JP4367072B2 - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の放送メディアを受信することが可能な受信装置および受信方法に関し、特に、複数の放送メディアをシームレスに跨いで選局を行うことを可能とするものである。
わが国では、地上アナログ放送に加えてBS(Broadcasting Satellite)衛星放送、CS(Communicaton Satellite)ディジタル衛星放送が開始され、さらに、地上ディジタル放送が開始されようとしている。CSディジタル衛星放送は、BSディジタル放送(以下、BSと適宜称する)用の衛星と同じ東経110度方角に静止する人工衛星を利用するもので、放送事業者として、プラットワン(以下、CS1と適宜称する)およびスカイパーフェクトTV!2(以下、CS2と適宜称する)が存在する。これらの受信可能な異なる種類の放送を放送メディアと呼ぶことにする。より具体的には、アンテナ、チューナ等の受信部に対応して放送メディアが存在し、さらに同一の受信部で受信可能であっても、放送事業者が異なると、放送メディアが異なったものとなる。
従来、複数の放送メディアが存在する場合の受信方法として、二つの衛星のサービスリストのチャンネル番号をソートして一覧を作成し、衛星の区別なく、すなわち、シームレスにチャンネル番号順に選局することを可能とすることが下記の特許文献に記載されている。
特開2001−238142号公報
従来の複数の放送メディアを受信可能な受信装置においては、各放送メディアに対してダイレクト選局を行うための数字キーをリモコンコマンダに配置して、数字キーを操作することによりシームレス選局を行っていた。この方法には、以下の問題があった
ダイレクト選局の数字キーでは、多チャンネルを有する放送メディアのすべてのチャンネルを選局することができない。また、各放送メディアに対してのダイレクト選局の数字キーを持たなければいけない。
従来の他の選局方法として、異なる放送メディアに含まれる、選局したいチャンネルをユーザが予め登録しておき、そのリストを画面上に表示して ユーザに選択させることにより選局を行ってものがある。この方法には、下記のような問題点があった
リストに登録できるチャンネル数に制限があると、多チャンネルを有する放送メディアのすべてのチャンネルを選局することができない。
さらに、EPG(Electorical Program Guide)上に複数の放送メディア(ディジタル放送に限る)のチャンネルを一緒に表示して、チャンネルを選択することにより選局を行う方法がある。これには下記のような問題点があった
EPGの情報が放送されるディジタル放送に限定される。また、放送メディアが多くなると、選局するまでのユーザの操作回数が多くなる問題がある。
さらに、上述した特許文献1に記載の方法は、二つの異なる衛星放送のサービスを統合して順番に選局するものであり、放送メディア毎に順に選局を行い、最後のチャンネルを選局したら次の放送メディアにシームレスに移って再び順に選局を行うものとは相違している。
したがって、この発明の目的は、複数の放送メディアに跨がって全てのチャンネルをシームレスに選局することができ、また、操作が簡単で、さらに、ユーザが放送メディアの切り替わりが容易に分かる受信装置および受信方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、複数の放送メディアによる放送を受信可能な受信装置において、
複数のチューナを含む受信部と、
複数の放送メディアに跨がってチャンネル番号を昇順または降順に切り換えるチャンネル切換キーを含む操作部と、
操作部からの操作信号を受け取り、受信部を制御して選局チャンネルを切り換える制御部と、
画面上の一部にチャンネル表示を行うための表示制御部とを備え、
チャンネル切換キーが操作されると、受信部によって隣接するチャンネルを選局し、チャンネル切換キーが連続的に操作される期間、隣接するチャンネルの選局状態をホールドし、期間、チャンネル表示を連続的に変化させ、
放送メディアを跨がった場合には、受信部の選局状態を制御することによって、ホールド状態を解除し、移動した先の放送メディアのチャンネルであって、放送メディアが切り換わった後に最初に受信されるチャンネルの受信画像を表示し、
