JP2021005811A - 無線通信装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な基地局サーチを実現することで消費電力を削減可能とする。【解決手段】無線通信装置100は、通信部120と、接続先の基地局をサーチするために用いられるサーチ補助情報が保存されている場合に前記サーチ補助情報に基づいて第1基地局サーチを行う制御部130と、を備える。前記制御部は、前記第1基地局サーチに失敗した場合、又は前記サーチ補助情報が保存されていない場合、前記通信部が対応しているすべての周波数について第2基地局サーチを行う。前記制御部は、前記接続先の基地局を介して位置登録を行う時の前記無線通信装置の移動状態に基づいて、前記接続先の基地局に関する基地局情報を前記サーチ補助情報として保存するか否かを判断する。【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信装置及び方法に関する。
無線通信装置は、電源投入時や圏内復帰時において、基地局サーチによって接続先として適切な基地局を決定し、当該基地局を介してネットワークに位置登録を行う必要がある。無線通信装置は、位置登録後において、次回の基地局サーチのために、位置登録時の基地局に関する基地局情報(当該基地局が運用する周波数等)をサーチ補助情報として保存する(非特許文献1)。
非特許文献1によれば、無線通信装置は、基地局サーチ時、サーチ補助情報が保存されているか否かを確認し、サーチ補助情報に基づいて限定的な基地局サーチ(以下、「第1基地局サーチ」と呼ぶ)を最初に行う。
無線通信装置は、サーチ補助情報が保存されていない又は第1基地局サーチに失敗した場合に、自装置が対応しているすべての周波数について基地局サーチ(以下、「第2基地局サーチ」と呼ぶ)を行う。
通常、無線通信装置は、所在の環境(地理的な位置等)が頻繁に変わることがないため、同じ基地局付近に長時間に居る可能性が高い。よって、第1基地局サーチに成功する可能性が高いため、第2基地局サーチを行う必要がなく、効率的かつ速やかに適切な基地局を発見することができる。
3GPP技術仕様書「3GPP TS 23.122 V15.5.0」、2018年9月
ところで、無線通信装置は、例えば、高速移動中の車等の移動体に搭載される場合に、無線通信装置の所在環境が頻繁に変わることがある。この場合、第1基地局サーチが失敗しやすくなる。その場合は、最初から第2基地局サーチを行うケースと比べて、無駄な電力及び時間を要してしまうという問題がある。このような問題は、特に、低消費電力が要求される無線通信装置(IoT通信装置等)にとって深刻である。
そこで、本発明は、効率的な基地局サーチを実現することで消費電力を削減可能な無線通信装置及びその方法を提供することを目的とする。
第1の態様に係る無線通信装置は、通信部と、接続先の基地局をサーチするために用いられるサーチ補助情報が保存されている場合に前記サーチ補助情報に基づいて第1基地局サーチを行う制御部と、を備える。前記制御部は、前記第1基地局サーチに失敗した場合、又は前記サーチ補助情報が保存されていない場合、前記通信部が対応しているすべての周波数について第2基地局サーチを行う。前記制御部は、前記接続先の基地局を介して位置登録を行う時の前記無線通信装置の移動状態に基づいて、前記接続先の基地局に関する基地局情報を前記サーチ補助情報として保存するか否かを判断する。
第2の態様に係る方法は、無線通信装置により実行される。前記方法は、接続先の基地局をサーチするために用いられるサーチ補助情報が保存されている場合に前記サーチ補助情報に基づいて第1基地局サーチを行うステップと、前記第1基地局サーチに失敗した場合、又は前記サーチ補助情報が保存されていない場合、前記通信部が対応しているすべての周波数について第2基地局サーチを行うステップと、前記接続先の基地局を介して位置登録を行う時の前記無線通信装置の移動状態に基づいて、前記接続先の基地局に関する基地局情報を前記サーチ補助情報として保存するか否かを判断するステップとを備える。
本発明の一態様によれば、効率的な基地局サーチを実現することで消費電力を削減可能な無線通信装置及びその方法を提供できる。
