JP2007283592A - ライニング管挿入工法及び該工法に用いるライニング管振動装置 - Google Patents

ライニング管挿入工法及び該工法に用いるライニング管振動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007283592A
JP2007283592A JP2006112199A JP2006112199A JP2007283592A JP 2007283592 A JP2007283592 A JP 2007283592A JP 2006112199 A JP2006112199 A JP 2006112199A JP 2006112199 A JP2006112199 A JP 2006112199A JP 2007283592 A JP2007283592 A JP 2007283592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
lining
lining pipe
existing
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006112199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4814681B2 (ja
Inventor
Shinkichi Ooka
伸吉 大岡
Mitsuyoshi Cho
満良 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOKA KEIKO
Yoshika KK
Original Assignee
OOKA KEIKO
Yoshika KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOKA KEIKO, Yoshika KK filed Critical OOKA KEIKO
Priority to JP2006112199A priority Critical patent/JP4814681B2/ja
Publication of JP2007283592A publication Critical patent/JP2007283592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4814681B2 publication Critical patent/JP4814681B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】予め製造された組み管ピースを連結して形成したライニング用管体を用い、これを円滑に既設管内に施設するための工法及び装置を得ること。
【解決手段】ライニング用管体20が予め製造された所定形状の組み管ピース10を所定長さに連結することによって形成され、このライニング用管体20を既設管30の一端側から挿入するライニング用管体挿入工程と、該ライニング用管体挿入工程にて、ライニング用管体20に対して微振動を付与する振動付与工程と、を含んでいる。これにより、ライニング用管体を構成する組み管ピースについてライニング用管体が既設管に衝突した際にもその既設管の変化形状に追随するような摺動回転が生起され、ライニング用管体はその伸長状態が変化し、ライニング用管体の挿入がより容易なものとなる。
【選択図】 図3

Description

本発明はライニング管挿入工法及び該工法に用いるライニング管振動装置、特に、組み管ピースを連結して形成したライニング用管体を用いたライニング管挿入工法、及び該工法に用いるライニング管振動装置に関する。
日本の下水道普及率は平均67%であり、都市部では、ほぼ100%に近い普及率である。したがって、下水管渠の新設事業は一部地方を除いて殆ど無くなり、老朽管渠の維持管理が重要なものとなっている。下水管渠の総延長は約36万kmであり、そのうち耐用年数50年を越えた管渠は7000km以上となっている。また、今後年間数千kmずつ増加する見込みである。
一般に下水管渠などの地中に埋設される管については、地中における様々な外力の付加により変形やズレによる段差が生じることは不可避である。また、特に突発的な変形が生じない場合でも老朽化に伴って交換が必要になる。この様な種々の事情から、既設管は所定の時期に何らかの補修が必要となるのが現状である。
その補修は、設置されている領域の建物の密集状態や交通事情などから開削ができない場合も多く、ライニング、すなわち、既設管の内側に新たな管を形成する作業によって行われることが多い。このライニングの手法としては、例えば、予め準備した未硬化の樹脂製の管を既設管の排水マス側から、反転させつつ挿入し、空気圧又は水圧によって既設管の内壁に密着するように膨らませ、自然硬化又は熱や光を用いて強制的に硬化させることで取付管の内面のライニングを行う方法が知られている。
特許文献1には、屈曲した既設管の内周面に硬化性樹脂管をしわの発生なしに全周に亘って密着させる技術が開示されており、例えば、図5に示したように、既設管内に硬化性樹脂管を一方の端部から内周面が外周面になるように、すなわち反転させながら挿入し、その後に硬化させる技術が開示されている。硬化前の硬化性樹脂管の伸縮性により既設管の内周面への密着性を確保しているものである。挿入後は、熱や光によって硬化性樹脂管を硬化させることが行われる。
