JP2007285278A - ダクト接続構造 - Google Patents

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Hironobu Hashimoto
裕信 橋本
Kenji Sugazaki
健二 菅崎
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Abstract

【課題】ダスト部材と被接続部材との接続時には突出係合部と係合孔との係合により抜けを確実に防止する一方、接続を解除するときには突出係合部と係合孔との係合を容易に解除できるダクト接続構造を提供する。
【解決手段】接続管部61の開口端部には突出係合部62が設けられ、フレッシュエアダクト5のソケット部51には突出係合部62と係合する係合孔52が設けられている。突出係合部62は、差込接続時に係合孔52と係止してソケット部51の抜けを防止する係止爪部63と、係止爪部63に対して周方向一側に並設され、係止爪部63と係合孔52との係止を解除させるための解除用スロープ部64とを有する。解除用スロープ部64は、周方向に沿って係止爪部63に近付くにつれて漸次突出するように傾斜する解除用傾斜面64dを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンへ空気を導入するためのダクト部材を被接続部材に差込接続するためのダクト接続構造に関するものである。
車両に搭載するエンジンにおいては、大気中から取り込まれた空気が空気ダクトを介してエアクリーナへ送り込まれ、エアクリーナで浄化された後、吸気マニホールドを介してエンジンの各吸気ポートへ導入される。
前記空気ダクトは、例えば、上流端部がシュラウドに設けられた吸気取込部に、下流端部がエアクリーナに接続されている。このときの空気ダクトと吸気取込部やエアクリーナ等の被接続部材との接続構造は、特許文献1に開示されるように、一方が雌部材、他方が雄部材となって差込接続されることが一般的である。
特許文献1に係る接続構造においては、空気ダクトが雌部材となり、被接続部材としてのエアクリーナの空気導入管が雄部材となって差込接続されている。このような差込接続においては、空気ダクトと被接続部材との抜けを防止するための構造が必要であり、特許文献1に係る接続構造では、被接続部材には突出係合部が、空気ダクトには係合孔が形成され、空気ダクトと被接続部材とを差込接続したときに、該突出係合部が該係合孔に係合して空気ダクトと被接続部材との抜けを防止するように構成されている。
特開平10−47177号公報
ところで、エンジンを点検又は修理等する際に、エンジンを車両から取り出す必要がある場合がある。空気ダストは上流端部が車体側の吸気取込部に、下流端部がエンジン側のエアクリーナに接続されているため、エンジンを車両から取り出すときには、空気ダストも取り外す必要がある。
空気ダストを被接続部材から取り外す際には、係合状態にある前記突出係合部と係合孔との係合を解除する必要がある。この係合の解除は、例えば、突出係合部を被接続部材の径方向内方へ工具を使って押し込むことによって行われる。
ところが、空気ダストは、軽量化及び低コスト化等の観点から樹脂で作られており、係合を解除する際の力加減によっては突出係合部が破損する可能性があり、再使用できない場合もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ダスト部材と被接続部材との接続時には突出係合部と係合孔との係合により抜けを確実に防止する一方、接続を解除するときには突出係合部と係合孔との係合を容易に解除できるダクト接続構造を提供することにある。
本発明は、ダクト部材及び被接続部材のうち一方の部材には突出係合部を、他方の部材にはダクト部材と被接続部材との差込接続時に該突出係合部と係合する係合孔を設け、突出係合部を、ダクト部材又は被接続部材の軸方向へ抜く力に対しては係合孔との係合状態が維持される一方、ダクト部材と被接続部材とを相対的に周方向へ回動させることによって係合状態が解除されるように構成したものである。
具体的には、第1の発明は、エンジンへ空気を導入するための樹脂製のダクト部材の開口端部と該ダクトが接続される樹脂製の被接続部材の開口端部とが一方を雄側、他方を雌側として、各開口端部の軸方向に沿った方向に差込接続されるダクト接続構造が対象である。そして、前記ダクト部材及び前記被接続部材のうちの一方の部材の開口端部には、該開口端部の軸方向に直交する、開口端部同士が重なる方向において他方の部材側に突出する突出係合部が設けられ、前記ダクト部材及び前記被接続部材のうちの他方の部材の開口端部には、差込接続時に前記突出係合部に嵌って係合する係合孔が設けられており、前記突出係合部は、差込接続時に前記係合孔と係止して前記ダクト部材と前記被接続部材との抜けを防止する係止爪部と、該係止爪部に対して開口端部の周方向一側に並設され、該係止爪部と該係合孔との係止を解除させるための解除用スロープ部とを有しており、前記係止爪部は、開口端部の端縁側から軸方向内方に向かって前記開口端部同士が重なる方向における他方の部材側に漸次突出するように傾斜して、差込接続するときに前記他方の部材を該突出係合部上に乗り上げさせるように案内して該突出係合部と前記係合孔とを係合させるための第1係合用傾斜面を有し、前記解除用スロープ部は、前記周方向に沿って前記係止爪部に近付くにつれて前記開口端部同士が重なる方向における他方の部材側に漸次突出するように傾斜して、前記ダクト部材と前記被接続部材とを相対的に前記周方向へ回動させることで、前記他方の部材を前記突出係合部上に乗り上げさせるように案内して該突出係合部と前記係合孔との係合を解除させるための解除用傾斜面を有するものとする。
前記の構成の場合、前記ダクト部材と前記被接続部材とを差込接続するときには、前記係合孔が形成された他方の部材の開口端部を前記係止爪部の第1係合用傾斜面に沿って該突出係合部上に乗り上げるように案内することによって、他方の部材の開口端部が突出係合部に引っ掛かることなく、一方の部材に差し込むことができ、最終的には係合孔が突出係合部に嵌り込み、該係合孔と突出係合部を容易に係合させることができる。
そして、ダクト部材と被接続部材とが差込接続されて、前記突出係合部と係合孔が係合しているときには、この突出係合部のうちの前記係止爪部が前記係合孔と係止することによって、該ダクト部材と該被接続部材との抜けを防止している。
