JP2007288406A - スピーカボックス構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観に影響を与えずに、筐体一体型薄型ディスプレイのスピーカボックスの強度や密閉度を得ることは難しかった。
【解決手段】薄型ディスプレイ用前面筐体3と薄型ディスプレイ用金属性リアカバー4の間に金属製のスピーカボックス用背面蓋15を設置し、さらにこのスピーカボックス用背面蓋15を薄型ディスプレイ前面に配置する導電性透明膜を貼り付けた電磁波吸収フィルター付のガラス8と薄型ディスプレイ用金属性リアカバー4のそれぞれの面に面で接触するように形成した、多段L型金具を設けたスピーカボックス構造。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピーカボックスの密閉と薄型ディスプレイの電磁シールドを兼ね備えた薄型ディスプレイ用スピーカボックス構造に関するものである。
従来の薄型ディスプレイ用スピーカボックス構造としては、薄型ディスプレイユニットを、導電性透明膜を貼り付けた電磁波吸収フィルター付のガラスを組み込んだ樹脂製の前面筐体と、金属製の導電体リアカバーで電気的に接続し、スピーカ部や信号系の回路はその外側にほぼ別構造で取り付けられていた(例えば、特許文献1参照)。図10は、特許文献1に記載された従来の薄型ディスプレイの構成図を示すものである。
図10において、駆動系回路1を含む薄型ディスプレイユニット2を、導電性透明膜を貼り付けた電磁波吸収フィルター付のガラスを組み込んだ樹脂製の前面筐体3と、金属製の導電体リアカバー4で電気的に接続し、スピーカ5と信号系回路6は薄型ディスプレイユニット2より下の前面筐体3に配置され、樹脂製のスピーカ部背面カバー7で構成されていた。
特開2005−24875号公報(第1頁、図2)
しかしながら、図10の構成では例えば導電性透明膜を貼り付けた電磁フィルター付のガラスの厚みを3mm程度に抑えても重さは2kg以上もあり、これを樹脂製の前面筐体に両面テープや接着で保持することは難しく、現在の接着技術力ではコスト力も量産性も悪い。同様に前面筐体3に、ガラスより重い薄型ディスプレイユニット2を固定することも容易ではないことが想像できる。そこで、図10を実現するには通常図8、図9に示すような構成が一般的である。図8は、従来の薄型ディスプレイの分解斜視図であり、図9はその図8の従来の薄型ディスプレイの組み立て後の断面図である。この構成では、薄型ディスプレイユニット2から周囲にフランジを張り出し、このフランジから、導電性透明膜を貼り付けた電磁波吸収フィルター付のガラス8と接触する金属製のガラス押さえ金具9や、金属製の導電体リアカバー4と接触するボス10を設けることで、電気的接続を可能としている。
この構成では、ボス10とボス10の間隔が広いと、その隙間から薄型ディスプレイユニット2から発するEMC(電気的ノイズや不要輻射)がもれてしまうため、ボス10の間隔をなるべく狭くする必要があり、そのため非常に多くのボス10を設ける必要が生じ、前面筐体3に構成した受け側ボス13や、ビス14が多数必要となり生産性が悪いという問題がある。
また、図10に示すような樹脂製のスピーカ部背面カバー7がなくても、図8、図9に示すように金属製リアカバー4の側面部を延長することでも容易に構成できるが、金属製リアカバー4は樹脂に比べ重いため、樹脂カバーの半分以下の肉厚で設定されることが多く、金属性リアカバーの外観美を損なわずにスピーカ背面カバーとしての強度を向上することが困難であるという、問題があった。
さらに、図8、図9に示すように、前面筐体3と金属性リアカバー4の間の隙間を埋めるため、エアー漏れ防止用スポンジ12を配置するのだが、圧着するとエアー漏れ防止用スポンジ12の一部が外観からはみ出てしまうという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、薄型ディスプレイのEMC(電気的ノイズや不要輻射)シールドと、外観を損なわずにスピーカボックスの背面蓋強度や密閉度を向上できる、薄型ディスプレイ用スピーカボックス構造を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の薄型ディスプレイ用スピーカボックス構造は、薄型ディスプレイ用前面筐体と金属性リアカバーの間に金属製のスピーカボックス用背面蓋を設置し、さらにこのスピーカボックス用背面蓋を薄型ディスプレイ前面に配置する導電性透明膜を貼り付けた電磁波吸収フィルター付のガラスと薄型ディスプレイ用金属性リアカバーのそれぞれの面に面で接触するように形成した、多段L型金具を設ける。
本構成によって、スピーカ背面蓋がガラス押さえ金具も共用でき、薄型ディスプレイのボスの数を減らし、EMC(電気的ノイズや不要輻射)シールド力を強化できる。
本発明により、薄型ディスプレイのボスの数を減らしながら、EMC(電気的ノイズや不要輻射)シールド力を強化し、さらにスピーカボックスの背面蓋強度や密閉度をおのおの自由に強化できる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における薄型ディスプレイ用スピーカボックス構造の断面図である。また、図2は実施の形態1における薄型ディスプレイの分解斜視図である。図1および図2において、図8と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図1において、薄型ディスプレイ用前面筐体3と薄型ディスプレイ用金属性リアカバー4の間に金属製のスピーカボックス用背面蓋15を設置し、さらにこのスピーカボックス用背面蓋15を薄型ディスプレイ前面に配置する導電性透明膜を貼り付けた電磁波吸収フィルター付のガラス8と薄型ディスプレイ用金属性リアカバー4のそれぞれの面に面接触するように形成した、多段L型金具を設けた構成である。
