JP2007282644A - 遊技場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】持込遊技媒体で行われた遊技と貸出遊技媒体で行われた遊技のそれぞれが、どのくらいの割合(比率)であるか、を知ることができる遊技場管理システムを提供する。
【解決手段】複数の遊技機が設けられた遊技場において、遊技場の開店後から各遊技機にて遊技している遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得するまでを示す検出期間を遊技機毎に判定する。そして各遊技機において、検出期間における遊技に使用された遊技媒体を、当該遊技機に並設された遊技媒体貸出装置から貸し出された貸出遊技媒体と、当該遊技機から払い出された獲得遊技媒体と、貸出遊技媒体でも獲得遊技媒体でもない持込遊技媒体とに分類し、各遊技機における検出期間に当該遊技機に投入された遊技媒体に対する貸出遊技媒体の比率を示す貸出遊技媒体比率、及び検出期間に当該遊技機に投入された遊技媒体に対する持込遊技媒体の比率を示す持込遊技媒体比率の少なくとも一方を求める。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技場に設置した遊技機の遊技状態を管理する遊技場管理システムに関する。
遊技場に設置されている遊技機は、払い出される遊技媒体(玉、メダル等)の数の観点から分類すると、特賞等の大当たり時に獲得できる遊技媒体が他の遊技機と比較して多いが大当たりとなるまでに投入する遊技媒体が他の遊技機と比較して多い「高リスク型遊技機」と、特賞等の大当たり時に獲得できる遊技媒体が他の遊技機と比較して少ないが大当たりとなるまでに投入する遊技媒体が他の遊技機と比較して少ない「低リスク型遊技機」とがある。
また遊技場では、遊技機で遊技する際の遊技媒体を、その遊技機に並設された遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体のみを指す「貸出遊技媒体」と、その遊技機から払い出された遊技媒体のみを指す「獲得遊技媒体」と、それ以外の遊技媒体(他の遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体や、他の遊技機で獲得した遊技媒体等)を指す「持込遊技媒体」の3種類に分類している。
従来、遊技場では、上記の遊技機の種類や営業戦略等の種々の理由により、獲得した遊技媒体を持って遊技機を移動して遊技する、いわゆる「持込遊技媒体」での遊技を禁止し、「貸出遊技媒体」と「獲得遊技媒体」を用いた遊技のみを許可している遊技場が多かった。
しかし現在では、遊技者のニーズに対応し、集客率を向上させるために、持込遊技媒体での遊技を許可する遊技場が増加傾向にある。
遊技者の傾向としては、まず「貸出遊技媒体」を用いて「低リスク型遊技機」で遊技し、ある程度の遊技媒体を獲得できた場合は、一獲千金を期待して「持込遊技媒体」を用いて「高リスク型遊技機」で遊技する、という傾向がある。
従って、遊技場では、「貸出遊技媒体」での遊技が比較的好まれる遊技機(例えば、上記の「低リスク型遊技機」)と、「持込遊技媒体」での遊技が比較的好まれる遊技機(例えば、上記の「高リスク型遊技機」)とをバランス良く設置することで、幅広く遊技者のニーズに対応することができる。
そこで、バランス良く、「貸出遊技媒体」での遊技が比較的好まれる遊技機と「持込遊技媒体」での遊技が比較的好まれる遊技機とが設置されているか否かを判断するには、「貸出遊技媒体で行われた遊技」と「持込遊技媒体で行われた遊技」のそれぞれが、どのくらいの割合(比率)であるか、を知る必要がある。
ここで、特許文献1に記載された従来技術では、「持込遊技媒体」での遊技を禁止している前提において、既存の遊技場管理装置で認識可能な、「貸出遊技媒体」の数と、アウト数(当該遊技機に投入された数)と、セーフ数(入賞等により払い出された「獲得遊技媒体」の数)を用いることで、貸出遊技媒体による遊技者と、獲得遊技媒体による遊技者との比率を求める遊技機データ管理装置が提案されている。
また、特許文献2に記載された従来技術では、「持込遊技媒体」での遊技を禁止している前提において、既存の遊技場管理装置で認識可能な、アウト数、セーフ数、貸出遊技媒体の数に基づいて収支演算を行い、禁止している「持込遊技媒体」での遊技の有無を判定するパチンコゲーム機の管理装置が提案されている。
特開2005−177393号公報 特許第2837481号公報
特許文献2に記載された従来技術では、「持込遊技媒体」の有無を検出しているが、持込遊技媒体での遊技と貸出遊技媒体での遊技の比率を求めることはできない。
特許文献1及び特許文献2に記載された従来技術のどちらも「持込遊技媒体による遊技を禁止」という前提であるため、「貸出遊技媒体」での遊技と「持込遊技媒体」での遊技の比率を求めることは、どちらにも示されていない。
従って、上記の従来技術では、「持込遊技媒体で行われた遊技」と「貸出遊技媒体で行われた遊技」のそれぞれが、どのくらいの割合(比率)であるか、を知ることができないため、バランス良く「貸出遊技媒体」での遊技が比較的好まれる遊技機と「持込遊技媒体」での遊技が比較的好まれる遊技機とが設置されているか否かを、遊技場の管理者等が判断することができない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、持込遊技媒体で行われた遊技と貸出遊技媒体で行われた遊技のそれぞれが、どのくらいの割合(比率)であるか、を知ることができる遊技場管理システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項1に記載の遊技場管理システムは、複数の遊技機が設けられた遊技場において、各遊技機の遊技状態を管理する遊技場管理システムであって、遊技場の開店後から各遊技機にて遊技している遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得するまでを示す検出期間を遊技機毎に判定する。
