JP2007286649A - 電気光学装置用基板及びその製造方法、電気光学装置並びに電子機器 - Google Patents
電気光学装置用基板及びその製造方法、電気光学装置並びに電子機器 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】一方の基板411には、実質的に光が透過可能な透過部412a及び光を反射する反射部412rを有する反射層412が設けられ、他方の基板421には、反射層412に平面的に重なるように着色層424、425が設けられ、着色層424、425は、反射部412rに対応する領域にはドット形状に配置されるとともに、透過部412aに対応する領域には少なくともその一部を覆うように配置されることを特徴とする電気光学装置。
【選択図】図4
Description
なお、本実施の形態の説明に用いた各図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。
図1は、本発明の電気光学装置の第1の実施の形態である液晶装置200の外観構造を示す概略斜視図である。この液晶装置200は、いわゆる半透過反射型のパッシブマトリクス方式の電気光学装置であり、必要に応じて図示しないバックライトやフロントライト等の照明装置やケース体等を適宜に取付けてなる。
この無色反射光と着色反射光とが合わさり反射型表示をすることによって、従来の着色反射光のみの画像表示に比べて、色調(色の濃さ)を適度に低下させ画像表示の明るさを向上させることができる。
このように、透過光は着色層224を一回だけ通過するため、着色層224の色濃度(光を透過させた場合に可視光領域のスペクトル分布に偏りを与える度合)に応じた透過型表示の色彩が得られる。このとき、反射光の色調(色の濃さ)は上記のようにドット形状の着色層225を通過しない反射光成分が含まれているために低下するので、透過型表示の色調(色の濃さ)は相対的に高まることになる。
次に、図3(a)及び(b)を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。(a)は、第2の実施の形態である液晶装置300の拡大部分平面図、(b)は、(a)のY−Y’線における概略断面図である。本実施の形態の液晶装置300においては、上述の第1の実施の形態と同様の第1基板311、第2基板321、着色層324、ドット形状の着色層325、表面保護層315、透明電極316、配向膜317、透明電極322、硬質保護膜333、配向膜334、シール材330、液晶323、位相差板340,350、偏光板341,351を有しているので、これらについては説明を省略する。
次に、図4(a)及び(b)を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。(a)は、第3の実施の形態である液晶装置400の拡大部分平面図、(b)は、(a)のZ−Z’線における概略断面図である。本実施の形態の液晶装置400においては、上述の第2の実施の形態と同様の第1基板411、第2基板421、透光部(開口部)412aと反射部412rとを有する反射層412、表面保護層415、透明電極416、配向膜417、透明電極422、シール材430、液晶423、位相差板440,450、偏光板441,451を有しているので、これらについては説明を省略する。
次に、図5(a)〜(d)を参照して、上記各実施の形態に適用可能なその他の構成例について説明する。以下に説明する各構成例では、反射層と着色層との平面的な位置関係についてのみ図示し、説明する。
次に、図6(a)〜(f)を参照して、本発明の電気光学装置用基板の製造方法を液晶装置用基板の製造方法を例にとって説明する。
次に、図7(a)〜(c)及び図8(a)〜(c)を参照して、上記各実施の形態に適用可能な変形例について説明する。以下に説明する各変形例では、反射層と着色層との平面的な位置関係についてのみ図示し、説明する。
次に、これまでに説明した液晶装置を表示部に用いた電子機器の実施の形態について説明する。図9は、本実施の形態の全体構成を示す概略構成図である。ここに示す電子機器は、上記と同様の液晶装置200と、これを制御する制御手段1600とを有する。ここでは、液晶装置200を、パネル構造体200Aと、半導体IC等で構成される駆動回路200Bとに概念的に分けて描いてある。また、制御手段1600は、表示情報出力源1610と、表示処理回路1620と、電源回路1630と、タイミングジェネレータ1640とを有する。
この携帯電話機2000は、ケース体2010の内部に回路基板2001が配置され、この回路基板2001に対して上述の液晶装置200が実装されている。
ケース体2010の前面には操作ボタン2020が配列され、また、一端部からアンテナ2030が出没自在に取付けられている。受話部2040の内部にはスピーカが配置され、送話部2050の内部にはマイクが内蔵されている。
Claims (18)
- 電気光学装置用基板において、
実質的に光が透過可能な透過部、及び光を反射する反射部を有する反射層と、
前記反射層に設けられる着色層と、
を備え、
前記透過部には、前記透過部を覆うように前記着色層が配置され、
前記反射部には、前記着色層がドット形状に複数配置されることを特徴とする電気光学装置用基板。 - 電気光学装置用基板において、
