JP2007288584A - ネットワーク複合機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークに接続されたサーバの電源を切断する際に、クライアント端末のユーザの利便性を考慮しつつ、迅速な処理を行う。
【解決手段】ネットワーク複合機100は、電源切断指示受付部110がネットワーク複合機100の電源切断の指示を受け付けると、ログイン情報記憶部118を参照して、ネットワーク300を介してクライアント端末(200、202)からログインしているユーザの有無を検出するシャットダウン制御部106と、ログイン中のユーザがいる場合、当該ユーザを特定する情報とともにシャットダウンの可否の問い合わせをディスプレイ114に表示し、シャットダウンの可否の指示を受け付ける確認処理部108とを含む。シャットダウン制御部106は、確認処理部108がシャットダウンが可能である指示を受け付けた場合に、ネットワーク複合機100をシャットダウンする。
【選択図】図1
【解決手段】ネットワーク複合機100は、電源切断指示受付部110がネットワーク複合機100の電源切断の指示を受け付けると、ログイン情報記憶部118を参照して、ネットワーク300を介してクライアント端末(200、202)からログインしているユーザの有無を検出するシャットダウン制御部106と、ログイン中のユーザがいる場合、当該ユーザを特定する情報とともにシャットダウンの可否の問い合わせをディスプレイ114に表示し、シャットダウンの可否の指示を受け付ける確認処理部108とを含む。シャットダウン制御部106は、確認処理部108がシャットダウンが可能である指示を受け付けた場合に、ネットワーク複合機100をシャットダウンする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワーク複合機に関する。
近年、ネットワークファクシミリ機能に加えて、ネットワークプリンタ機能やネットワークスキャナ機能等を備えたMFP(Multi Functional Peripheral)等のネットワーク複合機が開発されている。このようなネットワーク複合機には、LAN等のネットワークを介して接続されたクライアントPC等のサーバとして機能する構成を有するものもある。このような構成において、クライアントPCからネットワーク複合機の機器設定を行ったり、ファクシミリやメールの送受信データの一覧や内容を閲覧したり、または画像ファイル等を取り込むことができるようになっている。しかし、ユーザがクライアントPCからネットワーク複合機に接続して作業を行っている際にネットワーク複合機をシャットダウンすると、作業が中断されたり作成中のデータを紛失してしまうということがあった。
特許文献1には、クライアントシステムからログインされると、そのログインユーザ名等が記録される磁気ディスクの内容を調べ、ログインユーザ名等がすべて消去されるのを確認した後に、電気切断回路に電源を切断させるようにしたコンピュータネットワークシステムの電源切断機構が開示されている。
特開平8−263178号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、クライアントがログアウトするまでサーバシステムの電源を切断できないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ネットワークに接続されたサーバの電源を切断する際に、クライアント端末のユーザの利便性を考慮しつつ、迅速な処理を行う技術を提供することにある。
本発明によれば、
ネットワークに接続されたネットワーク複合機であって、
前記ネットワークを介してクライアント端末から当該ネットワーク複合機にログインしているユーザを特定する情報を記憶するログイン情報記憶部と、
当該ネットワーク複合機の電源切断指示を受け付ける電源切断指示受付部と、
前記電源切断指示受付部が電源切断の指示を受け付けると、前記ログイン情報記憶部を参照してログイン中のユーザの有無を検出し、ログイン中のユーザがいない場合に当該ネットワーク複合機をシャットダウンするシャットダウン制御部と、
ログイン中のユーザがいる場合、当該ユーザを特定する情報とともにシャットダウンの可否の問い合わせを所定のディスプレイに表示し、シャットダウンの可否の指示を受け付ける確認処理部と、を含み、
前記シャットダウン制御部は、前記確認処理部がシャットダウンが可能である指示を受け付けた場合に、当該ネットワーク複合機をシャットダウンするネットワーク複合機が提供される。
ネットワークに接続されたネットワーク複合機であって、
前記ネットワークを介してクライアント端末から当該ネットワーク複合機にログインしているユーザを特定する情報を記憶するログイン情報記憶部と、
当該ネットワーク複合機の電源切断指示を受け付ける電源切断指示受付部と、
前記電源切断指示受付部が電源切断の指示を受け付けると、前記ログイン情報記憶部を参照してログイン中のユーザの有無を検出し、ログイン中のユーザがいない場合に当該ネットワーク複合機をシャットダウンするシャットダウン制御部と、