チャンネル切換キーの連続的操作を停止した場合に、停止した時点でチャンネル表示で示されるチャンネルを選局するように、受信部を制御するようにした受信装置である。
この発明は、複数の放送メディアによる放送を受信可能で、
複数の放送メディアに跨がってチャンネル番号を昇順または降順に切り換えるチャンネル切換キーの操作信号を受け取り、複数のチューナを含む受信部を制御して選局チャンネルを切り換え、画面上の一部にチャンネル表示を行う受信方法であって、
チャンネル切換キーが操作されると、隣接するチャンネルを選局するステップと、
チャンネル切換キーが連続的に操作される期間、隣接するチャンネルの選局状態をホールドし、期間、チャンネル表示を連続的に変化させ、
放送メディアを跨がった場合には、受信部の選局状態を制御することによって、ホールド状態を解除し、移動した先の放送メディアのチャンネルであって、放送メディアが切り換わった後に最初に受信されるチャンネルの受信画像を表示するステップと、
チャンネル切換キーの連続的操作を停止した場合に、停止した時点でチャンネル表示で示されるチャンネルを選局するステップとを有する受信方法である。
この発明では、チャンネル切換キーが操作されると、現在の放送メディア内の現在のチャンネルと隣接するチャンネルが選局され、そのチャンネルの映像および音声が再生される。チャンネル切換キーが連続的に操作されて、放送メディアを跨がると、放送メディアが切り換わったことを示す画像が表示される。また、チャンネル切換キーが連続的に操作されている期間では、チャンネル番号等のチャンネル表示が連続的に変化する。チャンネル切換キーが手を離したりすくと、その時点のチャンネル表示で示されるチャンネルを選局する状態となる。
この発明は、チャンネル切換キーのみにより、アナログ放送・ディジタル放送を含む全ての放送メディアをシームレスに跨いで選局できる。したがって、シンプルな操作のみで、放送メディアを跨いで視聴したいチャンネルを選局することができる
また、この発明は、チャンネル切換キーの押し続けによる高速選局動作により、放送メディアを跨ぐ視聴したいチャンネルを迅速に選局することができる
この発明では、チャンネル切換キーの押し続けによる高速選局動作時に、放送メディアがシームレスに切り替わる際、切り換わり先の放送メディアの所定のチャンネル例えば最初のチャンネルの選局のみを行い、選局したチャンネルの画像および音声を提示することにより、ユーザに対して放送メディアが切り替わったことを明瞭に提示することができる。これにより、視聴したい放送メディアの視聴したいチャンネルをうっかり通り越してしまうことを防止できる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明による受信装置の一実施形態を示している。受信装置は、概略的にはパラボラアンテナ1、地上ディジタルアンテナ2、地上アナログアンテナ3、アナログ放送受信装置とディジタル放送受信装置を内蔵したディジタルテレビジョン受像機4などを有している。テレビジョン受像機4は、操作部としてのリモコンコマンダ5からのリモートコントロール信号の受信部6を有している。
受信装置は、例えば地上アナログ放送システム、地上ディジタル放送システム、ディジタル衛星放送システムの一部を構成している。パラボラアンテナ1は、BS、CS1およびCS2を受信するアンテナであり、アンテナ1で受信された受信信号がディジタルテレビジョン受像機4に供給される。アンテナ2は、地上ディジタル放送を受信するアンテナであり、アンテナ2で受信された受信信号がディジタルテレビジョン受像機4に供給される。アンテナ3は、地上アナログ放送を受信するアンテナであり、アンテナ3で受信された受信信号がディジタルテレビジョン受像機4に供給される。
リモコンコマンダ5は、ディジタルテレビジョン受像機4に対するユーザの操作入力部としての役割を果たしており、例えば赤外線(IR:Infrared) 信号によりディジタルテ
レビジョン受像機4に対して各種の指令を与えることができる。
