JP2003528180A - ポリアルケニルスルホネート - Google Patents

ポリアルケニルスルホネート

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JP2003528180A JP2001569030A JP2001569030A JP2003528180A JP 2003528180 A JP2003528180 A JP 2003528180A JP 2001569030 A JP2001569030 A JP 2001569030A JP 2001569030 A JP2001569030 A JP 2001569030A JP 2003528180 A JP2003528180 A JP 2003528180A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な性能特性を有するポリアルケニルスルホン酸組成物、およびポリアルケニルスルホネート組成物を提供する。 【解決手段】 20モルパーセント以上のアルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体を含有するポリアルケン混合物から誘導されたポリアルケニルスルホン酸の混合物からなるポリアルケニルスルホン酸組成物、および該組成物の製造方法を提供する。また、ポリアルケニルスルホン酸の混合物から製造された低過塩基性および高過塩基性のスルホネート、および該スルホネートを含有する潤滑油を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
スルホネートは、家庭や工場、公共施設の清掃用途、身体保護や農業的製品、
金属工作用液体、工業プロセス、乳化剤、腐食防止剤において、および潤滑油の
添加剤として使用される部類の化学薬品である。潤滑油の用途に用いられるスル
ホネートの望ましい特性としては、低価格、相溶性、耐水性、腐食防止性、乳化
性能、摩擦特性、高温安定性、錆性能、および淡色性がある。
【0002】
【従来の技術】
潤滑油用途に使用されるスルホネートは、中性スルホネート、低過塩基性(L
OB)スルホネート、または高過塩基性(HOB)スルホネートのいずれかに分
類されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
以前は、ホワイト油やプロセス油生成の副生成物として製造される天然のスル
ホネートがスルホネート市場で優位を占めていた。しかしながら、製油所がプロ
セス油やホワイト油の収量の向上をもたらす水素化処理方法に転換したために、
そして原料のより高度の利用およびそれによる経済効率の向上に対する要望が高
まったために、合成スルホネートの方がずっと入手し易くなっている。多数の合
成スルホネートは、スルホン化したポリアルキル芳香族化合物から製造されてい
る。残念ながら、多数の合成スルホネートは天然スルホネートの特性より劣った
特性をもたらす。よって、良好な性能特性を有し、天然スルホネートの代替品と
して役立ちうる低価格の合成スルホネートが要求されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体を20モルパー
セント以上含有するポリアルケン混合物から誘導されたポリアルケニルスルホン
酸の混合物からなるポリアルケニルスルホン酸組成物を提供する。本発明は、ま
た、アルキルビニリデン異性体がメチルビニリデン異性体であって、1,1−ジ
アルキル異性体が1,1−ジメチル異性体であるような組成物を提供する。さら
に、ポリアルケンの数平均分子量が約168乃至約5000であるような組成を
提供する。好ましい態様では、ポリアルケンはポリイソブテンである。別の好ま
しい態様では、ポリアルケンはポリイソブテンであり、そしてポリイソブテニル
スルホン酸の分子量分布は56ダルトン(原子質量単位)の等倍で区切られたポ
リイソブテニルスルホン酸分子量を少なくとも80%有する。本発明は更に、ポ
リアルケンがポリイソブテンであって、ポリイソブテニルスルホン酸の分子量分
布中の20%以下のポリイソブテニルスルホン酸が、4で均等に割り切れない総
数の炭素原子を含んでいるような組成物を提供する。
【0005】 また、本発明は、ポリアルケンをスルホン化することによりポリアルケニルス
ルホン酸を製造する方法であって、ポリアルケンとして、20モルパーセント以
上のアルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有するポリアルケ
ン混合物を使用する改良された製造方法を提供する。本発明は更に、この方法の
生成物を提供する。
【0006】 さらに、本発明は、TBNが約0乃至約60のポルアルケニルスルホネート組
成物であって、ポリアルケニルスルホネートが、20モルパーセント以上のアル
キルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体を含有するポリアルケン混合物か
ら誘導されたポリアルケニルスルホン酸のアルカリ金属またはアルカリ土類金属
塩であるポリアルケニルスルホネート組成物を提供する。本発明によれば更に、
TBNが60より大きく約400までのポルアルケニルスルホネート組成物であ
って、ポリアルケニルスルホネートが、20モルパーセント以上のアルキルビニ
リデンと1,1−ジアルキルの異性体を含有するポリアルケン混合物から誘導さ
れたポリアルケニルスルホン酸のアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩である