光を反射する反射部を有する反射層と、
前記反射層に設けられる着色層と、
を備え、
前記反射部には、前記着色層がドット形状に複数配置されることを特徴とする電気光学装置用基板。 - 請求項1に記載の電気光学装置用基板において、前記反射部に配置される前記着色層の面積は、前記反射部の面積の10%〜90%であることを特徴とする電気光学装置用基板。
- 請求項1に記載の電気光学装置用基板において、前記着色層の前記透過部に配置される部分及び前記着色層の前記反射部に配置される部分は、同じ光濃度の材料を含むことを特徴とする電気光学装置用基板。
- 請求項1に記載の電気光学装置用基板において、
前記着色層の前記透過部に配置される部分は第1の材料を含み、
前記着色層の前記反射部に配置される部分は第2の材料を含み、
前記第1の材料及び前記第2の材料は、互いに光濃度が異なることを特徴とする電気光学装置用基板。 - 請求項1に記載の電気光学装置用基板において、前記複数のドット形状は、各々が離間するように配置されることを特徴とする電気光学装置用基板。
- 請求項1に記載の電気光学装置用基板において、前記複数のドット形状の少なくとも二つは接していることを特徴とする電気光学装置用基板。
- 請求項1に記載の電気光学装置用基板において、各前記ドット形状は、所定の方向に沿って配列するように配置されることを特徴とする電気光学装置用基板。
- 請求項1に記載の電気光学装置用基板において、各前記ドット形状は、ランダムに配置されることを特徴とする電気光学装置用基板。
- 請求項1に記載の電気光学装置用基板において、各前記ドット形状は、多角形又は楕円形を含むことを特徴とする電気光学装置用基板。
- 実質的に光が透過可能な透過部、及び光を反射する反射部を有する反射層を備える電気光学装置用基板の製造方法において、
所定の方向に走査可能なノズルから着色層材料を前記反射部に塗布し、前記反射部に着色層をドット形状に複数形成することを特徴とする電気光学装置用基板の製造方法。 - 一対の基板を有する電気光学装置において、
一方の前記基板には、実質的に光が透過可能な透過部及び光を反射する反射部を有する反射層が設けられ、
他方の前記基板には、前記反射層に平面的に重なるように着色層が設けられ、
前記着色層は、前記反射部に対応する領域にはドット形状に配置されるとともに、前記透過部に対応する領域には少なくともその一部を覆うように配置されることを特徴とする電気光学装置。 - 一対の基板を有する電気光学装置において、
前記基板間には、表示用の第1電極、着色層、表示用の第2電極及び反射層が平面的に重なるように配置され、
前記第1電極及び前記第2電極が重なる領域に画素領域が定義され、
前記反射層は、前記画素領域内に、実質的に光が透過可能な透過部及び光を反射する反射部を有しており、
前記着色層は、前記反射部に対応する領域にはドット形状に複数配置されるとともに、前記透過部に対応する領域には少なくともその一部を覆うように配置されることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項12又は13に記載の電気光学装置において、前記反射部に対応する領域に配置される前記着色層の面積は、前記反射部の面積の10%〜90%であることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項12又は13に記載の電気光学装置において、前記着色層の前記透過部に対応する領域に配置される部分及び前記着色層の前記反射部に対応する領域に配置される部分は、同じ光濃度の材料を含むことを特徴とする電気光学装置。
- 請求項12又は13に記載の電気光学装置において、
前記着色層の前記透過部に対応する領域に配置される部分は第1の材料を含み、
前記着色層の前記反射部に対応する領域に配置される部分は第2の材料を含み、
前記第1の材料及び前記第2の材料は、互いに光濃度が異なることを特徴とする電気光学装置。 - 電気光学装置用基板において、
複数の透過部及び複数の反射部を有する反射層と、
前記反射層に設けられる各々色が異なる複数の着色層と、
を備え、
各前記透過部には、各前記透過部を覆うように、対応する前記着色層が配置され、
各前記反射部には、対応する前記着色層がドット形状に複数配置され、
前記複数の着色層の少なくとも一つは、その他と前記反射部に配置される面積が異なることを特徴とする電気光学装置用基板。 - 請求項12〜16のいずれか1項に記載された電気光学装置と、前記電気光学装置を制御する制御手段とを備えてなることを特徴とする電子機器。
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JP2007205067A JP2007286649A (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 電気光学装置用基板及びその製造方法、電気光学装置並びに電子機器 |
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- 2007-08-07 JP JP2007205067A patent/JP2007286649A/ja not_active Withdrawn
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