JP2007286982A - 複写利用管理システム、複写利用管理方法、および複写利用管理プログラム - Google Patents

複写利用管理システム、複写利用管理方法、および複写利用管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複写とそれに伴う課金の管理の確実で効率的な実施を可能とする。
【解決手段】各著作物毎に著作物管理IDを設定し著作物10の属性情報と利用条件情報とに紐付けて著作物管理データベース125に格納する管理ID設定部110と、各著作物毎に電子透かし20を生成し著作物管理IDに紐付けて電子透かしID管理データベース126に格納する透かし生成部111と、電子透かし組込著作物50を生成する透かし埋込処理部112と、複写装置200より電子透かし組込著作物50のイメージデータを取得し著作物と利用条件情報とを著作物管理データベース125にて特定する利用条件特定部と、利用条件情報と複写利用リクエストの情報とを照合し処理実行指示を生成し複写装置200に通知する実行指示部114と、複写装置200にて実行された複写処理の実績情報を取得して複写管理データベース127に格納し複写利用料金を算定して出力インターフェイスに出力する課金管理部115とから複写利用管理システムを構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写利用管理システム、複写利用管理方法、および複写利用管理プログラムに関する。特に、著作物の提供に係わり、著作物に電子透かしとして識別用のIDを埋め込む事で複写利用の管理を行って、複写利用に関する対価の徴収や配分を容易に実現することを提供する技術に関する。
電子透かしの技術として例えば、文書に限らず一般の二値画像に適用可能であり、画質劣化をできるだけ回避しつつ埋め込む情報量を調節できる二値画像用の電子透かし技術を提供するとの課題の下、二値画像の各画素に、当該画素を改変することの目立ちやすさに応じて、改変の優先順位を設ける優先順位設定ステップと、設定した前記優先順位に従って、該画素を抽出する画素抽出ステップと、前記抽出した画素の値を反転させることで前記情報を挿入する透かし情報挿入ステップと、を備える二値画像用電子透かし方法(特許文献1)などが提案されている。
特開2004−289783号公報
ところで、著作物には著作権が生じ、その著作権においては著作物の複製品についても複製権が生じる。また、著作物の一部を利用し新たな著作物を作成する場合でも、2次的著作物の利用に関する源著作者の権利が保証されている。しかし現状では、印刷物として利用可能な著作物に関して複写利用の実態を把握する手段が無く、一旦、市場流通した著作物に関しては、著作物利用者の倫理に委ねられている。
従って、複写利用される著作物について、その複写利用範囲を制限したり、複写に伴う課金を実行するといった技術が提案されることもなく、利用者の自己申告による課金や、著作物利用契約による一括課金などが複写管理手法の主流となっている。しかしながら、いずれにしても利用者からの正確な複写利用の申告が無ければ、正当な対価を回収することは困難である。
また、市場で流通している著作物との類似製品、または著作物の一部を利用した2次利用製品と思しきものが発見された場合であっても、実際に著作権を侵害しているかどうかを検証する必要がある。しかし、利用者が著作物に施したと思しき加工情報を取り除いて、著作物と比較するといった確認作業は、かなりの手間や時間、コストが必要となっていた。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、複写とそれに伴う課金の管理の確実で効率的な実施を可能とする、複写利用管理システム、複写利用管理方法、複写利用管理プログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の複写利用管理システムは、複写装置による複写処理が可能な媒体に出力された著作物の複写利用管理を行うシステムであって、各著作物毎に著作物管理IDを設定し、これを著作物の属性情報と、複写に関する利用条件情報とに紐付けて著作物管理データベースに格納する、管理ID設定部と、各著作物毎に前記著作物管理IDの情報を含んだ電子透かしを生成し、これを前記著作物管理IDに紐付けて電子透かしID管理データベースに格納する、透かし生成部と、前記電子透かしを対応する著作物に埋め込んで、この著作物と共に媒体に出力することで、電子透かし組込著作物を生成する、透かし埋込処理部と、前記電子透かし組込著作物の複写利用を受付ける複写装置より、電子透かし組込著作物のイメージデータを取得し、当該イメージデータより電子透かしを読取り、この電子透かしが含む著作物管理IDに対応する著作物と、当該著作物における前記利用条件情報とを前記著作物管理データベースにて特定する、利用条件特定部と、前記利用条件情報と、前記複写装置より取得した前記電子透かし組込著作物の複写利用リクエストの情報とを照合し、前記利用条件情報が示す利用条件内で前記複写利用リクエストに応じた複写処理を実行する処理実行指示を生成し、これを複写装置に通知する、実行指示部と、前記処理実行指示に応じて複写装置にて実行された、電子透かし組込著作物の複写処理の実績情報を取得して、これを複写管理データベースに格納し、当該実績情報に応じた複写利用料金を算定して、これを出力インターフェイスに出力する、課金管理部と、を備える。
また、前記複写利用管理システムは、前記著作物管理データベースにおいて、各著作物毎の複写に関する利用条件情報は、複写処理利用料金の算定基準となる複写単価額の情報を含むものであり、前記課金管理部は、前記処理実行指示に応じて複写装置にて実行された、電子透かし組込著作物の複写処理の実績情報を、複写利用者の属性情報と絡めて取得し、複写利用者毎に前記実績情報を複写管理データベースに格納し管理すると共に、前記電子透かし組込著作物の複写単価額を前記著作物管理データベースにおいて特定して、この複写単価額と、前記複写管理データベースにおける複写利用者毎の実績情報とに応じて複写利用料金を算定するものであるとすれば好適である。
また、前記複写利用管理システムは、前記著作物管理データベースにおいて、各著作物毎の複写に関する利用条件情報は、複写利用者の属性に応じて設定された利用区分と、複写処理利用料金の算定基準となる複写単価額の情報とを含むものであり、前記課金管理部は、前記処理実行指示に応じて複写装置にて実行された、電子透かし組込著作物の複写処理の実績情報を、複写利用者の属性情報と絡めて取得して、これを複写管理データベースに格納すると共に、前記複写利用者の属性情報と前記著作物管理データベースとに基づいて前記利用区分を特定し、当該利用区分に対応する複写単価額を前記著作物管理データベースにおいて特定して、複写利用者毎の実績情報および利用区分に応じた複写利用料金を算定するものであるとすれば好適である。
また、前記複写利用管理システムにおいて、前記課金管理部は、前払課金額に応じた複写処理可能量の情報を入力インターフェイスより取得し、これを電子透かし組込著作物毎に前払課金管理データベースにおいて格納すると共に、前記実績情報に含まれる著作物管理IDを前記前払課金管理データベースに照合して、当該著作物管理IDに対応する複写処理可能量を前記実績情報に応じて減算処理するものであるとすれば好適である。
また、前記複写利用管理システムは、前記複写装置における電子透かし組込著作物の読取り時に得た、電子透かしの情報に基づいて、当該電子透かしに少なくとも含まれる著作物管理IDの情報を抽出し、これを出力インターフェイスに表示する、著作権情報出力部を備えるとすれば好適である。
