JP2007280618A - 固体電解質型燃料電池のスタック構造体 - Google Patents

固体電解質型燃料電池のスタック構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP2007280618A
JP2007280618A JP2006101595A JP2006101595A JP2007280618A JP 2007280618 A JP2007280618 A JP 2007280618A JP 2006101595 A JP2006101595 A JP 2006101595A JP 2006101595 A JP2006101595 A JP 2006101595A JP 2007280618 A JP2007280618 A JP 2007280618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
cell
frame
stack structure
gas introduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006101595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5110345B2 (ja
Inventor
Itaru Shibata
格 柴田
Tatsuya Yaguchi
竜也 矢口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2006101595A priority Critical patent/JP5110345B2/ja
Publication of JP2007280618A publication Critical patent/JP2007280618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5110345B2 publication Critical patent/JP5110345B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract


【課題】構成部品の熱変形により発生した引張り力や圧縮力が負荷されたとしても、優れたガスシール性及び接合性を維持することが可能である固体電解質型燃料電池のスタック構造体を提供する。
【解決手段】単セル2を保持していると共に燃料ガス導入孔、燃料ガス排出孔、酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔を有する薄板状を成す金属製セル板3と、燃料ガス導入孔、燃料ガス排出孔、酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔を有する薄板状を成す金属製セパレータ板4とを交互に積層して成る固体電解質型燃料電池のスタック構造体1において、セル板3の外縁部分には、適宜間隔をおいて配置した複数のブロック11を金属箔12で覆って連結して成るフレーム10を設け、このフレーム10を介してセル板3及びセパレータ板4を接合した。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池のスタック構造体、特に高温で運転する固体電解質型燃料電池のスタック構造体に関するものである。
上記した高温で運転する固体電解質型燃料電池のスタック構造体としては、単セルを保持したセル板や、セパレータ板や、フランジなどの構成部品を備えたスタック構造体がある。このような固体電解質型燃料電池のスタック構造体の場合、セル板及びセパレータ板の間や、セパレータ板及びフランジの間などの多くの構成部品間には、高温及び低温の環境下において、そして、酸化性及び還元性の雰囲気において、水素や天然ガスや空気などのガスがリークするのを阻止するガスシール性や十分な接合力や電気絶縁性が要求される。
近年、固体電解質型燃料電池の低温性能の向上に伴って、セパレータ板やフランジに金属材料、例えばフェライト系ステンレスを使用する傾向にあるが、このようにセパレータ板やフランジに金属材料を用いると、両者間の接合部分には、温度の昇降に伴って生じる金属材料の熱変形により大きな引張り力や圧縮力が負荷されることから、これに対応すべく、燃料電池スタック構造体用の接合構造の開発が進められている。
特開2003−238201号 特開2002−203581号 特開2003−311743号
ところが、従来における燃料電池スタック構造体の接合部分において、ガラス系接合材から成る燃料電池用のガスシール部品を用いると、接合力には優れているものの、ガラス系接合材が脆性材料であることから、金属材料の熱変形により発生した引張り力や圧縮力が、接合力に優れているが故にガラス系接合材に直接加わってしまい、ガラス系接合材自体に割れが生じてしまうという問題があった。
また、上記した燃料電池用のガスシール部品において、例えば、セパレータ板とフランジとの接合に用いる場合には、平面精度を高めたり平行度のばらつきを吸収したりする都合上、両者間に多量のガラス系接合材を充填して厚みのあるガラス層を形成する必要があり、このように、厚みのあるガラス層を形成すると、割れを生じる危険性が増してしまうという問題があり、これらの問題を解決することが従来の課題となっていた。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、構成部品の熱変形により発生した引張り力や圧縮力が負荷されたとしても、優れたガスシール性及び接合性を維持することが可能である固体電解質型燃料電池のスタック構造体を提供することを目的としている。
