JP2007294658A - 半導体パッケージ - Google Patents

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Sayaka Hirafune
さやか 平船
Tatsuo Suemasu
龍夫 末益
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【課題】デバイスを形成したワークの厚みを薄くしても、赤外線の透過によるデバイスへの影響を抑えることが可能な半導体パッケージを提供する。
【解決手段】ワーク11の他方の面11bに対向して、基板13が配されている。基板13の一方の面13aには、配線層14が形成されている。デバイス12は、バンプ16などを介して配線層14に電気的に接続されている。そして、互いに対向するワーク11と基板13との間、例えばワーク11の他方の面11bには、赤外線の透過を阻止、あるいは抑制する赤外線透過防止層15が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板の上にデバイスが形成された半導体パッケージに関する。
カメラモジュールなどに搭載されているCCDなどのイメージングデバイスを備えた半導体パッケージにおいて、例えばイメージングデバイスに電気的に接続される配線などが形成された基板の上に、イメージングデバイスを有するワークが搭載された形態のものが用いられる。このようなイメージングデバイスを備えた半導体パッケージは、搭載する装置の小型化に伴い、さらなる薄型化が求められている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−241841号公報
しかしながら、上述したような半導体パッケージの薄型化を図る際に、特にイメージングデバイスを形成したワークの厚みを薄くすると、入射光に含まれる赤外線がワークを透過して基板で反射され、再びワークを経てイメージングデバイスに再入射してしまう虞がある。特に、基板上のイメージングデバイスと重なる位置に配線が形成されていると、この配線が赤外線の反射によってイメージングデバイスに写りこみ、画像信号のノイズとなるという課題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、デバイスを形成したワークの厚みを薄くしても、赤外線の透過によるデバイスへの影響を抑えることが可能な半導体パッケージを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る半導体パッケージは、一方の面にデバイスが形成された平板状のワークと、前記ワークの他方の面に対向して配され、前記デバイスと電気的に接続された基板とを有する半導体パッケージであって、
前記ワークと前記基板との間に赤外線透過防止層を有することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る半導体パッケージは、請求項1において、前記赤外線透過防止層は、前記ワークの他方の面を覆うように配されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る半導体パッケージは、請求項1または2において、前記赤外線透過防止層は、前記基板の前記ワークと対向する面を覆うように配されていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る半導体パッケージは、請求項1において、前記赤外線透過防止層は、前記ワークと前記デバイスとの隙間を埋めるように配されていることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る半導体パッケージは、請求項1において、前記デバイスはイメージングデバイスであることを特徴とする。
本発明の半導体パッケージによれば、デバイスに入射した赤外線が、たとえ厚みの薄いワークを透過しても、ワークの他方の面に形成された赤外線透過防止層によって吸収されるので、基板まで達することがない。従って、赤外線が基板や配線層で反射されて再びデバイスに入射して、配線層の形状がデバイスに写り込み、ひいては画素信号のノイズとして出力される虞のない半導体パッケージの提供が可能になる。
以下、本発明に係る半導体パッケージの一例について、図面を参照して説明する。なお、この実施形態では、デバイスとしてイメージングデバイスを備えた半導体パッケージを例示する。図1は、本発明の半導体パッケージの一例を示す側面断面図である。半導体パッケージ10は、一方の面11aにデバイス12が形成されたワーク11を備えている。デバイス12は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)などのイメージングデバイスであればよい。デバイス12は、入射面12aから入射した光を、例えば画素信号として出力する。
ワーク11の他方の面11bに対向して、基板13が配されている。基板13の一方の面13aには、配線層14が形成されている。デバイス12は、バンプ16などを介して配線層14に電気的に接続されている。そして、互いに対向するワーク11と基板13との間、例えばワーク11の他方の面11bには、赤外線の透過を阻止、あるいは抑制する赤外線透過防止層15が形成されている。
このような構成の半導体パッケージ10によれば、デバイス12の入射面12aから入射した赤外線IRは、厚みの薄いワーク11を透過しても、ワーク11の他方の面11b
に形成された赤外線透過防止層15によって吸収され、基板13まで達することがない。従って、赤外線が基板13や配線層14で反射されて再びデバイス12に入射して、配線層14の形状がデバイス12に写り込んで、画素信号のノイズとして出力されることを確実に防止することが可能になる。
デバイス12は、CCD以外にも、例えば、CMOSイメージセンサ、IRセンサ、スキャナ用ラインセンサ、光学式DNAチップなどが挙げられる。ワーク11は、例えばシリコンなどから形成され、厚みは5〜300μm程度に形成されていれば良い。
赤外線透過防止層15は、例えばTa,SiO,MgFなどの金属酸化物やフッ化物などを光の波長以下で積層したものや、可視、近赤外線カットフィルタ樹脂(VIRPシリーズ:大日本塗料株式会社製)などから形成され、厚みは1nm〜50μm程度に形成されていれば良い。こうした赤外線透過防止層15は、予めフィルム状に形成された赤外線透過防止膜を貼り付けて形成したり、赤外線透過防止材料を塗布、スピンコート、ラミネート、蒸着などにより積層して形成すれば、赤外線透過防止層を容易に形成することができ、形成方法は限定されるものではない。
基板13は、一方の面13aに導電層14を備えたプリント配線基板であればよい。導電層14は、例えばCu,Alなどの導電材をフォトレジストによって所定のパターンに形成すればよい。
ワークと基板との間に形成される赤外線透過防止層は、図2に示すように、基板の一面側に形成されていてもよい。この実施形態では、半導体パッケージ20を構成する基板23の一方の面23aには配線層24が形成されている。そして、この配線層24を含む基板23の一方の面23aを覆うように赤外線透過防止層25が配されている。
このような実施形態においても、ワーク21の厚みを薄く形成しても、デバイス22やワーク21を透過した赤外線は、基板23の一方の面23aに形成された赤外線透過防止層25によって吸収されるので、赤外線が基板23や配線層24で反射されて再びデバイス22に入射して、配線層24の形状がデバイス22に写り込んで、画素信号のノイズとして出力されることを確実に防止することが可能になる。
赤外線透過防止層は、図3に示すように、ワークと基板との隙間を埋めるように形成されてもよい。この実施形態では、半導体パッケージ30を構成する基板33の一方の面33aと、ワーク31の他方の面31bとの隙間を埋めるように赤外線透過防止層35が配されている。
このような実施形態においても、ワーク31の厚みを薄く形成しても、デバイス32やワーク31を透過した赤外線は、基板33とワーク31との隙間を埋めるように配された赤外線透過防止層35によって吸収されるので、基板33まで達することがない。従って、赤外線が基板33や配線層34で反射されて再びデバイス32に入射して、配線層34の形状がデバイス32に写り込んで、画素信号のノイズとして出力されることを確実に防止することが可能になる。
なお、赤外線透過防止層は、図1に示したワークの他方の面と、図2に示した基板の一方の面の双方に配されていても良い。あるいは、赤外線透過防止層を2層以上、複数の層から形成されていてもよい。これら複数の赤外線透過防止層のそれぞれを、互いに異なる波長帯の赤外線が吸収できるように構成すれば、赤外線を幅広い波長帯でより確実に吸収することができるようになる。
本発明の半導体パッケージの一例を示す断面図である。 本発明の半導体パッケージの他の一例を示す断面図である。 本発明の半導体パッケージの他の一例を示す断面図である。
符号の説明
10…半導体パッケージ、11…ワーク、12…デバイス、13…基板、14…配線層、15…赤外線透過防止層、16…バンプ。

Claims (5)

  1. 一方の面にデバイスが形成された平板状のワークと、前記ワークの他方の面に対向して配され、前記デバイスと電気的に接続された基板とを有する半導体パッケージであって、
    前記ワークと前記基板との間に赤外線透過防止層を有することを特徴とする半導体パッケージ。
  2. 前記赤外線透過防止層は、前記ワークの他方の面を覆うよう配されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  3. 前記赤外線透過防止層は、前記基板の前記ワークと対向する面を覆うように配されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体パッケージ。
  4. 前記赤外線透過防止層は、前記ワークと前記デバイスとの隙間を埋めるように配されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  5. 前記デバイスはイメージングデバイスであることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。

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