また、前記複写利用管理システムにおいて、前記実行指示部は、前記透かし生成部が生成する、複写利用管理システムの属性情報ないし複写装置の属性情報を含む電子透かしの、複写物への埋込指示を、前記処理実行指示を含め、これを複写装置に通知する、ものであるとすれば好適である。
また、本発明の複写利用管理方法は、複写装置による複写処理が可能な媒体に出力された著作物の複写利用管理をコンピュータにより行う方法であって、前記コンピュータが、各著作物毎に著作物管理IDを設定し、これを著作物の属性情報と、複写に関する利用条件情報とに紐付けて著作物管理データベースに格納し、各著作物毎に前記著作物管理IDの情報を含んだ電子透かしを生成し、これを前記著作物管理IDに紐付けて電子透かしID管理データベースに格納し、前記電子透かしを対応する著作物に埋め込んで、この著作物と共に媒体に出力することで、電子透かし組込著作物を生成し、前記電子透かし組込著作物の複写利用を受付ける複写装置より、電子透かし組込著作物のイメージデータを取得し、当該イメージデータより電子透かしを読取り、この電子透かしが含む著作物管理IDに対応する著作物と、当該著作物における前記利用条件情報とを前記著作物管理データベースにて特定し、前記利用条件情報と、前記複写装置より取得した前記電子透かし組込著作物の複写利用リクエストの情報とを照合し、前記利用条件情報が示す利用条件内で前記複写利用リクエストに応じた複写処理を実行する処理実行指示を生成し、これを複写装置に通知し、前記処理実行指示に応じて複写装置にて実行された、電子透かし組込著作物の複写処理の実績情報を取得して、これを複写管理データベースに格納し、当該実績情報に応じた複写利用料金を算定して、これを出力インターフェイスに出力する、ことを特徴とする。
また、本発明の複写利用管理プログラムは、複写装置による複写処理が可能な媒体に出力された著作物の複写利用管理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、各著作物毎に著作物管理IDを設定し、これを著作物の属性情報と、複写に関する利用条件情報とに紐付けて著作物管理データベースに格納するステップと、各著作物毎に前記著作物管理IDの情報を含んだ電子透かしを生成し、これを前記著作物管理IDに紐付けて電子透かしID管理データベースに格納するステップと、前記電子透かしを対応する著作物に埋め込んで、この著作物と共に媒体に出力することで、電子透かし組込著作物を生成するステップと、前記電子透かし組込著作物の複写利用を受付ける複写装置より、電子透かし組込著作物のイメージデータを取得し、当該イメージデータより電子透かしを読取り、この電子透かしが含む著作物管理IDに対応する著作物と、当該著作物における前記利用条件情報とを前記著作物管理データベースにて特定するステップと、前記利用条件情報と、前記複写装置より取得した前記電子透かし組込著作物の複写利用リクエストの情報とを照合し、前記利用条件情報が示す利用条件内で前記複写利用リクエストに応じた複写処理を実行する処理実行指示を生成し、これを複写装置に通知するステップと、前記処理実行指示に応じて複写装置にて実行された、電子透かし組込著作物の複写処理の実績情報を取得して、これを複写管理データベースに格納し、当該実績情報に応じた複写利用料金を算定して、これを出力インターフェイスに出力するステップと、を含む。
なお、前記複写利用管理システムが備える各機能部を、前記複写装置が備えるとしてもよい。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、複写とそれに伴う課金の管理の確実で効率的な実施が可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態の複写利用管理システムを含むネットワーク構成図である。前記複写利用管理システム100(以下システム100)は、複写装置200による複写処理が可能な媒体に出力された著作物の複写利用管理を行うシステムである。本実施形態におけるシステム100は、本発明の複写利用管理方法を実行する機能を実現すべく、書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース101に格納されたプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。
また、前記システム100は、各種ボタン類、ディスプレイなどの入出力インターフェイス105ならびに、複写装置200などの各種外部装置との間のデータ授受を担う通信装置106などを有している。前記システム100は、前記通信装置106により、複写装置200といった外部装置と例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続し、データ授受を実行する。システム100の各種機能部と通信装置106との間ではI/O部107がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
続いて、前記システム100が、例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。前記システム100は、各著作物毎に著作物管理IDを設定し、これを著作物10の属性情報と、複写に関する利用条件情報とに紐付けて著作物管理データベース125に格納する、管理ID設定部110を備える。
また、前記システム100は、各著作物毎に前記著作物管理IDの情報を含んだ電子透かし20を生成し、これを前記著作物管理IDに紐付けて電子透かしID管理データベース126に格納する、透かし生成部111を備える。
また、前記システム100は、前記電子透かし20を対応する著作物10に埋め込んで、この著作物10と共に媒体30に出力することで、電子透かし組込著作物50を生成する、透かし埋込処理部112を備える。
また、前記システム100は、前記電子透かし組込著作物50の複写利用を受付ける複写装置200より、電子透かし組込著作物50のイメージデータを取得し、当該イメージデータより電子透かし20を読取り、この電子透かし20が含む著作物管理IDに対応する著作物10と、当該著作物10における前記利用条件情報とを前記著作物管理データベース125にて特定する、利用条件特定部113を備える。なお、前記複写装置200にて電子透かし組込著作物50の複写利用を受け付ける際には、複写利用者が複写装置200の入出力インターフェイス(例:入力ボタン群、あるいは複写利用者が備えるIDカードの読取りセンサなど)205を通じて、複写利用者の属性情報として複写利用者IDを少なくとも入力しているものとする。
また、前記システム100は、前記利用条件情報と、前記複写装置200より取得した前記電子透かし組込著作物50の複写利用リクエストの情報とを照合し、前記利用条件情報が示す利用条件内で前記複写利用リクエストに応じた複写処理を実行する処理実行指示を生成し、これを複写装置200に通知する、実行指示部114を備える。
また、前記システム100は、前記処理実行指示に応じて複写装置200にて実行された、電子透かし組込著作物50の複写処理の実績情報を取得して、これを複写管理データベース127に格納し、当該実績情報に応じた複写利用料金を算定して、これを出力インターフェイスに出力する、課金管理部115を備える。