図2は、この発明の一実施形態の信号処理の構成の概略を示す。パラボラアンテナ1からの信号がディジタルチューナ11に供給され、ディジタルチューナ11の出力が信号処理部14に供給される。アンテナ2からの信号がディジタルチューナ12に供給され、ディジタルチューナ12の出力信号が信号処理部15に供給される。アンテナ3からの信号がアナログチューナ13に供給され、アナログチューナ13の出力信号が信号処理部16に供給される。これらのアンテナおよびチューナは、受信部を構成する。
信号処理部14および15では、復調処理、誤り訂正、復号処理等がなされ、映像信号、音声信号およびデータが各信号処理部から出力される。信号処理部16では、復調処理がなされ、映像信号および音声信号が信号処理部16から出力される。これらの信号処理部14、15、16のそれぞれの出力信号が切り替え部17に供給され、何れか一つの信号処理部の出力信号が選択的に出力される。
切り替え部17で選択された信号が画像処理部18に供給される。画像処理部18では、ディジタル信号処理によって画像の質例えば解像度を改善する処理等がなされる。画像処理部18の出力信号が表示制御部としてのOSD(On Screen Display)部19に供給さ
れ、OSD部19の出力が液晶、プラズマディスプレイ等のディスプレイ20に供給される。OSD部19は、ディジタルテレビジョン受像機4の画面上の映像に対して種々の表示を重畳する。例えば、放送メディアの種類とチャンネル番号からなるチャンネル表示(以下、適宜バナーと称する)がOSD部19によってなされる。
図2において、参照符号21が受信装置の全体の動作を制御する制御部としてのコントローラを示す。コントローラ21は、1または複数のCPU(Central Processing Unit)
によって構成される。コントローラ21には、受信部6からのリモートコントロール信号が供給され、リモコンコマンダ5を介してなされたユーザの操作入力がコントローラ21で受け付けられる。なお、図2は、受信装置の概略的な構成を示すもので、リモートコントローラ以外の操作部、電話回線との接続部、ICカードとのインターフェース等の通常のディジタルテレビジョン受像機が備える構成要素については、省略されている。
コントローラ21は、チューナ11、12、13のそれぞれの選局動作を制御する。コントローラ21に含まれるメモリ例えば不揮発性メモリには、各放送メディアの選局可能なチャンネルのリストが記憶される。また、信号処理部16から受信された放送信号のデータが分離されてコントローラ21に対して供給される。選局可能なチャンネルのリストは、ユーザが手動で設定したり、受信された各放送メディアのデータを使用して設定される。後述するように、バナーとして表示されるチャンネル番号は、選局可能なチャンネルのリストに基づいたものとされる。選局可能なチャンネルは、実際に放送局が存在し、受信可能なチャンネルを意味している。但し、バナーとして表示されるチャンネル番号を単純に昇順または降順に1ステップずつ変化させるようにしても良い。
図3は、リモコンコマンダ5のキー群の一例を示す。ユーザがリモコンコマンダ5の、キー群の任意のキーを押下することにより、そのキーの機能に対応する赤外線信号IRがIR発信部5aから出て、ディジタルテレビジョン受像機4の受信部6で受信される。
リモコンコマンダ5に設けられている操作キーについて、発信部5aから順に説明する。51が電源キー、52が音声切換キー、53が画面表示キー、54が消音キーである。円周上に分割してセットアップキー55、予約一覧キー56、連動データキー57、戻るキー58、MYプラスキー59、および番組表キー60が配置されている。これらのキーに取り囲まれてカーソル移動キー61が設けられている。カーソル移動キー61は、押下可能とされた決定キーの構成も兼用している。
62は、ディジタル地上波キー、63がBSキー、64がCSキー、65がテンキー設定キーである。1〜12の番号キーからなるディジタルテンキー66と、1〜12の番号キーからなるアナログテンキー67とが設置されている。ディジタル地上波キー62、BSキー63、またはCSキー64を押すことによって放送メディアを選択し、次に、ディジタルテンキー66の何れかのキーを押すことによって、そのキーに割り当てられているチャンネルを選局することが可能とされている。例えば「3」の数字キーは、BSキー63を押したBS選局時では、NHKハイビジョンに割り当てられている。CSキー63は、1回押すとCS1が選択され,もう1回押すと、CS2が選択される。