ログイン中のユーザがいる場合、当該ユーザを特定する情報とともにシャットダウンの可否の問い合わせを所定のディスプレイに表示し、シャットダウンの可否の指示を受け付ける確認処理部と、を含み、
前記シャットダウン制御部は、前記確認処理部がシャットダウンが可能である指示を受け付けた場合に、当該ネットワーク複合機をシャットダウンするネットワーク複合機が提供される。
ここで、電源切断指示受付部は、ネットワーク複合機の操作部を介して電源切断指示を受け付けることもでき、ネットワークを介して他の端末から電源切断指示を受け付けることもできる。確認処理部は、電源切断指示受付部がネットワーク複合機の操作部を介して電源切断指示を受け付けた場合、ユーザを特定する情報とシャットダウンの可否の問い合わせとをネットワーク複合機のディスプレイに表示することができる。また、確認処理部は、電源切断指示受付部がネットワークを介して他の端末から電源切断指示を受け付けた場合、ユーザを特定する情報とシャットダウンの可否の問い合わせとを当該他の端末のディスプレイに表示することができる。
本発明のネットワーク複合機によれば、ネットワーク複合機のシャットダウン時にログイン中のユーザがいる場合でも、電源切断指示を行ったユーザに所定の情報を提示して、シャットダウンの可否を確認する。そのため、電源切断指示を行ったユーザがクライアント端末のユーザに応じて、シャットダウンの可否を判断することができる。これにより、ネットワークに接続されたサーバの電源を切断する際に、クライアント端末のユーザの利便性を考慮しつつ、迅速な処理を行うことができる。
本発明のネットワーク複合機において、前記ログイン情報記憶部は、前記ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが利用している前記クライアント端末を示す情報を対応付けて記憶することができ、前記確認処理部は、前記ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが利用している前記クライアント端末を示す情報を対応付けて前記ディスプレイに表示することができる。
これにより、ログイン中のユーザが利用しているクライアント端末を把握することができ、電源切断指示を行ったユーザが必要に応じて、対応するクライアント端末に切断可否を問い合わせること等ができる。
本発明のネットワーク複合機において、前記ログイン情報記憶部は、前記ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが実行している処理の種類を対応付けて記憶することができ、前記確認処理部は、前記ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが実行している処理の種類を前記ディスプレイに表示することができる。
これにより、電源切断指示を行ったユーザが、処理の種類に応じて切断可否を判断することができる。
本発明のネットワーク複合機は、前記クライアント端末から当該ネットワーク複合機に接続して行う処理の種類と、前記電源切断指示受付部が電源切断の指示を受け付けた場合の対処方法とを対応付けて記憶する対処方法記憶部をさらに含むことができ、前記ログイン情報記憶部は、前記ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが実行している処理の種類を対応付けて記憶することができ、前記シャットダウン制御部は、前記問い合わせを前記ディスプレイに表示してから所定の時間内に前記確認処理部がシャットダウンが可能である指示を受け付けない場合に、前記対処方法記憶部を参照して、ログイン中のユーザが実行している処理の種類に応じて、対応する対処を行うことができる。
これにより、ログイン中のユーザが実行中の処理の種類に応じて切断可否を決定することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ネットワークに接続されたサーバの電源を切断する際に、クライアント端末のユーザの利便性を考慮しつつ、迅速な処理を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態におけるネットワーク複合機の構成を示すブロック図である。
ネットワーク複合機100は、たとえば、ファクシミリ送受信機能、スキャナ機能、およびプリンタ機能、文書管理機能等を有するネットワークファクシミリ装置やMFP(Multi Functional Peripheral)等とすることができる。また、ネットワーク複合機100は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サーバ機能を有する構成とすることができる。ネットワーク複合機100は、ネットワーク300に接続されたクライアントPC200やクライアントPC202等のサーバとして機能する。ネットワーク複合機100は、クライアントPCに、ファクシミリやメールの送受信データの一覧や内容を送信したり、または画像ファイル等を送信することができるようになっている。また、ネットワーク複合機100は、クライアントPCから自端末の機器設定を受け付け可能に構成されている。