また、前記システム100の、前記著作物管理データベース125において、各著作物毎の複写に関する利用条件情報は、複写処理利用料金の算定基準となる複写単価額の情報を含むものであるとできる。この場合、前記課金管理部115は、前記処理実行指示に応じて複写装置200にて実行された、電子透かし組込著作物50の複写処理の実績情報を、複写利用者の属性情報と絡めて取得し、複写利用者毎に前記実績情報を複写管理データベース127に格納し管理すると共に、前記電子透かし組込著作物50の複写単価額を前記著作物管理データベース125において特定して、この複写単価額と、前記複写管理データベース127における複写利用者毎の実績情報とに応じて複写利用料金を算定するものとすれば好適である。
また、前記システム100の前記著作物管理データベース125において、各著作物毎の複写に関する利用条件情報は、複写利用者の属性に応じて設定された利用区分と、複写処理利用料金の算定基準となる複写単価額の情報とを含むものであるとしてもよい。この場合、前記課金管理部115は、前記処理実行指示に応じて複写装置200にて実行された、電子透かし組込著作物50の複写処理の実績情報を、複写利用者の属性情報と絡めて取得して、これを複写管理データベース127に格納すると共に、前記複写利用者の属性情報と前記著作物管理データベース125とに基づいて前記利用区分を特定し、当該利用区分に対応する複写単価額を前記著作物管理データベース125において特定して、複写利用者毎の実績情報および利用区分に応じた複写利用料金を算定するものであると好適である。
また、前記システム100の前記課金管理部115は、前払課金額に応じた複写処理可能量の情報を入力インターフェイス105より取得し、これを電子透かし組込著作物毎に前払課金管理データベース128において格納すると共に、前記実績情報に含まれる著作物管理IDを前記前払課金管理データベース128に照合して、当該著作物管理IDに対応する複写処理可能量を前記実績情報に応じて減算処理するものであれば好適である。
なお、前記課金管理部115は、上記の通り複写利用者毎の複写利用料金を算定し、これに応じた複写利用料請求データを生成するとしてもよい。この場合、前記課金管理部115は前記複写利用料請求データをプリンタ等の出力インターフェイスに出力することで請求書の発行を実現する。また、前記複写利用料請求による回収金を著作者に還元するべく、回収金が得られた著作物50の著作者を著作者管理データベース125にて特定し、この著作者指定の金融機関への送金指示(金融機関サーバへ前記回収金の金額と入金先となる著作者口座の情報を含むもの)を行ったり、或いは、前記回収金を定型フォームに当てはめるなどして払い出し書を発行する。こうして複写利用料の配分を行える。
また、前記課金管理部115は、前払課金額に応じた複写処理可能量を複写の実績に応じて減算する処理に関して、例えば、前払された複写利用料に応じた前払カード70を複写利用者に事前発行するとしてもよい。この前払カード70の記憶領域(例:磁気テープ或いはバーコード、またはICチップ内のメモリ)には前払いを行った複写利用者のIDを設定し、このIDは、前払課金管理データベース128において前記複写利用者と紐付いている複写処理可能量と当該前払課金管理データベース128にて対応付けされる。つまり、複写利用に際して前記IDがシステム100で認識された場合、課金管理部115は、前払課金管理データベース128において該当する複写処理可能量の情報を照合し、残数があれば複写処理を実行し、その実行実績に応じて前記複写処理可能量を減算する。或いは、前記前払いカードの記憶領域に複写利用者のIDのみならず、複写処理可能量の情報を含めるとしても良い。この場合、課金管理部115は前払課金管理データベース128にアクセスすることなく、前払いカードの記憶領域にアクセスすることで複写処理可能量を認識できる。
また、前記システム100は、前記複写装置200における電子透かし組込著作物50の読取り時に得た、電子透かし20の情報に基づいて、当該電子透かし20に少なくとも含まれる著作物管理IDの情報を抽出し、これを出力インターフェイス105に表示する、著作権情報出力部116を備えるとすれば好適である。
また、前記システム100の前記実行指示部114は、前記透かし生成部111が生成する、複写利用管理システムの属性情報ないし複写装置200の属性情報を含む電子透かし20の、複写物60への埋込指示を、前記処理実行指示を含め、これを複写装置200に通知する、ものであるとすれば好適である。
一方、前記複写装置200は、本発明の複写利用管理方法を前記複写利用管理システム100と協働して実行する機能を実現すべく、書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース201に格納されたプログラム202をメモリ203に読み出し、演算装置たるCPU204により実行する。
また、前記複写装置200は、複写枚数や複写濃淡等の各種複写指示を複写利用者から受け付けたり、処理結果を表示するための、各種ボタン類、ディスプレイなどの入出力インターフェイス205ならびに、前記複写利用管理システム100などの各種外部装置との間のデータ授受を担う通信装置206などを有している。前記複写装置200は、前記通信装置106により、システム100などの外部装置と例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続し、データ授受を実行する。或いは、前記複写装置200が前記システム100と一体となっている場合、両者はネットワーク140を介さず、装置内に展開されたバス等を通じたデータ授受を実行するのみである。また、複写装置200の各種機能部と通信装置206との間ではI/O部207がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
また、前記複写装置200は、一般のデジタル複写機などが備える複写機能を備えている。こうした複写機能には、例えば、複写対象となる紙媒体等を光学的にスキャニングしてイメージデータを取得するスキャナ機能、前記イメージデータを一旦蓄積し管理する画像データベースなどが含まれる。また、本実施形態における複写装置200は、前記イメージデータから電子透かしを抽出して著作物管理用の情報を取り出す電子透かし解析機能や、前記著作物管理用の情報に基づいて複写可否の判定や複写利用の範囲判定を実行する判定機能や、当該判定機能からの処理結果データを元に印刷制御情報を作成して印刷機構を稼働させて前記イメージデータ(電子透かし20を含む)の印刷を実行する出力制御機能、などを備えているとできる。或いは、前記システム100が備える各機能部110〜116を複写装置200が備えるとしても良い。
なお、これまで示した前記システム100における各機能部110〜116は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPUが、プログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。また、前記各機能部110〜116は、前記複写装置200が備えるとしてもよい。つまりこの場合、複写利用管理システム100が複写装置200と一体化していることとなる。
