JP2007288717A - 映像処理装置、および、テレビジョン受像装置 - Google Patents

映像処理装置、および、テレビジョン受像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 幼い子やお年寄りでも簡単に分かりやすく入力系統や放送チャンネルの切換操作を行うことの出来る映像処理装置ならびにテレビジョン受像装置を提供する。
【解決手段】 複数の映像入力元の中から何れかを選択的に指定して映像信号の入力が可能な映像処理装置である。そして、映像入力元を切り換えるための操作ボタンを備え、該操作ボタンが所定時間より短く押されたときには映像入力元を一つ切り換える一方、該操作ボタンが所定時間以上押し続けられたときには表示部に映像入力元の一覧表示40を行わせて該一覧表示40内の選択枠41を移動させていくとともに、該操作ボタンが放されたときに一覧表示40内で選択されている映像入力元から映像信号が入力されるように映像入力元を切り換えて、この切換処理を終了するように構成した。
【選択図】 図4

Description

この発明は、セットトップボックスなどの映像処理装置やテレビ放送の受信機能を有するテレビジョン受像装置に関する。
近年、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BS(放送衛星)放送、CS(通信衛星)放送など、複数の放送方式のテレビ放送が行われ、このような複数方式のテレビ放送を1台のテレビジョン受像装置で視聴することが行われている。また、ビデオ録画装置やチューナ装置など複数の外部機器を接続して、これらから入力した映像音声を切り換えながら出力することも行われている。このように映像音声の入力元が複数系統あるような場合には、入力系統を切り替える操作ボタンをテレビジョン受像装置やセットトップボックスに設けて対応するのが一般的である。
また、近年、放送のデジタル化により放送チャンネルの数が非常に多くなってきている。 そのため、テレビ放送を受信する装置には、リモコンなどに数字キーが設けられ、所望の放送チャンネルを選択するのに例えば数字キーにより3桁の数字を入力して行うダイレクト選局機能が備わっている。また、ダイレクト選局の機能のほかに、チャンネル番号を知らなくても所望の放送チャンネルの選択ができるように、様々な選局機能を備えるのが一般である。
例えば、特許文献1には、画面にチャンネル番号をバナー表示するとともに、「+」や「−」のチャンネルキーを押し続けることで、バナー表示のチャンネル番号が1個ずつ進んでいき、チャンネルキーを放したときにバナー表示されているチャンネル番号に切り換えられる選局機能が示されている。
また、特許文献2には、チャンネル選局時に、チャンネル番号等を示した多数のボタン表示を行って、ユーザが矢印キーで所望のボタン表示を選択し、決定キーを押すことで、このボタン表示に示された放送チャンネルに切り換えられる選局機能が示されている。
また、特許文献3には、十字カーソルキーの上下操作により放送局の選局を、左右操作により放送チャンネルの選局を行うようにした選局機能が示されている。
特開2005−109838号公報 特開2002−112144号公報 特開2001−257610号公報
上述のような入力系統の切換操作や放送チャンネルの選局操作は、ユーザにとって簡単に且つ分かりやすく行えるようにしたいという要求がある。本発明者らが検討したところ、例えば、幼い子やお年寄りにも簡単に且つ分かりやすく上記の操作が行えるようにするには、操作に必要なボタン数やボタンを操作する回数を極力少なくするとともに、現在の操作内容をユーザが容易に認識できるようにすることが求められると考えられた。
例えば、チャンネル選局のためにチャンネル一覧を表示させる専用のボタン操作が必要であったり、チャンネル一覧の中から所望のチャンネルを選択した後に、決定ボタンを押さなければチャンネルが切り換わらないと云うような操作回数の増加は、幼い子やお年寄りに対して困難性を倍増させる。また、チャンネル選局の際に選局可能な放送チャンネルの全体像が分からないと、ユーザにチャンネル選局の途中で戸惑いを感じさせてしまう。