更に、本件出願人は、非開削で新管を入れる方法として、上記特許文献1などの硬化型のライニング管に対して、設置後の品質の均質化をより向上させるべく、予め工場にて製造した樹脂製の新管を既設管内に挿入する技術を提案している。本件出願人は、この新技術に関して、2005年12月16日付けにて、発明「組み管ピース、該組み管ピースを用いたライニング用組み管及び該組み管を用いたライニング方法」に関する特許出願を行っている(願番2005−363418)。
特開平6−246830号
上記特許文献1に記載の従来の技術では、既設管内に挿入するライニング管は施行現場において最終的な形状が形成されることから、施工後の品質は現場での施工管理に依存する割合が大きい。したがって、現場の環境や既設管の状況などによって最終的に設置されたライニング管の品質にバラツキが生じる可能性がある。
この様な状況への対応としては、いわゆる工場で製作した二次製品としてのライニング管を既設管内に挿入することが望ましいが、既設管の状態、例えば、蛇行状態や段差の生じている状況では、二次製品としてのライニング管を挿入することは困難であり、事実そのようなライニング管は存在していなかった。
そこで、上述のように本件出願人は、設置後の品質の均質化をより向上させるべく、予め工場にて製造した新管に関する新たな構成を提案し、更に、この新たな構成の新管についてこれを的確に既設管内に挿入するための技術をここに提案するものである。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、予め製造された組み管ピースを連結して形成したライニング用管体を用い、これを円滑に施設するためのライニング管挿入工法及び該工法に用いるライニング管振動装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係るライニング管挿入工法は、
既設管の補修のために当該既設管内にライニング用管体を挿入するライニング管挿入工法において、前記ライニング用管体は、両端の端面が相互に非平行の所定角度をなす所定長さの筒状体として形成され、前記両端の一方の端面には、円形に延びる凹溝が形成され、他方の端面には前記凹溝に摺動回転容易で且つ水密性を保持して嵌合連結可能な形状を有する凸部が形成された組み管ピースを所定長さに連結することによって形成され、前記ライニング用管体を前記既設管の一端側から挿入するライニング用管体挿入工程と、前記ライニング用管体挿入工程にて、前記ライニング用管体に対して微振動を付与する振動付与工程と、を含むことを特徴とする。
この構成によれば、ライニング用管体を構成する組み管ピースが、上述のように両端の端面が相互に非平行の所定角度をなす所定長さの筒状体として形成されており、且つ連結状態においてそれぞれ摺動回転容易な構成となっている。したがって、挿入工程中にライニング用管体に振動を付与することによって、ライニング用管体は既設管に衝突した際にもその既設管の変化形状に追随するような摺動回転が生起される。したがって、組み管ピースが複数連結された状態で個々に摺動回転させることによってライニング用管体はその伸長状態が変化し(組み管ピースの回転によって種々の角度で曲がり)、ライニング用管体の挿入がより容易なものとなる。
請求項2に係るライニング管挿入工法は、
前記振動付与工程が、前記ライニング用管体が前記既設管の伸長方向が変化する部位に差し掛かった時に当該部位に在る前記ライニング用管体の部分に対して振動を付与することを特徴とする。
この構成によれば、まず、組み管ピースを連結して形成したライニング用管体に対して、既設管の伸長方向変化部位、すなわち、曲がり部分や段差部分に差し掛かったライニング用管体の部分へ振動を付与することにより、ライニング用管体を的確に補修対象の既設管内に挿入することが可能となる。すなわち、ライニング用管体を構成する組み管ピースは、上述のようにそれぞれ摺動回転させることによってライニング用管体はその伸長状態を変化させる(組み管ピースの回転によって種々の角度で曲がる)。
したがって、摺動回転容易に連結されて構成されたライニング用管体が既設管の伸長方向変化部位に差し掛かり、そのままでは既設管の内壁への衝突により挿入進行動作が滞るが、その時にその伸長方向変化部位に在るライニング用管体の部分に振動を付与することで、ライニング用管体を的確に曲げることができるものである。
すなわち、ライニング用管体の上記伸長方向変化部位に対応する位置に局所的に振動を付与することにより、その部分の組み管ピースを摺動回転させることができ、ライニング用管体の形状を既設管の伸長方向変化部位に沿った形状とすることができる。これは、そのライニング用管体の対応部分を振動させることによってライニング用管体は既設管の内壁に細かく衝突し、その衝撃によって徐々に既設管の曲がりに適合するように摺動回転する。その結果、ライニング用管体は既設管の伸長方向変化部位の形状に沿った形状に変形し、ライニング用管体の既設管内への挿入が的確に行われる。
また、上記組み管ピースは予め工場段階での製造が可能であることから、現場での施行状況に左右されることなく、完成ライニング管の品質の均一化も達成されている。
請求項3に係るライニング管挿入工法は、
既設管の伸長方向変化部位毎にそれぞれ別個に行われることを特徴とする。これにより、それぞれの箇所で伸長方向変化部位に対応するライニング用管体の変形を行うことができライニング用管体の挿入動作を円滑なものとすることができる。
請求項4に係るライニング管挿入工法は、
