JP2007284678A - 超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、(a)一種もしくは二種以上の超過塩基性ポリアルケニルスルホネートと、(b)一種もしくは二種以上の超過塩基性アルキルアリールスルホネートとからなる超過塩基性ポリアルケニルスルホネート及びアルキルアリールスルホネート組成物であって、全塩基価(TBN)が400より大きいスルホネート組成物に関する。また、本発明は、そのような超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物の製造方法にも関する。
【選択図】図1
Description
(a)一種もしくは二種以上の超過塩基性ポリアルケニルスルホネート、および
(b)一種もしくは二種以上の超過塩基性アルキルアリールスルホネート。
(a)(i)一種もしくは二種以上のポリアルケニルスルホン酸、安定化ポリアルケニルスルホン酸またはそれらの混合物と、(ii)一種もしくは二種以上のアルキルアリールスルホン酸、安定化アルキルアリールスルホン酸またはそれらの混合物との混合物を調製する工程、そして
(b)混合物を溶媒の存在下で、アルカリ金属又はアルカリ土類金属源、C1−C5アルカノールおよび二酸化炭素と反応させる工程。
(a)主要量の潤滑粘度の油、および
(b)(i)一種もしくは二種以上の超過塩基性ポリアルケニルスルホネートと、(ii)一種もしくは二種以上の超過塩基性アルキルアリールスルホネートとからなる超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物であって、全塩基価(TBN)が400より大きいスルホネート組成物。
(a)約10質量%乃至約90質量%の潤滑粘度の油、および
(b)(i)一種もしくは二種以上の超過塩基性ポリアルケニルスルホネートと、(ii)一種もしくは二種以上の超過塩基性アルキルアリールスルホネートとからなる超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物であって、全塩基価(TBN)が400より大きいスルホネート組成物。
本明細書で使用するとき、以下の用語は、特に断わらない限り以下の意味を有する。
超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物を製造するための本発明の方法に用いられるポリアルケニルスルホン酸は、アルキルビニリデンを約20モル%より多く含むポリアルケンと1,1−ジアルキルの異性体との混合物を、三酸化硫黄−SO3−源と反応させることにより製造することができる。−SO3−源は、三酸化硫黄と空気の混合物、三酸化硫黄水和物、三酸化硫黄アミン錯体、三酸化硫黄エーテル錯体、三酸化硫黄リン酸エステル錯体、硫酸アセチル、三酸化硫黄と酢酸の混合物、スルファミド酸、硫酸アルキル、またはクロロスルホン酸であってよい。反応は、それだけで、あるいは任意の不活性な無水溶媒中で行うことができる。スルホン化の条件は決定的なものではない。反応温度は、約−30℃乃至約200℃の範囲にあってよく、用いる特定のスルホン化剤に依存する。例えば、硫酸アセチルでは反応に低温が必要であり、生成物の分解を防ぐためには高温を避けるべきである。反応時間は、反応温度など他の条件に応じて数分から数時間まで変えることができる。反応の程度は、全ての遊離硫酸も洗い流した後、スルホン化ポリアルケンの滴定により測定することができる。スルホン化剤とポリアルケンとの一般的なモル比は、約0.8:1.0乃至約2.0:1.0であろう。
本発明の超過塩基性ポリアルケニルスルホネートは、以下に記載する本発明の方法を用いることにより、ポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの超過塩基性混合物として製造される。
本発明に用いられるアルキルアリールスルホン酸は、前述したアルキルアリール炭化水素をスルホン化反応にかけることにより製造することができる。
本発明のアルキルアリールスルホネートを製造するのに用いることができるアルキルアリール炭化水素は、アリール基、フェニルまたは置換フェニル、例えばトリル、キシリル、エチルフェニルまたはクメニルのアルキル化により製造することができる。
上述したポリアルキレンスルホン酸およびアルキルアリールスルホン酸を、当該分野の熟練者には知られている任意の方法で、部分中和または全体中和により安定化することができる。以下に、一般に使用されている方法について述べる。
ポリアルキレン及びアルキルアリールスルホン酸および/または安定化ポリアルキレン及びアルキルアリールスルホン酸を、以下に記載するようにして超過塩基化することができる。
本発明の潤滑油組成物は、以下に詳しく記載する化合物を単にブレンドしたり混合したりすることにより製造することができる。所望の濃度の添加剤を含有する潤滑油組成物のブレンドを容易にするために、これらの化合物は他の種々の添加剤と一緒に適当な比率で、濃縮物またはパッケージとして予備ブレンドすることもできる。
潤滑粘度の油または基油は、本明細書で使用するとき、潤滑油を意味し、鉱油であっても潤滑粘度の合成油であってもよいが、好ましくは内燃機関のクランクケースに使用できるものである。クランクケース潤滑油の粘度は通常、−17.8℃で約1300センチストークス乃至98.9℃で22.7センチストークスである。潤滑油は合成原料からでも天然原料からでも誘導することができる。本発明に基油として使用される鉱油としては、パラフィン系、ナフテン系、および潤滑油組成物に通常使用されるその他の油を挙げることができる。合成油としては、炭化水素合成油および合成エステルが挙げられる。使用できる合成炭化水素油としては、適正な粘度を有するアルファ−オレフィンの液体重合体が挙げられる。特に有用なものはC6−C12アルファ−オレフィンの水素化液体オリゴマー、例えば1−デセン三量体である。同様に、適正な粘度のアルキルベンゼン、例えばジドデシルベンゼンを使用してもよい。使用できる合成エステルとしては、モノカルボン酸及びポリカルボン酸とモノヒドロキシアルカノール及びポリオールとのエステルが挙げられる。代表的な例としては、ジドデシルアジペート、ペンタエリトリトールテトラカプロエート、ジ−2−エチルヘキシルアジペート、およびジラウリルセバケート等がある。モノ及びジカルボン酸とモノ及びジヒドロキシアルカノールとの混合物から合成された複合エステルも使用することができる。炭化水素油と合成油のブレンドを使用してもよい。例えば、10質量%乃至25質量%の水素化1−デセン三量体と75質量%乃至90質量%の37.8℃で683センチストークスの鉱油とのブレンドは、非常に優れた油基材となる。また、フィッシャー・トロプシュ法誘導基油を本発明の潤滑油組成物に用いてもよい。
以下の添加剤成分は、本発明に好ましく用いることができる成分の幾つかの例である。これら添加剤の例は、本発明を説明するために記されるのであって、本発明を限定しようとするものではない。
本発明の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物に加えて、潤滑油は他の清浄剤、例えば硫化又は未硫化アルキル又はアルケニルフェネート、カルボキシレート、サリチレート、フェノラート、多ヒドロキシアルキル又はアルケニル芳香族化合物の硫化又は未硫化金属塩、アルキル又はアルケニルヒドロキシ芳香族スルホネート、硫化又は未硫化アルキル又はアルケニルナフテネート、アルカノール酸の金属塩、アルキル又はアルケニル多酸の金属塩、およびそれらの化学的及び物理的混合物を含有していてもよい。
酸化防止剤は、鉱油がサービス中に劣化する傾向を低減するものであり、その劣化の証拠は、金属表面のスラッジ及びワニス状堆積物のような酸化生成物および粘度の増加である。酸化防止剤としては、これらに限定されるものではないが、フェノール型(フェノール系)酸化防止剤のような酸化防止剤、例えば4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、4,4’−ビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、4,4’−ビス(2−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4’−イソプロピリデン−ビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−ノニルフェノール)、2,2’−イソブチリデン−ビス(4,6−ジメチルフェノール)、2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,6−ジ−tert−ブチル−1−4−メチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−エチルフェノール、2,4−ジメチル−6−tert−ブチルフェノール、2,6−ジ−tert−ジメチルアミノ−p−クレゾール、2,6−ジ−tert−4−(N,N’−ジ−メチルアミノメチルフェノール)、4,4’−チオビス(2−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、2,2’−チオビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルベンジル)−スルフィド、およびビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)を挙げることができる。ジフェニルアミン型酸化防止剤としては、これらに限定されるものではないが、アルキル化ジフェニルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、およびアルキル化−α−ナフチルアミンが挙げられる。別の型の酸化防止剤としては、金属ジチオカルバメート(例えば、亜鉛ジチオカルバメート)、およびメチレンビス(ジブチルジチオカルバメート)が挙げられる。酸化防止剤は、一般にエンジン油の全量当り約0乃至約10質量%、好ましくは約0.05乃至約3.0質量%の量で油に混ぜ合わされる。
その名称が意味するように、これらの添加剤は可動金属部分の摩耗を低減する。そのような添加剤の例としては、これらに限定されるものでないが、リン酸エステル、亜リン酸エステル、カルバメート、エステル、硫黄含有化合物、モリブデン錯体、ジアルキルジチオリン酸亜鉛(第一級アルキル、第二級アルキルおよびアリール型)、硫化油、硫化イソブテン、硫化ポリブテン、硫化ジフェニル、メチルトリクロロステアレート、塩素化ナフタレン、フルオロアルキルポリシロキサン、およびナフテン酸鉛を挙げることができる。
非イオン性ポリオキシエチレン界面活性剤:ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンソルビトールモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、およびポリエチレングリコールモノオレエート。
アルキルフェノールと酸化エチレンの付加物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、およびポリオキシエチレンソルビタンエステル。
脂肪アルコール、1,2−ジオール、ホウ酸塩化1,2−ジオール、脂肪酸、アミン、脂肪酸アミド、ホウ酸塩化エステル、および他のエステル。
硫化オキシモリブデンジチオカルバメート、硫化オキシモリブデンオルガノリンジチオエート、オキシモリブデンモノグリセリド、オキシモリブデンジエチレートアミド、アミン−モリブデン錯化合物、および硫黄含有モリブデン錯化合物。
ポリメタクリレート型重合体、エチレン−プロピレン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、水和スチレン−イソプレン共重合体、ポリイソブテン、および分散型粘度指数向上剤。
ポリメチルメタクリレート。
アルキルメタクリレート重合体、およびジメチルシリコーン重合体。
ポリイソブテンスルホン酸試料を、米国特許出願第2005/059560号明細書の実施例3に記された方法に従って、中和により安定化した。数平均分子量(Mn)が450のポリイソブテン(PIB)供給物(テキサス・ペトロケミカルLP(Texas Petrochemical LP)社よりTPC545として入手)を、下記の条件にて空気中、落下膜式反応器内でSO3(三酸化硫黄)でスルホン化した。
SO3/PIBモル比=1.01、供給温度75℃、反応器温度=55℃、SO3/空気温度=50℃、空気中のSO3濃度=4.1容量%、SO3充填量=0.9キログラム/時間/センチメートル、PIB供給速度24キログラム/時間、およびSO3流速4.31キログラム/時間。スルホン化器から流出した生成物のスルホン酸含量は、HSO3 -(スルホン酸)に基づき13.2質量%であった。落下膜式反応器から流出した生成物流全体を即座に、5.95キログラム/時間の速度で流れる石灰(水酸化カルシウム(Ca(OH)2))の25質量%溶媒(100ニュートラル油)スラリーで中和した。カルシウムによる全スルホン酸中和度はおよそ85質量%であった。
実施例1で製造したMn450安定化ポリブテンスルホン酸を用いて、比較例Aを製造した。次に、まず、キシレン643グラム、メタノール81グラムおよび石灰98グラムを前もって充填しておいた3.5リットル反応器に、Mn450安定化ポリブテンスルホン酸310グラムを15分かけて加えることにより、Mn450安定化ポリブテンスルホン酸を過塩基化した。反応器へのスルホン酸添加を開始する前に、原料は全て室温であった。安定化ポリブテンスルホン酸添加の最後には、反応器温度はおよそ33℃まで上昇した。次いで、反応器温度を27℃まで冷却して戻す前に、混合物をもう15分間かき混ぜた。
Ca 16.5質量%
スルホン酸 0.96質量%(カルシウム基準)
100℃粘度(TBN425で*) 8496cSt
*:超過塩基性ポリブテンスルホン酸のTBNを425に調整した。
比較例Aの超過塩基性Mn450ポリイソブテンスルホン酸について上述したようにして、比較例Bを製造した。比較例Aで使用した安定化ポリブテンスルホン酸の代わりに、アルキル基が炭素原子約20〜約24個を含む直鎖アルキル基であるアルキルベンゼンスルホン酸を用いたこと以外は、その過塩基化法を使用した。アルキルベンゼンスルホン酸のHSO3 -は13.8質量%であった。その方法の変更は、アルキルベンゼンスルホン酸の充填量を206グラムに減らしたこと、および溶媒(100ニュートラル油)の充填量を255グラムに増やしたことだけであった。超過塩基性アルキルベンゼンスルホン酸は下記の性状を示した。
Ca 16.6質量%
スルホン酸 0.92質量%(カルシウムに基づき)
100℃粘度(TBN425で*) 82cSt
*:超過塩基性ポリブテンスルホン酸のTBNを425に調整した。
安定化ポリイソブテンスルホン酸(Mn450とMn550)を含む混合物を、下記第1表に記載した要求量で各々混合することにより製造した。下記第1表に列挙した混合物全てにおいて、基準TBNが425の最終超過塩基性生成物で全スルホン酸含量0.9質量%(カルシウムに基づき)を目標に定めて、安定化PIBスルホン酸とアルキルベンゼンスルホン酸の充填量を調整した。第1表に報告したパーセントは、最終超過塩基性生成物において、安定化PIBスルホン酸またはアルキルベンゼンスルホン酸のいずれかから寄与した、HSO3 -(スルホン酸)に基づく全スルホン酸のパーセントを表す。
───────────────────────────────────
実施例 混合物中のスルホネート *
450mw** 550mw** アルキルアリール
ポリイソブテン ポリイソブテン スルホネート
スルホネート スルホネート (質量%)
(質量%) (質量%)
───────────────────────────────────
比較例A 100 0.0 0.0
比較例B 0.0 100 0.0
───────────────────────────────────
試験例1 20 0.0 80
試験例2 20 0.0 80
試験例3 40 0.0 60
試験例4 80 0.0 20
試験例5 80 0.0 20
試験例6 90 0.0 10
試験例7 0.0 10 90
試験例8 0.0 20 80
試験例9 0.0 30 70
試験例10 0.0 50 50
───────────────────────────────────
*:HSO3 -(スルホン酸)に基づく。
**:前記実施例1に記載したようにして、Mn450及びMn550
安定化ポリイソブテンスルホン酸を製造した。
─────────────────────────────
実施例 TBN 粘度* 粘度の減少
(倍)
─────────────────────────────
比較例A 452 8504 NA
比較例B 434** 99** NA
─────────────────────────────
試験例1 430 96 89
試験例2 430 82 104
試験例3 437 86 99
試験例4 453 144 59
試験例5 446 119 72
試験例6 448 490 17
─────────────────────────────
*:比較例A及びBおよび試験例1−6のTBNをTBN
425に調整して、ポリイソブテンスルホネート及び
アルキルアリールスルホネート混合物の粘度を比較した。
**:4回の別々の実験のデータの平均を取ることにより、
TBNおよび粘度データを得た。
NA:該当なし
──────────────────────
実施例 TBN 粘度*
──────────────────────
試験例7 416 127
試験例8 440 162
試験例9 459** 178**
試験例10 446** 344**
──────────────────────
*:試験例6−10のTBNをTBN425に
調整して、ポリイソブテンスルホネート及び
アルキルアリールスルホネート混合物の粘度
を比較した。
**:2回の別々の実験のデータの平均を取る
ことにより、TBNおよび粘度データを得た。
Claims (41)
- 下記の成分を含む超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物であって、全塩基価(TBN)が400より大きいスルホネート組成物:
(a)一種もしくは二種以上の超過塩基性のポリアルケニルスルホネート混合物、および
(b)一種もしくは二種以上の超過塩基性のアルキルアリールスルホネート混合物。 - 組成物のTBNが425より大きい請求項1に記載の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物。
- 組成物のTBNが450より大きい請求項2に記載の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物。
- 組成物の粘度が100℃で約20乃至約1000cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項1に記載の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物。
- 組成物の粘度が100℃で約40乃至約750cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項4に記載の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物。
- 組成物の粘度が100℃で約60乃至約500cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項5に記載の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物。
- 一種もしくは二種以上の超過塩基性ポリアルケニルスルホネートと一種もしくは二種以上の超過塩基性アルキルアリールスルホネートとが、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩またはそれらの混合物である請求項1に記載の超過塩基性組成物。
- 超過塩基性ポリアルケニルスルホネートと超過塩基性アルキルアリールスルホネートとの一種または二種以上の混合物が、アルカリ土類金属塩である請求項7に記載の超過塩基性組成物。
- 一種もしくは二種以上の超過塩基性ポリアルケニルスルホネートと一種もしくは二種以上の超過塩基性アルキルアリールスルホネートとが、カルシウム塩である請求項8に記載の超過塩基性組成物。
- (a)成分の一種もしくは二種以上の超過塩基性ポリアルケニルスルホネートが、アルキルビニリデンを約20モル%より多く含む一種もしくは二種以上のポリアルケンと1,1−ジアルキルの異性体とから誘導された、ポリアルケニルスルホン酸又は安定化ポリアルケニルスルホン酸の塩である請求項1に記載の超過塩基性組成物。
- アルキルビニリデン異性体がメチルビニリデン異性体であり、そして1,1−ジアルキル異性体が1,1−ジメチル異性体である請求項10に記載の超過塩基性組成物。
- ポリアルケンの数平均分子量が約168乃至約5000の範囲にある請求項11に記載の超過塩基性組成物。
- ポリアルケンの数平均分子量が約350乃至約1000の範囲にある請求項12に記載の超過塩基性組成物。
- ポリアルケンの数平均分子量が約400乃至約600の範囲にある請求項13に記載の超過塩基性組成物。
- ポリアルケンがポリイソブテンである請求項10に記載の超過塩基性組成物。
- (b)成分の一種もしくは二種以上の超過塩基性アルキルアリールスルホネートのアルキルアリール部のアリール基が非フェノール系芳香環であり、そしてアルキル鎖が炭素原子約4〜約40個を含む線状アルキル鎖又は分枝アルキル鎖である請求項1に記載の超過塩基性組成物。
- アリール基がフェニルまたはトリルである請求項16に記載の超過塩基性組成物。
- アリール基がフェニルである請求項17に記載の超過塩基性組成物。
- アルキル鎖が炭素原子約12〜約32個を含む請求項16に記載の超過塩基性組成物。
- アルキル鎖が炭素原子約20〜約24個を含む請求項19に記載の超過塩基性組成物。
- アルキル鎖が炭素原子約20〜約24個を含む線状アルキル鎖である請求項20に記載の超過塩基性組成物。
- (a)一種もしくは二種以上の超過塩基性ポリアルケニルスルホネートと(b)一種もしくは二種以上の超過塩基性アルキルアリールスルホネートとを含み、全塩基価(TBN)が400より大きい超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物を製造する方法であって、下記の工程からなる方法:
(a)(i)一種もしくは二種以上のポリアルケニルスルホン酸、安定化ポリアルケニルスルホン酸またはそれらの混合物と、(ii)一種もしくは二種以上のアルキルアリールスルホン酸、安定化アルキルアリールスルホン酸またはそれらの混合物との混合物を調製する工程、
(b)工程(a)の混合物を溶媒の存在下で、アルカリ金属又はアルカリ土類金属源、C1−C5アルカノールおよび二酸化炭素と反応させる工程。 - 超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物のTBNが425より大きい請求項22に記載の方法。
- 超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物のTBNが450より大きい請求項23に記載の方法。
- 超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物の粘度が100℃で約20乃至約1000cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項22に記載の方法。
- 超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物の粘度が100℃で約40乃至約750cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項25に記載の方法。
- 超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物の粘度が100℃で約60乃至約500cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項26に記載の方法。
- 工程(b)の金属がアルカリ土類金属である請求項22に記載の方法。
- アルカリ土類金属がカルシウムである請求項28に記載の方法。
- 下記の成分を含む潤滑油組成物:
(a)主要量の潤滑粘度の油、および
(b)(i)一種もしくは二種以上の超過塩基性ポリアルケニルスルホネート混合物と、(ii)一種もしくは二種以上の超過塩基性アルキルアリールスルホネート混合物とからなる超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物であって、全塩基価(TBN)が400より大きいスルホネート組成物。 - (b)成分の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物のTBNが425より大きい請求項30に記載の潤滑油組成物。
- (b)成分の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物のTBNが450より大きい請求項31に記載の潤滑油組成物。
- (b)成分の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物の粘度が100℃で約20乃至約1000cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項30に記載の潤滑油組成物。
- (b)成分の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物の粘度が100℃で約40乃至約750cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項33に記載の潤滑油組成物。
- (b)成分の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物の粘度が100℃で約60乃至約500cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項34に記載の潤滑油組成物。
- 下記の成分を含む潤滑油濃縮物:
(a)約10質量%乃至約90質量%の潤滑粘度の油、および
(b)(i)一種もしくは二種以上の超過塩基性ポリアルケニルスルホネートと、(ii)一種もしくは二種以上の超過塩基性アルキルアリールスルホネートとからなる超過塩基性のポリアルケニル及びアルキルアリールスルホネート組成物であって、全塩基価(TBN)が400より大きいスルホネート組成物。 - (b)成分の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物のTBNが425より大きい請求項36に記載の潤滑油濃縮物。
- (b)成分の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物のTBNが450より大きい請求項37に記載の潤滑油濃縮物。
- (b)成分の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物の粘度が100℃で約20乃至約1000cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項36に記載の潤滑油濃縮物。
- (b)成分の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物の粘度が100℃で約40乃至約750cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項39に記載の潤滑油濃縮物。
- (b)成分の超過塩基性のポリアルケニルスルホネートとアルキルアリールスルホネートとの組成物の粘度が100℃で約60乃至約500cStの範囲にあり、そしてTBNが425である請求項40に記載の潤滑油濃縮物。
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