JP2007282749A - 食器洗い機 - Google Patents

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【課題】被洗浄物の取り出しが容易で、扉体の開閉動作時に、上扉に付着した水滴が本体の背面に飛ぶことのない、清潔で安全な食器洗い機を提供する。
【解決手段】本体1に設けられ前面から上面にかけて開口する開口部4を有する洗浄槽2と、被洗浄物19を収納する食器カゴ3と、開口部4を開閉する扉体5とを備え、本体1の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、扉体5は、開口部4の上面を本体1の上部の外側へ開く上扉6と、開口部4の前面を下方へ開く下扉7とで構成し、上扉6の先端部に、水滴を受ける水受け体(図示せず)を配設したもので、洗浄槽2上部の開口が大きくなり、本体1の上部からの被洗浄物19のセットと取り出しが容易で、また、扉体5を開けた時、上扉6に付着している水滴が、本体1の背面に飛んで背面の壁や、コンセント部分(図示せず)に飛んだりするのを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄水を噴射して食器等の洗浄を行う食器洗い機に関するものである。
従来のこの種の食器洗い機は、図7に示すように構成されていた。以下、その構成について説明する。
図7において、従来の食器洗い機は、食器カゴ105への食器等106のセットと取り出しを容易にするために、本体101に設けられた開口部102は、本体101の前面から上面にかけてその上部が後方へ傾斜するように設けられている。前記開口部102を開閉する扉体107は、前記本体101上部の外側へ開く上扉103と、前記開口部102を下方へ開く下扉104で構成されている。前記本体101の前面上部の形状は上方へ膨出する略円弧状に形成されている。前記本体101内には、食器等106をセットする食器カゴ105が、開かれた前記開口部102から本体101の前方に引き出し可能に収容されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−219083号公報
しかしながら、上記従来の食器洗い機の構成では、本体101の上部の開口がほとんどないため、扉体107の開成時に上扉103が開口部102を少しでも覆わないよう突出量を少なくするように構成していた。扉体107の開成時に、上扉103の突出量を少なくすることは、すなわち下扉104が長くなることであり、扉体107の開成時の下扉104の本体101の前方への飛び出し量が多くなる。そのため、台所のシンクサイドに食器洗い機を設置する場合、本体101は置けるが、扉体107の開成時に、水道栓(図示せず)に接触するため食器カゴ105を引き出しづらくなり、食器等106のセット性を著しく損なうという課題があった。
逆に、上扉103の長さを長くすると、扉体107を開いた時に、開口部102の上端部を上扉103が覆うために、特に食器カゴ105の上段への食器等106のセットと取り出しが行い難くなるという課題に加え、扉体107の開閉動作により水滴が背面に飛び散るという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、食器カゴへの食器等の被洗浄物のセット、取り出しを容易にして、被洗浄物のセット性を格段に向上させると共に、洗浄途中等に扉体を開けた時に、上扉に付着している水滴が、上扉が全開状態で静止する時の衝撃により、略円弧状の本体の背面に飛んで、背面の壁に付着したり、本体背面部にあるコンセント部分に飛ぶのを防止し、シンクまわりを常に清潔に保つことができるとともに、漏電などの危険性がなく、安全性を向上させた食器洗い機を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い機は、本体と、前記本体に設けられ前面から上面にかけて開口する開口部を有する洗浄槽と、食器等の被洗浄物を収納すると共に前記洗浄槽内に収容される食器カゴと、前記開口部を開閉する扉体とを備え、前記本体の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、前記扉体は、前記開口部の上面を前記本体上部の外側へ開く上扉と、前記開口部の前面を下方へ開く下扉とで構成すると共に、前記上扉の先端部に、前記上扉の内壁に付着した水滴を受ける水受け体を配設したもので、洗浄槽上部の開口を大きくとることができ、本体上部からの食器カゴへの被洗浄物のセット、取り出しが容易になり、被洗浄物のセット性を格段に向上させると共に、洗浄途中等に扉体を開けた時に、上扉に付着している水滴が、上扉が全開状態で静止する時の衝撃により、略円弧状の本体の背面に飛んで、背面の壁に付着したり、本体背面部にあるコンセント部分に飛ぶのを防止し、シンクまわりを常に清潔に保つことができるとともに、漏電などの危険性がなく、安全性を向上させることができる。