前記既設管の伸長方向が変化する部位の存在位置を検知する方向変化部位検知工程を有し、前記振動付与工程は、前記ライニング用管体内に挿入可能で、且つ振動することによって前記ライニング用管体に内側から衝撃を伝達することのできるサイズを有する振動体を前記既設管の伸長方向変化部位に対応する位置毎に有する挿入式振動装置を用いて行われることを特徴とする。
これにより、既設管の伸長方向変化部位の存在位置を予め認識し、ライニング用管体がその部位まで挿入された時にスムーズに振動を伝達することができる。また、挿入式振動装置を用いることにより、伸長方向変化部位を捜すことなく、且つ複数の伸長方向変化部位が存在する場合でも同時かつ的確に振動付与を行うことができる。
請求項5に係るライニング管挿入工法は、
前記ライニング用管体挿入工程の前に、前記挿入式振動装置を前記振動体が前記伸長方向変化部位に対応する位置に位置するように予め既設管内に挿入する挿入式振動装置の準備工程を行い、前記ライニング用管体挿入工程は、前記ライニング用管体内に前記挿入式振動装置を受け入れつつ行われ、前記振動付与工程は、前記既設管の伸長方向変化部位に到達した前記ライニング用管体に対してその部位に存する前記振動体にて行われることを特徴とする。
この構成によれば、挿入式振動装置の振動体は既設管のそれぞれの伸長方向変化部位の存在位置に予め配置されているので、挿入されてくる前記ライニング用管体は、既設管のそれぞれの伸長方向変化部位に到達して来た時にスムーズに振動体からの振動を受けることとなる。したがって、ライニング用管体の挿入動作の際にライニング用管体が既設管に衝突し、作業が紛糾する様な状態を回避することができ、円滑なライニング用管体の挿入を行うことができる。
請求項6に係るライニング管挿入工法は、
前記ライニング用管体挿入工程において、前記ライニング用管体に対して、挿入方向に前後に振動を加えつつ前記ライニング用管体の挿入動作を行うようにしたことを特徴とする。これにより、上記の振動体による局部的な振動付加に加えて、挿入動作の前後方向の振動も同時に付加されることとなり、組み管ピースの自動的な摺動回転の生起をよりスムーズなものとすることができる。
請求項7に係るライニング管挿入工法は、
前記ライニング用管体が、前記組み管ピースの前記凹溝が底部に拡大凹部を有し、前記凸部が前記凹溝の拡大凹部に嵌め込まれる拡大凸部を有し、前記組みピース相互を前記拡大凹部に前記拡大凸部を嵌合させて連結することにより形成されたことを特徴とする。
この様な端面の拡張部を有する凹凸形状とすることによって、ライニング用管体を構成する組み管ピースの安定した連結状態が確保される。すなわち、摺動回転容易で且つ水密性も良好に確保した各組み管ピースの離脱し難い連結状態が確保される。
請求項8に係るライニング管挿入工法は、
前記ライニング用管体を構成する前記組み管ピースの両端面がなす角度が、5度から35度の範囲で設定されたことを特徴とする。この様な角度を確保することで、ライニング用管体を構成する各組み管ピースの摺動回転動作の容易性を確保しつつ、組み管ピースを回転させることによるライニング用管体の角度付け(曲げ動作)も効率的に行うことができる。
請求項9に係るライニング管振動装置は、
前記ライニング用管体内に挿入可能で、且つ振動することによって前記ライニング用管体に内側から衝撃を伝達することのできるサイズを有するオンオフ式の振動体が、前記ライニング用管体へ挿入された状態で前記既設管の伸長方向変化部位に対応する位置に位置するように配置された挿入式振動手段を備えたことを特徴とする。
この構成により、挿入式振動装置をライニング用管体内に挿入した状態とすることによって、簡単に既設管の伸長方向変化部位に対応する位置のライニング用管体の部分に振動を加えることができ、ライニング用管体の挿入動作を円滑なものとすることができる。また、挿入式振動装置を予め既設管内に設置しておき、この挿入式振動装置を内部に通すようにしながらライニング用管体を後から既設管内に挿入していくことも可能である。
請求項10に係るライニング管振動装置は、
前記挿入式振動手段の振動体が、前記既設管の伸長方向変化部位に対応して複数設けられ、それぞれの振動体は柔軟性のある紐状体によって繋がれたことを特徴とする。この構成により、ライニング用管体内への挿入式振動装置の設置を簡単に行うことができ、複数の伸長方向変化部位が存する場合でもそれぞれの部分に同時にまたは順次振動を加えていくことが可能であり、ライニング用管体の既設管内における進行を円滑に行うことができる。
本発明に係るライニング管挿入工法及び該工法に用いるライニング管振動装置によれば、組み管ピースを連結して形成したライニング用管体に対して、的確に振動を付与することにより、ライニング用管体を円滑に補修対象の既設管内に挿入することができる。これにより、工場生産された品質の均一性を保つことのできる組み管ピースにて構成されたライニング用管体を用いて既設管の補修を的確且つ円滑に行うことが可能となり、既設管の補修の作業の簡易化、信頼性の向上が達成される。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。まず、本実施の形態に係るライニング管挿入工法に用いられるライニング用管体の構成について図5〜図10に基づいて説明する。