本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体は、単セルを保持していると共に燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔を有する薄板状を成す金属製セル板と、燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔を有する薄板状を成す金属製セパレータ板とを交互に積層して成る固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、セル板及びセパレータ板のいずれか一方の外縁部分には、適宜間隔をおいて配置した複数のブロックを金属箔で覆って連結して成るフレームを設け、このフレームを介してセル板及びセパレータ板を接合してある構成としたことを特徴としており、この固体電解質型燃料電池のスタック構造体の構成を前述した従来の課題を解決するための手段としている。
本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体では、セル板及びセパレータ板がいずれも薄板状を成す金属から成っているのに加えて、ガスを透過しない変形自在な金属箔で複数のブロックを覆って成るフレームを介してセル板及びセパレータ板を接合しているので、全体として熱に対して変形自在なものとなる。
そして、セル板やセパレータ板に熱変形が生じて、フレームに引張り力や圧縮力が負荷された場合には、フレームも変形して引張り力や圧縮力を吸収するので、接合部分に亀裂などの不具合が生じる可能性は少ないものとなり、したがって、セル板及びセパレータ板間の優れたガスシール性及び接合性が確保されることとなる。
本発明によれば、上記した構成としているので、セル板及びセパレータ板間の優れたガスシール性及び接合性を確保することができるのは言うまでもなく、両者の熱変形により生じた引張り力や圧縮力が負荷されたとしても、優れたガスシール性及び接合性を維持することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、セル板及びセパレータ板に薄板状の金属を採用することで、これらの部品に熱に対する柔軟な性質を付与することができる。これらのセル板及びセパレータ板に採用する金属としては、フェライト系ステンレス(SUS430)などを好適に使用することができるが、必ずしも限定されるものではない。
この際、両板の厚味が0.03mmよりも薄いと、単セルを支持することや両板間に配置する集電体の押し付け圧力に対抗することが強度的に困難となり、一方、両板の厚味が0.1mmよりも厚いと、全体としての熱変形が多くなり過ぎてガスシール性及び接合性阻害することから、セル板及びセパレータ板の厚味を0.03〜0.1mmとすることが望ましい。
また、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、ガスを透過しない変形自在な金属箔で複数のブロックを覆うことでフレームを形成しているので、フレームが熱に対して柔軟な構造となり、加えて、複数のブロックの隙間が金属箔で塞がれることから、ガス気密性を確保するための隔壁として機能し得ることとなる。
この場合、ブロックにもフェライト系ステンレス(SUS430)などを好適に使用することができるが、必ずしも限定されるものではなく、金属箔と複数のブロックとの接合には、後述するガラス系接合材を用いることができる。
さらに、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、フレームの金属箔は、例えば、ステンレス製の金属箔から成るものとすることができ、その厚みは、経済性及び耐久性の観点から、10〜50μmとすることが望ましい。このような金属箔は、薄くて変形し易いことから、セル板及びセパレータ板の熱変形に柔軟に追従する。そして、この金属箔は、接合界面を形成する機能及びガス気密性を確保する隔壁の機能をも有する。
さらにまた、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、セル板及びセパレータ板の各燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔と連通する燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔をフレームに設けた構成とすることができ、この際、フレームにおける燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔の各近傍位置では、隣接するブロック同士の間隔を密にして配置すると共に、燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔の各間の位置では、隣接するブロック同士の間隔を疎にして配置してある構成を採用することができる。