また、前記ネットワーク140に関しては、インターネット、LANの他、ATM回線や専用回線、WAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網、シリアル・インターフェース通信線など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPN(Virtual Private Network)など仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。なお、前記シリアル・インターフェイスは、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送で、外部機器と接続するためのインターフェースを指し、通信方式としてはRS−232C、RS−422、IrDA、USB、IEEE1394、ファイバ・チャネルなどが想定できる。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態のシステム100が備えるデータベースのデータ構造について説明する。図2は、本実施形態におけるデータベースの著作物管理データベース125のデータ構造を示す図である。
前記著作物管理データベース125は、各著作物毎に設定された著作物管理IDと、著作物10の属性情報と、複写に関する利用条件情報とを紐付けて格納したデータベースである。従って例えば著作物管理IDをキーとして、著作物10の属性情報としての著作物総ページ数、利用区分、複写単価といった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。なお、前記著作物管理IDは、著作者を示す著作者IDと著作者が作成した著作物を式別する為の著作物番号から構成される。また、前記利用区分は著作物を複写利用する際に使用の可否や複写費用を管理するデータであり、例えば「区分:01、の条件においては複写可」などと、割り当てられたそれぞれの利用条件に基づき、その著作物利用の可否が登録される。また、前記複写単価は、複写枚数毎の複写単価を管理するデータであり、複写枚数による複写利用料金の算定に使用される。
また、図3は、(a)著作者管理データベース130、(b)著作物管理データベース131の各データ構造を示す図である。著作者管理データベース130は、著作物10の著作者の情報を管理するものであり、著作者毎に設定される著作者IDをキーにして、著作者名、その他に著作者の個人情報(連絡先など)、複写利用料金の配分先となる入金情報(例:金融機関の口座番号など)といった情報を関連づけたレコードの集合体となっている。
また、著作物データベース131は、著作物管理データベース125にて管理されている著作物10の実画像データを管理するものであり、例えば、著作物管理IDをキーとして、著作物10のページ毎の画像データファイルである著作物データ、著作物10において該当するページ番号といった情報が関連づけされたレコードの集合体となっている。
また、図4は、電子透かしID管理データベース126のデータ構造を示す図である。前記電子透かしID管理データベース126は、各著作物毎に生成された著作物管理IDの情報を含んだ電子透かし20と著作物管理IDとを紐付けて格納したデータベースである。従って、例えば電子透かし20毎に設定した電子透かしID(基本部)をキーとして、著作物管理ID、著作物の総ページ数、利用区分、複写単価といった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。
なお、複写装置200が備えるデータベースとして、画像データベース132がある。図5は画像データベース132のデータ構造を示す図である。この画像データベース132は複写装置200にて取得された著作物のイメージデータを管理するデータベースであり、例えば、読み込んだ著作物のイメージデータから抽出した電子透かし20のID、つまり電子透かしID(基本部)と電子透かしID(ページ部)をキーとして、イメージデータの管理用IDとして画像管理ID、前記イメージデータのファイル名である画像データといった情報を関連づけたレコードの集合体となっている。なお、前記電子透かしID(ページ部)は、同じ著作物10であっても電子透かし20が埋め込まれているページを区別する必要があるため、ページ毎にIDを設定したものである。
また、図6は電子透かし組込著作物データベース133のデータ構造を示す図である。このデータベース133は、電子透かし組込著作物50の管理を行うデータベースであり、例えば、電子透かしID(基本部、ページ部)をキーとして、著作物管理ID、電子透かし組込著作物50のデータファイル名といった情報が関連づけたレコードの集合体となっている。
図7は複写利用者ID管理データベース134のデータ構造を示す図である。複写利用者ID管理データベース134は、複写利用者の管理を行うデータベースであり、例えば、複写利用者に割り当てる複写利用者IDをキーとして、複写利用者ID毎の利用期限、利用区分、複写利用者個人情報などの情報が関連づけたレコードの集合体となっている。
図8は、複写管理データベース127のデータ構造を示す図である。前記複写管理データベース127は、電子透かし組込著作物50の複写処理の実績情報を複写利用者の属性情報等と絡めるなどして格納したデータベースである。従って、例えば複写利用者IDをキーとして、処理日時、複写した電子透かし組込著作物50に埋め込まれていた電子透かしのID、前払い処理情報、複写枚数などといった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。
また、図9に示す前記前払課金管理データベース128は、前払課金額に応じた複写処理可能量の情報を格納したデータベースである。従って、例えば前払課金情報を管理するための前払課金IDをキーとして、販売日、利用期限、複写可能枚数(複写処理可能量)といった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。なお、前記前払課金IDは、複写利用者IDとすればよい。
図10は前払カード70に登録されている前払ID管理情報135の構成例である。この情報は、例えば、前記前払課金IDに対応した利用期限と複写残枚数(複写処理可能量)といった情報が含まれる。
なお、上記で示したデータベースのうち、著作物管理データベース125に、著作物管理ID(著作者ID、著作物番号)をキーとして前記著作物管理データベース130と著作物データベース131が一体に結合しているとしてもよい。また同様に、前記電子透かしID管理データベース126に、電子透かしID(基本部)をキーとして、前記電子透かし組込著作物データベース133が一体に結合しているとしてもよい。更に同様に、前記複写管理データベース127または前払課金管理データベース128に、複写利用者IDをキーとして、前記複写利用者ID管理データベース134が一体に結合しているとしてもよい。したがって、システム運用上の都合やデータベース構築の思想などにより、上記各データベース125〜128と、それを補助する各データベース130〜134とを適宜組み合わせて用いるとすればよい。
−−−メインフロー(ステップs1000〜s1002)−−−
以下、本実施形態における複写利用管理方法の実際手順例について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する複写利用管理方法に対応する各種動作は、前記システム100が、適宜なメモリに読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、こうしたプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードからそれぞれ構成されている。
まずは、本実施形態における複写利用管理方法のメインフロー例について説明する。図11は、本実施形態における複写利用管理方法のメインフロー例を示す図である。ここで前記システム100の管理ID設定部110は、各著作物毎に著作物管理IDを設定し、これを著作物10の属性情報と、複写に関する利用条件情報とに紐付けて著作物管理データベース125に格納している(s1000)。