また、アナログテンキー67は、地上アナログ放送を選局するためのキー群であり、その番号とチャンネル番号が対応している。地上アナログ放送は、アナログテンキー67の何れかのキーを選択的に押すことによってダイレクトにそのキーに対応するチャンネルを受信できる。
68は、チャンネル切換キーとしてのチャンネル+キーを示し、69は、チャンネル切換キーとしてのチャンネル−キーを示す。チャンネル+キー68を押すと、選局されるチャンネル番号が昇順に変化し、チャンネル−キー69を押すと、選局されるチャンネル番号が降順に変化する。また、これらのキー68および69を押し続けると、高速選局動作がなされる。
70は、音量アップキーを示し、71は、音量ダウンキーを示す。音量アップキー70を押すことによって音量を増大でき、音量ダウンキー71を押すことによって音量を減少できる。
図4は、テレビサービス受信時に、リモコンコマンダ5のチャンネル+キー68またはチャンネル−キー69を押したときのシームレス選局の動作を示す。図5は、ラジオサービス受信時に、リモコンコマンダ5のチャンネル+キー68またはチャンネル−キー69を押したときのシームレス選局の動作を示し、図6は、データサービス受信時に、リモコンコマンダ5のチャンネル+キー68またはチャンネル−キー69を押したときのシームレス選局の動作を示す。
図4を参照してテレビサービスの場合の選局動作を説明する。例えば放送メディアとして地上アナログ放送中の或るチャンネルを選択している状態で、チャンネル+キーを押し続けると、地上アナログ放送のチャンネル番号が昇順で切り換えられ、最後のチャンネルに続いて地上ディジタル放送の最初のチャンネルが受信される。地上ディジタル放送の全チャンネルの切換動作がなされると、BSテレビの最初のチャンネルが受信される。さらに、BSの全チャンネルの切換動作がなされると、CS1の最初のチャンネルが受信される。CS1の全チャンネルの切換動作がなされると、CS2の最初のチャンネルが受信される。そして、CS2の全チャンネルの切換動作がなされると、地上アナログ放送の最初のチャンネルが受信される。このように、例えば(地上アナログ→地上ディジタル→BS→CS1→CS2→地上アナログ)の順で、放送メディアが切り換えられる。チャンネル−キー69を押し続ける時には、図4に示す矢印と逆方向に放送メディアが切り換えられる。
図5を参照してラジオサービスの場合の選局動作を説明する。ラジオサービスは、全ての放送メディアに存在せず、BS、CS1およびCS2の放送メディア内に存在している。例えばCS2ラジオを選択している状態で、チャンネル+キーを押し続けると、ラジオサービスのチャンネル番号が昇順で切換動作がなされる。地上アナログ放送および地上ディジタル放送では、ラジオサービスが存在しないために、これらの放送メディアがスキップされて最後のチャンネルに続いてBSラジオを選局する状態となる。さらに、BSラジオサービスの全チャンネルの切換動作がなされると、CS1ラジオの最初のチャンネルが受信される。CS1ラジオの全チャンネルの切換動作がなされると、CS2ラジオの最初のチャンネルが受信される。このように、例えば(BS→CS1→CS2→BS)の順で、放送メディアが切り換えられる。チャンネル−キー69を押し続ける時には、図5に示す矢印と逆方向に放送メディアが切り換えられる。
図6を参照してデータサービスの場合の選局動作を説明する。データサービスは、全ての放送メディアに存在せず、地上ディジタル、BS、CS1およびCS2に存在している。例えばCS2データを選択している状態で、チャンネル+キーを押し続けると、データサービスのチャンネル番号が昇順で切換動作がなされる。地上アナログ放送には、データサービスが存在しないために、この放送メディアがスキップされて最後のチャンネルに続いて地上ディジタルデータを選局する状態となる。地上ディジタルデータサービスの全チャンネルの切換動作がなされると、BSデータの最初のチャンネルが受信される。さらに、BSデータサービスの全チャンネルの切換動作がなされると、CS1データの最初のチャンネルが受信される。このように、例えば(地上ディジタル→BS→CS1→CS2→地上ディジタル)の順で、放送メディアが切り換えられる。CS1データの全チャンネルの切換動作がなされると、CS2データの最初のチャンネルが受信される。チャンネル−キー69を押し続ける時には、図6に示す矢印と逆方向に放送メディアが切り換えられる。