図5は、ライニング用管体を形成するための組み管ピース10の構成が示されており、同図(A)は斜視図、同図(B)は側面図を示している。図示のように、組み管ピース10は所定長さの両端開放筒状体として構成されており、両端面は互いに所定の対向角を有する様に非平行に形成され、端面の形状は略円形とされている。本実施の形態における対向角は約20度に設定されているが、好適には15度から30度の範囲で設定され、更に、5度〜35度の範囲まで使用することも可能である。
この組み管ピース10の両端面の形状は重要な構成であり、断面円形状の真っ直ぐな筒状体を斜めに切断した形状となっていることから、端面の形状はやや楕円形状になっているが、少なくとも先端部の全体形状、すなわち、それぞれ端面に形成された後述する凸状部10aと凹状部10cの全体形状はほぼ円形に形成されている。これにより後述する組み管ピース10相互のスムーズな摺動回転を可能にしているものである。
なお、この組み管ピース10は樹脂で形成するのが好適であり、上記両端部の形状は、凸状部10aと凹状部10cだけでなく、端面の形状自体を常にほぼ円形に形成することも可能である。
同図(B)に示されているように、組み管ピース10の一方の端部には凸状部10aが形成され、その先端部には拡張部10bが形成されている。また、他方の端部には凹状部10cが形成され、その底部には拡張部10dが形成されている。凸状部10aと凹状部10cは互いに拡張部10b、10cが嵌合し、その嵌合状体で摺動回転可能となる形状とサイズに構成されている。したがって、この組み管ピース10を複数準備することにより相互に連結することが可能であり、ライニング用管体は組み管ピース10連結したライニング用組み管として構成される。そして、各組み管ピース10の両端面の対向角が上述のように角度付けされているので、各組み管ピース10を回転させることで連結されたライニング用組み管はその伸長形状、すなわち、曲がり具合が変化する。
図6は、2つの組み管ピース10−1,10−2を連結する動作を示す図であり、組み管ピース10−2の凸状部10aを組み管ピース10−1の凹状部10cに嵌合させるものである。図7は、組み管ピース10−1,10−2が連結された状態を示しており、図示のように、互いに摺動回転が可能となっている。このため、凸状部10aは組み管ピース10の端面に対してほぼ垂直に立設さており、凹状部10cもこれに対応して端面に対してほぼ垂直に形成されている。
図8は、上記組み管ピース10を複数連結してライニング用組み管20を構成した状態が示されている。この状態は、全体がほぼ真っ直ぐに伸長するように各組み管ピース10の連結状態が調整されている。すなわち、各組み管ピース10はほぼ同じ形状に形成されており、各組み管ピース10の両端面の対向角はほぼ共通しているので、隣り合う組み管ピース10同士は、長さの最も長い側部と長さの最も短い側部の位置を合わせるように摺動回転され、ライニング用組み管20は真っ直ぐな伸長形状とされている。
図9は、ライニング用組み管20の所定の組み管ピース10の回転角度を変えて略S字形に曲げた状態が示されている。図示のように、組み管ピース10−3〜10−9を摺動回転させ、曲がり状態を形成したものである。すなわち、本実施の形態では、組み管ピース10を複数連結することで、既設管のライニング作業のために必要な長さを確保することができ、また、既設管の蛇行状態に対応する曲がり形状を所定の組み管ピース10を摺動回転させることによって作り出すことができる。
次に、上述のライニング用組み管20を用いた本発明の実施の形態に係るライニング管挿入工法について説明する。図10は、同工法を適用する下水道システムの全体構成を示しており、下水管の本管100に排水が流れ込むように所々に設けられた取付管30のライニングを行う場合を例示している。
図示のように、いわゆるマンホールと呼ばれる縦坑200と300との間に本管100が形成されており、本例ではその本管100部分の3箇所に取付管30−1,30−2,30−3が設けられている。すなわち、排水を一旦集める桝32−1、32−2、32−3から本管100に排水を流すように各取付管30が設けられている。また、符号400は地上に配置されたライニング管の挿入装置であり、後述のように、ライニング用管体に所定の押圧力や振動を付与することによって、既設管30への挿入を補助するものである。なお、同図では、取付管30−2を補修するためにライニング用組み管20を取付管30内に挿入する状況が示されている。
まず、図1は、このライニング管挿入工法に用いる挿入式振動装置50の例を示している。図示のように、エンジンやモータなどから構成される駆動部52に接続されたフレキシブルホース54に振動体56が設けられている。フレキシブルホース54は電力供給ラインを兼ねており、柔軟性を有し、挿入式振動装置50が曲がった既設管やライニング用管体に追随させて挿入できるように構成されている。
振動体56は、中心部に存在する核部分56aとこれに装着された1対のリング状の振動ピース56bと56cを備えており、核部分56aと振動ピース56bと56cとの間には振動の伝達を妨げない様に振動ピース56bと56cを固定するための中間装着部材56dが設けられ、振動ピース56bと56cの装着状態の安定化が図られている。振動ピース56bと56cは、後述するように既設管内に挿入されるライニング用管体内に挿入されるものであり、その外径C1は、ライニング用管体の内径よりやや小さい程度の径とされている。また、材質は硬質のゴム、木材、樹脂などが採用される。