図1は、本実施の形態におけるネットワーク複合機の構成を示すブロック図である。
ネットワーク複合機100は、たとえば、ファクシミリ送受信機能、スキャナ機能、およびプリンタ機能、文書管理機能等を有するネットワークファクシミリ装置やMFP(Multi Functional Peripheral)等とすることができる。また、ネットワーク複合機100は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サーバ機能を有する構成とすることができる。ネットワーク複合機100は、ネットワーク300に接続されたクライアントPC200やクライアントPC202等のサーバとして機能する。ネットワーク複合機100は、クライアントPCに、ファクシミリやメールの送受信データの一覧や内容を送信したり、または画像ファイル等を送信することができるようになっている。また、ネットワーク複合機100は、クライアントPCから自端末の機器設定を受け付け可能に構成されている。
クライアントPC200やクライアントPC202は、たとえばパーソナルコンピュータ等のクライアントPCである。クライアントPC200やクライアントPC202は、ネットワーク300を介して、ネットワーク複合機100に接続される。ネットワーク300は、たとえばLAN(Local Area Network)等のローカルネットワークとすることができる。
ネットワーク複合機100は、通信制御部102、ログイン処理部104、シャットダウン制御部106、確認処理部108、電源切断指示受付部110、操作部112、ディスプレイ114、電源切断処理部116、ログイン情報記憶部118、および通知部120を含む。
通信制御部102は、ネットワーク300を介してクライアントPC200やクライアントPC202等とデータの送受信を行う。
ログイン処理部104は、ネットワーク複合機100にアクセスするユーザから、当該ユーザのユーザIDやユーザ名等ユーザを特定する情報の入力を受け付ける。また、ログイン処理部104は、ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが利用しているクライアント端末を示す情報を取得する。ここで、クライアント端末を示す情報は、たとえば、クライアント端末のIPアドレスとすることができる。さらに、ログイン処理部104は、ネットワーク複合機100にアクセスするユーザが実行している処理の種類を検出することができる。PCプリント、FAX送信、I−FAX送信等の場合、クライアントPC200やクライアントPC202等から送信されるコマンド中には、ユーザ情報や処理の種類が含まれる。ログイン処理部104は、このようなコマンドを解析することにより、ユーザが実行している処理の種類を検出することができる。また、クライアントPC200やクライアントPC202等が、ネットワーク複合機100のHTTPサーバ機能で提供されるサービスを利用している場合、HTTPサーバ機能により処理の種類を判別することができる。
ログイン処理部104は、ネットワーク複合機100にログインしているユーザを特定する情報、当該ユーザが利用しているクライアント端末を示す情報、および当該ユーザが実行している処理の種類等を互いに対応付けてログイン情報記憶部118に記憶する。
図2は、ログイン情報記憶部118の内部構成の一例を示す図である。
ログイン情報記憶部118は、ユーザID欄、IPアドレス欄、および処理欄を含む。ここで、ユーザID「tanaka」のユーザが利用しているクライアント端末のIPアドレスは「192.×××.×.×××」で、このユーザは一覧を閲覧している。また、ユーザID「sato」のユーザが利用しているクライアント端末のIPアドレスは「192.×××.×.○×○」で、このユーザは文書を作成している。ログイン処理部104は、ユーザがログアウトしたら、当該ユーザに関する情報をログイン情報記憶部118から削除する。また、ログイン処理部104は、ユーザの処理内容が変わった場合、ログイン情報記憶部118を更新する。
ログイン情報記憶部118は、ユーザID欄、IPアドレス欄、および処理欄を含む。ここで、ユーザID「tanaka」のユーザが利用しているクライアント端末のIPアドレスは「192.×××.×.×××」で、このユーザは一覧を閲覧している。また、ユーザID「sato」のユーザが利用しているクライアント端末のIPアドレスは「192.×××.×.○×○」で、このユーザは文書を作成している。ログイン処理部104は、ユーザがログアウトしたら、当該ユーザに関する情報をログイン情報記憶部118から削除する。また、ログイン処理部104は、ユーザの処理内容が変わった場合、ログイン情報記憶部118を更新する。
