JP2007295134A - 無線通信システム及び自動チャネル切替方法 - Google Patents

無線通信システム及び自動チャネル切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信装置が自動的に空いている通信チャネルに切り替えることができる無線通信システムを提供する。
【解決手段】ネットワークNで接続された複数のレピータ2A〜2Dと、レピータ2A〜2Dを経由して通信を行う無線通信装置を含む無線通信システムであって、レピータ2A〜2Dはそれぞれ異なる無線周波数f〜fが割り当てられ、レピータ2A〜2Dは、それぞれ割り当てられた無線周波数f〜fにおいて、所定の周期を有するそれぞれ重複しないタイミングで、そのレピータ2A〜2Dを識別するための報知情報を送信する報知情報送信手段を備える。さらに、前記無線通信装置は、レピータ2A〜2Dに割り当てられた無線周波数f〜fを順次切り替えて、前記報知情報の受信を試みる報知情報検知手段を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信システム及び自動チャネル切替方法に関する。より詳しくは、レピータを介して無線通信装置どうしが通信を行う無線通信システムにおける、無線通信装置のチャネル切替に関する。
無線通信には、いわゆるレピータを経由して無線通信装置どうしの通信を行う方法がある。無線通信装置からレピータへの送信のアップリンクと、レピータから無線通信装置への送信のダウンリンクとの周波数又はタイムスロットを変えて、同時に通信することにより、無線通信装置どうしで通信を行う。
複数のレピータをネットワークで接続して1つの無線通信システムとし、複数のレピータのカバーエリアから無線通信システムの通信エリアを構成することができる。その場合、通常はレピータごとに通信チャネル(アップリンクとダウンリンクの周波数)が決まっている。無線通信装置は、自局が滞在するレピータエリアのレピータのチャネルを選択している。すなわち、そのレピータのダウンリンクの周波数で呼び出しを待ち受け、また、そのレピータのアップリンクの周波数で他の無線通信装置の呼び出しを行う。
レピータを経由して通信を行う無線通信装置は、他の無線通信装置を呼び出すときに、通信相手となる無線通信装置が属している(そのレピータエリアに滞在している)レピータを指定して、自局が属すレピータに対してそのチャネルで呼び出し起動信号を送信する。
通信を開始するときに、通信相手となる無線通信装置が属している(そのレピータエリアに滞在している)レピータを指定する方法については、例えば、特許文献1には、発信局のユーザーが、着信局が位置する宛先中継局番号を認識しなくても、その着信局に対して発信を行うための技術が記載されている。
特許文献1の技術は、複数の移動局と、各移動局が位置する無線ゾーン毎に設け、移動局間どうしを無線接続する複数の中継局とを有する災害無線システムであって、移動局は、自己が位置する無線ゾーンを管轄する中継局の中継局番号、自己の局番号及び未定義中継局番号を記憶保持しておき、中継局は、自己の中継局番号及び、隣接する中継局の中継局番号を記憶保持しておく。中継局は、発信局からの発信要求電文を受信すると、この発信要求電文内の未定義中継局番号を検出した場合、この発信要求電文を着信要求電文として、自己が管轄する無線ゾーン内に位置する各移動局に配信すると共に、この着信要求電文を他の中継局に配信する。中継局は発信要求電文を次々と隣接する中継局に配信するので、発信局では着信局の局番号を入力するだけで、発信局及び着信局間の通信を行うことができる。
特開2001−326602号公報
レピータの同時通信チャネルが1つの場合、無線通信装置があるレピータで通信を行うと、そのレピータの通信チャネルを選択している無線通信装置は、その通信チャネルでは他の通信を行うことができない。複数のレピータでその通信エリアが重複している場合は、設定している通信チャネルが使用されているときに、空いている通信チャネルに切り替えて、通信を行うことができる。
しかし、例えば従来の特定小電力無線では、通信チャネルを手動で切り替えなければならない。また、通信相手となる無線通信装置が選択している通信チャネルが使用中であると、相手の無線通信装置を呼び出すことができない。無線通信装置又はレピータに2つの無線機(RF回路)を備えて、2つの通信チャネルで待ち受けすれば、1つの通信チャネルが使用中であっても通信を行うことができるが、無線通信装置ごとに複数のRF回路が必要である。
複数のレピータの通信エリアを重複させて、ある通信エリアで複数の通信チャネルが使用できるように構成した無線通信システムにおいて、通信チャネルに空きがあっても通信できない場合がある。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、無線通信装置が自動的に空いている通信チャネルに切り替えることができる無線通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る無線通信システムは、
ネットワークで接続された複数のレピータと、該レピータを経由して通信を行う無線通信装置を含む無線通信システムであって、
前記複数のレピータはそれぞれ異なる無線周波数が割り当てられ、
前記複数のレピータは、それぞれ前記割り当てられた無線周波数において、所定の周期を有するそれぞれ重複しないタイミングで、そのレピータを識別するための報知情報を送信する報知情報送信手段を備える、
ことを特徴とする。
さらに、前記無線通信装置は、前記複数のレピータに割り当てられた無線周波数を順次切り替えて、前記報知情報の受信を試みる報知情報検知手段を備えることを特徴とする。
また、前記無線通信装置は、
前記報知情報検知手段で前記報知情報を受信した場合に、前記報知情報検知手段の実行を停止するレピータ検知手段と、