また、テレビジョン受像装置の本体側で、入力系統の切り換えや放送チャンネルの選局の操作を行えるようにする場合には、本体側にはリモコンのように多数の操作ボタンを設けることが出来ないため、少ない操作ボタンにより上記の切換操作を行えるようにしなければならないという要求もあった。
この発明の目的は、少ない操作ボタンを用いて少ない操作回数で入力系統の切り換えや放送チャンネルの選局を行うことができ、さらに、操作中にユーザが切換操作の内容を直感的に認識することが出来るなど、幼い子やお年寄りでも簡単に分かりやすく切換操作を行うことの出来る映像処理装置ならびにテレビジョン受像装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、複数の映像入力元の中から何れかを選択的に指定して映像信号の入力や出力処理を行う信号処理回路を備えた映像処理装置であって、外部から操作指令を入力するための操作入力部と、映像信号に文字や図形の表示信号を挿入可能な表示処理回路と、映像入力元の切換処理を行う制御手段とを備え、前記操作入力部には映像入力元を切り換えるための操作ボタンが設けられ、前記制御手段は、前記操作ボタンが所定時間より短く押されたときに前記信号処理回路を制御して映像入力元を一つ切り換える処理を行わせる一方、前記操作ボタンが前記所定時間以上押し続けられたときには前記表示処理回路に複数の映像入力元の一覧表示を行わせて映像入力元の切換処理を開始するとともに、当該映像入力元の切換処理において前記操作ボタンが押し続けられている間に、前記一覧表示内で選択状態とされる映像入力元の項目を一つずつ変更させていき、前記操作ボタンが放されたときに前記一覧表示内で選択状態となっている映像入力元から映像信号が入力されるように前記信号処理手段を制御して、当該映像入力元の切換処理を終了するように構成したものである。
このような手段によれば、少ない操作ボタンを用いて少ない操作回数で、多くの映像入力元の中から所望の映像入力元への切り換えを行うことが出来る。さらに、切換処理中には映像入力元の一覧表示がなされ、その中で選択が切り換わっていくので、ユーザは操作中の内容を直感的に認識することが出来る。
具体的には、前記信号処理手段には、1個又は複数の放送方式に係るテレビ放送入力、および/又は1個又は複数の外部入力端子からの映像信号入力からなる複数の入力系統の中から何れかの入力系統に係る信号を選択的に入力する入力選択回路が設けられ、前記制御手段により行われる前記映像入力元の切換処理は、前記入力系統の切換処理に適用することが出来る。
また具体的には、前記信号処理手段には、複数の放送チャンネルの中から何れかのチャンネルの放送信号を選択的に受信する受信チューナが含まれ、前記制御手段により行われる前記映像入力元の切換処理は、前記放送チャンネルの切換処理に適用することが出来る。
これらにより、入力系統の切り換えやチャンネル選局の操作を容易に且つ分かりやすく行うことが可能となる。
望ましくは、前記放送チャンネルの放送局名データを格納する不揮発性記憶手段を備え、前記映像入力元の一覧表示の各表示枠には、前記不揮発性記憶手段のデータに基づいてチャンネル番号と放送局名とが表示されるように構成すると良い。
デジタル放送などでは、放送局名や放送番組名などがデータとして放送信号により伝送されるので、この放送データを受信して放送局名などを表示することも出来るが、この放送データのダウンロードには一定の時間を要するため放送データから放送局名などを表示すると一覧表示に比較的長い時間がかかってしまう。
そこで、上記の構成により、放送チャンネルの一覧表示を短時間で行うことができ、チャンネル選局の操作性の向上を図ることが出来る。
また望ましくは、前記操作ボタンは1個の入力切換ボタンからなり、該入力切換ボタンの操作により、映像入力元の選択状態が所定の順序で1つずつ移っていくように構成すると良い。
このような構成によれば、例えば入力系統の切換操作など、さほど選択肢が多くないものの切換操作に適用することで、最良の形態とすることが出来る。