上記したように、フレームの燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔の各近傍位置において、隣接するブロック同士の間隔を密にして配置する一方で、燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔の各間の位置において、隣接するブロック同士の間隔を疎にして配置すると、変形量の大きな辺の部分、すなわち、燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔の各間の部分に対して、より一層の柔軟性を付与し得ることとなり、その結果、燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔の各孔の部分における接合が、いずれもより一層強固になされることとなる。
さらにまた、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、フレームにおける燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔の各間に位置するブロックを単セル側に寄せて配置して補強リブの機能を持たせた構成とすることが可能であり、この場合には、補強リブの機能を有する複数のブロックがセル板及びセパレータ板間の隙間の潰れを阻止するので、ガス流路が確保されることとなり、加えて、複数のブロックを単セル側に寄せて配置したことで整流板としても機能するので、燃料ガス導入孔から導入された燃料ガスが単セルに均等に分配されることとなる。
さらにまた、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、フレームのブロックが円形状ないし楕円形状の断面を有し、セル板及びセパレータ板のいずれか一方の外縁部分に、フレームのブロックと係合する凹部を設けた構成とすることができ、この構成とすると、フレームのブロックが角柱状を成す場合と比較して、フレームのセル板及びセパレータ板のいずれか一方に対する接合面積が増すこととなる。
さらにまた、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、フレームのブロックがパイプ状を成し、セル板及びセパレータ板のいずれか一方の外縁部分に、フレームのブロックと係合する凹部を設けた構成とすることができ、この構成とすると、フレームのブロックが円形状ないし楕円形状の断面を有する場合と同様に、フレームのセル板及びセパレータ板のいずれか一方に対する接合面積が増すのに加えて、セル板及びセパレータ板の積層方向の柔軟性も付与し得ることとなる。
さらにまた、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、セル板及びセパレータ板のいずれか一方の外縁部分に設けたフレームの金属箔表面にガラス系接合材から成るガラス層を形成し、このガラス層をセル板及びセパレータ板のいずれか他方の外縁部分との接合層とした構成とすることが可能である。
この際、ガラス系接合材から成るガラス層と、フレームの金属箔との熱膨張率の差、並びに、ガラス系接合材から成るガラス層と、セル板及びセパレータ板のいずれか他方の板を構成する金属製薄板との熱膨張率の差が大きいと、ガラス層界面に割れが生じる可能性があることから、ガラス系接合材から成るガラス層と、フレームの金属箔との熱膨張率の差、並びに、ガラス系接合材から成るガラス層と、セル板及びセパレータ板のいずれか他方の板を構成する金属製薄板との熱膨張率の差をいずれも2.0×10−6( 1/K)以下とすることが好ましく、1.5×10−6( 1/K)以下とすることがより好ましい。
上記ガラス層は、フレームの金属箔と、セル板及びセパレータ板のいずれか他方の外縁部分とに対してそれぞれ強固に接合するが、薄くそして変形し易く形成することで、金属箔の熱変形に柔軟に追従する。
そして、上記したように、ガラス系接合材から成るガラス層を薄くて変形し易くすると、セル板及びセパレータ板の熱変形にも柔軟に追従するが、例え追従し得る限界を越えて割れが生じた場合であったとしても、その割れ方向はガラス層の層厚方向であると共に局所的であることから、接合力及びガスシール性能に大きな影響を及ぼすことはほとんどない。
この場合、セル板及びセパレータ板の材質がステンレス等の金属材料であったとしても、フレームが電気絶縁性に優れたガラス系接合材から成るガラス層を表面に有しているので、接合されるセル板及びセパレータ板間における電気絶縁性も確保することができ、ガラス層の層の厚味を10〜50μmとすることで、十分な接合力及び絶縁性を確保し得る。
上記ガラス層に用いるガラス系接合材は、上記した熱膨張率の範囲内において選択することができるが、セル板及びセパレータ板やフレームの金属箔がフェライト系ステンレスである場合には、上記した熱膨張率の範囲内に含まれるガラスとして、バリウム酸化物・アルミナ・シリカ・カルシア系ガラスを選択して使用することが可能であり、具体的には、52%BaO−3%Al−33SiO−12%CaO、42%BaO−Al−35SiO−9%CaO−B−ZnO−PbO−V、43%BaO−Al−35SiO−9%CaO−B−PbO−Vを選択して使用することが可能である。
上記ガラス層は、セル板とセパレータ板との接合のほかに、フレームの各ブロックと金属箔との接合や、フレームの各ブロックとセル板及びセパレータ板との接合や、フレームの金属箔同士の接合にも使用することができる。
