JP2007293480A - 携帯型情報処理装置 - Google Patents

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JP2007293480A
JP2007293480A JP2006118892A JP2006118892A JP2007293480A JP 2007293480 A JP2007293480 A JP 2007293480A JP 2006118892 A JP2006118892 A JP 2006118892A JP 2006118892 A JP2006118892 A JP 2006118892A JP 2007293480 A JP2007293480 A JP 2007293480A
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JP2006118892A
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Yoshitaka Kuroda
剛毅 黒田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】底面カバーのネジを外すことで内蔵HDDを取り外されて情報が不正に読み出される危険性のある携帯型情報処理装置において、内蔵HDDの不正な取り外しを防止して、セキュリティの高い携帯型情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】底面カバー13を本体部12に固定するネジ14を、本体部12の操作面上に配置するため表示部11と本体部12を閉じると表面に露出しない。従って、表示部11と本体部12を閉じるとネジを外すことができず内蔵HDD15が取り外されて情報が読み出される危険性を低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ(以下、PC)や携帯端末などの情報機器に内蔵されたデバイスを不正に取り外すことを困難にし、ハードディスクドライブ(以下、HDD)などの記憶装置の情報を保護することが可能な高いセキュリティを有する携帯型情報処理装置に関するものである。
近年、情報セキュリティに対する関心が高く、PCや携帯端末などの盗難による情報漏洩を防ぐために様々なセキュリティ技術が用いられている。
従来、情報機器の記憶装置へのアクセスを制限する手段としてパスワードなどによるHDDロックなど電子的なアクセスを制限する手段は講じられているが、取り外しなどの物理的なアクセスを制限する手段は講じられていない。
また、概してセキュリティは各仕組みがシステムとしてトータルで機能した場合には高い性能を発揮するが、個々のデバイスが取り外されて単独で盗難にあった場合は脆弱であることが多い。
以下に従来の携帯型情報処理装置について説明する。
図2は従来のノートPCの構成図であり、図2(a)は表示部を開けた状態の斜視図、(b)は表示部を閉じた状態の断面図である。
図2において、11は表示部、12は携帯型情報処理装置を操作する操作部を含む本体部、13は底面カバーであり、セキュリティ、屋外の過酷な環境下での使用に耐えることを目的として堅牢性、耐久性という観点から表示部11,本体部12、底面カバー13を構成する筐体はアルミニウムやマグネシウムの金属で構成されている。24はネジで、底面カバー13を本体部12に固定する。15は内蔵HDDで、ネジ24を外して底面カバー13を外すことで取り外しが可能である。16はシリンダー錠、17はラッチで、表示部11と本体部12を閉じた状態でシリンダー錠16を施錠することでラッチ17をロックして表示部11と本体部12が開かないようにして不正使用を防止する。
以上のように構成された従来のノートPCでは、シリンダー錠16を施錠することで表示部11と本体部12を開くことができず、また堅牢性に配慮して金属筐体で構成されているため表示部11を閉じた状態では所有者以外の不正使用を防止することが可能である。
しかしながら、図2のような構成ではネジ24をはずして底面カバー13を外すことは可能である。
特開2003−58281号公報
従来のノートPCではLCDなどを使用した表示部とキーボードなどを含む本体部で構成され、不使用時はそれらを重ね合わせて閉じることができる構造が一般的である。
また、情報を保持する内蔵HDDは本体部の内部に格納され、底面カバーをネジで止めることによりそれら内蔵デバイスを保護する構造をとるのが一般的である。この場合、本来の所有者以外のアクセスを防止するために、表示部と本体部を閉じた状態で施錠をする機構を有していたとしても、底面カバーのネジを外してHDDなどの内蔵デバイスを取り外すことが可能であり、第三者に情報を読み出される危険性があるという問題点を有していた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、表示部と本体部を閉じた状態で施錠する機構を有したPCにおいて、内蔵デバイスを取り外すことができない携帯型情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、文字、画像などの情報を表示する表示部と装置の本体部を閉じた状態で施錠する機構を備えた携帯型情報処理装置であって、前記本体部は底部を覆う底部カバーを備え、前記底部カバーを前記本体に留めるネジは前記表示面と前記本体部を閉じた状態で表面に露出しない位置に配置するとしたものであり、表示部と本体部を閉じた状態で施錠すると、内蔵デバイスを不正に取り外すことをできなくするという作用を有する。
