JP2007283366A - 塑性加工方法 - Google Patents

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Hiroaki Ishida
博昭 石田
Yoshio Iio
良夫 飯尾
Hiroaki Mizumoto
宏明 水本
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Abstract

【課題】短時間で荒加工から仕上げ加工までを終了することのできる塑性加工方法を提供すること。
【解決手段】主軸3にマンドレルMを配設し、該マンドレルMにワークWを外嵌し、複数の絞りローラR1、R2、R3によってワークWに順次絞り加工を施す塑性加工方法において、第1工程の絞りローラR1による加工中に次工程の絞りローラR2(R3)による加工を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、塑性加工方法に関し、特に、複数の絞りローラを用いて塑性加工を行うスピニングマシンにおける加工時間を大幅に短縮することのできる塑性加工方法に関するものである。
スピニングマシンを使用した塑性加工方法としては、加工対象物によって種々の方法がある。ここではマンドレルを配設した回転主軸に取り付けたワークを複数の絞りローラで塑性加工する際の方法を説明する。
この塑性加工方法は、縦型のスピニングマシン1を用いて行う。このスピニングマシン1は、図3〜図4に示すように、架体2上に電動機Dによって回転させる主軸3を配設し、主軸3には加工するワークWに応じたマンドレルMを取り替え可能に配備する。主軸3上方にはマンドレルMに取り付けたワークWを上側から押圧して固定するための心押し台10を配設する。
心押し台10は、ワークWに当接してマンドレルM側に付勢する押圧部材11と該押圧部材11を上下に移行せしめる油圧シリンダ等の加圧手段12とからなる。押圧部材11はワークWに伴って回転可能となるように加圧手段12のロッド先端にベアリング等の回動部材を介して回動自在に取り付ける。
架体2上には主軸3を囲むように3箇所に3基の工具台4を配設する例を示すがその数は特に限定されるものではなく、被加工物であるワークWの特性に応じてその数は決定される。工具台4にはワークWに当接せしめ所望の形状に成型する絞りローラR1、R2、R3を取り付ける絞り台5をX軸(主軸3の軸芯に対して直角方向)、Z軸(主軸3の軸芯に対して平行方向)方向に摺動可能に配備する(例えば、特許文献1参照)。
上記構成において、被加工物であるワークWをマンドレルM上に載置し、心押し台10の押圧部材11によって上側から押圧固定し、主軸3に伴って回転させる。
次いで、絞りローラRをワークWの側面に当接せしめマンドレルMに倣ってスピニング加工を施すもので、この場合の加工方法は、例えば、図5に示すように第1ローラを用いて第1工程として荒加工を行い、次いで図6(a)に示すように第2ローラを用いて第2工程として本加工を行い、最後に図6(b)に示すように第3ローラを用いて第3工程として仕上げ加工を行うようにしている。
しかし、この塑性加工方法では、例えば、各工程の加工時間が20秒かかる場合には合計60秒もの加工時間となり、ワークの表面温度が、例えば、鋳造アルミホイルの塑性加工において、最適な加工条件として塑性加工の行えるワークの表面温度300〜350℃の範囲以下となってしまう場合があり、係る場合に、そのままの加工条件(主軸の回転速度やローラの送り込み速度)で加工を継続するとワークに割れが生じるといった問題があった。
特開平02−6024号公報
本発明は、上記従来の塑性加工方法の有する問題点に鑑み、短時間で荒加工から仕上げ加工までを終了することのできる塑性加工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の塑性加工方法は、主軸にマンドレルを配設し、該マンドレルにワークを外嵌し、複数の絞りローラによってワークに順次絞り加工を施す塑性加工方法において、第1工程の絞りローラによる加工中に次工程の絞りローラによる加工を開始することを特徴とする。
本発明の塑性加工方法によれば、第1工程の絞りローラによる加工中に次工程の絞りローラによる加工を開始するから、第1工程の絞りローラによる加工が終了したときには次工程の絞りローラによる加工が既に始まっており、加工時間を大幅に短縮することのできる塑性加工方法を提供することができる。
以下、本発明の塑性加工方法の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の塑性加工方法の第1実施例を示す。従来と同様の構成については、同じ符号を記すことによりその説明を省略する。
本発明の塑性加工方法は、種々の塑性加工を行うためのスピニングマシンに適用することができるが、ここでは従来例と同様にマンドレルMを配設した回転主軸3に取り付けたワークWを複数の絞りローラR1、R2、R3で塑性加工する際の方法を説明する。
絞りローラR1、R2、R3は、従来例と同様に、絞りローラR1を用いて第1工程として荒加工を行い、次いで絞りローラR2を用いて第2工程として本加工を行い、最後に絞りローラR3を用いて第3工程として仕上げ加工を行うようにするもので、絞りローラR1を配備することなく、本加工、仕上げ加工の2工程で行うように構成しても構わない。
また、本発明の塑性加工方法においては、ワークWの表面温度を計測する温度センサを絞りローラRと干渉しない位置に配設し、加工中にワークの表面温度が低下した場合には加温手段に信号を発し、ワーク表面温度を上げるようにしたり、最適な加工条件で加工するように各絞りローラの送り込み速度を低下させたり、主軸3の回転速度を上げたりすることのできる制御機構を配設することもできる。
しかして、第1実施例の塑性加工方法では、図2(b)に示すように絞りローラR1の加工が1/2まで進んだときに、絞りローラR2の加工を開始する。
そして、絞りローラR1の加工が終了し、絞りローラR2の加工が1/2まで進んだときに、絞りローラR3の加工を開始するようにしている。
これにより、図2(a)に示す、従来の加工方法と比べて、2/3の加工時間で加工を終了することができる。
図2(c)に、本発明の塑性加工方法の第2実施例を示す。
第2実施例の塑性加工方法は、使用するスピニングマシン1の構成は第1実施例と同様で、絞りローラR2の加工開始時期を絞りローラR1による加工が1/3終了したときとし、絞りローラR3の加工開始時期を絞りローラR1による加工が2/3、絞りローラR2による加工が1/3終了したときに開始するようにしている。
これにより、図2(c)に示すように、従来の加工方法と比べて、約半分の加工時間で加工を終了することができる。
以上、本発明の塑性加工方法について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、特に縦型のスピニングマシンの塑性加工に限定することなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の塑性加工方法は、複数の絞りローラで同時に異なる独立した動きをさせながら加工することによって加工時間を大幅に短縮することができるという特性を有していることから、新規のスピニングマシンに適用するだけでなく、既設のスピンニングマシンにおいても加工用のプログラムを変更することによって好適に用いることができる。
本発明の塑性加工方法を説明するための概略図で、(a)は第1工程の第1ローラが1/2の加工を終え、第2ローラの加工が開始するところを、(b)は第1工程の第1ローラが加工を終えるとともに、第2工程の第2ローラが1/2の加工を終え、第3ローラの加工が開始するところを示す。 塑性加工方法の違いによる加工時間を示す説明図で、(a)は従来の塑性加工方法の場合を、(b)は本発明の第1実施例における塑性加工方法の場合を、(c)は本発明の第2実施例における塑性加工方法の場合を示す。 塑性加工に用いるスピニングマシンの一部断面の正面図である。 塑性加工に用いるスピニングマシンの一部切り欠きの平面図である。 従来の塑性加工方法を説明するための概略図で、(a)は第1工程の取り付け状態を、(b)は第1工程の終了状態を示す。 従来の塑性加工方法を説明するための概略図で、(a)は第2工程の加工状態を、(b)は第3工程の加工状態を示す。
符号の説明
1 スピニングマシン
3 主軸
M マンドレル
W ワーク
R1 絞りローラ
R2 絞りローラ
R3 絞りローラ

Claims (1)

  1. 主軸にマンドレルを配設し、該マンドレルにワークを外嵌し、複数の絞りローラによってワークに順次絞り加工を施す塑性加工方法において、第1工程の絞りローラによる加工中に次工程の絞りローラによる加工を開始することを特徴とする塑性加工方法。
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