前記報知情報検知手段で受信した報知情報の周波数で、前記報知情報の受信を繰り返すモニタ手段と、
を備え、
前記モニタ手段で前記報知情報が受信できない場合に、前記報知情報検知手段の実行を再開することを特徴とする。
好ましくは、前記無線通信システムは、前記無線通信装置が受信する報知情報を送信しているレピータの情報を格納する前記ネットワークに接続されたサーバを備え、
前記無線通信装置は、前記報知情報検知手段で前記報知情報を受信した場合に、その報知情報を送信するレピータに、当該無線通信装置を識別する符号を含む装置登録要求信号を送信する装置登録要求手段を備え、
前記レピータは、前記無線通信装置から前記装置登録要求信号を受信した場合に、その無線通信装置を識別する符号と当該レピータを識別する符号とを含む装置登録情報を、前記サーバに送信する装置登録手段を備える、
ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る自動チャネル切替方法は、
ネットワークで接続された複数のレピータと、該レピータを経由して通信を行う無線通信装置を含む無線通信システムにおける自動チャネル切替方法であって、
前記複数のレピータは、それぞれ割り当てられた無線周波数において、所定の周期を有するそれぞれ重複しないタイミングで、そのレピータを識別するための報知情報を送信する報知情報送信ステップ、を備え、
前記無線通信装置は、
前記複数のレピータに割り当てられた無線周波数を順次切り替えて、前記報知情報の受信を試みる報知情報検知ステップと、
前記報知情報検知ステップで前記報知情報を受信した場合に、前記報知情報検知ステップの実行を停止するレピータ検知ステップと、
前記報知情報検知手段で受信した報知情報の周波数で、前記報知情報の受信を繰り返すモニタステップと、
を備え、
前記モニタステップで前記報知情報が受信できない場合に、前記報知情報検知ステップの実行を再開する、
ことを特徴とする。
好ましくは、前記無線通信システムは、前記無線通信装置が受信する報知情報を送信しているレピータの情報を格納する前記ネットワークに接続されたサーバを備え、
前記レピータ検知ステップは、前記報知情報検知ステップで前記報知情報を受信した場合に、その報知情報を送信するレピータに、当該無線通信装置を識別する符号を含む装置登録要求信号を送信する装置登録要求ステップを含み、
前記レピータは、前記無線通信装置から前記装置登録要求信号を受信した場合に、その無線通信装置を識別する符号と当該レピータを識別する符号とを含む装置登録情報を、前記サーバに送信する装置登録ステップを備える、
ことを特徴とする。
本発明の無線通信システムによれば、無線通信装置は通信を行うために通信チャネルを手動で切り替える必要がない。複数の通信チャネルが供給される通信エリアでは、1つの通信チャネルが使用中でも、呼び出しを受けることができる。そして、レピータ及び無線通信装置を最小のRF回路で構成することができる。
本発明に係る無線通信装置及び無線通信システムの一実施の形態について、図を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す。
例えば無線通信システム30は、図1に示すように、ネットワークNに接続されている複数のレピータ2A、2B、2C、2Dを備える。無線通信システム30には、複数の無線通信装置1A、1B、1C、1D、1E、1Fがある。また、ネットワークNにサーバSが接続している。
ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)である。ネットワークNは、その他、回線交換網、パケット交換網、インターネット、専用線網であってもよい。また、ネットワークNは有線に限らず、例えば無線LANなどの無線通信網でもよい。
無線通信システム30では、無線通信装置1どうしの通信はレピータ2を介して行われる。例えば、図1の無線通信装置1Bと1Cは、レピータ2Aを介して通信を行う。また、無線通信システム30では、異なるレピータ2の通信範囲(レピータエリア)に属する無線通信装置1どうしの通信は、ネットワークNを経由して行われる。例えば、無線通信装置1Aと1Dは、レピータ2B、ネットワークN及びレピータ2Cを経由して通信を行う。
無線通信装置(以下、子機と略称する)1A〜1Fは、レピータ2A〜2Cと無線で通信する。子機1A〜1Fからレピータ2A〜2Cへの通信をアップリンク、レピータ2から子機1への送信をダウンリンクという。アップリンクとダウンリンクは、例えば、異なる周波数で同時に送信される。アップリンクとダウンリンクは、時間分割で2重に送信されてもよい。
1つのレピータ2において、アップリンクとダウンリンクを1組として同時に通信できるチャネル数は1又は2以上である。同時通信チャネル数は、レピータ2の構成による。なお、子機1A〜1Fは、図1では移動局のように記載されているが、固定局の場合を含む。レピータ2の同時通信チャネルが1組の場合は、子機1の通信は半二重通信である。レピータ2の同時通信チャネルが2組以上で、子機1が同時に送受信できれば、全二重通信を行う構成も可能である。本実施の形態では、1つのレピータ2の同時通信チャネル数は1組として説明する。
無線通信システム30において、従来の方法では通信は次のように行われる。通信の開始において、例えば、子機1Bから子機1Eを呼び出す場合、子機1Bは、子機1Eを着ID、子機1Eが滞在するエリアのレピータ2Cを着レピータIDとする呼び出し起動信号を送信する。呼び出し起動信号を受信したレピータ2Aは、レピータ2Cに呼び出し起動信号を送信する。その場合、ネットワークNに呼び出し起動信号をブロードキャストしてもよいし、レピータ2Cに宛てて呼び出し起動信号を送信してもよい。