図1に戻り、ディスプレイ114は、たとえば液晶ディスプレイとすることができる。ディスプレイ114は、各種情報表示、操作画面表示、ネットワーク複合機100の動作や状態表示等を行う。操作部112は、ネットワーク複合機100のユーザから各種設定および入力等の指示を受け付ける。操作部112は、たとえば、操作ボタン、スイッチ、レバー、キーボード、タッチパネル等である。
電源切断指示受付部110は、ネットワーク複合機100の電源切断指示を受け付ける。電源切断指示受付部110は、操作部112を介してネットワーク複合機100のユーザから電源切断指示を受け付けることができる。
シャットダウン制御部106は、電源切断指示受付部110が電源切断の指示を受け付けると、ログイン情報記憶部118を参照してログイン中のユーザの有無を検出し、ログイン中のユーザがいない場合にネットワーク複合機100をシャットダウンする。一方、シャットダウン制御部106は、ログイン中のユーザがいる場合、確認処理部108に通知を行う。
確認処理部108は、ログイン中のユーザがいる場合、シャットダウン制御部106から通知を受け、当該ユーザを特定する情報とともにシャットダウンの可否の問い合わせをディスプレイ114に表示する。ここで、複数のユーザがログイン中の場合、確認処理部108は、ユーザ情報を特定する情報等をリストとして表示する。これにより、ネットワーク複合機100のユーザが、クライアント端末のユーザに応じて、ネットワーク複合機100のシャットダウンの可否を判断することができる。このとき、確認処理部108は、ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが利用しているクライアント端末を示す情報も対応付けてディスプレイ114に表示することができる。これにより、ネットワーク複合機100のユーザが必要に応じて、対応するクライアント端末に切断可否を問い合わせること等ができる。
確認処理部108は、操作部112を介してネットワーク複合機100のユーザからシャットダウンの可否の指示を受け付ける。確認処理部108は、シャットダウンが可能である指示を受け付けた場合に、シャットダウン制御部106にその旨を通知する。シャットダウン制御部106は、確認処理部108からの通知に基づき、ネットワーク複合機100をシャットダウンする。
また、確認処理部108は、ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが実行している処理の種類をディスプレイ114に表示することもできる。これにより、ネットワーク複合機100のユーザが、クライアント端末のユーザが実行している処理の種類に応じて、ネットワーク複合機100のシャットダウンの可否を判断することができる。
電源切断処理部116は、シャットダウン制御部106によりネットワーク複合機100がシャットダウンされた後に、ネットワーク複合機100の電源を切断する処理を行う。
通知部120は、シャットダウン制御部106がシャットダウンを行うこと等をネットワーク複合機100にログインしているユーザのクライアント端末に通知する。
図3は、本実施の形態におけるネットワーク複合機100の処理手順を示すフローチャートである。
電源切断指示受付部110が電源切断指示を受け付けると(S100のYES)、シャットダウン制御部106は、ログイン情報記憶部118を参照して、ログインしているユーザをチェックする(S102)。ログインしているユーザがいない場合(S104のNO)、シャットダウン制御部106は、シャットダウン処理を行う(S110)。このとき、通知部120は、ログインしているクライアント端末のユーザに通知を行ってもよい(不図示)。
電源切断指示受付部110が電源切断指示を受け付けると(S100のYES)、シャットダウン制御部106は、ログイン情報記憶部118を参照して、ログインしているユーザをチェックする(S102)。ログインしているユーザがいない場合(S104のNO)、シャットダウン制御部106は、シャットダウン処理を行う(S110)。このとき、通知部120は、ログインしているクライアント端末のユーザに通知を行ってもよい(不図示)。
シャットダウン処理が終了すると、シャットダウン制御部106は、電源切断処理部116に通知を行う。電源切断処理部116は、ネットワーク複合機100の電源を切断する処理を行う。なお、本実施の形態において、電源切断処理部116は、ディスプレイ114に電源切断が可能であることを表示し、ユーザに電源を切断させるようにすることができる(S112)。
一方、ステップS104で、ログインしているユーザがいる場合(S104のYES)、シャットダウン制御部106は、確認処理部108に通知を行う。確認処理部108は、ログイン情報記憶部118からユーザIDを読み出し、ユーザ名(ユーザID)とシャットダウンの可否の問い合わせとをディスプレイ114に表示する(S106)。ユーザがシャットダウンが可能であることを指示した場合(S108のYES)、ステップS110に進み、シャットダウン制御部106は、シャットダウン処理を行う。