本発明の食器洗い機は、洗浄槽上部の開口を大きくとることができ、本体上部からの食器カゴへの被洗浄物のセット、取り出しが容易になり、被洗浄物のセット性を格段に向上させると共に、洗浄途中等に扉体を開けた時に、上扉に付着している水滴が、上扉が全開状態で静止する時の衝撃により、略円弧状の本体の背面に飛んで、背面の壁に付着したり、本体背面部にあるコンセント部分に飛ぶのを防止し、シンクまわりを常に清潔に保つことができるとともに、漏電などの危険性がなく、安全性を向上させることができる。
第1の発明は、本体と、前記本体に設けられ前面から上面にかけて開口する開口部を有する洗浄槽と、食器等の被洗浄物を収納すると共に前記洗浄槽内に収容される食器カゴと、前記開口部を開閉する扉体とを備え、前記本体の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、前記扉体は、前記開口部の上面を前記本体上部の外側へ開く上扉と、前記開口部の前面を下方へ開く下扉とで構成すると共に、前記上扉の先端部に、前記上扉の内壁に付着した水滴を受ける水受け体を配設したもので、洗浄槽上部の開口を大きくとることができ、本体上部からの食器カゴへの被洗浄物のセット、取り出しが容易になり、被洗浄物のセット性を格段に向上させると共に、洗浄途中等に扉体を開けた時に、上扉に付着している水滴が、上扉が全開状態で静止する時の衝撃により、略円弧状の本体の背面に飛んで、背面の壁に付着したり、本体背面部にあるコンセント部分に飛ぶのを防止し、シンクまわりを常に清潔に保つことができるとともに、漏電などの危険性がなく、安全性を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の水受け体を軟質材で形成したもので、扉体と本体との分割の隙間を狭くすることができると共に、水受け体が本体と当接しても、扉体の開閉動作には影響なく、外観の見栄えもよくすることができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の水受け体を硬質材で形成したもので、扉体の開閉時に上扉と本体が干渉しない隙間を設計的に確保することができるようになり、それにより上扉と本体との隙間から手を入れられないようにして、安全性の向上を図ることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の水受け体を、上扉に一体に形成したもので、蓋体を構成する部品点数が少なくなり、コストダウンを図れるとともに、嵌合部からの水の浸入や部品の嵌合強度などの品質低下の要因となるものを省くことができるので、品質向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態における食器洗い機について、図1〜5を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における食器洗い機の断面図である。
図1において、1は、食器洗い機の本体であり、この本体1を外側方から見たときの上部の外郭形状は、前面1aから背面1bにかけて上方へ膨出する略円弧状に形成した円弧状部1cを有している。また、本体1の前面形状は略平面で形成した平面部1dを有している。2は、食器等の被洗浄物19を収納する食器カゴ3を収容する洗浄槽で本体1に内装されている。
洗浄槽2の上部形状は、本体1上部の円弧状部1cの内面に沿うように上面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、前面から上面にかけて開口する開口部4を設けるとともに、この開口部4を閉塞する開閉自在な扉体5を備えている。
扉体5は、洗浄槽2の上面に設けられた開口部4を、本体1上部の外側へ開く上扉6と、前記本体1の前面に設けられた開口部4を下方へ開く下扉7で構成されており、上扉6は洗浄槽2の内部が視認できるように窓8を備えている。
上扉6の縦断面形状は、本体1の上面形状と同じく外方へ膨出する略円弧状に形成しており、本体1上部の円弧状部1cに沿うように移動して開口部4を開閉する。食器カゴ3は、上段カゴ9と下段カゴ10の上下二段で構成されており、上段カゴ9は、下段カゴ10と構成部材を共用している。
そして、食器カゴ3は、側面に摺動部11を有し、洗浄槽2の内側面に設けた支持部12に対して前後方向に摺動可能に支持されており、下扉7を開いた時に下扉7上に引き出し可能である。13は、洗浄ポンプ14により加圧した洗浄水を被洗浄物19に向けて噴射する洗浄ノズルである。洗浄槽2の下部には、洗浄水を加熱するヒータ15を配置している。16は、洗浄槽2の下部に設けられた制御装置であり、洗浄ポンプ14やヒータ15等を制御するものである。
また、図2〜図4に示すように、開口部4は、本体1の前面1aと、前面1aから上面にかけて外方へ膨らむように設けた円弧状部1cを含むように形成されており、開口部4の上端部39は、本体1の前面から上方へ膨出する略円弧状の本体1上面の頂部17まで開口する構成としており、本体1の上部面積の前面1a側の略半分が開口している(線分Cは、頂部17上の線で、開口部4の上端部39はその近傍に位置する)。本体1の前面1aから上面にかけて設けられた開口部4を覆う上扉6と下扉7の係合部18は、平面部1dに設けており、上扉6側に設けたシール部材21と、下扉7側に設けたシール受け部22によって、上扉6と下扉7をシールする構成が形成される。
上扉6および下扉7には、それぞれ上扉支持部23、下扉支持部24が具備されており、上扉支持部23、下扉支持部24のそれぞれは、洗浄槽2の側面に設けられた上扉回動軸25、下扉回動軸26により回動自在に軸支されている。上扉支持部23上には移動軸27が設けられるとともに、洗浄槽2の側面には移動軸27が移動する移動溝28が設けられており、移動軸27は、移動溝28に対して回動自在に移動する。上扉6と下扉7は、第1の連動部材29と第2の連動部材30によって連結され、下扉7の下方への回動に連動して上扉6も上方へ回動する構成としている。
第1の連動部材29の一端は、下扉7に固定され、他端に連動部材間回動軸31を設け、第2の連動部材30の一端に設けられた連動部材間回動穴32との間で回動自在に軸支されている。第2の連動部材30の他端に設けられた上扉連動穴33は、上扉支持部23に設けられた上扉連動回動軸34との間で回動自在に軸支されている。開口部4を開いた時の扉体5の位置規制を行うために、第2の連動部材30にストッパー部35を設け、このストッパー部35が当接するストッパー受け部36を本体1の側面に設けている。
上扉支持部23は、上扉6を閉じたときに上扉6の側面に設けられたカバー37により覆われて収納されるように構成している。上扉支持部23、第1の連動部材29、第2の連動部材30、移動溝28など、扉体5を支持し回動させる機構部品は、本体1の側部の両側に設けられており本体側面ボディ38により覆われるものである。また、上扉支持部23は、扉体5の開口動作終了時に本体1の上方へ膨出する円弧状部1cと交差する位置(点D)が、開口部4の上端部39より後方になるように構成している。
次に、上記構成における扉体5の動作について説明する。
上扉6および下扉7は、連動構成を有するため、下扉回動軸26を中心に下扉7を矢印イ方向へ下方に回動操作することにより、上扉6もこれに連動して矢印ロ方向へ回動し開口部4が開かれる。また、開口部4を開いた時、上扉6は、上扉回動軸25を中心に本体1の後方へ移動するが、移動終了時点では上扉支持部23が開口部4の上端部39より後方まで移動した時点でストッパー部35がストッパー受け部36に接触して上扉6および下扉7は停止し、それ以上移動することはない。
次に、上記実施の形態における食器洗い機の作用について説明する。
食器洗い機を設置する場合、キッチンの側壁(図示せず)に沿って、食器洗い機の正面を手前に向けて置く場合と、側面を手前に向けて置く場合がある。最近のキッチンは、浴槽や給湯器などの給湯設備を集中的に制御するコントローラ(図示せず)をキッチンの側壁に設置しているのが一般的である。食器洗い機をキッチンに設置する場合、食器洗い機の本体1の高さより高い位置にコントローラが設置されている場合は問題ないが、コントローラが少し低く設置されている場合は、コントローラに設けられた表示部の視認性やスイッチ類の操作性を確保するために、食器洗い機を壁面から離して設置しなければならず、キッチンでの作業性を損なう。そして、コントローラがさらに低く設置されている場合は、食器洗い機を設置することができない。
しかしながら、本実施の形態によれば、本体1の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成しているため、コントローラが低く設置されている場合でも、コントローラに接触することなく本体1を壁面に近づけて設置できる。また、使用者は上方から本体1越しにコントローラを視認することができるため、表示部の視認性が得られるとともに、スイッチ類の操作性も確保される。
このように、本実施の形態によれば、浴槽や給湯器などのコントローラを既設したキッチンにおいても、コントローラの視認性および操作性を確保し、設置性を高めることができる。
また、本体1の上部形状および上扉6の上部形状を上方へ膨出する略円弧状に形成し、上扉6を、本体1上部の円弧状部1cに沿うように移動して、洗浄槽2の前面から上面にかけて設けられた開口部4を開閉する構成としたため、開口部4を開いた時の本体1の高さを低く抑えることができ、吊戸棚等が既設しているなど、設置空間の高さが低い場所への設置を容易することができる。
また、従来の食器洗い機では、洗浄槽の背面から上面にかけての本体の側方から見た形状が略直角になっているので、洗浄時に洗浄槽の背面から上面へ向けて流れる洗浄水が上面に届きにくく、上面から食器に降り注ぐ洗浄水が少ないため、被洗浄物19の表面に付着した汚れの洗浄性能が低いが、本実施の形態によれば、洗浄槽2上面への洗浄水量が増加するため、上面から被洗浄物19に降り注ぐ洗浄水が多くなり、被洗浄物19の表面に付着した汚れを確実に洗い流すことができる。
また、開口部4を、本体1の前面1aと、前面1aから上面にかけて外方へ膨らむように設けた円弧状部1cを含むように形成したことにより、食器カゴ3への被洗浄物19のセットと取り出しを容易にして、被洗浄物19のセット性が向上するとともに、浴槽や給湯器等のコントローラを既設したキッチンへの設置が容易になる。
また、本体1の上面に設けられた開口部4の上端部39を、上方へ膨出する円弧状部1cの頂部17の近傍に位置するように形成したことにより、本体1の上部面積の略半分を開口させる構成とすることができる。このため、上段カゴ9の奥までの視野が広がるとともに、被洗浄物19の出し入れを容易に行うことができる。特に、皿類の重心と上方へ膨出する円弧状部1cの中心の本体1前面からの距離をほぼ等しくなるように食器カゴ3を構成しているため、大皿等は洗浄槽2の開口部4の縁に接触することなく容易に出し入れできる。
このように本実施の形態によれば、本体1上面の前面側の略半分までを開口部4とすることで、食器カゴ3への被洗浄物19のセットと取り出しを容易にすることができ、被洗浄物19のセット性を向上させることができる。
また、開口部4は、本体1の前面と上面を開放する構成のため、この開口部4を覆う扉体5は、同程度の本体寸法の従来の食器洗い機より上下方向に長くなる。このため、一枚扉体で上開き構成の場合は、扉体が邪魔になり食器の取り出しができない。また、一枚扉体で下開き構成の場合は、正面置きであれば扉体が本体から手前に開かれて、キッチンカウンタ上の調理スペースがなくなり、縦置きであれば、水道栓に扉体が当たって扉を完全に開口することができなくなる。
しかしながら、本実施の形態によれば、扉体5を、上扉6と下扉7の二枚扉で構成しており、本体1の前面から上面にかけて設けられた開口部4の平面部1dに、扉体5の分割位置を設けて係合部18を構成することにより、開口部4を開いた時の下扉7の本体1前方への突出量を少なくして、本体1設置時の本体1前方の設置奥行き寸法を小さくすることができ、水道栓などが本体1の近傍に存在する場合でも、本体1の設置性を向上させることができる。
また、上扉支持部23は、扉体5の開口動作終了時に本体1の上方へ膨出する円弧状部1cと交差する位置(点D)が、開口部4の上端部39より後方になるように構成している。狭い台所のシンクサイドに食器洗い機を設置する場合、本体1の開口部4を使用者の対面に置く正面置きよりも、台所の右あるいは左のシンクサイドに縦置き設置される場合の方が多い。この縦置き設置の場合、扉体5を開いて食器等の被洗浄物19を出し入れするときは、開口部4の斜め前方から行うが、本実施の形態における上扉支持部23は、上扉6を閉じたときにカバー37内に収容されるように上方へ膨出する略円弧形状に形成されており、上扉6を開いたときは、上扉支持部23が上方へ膨出する円弧状部1cと交差する位置より後方へと変位し、上扉支持部23が開口部4を妨げない構成のため、視界を遮られることがなく、被洗浄物19のセット性を向上させることができる。
また、上扉6に上扉支持部23を収納するカバー37を設け、扉体5を閉じた時に上扉支持部23がカバー37内に収納されるため、上扉支持部23と上扉回動軸25が本体1外に露出せず、埃やごみ等の異物が上扉回動軸25にかみこんだり、堆積することを防ぐことができ、扉体5を常に円滑に開閉することができる。
また、移動軸27と移動溝28も、本体側面ボディ38によって本体1外に露出しない構成としているので、埃やごみ等の異物が移動軸27に付着したり移動溝28内に入り込むのを防ぐことができる。
また、下扉7の回動に連動して上扉6も回動する構成のため、扉体5の操作性および使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態では、図5に示すように、上扉6の先端部に、爪嵌合あるいは挟み込みや接着等で水受け体40を取り付けたもので、洗浄途中等に略円弧状の扉体5の開閉動作を行った時、上扉6の内壁に付着した水滴42が、上扉6が全開状態で止まるときの衝撃により、上扉6から本体1の背面方向に飛び散るが、その飛び散る水滴42を、前記水受け体40で受け止めるようにしている。これにより、背面の壁に水滴42が付着したり、本体1の背面部にあるコンセント部分に飛ぶことを防止できるので、シンク50のまわりを常に清潔に保つことができるとともに、漏電などの危険性をなくし安全性を向上させることができる。また、水受け体40は、開口部4を覆う部分より上面に配置することにより、扉体5に付着した水滴42の飛散を防止する効果が一番大きくなる。
また、上記構成において、上扉6と本体1との上面の隙間41を少なくしたい場合、水受け体40を軟質材で形成することで、扉体5の開閉動作により本体1と当接しても、扉体5の開閉動作には、影響なく外観の見栄えをよくすることができる。
また、水受け体40を硬質材で形成するようにし、開閉動作時に上扉6と本体1が干渉しない隙間41を設計的に確保すれば、扉体5の開閉動作に影響することなく、上扉6と本体1との隙間41に手を入れ、上扉6の先端部を無理やり引っ張られ、不安全モードになることを防止することが可能となり安全性の向上を図ることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態における食器洗い機の上扉の部分断面図である。なお、上記第1の実施の形態における食器洗い機と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図6に示すように、水受け体40を、上扉6に一体に形成したもので、上扉6を構成する部品点数を少なくして、コストダウンを図るとともに、嵌合部からの水の浸入や部品の嵌合強度などの品質低下の要因となるものを省くことができるので、品質向上を図ることができる。
以上のように、本発明にかかる食器洗い機は、洗浄槽上部の開口を大きくとることができ、本体上部からの食器カゴへの被洗浄物のセット、取り出しが容易になり、被洗浄物のセット性を格段に向上させると共に、洗浄途中等に扉体を開けた時に、上扉に付着している水滴が、上扉が全開状態で静止する時の衝撃により、略円弧状の本体の背面に飛んで、背面の壁に付着したり、本体背面部にあるコンセント部分に飛ぶのを防止し、シンクまわりを常に清潔に保つことができるとともに、漏電などの危険性がなく、安全性を向上させることができるもので、家庭用、業務用の各種食器洗い機や洗浄機に適用できる。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の断面図 同食器洗い機の扉の開閉構成を示す側面図 同食器洗い機の開口部を開いた時の側面図 同食器洗い機の側面図 (a)同食器洗い機の上部断面図(上扉を閉じた状態)、(b)同食器洗い機の上部断面図(上扉を開いた状態) 本発明の実施の形態2における食器洗い機の上扉の部分断面図 従来の食器洗い機の側面図
符号の説明
1 本体
1a 前面
1b 背面
1c 円弧状部
2 洗浄槽
3 食器カゴ
4 開口部
5 扉体
6 上扉
7 下扉
17 頂部
18 係合部
19 被洗浄物
23 上扉支持部
37 カバー
39 上端部
40 水受け体

Claims (4)

  1. 本体と、前記本体に設けられ前面から上面にかけて開口する開口部を有する洗浄槽と、食器等の被洗浄物を収納すると共に前記洗浄槽内に収容される食器カゴと、前記開口部を開閉する扉体とを備え、前記本体の上部形状を前面から背面にかけて上方へ膨出する略円弧状に形成し、前記扉体は、前記開口部の上面を前記本体上部の外側へ開く上扉と、前記開口部の前面を下方へ開く下扉とで構成すると共に、前記上扉の先端部に、前記上扉の内壁に付着した水滴を受ける水受け体を配設した食器洗い機。
  2. 水受け体を軟質材で形成した請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 水受け体を硬質材で形成した請求項1に記載の食器洗い機。
  4. 水受け体を、上扉に一体に形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗い機。
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