レピータ2Cに宛てて呼び出し起動信号を送信する場合は、レピータ2CのネットワークアドレスをサーバSに問い合わせる。 レピータ2A〜2DのネットワークNにおけるアドレスは、図1の例ではサーバSで与えられる。サーバSは、例えば、DNS(Domain Name System)サーバ又はDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバである。
呼び出し起動信号を受信したレピータ2Cは、呼び出し信号を無線で送信する。そのレピータエリアの呼び出し信号を受信した子機1Eは、その呼び出し信号に着IDとしてその子機1Eの識別符号があるので、応答を返して通信を開始する。
呼び出し起動信号が複数の子機1に対する呼び出しである場合は、呼び出し信号は子機グループの識別符号(ID)を含む。全ての子機1を呼び出す場合は、呼び出し信号は一斉呼び出しを示す識別符号を含む。その場合、呼び出しグループに属する子機1は、呼び出し起動信号を送信した子機1からの受信を開始する。
従来の無線通信システムは、上述のとおり任意の無線通信装置1に対してレピータ2の通信チャネルを用いて個別呼び出し、グループ呼び出し、一斉呼び出しを行う。子機1Cがレピータ2Aの通信チャネルを選択している場合、子機1Bがレピータ2Aの通信チャネルで通信を行っているときは、子機1Cは通信を行うことができない。
ここで、レピータ2Aの通信エリアとレピータ2Bの通信エリアが重複している場合、すなわち、レピータ2Bの電波が子機1Cに届く場合は、子機1Cは、レピータ2Bの通信チャネルに切り替えることによって、子機1Bが他の子機(例えば、1E)と通信を行って、レピータ2Aの通信チャネルを使用しているときでも通信を行うことができる。また、子機1が選択している通信チャネルとは異なる通信チャネルのレピータエリアに動した場合は、通信を行うためにそのレピータ2の通信チャネルに切り替える必要がある。
本発明の実施の形態に係る無線通信システム30では、レピータエリア間を移動した場合、又は選択している通信チャネルが他の無線通信装置の通信に使用された場合に、自動的に通信チャネルを切り替える。以下、本発明の実施の形態における自動チャネル切替について詳細に説明する。
なお、サーバSに無線通信装置1が滞在しているレピータエリアを登録しておくこともできる。その場合は、無線通信装置1Bから呼び出し起動信号を受信したレピータ2Aは、まず、サーバSに対して、子機1Eの登録されているレピータエリアを問い合わせる。そして、子機1Eが滞在していると登録されているレピータ2Cに対して呼び出し起動信号を送信する。
図2は、本発明の一実施の形態に係る無線通信装置1の構成を示すブロック図である。図2に示す無線送信装置1は、送信機として機能する場合、無線通信装置1を使用するユーザの通話音に基づく音声信号、又はデータ通信用のデータ信号をレピータ2の受信機に向かって送信する。一方、無線通信装置1は、受信機として機能する場合、レピータ2を経由して無線通信装置1に送信された通話音に基づく音声信号、又はデータ通信用のデータ信号を受信する。
無線通信装置1は、図2に示すように送信機能を実現するために、アンテナ10と、送受信切換部11と、送信部12と、ベースバンド処理部13と、増幅及びA/D変換器(以下、A/D変換部という)14と、マイク15とを備えている。無線通信装置1はまた、受信機能を実現するために、受信部16と、ベースバンド処理部17と、D/A変換及び増幅器(以下、D/A変換部という)18と、スピーカ19とを備えている。
無線通信装置1はさらに、各部の制御を行うコントローラ20、受信時間を計測する計時部25、通信相手などを表示する表示部26、及び呼び出す通信相手などの設定を入力する操作部27を備える。
コントローラ20は、無線通信装置1の動作の制御を行う。コントローラ20は例えば、CPU(中央処理装置)21、I/O(入出力装置)22、ROM(読み出し専用メモリ)24、RAM(読み書き可能メモリ)23、及びそれらを接続する内部バス(図示せず)を備えて構成される。
コントローラ20には計時部25、表示部26、操作部27がI/O22を介して接続されている。図2の複雑化を避け、理解を容易にするために、コントローラ20から各部への信号線が省略されているが、コントローラ20は送受信切換部11、送信部12、ベースバンド処理部13、17、A/D変換部14、受信部16、D/A変換部18にI/O22を介して接続しており、それらの処理の開始、終了、処理内容の制御を行う。
コントローラ20が無線通信装置1の動作を制御するための制御プログラムは、ROM24に格納されている。そして、無線通信装置1が送信機として用いられる場合、コントローラ20は、無線通信装置1が送信機として機能するよう制御する。また、ベースバンド処理部13がデータ通信用のデータを送信部12に出力する動作は、コントローラ20の制御の下に行われる。
コントローラ20のRAM23には、無線通信装置1が送信する通信フレームを生成するためのデータが記憶される。例えば、RAM23は、通信フレームのヘッダ部を構成するためのデータである、プリアンブル、同期ワード(Sync Word:以下、SWという)、無線情報チャネル(Radio Information CHannel:以下、RIという)、低速付随制御チャネル(Slow Associated Control CHannel:以下、SACCHという)、及び相手局側識別情報などを含むパラメータ情報(Parameter Information CHannel:以下、PICHという)などを記憶する。
また、コントローラ20には、例えばUSB(Universal Serial Bus(ユニバーサルシリアルバス))インターフェースが接続されており、USBインターフェースに接続される外部機器のデータがコントローラ20に入力される。USBインターフェースに外部機器としてパソコンを接続し、このパソコンにより無線通信装置1を制御することもできる。