本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体の好ましい一実施形態において、120mm×120mm×0.05mmのフェライト系ステンレス製板材をセル板とし、同じく120mm×120mm×0.05mmのフェライト系ステンレス製板材をセパレータ板とし、セル板の中央に、70mm×70mm×0.6mmの燃料極支持型セルを配置する。
そして、セル板の外縁部分に、1mm間隔で配置した複数のブロック(5mm×5mm×1.0mmのフェライト系ステンレス製ブロック)を金属箔(厚さ0.03mmのフェライト系ステンレス箔)で覆って連結して成るフレームを設け、このフレームの金属箔表面に形成したガラス系接合材から成るガラス層を介して、セル板とセパレータ板とを接合してスタック構造体とする構成を採用し得る。
上記した本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、燃料極支持型セルをセル板に接合するに際しては、まず、粒径10μmのガラス粒子を50重量比、エチルセルロースを30重量比、及び酢酸ブチルを20重量比を混合してガラス系接合材の調整を行い、次いで、このガラス系接合材をセル板のセル取り付け部分に塗布してガラス層を形成したのち、このガラス層上に電解質膜が接着面となるようにして燃料極支持型セルを配置し、接着面に対して荷重(10g/mm)を負荷しつつ、大気中において850℃で15分間加熱してガラス層を溶融軟化させて、セル板に燃料極支持型セルを接合する。
また、上記した本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、フレームを製造するに際しては、まず、図3に示すように、セル板3の外縁部分に金属箔12を接着し、この後、図4に示すように、複数個のブロック11をセル板3の外縁部分上に配置して接着するのに続いて、図5に示すように、複数個のブロック11を包み込むようにして上記金属箔12を折り返して接着する。
そして、上記した本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体を製造するに際しては、図1に示すように、フレーム10の金属箔12の表面に、上記ガラス系接合材を塗布してガラス層を形成したのち、このガラス層上にセパレータ板4を重ねて配置し、接着面に対して荷重(20g/mm)を負荷しつつ、大気中において850℃で15分間加熱してガラス層を溶融軟化させて、セル板3とセパレータ板4とを接合する構成を採用することができる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
図1〜図6は、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体の一実施例を示しており、図1及び図2に示すように、この固体電解質型燃料電池のスタック構造体1は、単セル2を保持していると共に燃料ガス導入孔3fi,燃料ガス排出孔3fo,酸化ガス導入孔3ai及び酸化ガス排出孔3aoを有する薄板状を成す金属製セル板3と、集電体5を保持していると共に燃料ガス導入孔4fi,燃料ガス排出孔4fo,酸化ガス導入孔4ai及び酸化ガス排出孔4aoを有する薄板状を成す金属製セパレータ板4とを交互に積層して成っている(図1では1層(1ユニット)のみ示す)。
上記セル板3の表裏面における外縁部分には、適宜間隔をおいて配置した複数のブロック11を金属箔12で覆って連結して成るフレーム10がそれぞれ設けてあり、セル板3及びセパレータ板4は、このフレーム10の金属箔12の表面に形成したガラス系接合材から成るガラス層6を介して接合してある。この場合、フレーム10におけるセル板3の四隅に位置する部分では、セル板3及びセパレータ板4の各燃料ガス導入孔3fi,4fi、燃料ガス排出孔3fo,4fo、酸化ガス導入孔3ai,4ai及び酸化ガス排出孔3ao,4ao同士をそれぞれ連通可能としている。
この実施例において、120mm×120mm角で且つ厚味0.05mmのフェライト系ステンレス製板材をセル板3とし、同じく120mm×120mm角で且つ厚味0.05mmのフェライト系ステンレス製板材をセパレータ板4とし、セル板3の中央に、単セル2としての70mm×70mm角で且つ厚味0.6mmの燃料極支持型セル(Ni+YSZ;燃料極/YSZ;電解質膜/LSCF;空気極)を配置すると共に、セパレータ板4の中央に、集電体5としてのニッケルウールを配置してアノード側セパレータ板4(4A)及びカソード側セパレータ板4(4B)とした。
そして、フレーム10の複数のブロック11には、5mm×5mm×1.0mmのフェライト系ステンレス製ブロックを用い、1mm間隔で配置したこれらのブロック11を厚さ0.03mmのフェライト系ステンレス箔から成る金属箔12で覆って連結すると共に、フレーム10の金属箔12の表面に形成したガラス層6には、52%BaO−3%Al−33SiO−12%CaO系ガラスを用いた。
上記した本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体1を製造するに際しては、まず、図3に示すように、セル板3の表裏面における各外縁部分に金属箔12をそれぞれ接着した後、図4に示すように、複数個のブロック11をセル板3の外縁部分上に1mm間隔で配置して接着するのに続いて、図5に示すように、複数個のブロック11を包み込むようにして上記金属箔12を折り返して接着することで、セル板3の表裏面における外縁部分にフレーム10をそれぞれ設置する。