また、前記システム100の透かし生成部111は、各著作物毎に前記著作物管理IDの情報を含んだ電子透かし20を生成し、これを前記著作物管理IDに紐付けて電子透かしID管理データベース126に格納している(s1001)。
また、前記システム100の透かし埋込処理部112は、前記電子透かし20を対応する著作物10に埋め込んで、この著作物10と共に媒体30に出力することで、電子透かし組込著作物50を生成する(s1002)。なお、ここまでのステップs1000〜s1002については、次に説明するサブフロー例1にて詳述する。
−−−サブフロー例1−−−
図12は本実施形態におけるサブフロー例1を示す図である。このサブフロー例1では、電子透かし20を著作物10に組み込む処理について説明している。システム100は、電子透かし20の組込み対象である著作物10を、例えばシステム100の管理者等がシステム100の入出力インターフェイス105にて入力した、著作物管理IDの情報を受け付けて、この情報に基づき特定する(S011)。
次に、システム100は、前記ステップs011にて受け付けた著作物管理IDより、著作物管理データベース125から各種著作物管理情報を取得する(s012)。また、システム100は、所定の運用ルールに基づき、所定の電子透かしIDのリスト(所定の記憶装置にて保持)中から空いている電子透かしIDを前記著作物10に割り当てて、電子透かしID管理データベース126にて、前記電子透かしIDと著作物管理情報とを関連づけて登録する(s013)。
次にシステム100は、著作物データベース131から、前記著作物管理IDに該当する著作物10のデータ(著作物データ等でイメージデータを想定)を読み込み、前記割り当てた電子透かしIDと、著作物10の所定ページ(著作物10の全ページでも一部のページでもよい)のイメージデータとを元に、電子透かし20を作成する(s014)。また、システム100は、前記で作成した電子透かし20を著作物10に組込んで、電子透かし組込著作物50を生成し、電子透かし組込著作物データベース133に登録する(s015)。
−−−メインフロー(ステップs1003〜s1011)−−−
メインフローに説明を戻す。続いて、上述のように生成した電子透かし組込著作物50が頒布され、複写利用者の手に渡っている状況を想定する。この時、前記複写利用者は、前記電子透かし組込著作物50としての例えば地図やイラスト集などの各種著作物を、複写装置200においてコピーすることを意図しているとする。
この場合、前記システム100の利用条件特定部113は、前記電子透かし組込著作物50の複写利用を受付ける複写装置200(例:システム100とネットワーク140でつながったデジタル複合コピー機ないし、システム100と一体化したコピー機)より、電子透かし組込著作物50のイメージデータを取得する(s1003)。このイメージデータは、複写装置200がスキャナ機能により電子透かし組込著作物50の光学的な読取りを実行して得たイメージデータであり、例えばビットマップ形式などの電子ファイルとなっていることが考えられる。前記利用条件特定部113は、当該イメージデータより所定の電子透かし読取りアルゴリズムの下で電子透かし20の読取りを実行し(s1004)、この電子透かし20が含む著作物管理IDに対応する著作物10と、当該著作物10における前記利用条件情報とを前記著作物管理データベース125にて特定する(s1005)。
なお、前記複写装置200にて電子透かし組込著作物50の複写利用を受け付ける際には、複写利用者が複写装置200の入出力インターフェイス(例:入力ボタン群、あるいは複写利用者が備えるIDカードの読取りセンサなど)205を通じて、複写利用者の属性情報としての複写利用者IDや、複写枚数の情報を少なくとも入力しているものとする。つまり、ここでの入力情報は複写装置200からシステム100側に伝達され、複写利用リクエストに含まれるのである。
次に、前記システム100の実行指示部114は、前記利用条件情報と、前記複写装置200より取得した前記電子透かし組込著作物50の複写利用リクエストの情報とを照合し(s1006)、前記利用条件情報が示す利用条件内で前記複写利用リクエストに応じた複写処理を実行する処理実行指示を生成する(s1007)。また実行指示部114は、この処理実行指示を、複写装置200に通知する(s1008)。
また、前記システム100の課金管理部115は、前記処理実行指示に応じて複写装置200にて実行された、電子透かし組込著作物50の複写処理の実績情報を取得して、これを複写管理データベース127に格納し(s1009)、当該実績情報に応じた複写利用料金を算定して(s1010)、これを出力インターフェイスに出力する(s1011)。 なお、前記著作物管理データベース125において、各著作物毎の複写に関する利用条件情報は、複写処理利用料金の算定基準となる複写単価額の情報を含むものであるとできる。この場合、前記課金管理部115は、前記処理実行指示に応じて複写装置200にて実行された、電子透かし組込著作物50の複写処理の実績情報を、複写利用者の属性情報と絡めて取得し、複写利用者毎に前記実績情報を複写管理データベース127に格納し管理すると共に、前記電子透かし組込著作物50の複写単価額を前記著作物管理データベース125において特定して、この複写単価額と、前記複写管理データベース127における複写利用者毎の実績情報とに応じて複写利用料金を算定するものとすれば好適である。
また、前記著作物管理データベース125において、各著作物毎の複写に関する利用条件情報は、複写利用者の属性に応じて設定された利用区分と、複写処理利用料金の算定基準となる複写単価額の情報とを含むものであるとしてもよい。この場合、前記課金管理部115は、前記処理実行指示に応じて複写装置200にて実行された、電子透かし組込著作物50の複写処理の実績情報を、複写利用者の属性情報と絡めて取得して、これを複写管理データベース127に格納すると共に、前記複写利用者の属性情報と前記著作物管理データベース125とに基づいて前記利用区分を特定し、当該利用区分に対応する複写単価額を前記著作物管理データベース125において特定して、複写利用者毎の実績情報および利用区分に応じた複写利用料金を算定するものであると好適である。
また、前記課金管理部115は、前払課金額に応じた複写処理可能量の情報を入力インターフェイス105より取得し、これを電子透かし組込著作物毎に前払課金管理データベース128において格納すると共に、前記実績情報に含まれる著作物管理IDを前記前払課金管理データベース128に照合して、当該著作物管理IDに対応する複写処理可能量を前記実績情報に応じて減算処理するものであれば好適である。
なお、前記課金管理部115は、上記の通り複写利用者毎の複写利用料金を算定し、これに応じた複写利用料請求データを生成するとしてもよい。この場合、前記課金管理部115は前記複写利用料請求データをプリンタ等の出力インターフェイスに出力することで請求書の発行を実現する。また、前記複写利用料請求による回収金を著作者に還元するべく、回収金が得られた著作物50の著作者を著作者管理データベース125にて特定し、この著作者指定の金融機関への送金指示(金融機関サーバへ前記回収金の金額と入金先となる著作者口座の情報を含むもの)を行ったり、或いは、前記回収金を定型フォームに当てはめるなどして払い出し書を発行する。こうして複写利用料の配分を行える。
−−−サブフロー例2−−−