計時部25は、例えば、クロックパルスによってカウンタ値を減算し、カウンタの値が0になったときに割り込み出力を発生する、減算カウンタを用いることができる。カウンタにある値をセットすると、セットした数のクロックパルスをカウントして、CPU21に割り込みをかけることによって、一定の時間を計測することができる。
表示部26は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)又はLED(Light Emission Diode)などから構成され、選択している通信チャネル又はレピータ2の情報、送信相手先の無線通信装置1又はレピータ2の状況、及び無線通信装置1のその他の情報を表示する。
操作部27は、無線通信装置1の動作についての条件情報を入力するための入力手段にあたる。操作部27には各種の操作キーが設けられている。すなわち、ユーザが、無線通信装置1の操作部27の操作キーを操作して動作条件を入力することにより、その入力に基づく動作を無線通信装置1に行わせることができる。
操作部27に対する操作の内容は、コントローラ20により検出される。すなわち、コントローラ20は、操作された操作キーの種類や、操作キーに対する操作の内容を検出する。そして、操作キーによって入力された内容を判別する。そして、コントローラ20は、操作部27により入力された内容に応じた動作を行うように、無線通信装置1を制御する。
なお、操作キーの操作の内容によっては、その操作によって入力された内容が表示部26に表示される。例えば、操作部27により、送信する相手先を選択する送信相手選択が設定された場合、送信する相手先のリストが表示部26に表示される。また、送信しようとする相手無線通信装置1の状況を表示する。さらに、表示部26には、ユーザに対する無線通信装置1の動作状態の報知や、ユーザに対する操作部27による入力を促すメッセージ等が表示される。
無線通信装置1が、送信機として機能する場合のブロックについて説明する。無線通信装置1のユーザによる通話音はマイク15により音声信号に変換され、この音声信号はA/D変換部14に入力される。A/D変換部14に入力された音声信号は、増幅器により増幅された後、音声A/D変換によりディジタル信号に変換される。ディジタル変換された信号はベースバンド処理部13に入力される。ベースバンド処理部13では、ディジタルデータにプリアンブル、フレーム同期信号(FS)及び制御情報(CCH)などを付加して送信フレームに組み立てて、送信部12に出力する。
送信部12は、入力された信号を変調する変調機能を備える。この無線通信装置1の例では、送信部12が信号を変調する方式として、GMSK(Gaussian filtered Minimum Shift Keying)、PSK(Phase Shift Keying)、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)又はFSK(Frequency Shift Keying)などが用いられる。送信部12は、入力された音声信号及びデータ信号を、これらの変調方式により変調する処理を行う。
送信部12は、前記変調する処理を行った信号を、送受信切換部11に出力する。送受信切換部11は、無線通信装置1が送信機として機能する場合、送信部12より入力された信号をアンテナ10に導く回路が形成される。そして、送受信切換部11に入力された信号は、アンテナ10に出力され、アンテナ10より無線通信装置1の相手方となるレピータ2の受信機へ送信される。
ベースバンド処理部13は、通信プロトコルを実行するために、種々の制御信号を組み立てる。ベースバンド処理部13の動作や送信部12の送信の開始、終了、周波数の選択などは、コントローラ20の制御によって行われる。プリアンブルとSWの長さ、RI、SACCH及びPICHの内容の設定は、コントローラ20の制御によって行われる。ベースバンド処理部13、送信部12及びコントローラ20によって、呼び出し指令手段及び装置登録要求手段が実現されている。
次に、無線通信装置1が受信機として機能する場合のブロックについて説明する。受信機としての無線通信装置1には、レピータ2の送信機より、報知情報、呼び出し信号、通話音の音声信号又はデータ通信用のデータ信号が送信される。無線通信装置1に送信される信号は、通信フレームを構成している。
アンテナ10は、無線通信装置1に送信された無線信号を受信する。アンテナ10が受信した無線信号は、送受信切換部11を経由して受信部16に入力される。送受信切換部11は、無線通信装置1が受信機として機能する場合、アンテナ10が受信した信号を受信部16に導く回路が形成される。
受信部16は、特定の周波数の電波を選択して受信するチューニング機能を備えている。受信部16には、受信する無線信号の周波数帯域がコントローラ20によって設定される。そして、受信部16に設定された周波数のチャンネルの受信信号がアンテナ10より送受信切換部11を通って受信部16に入力される。
受信部16で受信した信号は、ベースバンド処理部17に入力され、ベースバンド処理部17で各情報が抽出されてコントローラ20に伝えられる。また、受信電界強度が受信部16で測られる。報知情報の中のレピータID、及び報知情報の受信電界強度はコントローラ20に伝えられる。基準以上の受信電界強度を有する報知情報を検出した後は、所定の周期でその通信チャネル(無線周波数)の報知情報を受信する(モニタする)。また、呼び出し信号を受信し、その中のPICHに、その無線通信装置1の識別符号(ID)が着IDとして抽出された場合は、コントローラ20は通信を開始する。
受信部16、ベースバンド処理部17、計時部25及びコントローラ20によって、レピータ検知手段及びモニタ手段が実現されている。
