JP2007283449A - 多関節ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】耐屈曲性を持つとともに配線に必要な空間を小さくすることでアームを細く構成でき、ケーブル交換などの保守性を向上させ、かつ安価に構成することができる。
【解決手段】アーム4と、前記アーム4に連設する関節部13と、前記アーム4内部に配線され、前記関節部13内に旋回されたケーブル1,2とを備えた多関節ロボットにおいて、前記関節内部に耐屈曲性多芯ケーブル1を備え、前記アーム4内部にケーブル2を備え、前記耐屈曲性多芯ケーブル1と前記ケーブル2を接続するコネクタ3を前記関節部13または前記アーム4内部の少なくともいずれか一方に備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の関節部を有する多関節ロボットに関する。
従来の多関節ロボットの関節部におけるケーブルの配線には、フレキシブルチューブやフラットケーブルを関節内で旋回しているものがある(例えば、特許文献1参照)。図4に示すようにフレキシブルチューブ27 は、関節部において、前記出力軸25の先端側の周囲のうち内周側に位置して、例えば右回り( 時計回り方向) にスパイラル( 螺旋) 状に緩やかに( 出力軸25の外周面との間に隙間をもって) 巻回して配置されている( このスパイラル状部分を巻回部分27aと称する) 。このとき、図5 にも示すように、前記連結板21及び第4 アーム4 のフレーム22の端板22aの図で上部には、内周寄り部分に位置して、前記フレキシブルチューブ27が通される湾曲状のチューブ挿通孔21b 及び22bが夫々互いにラップするように形成されている。尚、前記チューブ挿通孔21b及び22bは、フレキシブルチューブ27の巻回部分27aの先端側の端部を、例えば摩擦力により保持する機能も有している。
一方、前記フラットケーブル28は、関節部において、前記出力軸25の先端側の周囲のうち外周側に位置して、緩やかに( 巻回層間に隙間をもって) 巻回して配置されている(この巻回された部分を巻回部分28aと称する) 。このとき、図5 にも示すように、前記連結板21 及び第4アーム4 のフレーム22 の端板22aの図で下部には、外周寄り部分に位置して、前記フラットケーブル2 8 が通される湾曲状のケーブル挿通孔21c 及び22cが夫々互いにラップするように形成されている。尚、前記ケーブル挿通孔21c及び22cは、フラットケーブル28の巻回部分28aの内周側の端部を保持する機能も有している。
また、一般的な多関節ロボットの関節部のケーブル配線には、過度の屈曲による断線防止のため耐屈曲性ケーブルを使用しているものもある。図6において、1は耐屈曲性ケーブルであり、アーム4がアームの可動方向7へ動作する際、耐屈曲性ケーブル1の屈曲部10が屈曲する。このように、従来の多関節ロボットの関節部の配線構造は、過度の屈曲による断線防止のため耐屈曲性ケーブルを使用している。
特開2004−90135公報(第6頁、図1)
従来の多関節ロボットの関節部のケーブル配線は、フレキシブルチューブやフラットケーブルを関節部で巻回する等するために狭所空間で作業するために形状を整えるために時間が掛かり、作業性が低下する等も問題が生じていた。また、関節部が旋回することでフレキシブルチューブやフラットケーブルが部材と摺動することにより被覆が磨耗するなどして交換が必要な場合も全てのケーブルを交換する必要があり、交換に多大な時間を要し、ロボットの停止時間が長くなることから生産性が低下する等の問題が生じていた。
また、一般的な般的な多関節ロボットの関節部のケーブル配線には、配線すべてに耐屈曲性ケーブルを使用している。耐屈曲性ケーブルは、通常のケーブルに比べ仕上がり外径が太くなるため、配線に必要な空間が大きくなり、アーム部を細くできないという問題があった。また、通常ケーブルよりも高価である。また、配線すべてに耐屈曲ケーブルを使用しているため、ケーブルの疲労や断線した場合、ケーブルの交換が困難で、保守性が悪いというような問題もあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、耐屈曲性を持つとともに配線に必要な空間を小さくすることでアームを細く構成でき、ケーブル交換などの保守性を向上させ、かつ安価に構成することができる屈曲部配線構造を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、アームと、前記アームに付設されたアームカバーと、前記アームに連設する関節部と、前記アームカバー内部に配線され、前記関節部内に旋回されたケーブルとを備えた多関節ロボットにおいて、前記関節内部に耐屈曲性多芯ケーブルを備え、前記アームカバー内部にケーブルを備え、前記耐屈曲性多芯ケーブルと前記ケーブルを接続するコネクタを前記関節部または前記アームカバー内部の少なくともいずれか一方に備えたものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記アームカバー内部に配線された前記ケーブルが、複数の単芯ケーブルからなるものである。
また、請求項3に記載の発明は、前記アームカバー内部に配線された前記ケーブルが、多芯ケーブルからなるものである。
請求項1から3に記載の発明によると、耐屈曲性を持つとともに配線に必要な空間を小さくすることでアームを細く構成でき、ケーブル交換などの保守性を向上させ、かつ安価に構成することができる。また、屈曲部を除くアーム内部に配線されたケーブルが復数の単芯ケーブルや多芯ケーブルであるためケーブル外径がより小さくでき、配線する空間の形状により柔軟に対応することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の多関節ロボットの全体図。図2は、多関節ロボットの関節部のケーブル配線の詳細図である。図において、4はアーム、5はそのカバーであり、ロボットアームを可動に構成している。7はアームの可動方向を示す。1は耐屈曲性の多芯ケーブルであり、本アームの可動部である関節部13に設けられ、かつカバーBの内部に配線されており、屈曲部10にて屈曲する。2は通常の多芯ケーブルであり、アーム4とカバー5の間の空間に配線される。3はコネクタであり、耐屈曲性ケーブル1と通常のケーブル2を電気的に接続している。コネクタ3は、コネクタクランプ9によりアーム4に固定されている。
本構成によると、図1及び図2に示すように、耐屈曲性ケーブル1は、通常のケーブル2よりもケーブル外径が太いため、屈曲部のみに耐屈曲性ケーブルを使用し、屈曲部以外は、耐屈曲性ケーブルより細い通常のケーブル2を使用することで、カバー11内部の配線に必要な空間を小さくすることができ、カバー11を細く構成することができる。
このとき、図2及び図6において、各々のカバー11の寸法は、カバー寸法A < カバー寸法Cの関係となる。
また、コネクタ3により、耐屈曲性ケーブル1は着脱可能なため、ケーブルが断線した場合など交換が容易であり保守性を向上させることができる。
本発明が従来技術と異なる部分は、屈曲部のみに耐屈曲性ケーブル1を使用し、耐屈曲性ケーブル1を着脱可能とするコネクタ3を備え、屈曲部以外の配線に通常のケーブル2を使用した部分である。
図3は第2実施例の構成を示す図である。屈曲部10を除くアーム内部に配線されたケーブルを復数の単芯ケーブル12で構成することでケーブル外径がより小さくでき、配線に必要な空間を有効に使用することができるため、実施例1よりもアーム部を細く構成することができる。このとき、図2及び図3において、各々のカバー11の寸法は、カバー寸法B < カバー寸法Aの関係となる。
本構成によると、図1及び図2に示すように、耐屈曲性ケーブル1は、通常のケーブル2よりもケーブル外径が太いため、屈曲部のみに耐屈曲性ケーブルを使用し、屈曲部以外は、耐屈曲性ケーブルより細い通常のケーブル2を使用することで、耐屈曲性を持つとともに配線に必要な空間を小さくすることでアームを細く構成でき、ケーブル交換などの保守性を向上させ、かつ安価に構成することができる。
本発明の第1実施例の多関節ロボットの側断面図 本発明の第1実施例の多関節ロボットの関節部の側断面図 本発明の第2実施例の関節ロボットの関節部の側断面図 第1の従来例の多関節ロボットの関節部の側断面図 第1の従来例の多関節ロボットの連結板の正面図 第2の従来例の多関節ロボットの関節部の側断面図
符号の説明
1 耐屈曲性多芯ケーブル
2 通常の多芯ケーブル
3 コネクタ
4 アーム
5 カバーA
6 カバーB
7 アーム可動方向
8 台座
9 コネクタクランプ
10 屈曲部
11 カバー寸法
12 通常の単芯ケーブル
13 関節部

Claims (3)

  1. アームと、前記アームに付設されたアームカバーと、前記アームに連設する関節部と、前記アームカバー内部に配線され、前記関節部内に旋回されたケーブルとを備えた多関節ロボットにおいて、
    前記関節内部に耐屈曲性多芯ケーブルを備え、前記アームカバー内部にケーブルを備え、前記耐屈曲性多芯ケーブルと前記ケーブルを接続するコネクタを前記関節部または前記アームカバー内部の少なくともいずれか一方に備えたことを特徴とする多関節ロボット。
  2. 前記アームカバー内部に配線された前記ケーブルが、複数の単芯ケーブルからなることを特徴とする請求項1記載の多関節ロボット。
  3. 前記アームカバー内部に配線された前記ケーブルが、多芯ケーブルからなることを特徴とする請求項1記載の多関節ロボット。
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