また望ましくは、前記操作ボタンはアップボタンとダウンボタンからなり、アップボタンの操作により映像入力元の選択状態が所定の順番で1つずつ移っていくとともに、ダウンボタンの操作により映像入力元の選択状態が前記所定の順番と逆向きの順番で1つずつ移っていくように構成すると良い。
このような構成によれば、例えばチャンネル選局操作など、選択肢の非常に多いものの切換操作に適用することで、最良の形態とすることが出来る。行き過ぎたときでも戻って選局しなおすことが出来るからである。
また、上記のような構成は、映像を表示出力するテレビ受像部を備え、前記操作ボタンが前記テレビ受像部が設けられた本体部に設置されている場合に適用すると特に有効である。
このような構成によれば、テレビジョン受像装置の本体部に設けられた少ない操作ボタンを用いて、入力系統の切り換えやチャンネル選局の操作を簡単に且つ速やかに行うことが出来る。
以上説明したように、本発明に従うと、少ない操作ボタンを用いて少ない操作回数で入力系統の切り換えやチャンネル選局の操作を行うことができ、さらに、切換操作中にユーザが操作内容を直感的に認識することが出来るなど、幼い子やお年寄りでも簡単に分かりやすく切換操作を行うことが出来るという効果がある。
また、テレビジョン受像装置の本体側の操作部など、少しの操作ボタンしか設けられない場合でも、少ない操作ボタンで簡単に且つ速やかに入力系統の切り換えやチャンネル選局の操作を行うことが出来るという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態のテレビジョン受像装置のシステム構成図、図2は、このテレビジョン受像装置の内部構成を示したブロック図である。
この実施の形態のテレビジョン受像装置10は、複数のアンテナ1〜3を接続して、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BS放送、CS放送など、複数方式のテレビ放送を受信することが可能であり、さらに、複数の外部入力端子17a〜17e(図2参照)を介してビデオ録画装置やケーブルテレビの入力装置など種々の外部機器5A〜5Eを接続して、これらの外部機器5A〜5Eから映像音声の信号を入力することが可能なものである。
このテレビジョン受像装置10は、図2に示すように、放送アンテナ1〜3から受信された各放送方式のテレビ放送信号に対して指定チャンネルの放送信号を選択的に受信する複数のチューナ部11〜13と、チューナ部11〜13で受信した放送信号の復調等を行う放送信号処理回路14〜16と、外部装置から映像や音声の信号を入力する外部入力端子17a〜17eと、各チューナ部11〜13からの信号や各外部入力端子17a〜17eからの信号を選択的に入力する信号選択回路(入力選択回路)18と、信号選択回路18により入力された映像信号に対して表示出力用の処理を行う画像処理回路19と、映像信号に文字や記号などの表示信号を上書きする表示処理回路としてのOSD(オンスクリーン・ディスプレイ)処理回路20と、信号選択回路18により入力された音声信号に対してゲイン調整など出力用の処理を行う音声処理回路21と、映像信号により映像出力を行うテレビ受像部としてのディスプレイ24と、音声出力を行うスピーカ25と、内部ブロックの統括的な制御を行うコントローラ30と、操作ボタン等を有し外部から操作指令が入力される操作部31等を備えている。これらのうち、チューナ部11〜13や信号選択回路18や画像処理回路19等により、複数の映像入力元の中から何れかを選択して映像出力させる信号処理回路が構成されている。
上記の操作部31は、図1に示すように、ディスプレイ24の設けられた本体側に設置された、入力切換ボタン32、[+]ボタン(チャンネルアップボタン)34、[−]ボタン(チャンネルダウンボタン)35を備えている。
上記のコントローラ30には、制御プログラムを実行する制御手段としてのCPU(中央演算処理装置)、制御プログラムや制御データが格納されたROM(Read Only Memory)、CPUに作業用メモリ領域を提供するRAM(Random Access Memory)、各種の設定データ並びにチャンネル番号と放送局名データなどが格納される不揮発性メモリなどが設けられている。
