JP2007280513A - 情報記録装置、記録制御方法、記録制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報記録装置、記録制御方法、記録制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体から読み出したコンテンツを記録する際、利用予定時間が経過した後にも記録処理が完了せずに待機時間が発生するような事態を防ぐ。
【解決手段】情報記録装置100は、コンテンツが格納された記録媒体101に接続され、記録媒体101からコンテンツを読み出す読み出し部102と、読み出されたコンテンツが記録される記録部103と、を備えている。さらに、情報記録装置100は、記録媒体101に格納されているコンテンツごとに、記録に要する時間を算出する算出部104と、利用予定時間を受け付ける受付部105と、記録に要する記録時間に基づいて、利用予定時間内に記録部103への記録が完了するようにコンテンツの記録順序を設定する設定部106と、記録順序でコンテンツを記録させる制御部107を備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、記録媒体に格納されたコンテンツを読み出して記録する情報記録装置、記録制御方法、記録制御プログラムおよび記録媒体に関する。
従来、カーステレオ装置は、たとえば、ディスクチェンジャーを設けて、ディスクチェンジャー内の各ディスクについてディスク単位で、あるいはオーディオデータ単位で、大容量メモリ、たとえば、HDD内のHDへのコピーが指示されたときには、コピーを指示された楽曲データごとに、その拡張情報と、大容量メモリに記憶済みの各楽曲データの拡張情報とを照合して、同一性の有無を判定する。このとき、判定結果が同一性ありというものであれば、その楽曲データについて、大容量メモリへのコピーを中止するか、あるいは同一性がある旨の表示をしてコピーをするか否かの指示を求めるようにして、CDチェンジャー内に搭載されている記録済みのディスクや、同じ楽曲データを重複して記録されないようにする技術が開示されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2004−70998号公報
しかしながら、特許文献1に記載のカーステレオ装置は、記録済みのCDや、楽曲データの重複記録を防ぐことはできるが、記録対象となったCDに格納されている楽曲データの記録に要する時間は考慮されない。したがって、たとえば、カーステレオ装置を車両に搭載して目的地に到着するまでの時間を利用予定時間とした場合、また、カーステレオ装置によって所定のコンテンツを視聴し終わるまでの時間を利用予定時間とした場合に、利用予定時間が経過しても記録処理が終了しない場合があり、記録が終了するまでの待機時間が発生してしまうという問題が一例として挙げられる。
請求項1の発明にかかる情報記録装置は、コンテンツが格納された記録媒体に接続され、前記記録媒体から前記コンテンツを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によって読み出されたコンテンツが記録される記録手段と、を備える情報記録装置であって、前記記録媒体に格納されているコンテンツごとに、前記記録手段への記録に要する時間(以下、「記録時間」という)を算出する算出手段と、利用予定時間を受け付ける受付手段と、前記算出手段によって算出されたコンテンツごとの記録時間に基づいて、前記利用予定時間内に前記記録手段への記録が完了するようにコンテンツの記録順序を設定する設定手段と、前記記録媒体に格納されているコンテンツを前記記録順序で読み出して前記記録手段に記録するように前記読み出し手段および前記記録手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる記録制御方法は、コンテンツが格納された記録媒体に接続され、前記記録媒体から前記コンテンツを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によって読み出されたコンテンツが記録される記録手段と、を備える情報記録装置における記録制御方法であって、前記記録媒体に格納されているコンテンツごとに、前記記録手段への記録に要する時間(以下、「記録時間」という)を算出する算出工程と、利用予定時間を受け付ける受付工程と、前記算出工程で算出されたコンテンツごとの記録時間に基づいて、前記利用予定時間内に前記記録手段への記録が完了するようにコンテンツの記録順序を設定する設定工程と、前記記録媒体に格納されているコンテンツを前記記録順序で読み出して前記記録手段に記録するように前記読み出し手段および前記記録手段を制御する制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項6に記載の記録制御プログラムは、請求項5に記載の記録制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項7に記載の記録媒体は、請求項6に記載の記録制御プログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報記録装置、記録制御方法、記録制御プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(情報記録装置の機能的構成)
まず、本実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図1において、情報記録装置100は、読み出し部102と、記録部103と、算出部104と、受付部105と、設定部106と、制御部107と、指定部108と、を含んで構成されている。