上記メインフロー(ステップs1003〜s1011)について詳述する。図13は、本実施形態におけるサブフロー例2を示す図である。ここで述べるフロー例では、複写装置200とシステム100とが一体となっている状況を想定する。もちろん、複写装置200とシステム100とが一体となっておらず、ネットワーク140等を介して別個独立の装置として存在していてもよい。その場合、複写装置200は、本実施形態における複写利用管理方法に沿った処理について、システム100からの指示に従って実行するものとする(そのため、システム100は複写装置200への指示情報を適宜生成し、ネットワーク140を通じて通知できる)。
上述したように、システム100は、複写利用者が複写装置200の入出力インターフェイス205にて入力した、複写利用者IDを複写装置200より取得する(S021)。また、システム100は、複写装置200の入出力インターフェイス205にて複写利用者が入力した複写枚数の情報を複写装置200より取得する(S022)。
またシステム100は、複写装置200より電子透かし組込著作物50のイメージデータを取得し(S023)、複写対象となるイメージデータを読み込む。ここで読み込んだイメージデータ(画像)については、電子透かし解析を実行し(S024)、これによりイメージデータに埋め込まれた電子透かし20を抽出すると共に、この電子透かし20に組み込まれた電子透かしIDを抽出する。次にシステム100は、抽出された電子透かしIDと、ステップS021で取得した複写利用者IDとを元に、利用区分の解析を実行する(S025)。ここでは、電子透かしID管理データベース126及び複写利用者ID管理データベース134から、利用区分に関する情報を取り出して複写の可否や課金条件を解析する。例えば、抽出した電子透かし20のIDが、“S01000001”だったとすれば、システム100は、この電子透かしIDに対応する利用区分を、電子透かしID管理データベース126にて“区分01:○〜区分NN:×”と認識できる。また一方で、複写利用者IDが“U00000001”だったとすれば、システム100は、この複写利用者の利用区分を前記複写利用者ID管理データベース134にて“区分01:○”と認識できる。そこでこれらの条件を照合すれば、前記複写利用者“U00000001”は、“区分01”であるから、該当ページについて“複写可能”であるとシステム100は判定する。
また、システム100は、複写可能と判断されたイメージデータ(画像データ)を、電子透かしの解析(S024)にて抽出された電子透かしID、利用区分の解析(S025)で確認された複写条件等、を付加して画像データベース132に登録する。読込終了判断(S027)により読込むイメージデータ(複写画像)が無くなるまで、イメージデータの読込み処理を繰り返す(s027:NO→s2023)。他方、イメージデータの読み込みが完了したら(s027:YES)、フロー中の「接続子A」に従い図14のサブフローへと処理を移す。
−−−サブフロー例3−−−
図14は本実施形態におけるサブフロー例4を示す図である。ここで述べるフロー例でも、複写装置200とシステム100とが一体となっている状況を想定する。もちろん、複写装置200とシステム100とが一体となっておらず、ネットワーク140等を介して別個独立の装置として存在していてもよい。その場合、複写装置200は、本実施形態における複写利用管理方法に沿った処理について、システム100からの指示に従って実行するものとする(そのため、システム100は複写装置200への指示情報を適宜生成し、ネットワーク140を通じて通知できる)。
電子透かし組込著作物50を「複写可能」と判断した前記システム100は、前記画像データベース132に登録しておいたイメージデータを抽出し(S028)、これを適宜なメモリ103等へ、複写すべき画像として読込む。そしてシステム100は、印刷処理・電子データ化処理(S029)により、複写装置200における前記イメージデータの複写処理ないし電子データ化を実行する。つまり、具体的な処理イメージとしては、例えば、コピー機から複写物が出力されるものである。
こうして行われた複写処理の実行情報(例:電子透かし組込著作物ID、複写枚数、複写利用者IDなど)は、複写の実績情報として、複写情報の登録処理に供される(S02A)。これにより前記実績情報は、複写管理データベース127へ登録される。またシステム100は、電子透かしの確認処理(S02B)にて、複写処理するイメージデータに電子透かし20が含まれなかった場合(S02B:NO)、そのまま次の複写処理を行う。
一方、イメージデータに電子透かし20が含まれていた場合(S02B:YES)、システム100は、電子透かしID登録処理(S02C)を実行する。この処理では、複写情報の登録(S02A)にて複写管理データベース127へ登録されたレコードに、電子透かしIDを登録する。
次にシステム100は、前記複写利用者が複写装置200におけるカードリーダ等にかざした前記前払カード70より、前払課金ID、利用期限、複写残枚数といった前払ID管理情報135を取得する(S02D)。ここで取得した前払課金IDは、複写利用者ID自体であったり或いは複写利用者IDとリンクしているIDである。そしてシステム100は、複写可能残枚数を確認し(S02E)、複写可能残枚数があった場合は(S02E:YES)、前払ID管理情報135における複写残枚数から、複写した枚数分を減じる前払カード複写残枚数消込(S02F)を実行する。勿論、複写可能残枚数が無ければ(S02E:NO)、複写不可として処理を終了する。
次にシステム100は、複写の実績情報の登録(S02A)にて複写管理データベース127へ登録されたレコードに、前払処理情報を登録する前払情報登録(S02G)を実行する。その後、複写終了(S02H:YES)により全てのイメージデータ(画像)が複写を終了するまで、ステップS028からの処理を繰り返す。
−−−サブフロー例4−−−
ここで前記前払カード70について説明する。この前払いカードは、前記課金管理部115が、前払課金額に応じた複写処理可能量を複写の実績に応じて減算する処理に関して、例えば、前払された複写利用料に応じて複写利用者に事前発行するカードである。この前払カード70の記憶領域(例:磁気テープ或いはバーコード、またはICチップ内のメモリ)には、前払いを行った複写利用者のIDを設定し、このIDは、前払課金管理データベース128において前記複写利用者と紐付いている複写処理可能量と当該前払課金管理データベース128にて対応付けされる。つまり、複写利用に際して前記IDがシステム100で認識された場合、課金管理部115は、前払課金管理データベース128において該当する複写処理可能量の情報を照合し、残数があれば複写処理を実行し、その実行実績に応じて前記複写処理可能量を減算する。或いは、前記前払いカードの記憶領域に複写利用者のIDのみならず、複写処理可能量の情報を含めるとしても良い。この場合、課金管理部115は前払課金管理データベース128にアクセスすることなく、前払いカードの記憶領域にアクセスすることで複写処理可能量を認識できる。