次に、上記構成のテレビジョン受像装置10において行われる入力系統の切換処理と放送チャンネルの選局処理について説明する。
図3には、入力系統の切換処理の処理手順を示したフローチャートを、図4には、この切換処理中の映像表示の一例を表わした画像図を示す。
入力系統の切換処理は、地上アナログ、地上デジタル、BS放送、CS1放送、CS2放送などの各放送方式のテレビ放送入力と、各外部入力端子17a〜17eからの映像音声信号の入力のそれぞれの中から何れかの入力に切り換える処理である。
この入力系統の切換処理は、入力切換ボタン32を押してその操作信号がコントローラ30に入力されることでコントローラ30内のCPU(中央演算処理装置)により開始される。
この入力系統の切換処理が開始されると、先ず、ステップS1において、入力切換ボタン32がt1期間(例えば1〜2秒)以上押し続けられているかを判別する。そして、t1期間以上押し続けられていなければステップS6に移行して入力系統の選択をひとつ切り換え、続くステップS5で選択された入力系統の映像に切り換える処理を行う。
すなわち、これらの処理により、入力切換ボタン32を短く押したときに、所定の順番で入力系統の選択が移り変わってその映像出力に切り換えられる。
複数の入力系統は、予め、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BS放送、CS1放送、CS2放送、VIDEO1(外部入力1)〜VIDEO5(外部入力5)と順序付けられており、この順番で選択状態が1つずつ移り変わるようになっている。また、直前の選択が一番最後のVIDEO5であったときには、次に一番最初に移動して地上アナログ放送が選択されるようになっている。
一方、ステップS1の判別処理で、入力切換ボタン32がずっと押しつづけられてt1期間を超えたと判別されたときには、ステップS2〜S5の一覧表示による切換処理が実行される。
この一覧表示による切換処理においては、図4に示すように、先ず、ディスプレイ24の画面上に複数の入力系統を所定の順番で横一列にした一覧表示40(切換画面)を表示する(ステップS2)。さらに、この一覧表示40においては、現在どの枠が選択されているかが認識できる態様(例えば反転表示や色別表示など)で一つの選択枠(図4では枠41)が表示される。この一覧表示40は、コントローラ30の制御下でOSD処理回路20の処理により行われるもので、背部に現在の入力映像の表示を行ったままその上に一覧表示40を重ね書きするようにして行われる。
このような切換画面を表示したら、次に、一覧表示40内の選択枠(カーソル位置)を一つずつ移動する処理を行う(ステップS3)。このカーソル移動は、入力切換ボタン32が押し続けられている間、t2期間(例えば0.3〜1.0秒)ごとに選択枠が1つずつ同一方向に移動するように行われる。すなわち、ステップS3でカーソル位置を一つずらした後、ステップS4において、入力切換ボタン32が放されないかt2期間監視され、放されなければステップS3に戻る。そして、入力切換ボタン32が押し続けられている間に、このようなステップS3,S4の処理を繰り返すことで、カーソル位置がt2期間ごとに1つずつずれていく動作が実現される。
なお、一覧表示40の最後の枠「VIDEO5」が選択された次には最初の枠「地上A」へとサイクリックに移動される。また、このカーソル移動の処理では、一覧表示40中の選択状態が変更されていくだけで、実際の入力映像の切り換えは行われない。
このようなカーソル移動処理とt2期間の判別処理の繰返し処理中、入力切換ボタン32が放された場合には、ステップS4の判別処理でステップS5に移行され、その時点で選択されていた入力系統の映像に切り換える処理が行われる(ステップS5)。この入力映像の切り換えはコントローラ30が信号選択回路18を制御して行う。そして、入力映像が切り換えられたら、切換画面の表示が停止されて入力切換処理が終了される。