一実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。 一実施形態に係る無線通信装置の構成を示す図である。 一実施形態に係る無線通信装置の動作例を示す図である。 一実施形態に係る無線通信装置の動作の変更例1を示す図である。 一実施形態に係る無線通信装置の動作の変更例2示す図である。 一実施形態に係る無線通信装置の動作の変更例3示す図である。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
(移動通信システムの構成)
図1は、一実施形態に係る移動通信システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、移動通信システム1は、無線通信装置100と、互いに異なる通信事業者により提供される複数の通信事業者ネットワーク40(40a及び40b)とを有する。通信事業者ネットワーク40は、PLMN(Public Land Mobile Network)と呼ばれることがある。
各通信事業者ネットワーク40は、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)等の第2世代移動通信方式、CDMA(Code Division Mutlple Access)等の第3世代移動通信方式、又はLTE(Long Term Evolution)等の第4世代移動通信方式、さらに第5世代移動通信方式など如何なる移動通信方式に対応していてもよい。このような移動通信方式は、Radio Access Technology(RAT)と呼ばれることがある。第5世代移動通信方式は、New RAT(NR)と呼ばれることがある。このような移動通信方式は、標準化団体によって規定される移動通信方式であってもよい。標準化団体は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)等であってもよい。
各通信事業者ネットワーク40は、互いに異なる移動通信方式に対応していてもよい。例えば、通信事業者ネットワーク40aは、LTE及びCDMAに対しており、NRに対応していない。通信事業者ネットワーク40bは、LTE及びNRに対応しており、CDMAに対応していない。
特定の移動通信方式において、各通信事業者ネットワーク40は、互いに異なる周波数帯に対応していてもよい。例えば、通信事業者ネットワーク40aは、LTEのバンド1、3、19、21に対応しており、通信事業者ネットワーク40bは、LTEのバンド1、19のみに対応していてもよい。
各通信事業者ネットワーク40は、互いに異なる地理的なエリアをカバーしていてもよい。例えば、通信事業者ネットワーク40aは、都市部エリア及び郊外エリアをカバーしており、通信事業者ネットワーク40bは、都市部のみをカバーしていてもよい。
各通信事業者ネットワーク40は、複数の基地局30を管理している。各通信事業者ネットワーク40は、無線通信装置100の位置を管理するネットワーク装置(不図示)を有する。このようなネットワーク装置の一例は、MME(Mobility Management Entity)である。
各基地局30は、上述の移動通信方式の少なくとも1つに対応している。各基地局30は、自基地局30のカバレッジエリアにおいて、上述の移動通信方式の少なくとも1つを用いて移動通信サービスを提供している。このようなカバレッジエリアは、「セル」と呼ぶことがある。
各基地局30は、1又は複数のセルを管理している。各基地局30は、複数のセルを管理している場合、各セルにおいて異なる移動通信方式、異なる周波数で移動通信サービスを提供していてもよい。図1に示されていないが、1つの基地局30は、複数の通信事業者ネットワーク40に属してもよい。つまり、1つの基地局30は、複数の通信事業者ネットワーク40に共有されていてもよい。
各基地局30は、無線通信装置100が自基地局30をサーチするために用いる無線信号を周期的に報知する。無線信号は、参照信号、同期信号、制御信号、報知情報の少なくとも1つを含む。報知情報は、この基地局30が属する通信事業者ネットワーク40を示すPLMN番号を含む。
無線通信装置100は、通信モジュール、IoT装置、携帯電話、スマートフォン、パソコンなど如何なる無線通信装置であってもよい。図1に示されていないが、無線通信装置100は、車両等の移動体に搭載されてもよい。