かかる構成によれば、スピーカボックスの背面蓋15が、薄型ディスプレイ前面に配置する導電性透明膜を貼り付けた電磁波吸収フィルター付のガラス8のほぼ全側面と薄型ディスプレイ用金属性リアカバー4のほぼ全側面に接するように構成されるため、EMC(電気的ノイズや不要輻射)が漏れる隙間がほとんどなく、薄型ディスプレイパネル全側面を覆いかぶせたような構造が容易に構成できる。これにより金属ボス10をなくすことができるだけでなく、前面筐体3から形成される樹脂ボス13の数を強度に必要な分だけに減らすことができるため、組み立て部品と工数が減少し生産性が向上する。
また、従来の構造に比べスピーカ背面板が2重構造となるため、低域の音響特性も向上する。図3に本実施の形態1における音響特性図を示す。図3に示されている実線が本実施の形態1のスピーカボックス構造における音響特性で、破線が従来のスピーカボックス構造の音響特性である。
なお、本実施の形態1において、スピーカボックスの背面蓋15の厚みを厚くすることによって、なおスピーカ音響特性をより向上させることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施形態2における薄型ディスプレイ用スピーカボックス構造の断面図である。図1および図8、図9、図10と同じ構成要素については、同じ符号を用い、説明を省略する。
図4において、スピーカボックスの背面蓋15に、スピーカボックス部の背面にフランジ構造16を設けることを特徴としたスピーカボックス構造である。
かかる構成によれば、長手方向に長いスピーカ背面構造の場合、単なる平板のままでは、スピーカボックスの背面蓋15自身が共振してしまう。そこで、簡単なフランジ構造を設けることで、1mm以下の薄い平板でも共振しにくくなる。図5は、従来構造との音響特性の差を示したもので、従来特性の破線に比べ新構造の実線は、平坦な特性になっていることがわかる。これにより、外観を損なわずに音響特性を向上することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施形態3における薄型ディスプレイ用スピーカボックス構造の断面図である。図1、図4および図8、図9、図10と同じ構成要素については、同じ符号を用い、説明を省略する。
図6においてスピーカボックスの背面蓋15にスポンジ12を配置し、薄型ディスプレイ前面筐体3に段付リブ17を設けることを特徴としたスピーカボックス構造である。
かかる構成によれば、薄型ディスプレイ前面筐体3に段付リブ17を設けることで、スピーカボックスの背面蓋15に設置したスポンジ12を圧着させて、スポンジ12がはみ出しても、薄型ディスプレイ用金属性リアカバー4がさらに上からかぶさるため、スポンジ12が外装からはみ出すことがない構造が構成できた。さらに、音響的にも空気の通り道が90度変化するので遮断されやすく、密閉度の向上が可能となった。図7は、従来構造との音響特性の差を示しており、従来特性の破線に比べ新構造の実線は、明らかに低音の表示される周波数自身が低いところに移動しているのがわかる。
なお、実施の形態において、実施の形態2と融合することにもより、音響性能をより一層向上できることは言うもでもない。
本発明にかかるスピーカボックス付薄型ディスプレイ構造は、映像と音を有し、映像音響機器等として有用である。
本発明の実施の形態1における薄型ディスプレイ用スピーカボックス構造の断面図 本発明の実施の形態1におけるスピーカボックス付薄型ディスプレイの分解斜視図 本発明の実施の形態1における薄型ディスプレイ用スピーカボックスの音響特性図 本発明の実施の形態2における薄型ディスプレイ用スピーカボックス構造の断面図 本発明の実施の形態2における薄型ディスプレイ用スピーカボックスの音響特性図 本発明の実施の形態3における薄型ディスプレイ用スピーカボックス構造の断面図 本発明の実施の形態3における薄型ディスプレイ用スピーカボックスの音響特性図 従来のスピーカボックス付薄型ディスプレイの分解斜視図 従来のスピーカボックス付ディスプレイ用スピーカボックス構造の断面図 従来のスピーカボックス付薄型ディスプレイの分解斜視図
符号の説明
1 駆動系回路
2 薄型ディスプレイユニット
3 樹脂製の前面筐体
4 金属製の導電体リアカバー
5 スピーカ
6 信号系回路
7 樹脂製スピーカ背面カバー
8 導電性透明膜を貼り付けた電磁波吸収フィルター付のガラス
9 金属製のガラス押さえ金具
10 金属ボス
11 スピーカボックス部
12 エアー漏れ防止用スポンジ
13 樹脂ボス
14 ビス
15 スピーカボックス用背面蓋
16 フランジ構造
17 段付リブ

Claims (3)

  1. 薄型ディスプレイ用前面筐体と薄型ディスプレイ用金属性リアカバーの間に金属製のスピーカボックス用背面蓋を設置し、さらにこのスピーカボックス用背面蓋を薄型ディスプレイ前面に配置する導電性透明膜を貼り付けた電磁波吸収フィルター付のガラスと薄型ディスプレイ用金属性リアカバーのそれぞれの面に面で接触するように形成した、多段L型金具を設けたことを特徴するスピーカボックス構造。
  2. 請求項1記載のスピーカボックスの背面蓋に、スピーカボックス部の背面にフランジ構造を設けることを特徴としたスピーカボックス構造。
  3. 請求項1記載のスピーカボックスの背面蓋にスポンジを配置し、薄型ディスプレイ前面筐体に段つきリブを設けることを特徴としたスピーカボックス構造。
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