ポリアルケニルスルホネート組成物も提供する。
【0007】 また、本発明によれば、ポリアルケンをスルホン化し、得られたポリアルケニ
ルスルホン酸をアルカリ金属またはアルカリ土類金属と反応させることによりポ
リアルケニルスルホネートを製造する方法において、ポリアルケンとして、20
モルパーセント以上のアルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体を含有
するポリアルケン混合物を使用する改良された製造方法を提供する。本発明はま
た、この方法により生成した生成物を提供する。
【0008】 また、本発明は、主要量の潤滑粘度の油と、TBNが約0乃至約60のポルア
ルケニルスルホネート組成物であって、ポリアルケニルスルホネートが、20モ
ルパーセント以上のアルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体を含有す
るポリアルケン混合物から誘導されたポリアルケニルスルホン酸のアルカリ金属
またはアルカリ土類金属塩である、少量のポリアルケニルスルホネート組成物と
からなる潤滑油組成物を提供する。本発明はまた、主要量の潤滑粘度の油と、T
BNが60より大きく約400までのポルアルケニルスルホネート組成物であっ
て、ポリアルケニルスルホネートが、20モルパーセント以上のアルキルビニリ
デンと1,1−ジアルキルの異性体を含有するポリアルケン混合物から誘導され
たポリアルケニルスルホン酸のアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩である少
量のポリアルケニルスルホネート組成物とからなる潤滑油組成物も提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のポリアルケニルスルホン酸は、アルケニルビニリデンと1,1−ジア
ルキルの異性体を20モルパーセント以上含有するポリアルケン混合物を、三酸
化硫黄−SO3−源と反応させることにより製造される。−SO3−源は、三酸化
硫黄と空気の混合物、水和三酸化硫黄、三酸化硫黄アミン錯体、三酸化硫黄エー
テル錯体、三酸化硫黄リン酸塩錯体、硫酸アセチル、三酸化硫黄と酢酸の混合物
、スルファミド酸、硫酸アルキル、またはクロロスルホン酸であってもよい。反
応は、そのままで、あるいは任意の不活性無水溶媒中で行うことができる。スル
ホン化の条件は決定的なものではない。反応温度は、−30℃乃至200℃の範
囲にあり、使用する特定のスルホン化剤に依存する。例えば、硫酸アセチルでは
低い反応温度が要求され、生成物の分解を防ぐために高温は避けるべきである。
反応時間は、反応温度など他の条件に応じて数分から数時間まで変化しうる。反
応の程度は、如何なる遊離硫酸も洗浄して除去した後にスルホン化ポリアルケン
を滴定することにより求めることができる。スルホン化剤とポリアルケンの一般
的なモル比は約1:1乃至2:1とすることができる。
【0010】 好ましいスルホン化剤は、直接にポルアルケニルスルホン酸を生成する硫酸ア
セチル(または、その場で硫酸アセチルを形成する硫酸と無水酢酸の混合物)で
ある。三酸化硫黄と空気の混合物などその他のスルホン化剤も、加水分解してス
ルホン酸にする必要があるスルホン中間体を生成させることができる。この加水
分解工程は非常に緩やかなことがある。
【0011】 ポリアルケニルスルホン酸を製造するのに用いられるポリアルケンは、炭素原
子数12〜350のポリアルケンの混合物である。混合物は、20モルパーセン
ト以上、好ましくは50モルパーセント以上、そしてより好ましくは70モルパ
ーセント以上のアルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体を含有する。
好ましいアルキルビニリデン異性体はメチルビニリデン異性体であり、そして好
ましい1,1−ジアルキル異性体は1,1−ジメチル異性体である。
【0012】 ポリアルケンの数平均分子量は、約168乃至約5000の範囲にある。数平
均分子量が約550、1000、または2300のポリアルケンが特に有用であ
る。
【0013】 好ましいポリアルケンはポリイソブテンである。特に好ましいのは、触媒とし
てBF3を用いて製造されたポリイソブテンである。
【0014】 1995年4月18日発行のラスに付与された米国特許第5408018号明
細書は、その内容全部を参照することができるが、およびそれに引用された参考
文献には、20モルパーセント以上のアルキルビニリデンと1,1−ジアルキル
の異性体を含有するポリイソブテンの好適な製造方法が記載されている。
【0015】 一般に、ポリイソブテニルスルホン酸又はスルホネートが、低いモルパーセン
トのアルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体を有するポリイソブテン
から製造されるとき、生成物は図2に示したものと同様の分子量分布を有する。
スルホン酸またはスルホネートを製造するのにポリイソブテンが用いられるので
、生成物の質量スペクトルは当然、56ダルトンの等倍数、すなわちC48断片
で分かれた化合物を示すと予想される。しかしながら、図2は、メチルビニリデ
ン異性体のモルパーセントが20%未満であるポリイソブテンから製造されたポ
リイソブテニルスルホネートの質量スペクトルであるが、明らかに56ダルトン
未満で分かれた化合物を示している。
【0016】 ポリイソブテニルスルホン酸又はスルホネートを製造するのに、アルキルビニ
リデンと1,1−ジアルキルの異性体のモルパーセントが20%以上であるポリ