図15は本実施形態におけるサブフロー例4を示す図である。システム100は、複写利用者との前払カード利用ルールにより前払カード発行処理を行うものとできる。ここでシステム100は、発行する前払カード70の発行枚数入力を入出力インターフェイス105にて受付ける(S031)。またシステム100は、使用条件情報を入出力インターフェイス105にて受付ける(S032)。システム100は、前記発行枚数の情報に基づき、前払課金管理データベース128から利用可能な前払IDの引当を行う(S033)。またシステム100は、前払カード使用条件の受付処理(S032)にて取得した使用条件の情報を、前払課金管理データベース128に登録する前払ID使用条件登録(S034)の処理を実行する。またシステム100は、前記発行枚数、使用条件の各情報を元に前払カード70の発行を実行する(S035)。この発行処理は、システム100が備える適宜な機能(例:プラスティック加工、磁気記録、メモリ書込などの機能)により、所定のカード材への複写利用者IDの打刻や印字などの処理やエンボス加工等を施したり、前記カード材に備わる磁気テープやICチップメモリに複写利用者IDや利用条件等の情報を記録したりすることとなる。
−−−サブフロー例5−−−
他にも、前記システム100は、電子透かし組込著作物50の複写利用に伴って回収した複写利用料を適宜に集計し、著作者等に配分する処理を実行できる。図16は本実施形態におけるサブフロー例5を示す図である。まずシステム100は、集計処理を行う期間情報を入出力インターフェイス105から受け付けて取得する、集計期間入力処理(S041)を実行する。システム100は、ここで取得された期間情報に基づき、複写利用枚数集計処理(S042)を実行する。この処理は、複写管理データベース127の格納情報(例:複写利用者ID、電子透かしIDなど)を元に、複写利用者ID管理データベース134および電子透かしID管理データベース126におけるレコード検索を行い、複写利用者ID別、電子透かしID別の複写利用枚数集計を行う処理を想定できる。
次にシステム100は、複写利用者ID別の複写利用費計算(S043)を実行する。ここでの処理は、ステップS042にて集計された複写利用者ID別の複写利用枚数を入力とし、複写利用者ID別の複写利用料計算を行い、当該複写利用料の計算結果を反映した複写利用料請求書311の生成と請求の処理が想定できる。複写利用料請求書311については、予め定型フォーマットの書式データがシステム100の適宜な記憶装置内に格納されていて、これに前記計算結果をはめこむことで生成できるとする。
次にシステム100は、著作者別の複写利用料配分計算(S044)を実行する。この処理では、前記ステップS042にて集計された、電子透かしID別の複写利用枚数に基づき、各著作者への複写利用料の配分処理を行う。例えば、処理対象の電子透かし組込著作物50の複写利用枚数が1万枚で、この電子透かし組込著作物50の複写処理単価が15円/枚だったとすると、この電子透かし組込著作物50の複写処理により回収される金額は15万円となる。システム100は著作者管理データベース130を参照して、前記電子透かし組込著作物50の著作者とその入金先口座情報を認識し、該当口座への前記15万円の入金処理(例:金融機関サーバ等への入金処理依頼実行)を実行することとなる。またシステム100は、上述の著作者への複写利用料の配分計算の結果に基づき、著作権費用払出書312を作成し、これを著作者に通知する。この通知は、著作費用払出書312の電子データを著作者宛の電子メールに添付して送信するなどして実行する。
−−−その他−−−
なお、前記システム100の著作権情報出力部116は、前記複写装置200における電子透かし組込著作物50の読取り時に得た、電子透かし20の情報に基づいて、当該電子透かし20に少なくとも含まれる著作物管理IDの情報を抽出し、これを例えばディスプレイなどの出力インターフェイス105に表示するとしてもよい。これにより、複写利用者に、電子透かし組込著作物50の著作権について明確に意識させると同時に、偽造物等でない正当な著作物である旨を理解させることができる。
また、前記システム100の前記実行指示部114は、前記透かし生成部111が生成する、複写利用管理システムの属性情報ないし複写装置200の属性情報を含む電子透かし20の、複写物60への埋込指示を、前記処理実行指示を含め、これを複写装置200に通知するとしてもよい。これにより、電子透かし組込著作物50の複写を実行する毎に、それを実行した例えば複写装置200の情報が電子透かし20に追記されていくこととなり、このような電子透かし20を検証すれば、複写の履歴を時系列的に確かめることも可能である。
本発明によれば、印刷物に個々の著作物を識別するこのできる識別情報を電子透かしとして組み込むことで著作物の品質を損なうことなく、複写処理時に著作物の複写利用実態を把握することが可能となる。これにより著作者は利用者から複写利用の正当な課金を徴収することができる。また利用者も複写利用を行った実態値を元に利用費を請求されるため著作物を正規に利用することができる。
また、著作者は流通している類似製品または 著作物の一部を利用したと思われる2次利用製品を発見した際、複写利用か別の著作物かを容易に判定することができる。
したがって、複写とそれに伴う課金の管理の確実で効率的な実施が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態の複写利用管理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態におけるデータベースの著作物管理データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態における(a)著作者管理データベース、(b)著作物管理データベースの各データ構造を示す図である。 本実施形態における、電子透かしID管理データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態における画像データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態における電子透かし組込著作物データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態における複写利用者ID管理データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態における、複写管理データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態における前払課金管理データベースのデータ構造例である。 本実施形態における前払カードに登録されている前払ID管理情報の構成例である。 本実施形態における複写利用管理方法のメインフロー例を示す図である。 本実施形態におけるサブフロー例1を示す図である。 本実施形態におけるサブフロー例2を示す図である。 本実施形態におけるサブフロー例3を示す図である。 本実施形態におけるサブフロー例4を示す図である。 本実施形態におけるサブフロー例5を示す図である。
符号の説明
10 著作物
20 電子透かし
30 媒体
50 電子透かし組込著作物
60 複写物
70 前払カード
100 複写利用管理システム、システム
101 プログラムデータベース
102 プログラム
103 メモリ
104 CPU
105 入出力インターフェイス
106 通信装置
107 I/O部
110 管理ID設定部
111 透かし生成部
112 透かし埋込処理部
113 利用条件特定部
114 実行指示部
115 課金管理部
116 著作権情報出力部
125 著作物管理データベース
126 電子透かしID管理データベース
127 複写管理データベース
128 前払課金管理データベース
140 ネットワーク
200 複写装置

Claims (8)

  1. 複写装置による複写処理が可能な媒体に出力された著作物の複写利用管理を行うシステムであって、