以上のように、上記の入力切換処理により、1つの入力切換ボタン32を用いて、該ボタン32を短かく押すか或いは長く押すかといった簡単な操作方法により、複数の入力系統の切り換えを簡単に行うことが出来る。また、入力切換ボタン32を長く押して複数の入力系統の中から何れかを選択するときには、入力系統の一覧表示40がなされて選択枠41が移動していくのが視認できるので、切換操作の内容が直感的に認識でき誰にでも戸惑うことなく切換操作を遂行することが出来る。
また、このとき選択可能な入力系統の表示が一覧表示されるので、ユーザはどのくらいの入力系統があるのか一目で理解することが出来る。
また、この一覧表示40で選択枠41が移動していく際には実際の映像の入力は切り換えられず、入力切換ボタン32が放されて選択が確定したときに初めて映像の入力が切り換えられるようになっているので、選択されていない画面の切換時間を省いて処理の高速化が図られている。
図5には、放送チャンネルの選局処理の処理手順を示したフローチャートを、図6には地上アナログ放送のチャンネル選局処理中の映像表示の一例を表わした画像図を示す。
チャンネル選局処理は、何れかの放送方式のテレビ放送入力が入力系統として選択されている場合に、この放送方式の放送チャンネルの中から何れかのチャンネルを選択するのに実行される処理である。
このチャンネル選局処理は、操作ボタンとして[+]ボタン34と[−]ボタン35の2個の操作ボタンを使用することと、処理中に表示される一覧表示の態様等が異なるだけで、図3と図4の入力切換処理と略同様のものである。したがって、入力切換処理と同様の処理については詳細な説明を省略する。
このチャンネル選局処理では、放送チャンネルを切り換えていく順番を順方向に行う場合と、逆方向に行う場合のために、操作ボタンを2つ用いることが出来る。例えばチャンネル番号順にチャンネルを切り換える場合には[+]ボタン34を使用し、逆方向にチャンネルを切り換える場合には[−]ボタン35を使用する。
チャンネル選局処理で表示される一覧表示50は、図6に示すように、各枠にチャンネル番号と放送局名等が表示されたものである。これらチャンネル番号と放送局名のデータは、装置の受信設定時に行われるチャンネルスキャン処理の際に取得して、例えば、コントローラ30の不揮発性メモリに格納しておく。そして、これらを読み出して上記一覧表示50に使用することが出来る。チャンネルスキャン処理とは、チューナ装置の分野で周知のもので、受信信号の周波数をずらしながら放送受信可能な放送チャンネルを取得していく処理である。このチャンネルスキャン処理では、使用地域名をユーザに入力させて放送局名一覧データと照合することで、地上アナログ放送でも放送局名を取得することが可能とされている。
上記の一覧表示50に表示される放送チャンネルは、受信可能なものだけが表示され、受信できない放送チャンネルは表示から除かれるようになっている。例えば、図6の一覧表示50は、地上デジタル放送のチャンネル選局処理で表示されるものであり、14個の受信可能な放送チャンネルが2行に渡って表示されている。受信可能なチャンネル数が増えた場合には、5行まで一覧表示が増えるようになっている。
そして、このような一覧表示、並びに、図5の処理フローによって、図3と図4に示した切換処理と同様に、放送チャンネルの選局を行うことが可能になっている。すなわち、順方向に放送チャンネルを切り換えたいときには、[+]ボタン34を短く押すことで、1つ放送チャンネルがずれてすぐ映像が切り換わる。また、[+]ボタン34を長く押せば、図6の一覧表示50が表示され、一覧表示50内で選択枠51が順方向に移動していく。そして、所望の放送チャンネルに選択枠51が移動したら[+]ボタン34を放すことで、その放送チャンネルが選択されてその映像に切り換わる。そして、一覧表示50が消されて選局処理が終了する。また、逆方向に放送チャンネルを切り換えたいときには、[−]ボタン35を使用して同様の処理を行うことが出来る。
なお、一覧表示の枠数が増えた場合には、遠くの枠まで移動して選択するのに時間が掛かるため、選択枠の移動を所定個(例えば5個〜7個)実行したら、その後の選択枠の移動をもっと早く行うようにしても良い。すなわち、t2期間ごとに移動していたのを、t2期間よりも短いt3期間ごとに移動させるようにしても良い。