なお、上記実施の形態では、1つの核部分56aに対して、2つの振動ピース56b、56cを設けた例を示したが、振動ピースの数は、2つに限られるものではなく、補修対象である既設管30の曲がり部分の形状やサイズに応じて、1個のみ、更には3つ以上の振動ピースを設けることも可能である。
図2(A)及び(B)は、挿入式振動装置50の他の構成例を示している。図示のように、振動体56が2カ所に設けられており、補修対象である既設管に2カ所の曲がり部分が存する場合にこれに同時に対応できるようになっている。同図(A)はフレキシブルホース54を1本のみ有するものであり、1本のフレキシブルホース54の2カ所に振動体56がそれぞれ配置されている。一方、同図(B)は、振動体56が2カ所に配置されているが、それぞれ別個のフレキシブルホース54に接続されている。
この2カ所に振動体56を有する挿入式振動装置50の構成の重要な事項は、それぞれの振動体56の配置位置が補修対象の既設管の伸張方向が変化する部位、すなわち、曲がり部分が存在する位置に対応していることである。これにより、既設管内に挿入されるライニング用管体がその伸張状態を変えなければならない位置毎に振動体56が位置することとなる。したがって、既設管に曲がり部分が3箇所以上存在するような状況に対応するために3カ所以上の位置に振動体56を配置することも可能である。このような挿入式振動装置50によれば、2ヶ所に曲がり部分が存在する既設管へのライニング用管体の挿入に際しては、その曲がり部分に対応するライニング用管体の部分に同時に振動を付与することが可能となっている。
なお、同図(A)に示した1本のフレキシブルホース54にて構成した挿入式振動装置50の場合、取り扱いが容易であり、挿入動作もシンプルで容易である。一方、同図(B)に示した2本のフレキシブルホース54を備える構成の場合、2つの振動体56の相互間の距離を簡単に調整することができ、現場における柔軟な対応が可能となっている。
次に、この図2に示した挿入式振動装置50を用いて、ライニング用管体としての上述のライニング用組み管20を既設管である取付管30内に挿入する動作について説明する。図3は、ライニング用組み管20の挿入工法の1例を示す図であり、図示のように、桝32から本管100につながれた取付管30が補修対象であり、この内部に図8,9に示したライニング用組み管20を挿入して取付管30を補修するものである。すなわち、組み管ピース10を所定数連結して管体として形成したライニング用組み管20が補修の終了後において、桝32からの排水を本管へ送る通路となるものである。
まず、図3(A)に示したように、挿入式振動装置50だけを先に取付管30内に挿入する工程を行うが、挿入式振動装置50はフレキシブルホース54が柔軟性を有していることから簡単に取付管30内に挿入することができる。そして、挿入された状態では、上述のように振動体56が取付管30の曲がり部分に対応する位置している。したがって、このように曲がり部分と振動体56の位置を的確に合わせるために、挿入式振動装置50の取付管30への挿入工程の前に、予め取付管30の曲がり部分の数及び位置を確認しておくことが好適である。上述の図2(B)に示した様な各振動体56がそれぞれのフレキシブルホース54を有する構成であれば、取付管30の曲がり部分の数及び位置の確認工程後、一方のフレキシブルホース54の長さを調整することで2つの振動体56間の間隔を取付管30の曲がり部分相互間の距離に適合させる準備を簡単に行うことができる。
この様に、挿入式振動装置50の取付管30内への設置が終了すると、次に、ライニング用組み管20の取付管30内への挿入が行われる。図3(B)は、ライニング用組み管20が第1の曲がり部分30aの辺りに到達している状態が示されている。この第1の曲がり部分30aには第1の振動体56−1が存在しており、挿入されて来たライニング用組み管20内に若干の隙間を空ける状態で取り込まれている。この状態で振動体56−1の振動が開始されると、ライニング用組み管20の対応部分は内側から振動による衝撃を受ける。これにより、その部分に存在する組み管ピース10は既設管の曲がり方向に追従するように摺動回転してその伸長方向を変化させる。
この伸長方向の変化、すなわち曲がり動作は、例えば、取付管30内壁に接触した状態にある組み管ピース10に振動衝撃が付与され、その微振動に従って、取付管30の内壁から反力を受け、徐々に取付管30への衝突の衝撃の少ない方向へ摺動回転することによるものである。更に、このライニング用組み管20の曲がり動作に加え、振動体56による振動によって、ライニング用組み管20の外側面と取付管30の内側面には隙間が生じ、挿入方向への押圧力を受けたライニング用組み管20の挿入進行は円滑なものとなる。
そして、図3(C)に示したように、ライニング用組み管20が更に挿入され、その先端部分が本管100寄りの第2の曲がり部30bに到達する。この位置には、第2の振動体56−2が存在し、ライニング用組み管20はこれを内側に取り込むように進行している。ここで、第1の振動体56−1と第2の振動体56−2の2つの振動体により同時に振動動作が行われ、ライニング用組み管20は2箇所で同時に振動衝撃を受ける。これにより、ライニング用組み管20は上述の組み管ピース10の摺動回転動作により取付管30の曲がり形状に追随する形状に変化し、円滑な進行が確保される。
