JP2007295317A - 携帯端末およびそのセル選択方法ならびにプログラム - Google Patents

携帯端末およびそのセル選択方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯端末の置かれている状況に応じて最適なセル選択処理を行うことが可能な携帯端末の提供。
【解決手段】 複数の動作モードが予め用意されており、そのうちの1つをユーザが選択する。ユーザインタフェース11はユーザの選択した動作モードに動作モードを設定する。アプリケーション部12は設定された動作モードに対応する着信音等のアプリケーションを設定する。無線制御部13は設定された動作モードに対応するセル選択処理を実行する。また、前回の電源オフ時の動作モードと今回の電源オン後に設定した動作モードとを比較し、一定の場合に前回と同一のセル情報を採用する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯端末およびそのセル選択方法ならびにプログラムに関し、特に複数のセルのうち最も電波状況の良いセルを探して通信を行う携帯端末およびそのセル選択方法ならびにプログラムに関する。
携帯端末、例えば携帯電話機の無線制御処理の機能の一つに、セル選択処理がある。携帯電話機は着信待ち受け時に、携帯電話機の周囲に配置されているセルのうち、最も電波状況の良いセルを探す処理を定期的に行う。現在携帯電話機が登録されているセルよりも電波状況の良いセルが見つかると、携帯電話機はその新しいセルを選択し、セルはその携帯電話機を登録する。このセル選択処理を繰り返すことにより、携帯電話機は常時良好な電波状態を保つことができる。
一方、セル選択処理を行う状況として、次のようなケースが例に挙げられる。(1)携帯電話機の電源オン(ON)時のセル選択、(2)長時間圏外後のセル再選択、(3)移動時のセル再選択、(4)高速移動時のセル再選択、(5)電波干渉時のセル選択、(6)大きな移動のない状態でのセル選択、および(7)完全な停止状態でのセル選択である。
(1)〜(7)のそれぞれのケースにおいて求められるセル選択処理は異なるものといえる。例えば、自宅に滞在している間など、携帯電話機の移動が比較的少ない状態においては、携帯電話機周囲のセル情報は変動がほとんどないため、電波計測処理の間隔を比較的長くすることが可能である。これに対し、タクシー乗車中などの移動時には、変動する電波状態を適宜把握するために、電波計測処理の間隔を比較的短くする必要がある。さらに新幹線乗車中などの高速移動時には、次々と入れ替わるセルに対してその都度電波計測を行う必要があり、これはバッテリーの消費を増大させる要因となり得る。この場合、別途適切なアルゴリズム処理を行うことが求められる。
これらの携帯電話機の置かれている状況の変化は、携帯電話機内の無線制御部が電波状況の変化の具合からある程度検知することが可能である。例えば、最適なセルが頻繁に入れ替わっていくような場合は、携帯電話機は高速移動中であると判断することができる。
一方、モードA,B,Cの3つの動作モードがあり、モードごとにキークリックのオン・オフ、着信音鳴動のオン・オフ、着信振動(バイブレータ)のオン・オフ、着信LED点灯のオン・オフ、装置電源のオン・オフ、無線部電源のオン・オフを設定する携帯通信装置が開示されている(特許文献1参照)。
また、セル半径が所定閾値より大、受信電力レベルが所定閾値より大、かつ移動速度が所定閾値より小の場合、パスサーチ頻度を低くする移動無線端末が開示されている(特許文献2参照)。
また、移動体の移動速度に応じてセル再選択基準を変更する移動体通信端末が開示されている(特許文献3参照)。
特開2002−094614号公報(段落0033および図2) 特開2002−204181号公報(段落0054、図2および図3) 特開2003−244741号公報(段落0037、図1および図4)
しかし、無線制御部が状況を把握し、最適なセル選択方式を決定するまでにはある程度の計測結果が必要であり、これには多大な時間を要するという問題がある。また、いくつかのケースにおいては、無線制御部は状況の変化を検出することができず、適切なセル選択処理を選択することが困難となるという問題がある。
例えば、電源オフ時から移動のない状態で電源をオンした場合には、電源をオフするときに保持していた周囲のセル情報を引き続き利用することで、高速に最適なセルを選択することが可能となる。
一方、別の場所に移動した場合もしくは高速移動中において電源をオンした場合は、電源をオフするときに保持していた周囲のセル情報はすでに不要であり、それらの情報を元にしたセル選択処理を行うことは無意味である。
しかし、無線制御部にはこの状況の違いを判別することはできないため、保持しているセル情報を適切に使い分けることができない場合が発生するという問題がある。
また、上述の特許文献1〜3に本発明の特徴である動作モードの設定と、セル選択処理の設定とを関連付ける発明は開示されていない。
そこで本発明の目的は、携帯端末の置かれている状況に応じて最適なセル選択処理を行うことが可能な携帯端末およびそのセル選択方法ならびにプログラムを提供することにある。
前記課題を解決するために本発明による携帯端末は、複数のセルのうち最も電波状況の良いセルを探して通信を行う携帯端末であって、複数の動作モードから一つの動作モードを選択し設定する動作モード設定手段と、設定した動作モードに対応するセル選択処理を実行する無線制御手段とを含むことを特徴とする。
また、本発明によるセル選択方法は、複数のセルのうち最も電波状況の良いセルを探して通信を行う携帯端末のセル選択方法であって、複数の動作モードから一つの動作モードを選択し設定する動作モード設定ステップと、設定した動作モードに対応するセル選択処理を実行する無線制御ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、複数のセルのうち最も電波状況の良いセルを探して通信を行う携帯端末のセル選択方法のプログラムであって、コンピュータに、複数の動作モードから一つの動作モードを選択し設定する動作モード設定ステップと、設定した動作モードに対応するセル選択処理を実行する無線制御ステップとを実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
ここで、本発明の作用を述べる。本発明ではセル選択処理方式の決定を行う際に、ユーザが選択した動作モードを関連付ける。無線制御部では判別できないような状況において、ユーザが選択している動作モードから、その状況にもっとも適した選択処理を選択することで、セルの高速化および処理の省電力化を図る。
現在使用されている一般的な携帯電話機には、例として次のような動作モードが搭載されている。ユーザは、これらの動作モードをGUI(graphical user interface)や操作ボタン、スイッチ等で選択することで設定することができる。
(1)マナーモード:通話やメールの着信時に、着信音ではなく携帯電話機本体の振動によってユーザに通知するものである。
(2)ドライブモード:自動車の運転中に、通話の着信時に掛けてきた相手に音声で着信者が運転中であることを通知し、必要に応じて音声メッセージを 残すことができるものである。
(3)パーソナルモード:飛行機の中や病院の中など電波の使用が禁止されている場所において、通信制御部のみ動作を停止させ、メール作成や電話帳閲覧などのアプリケーション処理のみを可能とするものである。
本発明では、これらの動作モードとセル選択処理の方式の最適化を関連付ける。例えば、動作モードと計測頻度、電源オフ時のセル情報の保持、無線制御部で扱う周辺セルの数、セルの優先度付けへの対応等を関連付ける。
これにより、電波状態から無線制御部が適切なセル選択処理方式を決定することを待たずに、ユーザが設定した動作モードに応じて素早く最適なセル選択処理を開始することができる。
また、これらの動作モードボタンと携帯電話機のアプリケーション部分の処理、例えば、着信音のオン・オフ、留守番電話機能のオン・オフ、画面のバックライトの明るさ、アラーム機能のオン・オフ等の処理を関連付けることにより、ユーザの利用シーンに応じて、アプリケーション部および無線制御部を同期させた設定変更が可能となる。
本発明によれば、上記構成を含むことにより、携帯端末の置かれている状況に応じて最適なセル選択処理を行うことが可能な携帯端末およびそのセル選択方法ならびにプログラムが得られる。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る携帯端末の一例の外観図である。本実施例では携帯端末の一例として携帯電話機について説明する。携帯端末であれば携帯電話機以外にも本発明の適用が可能である。
同図を参照すると、携帯電話機1は動作モードを選択するモードスイッチ2と、情報を表示する表示部3と、表示画面上のカーソルを上下左右に移動させるスクロールキー4と、数字やアルファベットもしくは記号等を入力するボタン5と、アンテナ6と、電源スイッチ7とを含んで構成される。
携帯電話機1は複数の動作モードを備えており、それらのうちの1つをモードスイッチ2で選択することが可能である。
表示部3には、一例として各動作モードが一覧表示され、その中の「3.ドライブ」にカーソルが当たり、動作モードとして「ドライブ」が選択されている例を示している。
電源スイッチ7は携帯電話機1の電源のオン・オフボタンであり、1回押すとオンになり、2回押すとオフになり、以降同様の動作を繰り返すボタンである。なお、このスイッチをスライドスイッチ等の他のスイッチで構成することも可能である。
図2は携帯電話機1の要部構成図である。同図を参照すると、携帯電話機1はユーザインタフェース11と、アプリケーション部12と、無線制御部13と、第1メモリ14と、第2メモリ15と、CPU(central processing unit)16とを含んでいる。
ユーザインタフェース11はユーザの選択した動作モードに動作モードを設定する。
アプリケーション部12は設定された動作モードに対応する着信音等のアプリケーションを設定する。
無線制御部13は設定された動作モードに対応するセル選択処理を実行する。
第1メモリ14には、アプリケーション部12により選択された動作モード情報と、無線制御部13により選択された動作モード情報および取得した周辺のセル情報とが格納される。
第2メモリ15は後述するセル選択方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが格納される。
CPU16はユーザインタフェース11、アプリケーション部12、無線制御部13および第2メモリ15を制御する。また、CPU16による制御は第2メモリ15に格納されたプログラムに基づいて行われる。
なお、第1メモリ14および第2メモリ15の内容は電源スイッチ7をオフにしても保持されるよう構成されている。
図3は携帯電話機1の有する動作モードとその動作モードに対応するセル選択処理方法の一例を示す図である。本実施例では、携帯電話機1は一例として、AUTO、自宅、ドライブ、電車、観劇、病院の各動作モードを有している。
同図を参照すると、「AUTO」は無線制御部13で検知することができるセル計測結果に応じてどの動作モードを適用するのが適当かを判断し、適当と判断した動作モードのセル選択処理を選択する、自動選択モードである。この場合、計測処理の間隔は“Normal”(標準時間)、電源オフ(OFF)時のセル情報の保持は“YES”、情報として扱うセルの数は“Normal”(標準)、セルの優先度付けへの対応は“NO”に初期設定される。
「自宅」モードは、ユーザが携帯電話機1を定まった位置に置いて使用することを想定したモードである。この場合、計測処理の間隔は“Long”(長時間)、電源オフ(OFF)時のセル情報の保持は“YES”、情報として扱うセルの数は“Small”(小)、セルの優先度付けへの対応は“YES”に設定される。
「ドライブ」モードは、携帯電話機1が比較的高速で移動していることを想定したモードである。この場合、計測処理の間隔は“Normal”(標準時間)、電源オフ(OFF)時のセル情報の保持は“NO”、情報として扱うセルの数は“Large”(大)、セルの優先度付けへの対応は“NO”に設定される。
「電車」モードは、携帯電話機1が「ドライブ」モードの場合よりも高速で移動していることを想定したモードである。この場合、計測処理の間隔は“Short”(短時間)、電源オフ(OFF)時のセル情報の保持は“NO”、情報として扱うセルの数は“Large”(大)、セルの優先度付けへの対応は“YES”に設定される。セル選択は、大きな範囲をカバーしているセルが優先される。
「観劇」モードは、携帯電話機1は固定された位置で動かないことを想定したモードである。この場合、計測処理の間隔は“Long”(長時間)、電源オフ(OFF)時のセル情報の保持は“YES”、情報として扱うセルの数は“Small”(小)、セルの優先度付けへの対応は“NO”に設定される。
「病院」モードは、携帯電話機1の送受信が禁止され、表示画面の閲覧のみが許容されることを想定したモードである。この場合、計測処理の間隔は“Off”(計測停止)、電源オフ(OFF)時のセル情報の保持は“YES”、情報として扱うセルの数は“Off”(なし)、セルの優先度付けへの対応は“Off”(なし)に設定される。
図4は携帯電話機1の有する動作モードとその動作モードに対応する着信音等のアプリケーションの一例を示す図である。同図を参照すると、「AUTO」は無線制御部13で検知することができるセル計測結果に応じてどの動作モードを適用するのが適当かを判断し、適当と判断した動作モードのアプリケーションを選択する、自動選択モードである。この場合、着信音は“ON”、留守番電話(留守電)対応は“30秒後”に起動、表示画面の明るさは“標準”、アラーム機能は“通常”に初期設定される。
「自宅」モードは、ユーザが携帯電話機1を定まった位置に置いて使用することを想定したモードである。この場合、着信音は“ON”、留守番電話(留守電)対応は“20秒後”に起動、表示画面の明るさは“標準”、アラーム機能は“通常”に設定される。
「ドライブ」モードは、携帯電話機1が比較的高速で移動していることを想定したモードである。この場合、着信音は“ON”(ただし、「自宅」モード時よりも音量大)、留守番電話(留守電)対応は“5秒後”に起動、表示画面の明るさは“明るめ”(「自宅」モード時よりも明るい)、アラーム機能は“通常”(ただし、「自宅」モード時よりも音量大)に設定される。運転中、ユーザは電話に出ることができいので、着信時には留守番電話が応答する。
「電車」モードは、携帯電話機1が「ドライブ」モードの場合よりも高速で移動していることを想定したモードである。この場合、着信音は“OFF”(ただし、振動あり)、留守番電話(留守電)対応は“5秒後”に起動、表示画面の明るさは“明るめ”(「自宅」モード時よりも明るい)、アラーム機能は“振動のみ”に設定される。着信時には、着信音は流れず、振動でユーザに通知する。
「観劇」モードは、携帯電話機1は固定された位置で動かないことを想定したモードである。この場合、着信音は“OFF”(振動もなし)、留守番電話(留守電)対応は“5秒後”に起動、表示画面の明るさは“暗め”(「自宅」モード時よりも暗い)、アラーム機能は“一時的にOFF”に設定される。万が一、携帯電話機1の表示画面を確認しなければならない場合に周囲の迷惑にならないように、表示画面の明るさは最も暗い状態が設定される。表示画面のバックライト点灯時間も最短に設定される。また、着信時には、音声も振動も行わない。
「病院」モードは、携帯電話機1の送受信が禁止され、表示画面の閲覧のみが許容されることを想定したモードである。この場合、着信音は“OFF”(振動もなし)、留守番電話(留守電)対応は“OFF”、表示画面の明るさは“暗め”(「自宅」モード時よりも暗い)、アラーム機能は“OFF”に設定される。
次に、携帯電話機1の動作の一例について説明する。図5および図6は本発明に係る携帯電話機1の動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下の処理は携帯電話機1のCPU16が、第2メモリ15内のプログラムにしたがって、ユーザインタフェース11、アプリケーション部12および無線制御部13を制御することにより実行される。また、第2メモリ15内のプログラムは図5および図6にフローチャートで示される処理をコンピュータ(CPU16)に実行させるためのプログラムである。
図5を参照すると、まず、ユーザにより電源スイッチ7がオンされ(ステップS1)、次いでユーザによりユーザインタフェース11(一例としてモードスイッチ2およびクロールキー4)を介して動作モードの設定が行われる(ステップS2)。
次に、アプリケーション部12はユーザインタフェース11から設定された動作モードの情報を受け取り、その動作モードに対応する着信音等のアプリケーションを設定する(ステップS3)。
次に、アプリケーション部12はその動作モードの情報を第1メモリ14に保存する(ステップS4)。
次に、無線制御部13はアプリケーション部12から設定された動作モードの情報を受け取り、その動作モードに対応するセル選択処理を設定する(ステップS5)。
次に、無線制御部13はその動作モードの情報を第1メモリ14に保存する(ステップS6)。
次に、無線制御部13はその動作モードに対応するセル選択処理を実行することにより得た周辺のセル情報を第1メモリ14に保存する(ステップS7)。
次に、無線制御部13は所定の通信を実行する(ステップS7)。
そして、所定の通信が終了すると、ユーザにより電源スイッチ7がオフされる(ステップS9)。
ところで、電源オフ時から移動のない状態で電源オンした場合には、電源をオフするときに保持していた周辺のセル情報を引き続き利用することができることは既に述べた。
いま、自宅モード、観劇モードおよび病院モード等の移動のない状態のモードを「静的動作モード」、それ以外のモードを「動的動作モード」と呼ぶことにする。電源オフ時および電源オン後の動作モードがともに静的動作モードであり、かつ同一の静的動作モードであれば電源をオフするときに保持していた周辺のセル情報を引き続き利用することができることは明白である。
この場合の無線制御部13の動作について次に説明する。この動作はステップS5におけるセル選択処理の設定に付随するものである。
無線制御部13は以下の動作を行う際に、第1メモリ14に保存されている前回電源オフ時の動作モードおよび周辺のセル情報を参照する。
図6を参照すると、同図に示すステップS5−1からステップS5−4までが図5のステップS5の詳細を示している。
まず、無線制御部13で前回の電源オフ時の動作モードと今回電源オン後の動作モードがともに静的動作モードであるか否かが調べられ(ステップS5−1)、ともに静的動作モードである場合(ステップS5−1にて“Y”の場合)、無線制御部13で前回の電源オフ時の動作モードが、今回電源オン後に設定された動作モードと同一か否かが調べられ(ステップS5−2)、同一であれば(ステップS5−2にて“Y”の場合)、前回の電源オフ時に設定してあった動作モードに対応するセル選択処理で得た周辺のセル情報をそのまま採用する(ステップS5−3)。
一方、少なくとも一方が静的動作モードではなく(ステップS5−1にて“N”の場合)、もしくは動作モードが同一でなければ(ステップS5−2にて“N”の場合)、今回の電源オン後に設定された動作モードに対応するセル選択処理で得た周辺のセル情報を新たに採用する(ステップS5−4)。
なお、本実施例では、動作モードとしてAUTO、自宅、ドライブ、電車、観劇、病院の各動作モードを全て備える場合について説明したが、これらのモードからAUTOモードを削除した構成に本発明の適用が可能である。
また、上述した動作モードは一例であり、これらに限定されるものではなく、これらの動作モードから一部を削除した構成、あるいは他の動作モードを追加した構成に本発明の適用が可能である。
また、図5のステップS7を参照すると、全ての動作モードにおいて周辺のセル情報をメモリに保存することになっているのに対し、図3のドライブおよび電車モードを参照すると「電源OFF時のセル情報の保持」が“NO”となっており、矛盾するように見えるがそうではなく、図3のドライブおよび電車モードでは電源OFF時のセル情報を参照しない、との意味である。
これに対し、ドライブおよび電車モードでは図5のステップS7を削除することも可能である。
本発明によれば、第1の効果として、セル選択処理の最適化を行うことが可能となる。すなわち、ユーザが設定した動作モードに応じて、適切なセル選択方法を指定することが可能となる。特に、携帯電話機1内で保持されている周辺のセル情報を有効な場面で利用することが可能となる。
第2の効果として、セル選択処理における省電力化が挙げられる。
第3の効果として、アップリケーション処理と無線制御処理の設定変更を一括して行うことにより、ユーザの利用シーンに応じて携帯電話機1の動作をカスタマイズ(customize)することが可能となる。
本発明に係る携帯端末の一例の外観図である。 携帯電話機1の要部構成図である。 携帯電話機1の有する動作モードとその動作モードに対応するセル選択処理方法の一例を示す図である。 携帯電話機1の有する動作モードとその動作モードに対応する着信音等のアプリケーションの一例を示す図である。 本発明に係る携帯電話機1の動作の一例を示すフローチャートである 本発明に係る携帯電話機1の動作の一例を示すフローチャートである
符号の説明
1 携帯電話機
2 モードスイッチ
3 表示部
4 スクロールキー
5 ボタン
6 アンテナ
7 電源スイッチ
11 ユーザインタフェース
12 アプリケーション部
13 無線制御部
14 第1メモリ
15 第2メモリ
16 CPU(central processing unit)

Claims (9)

  1. 複数のセルのうち最も電波状況の良いセルを探して通信を行う携帯端末であって、
    複数の動作モードから一つの動作モードを選択し設定する動作モード設定手段と、
    設定した動作モードに対応するセル選択処理を実行する無線制御手段とを含むことを特徴とする携帯端末。
  2. 設定した動作モードに対応するアプリケーションを設定するアプリケーション設定手段を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記設定した動作モードおよび前記セル選択処理で得られた周辺のセル情報が保存されるメモリが含まれ、前回電源オフ時の動作モードと今回電源オン後に設定された動作モードとを比較した結果に基づき、前回電源オフ時の周辺のセル情報を採用するかあるいは今回電源オン後に設定された動作モードで得た周辺のセル情報を採用するかが前記無線制御手段にて判定されることを特徴とする請求項1または2記載の携帯端末。
  4. 複数のセルのうち最も電波状況の良いセルを探して通信を行う携帯端末のセル選択方法であって、
    複数の動作モードから一つの動作モードを選択し設定する動作モード設定ステップと、
    設定した動作モードに対応するセル選択処理を実行する無線制御ステップとを含むことを特徴とするセル選択方法。
  5. 設定した動作モードに対応するアプリケーションを設定するアプリケーション設定ステップを含むことを特徴とする請求項4記載のセル選択方法。
  6. 前記設定した動作モードおよび前記セル選択処理で得られた周辺のセル情報が保存されるメモリが含まれ、前回電源オフ時の動作モードと今回電源オン後に設定された動作モードとを比較した結果に基づき、前回電源オフ時の周辺のセル情報を採用するかあるいは今回電源オン後に設定された動作モードで得た周辺のセル情報を採用するかが前記無線制御ステップにて判定されることを特徴とする請求項4または5記載のセル選択方法。
  7. 複数のセルのうち最も電波状況の良いセルを探して通信を行う携帯端末のセル選択方法のプログラムであって、
    コンピュータに、複数の動作モードから一つの動作モードを選択し設定する動作モード設定ステップと、
    設定した動作モードに対応するセル選択処理を実行する無線制御ステップとを実行させるためのプログラム。
  8. 設定した動作モードに対応するアプリケーションを設定するアプリケーション設定ステップを含むことを特徴とする請求項7記載のプログラム。
  9. 前記設定した動作モードおよび前記セル選択処理で得られた周辺のセル情報が保存されるメモリが含まれ、前回電源オフ時の動作モードと今回電源オン後に設定された動作モードとを比較した結果に基づき、前回電源オフ時の周辺のセル情報を採用するかあるいは今回電源オン後に設定された動作モードで得た周辺のセル情報を採用するかが前記無線制御ステップにて判定されることを特徴とする請求項7または8記載のプログラム。
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