図7〜図9には、チャンネル数が一覧表示の枠数を越える場合のチャンネル選局処理の表示例を示す。
例えばCS放送などで受信可能なチャンネル数が膨大な数になった場合には、5行程度の一覧表示では収まらない場合がある。このような場合には、図7〜図9に示すような複数ページに渡る一覧表示60を行うようにする。
この一覧表示60では、現在選択されている放送チャンネルの枠61が中央の行に来るように、5行分の放送チャンネルが一覧表示される。さらに、この一覧表示60を行っている間には、前後に選択可能な放送チャンネルがまだあることを示す記号表示66,67も併せて行われる。
また、この一覧表示60においては、選択枠61は中央の行のみに配置されるように制御され、選択枠61が右端に来てさらに順方向に移動するときには、図7から図8の変化に示すように、選択枠61は中央行の左端に移るとともに一覧表示60の内容が上に一行ずれることで、例えばチャンネル"028"(図7)からチャンネル"029"(図8)へと、次の放送チャンネルに選択枠61が移動するようになっている。
[−]ボタンを用いた逆方向のチャンネル切換の際には、上下左右を逆にして上記と同様の動きにより選択枠61が移動するように制御される。
また、この多チャンネルの一覧表示60においては、図9に示すように、チャンネル一覧の始端と終端とを連続的に表示させ、始端から終端へ、或いは終端から始端へとサイクリックにチャンネル切換の移行が可能にされている。また、これら始端や終端があることをユーザに分かりやすく示すために、始端と終端の間にはボーダー表示69がなされるようになっている。
なお、このように放送チャンネル数が膨大な数である場合には、離れた放送チャンネルの枠まで移動して選択するのに非常に時間が掛かってしまうため、選択枠の移動を所定個(例えば5個〜7個)実行したら、その後の選択枠の移動をもっと早く行い、さらに、所定個(例えば15個〜20個)の移動をしたら、その後の選択枠の移動をさら早く行うなど、選択枠の移動スピードを複数段階早めるように構成しても良い。スピードが早くて所望の放送チャンネルを行きすごしたときでも、[+]ボタン34と[−]ボタン35を入れ替えて選局操作をし直せば、すぐに所望の放送チャンネルに辿りつくことが出来る。
以上のように、上記のチャンネル選局処理によれば、[+]ボタン34と[−]ボタン35の2つのボタンを用いて、これらボタン34,35を短く押すか長く押すかといった簡単な操作方法により、多数の放送チャンネルの中から所望のチャンネル選局を簡単に行うことが出来る。また、ボタンを長押しして放送チャンネルを切り換えている際には、放送チャンネルの一覧表示50,60がなされその上で選択枠51,61が移動していくのが視認できるので、切換操作の内容が直感的に認識できて、誰にでも戸惑うことなく選局操作を遂行することが出来る。
また、このように少ないボタンで操作が可能なので、テレビジョン受像装置10の本体側の操作部31など、多くの操作ボタンを設けることが出来ないような場合にあっても、上記の切換処理を適用することができ有効である。操作ボタンを多く形成し難い装置にあっては、操作ボタン数の削減により、部品コストの低減に加えて、設計コストや組立コストの大幅な低減を図ることが出来る。
また、上記のチャンネル選局処理によれば、一覧表示50,60を見て、選択可能な放送局名やその数を瞬間的に把握することが出来るので、所望のチャンネルがうろ覚えなときでも比較的容易にそのチャンネルに辿りつくことが出来る。
また、複数の放送方式の放送チャンネルに渡ってチャンネル切り換えをするのではなく、1つの放送方式ごとに放送チャンネルの切り換えを行う構成なので、一覧表示50,60の総チャンネル数が幾分抑えられて操作性が損なわれないようになっている。
また、一覧表示50,60で選択枠51,52が移動していく際には実際の映像の入力は切り換えられず、[+]ボタン34や[−]ボタン35が放されて選局が確定したときに初めて映像が切り換えられるようになっているので、選択されていないチャンネル映像の切換時間を省いて処理の高速化が図られている。