無線通信装置100は、基地局サーチによって接続先として適切な基地局30を発見し、当該基地局30が属する通信事業者ネットワーク40に対して位置登録手順を行うことによって位置登録を行う。位置登録手順の一例として、無線通信装置100は、基地局30が属する通信事業者ネットワーク40に設けられるネットワーク装置に対して位置登録を要求する要求メッセージを送信し、当該要求メッセージに対する応答メッセージをネットワーク装置から受信する。応答メッセージが位置登録の要求を承認することを示す場合、位置登録手順が成功する。応答メッセージが位置登録の要求を拒否することを示す場合、位置登録手順が失敗する。
(無線通信装置の構成)
図2は、一実施形態に係る無線通信装置100の構成を示す図である。
図2に示すように、無線通信装置100は、アンテナ110と、通信部120と、制御部130と、記憶部140と、バッテリ150と、GNSS受信機160と、加速度センサ170とを有する。無線通信装置100には、図示を省略するインターフェイスを介してSIMカード180を接続可能である。
アンテナ110は、無線信号を基地局30と送受信する。通信部120は、アンテナ110を介して基地局30との無線通信を行う。
通信部120は、上述の移動通信方式の少なくとも1つに対応している。
制御部130は、無線通信装置100における各種の処理及び制御を行う。制御部130は、少なくとも1つのプロセッサを含む。プロセッサは、ベースバンドプロセッサと、CPU(Central Processing Unit)とを含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、記憶部140に記憶されたプログラムを実行して各種の処理を行う。
記憶部140は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含み、制御部130により実行されるプログラム、及び制御部130による処理に用いられる情報及びデータを記憶する。
バッテリ150は、無線通信装置100の駆動電力を供給する。
GNSS受信機160は、位置情報(緯度・経度情報)を取得し、取得された位置情報を制御部130に出力する。GNSS受信機160は、GPS(Global Positioning System)受信機、GLONASS(Global Navigation Satellite System)受信機、IRNSS(Indian Regional Navigational Satellite System)受信機、COMPASS受信機、Galileo受信機、QZSS(Quasi−Zenith Satellites System)受信機等を含んでもよい。一実施形態において、GNSS受信機160が無線通信装置100に設けられる構成を例示しているが、GNSS受信機160は無線通信装置100に設けられなくてもよい。GNSS受信機160は無線通信装置100が搭載されている移動体に設けられていてもよい。無線通信装置100にGNSS受信機160が設けられていない場合、制御部130は、無線通信装置100が搭載されている移動体に設けられているGNSS受信機160から位置情報を取得してもよい。
加速度センサ170は、無線通信装置100の加速度を測定し、測定された加速度を示す値を制御部130に出力する。加速度センサ170は、一軸加速度センサであってもよいし、多軸加速度センサであってもよい。一実施形態において、加速度センサ170が無線通信装置100内に設けられる構成を例示しているが、加速度センサ170が無線通信装置100に内に設けられなくてもよい。無線通信装置100に加速度センサ170が設けられていない場合、制御部130は、無線通信装置100が搭載されている移動体に設けられている加速度センサ170から加速度情報報を取得してもよい。
SIMカード180は、加入者を特定するための情報及び加入者が契約している利用可能なサービスに関する情報等が記録されたICカードである。SIMカード180には、サービスを受ける上で必要な情報が記録されている。