上述したように、この発明の一実施形態では、チャンネル+キー68/−キー69の押下で、アナログ放送およびディジタル放送を含む全ての放送メディアをシームレスに跨ぎ、同一サービス内で選局するようになされる。また、この発明の一実施形態では、放送メディアを跨いだ時に、跨いだ先の放送メディア内に選局するチャンネルが無い場合は、その放送メディアをスキップして選局するチャンネルがある放送メディアを選局するようになされる。また、放送メディアを跨いだ時に、跨いだ先の放送メディア内に選局中のサービス(テレビ/ラジオ/データ)が、無い場合は、その放送メディアをスキップしてサービスか存在する次の放送メディアのサービスが選局される。このような制御によって、必要のない放送メディアまたはチャンネルを選局することを省略でき、選局速度を向上できる。
図7は、リモコンコマンダ5のチャンネル+キー68またはチャンネル−キー69を押し続けた場合の高速選局動作の具体例を示す。最初は、地上ディジタルの011チャンネルを受信し、そのチャンネルの映像および音声を再生している。テレビジョン受像機4の画面には、011チャンネルの画像P1とバナーQ1とが表示される。バナーは、OSD部19によって表示される。なお、図7では、チャンネル番号のみからなるバナーが表示されているが、放送メディアの種類(BS、CS1等)とチャンネル番号の組み合わせからなるバナーを表示しても良い。
ここで、チャンネル+キー68が押されると、次の012チャンネルが選局され、012チャンネルの映像、音声およびデータが再生される。画面には、012チャンネルの画像P2とバナーQ2とが表示される。
さらに、チャンネル+キー68が押し続けられると、再生される映像、音声およびデータは、012チャンネルのものであり、すなわち、012チャンネルの選局状態がホールドされ、バナーのチャンネル表示のみが変化し、地上ディジタルの最後のチャンネル番号「211」まで変化する。画面には、012チャンネルの画像P2と211チャンネルのバナーQ3とが表示される。
図4を参照して説明したように、次にBSを選局する状態に変化する。すなわち、BSの所定のチャンネル例えば最初の101チャンネルが選局される。テレビジョン受像機4によって101チャンネルの映像、音声およびデータが再生される。画面には、101チャンネルの画像P3とバナーQ4とが表示される。
さらに、チャンネル+キー68を押し続けている間は、101チャンネルが選局されている状態がホールドされ、バナーのチャンネル番号表示のみが変化する。そして、BSの200チャンネルでチャンネル+キー68から手を離すと、チャンネル200を選局する状態になり、チャンネル200の画像、音声およびデータがテレビジョン受像機4によって再生され、画面上には、チャンネル200の映像P4とバナーQ5が表示される。
チャンネル−キー69を押して選局を行う場合も、上述したチャンネル+キー68を押して選局する動作と同様の選局動作がなされる。
この発明の一実施形態では、チャンネル+キーまたはチャンネル−キーを押して選局する場合に、実際にチューナによって選局されるのは、キーを押した時点で受信していたチャンネルの次のチャンネルであって、キーを押し続けても、選局状態が変わらず、バナー(チャンネル番号表示)のみが変化される。したがって、実際にチューナの選局状態を切り換えるのと比較してチャンネル切換の高速化が可能となる。
また、この発明の一実施形態では、放送メディアがシームレスに切り換わる際、切り換わり先の放送メディアの最初のチャンネルの選局のみを行い画像および音声を提示している。それによって、放送メディアが切り換わったことを明瞭に提示することができる。なお、切り替わり先の放送メディアの最初のチャンネルに限らず、切り換わり先の最初のチャンネルに比較的近接したチャンネル例えば2番目のチャンネルを選局するようにしても良い。
さらに、一実施形態では、上述したシームレス選局動作をユーザが指定した場合にのみ行うことが可能とされている。図8は、デジタルテレビジョン受像機4の画面に表示できるシームレス選局の設定画面の一例を示す。この画面はリモコンコマンダ5のセットアップキー55を押下することによって起動することができる。