図3は、本発明の実施の形態に係るレピータ2の構成を示すブロック図である。図3に示すレピータ2は、送信機能と受信機能を備える。受信機能は無線通信装置1がアップリンクで送信した信号を受信する。送信機能は、受信機で受信した信号又は、ネットワークNから受信した信号をダウンリンクで送信する。レピータ2の構成のうち、無線通信装置1と同等の機能の部分は同じ符号をつける。
レピータ2は、図3に示すように送信機能を実現するために、アンテナ10Sと、送信部12と、ベースバンド処理部13と、入力部4とを備えている。レピータ2はまた、受信機能を実現するために、アンテナ10Rと、受信部16と、ベースバンド処理部17と、出力部5とを備えている。さらに、受信した信号をネットワークNを経由して他のレピータ2に送信したり、他のレピータ2からネットワークを経由して信号を受信するネットワークインタフェース(以下、ネットワークI/F)6を備えている。
レピータ2は、各部の制御を行うコントローラ20、報知情報のタイミングなどを計測する計時部25、通信モードなどを表示する表示部26、及び通信モードなどの設定を入力する操作部27を備える。
コントローラ20は、レピータ2の動作の制御を行う。コントローラ20は例えば、CPU(中央処理装置)21、I/O(入出力装置)22、ROM(読み出し専用メモリ)24、RAM(読み書き可能メモリ)23、及びそれらを接続する内部バス(図示せず)を備えて構成される。
コントローラ20には計時部25、表示部26、操作部27がI/O22を介して接続されている。図3の複雑化を避け、理解を容易にするために、コントローラ20から各部への信号線が省略されているが、コントローラ20は送信部12、ベースバンド処理部13、17、受信部16、入力部4、出力部5及びネットワークI/F6にI/O22を介して接続しており、それらの処理の開始、終了、処理内容の制御を行う。
コントローラ20がレピータ2の動作を制御するための制御プログラムは、ROM24に格納されている。そして、コントローラ20は、報知情報を一定周期で送信し、子機1から受信した装置登録要求信号に応じて、装置登録情報をネットワークNを経由してサーバSに送信する制御を行う。また、アップリンクで受信した呼び出し起動信号に基づいて、呼び出し信号を送信部から送信したり、又はネットワークNへ呼び出し起動信号を送信する制御を行う。さらに、コントローラ20は、ネットワークNから受信した呼び出し起動信号に応じて、呼び出し信号を送信部から送信するよう制御する。これらの制御のための情報は、RAM23に記憶される。
コントローラ20のRAM23には、レピータ2が送信する通信フレームを生成するためのデータが記憶される。例えば、RAM23は、通信フレームのヘッダ部を構成するためのデータである、プリアンブル、SW、RI、SACCH、及びPICHなどの情報を記憶する。
表示部26は、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)又はLED(Light Emission Diode)などから構成され、レピータ2が無線通信装置1又はネットワークNと通信を行っている通信状況などの情報を表示する。
操作部27は、レピータ2の動作についての条件情報を入力するための入力手段である。操作部27には各種の操作キーが設けられている。すなわち、オペレータが、レピータ2の操作部27の操作キーを操作して動作条件を入力することにより、その入力に基づく動作をレピータ2に行わせることができる。例えば、ネットワークNと接続したオンライン動作モード、ネットワークNと接続しないスタンドアロン動作モードなどを選択する。
レピータ2の受信機能及び送信機能のブロックについて説明する。
アンテナ10Rは、レピータ2に送信された無線信号を受信する。アンテナ10Rが受信した無線信号は、受信部16に入力される。受信部16は、特定の周波数の電波を選択して受信するチューニング機能を備えている。受信部16には、受信する無線信号の周波数帯域がコントローラ20によって設定される。
受信部16で受信した信号は、ベースバンド処理部17に入力され、ベースバンド処理部17で各情報が抽出されてコントローラ20に伝えられる。装置登録要求信号を受信した場合、その発IDである子機1のIDは、コントローラ20に伝えられる。コントローラ20は、出力部5で装置登録情報を生成し、ネットワークI/F6からネットワークNを経由してサーバSに送信する。
受信部16、ベースバンド処理部17、出力部5、ネットワークI/F6及びコントローラ20によって、装置登録手段が実現されている。
呼び出し起動信号を受信し、その中に、そのレピータ2の通信範囲に存在する可能性のある無線通信装置1のID、又はそのレピータ2のIDが着IDとして含まれる場合は、コントローラ20は、呼び出し信号の送信を開始する。受信した信号を他のレピータ2に送信する場合は、出力部5及びネットワークI/F6を介して、ネットワークNに送信する。
受信部16で受信した信号を、そのレピータ2の通信範囲に無線送信する場合、ベースバンド処理部17からベースバンド処理部13にデータが送られる。ベースバンド処理部13では、データにプリアンブル、SW、RIなどを付加して送信フレームに組み立てて、送信部12に出力する。
送信部12は、入力された信号を変調する変調機能を備える。この無線通信装置1の例では、送信部12が信号を変調する方式として、GMSK(Gaussian filtered Minimum Shift Keying)、PSK(Phase Shift Keying)、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)又はFSK(Frequency Shift Keying)などが用いられる。送信部12は、入力された音声信号及びデータ信号を、これらの変調方式により変調する処理を行う。
送信部12は、前記変調する処理を行った信号を、アンテナ10Sに出力し、アンテナ10Sより無線通信装置1の受信機へ送信される。