以上のように本発明は、表示部とを閉じた状態で施錠すると、内蔵デバイスを不正に取り外すことが全くできなくなり、高いセキュリティをユーザーに提供するという優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1、図2を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態におけるノートPCの構成図であり、図1(a)は表示部を開けた状態の斜視図、(b)は表示部を閉じた状態の断面図である。
図1において、11は表示部、12は携帯型情報処理装置を操作する操作部を含む本体部、13は底面カバーであり、セキュリティ、屋外の過酷な環境下での使用に耐えることを目的として堅牢性、耐久性という観点から表示部11,12、底面カバー13を構成する筐体はアルミニウムやマグネシウムの金属で構成されている。14はネジで、底面カバー13を本体部12に固定するが、本体部12の操作面上に配置するため表示部11と本体部12を閉じると筐体表面に露出しない。15は内蔵HDDで、ネジ14を外して底面カバー13を外すことで取り外しが可能である。16はシリンダー錠、17はラッチで、表示部11と本体部12を閉じた状態でシリンダー錠16を施錠することでラッチ17をロックして表示部11と本体部12が開かないようにして不正使用を防止する。
以上のように構成されたノートPCでは、表示部11と本体部12を閉じてシリンダー錠16の施錠によりラッチ17をロックするとネジ14の頭部が隠れてしまうため筐体外部から外すことが全くできなくなる。そのため、従来のように底面カバー13を外して内蔵HDDを取り外すことができないため、万一ノートPCが盗難に遭っても情報を読み出される危険性が極めて低い。前述したように本実施の形態のノートPCは堅牢性、耐久性を考慮して筐体はアルミニウムやマグネシウムの金属で構成されているため、表示部と本体部を閉じた状態で施錠すると、筐体外面にネジなどの筐体を分解する筐体保持手段がない限り内部のデータを記録したデバイスを取り出すのは容易ではない。
以上ように本実施の形態によれば、表示部と本体部を閉じた状態で施錠すると、内蔵デバイスを不正に取り外すことが全くできなくなり、高いセキュリティをユーザーに提供するという優れた効果が得られる。
なお、以上の説明では表示部11と本体部12を閉じた状態でロックする仕組みをシリンダー錠16およびラッチ17としたが、他の仕組みでも良い。
本発明にかかる携帯型情報処理装置は、表示部と本体部を閉じた状態で施錠すると、内蔵デバイスを不正に取り外すことが全くできなくなり、高いセキュリティをユーザーに提供することができるという効果を有し、重要データを記録したハードディスクドライブなどの記憶装置を内蔵したパーソナルコンピュータや携帯端末などの情報機器のセキュリティ等として有用である。
本発明の実施の形態におけるノートPCの構成図 従来のノートPCの構成図
符号の説明
11 表示部
12 本体部
13 底面カバー
14,24 ネジ
15 内蔵HDD
16 シリンダー錠
17 ラッチ

Claims (2)

  1. 文字、画像などの情報を表示する表示部と装置の本体部を閉じた状態で施錠する機構を備えた携帯型情報処理装置であって、
    前記本体部は底部を覆う底部カバーを備え、
    前記底部カバーを前記本体に留めるネジは前記表示面と前記本体部を閉じた状態で表面に露出しない位置に配置することを特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. 前記ネジは前記底部カバーを前記本体部の操作面上より留めて保持することを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処理装置。

JP2006118892A 2006-04-24 2006-04-24 携帯型情報処理装置 Pending JP2007293480A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010271864A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Toshiba Corp 盗難防止構造を有する機器および盗難防止方法

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