そして各遊技機において、前記検出期間における遊技に使用された遊技媒体を、当該遊技機に並設された遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体であることを示す貸出遊技媒体と、当該遊技機から払い出された遊技媒体であることを示す獲得遊技媒体と、前記貸出遊技媒体でも前記獲得遊技媒体でもない遊技媒体であることを示す持込遊技媒体とに分類し、各遊技機における前記検出期間に当該遊技機に投入された遊技媒体に対する前記貸出遊技媒体の比率を示す貸出遊技媒体比率、及び前記検出期間に当該遊技機に投入された遊技媒体に対する前記持込遊技媒体の比率を示す持込遊技媒体比率のうち少なくともどちらか一方を求める。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項2に記載の遊技場管理システムは、請求項1に記載の遊技場管理システムであって、前記遊技場管理システムは記憶手段を備えており、前記記憶手段には、遊技機に投入された遊技媒体の数を示すアウト数と、前記獲得遊技媒体の数を示すセーフ数と、前記貸出遊技媒体の数を示す貸出数とが所定時間毎に記憶された遊技履歴情報が、遊技機に対応させて記憶されている。
そして前記遊技場管理システムは、当該遊技機に対する前記検出期間の前記アウト数から、当該遊技機に対する前記検出期間の前記セーフ数を減算し、当該遊技機に対する前記検出期間の前記貸出数を前記減算結果で除することで、各遊技機に対する前記検出期間における前記貸出遊技媒体比率を求め、求めた貸出遊技媒体比率から各遊技機に対する前記検出期間における前記持込遊技媒体比率を求める。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項3に記載の遊技場管理システムは、請求項2に記載の遊技場管理システムであって、各遊技機に対応させて、前記貸出遊技媒体比率と前記持込遊技媒体比率とを遊技機毎に並べて出力する。
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項4に記載の遊技場管理システムは、複数の遊技機が設けられた遊技場において、各遊技機の遊技状態を管理するとともに各遊技機を複数のグループに分類した各グループの遊技状態を管理する遊技場管理システムであって、遊技場の開店後から各遊技機にて遊技している遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得するまでを示す検出期間を遊技機毎に判定する。
そして各遊技機において、前記検出期間における遊技に使用された遊技媒体を、当該遊技機に並設された遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体であることを示す貸出遊技媒体と、当該遊技機から払い出された遊技媒体であることを示す獲得遊技媒体と、前記貸出遊技媒体でも前記獲得遊技媒体でもない遊技媒体であることを示す持込遊技媒体とに分類し、各グループにおいて、当該グループの遊技機における前記検出期間に投入された遊技媒体に対する前記貸出遊技媒体の比率を示す貸出遊技媒体比率、及び当該グループの遊技機における前記検出期間に投入された遊技媒体に対する前記持込遊技媒体の比率を示す持込遊技媒体比率のうち少なくともどちらか一方を求める。
また、本発明の第5発明は、請求項5に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項5に記載の遊技場管理システムは、請求項4に記載の遊技場管理システムであって、前記遊技場管理システムは記憶手段を備えており、前記記憶手段には、遊技機に投入された遊技媒体の数を示すアウト数と、前記獲得遊技媒体の数を示すセーフ数と、前記貸出遊技媒体の数を示す貸出数とが所定時間毎に記憶された遊技履歴情報が、遊技機に対応させて記憶されている。
そして前記遊技場管理システムは、グループを構成している遊技機毎に、前記検出期間に対応する前記アウト数と前記セーフ数と前記貸出数とを抽出し、グループを構成している遊技機から抽出した前記アウト数の総数から、当該グループを構成している遊技機から抽出した前記セーフ数の総数を減算し、当該グループを構成している遊技機から抽出した前記貸出数の総数を前記減算結果で除することで、各グループに対する前記検出期間における前記貸出遊技媒体比率を求め、求めた貸出遊技媒体比率から各グループに対する前記検出期間における前記持込遊技媒体比率を求める。
また、本発明の第6発明は、請求項6に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項6に記載の遊技場管理システムは、請求項5に記載の遊技場管理システムであって、各グループに対応させて、前記貸出遊技媒体比率と前記持込遊技媒体比率とをグループ毎に並べて出力する。