次いで、図1に示すように、セル板3のセル取り付け部分に52%BaO−3%Al−33SiO−12%CaO系ガラスを塗布して形成したガラス層上に、電解質膜2aが接着面となるようにして単セル2を配置し、接着面に対して荷重(10g/mm)を負荷しつつ、大気中において850℃で15分間加熱してガラス層を溶融軟化させて、セル板3に単セル2を接合する。
そして、セル板3の表裏面に位置するフレーム10の金属箔12の各表面に、上記52%BaO−3%Al−33SiO−12%CaO系ガラスを塗布してガラス層6をそれぞれ形成したのち、これらのガラス層6上にアノード側セパレータ板4A及びカソード側セパレータ板4Bをそれぞれ重ねて配置し、接着面に対して荷重(20g/mm)を負荷しつつ、大気中において850℃で15分間加熱してガラス層を溶融軟化させることで、セル板3とセパレータ板4A,4Bとを互いに接合する。
そこで、図6に示すように、水素検知器8を具備し且つ窒素ガスを充填したシリンダ7内に、上記スタック構造体1の1ユニット分をテストピースとしてセットし、室温及び700℃の各環境化において、スタック構造体1に対して水素ガスを供給して、水素検知器8で水素ガスの透過(リーク)を検知する試験を行った。その結果、室温及び700℃のいずれの環境下においても水素の透過は検知されなかった。また、この試験を50回繰り返した後も水素の透過はなく、ガラス層には全く割れが生じなかった。
このように、上記したスタック構造体1では、セル板3及びセパレータ板4がいずれも薄板状を成す金属から成っているのに加えて、ガスを透過しない変形自在な金属箔12で複数のブロック11を覆って成るフレーム10を介してセル板3及びセパレータ板4を接合しているので、全体として熱に対して変形自在なものとなる。
そして、セル板3やセパレータ板4に熱変形が生じて、フレーム10に引張り力や圧縮力が負荷された場合であったとしても、フレーム10も変形して引張り力や圧縮力を吸収するので、接合部分に亀裂などの不具合が生じる可能性は少ないものとなり、したがって、セル板3及びセパレータ板4間の優れたガスシール性及び接合性が確保されることとなる。
上記した実施例では、フレーム10をセル板3に設けた場合を示したが、図7に示すように、フレーム10をセパレータ板4に設ける構成とすることも当然可能である。
[実施例2]
図8は、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体の他の実施例を示しており、図8に示すように、この固体電解質型燃料電池のスタック構造体21が先の実施例におけるスタック構造体1と相違するところは、 金属製セル板3の燃料ガス導入孔3fi,燃料ガス排出孔3fo,酸化ガス導入孔3ai及び酸化ガス排出孔3aoの各間に位置するフレーム10のブロック11Aを単セル2側に寄せて配置して補強リブの機能を持たせた点にあり、他の構成は先の実施例におけるスタック構造体1と同じである。
この実施例のスタック構造体21では、補強リブの機能を有する複数のブロック11Aがセル板3及びセパレータ板4間の隙間の潰れを阻止するので、ガス流路が確保されることとなり、加えて、複数のブロック11Aを単セル2側に寄せて配置したことで整流板としても機能するので、燃料ガス導入孔3fiから導入された燃料ガスが単セル2に均等に分配されることとなる。
[実施例3]
図9は、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体のさらに他の実施例を示しており、図9に示すように、この固体電解質型燃料電池のスタック構造体31が先の実施例におけるスタック構造体1と相違するところは、 金属製セル板3の燃料ガス導入孔3fi,燃料ガス排出孔3fo,酸化ガス導入孔3ai及び酸化ガス排出孔3aoの各近傍位置では、フレーム10の互いに隣接するブロック11同士の間隔を密にして配置すると共に、燃料ガス導入孔3fi,燃料ガス排出孔3fo,酸化ガス導入孔3ai及び酸化ガス排出孔3aoの各間の位置では、フレーム10の互いに隣接するブロック11同士の間隔を疎にして配置した点にあり、他の構成は先の実施例におけるスタック構造体1と同じである。
この実施例のスタック構造体31では、燃料ガス導入孔3fi,燃料ガス排出孔3fo,酸化ガス導入孔3ai及び酸化ガス排出孔3aoに対して近い位置と離れた位置とで、フレーム10のブロック11の配置仕様を変えているので、変形量の大きな辺の部分、すなわち、燃料ガス導入孔3fi,燃料ガス排出孔3fo,酸化ガス導入孔3ai及び酸化ガス排出孔3aoの各間の部分に対して、より一層の柔軟性を付与し得ることとなり、その結果、燃料ガス導入孔3fi,燃料ガス排出孔3fo,酸化ガス導入孔3ai及び酸化ガス排出孔3aoの各孔の部分における接合が、いずれもより一層強固になされることとなる。
[実施例4]
図10は、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体のさらに他の実施例を示しており、図10に示すように、この固体電解質型燃料電池のスタック構造体41が先の実施例におけるスタック構造体1と相違するところは、フレーム10のブロック11Bが円形状の断面を有していて、すなわち、ブロック11Bが直径2mmで且つ長さ5mmの円柱状を成していて、セル板3の外縁部分に、フレーム10のブロック11Bと係合する凹部3aを設けた点にあり、他の構成は先の実施例におけるスタック構造体1と同じである。