ベースバンド処理部13は、通信プロトコルを実行するために、種々の制御信号を組み立てる。ベースバンド処理部13の動作や送信部12の送信の開始、終了、周波数の選択などは、コントローラ20の制御によって行われる。プリアンブルとSWの長さ、RI、SACCH及びPICHの内容の設定は、コントローラ20の制御によって行われる。
報知情報はコントローラ20の制御によって、ベースバンド処理部13で生成され、計時部25で計測されたタイミングで、送信部12から送信される。報知情報を送信する周期は、例えば、サーバSからネットワークNを経由して供給される。ベースバンド処理部13、送信部12、計時部25及びコントローラ20によって、報知情報送信手段が実現されている。
ネットワークNからネットワークI/F6を介して受信した信号は、入力部4でデータが抽出されてコントローラ20に送られる。ネットワークNから受信した信号を、レピータ2の通信エリアに送信する場合、ネットワークI/F6で受信したデータは、入力部4からベースバンド処理部13に送られる。ベースバンド処理部13は送信信号に組み立てて、送信部12から送信する。
ネットワークNからネットワークI/F6を介して呼び出し起動信号を受信し、その中に、そのレピータ2の通信エリアに存在する可能性のある無線通信装置1のID、又はそのレピータ2のIDが着IDとして含まれる場合は、コントローラ20は、呼び出し信号の送信を開始する。
次に、図2及び図3に示す無線通信装置1及びレピータ2の動作を、図4乃至図10を参照して説明する。なお、上述のように、無線通信装置1の動作は、コントローラ20のCPU21が、I/O22、RAM23、ROM24、計時部25、表示部26、及び操作部27と協働して行う。また、レピータ2の動作は、コントローラ20のCPU21が、I/O22、RAM23、ROM24、計時部25、表示部26、及び操作部27と協働して行う。
例えば、図1に示すように、無線通信システム30中に無線通信装置1A〜1F及びレピータ2A〜2Dが存在しているとする。無線通信装置1A〜1Fはそれぞれ、図2に示す構成を備えている。レピータ2A〜2Dはそれぞれ、図3に示す構成を備えている。
図4は、報知情報の構成例を示す。図4(a)は報知情報の構成、図4(b)は、報知情報のパラメータ情報チャネルPICHの構成、図4(c)は報知情報を送信するレピータ2を識別するレピータIDの構成をそれぞれ表す。
図4(a)に示すように、報知情報は、プリアンブルP、同期ワードSW、無線情報チャネルRI、低速付随制御チャネルSACCH、パラメータ情報チャネルPICHを含んで構成される。パラメータ情報チャネルPICHは、図4(b)に示すように、メッセージ種別、ユーザコード、システムID、レピータIDから構成される。このうちメッセージ種別に、報知情報であることを示すコードが書き込まれる。レピータIDに報知情報を送信するレピータ2の識別符号(ID)が書き込まれる。
レピータ2の識別符号は、例えば図4(c)に示すように、レピータIDの第1オクテットの下位4ビットと、第2オクテットに、レピータ2の番号を表す3桁の数字がBCDで書き込まれる。
図5は、装置登録要求信号の構成例を示している。装置登録要求信号の構成は、図4に示す報知情報と同様である。装置登録要求信号のメッセージ種別は、装置登録要求を表すコードである(図5(b)参照)。レピータIDは、図5(c)に示すように、子機1が受信する報知情報を送信しているレピータ2のIDである。無線通信装置IDは、装置登録要求を行う子機1のIDである。子機1の符号の構成は、オクテット1の上位4ビット及び下位4ビットと、オクテット2の上位4ビット及び下位4ビットに、BCD(Binary Coded Decimal)で表された4桁の数字が書き込まれる。子機1のIDは無線通信システム30でユニークな番号である。
レピータ2は、図4に示す報知情報を定期的に送信する。子機1は報知情報を受信することによって、その子機1がどのレピータエリアに滞在しているかを認識する。図6は、本発明の一実施の形態における報知情報の送信を説明する図である。f〜fはそれぞれレピータ2A〜2Dに割り当てられた無線周波数である。図6に示すように、レピータ2A〜2Dは、一定の周期Tで、それぞれの報知情報の送信時間が重複しないように異なるタイミングで、またそれぞれ割り当てられた無線周波数f〜fで報知情報を送信する。
レピータ2が報知情報を送信するタイミングは、例えば、サーバSからネットワークNを介して供給される一定周期Tのクロック信号を基準として、それぞれのレピータ2A〜2Dに割り当てられたオフセット時間を計時部25で計測することによって設定される。全てのレピータ2A〜2Dに対して、それぞれサーバSから報知情報を送信するタイミングが与えられてもよい。
このように、報知情報を送信するタイミングを重複させないことによって、子機1は報知情報を一定周期で受信していた状態から、選択していた通信チャネルの報知情報を受信できない場合に、1周期以内で次の報知情報を検出することができる。すなわち、レピータ2Aの報知情報を一定周期で受信していた子機1が、報知情報を受信できなかった場合、すぐ次のタイミングでレピータ2Bの通信チャネルに切り替えて受信することによって報知情報を検出できる可能性がある。レピータ2Bの通信チャネルfを選択していて、レピータ2Aの通信エリアに移動した場合でも、順次通信チャネル(無線周波数)を切り替えてその通信チャネルに割り当てられたタイミングで報知信号の受信を試みることによって、1周期でレピータ2Aの報知情報を検出できる。
但し、子機1が電源を入れた直後のように、報知情報を一定周期で受信していない状態からは、例えば、少なくとも報知情報の所定の1周期ずつ、通信チャネルを順に切り替えて報知情報の受信を試みる。あるいは、短い間隔で通信チャネルを切り替えてそれぞれの無線周波数の搬送波を検出し、一定以上の信号強度の搬送波を検出した場合に、その通信チャネルの報知情報の受信を試みるという方法でもよい。