また、本発明の第7発明は、請求項7に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項7に記載の遊技場管理システムは、請求項2または4に記載の遊技場管理システムであって、前記記憶手段には、更に、遊技者からの指示に応じて遊技媒体の預け入れと引き落としを行う貯玉システムによって当該遊技者に払い出された遊技媒体の数が所定時間毎に蓄積されている。
そして前記遊技場管理システムは、前記貯玉システムによって払い出された遊技媒体の数を前記貸出遊技媒体とみなして前記貸出数に加えて、前記貸出遊技媒体比率と前記持込遊技媒体比率を求める。
請求項1に記載の遊技場管理システムを用いれば、「遊技場の開店後から各遊技機にて遊技している遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得するまでを示す検出期間(例えば、開店後から大当たり発生までの期間)」に限定することで、後述する図3の説明に記載したように、適切に貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率を求めることができる。
これにより、検出期間に当該遊技機に投入された遊技媒体に対する前記貸出遊技媒体の比率を示す貸出遊技媒体比率、及び前記検出期間に当該遊技機に投入された遊技媒体に対する前記持込遊技媒体の比率を示す持込遊技媒体比率を求めることが可能となる。
また、請求項2に記載の遊技場管理システムによれば、既存の管理装置で認識可能な、貸出遊技媒体の数、アウト数、セーフ数を用いて、後述する図3の説明に記載したように、適切に貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率を求めることができる。
また、請求項3に記載の遊技場管理システムによれば、遊技場の管理者等は、各遊技機に対応させて遊技機毎に並べて出力された、前記検出期間における貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率とを確認することで、「貸出遊技媒体で行われた遊技」と「持込遊技媒体で行われた遊技」のそれぞれが、どのくらいの割合(比率)であるか、を知ることができる。
また、遊技場の管理者等は、各遊技機における前記貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率とを確認することで、遊技場全体として、貸出遊技媒体での遊技が好まれる遊技機と、持込遊技媒体での遊技が好まれる遊技機とが適度なバランスで存在しているか否かを容易に判断することができる。
また、請求項4に記載の遊技場管理システムによれば、請求項1に記載した遊技場管理システムが「遊技機毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率」を求めることに対して、例えば機種や設置エリア等にて複数のグループを形成し、「グループ毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率」を求める。
これにより、グループ毎に遊技状態を管理している遊技場では便利である。
また、請求項5に記載の遊技場管理システムによれば、グループに属している遊技機の貸出遊技媒体の総数、アウト数の総数、セーフ数の総数を用いて、「グループ毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率」とを適切に求めることが可能である。
また、請求項6に記載の遊技場管理システムによれば、遊技場の管理者等は、グループ毎に並べて出力された、前記検出期間における貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率とを確認することで、遊技場全体として、貸出遊技媒体での遊技が好まれる遊技機のグループと、持込遊技媒体での遊技が好まれる遊技機のグループとが適度なバランスで存在しているか否かを容易に判断することができる。
また、請求項7に記載の遊技場管理システムによれば、貯玉システム(パチンコ玉、メダル等の遊技媒体の預け入れと引き落としを管理するシステム)によって払い出された遊技媒体を用いる場合、当該貯玉システムによる遊技媒体の数を、貸出遊技媒体の数に加算して、貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率とを求めるため、貯玉システムによる遊技媒体も含めて適切に貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率とを求めることができる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
図1は、遊技場における各機器の接続の例を示している。
●[遊技場における各機器の接続(図1、図2)]
図1に示すように、遊技場には、管理サーバ10、遊技場内の各島に配置される島ユニット20、遊技機50及び遊技機50の周辺機器(図示省略)に接続される台ユニット30、遊技機50に併設される台端末装置40、遊技機50、遊技機50の台番号等を表示する表示装置60、プリペイドカード発行機70、投入された遊技媒体数を数える計数器71、遊技媒体と景品の交換を行う景品交換機72等の機器が設けられており、各機器は通信回線81、91等を介して接続されている。
台ユニット30は、自己に接続された遊技機50(及び遊技機50の周辺機器)の遊技状態を検出し、検出した遊技状態に基づいた遊技データを台番号とともに島ユニット20及び通信回線82、81を介して管理サーバ10に送信する。
図2に示すように、台ユニット30は、遊技機50の信号出力端子50aから出力される入賞信号(始動入賞口に入賞したタイミングで出力されるパルス信号)、図柄変動停止信号(変動が開始された図柄の全てが停止したタイミングで出力されるパルス信号)、特賞状態信号(大当たり状態であることを示す特別入賞状態であることを所定レベル(HighレベルまたはLowレベル)で出力する信号)や、補給・回収装置52(周辺機器に相当)の信号出力端子52aから出力されるセーフ信号(例えば遊技媒体10個の補給(遊技者への払い出し)で1パルスを出力する信号)、アウト信号(例えば遊技媒体10個の回収(遊技者からの投入)で1パルスを出力する信号)を検出してその検出結果を、例えば所定時間毎(1分毎等)に、島ユニット20を介して管理サーバ10に送信する。なお図1では、補給・回収装置52の記載を省略している。また、アウト信号、セーフ信号は、遊技機50から出力されていてもよい。
なお、上記の特賞状態信号の他にも、時短状態信号や確率変動状態信号がある場合は、それらを用いて、大当たり状態であることを検出してもよい。
また、台端末装置40は遊技媒体貸出装置であり、一般的には、会員カード受付口にて受付けた会員カードから読み取った会員ID、プリペイドカード受付口にて受付けたプリペイドカードから引き落とした金額情報、あるいは投入された現金に関する情報を会員IDや台番号とともに通信回線91を介して管理サーバ10に送信する。なお、金額情報は、通信回線92にて台ユニット30にも送信される。また、遊技機50がいわゆるCR機でなく且つ当該遊技機で貯玉システムが適用されていない場合は、台端末装置40と管理サーバ10とを直接接続する通信回線91が接続されてなく、台端末装置40は金額情報を通信回線92にて台ユニット30に送信する。台端末装置40は種々の形態で管理サーバ10及び台ユニット30と接続される。
また、台端末装置40は、会員カード受付口にて会員カードを受付けると、管理サーバ10に記憶されている貯玉データベースにアクセスすることが可能となり、会員からの指示に応じて遊技媒体の引き落としが可能となる。なお、預け入れは計数機71等から行い、計数機71は会員からの指示に応じて、計数した遊技媒体の数を貯玉データベースに反映する。
本発明の遊技場管理システムは、例えば管理サーバ10に相当し、各遊技機に投入された遊技媒体を示すアウト数と、各遊技機から払い出された遊技媒体を示すセーフ数と、各遊技機に並設された遊技媒体貸出装置から貸し出された貸出遊技媒体の数を示す貸出数とが記憶された遊技履歴情報(詳細は図4にて後述する)を用いる。
すでに説明したように、遊技機で遊技する際の遊技媒体は、その遊技機に並設された遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体のみを指す「貸出遊技媒体」と、その遊技機から払い出された遊技媒体のみを指す「獲得遊技媒体」と、それ以外の遊技媒体(他の遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体や、他の遊技機で獲得した遊技媒体等)を指す「持込遊技媒体」の3種類に分類されて管理されている。
ここで、ある遊技機に着目して、当該遊技機に投入された遊技媒体が、「貸出遊技媒体」、「獲得遊技媒体」、「持込遊技媒体」のいずれであるかを判定することは、極めて困難である。その遊技機で一人の遊技者がずっと遊技していることは非常に稀で、通常では種々の遊技者が入れ替わって遊技を行う。そして種々の遊技者のそれぞれが「貸出遊技媒体」、「獲得遊技媒体」、「持込遊技媒体」のいずれかの遊技媒体で遊技を行うし、持ち出された遊技媒体の数も考慮する必要がある。
そこで、本発明の発明者は、「獲得遊技媒体」は大当たり等で遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得した場合にしか発生しない点に着目した。大当たり等で遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得しなかった場合、通常の遊技者はその遊技機で手持ちの遊技媒体を使いきり、遊技媒体を持ち出すことは稀である。また、稀に、遊技媒体を持ち出したとしても、そのときの手持ちの遊技媒体は、所定量以下であり、持込遊技媒体比率を求める際に、これを考慮しなくても、殆ど、影響はない。
遊技場の開店後から遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得するまでを検出期間に限定すれば、上述したとおり持ち出された遊技媒体を考慮する必要もなくなり、「貸出遊技媒体」による遊技か「持込遊技媒体」による遊技か、のいずれかに限定することが可能となる(なお、「獲得遊技媒体」はセーフ数に等しい)。
以下の説明にて、前記検出期間内における遊技機のアウト数、セーフ数、貸出数(貸出金額から換算)を用いることで、前記検出期間に当該遊技機に投入された遊技媒体に対する貸出遊技媒体の比率を示す貸出遊技媒体比率、及び前記検出期間に当該遊技機に投入された遊技媒体に対する持込遊技媒体の比率を示す持込遊技媒体比率を求める方法について説明する。
●[アウト数とセーフ数と貸出数と持込数の関係(図3)]
次に図3(A)〜(D)を用いて、アウト数とセーフ数と貸出数(貸出遊技媒体の数)と持込数(持込遊技媒体の数)の関係について説明する。
図3(A)〜(D)は、前記検出期間において、ある遊技機で遊技者が遊技している場合の遊技媒体の数の模式図を示している。なお、持ち出した遊技媒体数については、上述したとおり当該検出期間では考慮しない。
まず、図3(A)に示すように、その遊技機に関する遊技媒体の数を考えると、その遊技機に並設された遊技媒体貸出装置から貸し出された貸出数と、遊技者が他の遊技機等から移動してきた際に所持していた持込数(他の遊技機で大当たり等して獲得した遊技媒体)と、その遊技機で入賞等して払い出されたセーフ数との合計は、その遊技機に投入された遊技媒体数(アウト数)と、現在遊技者の手元に残っている手持数との合計に等しい。
このとき、貸出数は、遊技媒体貸出装置に投入された金額(プリペイドカードの使用金額も含む)に応じた数であり確定した値である。例えばパチンコ玉のとき、玉単価が4円の場合、投入された金額が2,000円であるときは500個が貸出数である。既存の管理サーバにて、上記金額は既に管理されている。
また、セーフ数、及びアウト数も既存の管理サーバにて管理されており、確定した値である。しかし、持込数と手持数は、検出する手段がなく、未確定な値である。
ここで、その遊技機に対して「遊技場の開店後から大当たり等で遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得したまでの検出期間」においては(特に、大当たりの発生直前では)、手持数は、貸出数やセーフ数やアウト数に比べて充分小さな値であると考えられるため、手持数を無視すると(手持数=ゼロであると仮定すると)、図3(A)を図3(B)に置き換えることができる。
図3(C)は、図3(B)における左辺と右辺からセーフ数を減算した状態を示している。図3(C)より、貸出数と持込数の合計は、アウト数からセーフ数を減算した値であることが判る。
これにより、その遊技機における前記検出期間に投入された遊技媒体に対する貸出遊技媒体の比率を示す貸出遊技媒体比率は、以下の(式1)にて求めることが可能であることが判る(図3(D)参照)。
貸出遊技媒体比率=貸出数/(アウト数−セーフ数) (式1)
また、その遊技機における前記検出期間に投入された遊技媒体に対する持込遊技媒体の比率を示す持込遊技媒体比率は、以下の(式2)にて求めることができる。
持込遊技媒体比率=100%−貸出遊技媒体比率(%) (式2)
●[遊技履歴情報の例(図4)]
次に図4を用いて、管理サーバ10からアクセス可能な記憶手段に記憶されている遊技履歴情報12Aの例について説明する。
例えば、遊技履歴情報12Aは、遊技機毎及び日毎に記憶されており、図4に示す遊技履歴情報12Aは、2006年4月9日における台番号1の遊技機に対する遊技履歴情報である。遊技履歴情報12Aは、所定時間毎(この例では、1分毎)に各項目に関するデータが記録される。次に、遊技履歴情報12Aにおける各項目について説明する。
「時刻」には、その「行」の項目(アウト数、セーフ数・・)の各値を検出した期間に関する時刻が記憶されており、この例では、時間:分が記憶されている。例えば10:01の行では、各項目は10(時):00(分)〜10(時):01(分)の期間に検出された値であることを示している。
「アウト数」には、前記「時刻(期間)」において遊技機に投入された遊技媒体の数が記憶されている。
「セーフ数」には、前記「時刻(期間)」において遊技機から払い出された遊技媒体の数が記憶されている。
「貸出金額」には、前記「時刻(期間)」において遊技媒体貸出装置でもある台端末装置40に投入された現金やプリペイドカード等に関する情報に基づいた金額が記憶されている。
「貯玉引落数」には、前記「時刻(期間)」において遊技者からの指示に応じて台端末装置40を用いて引き落とされた遊技媒体数が記憶されている。
「始動数」には、前記遊技者が当該遊技機で遊技している間に特賞状態の抽選を行う入賞始動口に入賞し、遊技機の図柄が変動して抽選が行われた回数が記憶されている。
「特賞状態」には、前記「時刻(期間)」において特賞状態であるか否かが記憶されている。この場合、「0」は特賞状態でないことを示しており、「1」は特賞状態であることを示している。
例えば、図4に示す遊技履歴情報12Aより、管理サーバ10は、台番号1の遊技機において、開店後から11(時):39(分)まで(11:39を含む)が「開店後から遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得した検出期間」に相当すると判定する(11:40にて「特賞状態」が「1」に変化している)。
例えば、遊技場の開店が10(時):00(分)の場合、管理サーバ10は、当該検出期間内のアウト数を遊技履歴情報12Aの10:00〜11:39のアウト数の総和から求め、当該検出期間内のセーフ数を遊技履歴情報12Aの10:00〜11:39のセーフ数の総和から求め、当該検出期間内の貸出数を遊技履歴情報12Aの10:00〜11:39の貸出金額の総和から換算して求める。
なお上記の説明では、「遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得」したことの判定を、特賞状態の有無で判定したが、これに限定されるものではない。
例えば、単位アウト当たり(例えばアウト数が200個毎)のセーフ数を集計し、この値が一定値以上(例えば200個以上)となった「時刻」までを検出期間としてもよいし、単位時間当たり(例えば2分毎)のセーフ数を集計し、この値が一定値以上(例えば200個以上)となった「時刻」までを検出期間としてもよいし、単位時間当たり(例えば2分毎)のアウト数とセーフ数を集計し、その差(アウト数−セーフ数)が一定値以下(例えばゼロ以下)となった「時刻」までを検出期間としてもよい。
●[遊技機毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率(図5、図6)]
次に図5及び図6を用いて遊技機毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率の求め方について説明する。
図5(A)は、台番号1の遊技機における検出期間に対して、貸出数、アウト数、セーフ数を管理サーバ10が求めた結果、各々2,500個、4,610個、2,110個であったことを示している。なお、貸出数は、貸出金額10,000円から遊技媒体数に換算したものである。この場合、貸出遊技媒体比率(貸出比率)は上述したように、貸出数/(アウト数−セーフ数)=2,500/(4,610−2,110)=1(100%)と求めることが可能であり、持込遊技媒体比率(持込比率)は、1−貸出比率=1−1=0(0%)と求めることができる。
また、図5(B)の例も同様に、貸出比率は、1,750/(4,610−2,110)=0.7(70%)と求めることが可能であり、持込比率は、1−0.7=0.3(30%)と求めることができる。
なお、場合によっては貸出比率が100%を超えるときがあるが、その場合は100%とする。
ここで、貸出比率を求める別の方法について説明する。貸出遊技媒体のみでの遊技中では、貸出数+セーフ数−アウト数は、必ずプラス(ゼロ以上)である。つまり、貸出数+セーフ数−アウト数がマイナス(ゼロ未満)の場合は持込遊技媒体で遊技していることになる。そこで、「開店後から貸出数+セーフ数−アウト数がプラスである期間のアウト数の総和」を「開店後から遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得するまでの期間のアウト数の総和」で除することで、貸出比率を求めることも可能である。
なお持込比率は、(式2)にて求めてもよいし、「貸出数+セーフ数−アウト数がマイナスに転じてから遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得するまでの期間のアウト数の総和」を「開店後から遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得するまでの期間のアウト数の総和」で除することで求めることができる。
図6(A)及び(B)は貯玉引落数が有る場合の例を示している。貯玉システムによるサービスは遊技場が正規に提供しているサービスであり、貯玉による遊技は、貸出遊技媒体による遊技とみなすことが適切である。(しかし、貯玉による遊技を持込遊技媒体による遊技とみなすことも可能である。)
なお、貯玉システムは、パチンコ玉の預け入れと引き出しに限定されず、メダル等の預け入れと引き出しも貯玉システムに含むものとする。
図6(A)は、台番号1の遊技機における検出期間に対して、貸出数、貯玉引落数、アウト数、セーフ数を管理サーバ10が求めた結果、各々2,000個、500個、4,610個、2,110個であったことを示している。この場合、貸出遊技媒体比率(貸出比率)は上述したように、貸出数(貸出数+貯玉引落数)/(アウト数−セーフ数)=(2,000+500)/(4,610−2,110)=1(100%)と求めることが可能であり、持込遊技媒体比率(持込比率)は、1−1=0(0%)と求めることができる。
また、図6(B)の例も同様に、貸出比率は、(1,250+500)/(4,610−2,110)=0.7(70%)と求めることが可能であり、持込比率は、1−0.7=0.3(30%)と求めることができる。
そして、管理サーバ10は、図6(C)の遊技機毎比率情報12D2に示すように、貸出比率と持込比率とを並べるとともに、遊技機毎の貸出比率と持込比率とを並べて出力(表示画面への出力や、紙面への印刷にて出力)する。
そして、遊技場の管理者等は貸出比率と持込比率とを容易に認識することができるとともに、遊技機毎の貸出比率と持込比率を認識することが可能であり、遊技場全体として、貸出遊技媒体での遊技が好まれる遊技機と、持込遊技媒体での遊技が好まれる遊技機とが適度なバランスで存在しているか否かを判断することができる。
●[グループ毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率(図7、図8)]
以上の説明では、遊技機毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率の求め方について説明したが、一般的に遊技場では、複数の遊技機をいくつかのグループ(遊技機の機種毎のグループや、設置エリア毎のグループ等)に分類しており、グループ毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率を求めると、遊技機の釘調整や新台入替等の判断の際に有効なデータとなる。
なお、貸出比率及び持込比率を求める際の計算式は、上記のとおり、貸出比率=(貸出数+貯玉引落数)/(アウト数−セーフ数)であり、貸出数、貯玉引落数、アウト数、セーフ数の各値を、グループに属している各遊技機の個々の値の総和を使用する。
例えば、ある遊技場では、台番号1〜台番号200の200台の遊技機が、図7(A)のグループ情報12Eに示すように、グループA〜グループGの7つのグループに分類されているものとする。この場合、グループAには台番号1〜台番号20の20台の遊技機が属している。