SIMカード180は、組み込み型のeSIM(Embedded SIM)でもよい。SIMカード180は、無線通信装置100の外にあってもよい。SIMカード180は、通信事業者から支給されてもよいし、その他の手段で入手してもよい。ユーザは、支給されたSIMカード180を無線通信装置100に装着又は接続することで、無線通信装置100を使用できるようになる。
記憶部140には、後述するサーチ補助情報が保存されていてもよい。サーチ補助情報は、SIMカード180に保存されていてもよい。通常、無線通信装置100の出荷時に記憶部140にサーチ補助情報が保存されていない。また、場合によっては、制御部130は、記憶部140及び/又はSIMカード180に保存されているサーチ補助情報を削除してもよい。
サーチ補助情報は、無線通信装置100が基地局をサーチする際に使用する情報である。サーチ補助情報は、サーチすべき範囲を限定するための情報であってもよい。サーチすべき範囲は、周波数範囲であってもよい。
無線通信装置100は、位置登録後において、次回の基地局サーチのために、位置登録時の接続先の基地局30に関する基地局情報をサーチ補助情報として保存する。
サーチ補助情報は、通信事業者ネットワーク情報、移動通信方式情報及び周波数帯情報の少なくとも1つを含む。
通信事業者ネットワーク情報は、少なくとも1つの通信事業者ネットワーク40を特定する情報(PLMN番号等)である。制御部130は、サーチ補助情報に含まれる通信事業者ネットワーク情報により特定される通信事業者ネットワーク40を対象として第1基地局サーチを行う。
移動通信方式情報は、少なくとも1つ移動通信方式を特定するための情報である。例えば、移動通信方式情報は、LTEを示す。制御部130は、サーチ補助情報に含まれる移動通信方式情報により特定される移動通信方式によって第1基地局サーチを行う。
周波数帯情報は、少なくとも1つ周波数帯を特定するための情報である。周波数帯は、特定の移動通信方式に属する周波数帯の識別子(以下、「周波数帯識別子」と呼ぶ)であってもよいし、周波数帯を表す1つの数値であってもよいし、2つの数値により特定される範囲であってもよい。周波数帯識別子は、例えばLTEのバンド番号であってもよい。周波数帯識別子と周波数帯との対応関係を示す情報は、記憶部140及び/又はSIMカード180に予め保存されていてもよい。制御部130は、サーチ補助情報に含まれる周波数帯情報により特定される周波数帯において第1基地局サーチを行う。
このように構成された無線通信装置100において、制御部130は、接続先の基地局をサーチする際に、サーチ補助情報が保存されている場合にサーチ補助情報に基づいて第1基地局サーチを行う。
第1基地局サーチは、過去に無線通信装置100が接続した基地局30に関する情報をサーチ補助情報として保存しておくことで、通信部120が対応している周波数のうち一部のみで基地局サーチを行うものである。ここで「サーチ補助情報が保存されている」とは、サーチ補助情報が記憶部140及び/又はSIMカード180に存在することをいう。
また、制御部130は、第1基地局サーチに失敗した場合、又はサーチ補助情報が保存されていない場合、通信部120が対応しているすべての周波数について第2基地局サーチを行う。具体的には、制御部130は、通信部120が対応しているすべての周波数からなる周波数範囲にわたって基地局からの無線信号の受信を試行する。すなわち、第2基地局サーチは、第1基地局サーチに比べて広い周波数範囲を対象とした基地局サーチである。なお、制御部130は、通信部120が複数の移動通信方式に対応している場合、これら複数の移動通信方式のすべての周波数を対象として第2基地局サーチを行ってもよい。
そして、制御部130は、第1基地局サーチ又は第2基地局サーチに成功した場合、サーチにより決定された接続先の基地局30を介して位置登録を行う時の無線通信装置100の移動状態に基づいて、当該接続先の基地局30に関する基地局情報をサーチ補助情報として保存するか否かを判断する。
基地局情報は、接続先の基地局30についての通信事業者ネットワーク情報、移動通信方式情報及び周波数帯情報の少なくとも1つを含む。制御部130は、接続先の基地局30から受信した無線信号から、基地局30が属する通信事業者ネットワーク、基地局30が対応する移動通信方式、基地局30が運用している周波数帯を取得してもよい。