ステップS108でユーザからシャットダウンが可能であるとの指示があるまで、確認処理部108は、ディスプレイ114に待機状態であることを表示する。この間、シャットダウン制御部106は、シャットダウン処理を行わずに待機する(S114)。
本実施の形態におけるネットワーク複合機100によれば、ネットワーク複合機100の電源切断指示があったときに、他のクライアント端末からネットワーク複合機100にログインしているユーザがいる場合に、ネットワーク複合機100のユーザに所定の情報を提示して、シャットダウンの可否を確認する。そのため、ネットワーク複合機100のユーザがクライアント端末のユーザに応じて、シャットダウンの可否を判断することができる。これにより、ネットワークに接続されたサーバであるネットワーク複合機100の電源を切断する際に、クライアント端末のユーザの利便性を考慮しつつ、迅速な処理を行うことができる。
(第2の実施の形態)
図4は、本実施の形態におけるネットワーク複合機100の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、ネットワーク複合機100は、第1の実施の形態において図1を参照して説明した構成に加えて、保存処理部122、対処方法記憶部124、およびファイル記憶部128をさらに含む。
図4は、本実施の形態におけるネットワーク複合機100の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、ネットワーク複合機100は、第1の実施の形態において図1を参照して説明した構成に加えて、保存処理部122、対処方法記憶部124、およびファイル記憶部128をさらに含む。
対処方法記憶部124は、クライアント端末からネットワーク複合機100に接続して行う処理の種類と、電源切断指示受付部110が電源切断の指示を受け付けた場合の対処方法とを対応付けて記憶する。
本実施の形態においても、ネットワーク複合機100は、第1の実施の形態で図3を参照して説明したのと同様の手順の処理を行う。ただし、本実施の形態において、ネットワーク複合機100は、ステップS108でユーザからシャットダウンが可能であるとの指示が所定の時間内にない場合、ログイン情報記憶部118および対処方法記憶部124を参照して、ログイン中のユーザが実行している処理の種類に応じて、対応する対処を行う。
図5は、対処方法記憶部124の内部構成の一例を示す図である。
対処方法記憶部124は、処理の種類欄と、対処欄とを含む。処理の種類欄には、クライアント端末のユーザが実行し得る処理の種類が記憶される。ここでは、処理の種類として「閲覧」および「文書作成」が記憶されている。処理の種類「閲覧」には、対処として「シャットダウン」が対応付けられている。処理の種類「文書作成」には、対処として「保存後シャットダウン」が対応付けられている。
対処方法記憶部124は、処理の種類欄と、対処欄とを含む。処理の種類欄には、クライアント端末のユーザが実行し得る処理の種類が記憶される。ここでは、処理の種類として「閲覧」および「文書作成」が記憶されている。処理の種類「閲覧」には、対処として「シャットダウン」が対応付けられている。処理の種類「文書作成」には、対処として「保存後シャットダウン」が対応付けられている。
図3のステップS108において、ユーザからシャットダウンが可能であるとの指示がない場合(S108のNO)、シャットダウン制御部106は、ログイン情報記憶部118を参照して、ネットワーク複合機100にログインしているユーザが実行している処理の種類を把握する。つづいて、対処方法記憶部124を参照して、その処理に対応付けられた対処を行う。
たとえば、ネットワーク複合機100にログインしているユーザがネットワーク複合機100のデータを閲覧している場合、シャットダウン制御部106は、そのままシャットダウンを実行する。また、たとえばネットワーク複合機100にログインしているユーザが文書作成を行っている場合、シャットダウン制御部106は、保存処理部122に通知を行う。保存処理部122は、その文書をファイル記憶部128に保存する。次いで、保存処理部122は、通知部120に、クライアント端末のユーザに文書の保存を行ったことを通知させる。また、他の例において、クライアント端末のユーザが文書作成を行っている場合、保存処理部122は、その文書をユーザのクライアント端末に保存させることもできる。以上の処理の終了後、シャットダウン制御部106は、シャットダウンを実行する。