受信設定の中のチャンネル設定のメニューで、「チャンネル選局」31の項目の中から、「通常」32、「シームレス」33の何れか一方をリモコンコマンダ5のカーソル移動キー61と決定キーとを使用して選択することができる。「通常」32を選択した場合は、シームレス選局がオフとされ、通常選局がなされ、「シームレス」33を選択した場合は、上述したようなこの発明によるシームレス選局がオンとされる。通常選局は、チャンネル+キー68またはチャンネル−キー69を押して選局する場合に、他の放送メディアに跨がって選局動作がされないものである。
上述した選局動作は、図2の構成におけるコントローラ21の制御によってなされる。図9は、シームレス選局動作時に、チャンネル+キーを押した時になされる、コントローラ21の制御動作の一例を示すフローチャートである。最初のステップS1において、チャンネル+キーが押下される。ステップS2において、現在の放送メディアの選局チャンネルのリストが受信データから取得される。選局リストをテレビジョン受像機4の初期設定時にユーザが設定して不揮発性メモリに記憶して、不揮発性メモリから各放送メディアの選局リストを随時読み出しても良い。
取得されたリストに基づいて、現在の放送メディアの最後のチャンネルにいるかどうかが判定される(ステップS3)。コントローラ21は、チューナの選局動作を制御しているので、現在選局中のチャンネルの情報を有している。
最後のチャンネルにいないと判定されると、次チャンネルを現放送メディアの次のチャンネルに決定する(ステップS4)。一方、最後のチャンネルにいると判定されると、次の放送メディアの選局チャンネルのリストが取得され、次チャンネルを次の放送メディアの最初のチャンネルに決定する(ステップS5)。ステップS4またはS5で決定された次チャンネルが受信されると共に、次チャンネルのバナーが表示される(ステップS6)。
チャンネル+キーがそのまま押し続けられているか否かがステップS7で判定される。チャンネル+キーから手が離されたら処理が終了する。チャンネル+キーがそのまま押し続けられていると判定されると、ステップS6で受信した状態がホールドされたままで、破線が囲んだステップS8、S9、S10およびS11の処理がなされる。
ステップS8では、現在の放送メディアの選局チャンネルのリストが取得される。ステップS9において、バナーのチャンネル表示をリストの順にインクリメントして行く。この場合、チャンネル番号を+1ずつする変化に限らず、実際に放送局が存在するチャンネルのみを順に選局するようにしても良い。ステップS10では、バナーのチャンネル表示がリストの最後まで到達した場合と、チャンネル+キーの押し続けの解除の何れかがなされたか否かが判定される。
バナーのチャンネル表示がリストの最後まで到達したと判定されると、ステップS11において、次の放送メディアの選局チャンネルのリストが取得される。ステップS12では、次の放送メディアの最初のチャンネルを受信すると共に、次の放送メディアの最初のチャンネルのバナーを表示する。そして、ステップS13において、チャンネル+キーの押し続けが解除されたか否かが判定される。
ステップS13において、チャンネル+キーの押し続けが解除されていないと判定されると、ステップS8に処理が戻る。ステップS8(現在の放送メディアの選局チャンネルのリストの取得)、ステップS9(バナーのチャンネル表示のインクリメント)、ステップS10(チャンネル+キーの押し続けの解除に関する判定)の処理がなされる。
一方、ステップS13において、チャンネル+キーの押し続けが解除されたと判定されると、ステップS14に処理が移る。ステップS14では、バナーで現在表示されているチャンネルを受信し、バナーが現在表示されているチャンネルに固定される。また、ステップS10において、チャンネル+キーの押し続けが解除されたと判定された場合も、ステップS14の処理がなされる。そして、処理が完了する。
図10は、チャンネル−キー69が押下された場合の処理の流れを示す。ステップS21でチャンネル−キーが押下されると、ステップS22において、現在の放送メディアの選局チャンネルのリストが取得され、ステップS23の判定処理がなされる。