この実施例のスタック構造体41では、フレーム10のブロック11Bを断面が円形状を成すものとして、このブロック11Bと係合する凹部3aをセル板3の外縁部分に設けた構成としているので、フレーム10のブロック11が角柱状を成す場合と比較して、フレーム10のセル板3に対する接合面積が増すこととなる。
この際、図11に示すように、フレーム10のブロック11Cを外径2mm、内径1mmで且つ長さ5mmのパイプ状を成すものとして、セル板3の外縁部分に、このブロック11Cと係合する凹部3aを設けた構成としてもよく、この構成を採用した場合には、上記したフレーム10のブロック11Bが円形状の断面を有する場合と同様に、フレーム10のセル板3に対する接合面積が増すのに加えて、セル板3及びセパレータ板4の積層方向の柔軟性も付与し得ることとなる。
[実施例5]
図12は、本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体のさらに他の実施例を示しており、図12に示すように、この固体電解質型燃料電池のスタック構造体51は、全体で円柱径状を成し、直径120mmで且つ厚味0.05mmのフェライト系ステンレス製板材をセル板53とし、同じく直径120mmで且つ厚味0.05mmのフェライト系ステンレス製板材をセパレータ板34とし、セル板53の中央に、単セル52としての直径100mmで且つ厚味0.6mmの燃料極支持型セル(Ni+YSZ;燃料極/YSZ;電解質膜/LSCF;空気極)を配置すると共に、セパレータ板54の中央に、集電体(図示省略)としてのニッケルウールを配置してセパレータ板54とした。
そして、フレーム60の複数のブロック61には、外径2mm、内径1mmで且つ長さ5mmのフェライト系ステンレス製パイプを用ると共に、セル板53の外縁部分には、フレーム60のブロック61と係合する凹部53aを設け、1mm間隔で配置した上記ブロック61を厚さ0.03mmのフェライト系ステンレス箔から成る金属箔62で覆って連結すると共に、フレーム60の金属箔62の表面に形成したガラス層(図示省略)には、52%BaO−3%Al−33SiO−12%CaO系ガラスを用いた。
この実施例のスタック構造体51においても、セル板53及びセパレータ板54がいずれも薄板状を成す金属から成っているのに加えて、ガスを透過しない変形自在な金属箔62で複数のブロック61を覆って成るフレーム60を介してセル板53及びセパレータ板54を接合しているので、全体として熱に対して変形自在なものとなる。
そして、セル板53やセパレータ板54に熱変形が生じて、フレーム60に引張り力や圧縮力が負荷された場合であったとしても、フレーム60も変形して引張り力や圧縮力を吸収するので、接合部分に亀裂などの不具合が生じる可能性は少ないものとなり、したがって、セル板5及びセパレータ板5間の優れたガスシール性及び接合性が確保されることとなり、加えて、フレーム60のブロック61をパイプ状を成すものとして、このブロック61と係合する凹部53aをセル板53の外縁部分に設けた構成としているので、フレーム60のセル板53に対する接合面積が増すこととなるうえ、セル板53及びセパレータ板54の積層方向の柔軟性も付与し得ることとなる。
本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体の一実施例を示す1層分(1ユニット分)の分解説明図(a)及び断面説明図(b)である。(実施例1) 図1におけるスタック構造体のセル板を単セルの燃料極側から見た平面説明図(a),セル板を単セルの空気極側から見た平面説明図(b),燃料極側セパレータ板の平面説明図(c)及び空気極側セパレータ板の平面説明図(d)である。(実施例1) 図1におけるスタック構造体のフレームを製造する際のセル板に金属箔を張り付けた状態を示す平面説明図(a)及び側面説明図(b)である。(実施例1) 図1におけるスタック構造体のフレームを製造する際のセル板にブロックを取り付けた状態を示す平面説明図(a)及び側面説明図(b)である。(実施例1) 図1におけるスタック構造体のフレームを製造する際の金属箔でブロックを包み込んだ状態を示す平面説明図(a)及び側面説明図(b)である。(実施例1) 図1におけるスタック構造体の1層分(1ユニット分)の斜視説明図(a)及びこのスタック構造体の1層分(1ユニット分)を水素透過試験機にセットした状態の断面説明図(b)である。(実施例1) 図1におけるスタック構造体の他の構成例を示すフレームを具備したセパレータ板の斜視説明図である。 本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体の他の実施例を示すセル板を単セルの燃料極側から見た平面説明図(a)及びセル板を単セルの空気極側から見た平面説明図(b)である。(実施例2) 本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体のさらに他の実施例を示すセル板の平面説明図である。(実施例3) 本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体のさらに他の実施例を示すセル板の斜視説明図(a)及びセル板の断面説明図(b)である。(実施例4) 図10におけるスタック構造体の他の構成例を示すセル板の断面説明図である。 本発明の固体電解質型燃料電池のスタック構造体のさらに他の実施例を示す全体斜視説明図(a),セル板の斜視説明図(b)及びセパレータ板の斜視説明図(c)である。(実施例5)