また、一覧表示50,60を行うときに、各枠のチャンネル番号や放送局名は不揮発性メモリに予め記憶されているデータを読み出してこれに基づき表示されるので、例えば、その都度、放送信号のダウンロードにより放送局名などを取得するのに比べて、速やかに一覧表示50,60を表示することができ、心地よい操作性を得ることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施の形態は、テレビジョン受像装置10の本体側に設けられた操作ボタン(32,34,35)を用いて切換操作を行う構成を示しているが、このような操作ボタンをリモコン(リモートコントローラ)に設けて、リモコンで同様の切換操作を可能なように構成しても良い。
また、上記実施の形態では、入力系統の切り換えと放送チャンネルの選局の両方に本発明に係る切換方式を適用しているが、例えば、チャンネル選局のみに適用したり、入力系統の切り換えのみに適用しても良い。
その他、一覧表示の各項目の表示内容、並び順、行数や列数、表示位置など、この実施の形態で示した細部構成および方法は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明は、テレビジョン受像装置のほか、例えば、複数の入力元から映像の入力や放送の受信が可能で入力した信号に基づき表示信号を出力してディスプレイに映像出力させる機能を備えたビデオ録画装置、チューナ装置、その他、種々のセットトップボックスなどに利用することが出来る。
本発明の実施の形態のテレビジョン受像装置のシステム構成図である。 テレビジョン受像装置の内部構成を示したブロック図である。 コントローラにより実行される入力切換処理の処理手順を示したフローチャートである。 映像の入力系統を切り換える入力切換処理中の表示画面の一例を示した画像図である。 コントローラにより実行されるチャンネル選局処理の処理手順を示したフローチャートである。 チャンネル選局処理中の表示画面の一例を示した画像図である。 チャンネル選局処理中の表示画面でありチャンネル数が一覧表示の枠数を超えている場合の一例を示した画像図である。 図7の一覧表示から選択枠が1つ移動された状態を表わした画像図である。 図7の一覧表示で一覧表示の始端と終端を表わした画像図である。
符号の説明
10 テレビジョン受像装置
11〜13 チューナ部
14〜16 信号処理回路
17a〜17e 外部入力端子
18 信号選択回路
20 OSD処理回路(表示処理回路)
24 ディスプレイ
30 コントローラ
31 操作部(本体側操作入力部)
32 入力切換ボタン
34 [+]ボタン
35 [−]ボタン
40,50,60 一覧表示
41,51,61 選択枠

Claims (8)

  1. 映像を表示出力するテレビ受像部と、複数の放送チャンネルの中から何れかのチャンネルの放送信号を選択的に受信する受信チューナと、1個又は複数の放送方式に係るテレビ放送入力、および/又は1個又は複数の外部入力端子からの映像信号入力からなる複数の入力系統の中から何れかの入力系統に係る信号を選択的に入力する入力選択回路と、前記テレビ受像部が設けられた本体部に設置され外部から操作指令を入力するための本体側操作入力部と、映像信号に文字や図形の表示信号を挿入可能な表示処理回路と、前記放送チャンネルの選局や前記入力系統の切り換えの処理を行う制御手段とを備えたテレビジョン受像装置であって、
    前記本体側操作入力部には、
    前記入力系統を切り換えるための1個の入力切換ボタンと、
    前記放送チャンネルを切り換えるためのアップボタンおよびダウンボタンとが設けられ、
    前記制御手段は、
    前記入力切換ボタンが所定時間より短く押されたときに前記入力選択回路を制御して前記入力系統を一つ切り換えさせる一方、
    前記入力切換ボタンが所定時間以上押し続けられたときには前記表示処理回路に複数の入力系統の一覧表示を行わせて入力系統の切換処理を開始するとともに、
    当該入力系統の切換処理において前記入力切換ボタンが押し続けられている間に、前記一覧表示内で選択状態とされる入力系統を一つずつ変更させていき、前記入力切換ボタンが放されたときに前記一覧表示内で選択状態となっている入力系統に切り換わるように前記入力選択回路を制御して当該入力系統の切換処理を終了し、