一方、差込接続状態にあるダクト部材と被接続部材との接続を解除するときには、該ダクト部材と被接続部材とを相対的に周方向に回動させることによって、該係合孔が設けられた他方の部材が前記解除用スロープ部の解除用傾斜面に沿って案内されて突出係合部上に乗り上げ、前記突出係合部と係合孔との係合が解除される。こうして、突出係合部と係合孔との係合が解除される、即ち、係止爪部と係合孔との係止が解除されると、ダクト部材を被接続部材から抜くことができる。
このように、前記突出係合部の係止爪部と係合孔との係止によって、ダクト部材が軸方向に抜けることを防止することができる一方、前記解除用スロープ部を係止爪部に対して開口端部の周方向一側に並設することによって、ダクト部材と被接続部材とを相対的に周方向に回動させることによって、前記突出係合部と係合孔との係合を容易に解除することができ、ダクト部材を被接続部材から容易に抜くことができる。
したがって、ダクト部材を被接続部材から抜く際に、係止爪部と係合孔との係止を解除するために該係止爪部を工具等を使って押し込む必要がないので、係止爪部を破損することを防止することができる。
尚、前記突出係合部を構成する前記係止爪部と解除用スロープ部とは、一体に形成されていてもよく、また分離して形成されていてもよい。
第2の発明は、第1の発明において、前記解除用スロープ部は、開口端部の端縁側から軸方向内方に向かって前記開口端部同士が重なる方向における他方の部材側に漸次突出するように傾斜して、差込接続するときに前記他方の部材を該突出係合部上に乗り上げさせるように案内して該突出係合部と前記係合孔とを係合させるための第2係合用傾斜面を有するものとする。
前記の構成の場合、前記解除用スロープが前記係止爪部に対して開口端部の周方向に並設して設けられているため、前記他方の部材の開口端部を係止爪部の第1係合用傾斜面に沿って案内しながらダクト部材を差込接続しているときに、該開口端部が解除用スロープ部に引っ掛かる虞がある。そこで、解除用スロープ部にも該係止爪部の第1係合用傾斜面と同様の第2係合用傾斜面を形成することによって、開口端部が解除用スロープ部に引っ掛かることを防止して、該開口端部を突出係合部上にスムーズに乗り上げさせることができる。
尚、前記係止爪部と解除用スロープ部とが一体に形成されているときには、第1係合用傾斜面と第2係合用傾斜面とは1つの面を構成するように形成されていてもよい。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記ダクト部材及び前記被接続部材はそれぞれ、開口端部の断面形状が軸方向と直交する一方向に開口幅が広く、該軸方向と直交し且つ該一方向とも直交する他方向に開口幅が狭い扁平形状をしており、前記ダクト部材及び前記被接続部材のうち雌側の部材の開口端部には、開口幅が広い部分に開口端縁から軸方向に延びるスリットが対向して形成されていると共に、開口幅が狭い部分に前記係合孔が設けられており、前記ダクト部材及び前記被接続部材のうち雄側の部材の開口端部は、開口幅が狭い部分に前記突出係合部が設けられているものとする。
前記の構成の場合、前記雌側の部材の開口端部は対向する前記スリットが形成された部分の開口幅が広がった扁平形状に形成されている。ここで、扁平形状とは、楕円、俵形状、繭形状、長方形、菱形、平行四辺形等、平たい形状を意味する。つまり、開口端部が楕円形であれば円周と長軸とが交わる部分あたりにスリットが形成され、開口端部が長方形であれば短辺にスリットが形成される。
そして、前記係合孔が、開口端部における2つのスリットの間の周方向中間位置に形成されている。つまり、扁平形状をした開口端部において、開口幅が広い部分にスリットが形成され、開口幅が狭い部分に係合孔が形成される。尚、係合孔は、開口幅が狭い部分に対向して2つ設けられる必要はなく、雄側の部材に設けられる突出係合部が1つであれば開口幅が狭い部分の片側に1つだけ形成されていればよい。
開口端部における係合孔の周辺部分は、ダクト部材を被接続部材に差込接続するときに、雄側の部材に形成された突出係合部上に乗り上げる必要があり、即ち、外方に拡がるように変形する必要がある。前記の如く、開口端部が扁平形状の場合、開口幅が広い部分よりも開口幅が狭い部分の方が外方に拡がるように変形しやすい。つまり、前記の構成の場合、扁平形状をした開口端部において開口幅が狭い部分に係合孔を形成することによって、ダクト部材を被接続部材に差込接続するときに、開口端部の係合孔の周辺部分を容易に変形させることができる。
さらに、開口端部において開口幅が広い部分にはスリットが形成されているため、係合孔が形成された開口端部の開口幅が狭い部分が外方に拡がるようにさらに容易に変形させることができる。
また、前記雄側の部材の開口端部も雌側の部材の開口端部に対応して扁平形状をしている。そのため、ダクト部材と被接続部材との接続状態においては両部材の開口端部は扁平形状が合致した状態で嵌り合っているが、ダクト部材と被接続部材との接続を解除するべくダクト部材と被接続部材とを相対的に周方向に回動させときには、合致していた両部材の扁平形状が互いにずれるため、雌側の部材の開口端部は外方に拡がるように変形する必要がある。前記の構成の場合、雌側の部材の開口端部に前記スリットを形成することによって、該開口端部を変形しやすくして、ダクト部材と被接続部材とを相対的に周方向へ容易に回動させることができる。
第4の発明は、第1〜第3の何れか1つの発明において、前記ダクト部材には、上流側の開口端部と下流側の開口端部との間の部分に蛇腹部が形成されているものとする。
前記の構成の場合、前記蛇腹部を形成することによって、前記ダクト部材は湾曲させたり、捻ったりして変形が容易になる。その結果、前記ダクト部材と被接続部材との接続を解除すべく、該ダクト部材と被接続部材とを相対的に回動させるときに、該ダクト部材を容易に回動させることができる。
本発明によれば、前記ダクト部材及び前記被接続部材のうち一方に突出係合部を、他方に係合孔を設け、該突出係合部を第1係合傾斜面を有する係止爪部と該係止爪部に対して周方向一側に並設されて解除用傾斜面を有する解除用スロープ部とで構成することによって、差込接続状態においては係止爪部と係合孔との係止によりダクト部材と被接続部材との抜けを防止することができる一方、差込接続を解除するときには、ダクト部材と被接続部材とを相対的に周方向へ回動させることで係合孔が設けられた方の部材を解除用傾斜面に沿って突出係合部上に乗り上げさせて突出係合部と係合孔との係合を容易に解除することができる。その結果、突出係合部と係合孔との係合を解除するときに、該突出係合部が破損してしまうことを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
図1には、本発明に実施形態1に係るダクト接続構造を示す。尚、本明細書中では、車両前側を単に前側、車両後側を単に後側、車両左側を単に左側、車両右側を単に右側ともいう。図1は、エンジンルーム内を示す平面図であって、エンジンルーム10内には、左右両側位置において前後方向に延びる2本のサイドフレーム11、11が配設されている。この各サイドフレーム11の前端部は車両前端に設けられ車幅方向に延びる連結ビーム12に連結され、後端部は図示は省略するがダッシュパネル又はフロアパネルに接続されている。また、エンジンルーム10の前部にはシュラウドパネル2が設けられており、このシュラウドパネル2は、サイドフレーム11、11の前端部に取り付けられている。このように形成されたエンジンルーム10内にエンジン3が配設されている。
前記エンジン3は、直列4気筒エンジンであって、エンジンルーム10内には吸気ポート(図示省略)を前側に、排気ポート(図示省略)を後側向けて横置きに搭載される。
前記エンジン3の吸気ポートが形成された側面には吸気マニホールド31が取り付けられている。この吸気マニホールド31は、吸気が導入されるサージタンクと、サージタンクから分岐する4つの分岐管部とを有し、サージタンクに導入された吸気を4つの分岐管部を介してエンジンの各吸気ポートへ送り込む。
このエンジン3の吸気系は、上流側から順に、大気中から空気(吸気)を取り込むためのフレッシュエアダクト5、フレッシュエアダクト5から送り込まれる吸気を後述のエアクリーナ42に導入するための第1箱型ダクト41、吸気を浄化するためのエアクリーナ42、エアクリーナ42によって浄化された吸気を送り出す第2箱型ダクト43、第2箱型ダクト43から送り出される吸気を吸気マニホールド31まで送るエアダクト44及びエアダクト44と吸気マニホールド31との間に介設されたスロットルボディ45で構成されている。
前記フレッシュエアダクト5は、両端部にソケット部51が形成され、上流側のソケット部51がシュラウドパネル2に形成された吸気取込部6に、下流側のソケット部51が前記第1箱型ダクト41に接続されている。また、フレッシュエアダクト5の両ソケット部51の間の中間部には蛇腹部54が形成されており、この蛇腹部54によりフレッシュエアダクト5は、湾曲させたり、捻ったりすることが可能となっている。このフレッシュエアダクト5がダクト部材を構成する。
前記第1箱型ダクト41、エアクリーナ42及び第2箱型ダクト43は、エンジン3のヘッドカバー32の上部に配設されており、第1箱型ダクト41はエアクリーナ42の前方に、第2箱型ダクト43はエアクリーナ42の左側方に位置している。
前記第1箱型ダクト41は、上流側部分にフレッシュエアダクト5の下流端部が接続される接続管部41aが設けられている一方、下流側部分は、エアクリーナ42に連通している。
前記エアクリーナ42は、内部にエアクリーナエレメント(図示省略)を有し、第1箱型ダクト41から導入された吸気を、エアクリーナエレメントを通過させることで浄化する。
前記第2箱型ダクト43の上流側部分はエアクリーナ43と連通している一方、下流側部分には前記エアダクト44が接続されている。この第2箱型ダクト43内には、ECUが内蔵されたECUケース(図示省略)が配設されており、この第2箱型ダクト43内を流通する吸気によってECUを冷却するように構成されている。
前記エアダクト44は上流端部が前記第2箱型ダクトに接続されていて、前方斜め下に延びた後、右側に湾曲し、下流端部はスロットルボディ45に接続されている。
前記スロットルボディ45は、吸気マニホールド31のサージタンクの上流端部に接続されており、エアダクト44から吸気マニホールド31へ送り込まれる吸気の量を調整している。詳しくは、スロットルボディ45内のスロットルバルブの開度によって吸気量を調整している。
このように構成された吸気系によれば、シュラウドパネル2の吸気取込部6から取り込まれた吸気は、フレッシュエアダクト5及び第1箱型ダクト41を介してエアクリーナ42に導入され、該エアクリーナ42で浄化された後、第2箱型ダクト43、エアダクト44及びスロットルボディ45を介して吸気マニホールド31へ送り込まれ、吸気マニホールド31の各分岐管部を介してエンジン3の各吸気ポートへ導入される。
以下に、フレッシュエアダクト5の接続構造について、詳しく説明する。尚、フレッシュエアダクト5は上流側のソケット部51が吸気取込部6の接続管部61(詳しくは後述する)に、下流側のソケット部51が第1箱型ダクト41の接続管部41aに接続されているが、その接続構造は略同じであるため、上流側のソケット部51と接続管部61との接続構造についてのみ説明する。尚、これら接続管部41a、61が被接続部材を構成する。
前記吸気取込部6は、図2に示すように、シュラウドパネル2の上部において後方に突出する接続管部61を有する。この接続管部61内部には前後方向に貫通する貫通孔60が形成されており、この貫通孔60はシュラウドパネル2の上部において前方且つ上方に向かって開口している。この貫通孔60によって、フロントグリル(図示省略)からエンジンルーム内に吹き込む空気が取り込まれる。
前記接続管部61は、曲率が小さく比較的平らな上壁部61a及び下壁部61bと、これら上壁部61aと下壁部61bとの両側端部を接続する、曲率が比較的大きな側壁部61c、61cとからなる。すなわち、接続管部61の断面形状は、軸方向に直交する上下方向に開口幅が狭く、軸方向と直交し且つ上下方向と直交する左右方向に開口幅が広い俵型の扁平形状をしている。また、接続管部61の内部には上壁部61aと下壁部61bとを連結する補強リブ61d、61dが形成されている。各補強リブ61dは、接続管部61内を流通する吸気の流れを妨げないように、その面が車幅方向を向くように設けられている。
また、接続管部61の上壁部61a及び下壁部61bには、それぞれ車幅方向中央位置において接続管部61の外方、即ち、接続管部61とソケット部51とが差込接続されたときに互いが重なる方向においてソケット部51側に突出する突出係合部62(図2では上側の1つだけ図示)が一体的に形成されている。この各突出係合部62は、前記フレッシュエアダクト5が、接続管部61に接続されたときに、フレッシュエアダクト5の後述する係合孔52に嵌って係合するものである。
前記各突出係合部62は、図3に示すように、フレッシュエアダクト5の係合孔52と係止して、フレッシュエアダクト5と接続管部61との抜けを防止するための係止爪部63と、突出係合部62と係合孔52との係合を解除するための解除用スロープ部64とを有する。解除用スロープ部64は、係止爪部63に対して接続管部61の周方向一側(後方から前方へ見たときの時計回り側)に並設して一体的に形成されている。
前記係止爪部63は、周方向に見た断面が台形状をしていて、接続管部61の軸方向に沿って後端縁側から前方に向かってしだいに壁部61a(又は61b)から離れるように傾斜する第1係合用傾斜面63aと、第1係合用傾斜面63aの前端縁から軸方向に沿って前方に延びる天板面63bと、天板面63bの前端縁から壁部61a(又は61b)に向かって垂下する前面63cとを有している。
前記解除用スロープ部64は、前記係止爪部63の第1係合用傾斜面63aと同様に形成された第2係合用傾斜面64aと、係止爪部63の前面63cと同様に形成された前面64cと、これら第2係合用傾斜面64aと前面64cとの間に形成され、接続管部61の周方向に沿って係止爪部63に近付くにつれてしだいに壁部61a(又は61b)から離れるように傾斜して係止爪部63の天板面63bに繋がる解除用傾斜面64dとを有している。前記第1係合用傾斜面63aと第2係合用傾斜面64aとは同一平面上に形成されている。また、前記前面63cと前面64cとも同一平面上に形成されている。
前記フレッシュエアダクト5のソケット部51は、前記接続管部61に外嵌される。つまり、ソケット部51と接続管部61とは、ソケット部51が雌側部材となり、接続管部61が雄部材となって、差込接続される。
このソケット部51は、図2に示すように、接続管部61と同様に、曲率が小さく比較的平らな上壁部51a及び下壁部51b(図6参照)と、これら上壁部51aと下壁部51bとの両側端部を接続する、曲率が比較的大きな側壁部51c(図2では左側の1つだけ図示)とからなる。すなわち、ソケット部51の断面形状は、軸方向と直交する上下方向に開口幅が狭く、軸方向と直交し且つ上下方向と直交する左右方向に開口幅が広い俵型の扁平形状をしている。
また、ソケット部51の上壁部51a及び下壁部51bには、それぞれ車幅方向中央位置において平面視方形の係合孔52(図2では上側の1つだけ図示)が厚み方向に貫通形成されている。この係合孔52は、ソケット部51が接続管部61に接続されたときに、接続管部61に設けられた前記突出係合部62に嵌って係合するように構成されている。
さらに、ソケット部51の側壁部51c、51cには、それぞれ軸方向(即ち、差込方向)に延びるスリット53(図2では左側の1つだけ図示)が形成されている。
このように構成されたフレッシュエアダクト5のソケット部51と吸気取込部6の接続管部61とを接続するときには、接続管部61に対して、該接続管部61ソケット部51の軸方向と一致する差込方向に、ソケット部51を差し込む。
すると、ソケット部51の内周面と接続管部61の外周面とが摺動しながらソケット部51が接続管部61に差し込まれていくが、やがて、ソケット部51の開口端縁が接続管部61に設けられた各係止爪部63の第1係合用傾斜面63a及び各解除用スロープ部64の第2係合用傾斜面64aと当接する。
その状態から、ソケット部51を差込方向へさらに差し込むと、図4に示すように、ソケット部51の係合孔52よりも開口端縁側の部分が第1及び第2係合用傾斜面63a、64aに案内されて、開口幅が上下に拡がるように変形しながら、各突出係合部62に乗り上げる。ここで、ソケット部51は、側壁部51c、51cに形成されたスリット53、53が拡がることによって容易に変形することができる。
そして、最終的にソケット部51が接続管部61に完全に差し込まれると、図5、6に示すように、突出係合部62、62はそれぞれ係合孔52、52に嵌って係合し、開口幅が上下に拡がっていたソケット部51は元の状態に戻り、接続管部61への差込接続が完了する。
このようにソケット部51と接続管部61とが差込接続された状態においては、係止爪部63の前面63cと係合孔52の軸方向開口端側の端縁とが係止しており、ソケット部51が接続管部61から抜けることを防止している。
尚、解除用スロープ部64の前面64cも係合孔52の軸方向開口端側の端縁と係止しており、ソケット部51の接続管部61からの抜けを防止している。
続いて、フレッシュエアダクト5と接続管部61との接続状態の解除について説明する。
ソケット部51と接続管部61との接続状態を解除するためには、ソケット部51を周方向他側(後方から前方へ見たときの反時計回り側)に回動させる。すると、図7に示すように、ソケット部51の上壁部51a及び下壁部51bは、各係合孔52の周方向一側の端縁が各解除用スロープ部64の解除用傾斜面64dに沿って案内され、各突出係合部62へ乗り上げた状態となる。このとき、ソケット部51の扁平形状と接続管部61の扁平形状とが周方向にずれるため、ソケット部51は開口幅が拡がるように変形する。このとき、ソケット部51にはスリット53、53が形成されているため、開口幅が上下に拡がるように容易に変形することができる。こうすることで、係止爪部63、63と係合孔52、52との係止状態が解除される。
そして、この状態から、ソケット部51を差込方向と反対方向へ抜くことによって、フレッシュエアダクト5を接続管部61から抜いて、差込接続状態を解除することができる。
したがって、前記実施形態1によれば、フレッシュエアダクト5のソケット部51に係合孔52、52を設け、吸気取込部6の接続管部61に突出係合部62、62を設け、ソケット部51と接続管部61との差込接続状態においては、これら係合孔52、52と突出係合部62、62とをそれぞれ係合させることによって、ソケット部51と接続管部61との抜けを防止することができると共に、簡単な操作で係合孔52、52と突出係合部62、62との係合を解除してソケット部51と接続管部61との差込接続状態を解除することができる。
詳しくは、差込接続状態においては、突出係合部62の一部を構成する係止爪部63が係合孔52と係止することによって、ソケット部51と接続管部61との抜けを防止することができる。
一方、係止爪部63に対して接続管部61の周方向一側に解除用スロープ部64を設けることによって、ソケット部51を接続管部61に対して周方向他側に回動させることによって、ソケット部51の上壁部51aを解除用スロープ部64の解除用傾斜面64dに沿って解除用スロープ部64及び係止爪部63上に乗せ上げることができ、係合孔52と突出係合部62との係合を容易に解除することができる。その結果、ソケット部51と接続管部61との差込接続状態を解除するときには、突出係合部62を破損させてしまうことを防止することができる。
また、前記係止爪部63、63に第1係合用傾斜面63a、63aを形成することによって、ソケット部51を接続管部61に差し込むときには、ソケット部51の上壁部51a及び下壁部51bが該第1係合用傾斜面63a、63aに沿って案内されて、ソケット部51が係止爪部63、63に引っ掛かることなく該係止爪部63、63上にスムーズに乗り上げさせることができ、最終的には、係合孔52、52と突出係合部62、62とを容易に係合させることができる。
さらに、前記解除用スロープ部64、64にも第2係合用傾斜面64a、64aを形成することによって、ソケット部51を接続管部61に差し込むときには、ソケット部51の上壁部51a及び下壁部51bが第1係合用傾斜面63a、63aに加えて、第2係合用傾斜面64a、64aに沿って案内されて、ソケット部51が係止爪部63、63及び解除用スロープ部64、64に引っ掛かることなく該係止爪部63、63及び解除用スロープ部64、64上にスムーズに乗り上げさせることができ、最終的には、係合孔52、52と突出係合部62、62とを容易に係合させることができる。
また、ソケット部51差し込み時には、ソケット部51のうち係合孔52、52が形成された部分が突出係合部62、62上に乗り上げるように、ソケット部51は開口幅が拡がって変形する必要がある。そこで、ソケット部51を上壁部51a及び下壁部51bが周方向に比較的長く平らに形成される扁平形状に形成し、該上壁部51a及び下壁部51bに係合孔52、52を形成することによって、ソケット部51の係合孔52、52が形成された部分が離反するように、ソケット部51を容易に変形させることができる。つまり、扁平形状においては、曲率が大きい部分(即ち、側壁部51c、51c)よりも曲率が小さい部分(即ち、上壁部51aと下壁部51b)の方が、また、長方形の長辺と短辺のように曲率が同じであれば、周方向の長さが短い部分よりも長い部分の方が外方に変形しやすい。
さらに、ソケット部51の上壁部51aと下壁部51bとを繋ぐ側壁部51c、51cに、即ち、周方向に比較的短く曲率が大きい部分に軸方向へ延びるスリット53、53を形成することによって、上壁部51aと下壁部51bとは、スリット53、53が拡がることで、上壁部51aと下壁部51bとが相離反する方向へさらに容易に拡がって変形することができる。
また、このように、係合孔52、52が形成された上壁部51aと下壁部51bとが相離反する方向へ変形し易いようにソケット部51を形成することによって、互いに合致する扁平形状をしたソケット部51と接続管部61とを周方向に相対的に容易に回動させることができる。つまり、差し込み接続時においては、ソケット部51と接続管部61とは、それぞれの比較的平らな壁部同士(51aと61a、51bと61b)が重なると共に、比較的曲率が大きな壁部同士(51cと61c)が重なって、ソケット部51の内周面と接続管部61の外周面とが当接して嵌め合わされた状態となっている。この状態からソケット部51と接続管部61とを周方向に相対的に回動させると、それぞれの比較的平らな壁部同士と比較的曲率が大きな壁部同士とがずれることになるが、ソケット部51は上壁部51aと下壁部51bとが相離反する方向へ変形し易く形成されているため、容易に回動させることができる。
さらに、ソケット部51を上壁部51aと下壁部51bとが相離反する方向へ変形し易く形成することによって、ソケット部51と接続管部61とを周方向に相対的に回動させるときに、上壁部51a及び下壁部51bを解除用スロープ部64、64に沿って突出係合部62、62上に容易に乗せ上げることができる。
また、フレッシュエアダクト5に前記蛇腹部54を設けることによって、差込接続解除時に、上流端部及び下流端部のうちの一方が被接続部材に接続されている状態であっても、他方の端部を容易に回動させることができる。
《発明の実施形態2》
次に本発明の実施形態2に係るダクト接続構造について説明する。実施形態2に係るダクト接続構造は、吸気取込部6の接続管部61に設けられた突出係合部の形状が実施形態1と異なる。
詳しくは図8に示すように、突出係合部262は、実施形態1と同様に、係止爪部263と解除用スロープ部264とで構成されている。
前記係止爪部263は、天板面を有さず、接続管部61の軸方向に沿って後端部側から前方に向かってしだいに壁部61a(又は61b)から離れるように傾斜する第1係合用傾斜面263aと該第1係合用傾斜面263aの前端縁から壁部61a(又は61b)に向かって垂下する前面263cとを有して、周方向に見た断面が三角形状をしている。
前記解除用スロープ部264は、前記係止爪部263の第1係合用傾斜面263aと同様に形成され、該第1係合用傾斜面263aと同一面を形成する第2係合用傾斜面264aと、係止爪部263の前面263cと同様に形成され、該前面263cと同一面を形成する264cと、これら第2係合用傾斜面264aと前面264cとの間に形成され、接続管部61の周方向に沿って係止爪部63に近付くにつれてしだいに壁部61a(又は61b)から離れるように傾斜した解除用傾斜面264dとを有している。そして、この解除用傾斜面264dは、平面視三角形状をしている。
このように、実施形態2に係る突出係合部262は、係止爪部263が天板面を有さず、周方向に見た断面が三角形状になっている点で実施形態1に係る突出係合部62と異なる。しかしながら、その作用・効果は実施形態1と同じである。
つまり、ソケット部51と接続管部61とを差込接続するときには、ソケット部51が係止爪部263の第1係合用傾斜面263aと解除用スロープ部264の第2係合用傾斜面264aとに案内されて、突出係合部262上に乗り上げる。ただし、係止爪部263には天板部が設けられていないため、ソケット部51に形成された係合孔52の前端縁(即ち、差込方向の先頭側の開口端縁)が第1係合用傾斜面263aの前端縁(即ち、傾斜面の頂上)に到達すると同時に、係合孔52が突出係合部262に嵌って係合する。
そして、ソケット部51と接続管部61との差込接続状態を解除する際には、ソケット部51と接続管部61とを周方向に相対的に回動させると、ソケット部51の上壁部51a及び下壁部51bが解除用スロープ部264、264の解除用傾斜面264d、264dに沿って突出係合部262、262上に乗り上がることで係合孔52、52と突出係合部262、262との係合を容易に解除できる。その後、ソケット部51を接続管部61から抜くことで、差込接続状態を解除することができる。
したがって、実施形態2によれば、ソケット部51と接続管部61との差込接続状態においては、係止爪部263、263と係合孔52、52との係止により、ソケット部51と接続管部61との抜けを防止することができる。それと共に、解除用スロープ部264、264が設けられているため、前記差込接続状態を解除する際には、ソケット部51と接続管部61とを周方向に相対的に回動させることによって、係合孔52、52と突出係合部262、262との係合を容易に解除することができ、差込接続解除時に突出係合部262、262の破損を防止することができる。
その他の作用・効果についても、実施形態2は、前記実施形態1と同様の作用・効果を奏することができる。
《発明の実施形態3》
次に本発明の実施形態3に係るダクト接続構造について説明する。実施形態3に係るダクト接続構造は、吸気取込部6の接続管部61に設けられた突出係合部の形状が実施形態1と異なる。
詳しくは図9に示すように、突出係合部362は、実施形態1と同様に、係止爪部363と解除用スロープ部364とを有する。そして、これら係止爪部363と解除用スロープ部364とは分離して形成されている。このように、係止爪部363と解除用スロープ部364とが分離して形成されていても、実施形態1に係る突出係合部62と同様の作用・効果を奏することができる。
つまり、ソケット部51と接続管部61とを差込接続するときには、ソケット部51が係止爪部363の第1係合用傾斜面363aと解除用スロープ部364の第2係合用傾斜面364aとに案内されて、突出係合部362上に乗り上げる。ソケット部51に形成された係合孔52の前端縁(即ち、差込方向の先頭側の開口端縁)が天板面363bの前端縁(即ち、差込方向の先頭側端縁)に到達すると同時に、係合孔52が突出係合部362に嵌って係合する。
そして、ソケット部51と接続管部61との差込接続状態を解除する際には、ソケット部51と接続管部61とを周方向に相対的に回動させると、ソケット部51の上壁部51a及び下壁部51bが解除用スロープ部364、364の解除用傾斜面364d、364dに沿って突出係合部362、362上に乗り上がることで係合孔52、52と突出係合部362、362との係合を容易に解除できる。その後、ソケット部51を接続管部61から抜くことで、差込接続状態を解除することができる。
したがって、前記実施形態3によれば、ソケット部51と接続管部61との差込接続状態においては、係止爪部363、363と係合孔52、52との係止により、ソケット部51と接続管部61との抜けを防止することができる。それと共に、解除用スロープ部364、364が設けられているため、前記差込接続状態を解除する際には、ソケット部51と接続管部61とを周方向に相対的に回動させることによって、係合孔52、52と突出係合部362、362との係合を容易に解除することができ、差込接続解除時に突出係合部362、362の破損を防止することができる。
その他の作用・効果についても、実施形態3は、前記実施形態1と同様の作用・効果を奏することができる。
《発明の実施形態4》
次に本発明の実施形態4に係るダクト接続構造について説明する。実施形態4に係るダクト接続構造は、吸気取込部6の接続管部61に設けられた突出係合部の形状が実施形態1と異なる。
詳しくは図10に示すように、突出係合部462は、実施形態1と同様に、係止爪部463と解除用スロープ部464とを有する。そして、実施形態4に係る解除用スロープ部464は、実施形態1に係る解除用スロープ部64のように第1係合用傾斜面463aと同様に形成された第2係合用傾斜面を有さない。
前記解除用スロープ部464の解除用傾斜面464dは、前後方向幅が係止爪部463の天板面463bと同じまま周方向に延び、周方向に沿って係止爪部463に近付くにつれてしだいに壁部61a(又は61b)から離れるように傾斜して天板面463bに繋がって形成されている。そして、該解除用傾斜面464dの後側には、解除用傾斜面464dの後側端縁から壁部61a(又は61b)に向かって垂下する後面464eが形成されている。
このように解除用スロープ部464が第2係合用傾斜面を有さない構成であっても、実施形態4に係る突出係合部462は、実施形態1に係る突出係合部62と同様の作用・効果を奏することができる。
つまり、ソケット部51と接続管部61とを差込接続するときには、ソケット部51が係止爪部463の第1係合用傾斜面463aに案内されて、突出係合部462上に乗り上げる。ここで、解除用スロープ部464には、第1係合用傾斜面463aのようなソケット部51を案内する傾斜面が形成されていないが、解除用スロープ部464は、差込方向において、係止爪部463の天板面463bと同じ位置に位置し、第1係合用傾斜面463aの位置には存在しないため、ソケット部51が第1係合用傾斜面463aに沿って突出係合部462上に乗り上げるときにソケット部51が解除用スロープ部464に引っ掛かることはない。そして、ソケット部51に形成された係合孔52の前端縁(即ち、差込方向の先頭側の開口端縁)が天板面463bの前端縁(即ち、差込方向の先頭側端縁)に到達すると同時に、係合孔52が突出係合部462に嵌って係合する。
そして、ソケット部51と接続管部61との差込接続状態を解除する際には、ソケット部51と接続管部61とを周方向に相対的に回動させると、ソケット部51の上壁部51a及び下壁部51bが解除用スロープ部464、464の解除用傾斜面464d、464dに沿って突出係合部462、462上に乗り上がることで係合孔52、52と突出係合部462、462との係合を容易に解除できる。その後、ソケット部51を接続管部61から抜くことで、差込接続状態を解除することができる。
したがって、前記実施形態3によれば、ソケット部51と接続管部61との差込接続状態においては、係止爪部463、463と係合孔52、52との係止により、ソケット部51と接続管部61との抜けを防止することができる。それと共に、解除用スロープ部464、464が設けられているため、前記差込接続状態を解除する際には、ソケット部51と接続管部61とを周方向に相対的に回動させることによって、係合孔52、52と突出係合部462、462との係合を容易に解除することができ、差込接続解除時に突出係合部462、462の破損を防止することができる。
その他の作用・効果についても、実施形態4は、前記実施形態1と同様の作用・効果を奏することができる。
《その他の実施形態》
本発明は、前記実施形態について、以下のような構成としてもよい。すなわち、前記実施形態1〜4では、フレッシュエアダクト5をシュラウドパネル2に形成された吸気取込部6の接続管部61又は、第1箱型ダクト41の接続管部41aを被接続部材としてダクト接続構造について説明したが、これらに限られるものではない。例えば、別のダクト部材にフレッシュエアダクト5を接続する構造であってもよく、フレッシュエアダクト5を差込接続することができる部材であれば任意の部材を採用することができる。
また、前記実施形態1〜4では、フレッシュエアダクト5が雌部材となり、被接続部材としての接続管部61、41aが雄部材となっているが、これに限られるものではない。すなわち、フレッシュエアダクト5が雄部材となり、接続管部61、41aが雌部材となる構成であってもよい。また、フレッシュエアダクト5の両端部は、雄部材か雌部材かで統一されている必要はなく、上流端部は雌部材に、下流端部は雄部材に構成されていてもよく、その逆に構成されていてもよい。
さらに、前記実施形態1〜4では、フレッシュエアダクト5に係合孔52、52が、被接続部材としての接続管部61、41aに突出係合部62、62(又は、262、263、264)が形成されているが、これに限られるものではない。すなわち、フレッシュエアダクト5が雌部材で接続管部61、41aが雄部材であれば、フレッシュエアダクト5にダクト内方に突出する突出係合部62、62(又は、262、263、264)が形成され、接続管部61、41aに係合孔52、52が形成される構成であってもよい。また、フレッシュエアダクト5が雄部材で接続管部61、41aが雌部材であれば、フレッシュエアダクト5にダクト外方に突出する突出係合部62、62(又は、262、263、264)が形成され、接続管部61、41aに係合孔52、52が形成される構成であってもよい。
また、前記係合孔52、52は、フレッシュエアダクト5に厚み方向に貫通形成されているが、これに限られるものではなく、突出係合部62、62(又は、262、263、264)と係合する限り、貫通していなくてもよい。
さらに、前記実施形態1〜4では、係止爪部63(又は263、363、463)と解除用スロープ部64(又は264、364、464)との構成を複数説明したが、これらに限られるものではなく、係止爪部はダクト部材と被接続部材との接続状態において係合孔と係止して両部材の抜けを防止できる構成であれば任意の形状を採用することができ、また、解除用スロープ部は周方向において係止爪部に近付くにつれて突出するように傾斜する解除用傾斜面を有する構成であれば任意の構成を採用することができる。
また、前記ソケット部51及び接続管部61、41aの各断面は、上下につぶれた俵型の扁平形状をしているが、これに限られらるものではない。すなわち、ソケット部51と接続管部61、41aとが差込接続できるように対応する形状であれば、楕円形状や長方形状や菱形や円形状等、任意の形状であってもよい。ただし、前述の如く、扁平形状とすると共に、係合孔及び突出係合部を扁平形状の比較的平らな部分に形成する方が、開口端部が外方に拡がるように変形し易く、差込接続時や解除時の操作を容易に行うことができる。
《参考例》
続いて、参考例に係るダクト接続構造について説明する。参考例に係るダクト接続構造は、前記実施形態1〜4とは接続構造が異なるが、ダクト部材と被接続部材との接続状態を解除するときに、突出係合部と係合孔との係合を円滑に解除して、突出係合部が破損することを防止することを目的とする点で共通する。
つまり、参考例に係るダクト接続構造は、エンジンへ空気を導入するための樹脂製のダクト部材の開口端部と該ダクトが接続される樹脂製の被接続部材の開口端部とが一方を雄側、他方を雌側として、各開口端部の軸方向に沿った方向に差込接続されるダクト接続構造であって、前記ダクト部材及び前記被接続部材のうちの一方の部材の開口端部には、該開口端部の軸方向に直交する、開口端部同士が重なる方向において他方の部材側に突出する突出係合部が設けられ、前記ダクト部材及び前記被接続部材のうちの他方の部材の開口端部には、差込接続時に前記突出係合部に嵌って係合する係合孔が設けられて、前記突出係合部と前記係合孔とが係合することによって、前記ダクト部材と前記被接続部材との抜けを防止するように構成されており、前記ダクト部材及び前記被接続部材のうち雌側の部材の開口端部には、該開口端部の軸を挟んで対向する位置に外方に膨出する膨出部が形成されていると共に、周方向において該膨出部同士の間の中間位置に前記突出係合部又は係合孔が設けられており、対向する前記膨出部を開口端部内方に向かって押圧して、前記雌側の部材の開口端部を変形させることによって、該開口端部のうち前記突出係合部又は係合孔が設けられている部分を前記開口端部同士が重なる方向において雄側の部材から離れる側に膨出させて、前記突出係合部と係合孔との係合を解除することを特徴とする。
具体的には、図11、12に示すように、フレッシュエアダクト5のソケット部551は、軸方向と直交する上下方向に開口幅が狭く、軸方向と直交し且つ上下方向と直交する左右方向に開口幅が広い俵型の扁平形状断面を有している。ソケット部551は、前記実施形態1と同様に、曲率が小さく比較的平らな上壁部551a及び下壁部551bと、これら上壁部551aと下壁部551bとの両側端部を接続する、曲率が比較的大きな側壁部551c、551cとからなる。
また、前記上壁部551a及び下壁部551bには、それぞれ車幅方向中央位置において平面視方形の係合孔552、552が厚み方向に貫通形成されている。
そして、各側壁部551cには、本参考例の特徴部分である膨出部551dが形成されている。詳しくは、膨出部551dは、各側壁部551cの上下方向中間位置において車幅方向外方に膨出して形成されている。また、この膨出部551dには、軸方向に延びるスリット553が形成されている。
一方、吸気取込部6の接続管部561は、断面形状等は前記実施形態1と同様であるが、突出係合部の形状が前記実施形態1と異なる。詳しくは、本参考例の突出係合部562は、前記解除用スロープ部64(又は、264、364、464)を有しておらず、係止爪部のみによって構成されている。
このように構成されたソケット部551と接続管部561とは、接続管部561に対して、該接続管部561ソケット部551の軸方向と一致する差込方向に、ソケット部551を差し込むことによって、差込接続される。
このとき、前記実施形態1と同様に、ソケット部551の係合孔552よりも開口端縁側の部分は、第1係合用傾斜面563aに案内されて、開口幅が上下に拡がるように変形しながら、各突出係合部562に乗り上げる。ここで、ソケット部551は、樹脂自体の弾性力に加えて側壁部551c、551cに形成されたスリット553、553が拡がることによって容易に変形することができる。そして、最終的にソケット部551が接続管部561に完全に差し込まれると、突出係合部562、562はそれぞれ係合孔552、552に嵌って係合し、開口幅が上下に拡がっていたソケット部551は元の状態に戻り、接続管部61への差込接続が完了する。