管理サーバ10は、グループに属している遊技機をグループ情報12Eから認識し、当該グループに属している遊技機毎に検出期間を求め、求めた検出期間内のアウト数とセーフ数と貸出数と貯玉引落数とを遊技履歴情報12Aから抽出する。
図7(B)は、グループAに属している台番号1〜台番号20の各々の遊技機における各々の検出期間内の貸出数、貯玉引落数、アウト数、セーフ数を抽出して表にしたものである。当該表の貸出数の最下段は台番号1〜20の貸出数の総和を示しており、同様に貯玉引落数の最下段は貯玉引落数の総和を、同様にアウト数の最下段はアウト数の総和を、セーフ数の最下段はセーフ数の総和を示している。
そして管理サーバ10は、(貸出数の総和+貯玉引落数の総和)/(アウト数の総和−セーフ数の総和)にて貸出比率を求める。この場合、グループAの貸出比率=(33,250+5,000)/(92,530−32,820)=0.640(約64%)と求めることができる。また持込比率=100(%)−64(%)=36(%)と求めることができる。
図8(A)に示すグループ毎比率情報12Gは、上記の手順でグループAからグループGまでの貸出比率と持込比率を求めて一覧表の形式としたものである。
管理サーバ10は、図8(A)に示すように、貸出比率と持込比率とを並べるとともに、グループ毎の貸出比率と持込比率とを並べて出力する。
そして遊技場の管理者等は貸出比率と持込比率とを容易に認識することができるとともに、グループ毎の貸出比率と持込比率を認識することが可能であり、遊技場全体として、貸出遊技媒体での遊技が好まれる遊技機のグループと、持込遊技媒体での遊技が好まれる遊技機のグループとが適度なバランスで存在しているか否かを判断することができる。
なお、図8(B)は、管理サーバ10にて、遊技場の遊技機配置マップ情報12Hを表示し、当該マップ内における各グループの位置に図8(A)に示した貸出比率と持込比率とを重ねて表示した例を示している。これにより、遊技場の管理者等は、遊技場全体として、貸出遊技媒体での遊技が好まれる遊技機のグループと、持込遊技媒体での遊技が好まれる遊技機のグループとが適度なバランスで存在しているか否かを、更に容易に判断することができる。例えば、図8(A)のような結果の場合、50台の遊技機を新台と入替える際に、持込比率のバランスを考慮して、同じ持込比率となっているグループBとグループCのいずれかを入替えることが適切であるという判断ができる。
また、以上の説明では、貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率の双方を求める説明をしたが、少なくともどちらか一方を求めるようにしてもよい。例えば、持込遊技媒体比率のみを求める場合は、以下の式から求めることができる。
持込遊技媒体比率=1−(貸出数+貯玉引落数)/(アウト数−セーフ数) (式3)
本発明の遊技場管理システムは、本実施の形態で説明した外観、構成、処理、表示例等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
また、本実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
なお、貯玉システムを用いていない遊技場では、貯玉引落数をゼロとして演算すればよい。また、貯玉システムを用いている遊技場であっても、貯玉引落数を貸出比率と持込比率に反映しなくてもよい。
また、以上(≧)、以下(≦)、より大きい(>)、未満(<)等は、等号を含んでも含まなくてもよい。
遊技場における各機器の接続の例を説明する図である。 台ユニット30と遊技機50(及び遊技機50の周辺機器)、台ユニット30と島ユニット20、島ユニット20と管理サーバ10、台端末装置40と管理サーバ10の接続を説明する図である。 検出期間におけるアウト数とセーフ数と貸出数と持込数の関係を説明する図である。 遊技履歴情報12Aの例を説明する図である。 遊技機毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率の求め方について説明する図である。 遊技機毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率の求め方について説明する図である。 グループ毎の貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率の求め方について説明する図である。 グループ毎に求めた貸出遊技媒体比率と持込遊技媒体比率を出力する例を説明する図である。
符号の説明
10 管理サーバ
20 島ユニット
30 台ユニット
40 台端末装置(遊技媒体貸出装置)
50 遊技機
60 表示装置
70 プリペイドカード発行機
71 計数器
72 景品交換機
81、82、91 通信回線
12A 遊技履歴情報
12D2 遊技機毎比率情報
12G グループ毎比率情報

Claims (7)

  1. 複数の遊技機が設けられた遊技場において、各遊技機の遊技状態を管理する遊技場管理システムであって、
    遊技場の開店後から各遊技機にて遊技している遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得するまでを示す検出期間を遊技機毎に判定し、
    各遊技機において、前記検出期間における遊技に使用された遊技媒体を、当該遊技機に並設された遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体であることを示す貸出遊技媒体と、当該遊技機から払い出された遊技媒体であることを示す獲得遊技媒体と、前記貸出遊技媒体でも前記獲得遊技媒体でもない遊技媒体であることを示す持込遊技媒体とに分類し、
    各遊技機における前記検出期間に当該遊技機に投入された遊技媒体に対する前記貸出遊技媒体の比率を示す貸出遊技媒体比率、及び前記検出期間に当該遊技機に投入された遊技媒体に対する前記持込遊技媒体の比率を示す持込遊技媒体比率のうち少なくともどちらか一方を求める、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  2. 請求項1に記載の遊技場管理システムであって、
    前記遊技場管理システムは記憶手段を備えており、
    前記記憶手段には、遊技機に投入された遊技媒体の数を示すアウト数と、前記獲得遊技媒体の数を示すセーフ数と、前記貸出遊技媒体の数を示す貸出数とが所定時間毎に記憶された遊技履歴情報が、遊技機に対応させて記憶されており、
    前記遊技場管理システムは、
    当該遊技機に対する前記検出期間の前記アウト数から、当該遊技機に対する前記検出期間の前記セーフ数を減算し、当該遊技機に対する前記検出期間の前記貸出数を前記減算結果で除することで、各遊技機に対する前記検出期間における前記貸出遊技媒体比率を求め、求めた貸出遊技媒体比率から各遊技機に対する前記検出期間における前記持込遊技媒体比率を求める、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  3. 請求項2に記載の遊技場管理システムであって、
    各遊技機に対応させて、前記貸出遊技媒体比率と前記持込遊技媒体比率とを遊技機毎に並べて出力する、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  4. 複数の遊技機が設けられた遊技場において、各遊技機の遊技状態を管理するとともに各遊技機を複数のグループに分類した各グループの遊技状態を管理する遊技場管理システムであって、
    遊技場の開店後から各遊技機にて遊技している遊技者が所定量以上の遊技媒体を獲得するまでを示す検出期間を遊技機毎に判定し、
    各遊技機において、前記検出期間における遊技に使用された遊技媒体を、当該遊技機に並設された遊技媒体貸出装置から貸し出された遊技媒体であることを示す貸出遊技媒体と、当該遊技機から払い出された遊技媒体であることを示す獲得遊技媒体と、前記貸出遊技媒体でも前記獲得遊技媒体でもない遊技媒体であることを示す持込遊技媒体とに分類し、
    各グループにおいて、当該グループの遊技機における前記検出期間に投入された遊技媒体に対する前記貸出遊技媒体の比率を示す貸出遊技媒体比率、及び当該グループの遊技機における前記検出期間に投入された遊技媒体に対する前記持込遊技媒体の比率を示す持込遊技媒体比率のうち少なくともどちらか一方を求める、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  5. 請求項4に記載の遊技場管理システムであって、
    前記遊技場管理システムは記憶手段を備えており、
    前記記憶手段には、遊技機に投入された遊技媒体の数を示すアウト数と、前記獲得遊技媒体の数を示すセーフ数と、前記貸出遊技媒体の数を示す貸出数とが所定時間毎に記憶された遊技履歴情報が、遊技機に対応させて記憶されており、
    前記遊技場管理システムは、
    グループを構成している遊技機毎に、前記検出期間に対応する前記アウト数と前記セーフ数と前記貸出数とを抽出し、
    グループを構成している遊技機から抽出した前記アウト数の総数から、当該グループを構成している遊技機から抽出した前記セーフ数の総数を減算し、当該グループを構成している遊技機から抽出した前記貸出数の総数を前記減算結果で除することで、各グループに対する前記検出期間における前記貸出遊技媒体比率を求め、求めた貸出遊技媒体比率から各グループに対する前記検出期間における前記持込遊技媒体比率を求める、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  6. 請求項5に記載の遊技場管理システムであって、
    各グループに対応させて、前記貸出遊技媒体比率と前記持込遊技媒体比率とをグループ毎に並べて出力する、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  7. 請求項2または4に記載の遊技場管理システムであって、
    前記記憶手段には、更に、遊技者からの指示に応じて遊技媒体の預け入れと引き落としを行う貯玉システムによって当該遊技者に払い出された遊技媒体の数が所定時間毎に蓄積されており、
    前記遊技場管理システムは、
    前記貯玉システムによって払い出された遊技媒体の数を前記貸出遊技媒体とみなして前記貸出数に加えて、前記貸出遊技媒体比率と前記持込遊技媒体比率を求める、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010082285A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Daikoku Denki Co Ltd 遊技情報管理装置
JP2017035177A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社三共 遊技用システム及び管理サーバ

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