    さらに、
    前記アップボタン又はダウンボタンが所定時間より短く押されたときには前記受信チューナを制御して受信する放送チャンネルを一つ切り換えさせる一方、
    前記アップボタン又はダウンボタンが所定時間以上押し続けられたときには前記表示処理回路に複数の放送チャンネルの一覧表示を行わせて放送チャンネルの切換処理を開始するとともに、
    当該放送チャンネルの切換処理において前記アップボタン又はダウンボタンが押し続けられている間に、前記一覧表示内で選択状態とされる放送チャンネルを一つずつ変更させていき、前記アップボタン又はダウンボタンが放されたときに前記一覧表示内で選択状態となっている放送チャンネルに切り換わるように前記受信チューナを制御して、当該放送チャンネルの切換処理を終了することを特徴するテレビジョン受像装置。
  2. 複数の映像入力元の中から何れかを選択的に指定して映像信号の入力や出力処理を行う信号処理回路を備えた映像処理装置であって、
    外部から操作指令を入力するための操作入力部と、
    映像信号に文字や図形の表示信号を挿入可能な表示処理回路と、
    映像入力元の切換処理を行う制御手段とを備え、
    前記操作入力部には映像入力元を切り換えるための操作ボタンが設けられ、
    前記制御手段は、
    前記操作ボタンが所定時間より短く押されたときに前記信号処理回路を制御して映像入力元を一つ切り換える処理を行わせる一方、
    前記操作ボタンが前記所定時間以上押し続けられたときには前記表示処理回路に複数の映像入力元の一覧表示を行わせて映像入力元の切換処理を開始するとともに、
    当該映像入力元の切換処理において前記操作ボタンが押し続けられている間に、前記一覧表示内で選択状態とされる映像入力元の項目を一つずつ変更させていき、前記操作ボタンが放されたときに前記一覧表示内で選択状態となっている映像入力元から映像信号が入力されるように前記信号処理手段を制御して、当該映像入力元の切換処理を終了することを特徴とする映像処理装置。
  3. 前記信号処理手段には、1個又は複数の放送方式に係るテレビ放送入力、および/又は1個又は複数の外部入力端子からの映像信号入力からなる複数の入力系統の中から何れかの入力系統に係る信号の選択的な入力を行う入力選択回路が設けられ、
    前記制御手段により行われる前記映像入力元の切換処理は、前記入力系統の切換処理であることを特徴とする請求項2記載の映像処理装置。
  4. 前記信号処理手段には、複数の放送チャンネルの中から何れかのチャンネルの放送信号を選択的に受信する受信チューナが含まれ、
    前記制御手段により行われる前記映像入力元の切換処理は、前記放送チャンネルの切換処理であることを特徴とする請求項2記載の映像処理装置。
  5. 前記放送チャンネルの放送局名データを格納する不揮発性記憶手段を備え、
    前記映像入力元の一覧表示の各表示枠には、前記不揮発性記憶手段のデータに基づいてチャンネル番号と放送局名とが表示されることを特徴とする請求項4記載の映像処理装置。
  6. 前記操作ボタンは1個の入力切換ボタンからなり、
    該入力切換ボタンの操作により、映像入力元の選択状態が所定の順序で1つずつ移っていくことを特徴とする請求項2〜5の何れか記載の映像処理装置。
  7. 前記操作ボタンはアップボタンとダウンボタンからなり、
    アップボタンの操作により映像入力元の選択状態が所定の順番で1つずつ移っていくとともに、ダウンボタンの操作により映像入力元の選択状態が前記所定の順番と逆向きの順番で1つずつ移っていくことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の映像処理装置。
  8. 映像を表示出力するテレビ受像部を備え、
    前記操作ボタンは前記テレビ受像部が設けられた本体部に設置されていることを特徴とする請求項2〜7の何れかに記載の映像処理装置。
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