以上のように、本実施の形態におけるネットワーク複合機100によれば、クライアント端末のユーザが実行している処理に応じた対処がとられた後にシャットダウンを行うことができる。これにより、ネットワークに接続されたサーバであるネットワーク複合機100の電源を切断する際に、クライアント端末のユーザの利便性を考慮しつつ、より迅速な処理を行うことができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本実施の形態におけるネットワーク複合機100の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、ネットワーク複合機100は、第1の実施の形態において図1を参照して説明した構成に加えて、ユーザ情報記憶部126をさらに含む。
図6は、本実施の形態におけるネットワーク複合機100の構成を示すブロック図である。
本実施の形態において、ネットワーク複合機100は、第1の実施の形態において図1を参照して説明した構成に加えて、ユーザ情報記憶部126をさらに含む。
ユーザ情報記憶部126は、クライアント端末のユーザIDと、電源切断指示受付部110が電源切断の指示を受け付けた場合の対処方法とを対応付けて記憶する。本実施の形態においても、ネットワーク複合機100は、第1の実施の形態で図3を参照して説明したのと同様の手順の処理を行う。ただし、本実施の形態において、ネットワーク複合機100は、ステップS108でユーザからシャットダウンが可能であるとの指示が所定の時間内にない場合、ログイン情報記憶部118および対処方法記憶部124を参照して、ログイン中のユーザに応じて、対応する対処を行う。
以上のように、本実施の形態におけるネットワーク複合機100によれば、クライアント端末のユーザに応じて、対処がとられた後にシャットダウンを行うことができる。これにより、ネットワークに接続されたサーバであるネットワーク複合機100の電源を切断する際に、クライアント端末のユーザの利便性を考慮しつつ、より迅速な処理を行うことができる。
なお、以上の実施の形態の図1、図4および図6において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、たとえば印刷処理部等は示していない。図1、図4および図6に示したネットワーク複合機100の各構成要素は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。ネットワーク複合機100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以上の実施の形態において、電源切断指示受付部110がネットワーク複合機100の操作部112を介して電源切断指示を受け付ける構成を説明した。しかし、電源切断指示受付部110は、ネットワーク300を介していずれかのクライアント端末からネットワーク複合機100の電源切断指示を受け付けることもできる。この場合、確認処理部108は、ログイン中のユーザがいる場合、ユーザを特定する情報とシャットダウンの可否の問い合わせとをネットワーク300を介して電源切断指示を行ったユーザのクライアント端末のディスプレイに表示することができる。また、この場合、確認処理部108は、ネットワーク300を介して電源切断指示を行ったユーザのクライアント端末からシャットダウンが可能である指示を受け付けることができる。
また、以上の実施の形態において、図2に示したように、ログイン情報記憶部118が処理欄を含む構成を説明した。しかし、第1の実施の形態および第3の実施の形態において、ログイン情報記憶部118は、処理欄を含まない構成とすることもできる。
なお、第2の実施の形態において、保存処理部122が必要に応じて作成中の文書をファイル記憶部128やクライアント端末に保存する処理を説明したが、第1の実施の形態および第3の実施の形態においても、ネットワーク複合機100が保存処理部122やファイル記憶部128を含む構成とすることができる。第1の実施の形態および第3の実施の形態においても、保存処理部122がユーザの指示に基づいて、またはシャットダウン制御部106の制御により、作成中の文書をファイル記憶部128やクライアント端末に保存するようにすることができる。
100 ネットワーク複合機
102 通信制御部
104 ログイン処理部
106 シャットダウン制御部
108 確認処理部
110 電源切断指示受付部
112 操作部
114 ディスプレイ
116 電源切断処理部
118 ログイン情報記憶部
120 通知部
122 保存処理部
124 対処方法記憶部
126 ユーザ情報記憶部
128 ファイル記憶部
200 クライアントPC
202 クライアントPC
300 ネットワーク
102 通信制御部
104 ログイン処理部
106 シャットダウン制御部
108 確認処理部
110 電源切断指示受付部
112 操作部
114 ディスプレイ
116 電源切断処理部
118 ログイン情報記憶部
120 通知部
122 保存処理部
124 対処方法記憶部
126 ユーザ情報記憶部
128 ファイル記憶部
200 クライアントPC
202 クライアントPC
300 ネットワーク
Claims (5)
- ネットワークに接続されたネットワーク複合機であって、