イソブテンを用いたとき、得られた生成物の分子量分布は、分子量が56ダルト
ンの等しい倍数で分かれたポリイソブテニルスルホン酸又はスルホネートを、少
なくとも80%有することをこの度見い出した(図1参照)。言い換えれば、ス
ルホン酸またはスルホネートの分子量分布中の20%以下のポリイソブテニルス
ルホン酸又はスルホネートは、4で均等に割り切れない総数の炭素原子を含んで
いる。
【0017】 本発明のポリアルケニルスルホネートは、ポリアルケニルスルホン酸(上述の
ようにして製造された)をアルカリ又はアルカリ土類金属源と反応させることに
より製造される。アルカリ又はアルカリ土類金属は任意の適当な手段によってス
ルホネートに導入することができる。一つの方法は、水酸化物など塩基として反
応する金属化合物とポリアルケニルスルホン酸とを混ぜ合わせることからなる。
これは一般に、水や、2−エチルヘキサノール、メタノールまたはエチレングリ
コールなどのアルコールといったヒドロキシル促進剤、およびスルホネート用の
不活性溶媒の存在下で、通常は加熱しながら実施される。これらの条件下で、塩
基として反応する化合物は金属スルホネートを生成することになる。次いで、ヒ
ロドロキシル促進剤と溶媒を除去して、金属スルホネートを生成させることがで
きる。
【0018】 ある一定の環境下では、アルカリ金属ポリアルケニルスルホネートを製造し、
この物質を複分解によりアルカリ土類金属スルホネートに変換する方が都合がよ
いかもしれない。この方法を用いるとき、スルホン酸を水酸化ナトリウム又はカ
リウムなどの塩基性アルカリ金属化合物と混ぜ合わせる。得られたナトリウム又
はカリウムスルホネートは水抽出により精製することができる。次いで、ナトリ
ウム又はカリウムスルホネートをアルカリ土類金属塩と混ぜ合わせて、アルカリ
土類金属スルホネートを生成させる。最も一般的に使用されるアルカリ土類金属
化合物はハロゲン化物、特に塩化物である。通常は、ナトリウムまたはカリウム
スルホネートをアルカリ土類金属の塩化物水溶液と一緒にし、複分解が生じるの
に充分な時間撹拌する。その後、水相を除去し、そして所望により溶媒を蒸発さ
せてもよい。
【0019】 好ましいスルホネートはアルカリ土類金属スルホネート、特にカルシウム、バ
リウムおよびマグネシウムのスルホネートである。最も好ましいのは、カルシウ
ムおよびマグネシウムスルホネートである。
【0020】 本発明のポリアルケニルスルホネートは、中性もしくは過塩基性のスルホネー
トである。過塩基性物質は、過塩基性であると言われるスルホネート中の、金属
カチオンの化学量論に従って存在する以上の過剰な金属含量によって特徴付けら
れる。よって、モノスルホン酸をカルシウム化合物などのアルカリ土類金属化合
物で中和すると、各当量の酸当たり1当量のカルシウムを含む標準的なスルホネ
ートが生成する。言い換えれば、標準的な金属スルホネートは各2モルのモノス
ルホン酸当たり1モルのカルシウムを含むことになる。
【0021】 公知の操作を利用することにより、スルホン酸の過塩基性または塩基性複合体
を得ることができる。これらの過塩基性物質は、スルホン酸を中和するのに必要
な以上の過剰量の金属を含んでいる。高過塩基性スルホネートは、反応条件下で
過塩基性スルホネートと二酸化炭素を反応させることにより製造することができ
る。過塩基性スルホネートおよび他の過塩基性生成物の一般的な製造方法につい
ての議論は、1970年2月17日発行の米国特許第3496105号明細書(
ルシュール)に開示されていて、その内容全部を参照することができる。
【0022】 過塩基性の量は、全塩基価(「TBN」)で表すことができ、スルホネート1
グラム中のKOH1ミリグラムと等価な塩基の量を意味する。よって、高いTB
N数は生成物のアルカリ性がそれだけ強いこと、従って保有するアルカリ度が高
いことを反映している。組成物のTBNは、ASTM試験法D664または他の
同様の方法により容易に決定することができる。本発明の過塩基性ポリアルケニ
ルスルホネートは、比較的低いTBN、すなわち約0乃至約60を有することも
できるし、あるいは比較的高いTBN、すなわち60より大きく約400までを
有することもできる。
【0023】 本発明のポリアルケニルスルホネートは、潤滑油の添加剤として有用である。
それらは、水に対して良好な耐性を示し、淡色であり、そして良好な性能特性を
もたらす。
【0024】 本発明の潤滑油組成物は、主要量の潤滑粘度の油と少量の本発明のポリアルケ
ニルスルホネートとからなる。油は石油から誘導されたものでもよいし、あるい
は合成されたものでもよい。油はパラフィン系、ナフテン系、ハロ置換の炭化水
素、合成エステル、またはそれらの組合せであってもよい。潤滑粘度の油の粘度
は、100゜Fで35乃至55000SUSの範囲にあり、通常は100゜Fで
約50乃至10000SUSの範囲にある。潤滑油組成物は、本発明のポリアル
ケニルスルホネートを分散剤特性を付与するのに充分な量で含有し、一般には、
約0.1重量パーセント乃至10重量パーセント、好ましくは約0.5重量パー
セント乃至約7重量パーセント含有する。
【0025】 本発明のポルアルケニルスルホネートと組み合わせて使用することができるそ
の他従来の添加剤としては、酸化防止剤、泡消し剤、粘度指数向上剤、流動点降
下剤、分散剤などを挙げることができる。
【0026】 本発明の潤滑油組成物は、内燃機関および自動変速機を潤滑にするのに有用で
あり、また作動油、熱伝達油、トルク油などの工業油として有用である。
【0027】
【実施例】