    各著作物毎に著作物管理IDを設定し、これを著作物の属性情報と、複写に関する利用条件情報とに紐付けて著作物管理データベースに格納する、管理ID設定部と、
    各著作物毎に前記著作物管理IDの情報を含んだ電子透かしを生成し、これを前記著作物管理IDに紐付けて電子透かしID管理データベースに格納する、透かし生成部と、
    前記電子透かしを対応する著作物に埋め込んで、この著作物と共に媒体に出力することで、電子透かし組込著作物を生成する、透かし埋込処理部と、
    前記電子透かし組込著作物の複写利用を受付ける複写装置より、電子透かし組込著作物のイメージデータを取得し、当該イメージデータより電子透かしを読取り、この電子透かしが含む著作物管理IDに対応する著作物と、当該著作物における前記利用条件情報とを前記著作物管理データベースにて特定する、利用条件特定部と、
    前記利用条件情報と、前記複写装置より取得した前記電子透かし組込著作物の複写利用リクエストの情報とを照合し、前記利用条件情報が示す利用条件内で前記複写利用リクエストに応じた複写処理を実行する処理実行指示を生成し、これを複写装置に通知する、実行指示部と、
    前記処理実行指示に応じて複写装置にて実行された、電子透かし組込著作物の複写処理の実績情報を取得して、これを複写管理データベースに格納し、当該実績情報に応じた複写利用料金を算定して、これを出力インターフェイスに出力する、課金管理部と、
    を備える複写利用管理システム。
  2. 請求項1において、
    前記著作物管理データベースにおいて、各著作物毎の複写に関する利用条件情報は、複写処理利用料金の算定基準となる複写単価額の情報を含むものであり、
    前記課金管理部は、前記処理実行指示に応じて複写装置にて実行された、電子透かし組込著作物の複写処理の実績情報を、複写利用者の属性情報と絡めて取得し、複写利用者毎に前記実績情報を複写管理データベースに格納し管理すると共に、前記電子透かし組込著作物の複写単価額を前記著作物管理データベースにおいて特定して、この複写単価額と、前記複写管理データベースにおける複写利用者毎の実績情報とに応じて複写利用料金を算定するものであることを特徴とする、複写利用管理システム。
  3. 請求項1において、
    前記著作物管理データベースにおいて、各著作物毎の複写に関する利用条件情報は、複写利用者の属性に応じて設定された利用区分と、複写処理利用料金の算定基準となる複写単価額の情報とを含むものであり、
    前記課金管理部は、前記処理実行指示に応じて複写装置にて実行された、電子透かし組込著作物の複写処理の実績情報を、複写利用者の属性情報と絡めて取得して、これを複写管理データベースに格納すると共に、前記複写利用者の属性情報と前記著作物管理データベースとに基づいて前記利用区分を特定し、当該利用区分に対応する複写単価額を前記著作物管理データベースにおいて特定して、複写利用者毎の実績情報および利用区分に応じた複写利用料金を算定するものであることを特徴とする、複写利用管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記課金管理部は、前払課金額に応じた複写処理可能量の情報を入力インターフェイスより取得し、これを電子透かし組込著作物毎に前払課金管理データベースにおいて格納すると共に、前記実績情報に含まれる著作物管理IDを前記前払課金管理データベースに照合して、当該著作物管理IDに対応する複写処理可能量を前記実績情報に応じて減算処理するものであることを特徴とする、複写利用管理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記複写装置における電子透かし組込著作物の読取り時に得た、電子透かしの情報に基づいて、当該電子透かしに少なくとも含まれる著作物管理IDの情報を抽出し、これを出力インターフェイスに表示する、著作権情報出力部を備える、複写利用管理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記実行指示部は、前記透かし生成部が生成する、複写利用管理システムの属性情報ないし複写装置の属性情報を含む電子透かしの、複写物への埋込指示を、前記処理実行指示を含め、これを複写装置に通知する、ものであることを特徴とする、複写利用管理システム。
  7. 複写装置による複写処理が可能な媒体に出力された著作物の複写利用管理をコンピュータにより行う方法であって、前記コンピュータが、
    各著作物毎に著作物管理IDを設定し、これを著作物の属性情報と、複写に関する利用条件情報とに紐付けて著作物管理データベースに格納し、
    各著作物毎に前記著作物管理IDの情報を含んだ電子透かしを生成し、これを前記著作物管理IDに紐付けて電子透かしID管理データベースに格納し、
    前記電子透かしを対応する著作物に埋め込んで、この著作物と共に媒体に出力することで、電子透かし組込著作物を生成し、
    前記電子透かし組込著作物の複写利用を受付ける複写装置より、電子透かし組込著作物のイメージデータを取得し、当該イメージデータより電子透かしを読取り、この電子透かしが含む著作物管理IDに対応する著作物と、当該著作物における前記利用条件情報とを前記著作物管理データベースにて特定し、
    前記利用条件情報と、前記複写装置より取得した前記電子透かし組込著作物の複写利用リクエストの情報とを照合し、前記利用条件情報が示す利用条件内で前記複写利用リクエストに応じた複写処理を実行する処理実行指示を生成し、これを複写装置に通知し、
    前記処理実行指示に応じて複写装置にて実行された、電子透かし組込著作物の複写処理の実績情報を取得して、これを複写管理データベースに格納し、当該実績情報に応じた複写利用料金を算定して、これを出力インターフェイスに出力する、ことを特徴とする複写利用管理方法。
  8. 複写装置による複写処理が可能な媒体に出力された著作物の複写利用管理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    各著作物毎に著作物管理IDを設定し、これを著作物の属性情報と、複写に関する利用条件情報とに紐付けて著作物管理データベースに格納するステップと、
    各著作物毎に前記著作物管理IDの情報を含んだ電子透かしを生成し、これを前記著作物管理IDに紐付けて電子透かしID管理データベースに格納するステップと、
    前記電子透かしを対応する著作物に埋め込んで、この著作物と共に媒体に出力することで、電子透かし組込著作物を生成するステップと、
    前記電子透かし組込著作物の複写利用を受付ける複写装置より、電子透かし組込著作物のイメージデータを取得し、当該イメージデータより電子透かしを読取り、この電子透かしが含む著作物管理IDに対応する著作物と、当該著作物における前記利用条件情報とを前記著作物管理データベースにて特定するステップと、
    前記利用条件情報と、前記複写装置より取得した前記電子透かし組込著作物の複写利用リクエストの情報とを照合し、前記利用条件情報が示す利用条件内で前記複写利用リクエストに応じた複写処理を実行する処理実行指示を生成し、これを複写装置に通知するステップと、
    前記処理実行指示に応じて複写装置にて実行された、電子透かし組込著作物の複写処理の実績情報を取得して、これを複写管理データベースに格納し、当該実績情報に応じた複写利用料金を算定して、これを出力インターフェイスに出力するステップと、
    を含む複写利用管理プログラム。
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