前記ネットワークを介してクライアント端末から当該ネットワーク複合機にログインしているユーザを特定する情報を記憶するログイン情報記憶部と、
当該ネットワーク複合機の電源切断指示を受け付ける電源切断指示受付部と、
前記電源切断指示受付部が電源切断の指示を受け付けると、前記ログイン情報記憶部を参照してログイン中のユーザの有無を検出し、ログイン中のユーザがいない場合に当該ネットワーク複合機をシャットダウンするシャットダウン制御部と、
ログイン中のユーザがいる場合、当該ユーザを特定する情報とともにシャットダウンの可否の問い合わせを所定のディスプレイに表示し、シャットダウンの可否の指示を受け付ける確認処理部と、を含み、
前記シャットダウン制御部は、前記確認処理部がシャットダウンが可能である指示を受け付けた場合に、当該ネットワーク複合機をシャットダウンするネットワーク複合機。 - 請求項1に記載のネットワーク複合機において、
前記ログイン情報記憶部は、前記ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが利用している前記クライアント端末を示す情報を対応付けて記憶し、
前記確認処理部は、前記ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが利用している前記クライアント端末を示す情報を対応付けて前記ディスプレイに表示するネットワーク複合機。 - 請求項1または2に記載のネットワーク複合機において、
前記ログイン情報記憶部は、前記ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが実行している処理の種類を対応付けて記憶し、
前記確認処理部は、前記ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが実行している処理の種類を前記ディスプレイに表示するネットワーク複合機。 - 請求項1から3いずれかに記載のネットワーク複合機において、
前記クライアント端末から当該ネットワーク複合機に接続して行う処理の種類と、前記電源切断指示受付部が電源切断の指示を受け付けた場合の対処方法とを対応付けて記憶する対処方法記憶部をさらに含み、
前記ログイン情報記憶部は、前記ユーザを特定する情報とともに、当該ユーザが実行している処理の種類を対応付けて記憶し、
前記シャットダウン制御部は、前記問い合わせを前記ディスプレイに表示してから所定の時間内に前記確認処理部がシャットダウンが可能である指示を受け付けない場合に、前記対処方法記憶部を参照して、ログイン中のユーザが実行している処理の種類に応じて、対応する対処を行うネットワーク複合機。 - ネットワークに接続されたネットワーク複合機を、
前記ネットワークを介してクライアント端末から当該ネットワーク複合機にログインしているユーザを特定する情報を記憶するログイン情報記憶手段、
当該ネットワーク複合機の電源切断指示を受け付ける電源切断指示受付手段、
前記電源切断指示受付手段が電源切断の指示を受け付けると、前記ログイン情報記憶手段を参照してログイン中のユーザの有無を検出し、ログイン中のユーザがいない場合に当該ネットワーク複合機をシャットダウンするシャットダウン制御手段、
ログイン中のユーザがいる場合、当該ユーザを特定する情報とともにシャットダウンの可否の問い合わせを所定のディスプレイに表示し、シャットダウンの可否の指示を受け付ける確認処理手段、として機能させ、
前記シャットダウン制御手段が、前記確認処理手段がシャットダウンが可能である指示を受け付けた場合に、当該ネットワーク複合機をシャットダウンするようにするプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006114503A JP2007288584A (ja) | 2006-04-18 | 2006-04-18 | ネットワーク複合機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013183352A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-09-12 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体 |
JP2017007344A (ja) * | 2016-08-29 | 2017-01-12 | キヤノン株式会社 | 印刷装置及びその制御方法 |
-
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- 2006-04-18 JP JP2006114503A patent/JP2007288584A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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