次に、ソケット部551と接続管部561との接続状態の解除について説明する。該ソケット部551と接続管部561との接続状態を解除するためには、膨出部551d、551dを、図13に示すように、開口端部の内方に向かって押圧して膨出部551d、551d間の間隔が狭くなるように開口端部を変形させる。すると、ソケット部551の開口端部は、膨出部551d、551d間の間隔が狭くなる代わりに、上壁部551aと下壁部551bとの間隔が広くなるように変形する。こうして、上壁部551aと下壁部551bとが接続管部561の上壁部561aと下壁部561bとからそれぞれ離れるように変形し、係合孔552、552と突出係合部562、562との係合状態が解除される。その状態のまま、ソケット部551を接続管部561から抜くことによって、ソケット部551と接続管部561との接続状態が解除される。このとき、スリット553、553により解除のための操作力を軽減し得る。
したがって、この参考例によれば、ソケット部551の膨出部551d、551dを膨出部551d、551d同士が互いに接近するように内方に押圧するという簡単な操作で、係合孔552、552と突出係合部562、562との係合を解除してソケット部551と接続管部561との差込接続状態を解除することができる。その結果、ソケット部551と接続管部561との差込接続状態を解除するときには、突出係合部562を破損させてしまうことを防止することができる。
尚、前記スリット533、533は、樹脂の材質等を考慮して必要に応じて設定すればよい。
以上説明したように、本発明は、エンジンへ空気を導入するためのダクト部材を被接続部材に差込接続するためのダクト接続構造について有用である。
本発明の実施形態1に係るフレッシュエアダクト5が配設されたエンジンルームの平面図である。 接続前のフレッシュエアダクトのソケット部と吸気取込部の接続管部とを示す斜視図である。 突出係合部を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は側面図を示す。 ソケット部が接続管部に差し込まれるときの、図1のIV−IV線における断面図である。 ソケット部と接続管部とが差込接続状態のときの、図1のIV−IV線における断面図である。 ソケット部と接続管部とが差込接続状態のときの、図1のVI−VI線における断面図である。 ソケット部と接続管部との差込接続状態を解除するときの、図1のVI−VI線における断面図である。 実施形態2に係る突出係合部を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は側面図を示す。 実施形態3に係る突出係合部を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は側面図を示す。 実施形態4に係る突出係合部を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は側面図を示す。 参考例に係るフレッシュエアダクトのソケット部と吸気取込部の接続管部との接続前の状態を示す斜視図である。 図6に相当する、ソケット部と接続管部とが差込接続状態のときの断面図である。 図7に相当する、ソケット部と接続管部との差込接続状態を解除するときの断面図である。
符号の説明
3 エンジン
41a 接続管部(被接続部材)
5 フレッシュエアダクト(ダクト部材)
52 係合孔
53 スリット
54 蛇腹部
61 接続管部(被接続部材)
62、262、362、462 突出係合部
63、263、363、463 係止爪部
63a、263a、363a、463a 第1係合用傾斜面
64、264、364、464 解除用スロープ部
64a、264a、364a、464a 第2係合用傾斜面
64d、264d、364d、464d 解除用傾斜面

Claims (4)

  1. エンジンへ空気を導入するための樹脂製のダクト部材の開口端部と該ダクトが接続される樹脂製の被接続部材の開口端部とが一方を雄側、他方を雌側として、各開口端部の軸方向に沿った方向に差込接続されるダクト接続構造であって、
    前記ダクト部材及び前記被接続部材のうちの一方の部材の開口端部には、該開口端部の軸方向に直交する、開口端部同士が重なる方向において他方の部材側に突出する突出係合部が設けられ、
    前記ダクト部材及び前記被接続部材のうちの他方の部材の開口端部には、差込接続時に前記突出係合部に嵌って係合する係合孔が設けられており、
    前記突出係合部は、差込接続時に前記係合孔と係止して前記ダクト部材と前記被接続部材との抜けを防止する係止爪部と、該係止爪部に対して開口端部の周方向一側に並設され、該係止爪部と該係合孔との係止を解除させるための解除用スロープ部とを有しており、
    前記係止爪部は、開口端部の端縁側から軸方向内方に向かって前記開口端部同士が重なる方向における他方の部材側に漸次突出するように傾斜して、差込接続するときに前記他方の部材を該突出係合部上に乗り上げさせるように案内して該突出係合部と前記係合孔とを係合させるための第1係合用傾斜面を有し、
    前記解除用スロープ部は、前記周方向に沿って前記係止爪部に近付くにつれて前記開口端部同士が重なる方向における他方の部材側に漸次突出するように傾斜して、前記ダクト部材と前記被接続部材とを相対的に前記周方向へ回動させることで、前記他方の部材を前記突出係合部上に乗り上げさせるように案内して該突出係合部と前記係合孔との係合を解除させるための解除用傾斜面を有することを特徴とするダクト接続構造。
  2. 請求項1に記載のダクト接続構造において、
    前記解除用スロープ部は、開口端部の端縁側から軸方向内方に向かって前記開口端部同士が重なる方向における他方の部材側に漸次突出するように傾斜して、差込接続するときに前記他方の部材を該突出係合部上に乗り上げさせるように案内して該突出係合部と前記係合孔とを係合させるための第2係合用傾斜面を有することを特徴とするダクト接続構造。
  3. 請求項1又は2に記載のダクト接続構造において、
    前記ダクト部材及び前記被接続部材はそれぞれ、開口端部の断面形状が軸方向と直交する一方向に開口幅が広く、該軸方向と直交し且つ該一方向とも直交する他方向に開口幅が狭い扁平形状をしており、
    前記ダクト部材及び前記被接続部材のうち雌側の部材の開口端部には、開口幅が広い部分に開口端縁から軸方向に延びるスリットが対向して形成されていると共に、開口幅が狭い部分に前記係合孔が設けられており、
    前記ダクト部材及び前記被接続部材のうち雄側の部材の開口端部は、開口幅が狭い部分に前記突出係合部が設けられていることを特徴とするダクト接続構造。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載のダクト接続構造において、
    前記ダクト部材には、上流側の開口端部と下流側の開口端部との間の部分に蛇腹部が形成されていることを特徴とするダクト接続構造。
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