具体的には、制御部130は、移動状態を示す値が第1閾値以下である場合に基地局情報をサーチ補助情報として保存すると判断し、移動状態を示す値が第1閾値よりも大きい場合に基地局情報をサーチ補助情報として保存しないと判断する。
無線通信装置100の移動状態とは、無線通信装置100の移動速度、及び無線通信装置の加速度の少なくとも1つであってもよい。例えば、制御部130は、GNSS受信機160から取得した位置情報に示される位置の推移によって無線通信装置100の移動速度を算出してもよい。制御部130は、加速度センサ170から無線通信装置100の加速度を示す値を取得してもよい。或いは、制御部130は、単位時間あたりのセル移動回数(例えば、セル再選択回数又はハンドオーバ回数)から無線通信装置100の移動速度を推定してもよい。
このように、移動状態に基づいて接続先の基地局30に関する基地局情報をサーチ補助情報として保存するか否かを判断する。例えば高速移動時には、次回基地局サーチを行う際にサーチ補助情報が役に立たない可能性(すなわち、第1基地局サーチに失敗する可能性)が高いため、例えば高速移動時には基地局情報をサーチ補助情報として保存しないことが可能になる。これにより、その後に接続先の基地局をサーチする際には、第1基地局サーチを省略し、第2基地局サーチから開始可能になるため、結果的に、全体的なサーチ時間を短縮でき、消費電力を削減できる。
(無線通信装置の動作例)
図3は、一実施形態に係る無線通信装置100の動作例を説明する図である。
図3の動作フローは、無線通信装置100が接続先の基地局をサーチすることを必要とする状況下において開始される。このような状況は、無線通信装置100の電源投入、圏外復帰等の状況であってもよい。
図3に示すように、ステップS11において、制御部130は、サーチ補助情報が保存されているか否かを確認する。具体的には、制御部130は、記憶部140又はSIMカード180にアクセスし、サーチ補助情報が記憶部140又はSIMカード180に存在しているか否かを確認する。
サーチ補助情報が保存されている場合(ステップS11:YES)、ステップS12において、制御部130は、サーチ補助情報に基づいて第1基地局サーチを行う。例えば、制御部130は、サーチ補助情報に基づいてサーチすべき周波数範囲を確定し、当該周波数範囲にわたって基地局30からの無線信号の受信を所定期間にわたって試行する。
ステップS14において、制御部130は、第1基地局サーチに成功したか否かを判断する。具体的には、制御部130は、第1基地局サーチによって受信した無線信号について、所定基準を満たすかを確認し、所定基準を満たす無線信号の受信を確認できた場合、サーチが成功すると判断する。所定基準は、無線信号の受信強度、受信品質等が満たすべき基準であってもよい。
一方、サーチ補助情報が保存されていない場合(ステップS11:NO)、又は第1基地局サーチに失敗したと判断した場合(ステップS14:NO)、ステップS13において、制御部130は、通信部120が対応しているすべての周波数について第2基地局サーチを行う。そして、制御部130は、処理をステップS14に進める。
第1基地局サーチ又は第2基地局サーチによって、所定基準を満たす無線信号を受信した場合(ステップS14:YES)、ステップS15において、制御部130は、当該無線信号を送信している基地局30に対して接続手順を行い、当該基地局30が属する通信事業者ネットワーク40に対して位置登録手順を行う。
制御部130は、所定基準を満たす無線信号を複数受信した場合、受信強度の最も高い又は受信品質の最も良い無線信号を送信している基地局30に対して接続手順を行ってもよい。
ステップS16において、制御部130は、位置登録を行う時の無線通信装置100の移動状態を検出する(すなわち、移動状態を示す値を取得する)。「位置登録を行う時」は、位置登録の要求を承認することを示す応答メッセージを受信する時であってもよいし、位置登録を要求する要求メッセージを送信する時であってもよい。
ステップS17〜S19において、制御部130は、ステップS16において検出した無線通信装置100の移動状態に基づいて、接続先の基地局30に関する基地局情報をサーチ補助情報として保存するか否かを判断する。