なお、第1の振動体56−1は、同図(B)から同図(C)へのライニング用組み管20の挿入動作の間、常に、その第1の振動体56−1の存在位置を通過する組み管ピース10に対して振動を付与しており、これにより、ライニング用組み管20は円滑に滞りなく進行することができる。また、この様なライニング用組み管20の挿入動作に当たっては、図10に示したような地上に設置した挿入装置400を用いることが可能であり、例えば、挿入装置400は、桝32側から取付管30内にライニング用組み管20を挿入するに当たり、ライニング用組み管20を取付管30内に押し込むための力を加える挿入力付加手段402(図10参照乞う)を有している。この挿入力付加手段402により本管100方向への押圧力、管軸を中心とする回転方向への回転動作などを加えるものである。
図4は、ライニング用組み管20を取付管30に挿入するにあたり、その挿入動作を補助するための挿入補助手段410を示している。これは、例えば上記挿入装置400の挿入力付加手段402の先端部に設けることが可能であり、図示のように、ライニング用組み管20の挿入方向に対して前後に振動する棒状振動体412とこの先端部の2箇所に設けられた振動伝達部414−1、414−2を備えている。振動伝達部414−1、414−2は、ほぼ円形の外周形状を有し、ライニング用組み管20内に嵌入されている。この状態で棒状振動体412の振動をライニング用組み管20に伝達するものである。
この挿入補助手段410により、前後方向の振動がなされることにより、ライニング用組み管20が取付管30の内側面に衝突した際の組み管ピース10の摺動回転を助けることができる。すなわち、前後振動で衝突することにより取付管30の曲がり形状に近づく変形、すなわち組み管ピース10の摺動回転が生起されるものである。
また、この挿入補助手段410による前後方向の振動は、上述の振動体56による曲がり部分における衝突動作と相俟って、組み管ピース10の自動的な摺動回転の生起をよりスムーズなものとするものである。
なお、ライニング用組み管20は、現場に運搬される前に予め所定の長さまで連結しておくことも可能であり、また、必要に応じて現場で連結作業を行うことも可能である。この様にライニング用管体に関しては現場で作業を行う場合も連結という動作だけであるので、完成品の品質に変化が生じることがない。
また、上述のような工法によるライニング用管体の既設管内への挿入に当たっては、既設管内へ導入可能な拡径機を予め既設管内で作動させ、大きく変形が生じ知るような箇所を補修しておくのが好適である。
更に、本件発明に係る工法によりライニング用管体を既設管内に挿入する場合、付加的な補助動作として、ライニング用管体の先端部に牽引用のワイヤを取り付け、本管100側から牽引する様にしても良い。また、牽引手段に代え、ライニング用管体の先端部に錘を取り付け、この重量により下方に引っぱるようにしてもよい。この様に、挿入装置400等による押し込み動作に加えて、引っぱり方向の力を組み合わせることにより、ライニング用管体を変形させつつ前進させる動作をより円滑なものとすることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に記載された構成に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、組み管ピース10の形状、サイズはほぼ共通のものを用いたが、ライニング対象の既設管の曲がり状態がそれ程大きくない場合、それぞれの組み管ピース10の長さをより長く設定することも可能である。
また、組み管ピース10の両端面のなす対向角もより平行に近いものとすれば、回転動作による曲がり度合いは小さいものとなるが、摺動回転の容易性は向上する。また、上記実施の形態では、取付管30についてのライニングについて説明したが、これに限られるものではなく、他の種類の管路や本管についても適用が可能である。
挿入式振動装置の構成説明図である。 (A)及び(B)は、他の構成の挿入式振動装置の構成説明図である。 (A)、(B)及び(C)は、本発明の実施の形態に係るライニング管挿入工法の工程説明図である。 ライニング用管体にたいして前後方向の振動を付与するための構成説明図である。 本発明の実施の形態に係る組み管ピースの構成示しており、同図(A)は斜視図、同図(B)は側面図である。 図5に示した組み管ピースの連結動作を示す説明図である。 図5に示した組み管ピースの連結した状態を示す説明図である。 組み管ピースを連結して構成されたライニング用組み管の真っ直ぐに伸長した状態を示す説明図である。 組み管ピースを連結して構成されたライニング用組み管を曲げた状態を示す説明図である。 実施の形態に係るライニング用組み管を用いたライニング作業の例を示す説明図である。
符号の説明
10 組み管ピース
10a 凸状部
10b 拡張部
10c 凹状部
10d 拡張部
30 取付管
50 挿入式振動装置
52 駆動部
54 フレキシブルホース
56 振動体
100 本管
400 挿入装置
410 挿入補助手段
412 棒状振動体
414 振動伝達部

Claims (10)

  1. 既設管の補修のために当該既設管内にライニング用管体を挿入するライニング管挿入工法において、
    前記ライニング用管体は、
    両端の端面が相互に非平行の所定角度をなす所定長さの筒状体として形成され、前記両端の一方の端面には、円形に延びる凹溝が形成され、他方の端面には前記凹溝に摺動回転容易で且つ水密性を保持して嵌合連結可能な形状を有する凸部が形成された組み管ピースを所定長さに連結することによって形成され、
    前記ライニング用管体を前記既設管の一端側から挿入するライニング用管体挿入工程と、