符号の説明
1,21,31,41,51 固体電解質型燃料電池のスタック構造体
2,52 単セル
3,53 セル板
3fi,4fi 燃料ガス導入孔
3fo,4fo 燃料ガス排出孔
3ai,4ai 酸化ガス導入孔
3ao,4ao 酸化ガス排出孔
4,54 セパレータ板
6 ガラス層
10,60 フレーム
11,11A,11B,11C,61 ブロック
12,62 金属箔

Claims (8)

  1. 単セルを保持していると共に燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔を有する薄板状を成す金属製セル板と、燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔を有する薄板状を成す金属製セパレータ板とを交互に積層して成る固体電解質型燃料電池のスタック構造体において、セル板及びセパレータ板のいずれか一方の外縁部分には、適宜間隔をおいて配置した複数のブロックを金属箔で覆って連結して成るフレームを設け、このフレームを介してセル板及びセパレータ板を接合してあることを特徴とする固体電解質型燃料電池のスタック構造体。
  2. セル板及びセパレータ板の各燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔と連通する燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔をフレームに設けた請求項1に記載の固体電解質型燃料電池のスタック構造体。
  3. フレームにおける燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔の各近傍位置では、隣接するブロック同士の間隔を密にして配置すると共に、燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔の各間の位置では、隣接するブロック同士の間隔を疎にして配置してある請求項2に記載の固体電解質型燃料電池のスタック構造体。
  4. フレームにおける燃料ガス導入孔,燃料ガス排出孔,酸化ガス導入孔及び酸化ガス排出孔の各間に位置するブロックを単セル側に寄せて配置して補強リブの機能を持たせた請求項1〜3のいずれか一つの項に記載の固体電解質型燃料電池のスタック構造体。
  5. フレームのブロックが円形状ないし楕円形状の断面を有し、セル板及びセパレータ板のいずれか一方の外縁部分に、フレームのブロックと係合する凹部を設けた請求項1〜4のいずれか一つの項に記載の固体電解質型燃料電池のスタック構造体。
  6. フレームのブロックがパイプ状を成し、セル板及びセパレータ板のいずれか一方の外縁部分に、フレームのブロックと係合する凹部を設けた請求項1〜4のいずれか一つの項に記載の固体電解質型燃料電池のスタック構造体。
  7. セル板及びセパレータ板のいずれか一方の外縁部分に設けたフレームの金属箔表面にガラス系接合材から成るガラス層を形成し、このガラス層をセル板及びセパレータ板のいずれか他方の外縁部分との接合層とした請求項1〜6のいずれか一つの項に記載の固体電解質型燃料電池のスタック構造体。
  8. ガラス系接合材から成るガラス層と、フレームの金属箔との熱膨張率の差、並びに、ガラス系接合材から成るガラス層と、セル板及びセパレータ板のいずれか他方の板を構成する金属製薄板との熱膨張率の差をいずれも2×10−6( 1/K)以下とした請求項7に記載の固体電解質型燃料電池のスタック構造体。
JP2006101595A 2006-04-03 2006-04-03 固体電解質型燃料電池のスタック構造体 Expired - Fee Related JP5110345B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006101595A JP5110345B2 (ja) 2006-04-03 2006-04-03 固体電解質型燃料電池のスタック構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006101595A JP5110345B2 (ja) 2006-04-03 2006-04-03 固体電解質型燃料電池のスタック構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007280618A true JP2007280618A (ja) 2007-10-25
JP5110345B2 JP5110345B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=38681870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006101595A Expired - Fee Related JP5110345B2 (ja) 2006-04-03 2006-04-03 固体電解質型燃料電池のスタック構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5110345B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014123498A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック及びその製造方法
