JP2007281165A - 半導体素子の製造方法及び半導体素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁膜によって間を絶縁される2種類の電極を有する半導体素子において、その信頼性を向上させること。
【解決手段】シリコン基板1上にゲート絶縁膜2を形成する(図1(a))。次に、ゲート絶縁膜2上に導電性膜3を形成し、導電性膜3上に窒化膜4を形成し、窒化膜4上にストッパ膜5を形成する(図1(b))。次に、フォトリソ及びRIEによって導電性膜3、窒化膜4、及びストッパ膜5をパターニングする(図1(c))。次に、シリコン基板1上に窒化膜6を形成する(図1(d))。次に、ストッパ膜5をストッパとしてRIEを行って、パターニングされた導電性膜3の側壁に窒化膜6を残して、それ以外の窒化膜6を除去する(図2(e))。次に、シリコン基板1上に導電性膜8を形成し、この導電性膜8をパターニングする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体基板上方に、電極間を絶縁される第1の電極と第2の電極が形成された半導体素子の製造方法に関する。
エリアセンサ等に用いられるCCD型の固体撮像素子は、光電変換部からの信号電荷を転送するための電荷転送電極を有する。電荷転送電極は、半導体基板に形成された電荷転送路上に複数個隣接して配置され、順次駆動される。
固体撮像素子においては、撮像画素数の増加が進んでいるが、画素数の増加に伴い信号電荷の高速転送、すなわち電荷転送電極の高速パルスによる駆動が必要となるため、電荷転送電極の低抵抗化が求められている。低抵抗化の方法として、電荷転送電極を多結晶シリコンなどのシリコン系導電性材料と金属シリサイドとの2層構造とすることが提案されている。
一方、撮影画素数の増加により光電変換部領域が狭くなる傾向にあるが、狭い領域で多くの光を集めるためには、光電変換部表面に対して電荷転送電極形成部などの光電変換部周辺の高さをより低くして電極による光のけられ(遮断)を低減することが重要である。そのため、電荷転送電極を互いに重なることなく配置したいわゆる単層構造の電荷転送電極が提案されている(例えば特許文献1参照)。電荷転送電極を単層構造とすると、段差が低減され、転送電極部上の遮光膜の被覆性が向上し、より効果的である。
このような2層構造や単層構造の電荷転送電極では、ポリシリコン等によって第1層目の電極を形成した後、この第1層目の電極を熱酸化させることで、第1層目の電極の周りに絶縁膜を形成し、この絶縁膜を、第1層目の電極と第2層目の電極とを絶縁するための電極間絶縁膜とする手法が一般的に用いられる。
特開2004−342912号公報
しかし、第1層目の電極を熱酸化させることで電極間絶縁膜を形成すると、第1層目の電極が細くなってしまうという問題がある。特に、第1層目の電極を構成する導電性膜として多結晶膜を用いた場合には、多結晶膜のグレインの境界において酸化速度が他の部分よりも速くなるため、第1層目の電極は均一に細くはならず、グレイン境界で局所的に細くなってしまう。この結果、電極間のリークが発生したり、断線が発生したりしてしまい、信頼性が低下する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、絶縁膜によって間を絶縁される2種類の電極を有する半導体素子において、その信頼性を向上させることが可能な製造方法を提供することを目的とする。
本発明の半導体素子の製造方法は、半導体基板上方に、電極間を絶縁される第1の電極と第2の電極が形成された半導体素子の製造方法であって、前記第1の電極及び前記第2の電極の形成工程が、前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜上に、底面以外の表面を窒化膜によって覆われた前記第1の電極を形成する第1の電極形成工程と、前記底面以外の表面を窒化膜によって覆われた第1の電極の形成後、前記半導体基板上に導電性膜を形成する工程と、前記導電性膜をパターニングして前記第2の電極を形成する工程とを含む。
本発明の半導体素子の製造方法は、前記第1の電極形成工程が、前記ゲート絶縁膜上に前記第1の電極の材料である導電性膜を形成する工程と、前記第1の電極の材料である導電性膜上に第1の窒化膜を形成する工程と、前記第1の電極の材料である導電性膜及び前記第1の窒化膜をパターニングして、上面に前記第1の窒化膜が残った前記第1の電極を形成する工程と、前記パターニング後、前記第1の電極の少なくとも側壁に第2の窒化膜を形成する工程とを含む。
本発明の半導体素子の製造方法は、前記第1の電極形成工程が、前記ゲート絶縁膜上に前記第1の電極を形成する工程と、前記第1の電極の形成後、前記半導体基板上に前記窒化膜を形成する工程とを含む。
本発明の半導体素子の製造方法は、前記半導体素子がCCD型の固体撮像素子であり、前記第1の電極と前記第2の電極が、前記CCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極である。
本発明の半導体素子は、半導体基板上方に、電極間絶縁膜によって互いに絶縁される第1の電極と第2の電極が形成された半導体素子であって、前記電極間絶縁膜として機能し、且つ、前記第1の電極の底面以外の表面を覆う窒化膜を備える。
本発明の半導体素子は、前記半導体素子がCCD型の固体撮像素子であり、前記第1の電極と前記第2の電極が、前記CCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極である。
本発明によれば、絶縁膜によって間を絶縁される2種類の電極を有する半導体素子において、その信頼性を向上させることが可能な製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1及び図2は、本発明の第一実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極の形成工程を示す断面模式図である。このCCD型の固体撮像素子において、電荷転送電極以外の部分の製造方法は、公知のものと同じである。
まず、シリコン基板1上に、例えば酸化シリコン(SiO2)からなる厚み1000Åのゲート絶縁膜2を形成する(図1(a))。次に、ゲート絶縁膜2上に、例えばポリシリコンからなる厚み4000Åの導電性膜3を形成し、導電性膜3上に、例えば窒化シリコン(SiN)からなる厚み1000Åの窒化膜4(特許請求の範囲の第1の窒化膜に相当)を形成し、窒化膜4上に、例えば酸化シリコン(SiO2)からなる厚み1000Åのストッパ膜5をCVDによって形成する(図1(b))。このストッパ膜5は、後のエッチング工程におけるストッパの役割を果たす。
次に、ストッパ膜5上に、フォトリソによってマスクを形成した後、反応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching;RIE)を行って、導電性膜3、窒化膜4、及びストッパ膜5をパターニングする(図1(c))。このパターニングによって形成された導電性膜3のパターンが、電荷転送電極の第1層目の電極(特許請求の範囲の第1の電極に相当)となる。
次に、シリコン基板1上に、例えば窒化シリコンからなる厚み1000Åの窒化膜6(特許請求の範囲の第2の窒化膜に相当)を形成する(図1(d))。
次に、ストッパ膜5をストッパとしてRIEを行って、パターニングされた導電性膜3の側壁に窒化膜6を残して、それ以外の窒化膜6を除去する(図2(e))。これにより、パターニングされた導電性膜3は、その底面以外の表面を窒化膜4及び窒化膜6によって覆われた状態となる。
窒化膜6をRIEでエッチングした際、ゲート絶縁膜2の一部もエッチングされることがある。ゲート絶縁膜2上には電荷転送電極の第2層目の電極を形成する必要があるが、このエッチングにより、ゲート絶縁膜2の厚みが十分でない場合もありえる。この場合は、酸化処理やCVDによってゲート絶縁膜2の厚みを増やしておく(図2(f))。尚、ゲート絶縁膜2の厚みが十分であるときには、図2(f)の工程を省略することができる。図2(f)では、ゲート絶縁膜2を酸化によって増やした場合を図示している。
次に、シリコン基板1上に、例えばポリシリコンからなる厚み4000Åの導電性膜8を形成し、この導電性膜8上にフォトリソによってマスクを形成した後、RIEを行って導電性膜8をパターニングする。パターニングされた導電性膜8が、電荷転送電極の第2層目の電極(特許請求の範囲の第2の電極に相当)となり、2層構造の電荷転送電極が形成される。
このような電荷転送電極の形成工程によれば、第1層目の電極の底面以外を窒化膜で覆い、この窒化膜を電極間絶縁膜として第2層目の電極を形成しているため、第1層目の電極を酸化させることなく、電極間を絶縁された第1層目の電極と第2層目の電極を形成することができる。したがって、第1層目の電極が細くなるのを防ぐことができ、固体撮像素子の信頼性を向上させることができる。又、この形成工程によれば、第1層目の電極の周囲は窒化膜によって覆われているため、第1層目の電極を形成した後に酸化処理等を行った場合でも、第1層目の電極が細くなるのを防ぐことができる。
尚、本方法の目的は、パターニングされた導電性膜3の底面以外を窒化膜で覆ってから第2層目の電極を形成することであるため、図2(e)の工程は省略しても構わない。この場合、ストッパ膜5の形成は不要となる。又、この場合、電荷転送電極の形成後、窒化膜6の一部に、水素アニール用の穴を形成する必要がある。
(第二実施形態)
本実施形態で説明する電荷転送電極の形成工程は、第一実施形態で説明した固体撮像素子のゲート絶縁膜を単層構造ではなくONO構造にした場合の形成工程である。
図3及び図4は、本発明の第二実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極の形成工程を示す断面模式図である。図3及び図4において図1及び図2と同じ構成には同一符号を付してある。このCCD型の固体撮像素子において、電荷転送電極以外の部分の製造方法は、公知のものと同じである。
まず、シリコン基板1上に、厚み250Åの酸化シリコン膜2aと、厚み500Åの窒化シリコン膜2bと、厚み80Åの酸化シリコン膜2cとを順次積層して、ONO構造のゲート絶縁膜2’を形成する(図3(a))。
次に、ゲート絶縁膜2’上に、例えばポリシリコンからなる厚み5000Åの導電性膜3を形成し、導電性膜3上に、例えば窒化シリコン(SiN)からなる厚み1000Åの窒化膜4を形成し、窒化膜4上に、例えば酸化シリコン(SiO2)からなる厚み500Åのストッパ膜5をCVDによって形成する(図3(b))。このストッパ膜5は、後のエッチング工程におけるストッパの役割を果たす。
次に、ストッパ膜5上に、フォトリソによってマスクを形成した後、RIEを行って、導電性膜3、窒化膜4、及びストッパ膜5をパターニングする(図3(c))。このパターニングによって形成された導電性膜3のパターンが、電荷転送電極の第1層目の電極(特許請求の範囲の第1の電極に相当)となる。このRIEによって、ゲート絶縁膜2’の酸化シリコン膜2cと、窒化シリコン2b膜の一部もエッチングされる。
次に、シリコン基板1上に、例えば窒化シリコンからなる厚み500Åの窒化膜6を形成する(図3(d))。
次に、ストッパ膜5をストッパとしてRIEを行って、パターニングされた導電性膜3の側壁に窒化膜6を残して、それ以外の窒化膜6と、窒化シリコン膜2bの一部を除去する(図3(e))。これにより、パターニングされた導電性膜3は、その底面以外の表面を窒化膜4及び窒化膜6によって覆われた状態となる。
図3(e)の工程では、窒化シリコン膜2bの一部も除去されているため、このゲート絶縁膜2の不足分を補うために、酸化やCVDによって厚み500Åの窒化シリコン膜9を形成する(図4(f))。図4(f)は、LP−CVDで窒化シリコン膜9を形成した例を図示している。尚、図3(e)の工程において、窒化シリコン2bの一部が除去されないようにRIEを行っておけば、図4(f)の工程は不要である。
次に、シリコン基板1上に、例えばポリシリコンからなる厚み6000Åの導電性膜10を形成する(図4(g))。次に、窒化シリコン膜9をストッパとし、CMPにより導電性膜10を平坦化する(図4(h))。
次に、平坦化した導電性膜10上に、フォトリソによってマスクを形成した後、RIEを行って、導電性膜10をパターニングする。パターニングされた導電性膜10が、電荷転送電極の第2層目の電極(特許請求の範囲の第2の電極に相当)となり、単層構造の電荷転送電極が形成される。図4(f)において窒化シリコン膜9を形成した場合や、図3(e)において窒化シリコン膜2bをエッチング除去しなかった場合には、単層構造の電荷転送電極形成後、窒化膜9の一部や窒化シリコン膜2bの一部に、水素アニール用の穴を形成する必要がある。
このような電荷転送電極の形成工程によれば、第1層目の電極の底面以外を窒化膜で覆い、この窒化膜を介して第2層目の電極を形成しているため、第1層目の電極を酸化させることなく、電極間を絶縁された第1層目の電極と第2層目の電極を形成することができる。したがって、第1層目の電極が細くなるのを防ぐことができ、固体撮像素子の信頼性を向上させることができる。又、この形成工程によれば、第1層目の電極の周囲は窒化膜によって覆われているため、第1層目の電極を形成した後に、酸化処理等を行った場合でも、第1層目の電極が細くなるのを防ぐことができる。
(第三実施形態)
本実施形態で説明する電荷転送電極の形成工程は、第一実施形態で説明した固体撮像素子のゲート絶縁膜を単層構造ではなくONO構造にした場合の形成工程である。
図5及び図6は、本発明の第三実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極の形成工程を示す断面模式図である。図5及び図6において図5及び図6と同じ構成には同一符号を付してある。このCCD型の固体撮像素子において、電荷転送電極以外の部分の製造方法は、公知のものと同じである。
まず、シリコン基板1上にONO構造のゲート絶縁膜2’を形成する(図5(a))。次に、ゲート絶縁膜2’上に、例えばポリシリコンからなる厚み5000Åの導電性膜3を形成する(図5(b))。
次に、導電性膜3上に、フォトリソによってマスクを形成した後、RIEを行って、導電性膜3、酸化シリコン膜2c、及び窒化シリコン膜2bをパターニングする(図5(c))。このパターニングによって形成された導電性膜3のパターンが、電荷転送電極の第1層目の電極(特許請求の範囲の第1の電極に相当)となる。
次に、シリコン基板1上に、例えば窒化シリコンからなる厚み500Åの窒化膜11を形成する(図5(d))。これにより、パターニングされた導電性膜3は、その底面以外の表面を窒化膜11によって覆われた状態となる。次に、ゲート絶縁膜2’の不足分を補うために、窒化膜11上に酸化シリコン膜12をCVD法によって形成する(図6(e))。酸化シリコン膜12の形成は省略することも可能である。
次に、シリコン基板1上に、例えばポリシリコンからなる厚み6000Åの導電性膜13を形成する(図6(f))。次に、酸化シリコン膜12をストッパとしてCMPにより導電性膜13を平坦化する(図6(g))。
次に、平坦化した導電性膜13上に、フォトリソによってマスクを形成した後、RIEを行って導電性膜13をパターニングする。パターニングされた導電性膜13が、電荷転送電極の第2層目の電極(特許請求の範囲の第2の電極に相当)となり、単層構造の電荷転送電極が形成される。この形成方法の場合、単層構造の電荷転送電極形成後、窒化膜11の一部に、水素アニール用の穴を形成する必要がある。
このような電荷転送電極の形成工程によれば、第1層目の電極の底面以外を窒化膜で覆い、この窒化膜を介して第2層目の電極を形成しているため、第1層目の電極を酸化させることなく、電極間を絶縁された第1層目の電極と第2層目の電極を形成することができる。したがって、第1層目の電極が細くなるのを防ぐことができ、固体撮像素子の信頼性を向上させることができる。又、この形成工程によれば、第1層目の電極の周囲は窒化膜によって覆われているため、第1層目の電極を形成した後に、酸化処理等を行った場合でも、第1層目の電極が細くなるのを防ぐことができる。
以上の説明では、固体撮像素子の電荷転送電極の形成工程を例にしたが、上述した方法は、電極間絶縁膜によって絶縁される二種類の電極が半導体基板上に形成された半導体素子(例えば、CCDとCMOSの混載デバイスやEEPROM等)に適用可能である。
本発明の第一実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極の形成工程を示す断面模式図 本発明の第一実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極の形成工程を示す断面模式図 本発明の第二実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極の形成工程を示す断面模式図 本発明の第二実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極の形成工程を示す断面模式図 本発明の第三実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極の形成工程を示す断面模式図 本発明の第三実施形態を説明するためのCCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極の形成工程を示す断面模式図
符号の説明
1 シリコン基板
2,2’ ゲート絶縁膜
2a,2c,12 酸化シリコン膜
2b 窒化シリコン膜
5 ストッパ膜
4,6,9,11 窒化膜
3,8,10,13 導電性膜

Claims (6)

  1. 半導体基板上方に、互いに絶縁される第1の電極と第2の電極が形成された半導体素子の製造方法であって、
    前記第1の電極及び前記第2の電極の形成工程が、
    前記半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜上に、底面以外の表面を窒化膜によって覆われた前記第1の電極を形成する第1の電極形成工程と、
    前記底面以外の表面を窒化膜によって覆われた第1の電極の形成後、前記半導体基板上に導電性膜を形成する工程と、
    前記導電性膜をパターニングして前記第2の電極を形成する工程とを含む半導体素子の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体素子の製造方法であって、
    前記第1の電極形成工程が、
    前記ゲート絶縁膜上に前記第1の電極の材料である導電性膜を形成する工程と、
    前記第1の電極の材料である導電性膜上に第1の窒化膜を形成する工程と、
    前記第1の電極の材料である導電性膜及び前記第1の窒化膜をパターニングして、上面に前記第1の窒化膜が残った前記第1の電極を形成する工程と、
    前記パターニング後、前記第1の電極の少なくとも側壁に第2の窒化膜を形成する工程とを含む半導体素子の製造方法。
  3. 請求項1記載の半導体素子の製造方法であって、
    前記第1の電極形成工程が、前記ゲート絶縁膜上に前記第1の電極を形成する工程と、前記第1の電極の形成後、前記半導体基板上に前記窒化膜を形成する工程とを含む半導体素子の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の半導体素子の製造方法であって、
    前記半導体素子がCCD型の固体撮像素子であり、
    前記第1の電極と前記第2の電極が、前記CCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極である半導体素子の製造方法。
  5. 半導体基板上方に、電極間絶縁膜によって互いに絶縁される第1の電極と第2の電極が形成された半導体素子であって、
    前記電極間絶縁膜として機能し、且つ、前記第1の電極の底面以外の表面を覆う窒化膜を備える半導体素子。
  6. 請求項5記載の半導体素子であって、
    前記半導体素子がCCD型の固体撮像素子であり、
    前記第1の電極と前記第2の電極が、前記CCD型の固体撮像素子に含まれる電荷転送電極である半導体素子。

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