受け取り、記憶部81のマップMnから回転速度ωに対応する回転次数、振幅K、および位相θを抽出して、上記実施形態の数式1、数式2と同様にしてx、y方向の制御電圧指令値vsを演算して、制御演算部6に出力する。
そして、制御演算部6は、上記q軸電圧指令値vqに制御電圧指令値vsを加えて、この合成指令値vq+vsを駆動回路7に出力する。
(第3実施形態)
本発明に係る第3実施形態について図5を参照して説明する。尚、上記実施形態と同一の部分についての説明は省略し、相違部分のみを説明する。本実施形態では、制御演算部6は、回転速度偏差に基づいてモータ60に供給すべき駆動電流の指令値を生成し、この中で回転方向成分であるq軸電流指令値iqを駆動回路部7に出力する。
制御信号指令部8は、上記実施形態と同様の制御トルクを発生させるための制御回転速度指令値ωsを生成出力する。
制御演算部6には、目標回転速度ωと制御回転速度指令値ωsとの合計値(ω+ωs)と、モータ60の回転速度ωとの偏差が入力される。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態では、制御信号指令部8は、モータ60の回転次数に対応する振幅K、および位相θを用いて、制御電流指令値isを生成するようにしたが、基本的には回転次数を本来の周波数に置き換えて対応するようにしても良く、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、騒音・振動を低減する際の特定の方向の捉え方としては、主に圧縮機50の作用力Fによって所定値を上回る値となって発生する騒音・振動の方向に代えて、モータ60またはモータ60とその取付けを含む構造体との共振モードのうち、共振の振幅が所定値を上回る共振モードの振幅方向であっても良い。あるいは、モータ60の作動に伴って発生する振動のうち、その振幅が所定値を上回る振幅方向としても良い。
また、回転次数(あるいは周波数)に対応する振幅K、および位相θを回転速度ωごとにマップMnで設定するようにしたが、このマップMnに換えて、所定の関数によって回転角度検出部3で検出した回転角度θd、あるいは回転速度検出部4で検出した回転速度ωに対応する振幅K、および位相θを求めるようにしても良い。これにより、マップMnを不要として制御電流指令値isを演算することができるので、マップMn作成に必要とされる情報(振幅K、位相θ、回転速度ω、回転角度θd)の記憶容量を低減することができる。
また、回転次数(あるいは周波数)に対応する振幅K、および位相θは、モータ60の作動に伴う圧縮機50側の所定物理量、例えば冷凍サイクル内の冷媒の温度や圧力に基づいて設定されるようにしても良い。これにより、所定物理量の変化する過程で発生する騒音・振動を効果的に低減することができる。
また、モータ60によって駆動される機器としては、圧縮機50に限らず、他のサイクル(例えばランキンサイクル等)内の液冷媒を圧送する液ポンプ等、他の流体機械としても良い。また、機器を圧縮機50とする冷凍サイクルは、車両用に限らず、家庭用空調装置の冷凍サイクルに用いられるものとしても良い。
第1実施形態におけるモータ制御装置の全体構成を示すブロック図である。 圧縮機における作動力を示す説明図である。 変換電流指令値を演算するためのマップである。 第2実施形態におけるモータ制御装置の全体構成を示すブロック図である。 第3実施形態におけるモータ制御装置の全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
3 回転角度検出部
4 回転速度検出部(回転数検出手段)
6 制御演算部(信号指令手段)
7 駆動回路部(駆動手段)
8 制御信号指令部(制御信号指令手段)
50 圧縮機(機器、流体機械)
60 モータ
100 モータ制御装置

Claims (20)

  1. 負荷となる機器を駆動するモータに駆動信号を供給するとともに、前記モータの運転に起因して特定の方向に発生する騒音・振動を低減させるものであって、
    前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記モータの回転数が、目標回転数となるように信号指令を出力する信号指令手段と、
    前記信号指令に基づいて前記駆動信号を生成し、前記モータに供給する駆動手段とを備えるモータ制御装置において、
    前記モータに対して、騒音・振動源の周波数と同一周波数のうち、少なくとも1つの周波数で、特定の方向について正弦波状に変化する力を発生させるため、この力を実現する制御トルクを発生させるべく、これに基づいた制御信号指令を出力する制御信号指令手段を備え、
    前記信号指令手段は、前記制御信号指令に基づいて信号指令を出力することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記制御信号指令手段は、前記周波数を前記モータの作動に伴う所定の回転次数で捉えることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記周波数、あるいは前記回転次数は、所定の観測点における前記騒音・振動の値が所定値を上回る周波数、あるいは回転次数であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記特定の方向は、その方向にある観測点における前記騒音・振動の値が所定値を上回る方向であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
  5. 前記周波数、あるいは前記回転次数は、前記機器を有する前記モータの共振によって励起される周波数、あるいは回転次数であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
  6. 前記周波数、あるいは前記回転次数は、前記機器を有する前記モータとその取付けを含む構造体との共振によって励起される周波数、あるいは回転次数であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
  7. 前記機器は、作動流体を圧送する流体機械であり、
    前記周波数、あるいは前記回転次数は、前記作動流体の共振によって励起される周波数、あるいは回転次数であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
  8. 前記特定の方向は、前記モータの共振モードのうち、共振の振幅が所定値を上回る前記共振モードの振幅方向であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
  9. 前記特定の方向は、前記モータとその取付けを含む構造体との共振モードのうち、共振の振幅が所定値を上回る前記共振モードの振幅方向であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
  10. 前記特定の方向は、前記モータの作動に伴い発生する振動のうち、その振幅が所定値を上回る振幅方向であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
  11. 前記制御信号指令手段は、前記周波数、あるいは前記回転次数に対応する振幅および位相を設定することで、前記制御信号指令を生成することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載のモータ制御装置。
  12. 前記振幅は、所定の周波数領域における前記騒音・振動を最小とする値に設定されたことを特徴とする請求項11に記載のモータ制御装置。
  13. 前記振幅は、前記信号指令の振幅を超えない範囲で設定されたことを特徴とする請求項11に記載のモータ制御装置。
  14. 前記位相は、所定の周波数領域における前記騒音・振動を最小とする値に設定されたことを特徴とする請求項11に記載のモータ制御装置。
  15. 前記周波数、あるいは前記回転次数に対応する前記振幅および前記位相は、前記モータの回転速度あるいは回転角度ごとにマップによって設定されたことを特徴とする請求項11に記載のモータ制御装置。
  16. 前記周波数、あるいは前記回転次数に対応する前記振幅および前記位相は、前記モータの回転速度あるいは回転角度と所定の関数によって対応付けられて設定されたことを特徴とする請求項11に記載のモータ制御装置。
  17. 前記周波数、あるいは前記回転次数に対応する前記振幅および前記位相は、前記モータの作動に伴う前記機器側の所定物理量に基づいて設定されたことを特徴とする請求項11に記載のモータ制御装置。
  18. 前記正弦波は、時間と共に減衰していく波形(減衰振動波形)としても出力できることを特徴とする請求項1〜請求項17のいずれか1つに記載のモータ制御装置。
  19. 前記機器は、冷凍サイクル内の冷媒を吸入して圧縮吐出する圧縮機(50)であることを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれか1つに記載のモータ制御装置。
  20. 前記冷凍サイクルは、車両に搭載されることを特徴とする請求項19に記載のモータ制御装置。
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