具体的には、ステップS17において、制御部130は、無線通信装置100の移動状態を示す値と第1閾値とを比較する。移動状態を示す値が第1閾値以下である場合に(ステップS17:NO)、ステップS18において、制御部130は、基地局情報をサーチ補助情報として保存すると判断し、基地局情報を記憶部140及び/又はSIMカード180に保存する。記憶部140及び/又はSIMカード180にサーチ補助情報が既に保存されている場合、制御部130は、保存されているサーチ補助情報を上書きしてもよい。
一方、移動状態を示す値が第1閾値よりも大きい場合(ステップS17:YES)、ステップS19において、制御部130は、基地局情報をサーチ補助情報として保存しないと判断し、基地局情報を記憶部140及び/又はSIMカード180に保存しない。
(変更例1)
上述した動作例における無線通信装置100の動作では、位置登録時の無線通信装置100の移動状態に基づいて基地局情報をサーチ補助情報として保存するか否かの判断を行うが、位置登録時の無線通信装置100における電波状況も加味して、このような判断を行ってもよい。
無線通信装置100における電波状況が悪い(例えば、接続先の基地局30からの無線信号の受信強度が弱い)場合、接続先の基地局30のカバレッジエリアの端部に無線通信装置100が居る可能性が高く、例えば無線通信装置100が低速移動中であっても、次回基地局サーチを行う時にこのカバレッジエリアから出る可能性が高いので、第1基地局サーチに失敗する可能性が高くなる。
変更例1では、制御部130は、位置登録時の無線通信装置100の移動状態を示す値が第1閾値以下である場合であっても、位置登録時の無線通信装置100における電波状況を示す値が第2閾値未満である場合には、基地局情報をサーチ補助情報として保存しないと判断する。
このように、次回基地局サーチを行う際に役に立たない可能性の高い基地局情報をサーチ補助情報として保存しないことが可能になる。これにより、第1基地局サーチを省略し、第2基地局サーチから開始可能になるため、結果的に、全体的なサーチ時間を短縮でき、消費電力を削減できる。
図4は、無線通信装置の動作例の変更例1を示す図である。ここでは、図3との相違点について説明する。
図4に示すように、ステップS11〜S17、S18、S19の各処理の内容は図3と同様であるが、ステップS21〜S22において電波状況に関する動作を行う点が図3とは異なる。
ステップS21において、制御部130は、位置登録を行う時の無線通信装置100における電波状況を検出する(すなわち、電波状況を示す値を取得する)。
無線通信装置100における電波状況は、制御部130が接続先の基地局30から受信した無線信号の受信強度、及び無線通信装置100と接続先の基地局30との通信チャネルのチャネル品質(例えば、SINR:Signal-to-Interference plus Noise power Ratio)の少なくとも1つであってもよい。
ステップS22において、制御部130は、電波状況を示す値と第2閾値とを比較する。電波状況を示す値が第2閾値未満である場合(ステップS22:YES)、ステップS19において、制御部130は、基地局情報をサーチ補助情報として保存しないと判断し、基地局情報を記憶部140及び/又はSIMカード180に保存しない。一方、電波状況を示す値が第2閾値よりも大きい場合(ステップS22:NO)、ステップS18において、制御部130は、基地局情報をサーチ補助情報として保存すると判断し、基地局情報を記憶部140及び/又はSIMカード180に保存する。
(変更例2)
上述した動作例における無線通信装置100の動作では、位置登録時の無線通信装置100の移動状態に基づいて基地局情報をサーチ補助情報として保存するか否かの判断を行うが、位置登録時の接続先の基地局30のカバレッジ範囲も加味して、このような判断を行ってもよい。
接続先の基地局30のカバレッジ範囲が狭い場合、例えば無線通信装置100が低速移動中であっても、次回基地局サーチを行う時にこのカバレッジ範囲から出る可能性が高いので、第1基地局サーチに失敗する可能性が高くなる。例えば、カバレッジ範囲が狭い基地局30としては、フェムトセル基地局(ホーム基地局とも呼ばれる)、ピコセル基地局、マイクロセル基地局等が挙げられる。
変更例2では、制御部130は、移動状態を示す値が第1閾値以下である場合であっても、接続先の基地局30のカバレッジ範囲を示す値が第3閾値未満である場合には、基地局情報をサーチ補助情報として保存しないと判断する。