    前記ライニング用管体挿入工程にて、前記ライニング用管体に対して微振動を付与する振動付与工程と、
    を含むことを特徴とするライニング管挿入工法。
  2. 前記振動付与工程は、
    前記ライニング用管体が前記既設管の伸長方向が変化する部位に差し掛かった時に当該部位に在る前記ライニング用管体の部分に対して振動を付与することを特徴とする請求項1に記載のライニング管挿入工法。
  3. 前記振動付与工程は、
    既設管の伸長方向の変化する部位毎にそれぞれ別個に行われることを特徴とする請求項2に記載のライニング管挿入工法。
  4. 前記既設管の伸長方向が変化する部位の存在位置を検知する方向変化部位検知工程を有し、
    前記振動付与工程は、
    前記ライニング用管体内に挿入可能で、且つ振動することによって前記ライニング用管体に内側から衝撃を伝達することのできるサイズを有する振動体を、前記既設管の伸長方向変化部位に対応する位置毎に有する挿入式振動装置を用いて行われることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のライニング管挿入工法。
  5. 前記ライニング用管体挿入工程の前に、
    前記挿入式振動装置を前記振動体が前記伸長方向変化部位に対応する位置に位置するように予め既設管内に挿入する挿入式振動装置の準備工程を行い、
    前記ライニング用管体挿入工程は、前記ライニング用管体内に前記挿入式振動装置を受け入れつつ行われ、
    前記振動付与工程は、前記既設管の伸長方向変化部位に到達した前記ライニング用管体に対してその部位に存する前記振動体にて行われることを特徴とする請求項4に記載のライニング管挿入工法。
  6. 前記ライニング用管体挿入工程において、
    前記ライニング用管体に対して、挿入方向に対して前後に振動を加えつつ前記ライニング用管体の挿入動作を行うようにしたことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のライニング管挿入工法。
  7. 前記ライニング用管体は、
    前記組み管ピースの前記凹溝が底部に拡大凹部を有し、前記凸部が前記凹溝の拡大凹部に嵌め込まれる拡大凸部を有し、
    前記組みピース相互を前記拡大凹部に前記拡大凸部を嵌合させて連結することにより形成されたことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のライニング管挿入工法。
  8. 前記ライニング用管体を構成する前記組み管ピースの両端面がなす角度は、5度から35度の範囲で設定されたことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のライニング管挿入工法。
  9. 前記ライニング用管体内に挿入可能で、且つ振動することによって前記ライニング用管体に内側から衝撃を伝達することのできるサイズを有するオンオフ式の振動体が、前記ライニング用管体へ挿入された状態で前記既設管の伸長方向変化部位に対応する位置に位置するように配置された挿入式振動手段を備えたことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載のライニング管挿入工法に用いられるライニング管振動装置。
  10. 前記挿入式振動手段の振動体は、前記既設管の伸長方向変化部位に対応して複数設けられ、それぞれの振動体は柔軟性のある紐状体によって繋がれたことを特徴とする請求項9に記載のライニング管挿入工法に用いられるライニング管振動装置。
JP2006112199A 2006-04-14 2006-04-14 ライニング管挿入工法及び該工法に用いるライニング管振動装置 Expired - Fee Related JP4814681B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006112199A JP4814681B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 ライニング管挿入工法及び該工法に用いるライニング管振動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006112199A JP4814681B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 ライニング管挿入工法及び該工法に用いるライニング管振動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007283592A true JP2007283592A (ja) 2007-11-01
JP4814681B2 JP4814681B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=38755806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006112199A Expired - Fee Related JP4814681B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 ライニング管挿入工法及び該工法に用いるライニング管振動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4814681B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101638062B1 (ko) * 2015-12-30 2016-07-08 최재현 비굴착 관로 전체 보수장치 및 공법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262085A (ja) * 1985-09-09 1987-03-18 ダイキン工業株式会社 管状部材の板材への固定方法