[実施例1] Mn550の高級メチルビニリデンポリイソブテンと硫酸アセチ
ルからのポリイソブテンスルホン酸の製造 ヘキサン20mLに溶解したグリッソパル550ポリイソブテン(数平均分子
量約550のメチルビニリデンの含量が約80%以上である)5.5g(0.0
1モル)をビーカーに入れる。これに、無水酢酸1.63g(0.016モル)
および硫酸0.98g(0.01モル)を加える。得られた混合物を室温で1時
間撹拌する。次に、少量のメタノールを加えて反応を静め、そして溶媒を真空下
で除去する。粗製のポリイソブテンスルホン酸が全量で7.16g得られる。
【0028】 [実施例2] 実施例1の生成物からのLOBポリイソブテンスルホネートの製
造 実施例1のスルホン酸5.91gに、イソプロピルアルコール20mLおよび
水酸化ナトリウム1gを含む水1mLを加える。得られた混合物を6時間還流し
た後、室温で一晩置く。二層が形成され、その下層をデカントする。上層は、活
性成分88%を含むナトリウムポリイソブテンスルホネート(5.67g)を含
有する。下層を真空下でストリップする。下層は、水酸化ナトリウムとナトリウ
ムポリイソブテンスルホネートの混合物1.14gを含有する。
【0029】 [実施例3] カルシウムLOBポリイソブテンスルホネートの製造 グリッソパル550ポリイソブテン500g(0.91モル)、無水酢酸14
0.3g(1.38モル)、および濃硫酸84.7g(0.86モル)を室温で
2L丸底フラスコに入れる。得られた混合物を室温で4時間撹拌する。次いで、
この混合物にメタノール50mLを加えて反応を静め、そして100ニュートラ
ル希釈油500gを加える。次に、これに水酸化カルシウム32.0g(0.4
3モル)および水20mLを加える。得られた混合物を175゜Fに加熱した後
、水100mLを加える。次に、これを225−230゜Fまで30分かけて加
熱した後、330゜Fで1時間加熱して水分をストリップ除去する。カルシウム
ポリイソブテンスルホン酸が得られる。
【0030】 [実施例4] SO3と空気を用いたポリイソブテンスルホン酸の製造 グリッソパル550ポリイソブテンの薄膜をSO3および空気を用いて、以下
の条件下でスルホン化する:温度60℃、SO3流16L/時、空気流192L
/時、供給速度4.5g/分。この反応の生成物は、ポリイソブテンスルホン酸
とポリイソブテンスルホンの混合物である。ハイアミン滴定によって求めたとこ
ろ、生成物は、カルシウムスルホネートとしてスルホネート2.04%および硫
酸0.70%を含有する。
【0031】 [実施例5] SO3と空気を用いたポリイソブテンスルホン酸の製造 グリッソパル550ポリイソブテンの薄膜をSO3および空気を用いて、以下
の条件下でスルホン化する:温度60℃、SO3流16L/時、空気流192L
/時、供給速度4.2g/分。ポリイソブテンスルホン酸とポリイソブテンスル
ホンの混合物である生成物が全量で1354g得られる。ハイアミン滴定により
求めたところ、生成物は、カルシウムスルホネートとしてスルホネート2.5%
および硫酸1.02%を含有する。酸価をASTM D664試験により求めた
ところ、59.9mgKOH/g試料である。
【0032】 [実施例6] ナトリウムポリイソブテンスルホネートの製造 実施例5のポリイソブテンスルホン酸とポリイソブテンスルホンの混合物を、
以下の操作を用いて加水分解する。還流冷却器と撹拌器を備えた100mL三つ
口フラスコに、ポリイソブテンスルホン酸20gを入れ、得られた混合物を10
0℃に加熱する。これに49%の水酸化ナトリウム水溶液5mLを加え、得られ
た混合物を4時間撹拌する。この反応の生成物は、ナトリウムポリイソブテンス
ルホネートとポリイソブテンスルホンの混合物である。
【0033】 [実施例7] 550MWポリイソブテンからのカルシウムポリイソブテンスル
ホネート(中性スルホネート)の製造 グリッソパル550(メチルビニリデン異性体を約85%含有する550Mn
ポリイソブテン)500g(0.91モル)、無水酢酸140.3g(1.38
モル、1.5当量)、及び硫酸84.7g(0.864モル、0.95当量)を
室温で2L丸底フラスコに滴下する。得られた混合物を室温で4時間撹拌する。
次いで、これにメタノール50mLを加え、更に100ニュートラル希釈油50
0gを加える。次に、これに水酸化カルシウム32.0g(0.43モル)およ
び水20mLを加える。これを80℃に加温し、さらに水100mLを加える。
次に、揮発性物質を高温で除去する。生成物を濾過して、生成物842.3gを
得る。生成物は、TBN3.4mgKOH/g試料、100℃粘度72.4cS
t、1.50%Ca、および2.31%Sである。
【0034】 [実施例8] 550MWポリイソブテンからのカルシウムポリイソブテンスル
ホネート(LOBスルホネート)の製造 グリッソパル550ポリイソブテン(メチルビニリデン異性体含量約85%の
550Mnポリイソブテン)500g(0.91モル)、無水酢酸140.3g
(1.38モル)、および硫酸84.7g(0.864モル)を4Lビーカーに
入れる。得られた混合物を室温で1時間撹拌する。次いで、これにメタノール5
0mL、100ニュートラル希釈油500g、および水100mLを加える。得
られた混合物を190゜Fに加熱し、そして水酸化カルシウム48g(0.64
9モル)を加える。これを1時間撹拌した後、温度を212゜Fに上げ、そして
揮発性物質が全て蒸留されるまでそのままで維持する。次に、得られた生成物を
濾過して、LOBカルシウムポリイソブテンスルホネートを得る。TBN12.
3mgKOH/g試料、2.24%S、1.85%Ca、および100℃粘度7
9.4cStである。
【0035】 [実施例9−13] 他のポリイソブテンスルホネートの製造 カルシウムポリイソブテンスルホネートの他の実施例を、表1に示すような異
なる条件、充填モル比(「CMR」)およびポリイソブテン(「PIB」)分子
量を用いて実施する。
【0036】
【表1】
【0037】 [実施例14] 酢酸カルシウムを含まない550Mnカルシウムポリイソブテ
ンスルホネートの製造 まず、グリッソパル550ポリイソブテン(2000g、3.64モル)を、
無水酢酸408.3g(4.0モル)および硫酸338.7g(3.46モル)
と反応させることにより、550Mnポリイソブテンからのスルホン酸を製造す
る。得られた混合物を室温で1時間撹拌する。次いで、これにメタノール200
mLを加える。得られた生成物は活性成分約90%を含む。次に、この生成物2
60gを100ニュートラル希釈油260gで希釈し、そしてこれを窒素パージ
しながら40℃に加温して、未反応の酢酸、酢酸メチルおよびメタノールを除去
する。1H NMR分光法による分析は、約0.3%だけ酢酸が残留していたこと
を示す。次に、この生成物(448.2g)を1000mLビーカーに入れ、1
90゜Fに加熱し、そしてこれに水酸化カルシウム13.2gを加える。得られ
た混合物を190゜Fで1時間撹拌した後、温度を330゜Fに上げ、如何なる
揮発性物質も除去する。次に、得られた生成物を濾過して、酢酸カルシウムを含
まないカルシウムポリイソブテンスルホネートを得る。TBN5.4mgKOH
/g試料、1.12%Ca、1.82%S、および100℃粘度27.5cSt
である。
【0038】 [比較例A] パラポール1000からの950Mnポリイソブテンスルホン酸
の製造 200gのパラポール950(メチルビニリデン異性体含量5%以下の950
nポリイソブテン、0.21モル)を、無水酢酸22.46g(0.22モル
)および硫酸18.63g(0.190モル)と反応させる。得られた生成物を
室温で1時間撹拌した後、メタノール20mLを加える。この生成物は活性成分
を約67%しか含まない。
【0039】 [実施例15] グリッソパル1000からの1000Mnポリイソブテンスル
ホン酸の製造 グリッソパル1000ポリイソブテン(メチルビニリデン異性体含量約85%
の1000Mn)2000g(2.0モル)に、無水酢酸224.6g(2.2
モル)および硫酸186.3g(1.90モル)を加える。得られた生成物を比
較例Aのようにして反応させる。生成物は活性成分を約90%含む。このことか
ら、本発明の教示によって得られる収量の向上が明らかである。
【0040】 [比較例B] メチルビニリデン含量20%未満のポリイソブテンからのスルホ
ン酸の電子噴霧イオン化質量スペクトル 図2は、ハイビス5(メチルビニリデン異性体含量10%以下のポリイソブテ
ン)からのポリイソブテンスルホン酸の電子噴霧イオン化質量スペクトルを示す
。スペクトルは、14ダルトンで分かれた分子イオンを有する分子量分布を示し
ている。このことは、ポリイソブテンスルホン酸が実際にはC12、C16、C20
どの異性体の混合物ではなくて、C12、C13、C14などの異性体の混合物である
ことを意味する。
【0041】 [実施例16] メチルビニリデン含量20%以上のポリイソブテンからのスル
ホン酸の電子噴霧イオン化質量スペクトル 図1は、グリッソパル550(メチルビニリデン異性体含量85%以上のポリ
イソブテン)からのポリイソブテンスルホン酸の電子噴霧イオン化質量スペクト
ルを示す。スペクトルは、56ダルトンで分かれた分子イオンを有する分子量分
布を示している。このことは、ポリイソブテンスルホン酸がC12、C16、C20
どの異性体の混合物である(すなわち、イオンは4個の炭素原子の倍数である)
ことを意味する。
【0042】
【発明の効果】
本発明のポリアルケニルスルホネートは、潤滑油の添加剤として有用である。
それらは、水に対して良好な耐性を示し、淡色であり、そして良好な性能特性を
もたらす。 本発明の潤滑油組成物は、内燃機関および自動変速機を潤滑にするのに有用で
あり、また作動油、熱伝達油、トルク油などの工業油として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って製造されたポリブテニルスルホン酸であるポリブテンスルホン
酸の陰イオン電子噴霧イオン化質量スペクトルである。
【図2】 メチルビニリデン異性体含量10%以下のポリイソブテンから製造された、す
なわち本発明のポリブテニルスルホン酸ではない、ポリブテンスルホン酸の陰イ
オン電子噴霧イオン化質量スペクトルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 キャンベル、カーチス・ビー. アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94547,ハーキュリーズ、モンデゴ・ドラ イブ 118 Fターム(参考) 4J015 DA14 4J100 AA06P BA56H CA01 CA04 CA31 HA31 HA61 HB39 HB52 HC28

Claims (88)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体を20モ
    ルパーセント以上含有するポリアルケン混合物から誘導されたポリアルケニルス
    ルホン酸の混合物からなるポリアルケニルスルホン酸組成物。
  2. 【請求項2】 ポリアルケン混合物がアルキルビニリデンと1,1−ジアル
    キルの異性体を50モルパーセント以上含有する請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ポリアルケン混合物がアルキルビニリデンと1,1−ジアル
    キルの異性体を70モルパーセント以上含有する請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 アルキルビニリデン異性体がメチルビニリデン異性体であっ
    て、1,1−ジアルキル異性体が1,1−ジメチル異性体である請求項1、2ま
    たは3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ポリアルケンの数平均分子量が約168乃至約5000であ
    る請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 ポリアルケンの数平均分子量が約550である請求項1に記
    載の組成物。
  7. 【請求項7】 ポリアルケンの数平均分子量が約1000である請求項1に
    記載の組成物。
  8. 【請求項8】 ポリアルケンの数平均分子量が約2300である請求項1に
    記載の組成物。
  9. 【請求項9】 ポリアルケンがポリイソブテンである請求項1に記載の組成
    物。
  10. 【請求項10】 ポリイソブテンがBF3触媒を用いて製造されたものであ
    る請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 ポリアルケンがポリイソブテンであって、ポリイソブテニ
    ルスルホン酸の分子量分布が56ダルトン(原子質量単位)の等倍で区切られた
    ポリイソブテニルスルホン酸分子量を少なくとも80%有する請求項1に記載の
    組成物。
  12. 【請求項12】 ポリアルケンがポリイソブテンであって、ポリイソブテニ
    ルスルホン酸の分子量分布中の20%以下のポリイソブテニルスルホン酸が、4
    で均等に割り切れない総数の炭素原子を含んでいる請求項1に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 ポリアルケンをスルホン化することによりポリアルケニル
    スルホン酸を製造する方法において、ポリアルケンとして、20モルパーセント
    以上のアルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有するポリアル
    ケン混合物を使用することからなる改良方法。
  14. 【請求項14】 ポリアルケン混合物が、50モルパーセント以上のアルキ
    ルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項13に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 ポリアルケン混合物が、70モルパーセント以上のアルキ
    ルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項13に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 アルキルビニリデン異性体がメチルビニリデン異性体であ
    り、そして1,1−ジアルキル異性体が1,1−ジメチル異性体である請求項1
    3、14または15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ポリアルケンの数平均分子量が約168乃至約5000で
    ある請求項13に記載の方法。
  18. 【請求項18】 ポリアルケンの数平均分子量が約550である請求項13
    に記載の方法。
  19. 【請求項19】 ポリアルケンの数平均分子量が約1000である請求項1
    3に記載の方法。
  20. 【請求項20】 ポリアルケンの数平均分子量が約2300である請求項1
    3に記載の方法。
  21. 【請求項21】 ポリアルケンがポリイソブテンである請求項13に記載の
    方法。
  22. 【請求項22】 ポリイソブテンがBF3触媒を用いて製造されたものであ
    る請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 ポリアルケンがポリイソブテンであり、そしてポリイソブ
    テニルスルホン酸の分子量分布が56ダルトン(原子質量単位)の等倍で区切ら
    れたポリイソブテニルスルホン酸分子量を少なくとも80%有する請求項13に
    記載の方法。
  24. 【請求項24】 ポリアルケンがポリイソブテンであって、ポリイソブテニ
    ルスルホン酸の分子量分布中の20%以下のポリイソブテニルスルホン酸が、4
    で平等に割り切れない総数の炭素原子を含んでいる請求項13に記載の方法。
  25. 【請求項25】 請求項13、14、15、17、18、19、20、21
    、22、23または24に記載の方法により生成した生成物。
  26. 【請求項26】 請求項16に記載の方法により生成した生成物。
  27. 【請求項27】 TBNが約0乃至約60のポルアルケニルスルホネート組
    成物であって、ポリアルケニルスルホネートが、アルキルビニリデンと1,1−
    ジアルキルの異性体を20モルパーセント以上含有するポリアルケン混合物から
    誘導されたポリアルケニルスルホン酸のアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩
    であるポリアルケニルスルホネート組成物。
  28. 【請求項28】 ポリアルケン混合物が50モルパーセント以上のアルキル
    ビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項27に記載の組成
    物。
  29. 【請求項29】 ポリアルケン混合物が70モルパーセント以上のアルキル
    ビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項27に記載の組成
    物。
  30. 【請求項30】 アルキルビニリデン異性体がメチルビニリデン異性体であ
    り、そして1,1−ジアルキル異性体が1,1−ジメチル異性体である請求項2
    7、28または29に記載の組成物。
  31. 【請求項31】 ポリアルケンの数平均分子量が約168乃至約5000で
    ある請求項27に記載の組成物。
  32. 【請求項32】 ポリアルケンの数平均分子量が約550である請求項27
    に記載の組成物。
  33. 【請求項33】 ポリアルケンの数平均分子量が約1000である請求項2
    7に記載の組成物。
  34. 【請求項34】 ポリアルケンの数平均分子量が約2300である請求項2
    7に記載の組成物。
  35. 【請求項35】 ポリアルケンがポリイソブテンである請求項27に記載の
    組成物。
  36. 【請求項36】 ポリイソブテンがBF3触媒を用いて製造されたものであ
    る請求項35に記載の組成物。
  37. 【請求項37】 ポリアルケンがポリイソブテンであり、そしてポリイソブ
    テニルスルホン酸の分子量分布が56ダルトン(原子質量単位)の等倍で区切ら
    れたポリイソブテニルスルホン酸分子量を少なくとも80%有する請求項27に
    記載の組成物。
  38. 【請求項38】 ポリアルケンがポリイソブテンであって、そしてポリイソ
    ブテニルスルホン酸の分子量分布中の20%以下のポリイソブテニルスルホン酸
    が、4で均等に割り切れない総数の炭素原子を含んでいる請求項27に記載の組
    成物。
  39. 【請求項39】 TBNが60より大きく約400までのポルアルケニルス
    ルホネート組成物であって、ポリアルケニルスルホネートが、アルキルビニリデ
    ンと1,1−ジアルキルの異性体を20モルパーセント以上含有するポリアルケ
    ン混合物から誘導されたポリアルケニルスルホン酸のアルカリ金属またはアルカ
    リ土類金属塩であるポリアルケニルスルホネート組成物。
  40. 【請求項40】 ポリアルケン混合物が50モルパーセント以上のアルキル
    ビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項39に記載の組成
    物。
  41. 【請求項41】 ポリアルケン混合物が70モルパーセント以上のアルキル
    ビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項39に記載の組成
    物。
  42. 【請求項42】 アルキルビニリデン異性体がメチルビニリデン異性体であ
    り、そして1,1−ジアルキル異性体が1,1−ジメチル異性体である請求項3
    9、40または41に記載の組成物。
  43. 【請求項43】 ポリアルケンの数平均分子量が約168乃至約5000で
    ある請求項39に記載の組成物。
  44. 【請求項44】 ポリアルケンの数平均分子量が約550である請求項39
    に記載の組成物。
  45. 【請求項45】 ポリアルケンの数平均分子量が約1000である請求項3
    9に記載の組成物。
  46. 【請求項46】 ポリアルケンの数平均分子量が約2300である請求項3
    9に記載の組成物。
  47. 【請求項47】 ポリアルケンがポリイソブテンである請求項39に記載の
    組成物。
  48. 【請求項48】 ポリイソブテンがBF3触媒を用いて製造されたものであ
    る請求項47に記載の組成物。
  49. 【請求項49】 ポリアルケンがポリイソブテンであり、そしてポリイソブ
    テニルスルホン酸の分子量分布が56ダルトン(原子質量単位)の等倍で区切ら
    れたポリイソブテニルスルホン酸分子量を少なくとも80%有する請求項39に
    記載の組成物。
  50. 【請求項50】 ポリアルケンがポリイソブテンであって、ポリイソブテニ
    ルスルホン酸の分子量分布中の20%以下のポリイソブテニルスルホン酸が、4
    で均等に割り切れない総数の炭素原子を含んでいる請求項39に記載の組成物。
  51. 【請求項51】 ポリアルケンをスルホン化し、そして得られたポリアルケ
    ニルスルホン酸をアルカリ金属またはアルカリ土類金属と反応させることにより
    ポリアルケニルスルホネートを製造する方法において、ポリアルケンとして、ア
    ルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体を20モルパーセント以上含有
    するポリアルケン混合物を使用する改良方法。
  52. 【請求項52】 ポリアルケン混合物が、50モルパーセント以上のアルキ
    ルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項51に記載の方
    法。
  53. 【請求項53】 ポリアルケン混合物が、70モルパーセント以上のアルキ
    ルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項51に記載の方
    法。
  54. 【請求項54】 アルキルビニリデン異性体がメチルビニリデン異性体であ
    って、1,1−ジアルキル異性体が1,1−ジメチル異性体である請求項51、
    52または53に記載の方法。
  55. 【請求項55】 ポリアルケンの数平均分子量が約168乃至約5000で
    ある請求項51に記載の方法。
  56. 【請求項56】 ポリアルケンの数平均分子量が約550である請求項51
    に記載の方法。
  57. 【請求項57】 ポリアルケンの数平均分子量が約1000である請求項5
    1に記載の方法。
  58. 【請求項58】 ポリアルケンの数平均分子量が約2300である請求項5
    1に記載の方法。
  59. 【請求項59】 ポリアルケンがポリイソブテンである請求項51に記載の
    方法。
  60. 【請求項60】 ポリイソブテンがBF3触媒を用いて製造されたものであ
    る請求項59に記載の方法。
  61. 【請求項61】 ポリアルケンがポリイソブテンであり、そしてポリイソブ
    テニルスルホン酸の分子量分布が56ダルトン(原子質量単位)の等倍で区切ら
    れたポリイソブテニルスルホン酸分子量を少なくとも80%有する請求項51に
    記載の方法。
  62. 【請求項62】 ポリアルケンがポリイソブテンであって、ポリイソブテニ
    ルスルホン酸の分子量分布中の20%以下のポリイソブテニルスルホン酸が、4
    で平等に割り切れない総数の炭素原子を含んでいる請求項51に記載の方法。
  63. 【請求項63】 請求項51、52、53、55、56、57、58、59
    、60、61または62に記載の方法により生成した生成物。
  64. 【請求項64】 請求項54に記載の方法により生成した生成物。
  65. 【請求項65】 主要量の潤滑粘度の油と、TBNが約0乃至約60のポル
    アルケニルスルホネート組成物であって、ポリアルケニルスルホネートが、アル
    キルビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体を20モルパーセント以上含有す
    るポリアルケン混合物から誘導されたポリアルケニルスルホン酸のアルカリ金属
    またはアルカリ土類金属塩である、少量のポリアルケニルスルホネート組成物と
    からなる潤滑油組成物。
  66. 【請求項66】 ポリアルケン混合物が50モルパーセント以上のアルキル
    ビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項65に記載の組成
    物。
  67. 【請求項67】 ポリアルケン混合物が70モルパーセント以上のアルキル
    ビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項65に記載の組成
    物。
  68. 【請求項68】 アルキルビニリデン異性体がメチルビニリデン異性体であ
    って、1,1−ジアルキル異性体が1,1−ジメチル異性体である請求項65、
    66または67に記載の組成物。
  69. 【請求項69】 ポリアルケンの数平均分子量が約168乃至約5000で
    ある請求項65に記載の組成物。
  70. 【請求項70】 ポリアルケンの数平均分子量が約550である請求項65
    に記載の組成物。
  71. 【請求項71】 ポリアルケンの数平均分子量が約1000である請求項6
    5に記載の組成物。
  72. 【請求項72】 ポリアルケンの数平均分子量が約2300である請求項6
    5に記載の組成物。
  73. 【請求項73】 ポリアルケンがポリイソブテンである請求項65に記載の
    組成物。
  74. 【請求項74】 ポリイソブテンがBF3触媒を用いて製造されたものであ
    る請求項73に記載の組成物。
  75. 【請求項75】 ポリアルケンがポリイソブテンであり、そしてポリイソブ
    テニルスルホン酸の分子量分布が56ダルトン(原子質量単位)の等倍で区切ら
    れたポリイソブテニルスルホン酸分子量を少なくとも80%有する請求項65に
    記載の組成物。
  76. 【請求項76】 ポリアルケンがポリイソブテンであって、ポリイソブテニ
    ルスルホン酸の分子量分布中の20%以下のポリイソブテニルスルホン酸が、4
    で均等に割り切れない総数の炭素原子を含んでいる請求項65に記載の組成物。
  77. 【請求項77】 主要量の潤滑粘度の油と、TBNが60より大きく約40
    0までのポルアルケニルスルホネート組成物であって、ポリアルケニルスルホネ
    ートが、20モルパーセント以上のアルキルビニリデンと1,1−ジアルキルの
    異性体とを含有するポリアルケン混合物から誘導されたポリアルケニルスルホン
    酸のアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩である、少量のポリアルケニルスル
    ホネート組成物とからなる潤滑油組成物。
  78. 【請求項78】 ポリアルケン混合物が50モルパーセント以上のアルキル
    ビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項77に記載の組成
    物。
  79. 【請求項79】 ポリアルケン混合物が70モルパーセント以上のアルキル
    ビニリデンと1,1−ジアルキルの異性体とを含有する請求項77に記載の組成
    物。
  80. 【請求項80】 アルキルビニリデン異性体がメチルビニリデン異性体であ
    り、そして1,1−ジアルキル異性体が1,1−ジメチル異性体である請求項7
    7、78または79に記載の組成物。
  81. 【請求項81】 ポリアルケンの数平均分子量が約168乃至約5000で
    ある請求項77に記載の組成物。
  82. 【請求項82】 ポリアルケンの数平均分子量が約550である請求項77
    に記載の組成物。
  83. 【請求項83】 ポリアルケンの数平均分子量が約1000である請求項7
    7に記載の組成物。
  84. 【請求項84】 ポリアルケンの数平均分子量が約2300である請求項7
    7に記載の組成物。
  85. 【請求項85】 ポリアルケンがポリイソブテンである請求項77に記載の
    組成物。
  86. 【請求項86】 ポリイソブテンがBF3触媒を用いて製造されたものであ
    る請求項85に記載の組成物。
  87. 【請求項87】 ポリアルケンがポリイソブテンであり、そしてポリイソブ
    テニルスルホン酸の分子量分布が56ダルトン(原子質量単位)の等倍で区切ら
    れたポリイソブテニルスルホン酸分子量を少なくとも80%有する請求項77に
    記載の組成物。
  88. 【請求項88】 ポリアルケンがポリイソブテンであって、そしてポリイソ
    ブテニルスルホン酸の分子量分布中の20%以下のポリイソブテニルスルホン酸
    が、4で均等に割り切れない総数の炭素原子を含んでいる請求項77に記載の組
    成物。
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