ステップS23において、現在の放送チャンネルが最初のチャンネルであると判定されると、ステップS25において、前の放送メディアの選局チャンネルのリストが取得され、次のチャンネルが前の放送メディアの最後のチャンネルと決定される。ステップS23において、現在の放送チャンネルが現在の放送メディアの最初のチャンネルにいないと判定されると、ステップS24において、次のチャンネルが現放送メディアの前のチャンネルと決定される。そして、S24またはS25で決定された次のチャンネルが受信されると共に、次チャンネルのバナーが表示される(ステップS26)。
チャンネル−キーがそのまま押し続けられているか否かがステップS27で判定される。チャンネル−キーから手が離されたら処理が終了する。チャンネル−キーがそのまま押し続けられていると判定されると、ステップS26で受信した状態が継続されたままで、破線が囲んだステップS28、S29、S30およびS31の処理がなされる。
ステップS28で現在の放送メディアの選局チャンネルのリストが取得され、ステップS29において、バナーのチャンネル表示がリストの順にデクリメントされる。ステップS30で、バナーのチャンネル表示がリストの最初まで到達したと判定されると、ステップS31において、前の放送メディアの選局チャンネルのリストが取得される。ステップS32では、前の放送メディアの最後のチャンネルを受信すると共に、前の放送メディアの最後のチャンネルのバナーを表示する。そして、ステップS33において、チャンネル−キーの押し続けが解除されたか否かが判定される。
ステップS33において、チャンネル−キーの押し続けが解除されていないと判定されると、ステップS28に処理が戻る。ステップS28(現在の放送メディアの選局チャンネルのリストの取得)、ステップS29(バナーのチャンネル表示のデクリメント)、ステップS30(チャンネル−キーの押し続けの解除に関する判定)の処理がなされる。
一方、ステップS33において、チャンネル−キーの押し続けが解除されたと判定されると、ステップS34に処理が移る。ステップS34では、バナーで現在表示されているチャンネルを受信し、バナーが現在表示されているチャンネルに固定される。また、ステップS30において、チャンネル−キーの押し続けが解除されたと判定された場合も、ステップS34の処理がなされる。そして、処理が完了する。
この発明は、上述したこの発明の一実施形態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えばリモコンによるチャンネル切換は、コマンダのキー操作以外にコマンダの画面表示を利用したGUI(Graphical User Interface)、受像機上の画面表示を利用したGUI等によるチャンネル切換を使用しても良い。
また、バナーによるチャンネル表示の形態としては、放送メディアおよび/またはチャンネル番号の表示以外に放送局名の表示を行うようにしても良い。さらに、放送メディアが切り換わったことを示す表示として、上述した説明では、切り換わり先の放送メディアの最初または最後のチャンネルの画像を使用しているが、放送内容と無関係の画像を予め用意し、その画像を表示するようにしても良い。
この発明の一実施形態のシステムの全体的構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態のシステムの構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態におけるリモコンコマンダの一例を示す略線図である。 この発明の一実施形態によりテレビサービスを選局する処理を説明するための略線図である。 この発明の一実施形態によりラジオサービスを選局する処理を説明するための略線図である。 この発明の一実施形態によりデータサービスを選局する処理を説明するための略線図である。 この発明の一実施形態における選局動作の時間的流れを示す略線図である。 この発明の一実施形態における選局動作の設定放送を説明するための略線図である。 この発明の一実施形態においてチャンネル+キーを押した場合の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 この発明の一実施形態においてチャンネル−キーを押した場合の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