JP2019036442A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 日産自動車株式会社 燃料電池スタック

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000331692A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Tokyo Gas Co Ltd 保持薄板枠付き平板型単電池及びそれを用いた燃料電池
JP2005219936A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Toyota Motor Corp 水素透過性金属層を備える装置および燃料電池
JP2005322451A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミックス接合体及びそれを用いた固体電解質形燃料電池

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000331692A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Tokyo Gas Co Ltd 保持薄板枠付き平板型単電池及びそれを用いた燃料電池
JP2005219936A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Toyota Motor Corp 水素透過性金属層を備える装置および燃料電池
JP2005322451A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミックス接合体及びそれを用いた固体電解質形燃料電池

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014123498A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック及びその製造方法
JP2019036442A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 日産自動車株式会社 燃料電池スタック

Also Published As

Publication number Publication date
JP5110345B2 (ja) 2012-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6175410B2 (ja) 燃料電池及びその製造方法
AU2002367634B2 (en) Solid oxide fuel cell stack and packet designs
EP2008334A1 (en) Solid oxide fuell cell assembly with replaceable stack and packet modules
JP2012230875A (ja) 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法
US8420278B2 (en) Solid oxide fuel cell having a glass composite seal
JP5087894B2 (ja) 燃料電池スタック構造体
EP3309883B1 (en) Solid-oxide fuel cell
JP2007115481A (ja) 固体酸化物型燃料電池セル板
JP5007918B2 (ja) 燃料電池用ガスシール部品及びその製造方法
JP5110345B2 (ja) 固体電解質型燃料電池のスタック構造体
JP6644004B2 (ja) Sfocユニットのための電気絶縁性の三層ガスケット
KR20180019409A (ko) 고체 산화물 연료전지
JP2011060512A (ja) 燃料電池スタック
JP4995411B2 (ja) セラミックス接合体及びそれを用いた固体電解質形燃料電池
JP2007018855A (ja) 燃料電池スタック構造体
JP6118230B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2020113428A (ja) 燃料電池セル
JP5283210B2 (ja) 燃料電池
KR102144191B1 (ko) 교체가 용이한 연료전지 스택유닛 및 그 제조방법
JP4696470B2 (ja) 燃料電池
CN109478660B (zh) 燃料电池
JP6480064B1 (ja) マニホールド及びセルスタック装置
JP6446582B2 (ja) セルスタック装置
JPH09115530A (ja) 機械的シ−ル構造を有する固体電解質燃料電池
JP2012243437A (ja) 固体酸化物形燃料電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120913

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120926

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5110345

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees