JP2007283736A - 巻回し可能なホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】 額のようにして飾ったり筒状に巻回したりして、持運びや保管が手軽にできる巻回し可能なホルダーの提供を目的とする。
【解決手段】 巻回し可能なシート材の一端を折返して押えを設けたホルダー本体を形成した。このホルダー本体の前記押えとは対向する他端側に、その一辺を固着してホルダー本体を覆うと共に、前記押えの下側にもぐり込める大きさのカバーを設けた。
このカバー付きホルダー本体を筒状に巻回して、巻回した状態を維持させる巻付状態維持手段をカバー付きホルダー本体に設けることで、巻回し可能なホルダーとした。
このような巻回し可能なホルダーは、ホルダー本体とカバーとの間に書画や賞状を収容して、飾ったり保管したりすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、賞状や書画などを収容して、展示したり保管や持ち運びしたりできるように改善した巻回し可能なホルダーに関する。
従来の巻回し可能なホルダーとしては、可撓性シートの一端に袋部を形成し、この袋部に収容する証書の一辺を挿入して、可撓性シートを巻回すことにより、筒状に収容できる証書ホルダーがある。
可撓性シートを筒状に維持するために、その表裏面のそれぞれに、押圧により互いに接合する圧接布を設けて、巻回し状態の姿勢を維持させている。(例えば特許文献1参照)
また、筒状に形成したり額縁状にしたりして使用できる袋状の賞状入れケースがある。この賞状入れケースは、袋の開口部の一側面に突出させた止部片を設けて、筒状に維持させている。
この賞状入れケースは、各角部に小孔を設けて吊下げ用に用いることで、額として使用することができるもので、筒状に巻回した場合は、保護シール付きの接着テープを有する止部片を利用して、筒状姿勢を維持している。(例えば特許文献2参照)
実開昭55−5282号公報(第2頁、第4図) 実開平4−9786号公報(第4頁、図1)
特許文献1に示す証書ホルダーは、可撓性シールの一端に帯状の細長い袋部を設けて、この袋部に証書の一端を挿入するだけであるから、証書はホルダーに支持されることがない。しかも証書の一方の面は、その大半が露出した状態であるから、額のように飾ることはできなかった。
従って、この証書ホルダーは、筒状に巻回すことにより、証書を保管したり持ち運んだりするためだけのものであった。
また、可撓性シールの表裏面に取付けた一対よりなる止合体は、その取付位置が決められているために、筒状にした直径が決められてしまって、直径の太さを変える自由度が少ないという欠点もあった。
特許文献2に示す賞状入れケースは、額として用いたり筒状に巻回して、保管や持運びしたりできる賞状ケースであるが、一端に開口部を設けて全体を袋状としたケース内に賞状を挿入することが面倒であった。
また、額として使用する場合は、ケースの中心に賞状を配置させることが面倒であった。
賞状ケースを巻回した後に、止部片を用いて筒状態を維持させるが、この構造が複雑であり製造や使用上の点でも大変であった。
更に、ケースの三辺を溶着して袋状に形成した理由で、巻回した場合に内側と外側とのシート内にずれが生じて、特に直径を小さくして巻回すと、しわが生じたり一方のシートに突出部が生じたりして、巻回し困難になるという欠点があった。
本発明は、このような欠点を解消するためになされたものであり、額のように飾ったり筒状に巻き回したりして、持運びや保管が手軽にできる巻回し可能なホルダーの提供を目的とする。
発明を解決するための手段
上記不具合を解決するために、本発明は次のような構成としている。
請求項1に記載した巻回し可能なホルダーは、巻回し可能なシート材の一端を折返すことによって、押えを有するホルダー本体を形成した。このホルダー本体の押えとは対向する他端側で、その一辺を固着してホルダー本体を覆うように配設すると共に、その先端部が前記押えの下側にもぐり込むようにしてカバーを設けた。
前記ホルダー本体の押え側、あるいは押えと対向する側に、カバー付きのホルダー本体を巻回した場合に、筒状態を維持する巻付状態維持手段を設けることで、巻回し可能なホルダーとした。
このような巻回し可能なホルダーによれば、ホルダー本体とカバーとの間に賞状などを収容して、カバーの端部を押えの下にもぐりこませることで、収容した賞状を支持し額に入れたような状態で、飾ったり保管したりすることができる。
また、ホルダーを巻回してから、巻付状態維持手段を用いて、筒状態のまま保管したり持運んだりしたりすることができる。
請求項2に記載した巻回し可能なホルダーは、請求項1に記載した巻回し可能なホルダーに、シート状の額縁を設けることで巻回し可能なホルダーとした。
このようなホルダーによると、額として用いる場合に、額縁入りの巻回し可能なホルダーとして使用することができる。
請求項3に記載した巻回し可能なホルダーは、請求項1、及び請求項2に記載した巻回し可能なホルダーの巻付状態維持手段を、ホルダーの都合の良い辺側に着脱可能な状態で設けることで、巻回し可能なホルダーとした。
このような構成によると、巻付状態維持手段は本来の目的の他に、額として用いた場合に、額の吊下げ用の紐としても兼用できるものである。
発明の効果
本発明によれば、巻回し可能なホルダー本体に押えを設けてカバーの一端を支持すると共に、ホルダーの巻回しによる巻付状態維持手段を設けたことにより、以下の効果を得ることができた。
すなわち、カバーをめくれば賞状や書画の収容は、ホルダー本体上に置くだけであり、それらの収容は簡単である。
ホルダー本体とカバーとは、互いに剥離可能であるから、筒状に巻回して内径と外径とに差が出ても、両者に自由度があってしわが生じたり、巻回しが困難になったりすることはない。
ホルダーを開いた状態では額として、巻回した状態では持運び用として用いることができるし、保管の場合はどちらの形態であっても可能である。
筒状態を維持する巻付維持手段は、本来の目的の他に吊下げ用としても兼用できるすぐれものである。
押えの配置位置によって、縦長及び横長の収容物に対応できるし、押えと対向する辺側に巻付状態維持手段を設けると、上下方向に細長い掛軸形のホルダーとして使用する場合に、好適するなどの効果を得ることができた。
本発明について、図面を参照して説明する。図1は本発明の巻回し可能なホルダーを開いた状態で示す斜視図、図2は図1で示すホルダー本体とカバーとの分解斜視図である。
本発明の巻回し可能なホルダー10として、縦長の書画や賞状よりなる収容物を収容する例について、図1を参照して説明する。縦長形の巻回し可能なホルダー10は、巻回し可能なシート材よりなり、その一端を折返して設けた扁平状の押え14を有するホルダー本体12と、このホルダー本体の押え14と対向する他端側に、その一辺を固着してホルダー本体12を覆うように設けた透明のカバー20と、このカバー付きのホルダー本体12を筒状に巻回した場合に、巻回し状態を保つ巻付状態維持手段22とからなる。
このようなホルダー本体12とカバー20及び巻付状態維持手段22とについて、更に詳細に説明する。
ホルダー本体12は、筒状に巻回し可能なシート材よりなり、収容物である書画や賞状などの大きさに対応した大きさで、通常は方形としている。
このようなホルダー本体12の一端には、折返した状態で帯状の押え14を設けている。この押え14とホルダー本体12との折返し部分は、溶着したり両面接着テープなどを用いたりして、固着部15とすることで、両者が互いに密接するようにしている。
この固着部15と対向する押え14の先端側は、図1で示すようにホルダー本体12とは開放状態に形成され、図中の矢印Aで示す方向に開閉するようにしている。
この開閉する先端側は折返されて二重に形成され、必要に応じて二重部分の一部あるいは全部を固着することで、押え14としての強度を向上させている。また、この押え14はその全体を二重に形成して、シートの厚みを増すことで押えとしての作用を向上させることもできる。
カバー20は、ホルダー本体12と同様に、筒状に巻回し可能なシート材よりなり、ホルダー本体12を覆う大きさである。このカバー20は透明な材料よりなり、図1で示すように押え14と対向する辺に、その一端を固着21すると共に、他端側は押え14の下側にもぐり込んで、押え14によってホルダー本体12側に密接又は押えられるようにしている。
カバー20の三辺は開放状態であり、ホルダー本体12との固着21部分は、前述したように溶着などにより接合している。このように形成したカバー20は、図1の図中の矢印Bで示す方向に、開放した先端部側を保持して開閉することができる。
すなわち、本の頁を開くように、カバー20を開いた状態で、書画や賞状などの収容物を、ホルダー本体12の上に置いてからカバー20を閉じると共に、その先端部を押え14の下側に位置させることで、カバー20が開くことなく書画などを収容するものである。
このような押え14を設けたホルダー本体12とカバー20とは、図2で示すようにそれぞれ別部品としてホルダー本体12、押え14及びカバー20を形成し、それらを固着する構成や一枚の連続したシートを折曲して、必要部分を固着する構成があり、どちらでも可能である。尚。連続したシートを用いる場合は、透明なシートを用いるものである。
図1で示す巻付状態維持手段22は、図2で示すようにホルダー本体12と押え14との固着部15に、小孔16を設けると共にゴム紐などのように伸縮する紐を輪状にして、この小孔16に配設したものである。
このように構成した巻回し可能なホルダー10の使用例について、図面を参照して説明する。図3は本発明の巻回し可能なホルダーに、書画や賞状などの収容物を収容した状態を示す説明図、図4は図3を筒状に巻回した状態を示す説明図である。
図3で示すように、収容物5を巻回し可能なホルダー10に収容する場合は、図1で示したようにカバー20を開いてから、ホルダー本体12の上に収容物5を置くと共に、カバー20の先端部を、押え14の下側にもぐり込ませることで、図3の如く収容することができる。
押え14は前述したように、二重に形成されているから、カバー20の先端部をホルダー本体12側に密接させることができるものであり、この状態でカバー20が簡単に外れることはない。
図3で示す状態で書画などを保管すると、平坦な状態で積重ねができるから、収容物を変形させることは全く無い。更にほこりが付着するようなことも無く保管することができる。
巻付状態維持手段22を吊り紐にして、壁面などに取付けて鑑賞すると巻回し可能なホルダー10は、額の代りとして用いることができるものであり、展示会などで使用するのにも適している。
カバー20をめくってからホルダー本体上に収容物を置くだけであり、額として用いた場合の中心位置が出しやすく、収容作業が非常に簡単である。
持ち運びする場合は、図3の状態でホルダー本体とカバーとの固着21部分から、図中の矢印で示す方向に巻回して、筒状に設定すると共に図4で示すように、点線で示す巻付状態維持手段22を、図中の矢印の如く伸ばして筒に巻付ければ、図中の実線で示すように形成することができる。
この図4で示す状態では、収容物の持ち運びだけでなくて、保管用としても用いることができるものである。
重なったホルダー本体12とカバー20とを両者の固着21側から同時に巻回しすることで、外側と内側との径に差が生じても、その三辺が自由端であるために両者が摺動して、カバーの移動は押え14との重なり部分で吸収できるので、突出状の変形などが生じることなく、容易に巻回しが可能となるものである。
従来例で説明した二枚重ねの袋体は、その三辺が固着されている理由で、巻回しすると外側のシートと内側のシートとに生じた位置ずれを吸収することができずに、変形が生じて巻回し困難であったが、本願の如く二枚重ねのシートでも、その三辺を自由端とすることで、そのような欠点は生じない。
本願の如く二枚重ねにしたシートの三辺を、自由端として両者の固着側から巻回す構成には大きな意味があるものである。
本発明の他の例として、横長の書画を収容する巻回し可能なホルダー30について、図面を参照して説明する。図5は本発明の他の例を示す巻回し可能なホルダーを示す斜視図、図6は図5の使用例を示す説明図である。
本発明の他の例で示す巻回し可能なホルダー30は、図5で示すように横長の書画や賞状などを収容するものである。前述例と同様に巻回し可能なシート材よりなり、その一端を折返して設けた扁平状の押え34を有するホルダー本体32と、このホルダー本体の押え34と対向する他端側に、その一辺を固着してホルダー本体32を覆うように設けた透明のカバー40と、このカバー付きのホルダー本体を筒状に巻回した場合に、巻回し状態を維持する巻付状態維持手段42とからなる。
このようなホルダー本体32とカバー40及び巻付状態維持手段42とについて、更に詳細に説明する。
ホルダー本体の材質などは前述例と同様であり、押え34も同様に設けている。相違する点はその形状を横長に設定した点のみである。
カバー40も前述例と同様に、ホルダー本体32を覆うように設定して、押え34側と重なるように自由端に設定した点も同様である。
巻付状態維持手段42は、ホルダー本体に設けた押え34側で、両端部側の2個所に設けている。これは、横長形のホルダーは、中央部の1個所で押えると、その両端が巻戻される方向に変形しやすいからである。
この巻付状態維持手段42も、前述例と同様に伸縮可能なごむ紐などを輪状にして、図示しないがホルダー本体32に設けた小孔に取付けている。
このように構成した巻回し可能なホルダー30も、図5で示すようにホルダー本体32上に収容物5を置いてから、カバー40で覆うと共に、その先端部を押え34の下側にもぐり込ませるものである。
この状態で平面的に積重ねて保管したり、2個の巻付状態維持手段42を用いて、壁などに取付けたりすると額縁として使用することができる。また、巻付けた後、巻付状態維持手段42を用いて、図4で示したように設定すると、持運びや保管状態にもなることは、前述例と同様である、
図5で示す巻回し可能なホルダー30と、収容物5とは略同じ大きさであり、特に支障をきたすことは無いが、収容物が小形の場合は、額としての中央部に位置させることが望ましい。
小形の収容物を巻回し可能なホルダー30の、中央部に配置する構成について、図6を参照して説明する。
図6で示すように、図5で示したホルダー本体32と略同じ大きさで、巻回し可能な用紙などよりなる台紙50に、収容物の下側角部を挿入して、挿入した角部を台紙50の裏面側に、配置させるための切込み51を設ける。
この切込み51は、対向配置した傾斜よりなる切込みであり、収容物6の下側だけを挿入して、上側はカバー40の存在で押えられるために不要である。このような切込み51は、収容する小形の収容物6の大きさが、常に一定であれば台紙50の中央部に配置できるが、不特定の大きさの収容物を、常に額としての中央部に取付けできる他の構成について説明する。
小形の収容物6を額の中央部に位置させる他の例としては、図6で示すように、収容する小形の収容物の下側両角部に、三角形の袋状物よりなる位置決め58を取付けるようにした。この位置決め58の裏面側には、剥離紙付きの両面接着テープが取付けられており、台紙50に貼付けできるように設定している。
従って、三角形の位置決め58の袋内に、収容物6の下側角部を挿入して、台紙50上の中央部に収容物6を置くと共に、剥離紙を外して押圧すると、位置決め58が台紙50に貼付けられて、収容物6を支持することができる。
このような位置決め58は、図5で示した横長形のホルダーだけではなくて、図1で示した縦長形のホルダーの両方に使用することができるものである。
尚、図示しないがカバー40の表面側又は裏面側に、額縁状に形成した枠形のシートを貼付すると、額入りの収容物6として飾ることができる。この枠形のシートも巻き回し可能なシートであり、本発明の全ての実施例に適用できることはもちろんである。
本発明のその他の例で、掛軸のように取付状態が上下方向に細長い形をして、主に書などを収容したり飾ったりする掛軸形の巻回し可能なホルダー60について説明する。図7は本発明のその他の例の巻回し可能なホルダーを示す一部分解斜視図、図8は図7で用いる着脱手段を備えた巻付状態維持手段の他の例を示す斜視図である。
図7で示すように、掛軸形の巻回し可能なホルダー60は、図1で示したホルダー本体12とカバー20とを、更に細長くしたホルダー本体62とカバー70とからなり、その一端側に押え64を設けたり、それらの両端部を固着したりしている点は同じである。
前述例との相違点は、固着した両端部に複数のスリット穴66を設けて、巻付状態維持手段72を着脱可能な状態で設けており、この巻付状態維持手段72をどちら側にも取付できる状態で設けている。
その理由を説明すると、上下方向に細長い掛軸形のカバー70は、押え64を上側に配置すると、カバー70の自重で押え64から外れやすくて、収容物を落下させやすい。よって、押え64が下側になるように配置することが望ましい。そのために壁などに取付ける場合は、巻付状態維持手段72を、押え64とは反対側に配置させる必要がある。
そのような理由で、壁などへの取付手段を兼用した巻付状態維持手段72は、着脱可能にして壁掛と巻付との両方に、使用できるようにしたものである。このような着脱可能な巻付状態維持手段72について、更に詳細に説明する。
図7で示す着脱手段を備えた巻付状態維持手段72は、その両端にストッパーとなる球体を設けた紐状物よりなる着脱具74と、この着脱具を形成する紐状物の中央部に取付けた帯状の圧接布76とからなる。
紐状物は、前述例のように伸縮するものではなくて、単なる紐である。また、圧接布76は、押圧により互いに接合する市販品であり、カバー70付きのホルダー本体62を筒状に巻付けてから、その周囲に巻回して押圧することによって、自身の表裏面で接合するように形成している。
このような巻付状態維持手段72は、着脱具74の球体を、ホルダー本体62の両端にそれぞれ設けたスリット穴66に挿入することによって、取付けたりスリット穴66から外したりして簡単に着脱ができる。
従って、押え64側に取付けると、筒状に巻回した場合の巻付状態を保つことができるし、押え64と対向する側に取付けると共に、紐状物を利用して壁などに取付けることができるものである。
他の例の着脱手段を設けた巻付状態維持手段82は、図8で示すように帯状の圧接布86の一端に、吊バンドなどに用いる着脱具84を取付けると共に、他端側にはハトメ等を用いることで、掛止孔87を設けたものである。
この着脱具84はズボン等に取付けて肩から吊下げたり、靴下止め等に用いられたりしているものと同じであり、着脱が簡単にできるものであれば他の物でも良い。また掛止孔87は、壁などに取付けたフックや釘などに挿入して、取付けするためのものである。
このような巻付状態維持手段82によれば、ホルダー本体62側に取付用の穴やスリット穴66等が不要となる。圧接布86は図7と同様のものであり、使用例についても同じである。
このように構成した巻回し可能なホルダー60によれば、縦長の書画を収容して保管したり、掛軸として飾ったりすることができる。書の展示会などの出品する場合に、着脱可能な巻付状態維持手段を設けた、この巻回し可能なホルダー60を用いることにより、運搬や会場での展示が容易にできるので特に有効である。
巻付状態維持手段も市販されている各種の着脱具が利用できるので、製造も安価にできる。
本発明の巻回し可能なホルダーを開いた状態で示す斜視図である。 図1で示すホルダー本体とカバーとの分解斜視図である。 収容物を収容した図1の使用状態を示す説明図である。 図3の状態から筒状に巻回した状態を示す説明図である。 本発明の他の例を示す巻回し可能なホルダーの斜視図である。 図5の使用例を示す説明図である。 本発明のその他の例を示す巻回し可能なホルダーの斜視図である。 図7で示す巻付状態維持手段の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
10 巻回し可能なホルダー
12 ホルダー本体
14 押え
20 カバー
22 巻付状態維持手段
30 巻回し可能なホルダー
32 ホルダー本体
34 押え
40 カバー
42 巻付状態維持手段
50 台紙
58 位置決め
60 巻回し可能なホルダー
62 ホルダー本体
64 押え
70 カバー
72 巻付状態維持手段
74 着脱具

Claims (3)

  1. 巻回し可能なシート材の一端を折返すと共に、折返した先端部を開放状態に形成した押えを有するホルダー本体と,
    このホルダー本体の前記押え側と対向する他端側で、その一辺を固着してこのホルダー本体を覆うように配設すると共に、その先端部が前記押えの下側にもぐり込むように形成した巻回し可能なシート材よりなるカバーと、
    前記ホルダー本体の押え側、あるいは押えと対向する側に設けられ、前記カバー付きのホルダー本体を筒状に巻回した場合に、その筒状態の姿勢を維持させる巻付状態維持手段とからなる巻回し可能なホルダー。
  2. 巻回し可能なシート材の一端を折返すと共に、折返した先端部を開放状態に形成した押えを有するホルダー本体と、
    このホルダー本体の前記押え側と対向する他端側で、その一辺を固着してこのホルダー本体を覆うように配設すると共に、その先端部が前記押えの下側にもぐり込むように形成した巻回し可能なシート材よりなるカバーと、
    前記ホルダー本体の押え側、あるいは押えと対向する側に設けられ、前記カバー付きのホルダー本体を筒状に巻回した場合に、その筒状態の姿勢を維持させる巻付状態維持手段と、
    前記ホルダー本体あるいは前記カバーに設けたシート状の額縁とからなる巻回し可能なホルダー。
  3. 巻回し可能なシート材の一端を折返すと共に、折返した先端部を開放状態に形成した押えを有するホルダー本体と、
    このホルダー本体の前記押え側と対向する他端側で、その一辺を固着してこのホルダー本体を覆うように配設すると共に、その先端部が前記押えの下側にもぐり込むように形成した巻回し可能なシート材よりなるカバーと、
    このカバーを取付けた前記ホルダー本体の一辺側で、このホルダー本体を開いた状態で吊下げたり、ホルダー本体を筒状に巻回した場合に、その筒状態の姿勢を維持したりするために設けた吊下げ兼用の巻付状態維持手段とからなる巻回し可能なホルダー。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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