このように、次回基地局サーチを行う際に役に立たない可能性の高い基地局情報をサーチ補助情報として保存しないことが可能になる。これにより、第1基地局サーチを省略し、第2基地局サーチから開始可能になるため、結果的に、全体的なサーチ時間を短縮でき、消費電力を削減できる。
図5は、無線通信装置の動作例の変更例2を示す図である。ここでは、図3との相違点について説明する。
図5に示すように、ステップS11〜S17、S18、S19の各処理の内容は図3と同様であるが、ステップS31〜S32においてカバレッジ範囲に関する動作を行う点が図3とは異なる。
ステップS31において、制御部130は、位置登録を行う時の接続先の基地局30のカバレッジ範囲を判定する(すなわち、カバレッジ範囲を示す値を取得する)。制御部130は、接続先の基地局30から、基地局30のカバレッジ範囲を示す値を取得してもよい。
ステップS32において、制御部130は、カバレッジ範囲を示す値と第3閾値とを比較する。カバレッジ範囲を示す値が第3閾値未満である場合(ステップS32:YES)、ステップS19において、制御部130は、基地局情報をサーチ補助情報として保存しないと判断し、基地局情報を記憶部140及び/又はSIMカード180に保存しない。一方、カバレッジ範囲を示す値が第3閾値よりも大きい場合(ステップS32:NO)、ステップS18において、制御部130は、基地局情報をサーチ補助情報として保存すると判断し、基地局情報を記憶部140及び/又はSIMカード180に保存する。
(変更例3)
無線通信装置100がIoT装置等である場合、通信部120を休止状態と活動状態に切り替えることによって消費電力の低減を図る省電力技術を使用する場合がある。休止状態は、通信部120が無線信号の送受信を行わない状態である。休止状態の持続時間が長ければ長いほど省電力の効果が高いため、場合によっては、休止状態の持続時間が数日にわたることがある。このような休止状態の持続時間は、予め設定されてもよいし、ネットワーク装置及び/又は基地局30から設定されてもよい。このような省電力技術の一例は、eDRX(extended Discontinuous Reception)である。
通信部120が休止状態から活動状態に復帰する際に、制御部130は再び位置登録を行う必要がある。上述した動作例における無線通信装置100の動作では、位置登録時の無線通信装置100の移動状態に基づいて基地局情報をサーチ補助情報として保存するか否かの判断を行うが、位置登録を行ってから次回の位置登録を行うまでの想定時間の長さを加味して、このような判断を行ってもよい。制御部130は、位置登録を行ってから次回の位置登録を行うまでの時間から、このような想定時間を特定できる。
位置登録を行ってから次回の位置登録を行うまでの想定時間が長い場合、例えば無線通信装置100が低速移動中であっても、次回の位置登録に伴う基地局サーチを行う時にこのカバレッジ範囲から出る可能性が高いので、第1基地局サーチに失敗する可能性が高くなる。
変更例3では、制御部130は、移動状態を示す値が第1閾値以下である場合であっても、位置登録を行ってから次回の位置登録を行うまでの想定時間(以下、単に「想定時間」と呼ぶ)の長さが第4閾値よりも長い場合には、基地局情報をサーチ補助情報として保存しないと判断する。
このように、次回基地局サーチを行う際に役に立たない可能性の高い基地局情報をサーチ補助情報として保存しないことが可能になる。これにより、第1基地局サーチを省略し、第2基地局サーチから開始可能になるため、結果的に、全体的なサーチ時間を短縮でき、消費電力を削減できる。
図6は、無線通信装置の動作例の変更例3を示す図である。ここでは、図3との相違点について説明する。
図6に示すように、ステップS11〜S17、S18、S19の各処理の内容は図3と同様であるが、ステップS41〜S42において想定時間に関する動作を行う点が図3とは異なる。
ステップS41において、制御部130は、想定時間の長さを決定する。制御部130は、予め設定されている休止状態の持続時間に基づいて想定時間の長さを決定してもよい。
ステップS42において、制御部130は、想定時間の長さと第4閾値とを比較する。想定時間の長さが第4閾値未満である場合(ステップS42:YES)、ステップS19において、制御部130は、基地局情報をサーチ補助情報として保存しないと判断し、基地局情報を記憶部140及び/又はSIMカード180に保存しない。一方、想定時間の長さが第4閾値よりも大きい場合に(ステップS42:NO)、ステップS18において、制御部130は、基地局情報をサーチ補助情報として保存すると判断し、基地局情報を記憶部140及び/又はSIMカード180に保存する。
(その他の実施形態)
無線通信装置100が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。また、無線通信装置100が行う各処理を実行する機能部(回路)を集積化し、無線通信装置100を半導体集積回路(チップセット、SoC)として構成してもよい。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1 :移動通信システム
30 :基地局
40 :通信事業者ネットワーク
100 :無線通信装置
110 :アンテナ
120 :通信部
130 :制御部
140 :記憶部
150 :バッテリ
160 :GNSS受信機
170 :加速度センサ
180 :SIMカード

Claims (6)

  1. 無線通信装置であって、
    通信部と、
    接続先の基地局をサーチするために用いられるサーチ補助情報が保存されている場合に前記サーチ補助情報に基づいて第1基地局サーチを行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1基地局サーチに失敗した場合、又は前記サーチ補助情報が保存されていない場合、前記通信部が対応しているすべての周波数について第2基地局サーチを行い、
    前記制御部は、前記接続先の基地局を介して位置登録を行う時の前記無線通信装置の移動状態に基づいて、前記接続先の基地局に関する基地局情報を前記サーチ補助情報として保存するか否かを判断する、無線通信装置。
  2. 前記制御部は、
    前記移動状態を示す値が第1閾値以下である場合に前記基地局情報を前記サーチ補助情報として保存すると判断し、
    前記移動状態を示す値が前記第1閾値よりも大きい場合に前記基地局情報を前記サーチ補助情報として保存しないと判断し、
    前記移動状態は、前記無線通信装置の移動速度、及び前記無線通信装置の加速度の少なくとも1つである、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、前記移動状態を示す値が前記第1閾値以下である場合であっても、前記位置登録を行う時の前記無線通信装置における電波状況を示す値が第2閾値未満である場合には、前記基地局情報を前記サーチ補助情報として保存しないと判断する、請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記制御部は、前記移動状態を示す値が前記第1閾値以下である場合であっても、前記接続先の基地局のカバレッジ範囲を示す値が第3閾値未満である場合に、前記基地局情報を前記サーチ補助情報として保存しないと判断する、請求項2に記載の無線通信装置。
  5. 前記制御部は、前記移動状態を示す値が前記第1閾値以下である場合であっても、前記位置登録を行ってから次回の位置登録を行うまでの想定時間の長さが第4閾値よりも長い場合に、前記基地局情報を前記サーチ補助情報として保存しないと判断する、請求項2に記載の無線通信装置。
  6. 無線通信装置において実行される方法であって、
    接続先の基地局をサーチするために用いられるサーチ補助情報が保存されている場合に前記サーチ補助情報に基づいて第1基地局サーチを行うステップと、
    前記第1基地局サーチに失敗した場合、又は前記サーチ補助情報が保存されていない場合、前記通信部が対応しているすべての周波数について第2基地局サーチを行うステップと、
    前記接続先の基地局を介して位置登録を行う時の前記無線通信装置の移動状態に基づいて、前記接続先の基地局に関する基地局情報を前記サーチ補助情報として保存するか否かを判断するステップと、を含む方法。
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