読み出し部102は、コンテンツが格納された記録媒体101に接続され、記録媒体101からコンテンツを読み出す。記録媒体101には、読み出し部102による読み出しが可能なコンテンツが格納されている。ここで、コンテンツとは、ひとまとまりの楽曲データや映像データを表す。すなわち、楽曲データであれば1曲ごとのデータを意味し、映像データであれば、1話または1編ごとのデータを意味する。
なお、読み出し部102は、複数の記録媒体101に接続されていてもよい。また、各記録媒体101に格納されているコンテンツの数は一様ではない。すなわち、読み出し部102が、たとえば、楽曲データが格納されディスクA〜ディスクCの3つの記録媒体に接続されている場合、ディスクAには10曲、ディスクBには9曲、ディスクCには13曲の楽曲データが格納されているなど、記録する対象となるコンテンツの数も接続されている記録媒体101により異なる。
記録部103には、読み出し部102によって読み出されたコンテンツが記録される。記録部103に記録されたコンテンツは、呼び出しに応じて高速に読み出される。また、コンテンツは、記録部103に記録される際に、コンテンツ自体のデータとともにコンテンツの識別データがあわせて記録される。
コンテンツの識別データは、コンテンツが楽曲データであるのか、映像データであるのかを表す種別情報、タイトル情報、ジャンル情報、再生時間情報などを含んで構成されている。コンテンツが楽曲データの場合は、上述した情報の他に、さらにアーティスト情報、アルバムタイトル情報、などが含まれている。また、コンテンツが映像データの場合は、上述した情報の他に、さらに主演情報、監督情報、脚本家情報など、また、シリーズ作品であれば、シリーズ名情報などが含まれている。
算出部104は、記録媒体101に格納されているコンテンツごとに、記録部103への記録に要する時間(以下、「記録時間」という)を算出する。また、算出部104は、読み出し部102に複数の記録媒体101が接続されている場合には、複数の記録媒体101にそれぞれ格納されているコンテンツごとの記録時間を累積することによって、接続されている記録媒体101のうちの一の記録媒体101に格納されているコンテンツをすべて記録した場合の記録時間(以下、「全記録時間」という)を算出する。さらに、各記録媒体101ごとに全記録時間の算出をおこなう。
受付部105は、利用予定時間を受け付ける。利用予定時間とは、情報記録装置100によってコンテンツの記録をおこなわせる時間である。すなわち、利用者が記録を完了させたい時間である。受付部105は、この利用予定時間を具体的な数値として受け付ける。
設定部106は、算出部104によって算出されたコンテンツごとの記録時間に基づいて、利用予定時間内に記録部103への記録が完了するようにコンテンツの記録順序を設定する。
また、設定部106は、読み出し部102に複数の記録媒体101が接続されている場合には、算出部104によって算出された各記録媒体101の全記録時間に基づいて、利用時間内に記録部103への記録が完了するように複数の記録媒体101の記録順序を設定する。
制御部107は、記録媒体101に記録されているコンテンツを設定部106によって設定した記録順序で読み出して、記録部103へ記録するよう、読み出し部102および記録部103を制御する。
指定部108は、読み出し部102に複数の記録媒体101か接続されている場合に、算出部104によって算出されたコンテンツごとの記録時間と、各記録媒体101の全記録時間とに基づいて、各記録媒体101においてコンテンツを記録する際の記録条件を指定する。
上述のような指定部108による記録条件とは、具体的には、たとえば、記録部103にコンテンツを記録する場合と、記録しない場合とがある。コンテンツを記録する場合では、さらに格納されているすべてのコンテンツを記録する場合と、格納されているコンテンツのうちの一部のコンテンツを記録する場合とに設定することができる。
指定部108によって各記録媒体101の記録条件が指定された場合、設定部106は、指定された記録条件に応じて、利用時間内に記録部103への記録が完了するように各記録媒体101の記録順序を設定する。
また、情報記録装置100は、車両などの移動体に搭載された状態で利用されてもよい。このような利用形態の場合、受付部105は、移動体が目的地に到着するまでの予定時間を利用予定時間として受け付ける。
(情報記録装置の処理の内容)
つぎに、情報記録装置の処理の内容について説明する。図2は、情報記録装置の処理の内容の一例を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、読み出し部102に記録媒体101が接続されているか否かを判断する(ステップS201)。ここで、記録媒体101が接続されるまで待ち(ステップS201:Noのループ)、接続されたと判断されると(ステップS201:Yes)、つぎに、コンテンツを記録するか否かを判断する(ステップS202)。
ステップS202において、コンテンツを記録するか否かの判断は、利用者または上位プログラムから受け付けた指示内容に応じておこなわれる。ここで、受け付けた指示内容に応じてコンテンツを記録しないと判断された場合は(ステップS202:No)、そのまま一連の処理を終了する。一方、コンテンツを記録すると判断された場合は(ステップS202:Yes)、続いて、受付部105が利用予定時間を受け付けたか否かを判断する(ステップS203)。
ステップS203において、受付部105が利用予定時間を受け付けるまで待ち(ステップS203:Noのループ)、利用予定時間を受け付けると(ステップS203:Yes)、つぎに読み出し部102に複数の記録媒体101が接続されているか否かを判断する(ステップS204)。
ステップS204において、読み出し部102に複数の記録媒体101が接続されていると判断された場合は(ステップS204:Yes)、算出部104によって、読み出し部102に接続されている各記録媒体101の全記録時間を算出する(ステップS205)。
そして、設定部106により、ステップS205によって算出された各記録媒体101の全記録時間を合計した記録時間が、ステップS203で受け付けた利用予定時間を超えないように各記録媒体101の記録順序を設定する(ステップS206)。
一方、ステップS204において、読み出し部102に複数の記録媒体101が接続されていないと判断された場合は(ステップS204:No)、算出部104によって、読み出し部102に接続された記録媒体101に格納されている各コンテンツの記録時間を算出する(ステップS207)。
そして、設定部106によって、ステップS207によって算出された各コンテンツの記録時間を合計した記録時間が、ステップS203で受け付けた利用予定時間を超えないように各コンテンツの記録順序を設定する(ステップS208)。
最後に、制御部107によって、ステップS206またはステップS208により設定された記録順序で記録媒体101に格納されたコンテンツを記録部103に記録し(ステップS209)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態にかかる情報記録装置100は、各コンテンツの記録時間や、各記録媒体101の全記録時間を算出し、利用予定時間と比較し、利用予定時間内に記録を完了させるようにコンテンツまたは記録媒体の記録順序を設定することができる。したがって、コンテンツの記録が完了するまでの待機時間の発生を防ぐことができる。
つぎに、本発明の実施の形態にかかる実施例について詳細に説明する。ここでは、この実施の形態にかかる情報記録装置を、たとえば車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体や携帯型電話機などの可搬型端末に搭載されるナビゲーション装置に適用する。具体的には、たとえば、利用者が車両に搭乗して目的地へ向かうまでの時間を利用予定時間として、目的地に到着するまでに光ディスクドライブに接続された光ディスクに格納されたコンテンツをHD(ハードディスク)などの磁気ディスクに記録するような場合を説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
まず、本発明の実施例にかかるナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、本発明の実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F(インターフェース)312と、ディスプレイ313と、通信I/F(インターフェース)314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、を備えている。なお、各構成部301〜316はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、たとえばブートプログラム、現在位置算出プログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、音声生成プログラム、地図情報表示プログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラム、記録制御プログラムなどの各種プログラムを記録している。
現在位置算出プログラムは、たとえば、後述するGPSユニット315および各種センサ316の出力情報に基づいて、車両の現在位置(ナビゲーション装置300の現在位置)を算出させる。
経路探索プログラムは、後述する磁気ディスク305または光ディスク307に記録されている地図情報などを利用して、出発地から目的地までの最適な経路を探索させる。ここで、最適な経路とは、目的地までの最短(あるいは最速)経路や利用者が指定した条件に最も合致する経路などである。探索された誘導経路は、たとえばCPU301を介して音声I/F308や映像I/F312へ出力される。
経路誘導プログラムは、上述した経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路情報、現在位置算出プログラムを実行することによって算出された車両の現在位置情報、磁気ディスク305または光ディスク307から読み出された地図情報に基づいて、リアルタイムな経路誘導情報の生成をおこなわせる。生成された経路誘導情報は、たとえばCPU301を介して音声I/F308や映像I/F312へ出力される。
また、音声生成プログラムは、音声パターンに対応したトーンと音声の情報を生成させる。すなわち、経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報に基づいて、案内ポイントに対応した仮想音源の設定と音声ガイダンス情報の生成をおこなわせる。生成された音声ガイダンス情報は、たとえばCPU301を介して音声I/F308へ出力される。
地図情報表示プログラムは、映像I/F312によってディスプレイ313に表示する地図情報の表示形式を決定させ、決定された表示形式によって地図情報をディスプレイ313に表示させる。
記録制御プログラムは、後述する光ディスク307に格納されているコンテンツの中から磁気ディスク305に記録されていないコンテンツを検出させ、当該コンテンツを磁気ディスク305に記録させる。また、ナビゲーション装置300の利用予定時間が定められている場合は、記録処理が利用予定時間内に完了するように、コンテンツの記録順序を設定し、設定された順序に記録をおこなわせる。
また、記録制御プログラムは、後述する光ディスクドライブ306に複数の光ディスク307が接続されている場合には、記録処理が利用予定時間内に完了するように、接続された光ディスク307の中から、格納されているコンテンツを記録する光ディスク307を指定させ、さらに、コンテンツを記録する光ディスク307の順序を設定させる。なお、記録制御プログラムの詳細な処理については、後ほど詳しく説明する。
RAM303は、たとえばCPU301のワークエリアとして使用される。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HDを用いることができる。また、磁気ディスク305には、記録制御プログラムによって読み出された光ディスク307のコンテンツがコンテンツの識別情報と共に記録される。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。この光ディスク307としては、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどを用いることもできる。
なお、光ディスク307に格納されている情報の一例として、記録制御プログラムによって光ディスク307に記録されるコンテンツが挙げられる。なお、光ディスク307には、各コンテンツの実際の楽曲データや映像データの他に当該コンテンツの識別情報があわせて格納されている。光ディスクドライブ306は、コンテンツを読み出す際は、識別情報もあわせて読み出す。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。なお、スピーカ310は、車両の内部だけでなく、車両の外部に設けられていてもよい。このスピーカ310からは、音声I/F308からの音声信号に基づく音声が出力される。また、マイク309から入力された音声は、たとえば音声データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F312は、ディスプレイ313と接続される。この映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ313を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ313としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
ネットワークには、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、たとえば経度・緯度・高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、具体的には、たとえば、車速センサ、加速度センサや角速度センサ、方位センサなどの車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力するセンサである。各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。
なお、図1に示した実施の形態にかかる情報記録装置100の機能的構成である読み出し部102は、具体的には、たとえばCPU301および光ディスクドライブ306によってその機能を実現する。また、記録部103は、具体的には、たとえばCPU301、磁気ディスクドライブ304および磁気ディスク305によってその機能を実現する。また、算出部104、設定部106、制御部107、指定部108は、具体的には、たとえばCPU301、ROM302およびRAM303によってそれぞれの機能を実現する。また、受付部105は、具体的には、たとえばCPU301および入力デバイス311によってその機能を実現する。また、記録媒体101の機能は、光ディスク307の機能に相当する。
(ナビゲーション装置の記録制御処理の内容)
つぎに、ナビゲーション装置の記録制御処理の内容を説明する。図4は、ナビゲーション装置の記録制御処理の内容を示すフローチャートである。なお、以下の記録制御処理では、光ディスクドライブ306に複数の光ディスク307が接続されている場合について説明する。図4のフローチャートにおいて、まず、光ディスクドライブ306に光ディスク307が接続されているか否かを判断する(ステップS401)。
ステップS401において光ディスク307が接続されるまで待ち(ステップS401:Noのループ)、光ディスク307が接続されると(ステップS401:Yes)、接続された光ディスク307に格納されているコンテンツのうち、ナビゲーション装置300に記録されていない未記録コンテンツがあるか否かを判断する(ステップS402)。未記録コンテンツがあるか否かの判断は、記録済みのコンテンツが格納されている磁気ディスク305から読み出した識別情報と、光ディスク307から読み出したコンテンツの識別情報とを比較することでおこなわれる。
ステップS402において、未記録コンテンツがないと判断された場合は(ステップS402:No)、あらたにコンテンツを記録する必要がないため、そのまま一連の記録制御処理を終了する。なお、この際、利用者に対してスピーカ310や、ディスプレイ313を用いて全コンテンツが記録済みである旨を報知してもよい。
一方、ステップS402において、未記録コンテンツがあると判断された場合は(ステップS402:Yes)、続いて、未記録コンテンツを記録するか否かを判断する(ステップS403)。なお、未記録コンテンツを記録するか否かの判断は、利用者や上位プログラムからの指示を受け付けることでおこなわれる。
ステップS403において、未記録コンテンツを記録しないと判断された場合は(ステップS403:No)、そのまま一連の記録制御処理を終了する。一方、未記録コンテンツを記録すると判断された場合は(ステップS403:Yes)、つぎに、ナビゲーション装置300の利用予定時間を受け付けたか否かを判断する(ステップS404)。なお、利用予定時間を受け付けたか否かの判断も、ステップS403の処理と同様に利用者や上位プログラムからの指示を受け付けることでおこなわれる。
なお、利用予定時間とは、利用者の具体的な時間を直接入力させてもよいし、ナビゲーション装置300によって実行されている他の処理に関する時間を入力させてもよい。他の処理に関する時間としては、たとえば、ナビゲーション装置300の経路探索プログラムによって探索された経路を用いて目的地まで走行している場合には、探索された経路までの到着予定時間を利用予定時間としてもよい。また、車両を停車させ状態で、ナビゲーション装置300によってコンテンツを再生している場合には、再生中のコンテンツの再生が終了するまでの時間を利用予定時間としてもよい。
そして、ステップS404によって利用予定時間を受け付けるまで待ち(ステップS404:Noのループ)、利用予定時間を受け付けると(ステップS404:Yes)、つぎに、記録不要コンテンツを受け付けたか否かを判断する(ステップS405)。
ここで、記録不要コンテンツとは、光ディスク307に格納されているコンテンツのうち、利用者によって磁気ディスク305に記録する必要のないと指定されたコンテンツである。記録不要コンテンツは、あらかじめ指定しておいてもよいし、コンテンツの記録制御処理をおこなうたびに利用者に指定させてもよい。また記録不要コンテンツを指定する際の手法としては、コンテンツを個別に指定してもよいし、アーティストやジャンルなど、あらかじめ定めた指定条件に該当するコンテンツを記録不要コンテンツに指定するように設定しておいてもよい。
ステップS405において、記録不要コンテンツを受け付けた場合は(ステップS405:Yes)、光ディスク307から記録不要コンテンツ以外の未記録コンテンツを読み出す(ステップS406)。一方、記録不要コンテンツを受け付けなかった場合は(ステップS405:No)、光ディスク307から未記録コンテンツを読み出す(ステップS407)。
つぎに、ステップS406またはステップS407によって読み出したコンテンツの記録時間を算出し、各光ディスク307の全記録時間を算出する(ステップS408)。ここで、記録時間とは、コンテンツを磁気ディスク305に記録する際に要する時間である。また、全記録時間とは、同一の光ディスク307に格納されているすべてのコンテンツを磁気ディスク305に記録する際に要する時間である。すなわち、同一の光ディスク307に格納されているコンテンツごとの記録時間を累積することで、各光ディスク307の全記録時間を算出するこができる。なお、ステップS408では読み出されたコンテンツを対象に記録時間を算出しているため、記録不要コンテンツや、記録済みコンテンツは自動的に算出対象から排除されている。
そして、ステップS408によって算出された各光ディスク307の全記録時間を合計した記録時間が利用時間以内になるか否かを判断する(ステップS409)。記録時間が利用時間以内にならない場合は(ステップS409:No)、各光ディスク307の記録条件を指定する(ステップS410)。
ここで、記録条件について説明する。図5は、記録制御処理における記録条件の一例を模式的に示す説明図である。図5には光ディスクドライブ306に接続されている光ディスク307が指定された記録条件と共に示されている。すなわち、格納されているコンテンツのうち、記録不要コンテンツ以外のすべてコンテンツを記録するように指定された「記録するディスク」500と、格納されているコンテンツのうち一部のコンテンツを記録するように指定された「一部を記録するディスク」501と、格納されているコンテンツを記録しない「記録しないコンテンツ」502の3種類である。なお、後述するステップS411における記録順序の設定の際に「記録しないコンテンツ」502は、除外され、「一部を記録するディスク」501は記録順序の最後尾に配置される。
ステップS410では、各光ディスク307の全記録時間および各コンテンツの記録時間と利用予定時間とを鑑みて光ディスク307ごとに図5に示したような記録条件が設定される。そして、記録条件が設定された後、ステップS409において再度各光ディスク307の全記録時間を合計した記録時間が利用時間以内になるか否かを判断する。
ステップS410の記録条件の設定はステップS409において記録時間が利用時間以内になるまで繰り返しおこなわれ、記録時間が利用時間以内になった場合は(ステップS409:Yes)、最後に、記録条件を指定された各光ディスク307の記録順序を設定し、設定された記録順序に応じて各光ディスク307のコンテンツを記録し(ステップS411)、一連の記録制御処理を終了する。
(ナビゲーション装置におけるコンテンツ記録後の処理)
つぎに、ナビゲーション装置300におけるコンテンツ記録後の処理について説明する。図6は、各光ディスクの記録状態を表す記録状態画面の一例を示す説明図である。図6に示しているのは情報記録処理がおこなわれているナビゲーション装置300の光ディスクドライブ306、光ディスク307およびディスプレイ313である。
ディスプレイ313には、一例として、情報記録処理をおこなっている光ディスクのタイトルと、記録状態とが表示される。記録状態は「記録済み」、「記録中」、「未記録」の3つの状態が示される。また図6に示しているように、記録済みの光ディスク307は、光ディスクドライブ306から自動的に排出するように制御させてもよい。
図4のステップS410および図5の記録条件の説明で記載したように、「一部を記録するディスク」501は記録順序の最後尾に配置されるが、これは、図6に示したように記録済みの光ディスク307を、光ディスクドライブ306から自動的に排出するような場合に、すべてのコンテンツが記録された光ディスク307が優先的に排出されるようにするためである。
以上説明したように、情報記録装置、記録制御方法、記録制御プログラムおよび記録媒体によれば、利用予定時間内に記録を完了させるようにコンテンツまたは記録媒体の記録順序を設定することで、待機時間の発生を防ぐことができる。また、記録不要コンテンツの情報を受け付けることで、利用予定時間内に効率的にコンテンツを記録することができる。
なお、本実施の形態で説明した記録制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
本実施の形態にかかる情報記録装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 情報記録装置の処理の内容の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 ナビゲーション装置の記録制御処理の内容を示すフローチャートである。 記録制御処理における記録条件の一例を模式的に示す説明図である。 各光ディスクの記録状態を表す記録状態画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 情報記録装置
101 記録媒体
102 読み出し部
103 記録部
104 算出部
105 受付部
106 設定部
107 制御部
108 指定部

Claims (7)

  1. コンテンツが格納された記録媒体に接続され、前記記録媒体から前記コンテンツを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によって読み出されたコンテンツが記録される記録手段と、を備える情報記録装置であって、
    前記記録媒体に格納されているコンテンツごとに、前記記録手段への記録に要する時間(以下、「記録時間」という)を算出する算出手段と、
    利用予定時間を受け付ける受付手段と、
    前記算出手段によって算出されたコンテンツごとの記録時間に基づいて、前記利用予定時間内に前記記録手段への記録が完了するようにコンテンツの記録順序を設定する設定手段と、
    前記記録媒体に格納されているコンテンツを前記記録順序で読み出して前記記録手段に記録するように前記読み出し手段および前記記録手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記読み出し手段は、複数の記録媒体に接続され、
    前記算出手段は、前記複数の記録媒体にそれぞれ格納されているコンテンツごとの記録時間を累積することによって、前記コンテンツをすべて記録した場合の記録時間(以下、「全記録時間」という)を各記録媒体ごとに算出し、
    前記設定手段は、前記算出手段によって算出された全記録時間に基づいて、前記利用時間内に前記記録手段への記録が完了するように前記複数の記録媒体の記録順序を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記算出手段によって算出されたコンテンツごとの記録時間と、前記各記録媒体ごとの全記録時間とに基づいて、前記各記録媒体に格納されているコンテンツを記録する際の記録条件を指定する指定手段を備え、
    前記設定手段は、前記指定手段によって指定された前記記録条件に応じて、前記利用時間内に前記記録手段への記録が完了するように前記各記録媒体の記録順序を設定することを特徴とする請求項2に記載の情報記録装置。
  4. 装置本体は移動体に搭載されており、
    前記受付手段は、前記移動体が目的地に到着するまでの予定時間を前記利用予定時間として受け付けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報記録装置。
  5. コンテンツが格納された記録媒体に接続され、前記記録媒体から前記コンテンツを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段によって読み出されたコンテンツが記録される記録手段と、を備える情報記録装置における記録制御方法であって、
    前記記録媒体に格納されているコンテンツごとに、前記記録手段への記録に要する時間(以下、「記録時間」という)を算出する算出工程と、
    利用予定時間を受け付ける受付工程と、
    前記算出工程で算出されたコンテンツごとの記録時間に基づいて、前記利用予定時間内に前記記録手段への記録が完了するようにコンテンツの記録順序を設定する設定工程と、
    前記記録媒体に格納されているコンテンツを前記記録順序で読み出して前記記録手段に記録するように前記読み出し手段および前記記録手段を制御する制御工程と、
    を含むことを特徴とする記録制御方法。
  6. 請求項5に記載の記録制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする記録制御プログラム。
  7. 請求項6に記載の記録制御プログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体。

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