図7は、本発明の一実施の形態における報知情報検知を説明する図である。子機1は、無線通信システム30の通信チャネルを順次切り替えて、報知情報の受信を試みる。一旦、報知情報を受信したら、その通信チャネル(無線周波数)を選択し、以後は、前述のとおり、一定周期でその通信チャネルの報知情報を受信する(モニタする)。図7では、子機1はレピータ2Bの通信チャネルfで報知情報を受信したことを示している。
図8は、本発明の一実施の形態において子機1が移動した場合に報知情報検知を説明する図である。レピータ2Bの通信エリアに滞在して、その報知情報を受信(モニタ)していた子機1が、レピータ2Dの通信エリアに移動した場合を示す。子機1は移動したために、レピータ2Bの報知情報を受信することができない。又は、レピータ2Bの報知情報の受信電界強度が所定のレベルより低い。そこで、1つの報知情報を受信できる時間間隔で順次通信チャネル(無線周波数)を切り替えて、その通信チャネルに割り当てられたタイミングで報知信号の受信を試みる。その結果、レピータ2Dの報知情報を受信できて、その通信チャネルfを選択し、以後、一定周期でその通信チャネルfの報知情報を受信する(モニタする)。
図9は、本発明の一実施の形態における装置登録を説明する図である。図8に続いて、レピータ2Dの報知情報を検知した子機1は、その通信チャネルのアップリンクの無線周波数Fで、図5に示す装置登録要求信号を送信する。装置登録要求信号を受信したレピータ2Dは、子機1のIDとレピータ2DのIDを含む装置登録情報を、ネットワークNを経由してサーバSに送信する。
サーバSは格納していた子機1が検知したレピータ2の情報を、レピータ2Dから受信した装置登録情報で書き換える。サーバSは、子機1の検知レピータ情報、すなわち子機1のIDと、子機1が受信する報知情報を送信しているレピータ2のIDを対比して格納する。レピータ2からサーバSに子機1の検知レピータ情報を問い合わせると、サーバSは子機1の検知レピータ情報を検索して返答する。
レピータ2は子機1の検知レピータ情報を用いて、呼び出し起動信号を子機1が検知しているレピータ2に送信する。その結果、子機1から呼び出しを行うときに、通信相手の子機1がどのレピータエリアに属しているかを指定する必要がない。
なお、無線通信システム30では子機1の呼び出しが起動されて、報知情報の送信と呼び出し信号送信のタイミングが重なったときは、報知情報を一定周期のタイミングで送信したのちに、呼び出し信号を送信する。
次に、通信チャネル切替処理の動作について説明する。図10は、子機1の通信チャネル切替処理の動作の例を示すフローチャートである。子機1は、例えば電源がオンになったときに、通信チャネルを順次切り替えて報知情報の受信を試みる。まず変数mを1に設定して(ステップS1)、通信チャネルmの受信を行う(ステップS2)。
所定の時間通信チャネルmの受信を行って報知情報を受信できないか(ステップS3;No)、報知情報を受信してもその信号強度が所定の基準に満たない場合は(ステップS4:No)、変数mに1を加えて(ステップS5)、次の通信チャネルの受信を試みる。mが無線通信システム30の通信チャネルの数Mを越えていなければ(ステップS6;Yes)、再び通信チャネルmの受信を行う(ステップS2)。
mが無線通信システム30の通信チャネルの数Mを越えている場合は(ステップS6;No)、mをリセットして初めから報知情報の受信を行う(ステップS1)。
通信チャネルmの報知情報を受信して(ステップS3;Yes)、その信号強度が所定の基準以上であれば(ステップS4;Yes)、通信チャネルの報知情報検知の走査を終了し、通信チャネルmを選択する(ステップS7)。そして、図5の装置登録要求を通信チャネルmのレピータ2に送信する(ステップS8)。
ついで、その通信チャネルmの報知情報を一定周期で受信(モニタ)する(ステップS9)。受信した報知情報の信号強度が基準以上であれば(ステップS10;Yes)、通信チャネルmの報知情報の受信を繰り返す(ステップS9)。
受信した報知情報の信号強度が基準に満たなければ(ステップS10;No)、改めて通信チャネルの走査を開始する(ステップS1〜ステップS4)。この場合は、前述のとおり、1つの報知情報を受信できる時間間隔で順次通信チャネル(無線周波数)を切り替えて、その通信チャネルに割り当てられたタイミングで報知信号の受信を試みる。
以上説明したとおり、本発明の無線通信システム30によれば、レピータ2が一定周期で送信する報知情報を無線通信装置1で受信し、報知情報が受信できない場合は、通信チャネルを順次切り替えて報知情報の受信を試みる。報知情報が受信できればその通信チャネルを選択する。その結果、レピータエリア間で移動した場合でも、無線通信装置1は通信を行うために通信チャネルを手動で切り替える必要がない。複数の通信チャネルが供給される通信エリアでは、1つの通信チャネルが使用中でも、手動で通信チャネル切替を行わずに呼び出しを受けることができる。そして、レピータ2及び無線通信装置1を最小のRF回路で構成することができる。
また、複数のレピータ2は、それぞれ割り当てられた無線周波数において、所定の周期を有するそれぞれ重複しないタイミングで、そのレピータ2を識別するための報知情報を送信するので、無線通信装置1は、一定周期で報知情報を受信(モニタ)していた状態から報知情報を受信できない場合に、短時間で新たな報知情報を検出するよう構成することができる。
その他、前記のハードウエア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更及び修正が可能である。
CPU21、I/O22、RAM23、ROM24などから構成される無線通信装置1のコントローラ20又はレピータ2のコントローラ20は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読みとり可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する無線通信装置1又はレピータ2を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで無線通信装置1又はレピータ2を構成してもよい。
また、無線通信装置1又はレピータ2の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
本発明の一実施の形態である無線通信システムの構成図である。 本発明の一実施の形態である無線通信装置のブロック図である。 本発明の一実施の形態であるレピータのブロック図である。 本発明の一実施の形態における報知情報の構成の例を示す図である。 本発明の一実施の形態における装置登録要求信号の構成の例を示す図である。 本発明の一実施の形態における報知情報の送信を説明する図である。 本発明の一実施の形態における報知情報検知を説明する図である。 本発明の一実施の形態において子機が移動した場合に報知情報検知を説明する図である。 本発明の一実施の形態における装置登録を説明する図である。 無線通信装置の通信チャネル切替処理の動作の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F 無線通信装置
2、2A、2B、2C、2D レピータ
4 入力部
5 出力部
6 ネットワークインタフェース
12 送信部
13 ベースバンド処理部
16 受信部
17 ベースバンド処理部
20 コントローラ
21 CPU
22 I/O
23 RAM
24 ROM
25 計時部
27 操作部
30 無線通信システム
N ネットワーク
S サーバ

Claims (6)

  1. ネットワークで接続された複数のレピータと、該レピータを経由して通信を行う無線通信装置を含む無線通信システムであって、
    前記複数のレピータはそれぞれ異なる無線周波数が割り当てられ、
    前記複数のレピータは、それぞれ前記割り当てられた無線周波数において、所定の周期を有するそれぞれ重複しないタイミングで、そのレピータを識別するための報知情報を送信する報知情報送信手段を備える、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記無線通信装置は、前記複数のレピータに割り当てられた無線周波数を順次切り替えて、前記報知情報の受信を試みる報知情報検知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記無線通信装置は、
    前記報知情報検知手段で前記報知情報を受信した場合に、前記報知情報検知手段の実行を停止するレピータ検知手段と、
    前記報知情報検知手段で受信した報知情報の周波数で、前記報知情報の受信を繰り返すモニタ手段と、
    を備え、
    前記モニタ手段で前記報知情報が受信できない場合に、前記報知情報検知手段の実行を再開することを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記無線通信システムは、前記無線通信装置が受信する報知情報を送信しているレピータの情報を格納する前記ネットワークに接続されたサーバを備え、
    前記無線通信装置は、前記報知情報検知手段で前記報知情報を受信した場合に、その報知情報を送信するレピータに、当該無線通信装置を識別する符号を含む装置登録要求信号を送信する装置登録要求手段を備え、
    前記レピータは、前記無線通信装置から前記装置登録要求信号を受信した場合に、その無線通信装置を識別する符号と当該レピータを識別する符号とを含む装置登録情報を、前記サーバに送信する装置登録手段を備える、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の無線通信システム。
  5. ネットワークで接続された複数のレピータと、該レピータを経由して通信を行う無線通信装置を含む無線通信システムにおける自動チャネル切替方法であって、
    前記複数のレピータは、それぞれ割り当てられた無線周波数において、所定の周期を有するそれぞれ重複しないタイミングで、そのレピータを識別するための報知情報を送信する報知情報送信ステップ、を備え、
    前記無線通信装置は、
    前記複数のレピータに割り当てられた無線周波数を順次切り替えて、前記報知情報の受信を試みる報知情報検知ステップと、
    前記報知情報検知ステップで前記報知情報を受信した場合に、前記報知情報検知ステップの実行を停止するレピータ検知ステップと、
    前記報知情報検知手段で受信した報知情報の周波数で、前記報知情報の受信を繰り返すモニタステップと、
    を備え、
    前記モニタステップで前記報知情報が受信できない場合に、前記報知情報検知ステップの実行を再開する、
    ことを特徴とする自動チャネル切替方法。
  6. 前記無線通信システムは、前記無線通信装置が受信する報知情報を送信しているレピータの情報を格納する前記ネットワークに接続されたサーバを備え、
    前記レピータ検知ステップは、前記報知情報検知ステップで前記報知情報を受信した場合に、その報知情報を送信するレピータに、当該無線通信装置を識別する符号を含む装置登録要求信号を送信する装置登録要求ステップを含み、
    前記レピータは、前記無線通信装置から前記装置登録要求信号を受信した場合に、その無線通信装置を識別する符号と当該レピータを識別する符号とを含む装置登録情報を、前記サーバに送信する装置登録ステップを備える、
    ことを特徴とする請求項5に記載の自動チャネル切替方法。
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