4 テレビジョン受像機
5 リモコンコマンダ
11,12,13 チューナ
19 OSD部
20 ディスプレイ
21 コントローラ
68 チャンネル+キー
69 チャンネル−キー

Claims (10)

  1. 複数の放送メディアによる放送を受信可能な受信装置において、
    複数のチューナを含む受信部と、
    複数の上記放送メディアに跨がってチャンネル番号を昇順または降順に切り換えるチャンネル切換キーを含む操作部と、
    上記操作部からの操作信号を受け取り、上記受信部を制御して選局チャンネルを切り換える制御部と、
    画面上の一部にチャンネル表示を行うための表示制御部とを備え、
    上記チャンネル切換キーが操作されると、上記受信部によって隣接するチャンネルを選局し、上記チャンネル切換キーが連続的に操作される期間、上記隣接するチャンネルの選局状態をホールドし、上記期間、上記チャンネル表示を連続的に変化させ、
    上記放送メディアを跨がった場合には、上記受信部の選局状態を制御することによって、上記ホールド状態を解除し、移動した先の上記放送メディアのチャンネルであって、上記放送メディアが切り換わった後に最初に受信されるチャンネルの受信画像を表示し、
    上記チャンネル切換キーの連続的操作を停止した場合に、停止した時点で上記チャンネル表示で示されるチャンネルを選局するように、上記受信部を制御するようにした受信装置。
  2. 請求項1において、
    上記チャンネル表示は、画面の一部にチャンネル番号を表示するバナー表示である受信装置。
  3. 請求項2において、
    上記チャンネル番号と共に、上記放送メディアを示す表示を行う受信装置。
  4. 請求項1において、
    上記放送メディアを跨いだ時に、跨いだ先の放送メディア内に選局するチャンネルが無い場合は、その放送メディアをスキップし、次の放送メディアを選局する受信装置。
  5. 請求項1において、
    上記放送メディアを跨いだ時に、跨いだ先の放送メディア内に選局するサービスが無い場合は、その放送メディアをスキップし、次の放送メディアを選局する受信装置。
  6. 複数の放送メディアによる放送を受信可能で、
    複数の上記放送メディアに跨がってチャンネル番号を昇順または降順に切り換えるチャンネル切換キーの操作信号を受け取り、複数のチューナを含む受信部を制御して選局チャンネルを切り換え、画面上の一部にチャンネル表示を行う受信方法であって、
    上記チャンネル切換キーが操作されると、隣接するチャンネルを選局するステップと、
    上記チャンネル切換キーが連続的に操作される期間、上記隣接するチャンネルの選局状態をホールドし、上記期間、上記チャンネル表示を連続的に変化させ、
    上記放送メディアを跨がった場合には、上記受信部の選局状態を制御することによって、上記ホールド状態を解除し、移動した先の上記放送メディアのチャンネルであって、上記放送メディアが切り換わった後に最初に受信されるチャンネルの受信画像を表示するステップと、
    上記チャンネル切換キーの連続的操作を停止した場合に、停止した時点で上記チャンネル表示で示されるチャンネルを選局するステップとを有する受信方法。
  7. 請求項において、
    上記チャンネル表示は、画面の一部にチャンネル番号を表示するバナー表示である受信方法。
  8. 請求項において、
    上記チャンネル番号と共に、上記放送メディアを示す表示を行う受信方法。
  9. 請求項において、
    上記放送メディアを跨いだ時に、跨いだ先の放送メディア内に選局するチャンネルが無い場合は、その放送メディアをスキップし、次の放送メディアを選局する受信方法。
  10. 請求項において、
    上記放送メディアを跨いだ時に、跨いだ先の放送メディア内に選局するサービスが無い場合は、その放送メディアをスキップし、次の放送メディアを選局する受信方法。
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