JPH0241231A (ja) * 1988-07-30 1990-02-09 Sekisui Chem Co Ltd 既設管のライニング工法
JP2000074261A (ja) * 1998-09-01 2000-03-14 Nikko Kensetsu Kk 敷設管路の補修方法
JP2002257277A (ja) * 2001-03-02 2002-09-11 Kubota Corp 自在曲管

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262085A (ja) * 1985-09-09 1987-03-18 ダイキン工業株式会社 管状部材の板材への固定方法
JPH0241231A (ja) * 1988-07-30 1990-02-09 Sekisui Chem Co Ltd 既設管のライニング工法
JP2000074261A (ja) * 1998-09-01 2000-03-14 Nikko Kensetsu Kk 敷設管路の補修方法
JP2002257277A (ja) * 2001-03-02 2002-09-11 Kubota Corp 自在曲管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101638062B1 (ko) * 2015-12-30 2016-07-08 최재현 비굴착 관로 전체 보수장치 및 공법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4814681B2 (ja) 2011-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130247632A1 (en) Method for producing spiral pipe
JP4956407B2 (ja) 既設管湾曲部の更生補助装置および更生工法
KR101169040B1 (ko) 팽창파쇄부를 포함하는 확장 및 신관 교체 보수 장치와 이를 이용한 공법
JP5291399B2 (ja) 既設管の更生方法
AU2019204248A1 (en) Method and apparatus for lining a pipe
EP3411618B1 (en) Expandable pipe including a liner for restoring a conduit
US20030056844A1 (en) Device for fixing a tubular element in an inaccessible cavity
JP2006257722A (ja) 管路補修再生装置及びその装置を用いた管路補修再生方法
JP4814681B2 (ja) ライニング管挿入工法及び該工法に用いるライニング管振動装置
JP4991221B2 (ja) 既製ライニング管挿入装置及び該装置を用いた既製ライニング管挿入工法
JP2005342915A (ja) 既設管のライニング施工方法及びその施工方法に用いられる製管機
JP2009121036A (ja) 導水ジョイント
JP2009287290A (ja) 更生管用のセグメント
JP2012000976A (ja) ライニング施工方法
JP4908246B2 (ja) 管路更生工法
KR100810555B1 (ko) 하수관 비굴착식 보수용 금속관 및 펠트
JP2007231522A (ja) 折れ曲がり接合可能な薄板パネル及びトンネルの補強工法
JP2019014216A (ja) 既設管の補修方法及び台車
JP4892232B2 (ja) 組み管ピース、該組み管ピースを用いたライニング用組み管
KR102216759B1 (ko) 본관부 혹은 가지관부 혹은 본관부와 가지관부의 선택적 부분 보수 장치 및 부분 보수 공법
JP2009019747A (ja) 埋設取付管の更生方法
JP2008238738A (ja) 管路橋更生方法
KR102621243B1 (ko) 진동 충격을 이용한 상하수도관 보수 장치 및 보수 공법
JPH0970889A (ja) 既設管路の修理工法
JP2009180343A (ja) 製管装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090407

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090409

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110816

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4814681

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees