JP2007278721A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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勇二 坂元
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寛樹 加藤
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真稔 石鉢
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博文 岩路
Kazuaki Endo
和明 遠藤
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Takeshi Matsuo
剛 松尾
Kentaro Yamamoto
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Abstract

【課題】利用者の体調に作用する情報に基づいて音声案内情報を制御すること。
【解決手段】移動体に搭載され、記憶装置に記憶されているコンテンツ情報を処理する情報処理装置100であって、取得部101は、外気の環境に関する環境情報を取得する。抽出部102は、取得部101により取得された環境情報に基づいて記憶装置に記憶されているコンテンツ情報の中から特定のコンテンツ情報を抽出する。制御部103は、抽出部102により抽出されたコンテンツ情報を利用者に案内する音声案内情報を出力手段に出力させる。この際、制御部103は、取得部101により取得した環境情報を音声案内情報に含めて出力手段に出力させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンテンツ情報を処理する情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体に関する。
従来、多様な音声案内情報を出力するナビゲーション装置は、出発地点から目的地点までの推奨経路を取得する。そして、ナビゲーション装置は、取得した推奨経路に基づいて出発地点から目的地点までの推奨経路上における任意の場所について、詳細または補助的な音声案内情報を出力部から出力する(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2005−189199号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、ナビゲーション装置は、多様な音声案内情報を出力部から出力することができるが、出力される音声案内情報は、出発地点から目的地点までの推奨経路など利用者の体調とは関係のない情報に基づいて作成される。したがって、ナビゲーション装置は、多様な音声案内情報を出力することができるとはいえ、気温や湿度など利用者の体調に作用する情報に基づいて音声案内情報を制御することができないという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報処理装置は、移動体に搭載され、記憶装置に記憶されているコンテンツ情報を処理する情報処理装置であって、外気の環境に関する環境情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記環境情報に基づいて前記記憶装置に記憶されている前記コンテンツ情報の中から特定の前記コンテンツ情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記コンテンツ情報を利用者に音声で案内する音声案内情報を出力手段に出力させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる情報処理方法は、移動体に搭載され、記憶装置に記憶されているコンテンツ情報を処理する情報処理方法であって、外気の環境に関する環境情報を取得する取得工程と、前記取得工程で取得された前記環境情報に基づいて前記記憶装置に記憶されている前記コンテンツ情報の中から特定の前記コンテンツ情報を抽出する抽出工程と、前記抽出工程で抽出された前記コンテンツ情報を利用者に音声で案内する音声案内情報を出力する出力工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる情報処理プログラムは、請求項4に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項5に記載の情報処理プログラムを記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(情報処理装置の機能的構成)
図1を用いて、この発明にかかる情報処理装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる情報処理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図1において、情報処理装置100は、取得部101と、抽出部102と、制御部103と、を含み構成されている。
取得部101は、外気の環境に関する環境情報を取得する。環境情報は、たとえば、外気の気温、湿度または気象などに関する情報である。
抽出部102は、取得部101により取得された環境情報に基づいて記憶装置に記憶されているコンテンツ情報の中から特定のコンテンツ情報を抽出する。コンテンツ情報は、たとえば、楽曲、映画またはTV番組などに関する情報、あるいは地点情報や施設情報などである。
制御部103は、抽出部102により抽出されたコンテンツ情報を利用者に音声で案内する音声案内情報を出力手段に出力させる。この際、制御部103は、取得部101により取得された環境情報を音声案内情報に含めて出力手段に出力させる。出力手段は、たとえばスピーカなどである。音声案内情報は、たとえば、抽出部102により抽出された楽曲、映画、またはTV番組などに関する情報、あるいは地点情報や施設情報などを利用者に音声で案内する情報である。
(情報処理装置の処理の内容)
つぎに、図2を用いて、本実施の形態にかかる情報処理装置100の処理の内容について説明する。図2は、本実施の形態にかかる情報処理装置の処理の内容を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置100は、動作の開始要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS201)。動作の開始要求は、たとえば、利用者が図示しない操作部を操作して指示入力をおこなうことによりおこなう。
ステップS201において、動作の開始要求を受け付けるまで待って(ステップS201:Noのループ)、受け付けた場合(ステップS201:Yes)、取得部101は、外気の環境に関する環境情報を取得する(ステップS202)。環境情報は、たとえば、外気の気温、湿度または気象などに関する情報である。
つぎに、抽出部102は、ステップS202において取得部101により取得された環境情報に基づいて記憶装置に記憶されているコンテンツ情報の中から特定のコンテンツ情報を抽出する(ステップS203)。コンテンツ情報は、たとえば、楽曲、映画またはTV番組などに関する情報、あるいは地点情報や施設情報などである。
そして、制御部103は、ステップS203において抽出部102により抽出されたコンテンツ情報を利用者に音声で案内する音声案内情報を出力手段に出力させる(ステップS204)。この際、制御部103は、環境情報を音声案内情報に含めて出力手段に出力させる。出力手段は、たとえばスピーカなどである。音声案内情報は、たとえば、抽出部102により抽出された楽曲、映画、またはTV番組に関する情報、あるいは地点情報や施設情報などを利用者に音声で案内する情報である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、情報処理装置は、外気の環境に関する環境情報を取得し、記憶装置に記録されているコンテンツ情報の中から環境情報に基づくコンテンツ情報を抽出する。そして、情報処理装置は、抽出したコンテンツ情報を利用者に音声で案内する音声案内情報を出力手段から出力する。この際、情報処理装置は、環境情報を音声案内情報に含めて出力手段に出力する。したがって、利用者の体調に作用する環境などの情報に基づいて音声案内情報を制御することにより、多様な音声案内情報を出力することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置が、磁気ディスクに記録されている楽曲情報の中から気象情報に基づく楽曲情報を抽出し、抽出した楽曲情報を音声で案内する音声案内情報に気象情報を含めてスピーカから出力する場合について説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
図3を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、ナビゲーション装置300は、車両などの移動体に搭載されており、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、を備えている。また、各構成部301〜316はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、現在位置算出プログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、楽曲検索プログラム、楽曲情報抽出プログラム、音声生成プログラム、地図情報表示プログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。
現在位置算出プログラムは、たとえば、後述するGPSユニット315および各種センサ316の出力情報に基づいて、車両の現在位置(ナビゲーション装置300の現在位置)を算出させる。
経路探索プログラムは、後述する光ディスク307に記録されている地図情報などを利用して、出発地点から目的地点までの最適な経路を探索させる。ここで、最適な経路とは、目的地点までの最短(あるいは最速)経路やユーザが指定した条件に最も合致する経路などである。また、目的地点のみならず、立ち寄り地点や休憩地点までの経路を探索してもよい。探索された誘導経路は、CPU301を介して音声I/F308や映像I/F312へ出力される。
経路誘導プログラムは、経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路情報、現在位置算出プログラムを実行することによって算出された車両の現在位置情報、磁気ディスク305または光ディスク307から読み出された地図情報に基づいて、リアルタイムな経路誘導情報の生成をおこなわせる。生成された経路誘導情報は、CPU301を介して音声I/F308や映像I/F312へ出力される。
楽曲検索プログラムは、楽曲データに含まれるTOC(Table of Contents)情報を利用して、TOC情報に含まれていないアーティスト名、ジャンル、アルバムタイトルおよびトラックタイトルなどの情報をCDDB(Compact Disc Data Base)から検索してTOC情報と関連付けてHDなどの磁気ディスク305に記録させる。TOC情報は、音楽CDの内周側のリードイン領域に書き込まれており、楽曲のトラック数、各トラックの開始アドレスおよび各トラックごとの演奏時間などのデータが含まれている。CDDBは、インターネットで公開されており、音楽CDに収録された楽曲データを検索・認識する。なお、CDDBには、通信I/F314を介してアクセスする。
楽曲情報抽出プログラムは、磁気ディスク305に記録されている楽曲情報の中から気象情報に基づく楽曲情報を抽出させる。気象情報は、快晴、晴れ、曇り、雨、または雪などの気象に関する情報である。また、気象情報は、通信I/F314を介して気象情報を管理するサーバなどから受信される。楽曲情報抽出プログラムによる楽曲情報の抽出は、具体的には、気象情報に対応させてユーザによりあらかじめ設定されている選曲キーワードに基づいておこなわれる。選曲キーワードは、たとえば、ノリがいい曲、明るい曲、静かな曲、悲しい曲、または癒される曲などである。
音声生成プログラムは、パターンに対応したトーンと音声の情報を生成させる。たとえば、経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報に基づいて、案内ポイントに対応した仮想音源の設定と音声案内情報の生成をおこなわせる。生成された音声案内情報はCPU301を介して音声I/F308へ出力される。また、音声生成プログラムは、楽曲情報抽出プログラムを実行することによって気象情報に基づく楽曲情報が抽出された際に、気象情報に基づく音声案内情報の生成をおこなわせる。生成された音声案内情報はCPU301を介して音声I/F308へ出力される。
地図情報表示プログラムは、映像I/F312によってディスプレイ313に表示する地図情報の表示形式を決定させ、決定された表示形式によって地図情報をディスプレイ313に表示させる。
また、CPU301は、利用者の操作によりオートモードの開始要求を受け付けた場合、気象情報を取得し、磁気ディスク305に記録されている楽曲情報の中から気象情報に基づく楽曲情報の抽出をおこなう。オートモードは、気象情報に基づいてユーザによりあらかじめ設定されている選曲キーワードにしたがって楽曲情報の抽出をおこなう機能である。なお、気象情報は、CPU301が通信I/F314を介して気象情報を管理するサーバなどから受信する。また、CPU301は、気象情報に基づく楽曲情報が抽出された場合、音声生成プログラムにしたがって気象情報に基づく音声案内情報を生成し、生成した音声案内情報を音声I/F308を介してスピーカ310から出力する。そして、CPU301は、気象情報に基づいて抽出した楽曲情報を再生する。具体的には、CPU301は、音声I/F308を介して楽曲情報をスピーカ310から出力する。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305または光ディスク307などの記録媒体に記録される情報の一例として、経路探索・経路誘導などに用いる地図情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを有しており、ディスプレイ313の表示画面において2次元または3次元に描画される。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
また、交通条件データには、過去の渋滞情報を、季節・曜日・大型連休・時刻などを基準に統計処理した過去渋滞情報を記憶している。ナビゲーション装置300は、後述する通信I/F314によって受信される道路交通情報によって現在発生している渋滞の情報を得るが、過去渋滞情報により、指定した時刻における渋滞状況の予想をおこなうことが可能となる。
また、磁気ディスク305または光ディスク307などの記録媒体に記録される他の情報の一例として、楽曲に関する楽曲情報が挙げられる。楽曲情報には、音声信号の他に楽曲のトラック数、各トラックの開始アドレスおよび各トラックごとの演奏時間などのTOC情報が含まれている。また、磁気ディスク305には、たとえば、トラックタイトル、アルバムタイトル、アーティスト名、ジャンルなどが楽曲情報と関連付けられて記録されている。なお、トラックタイトル、アルバムタイトル、アーティスト名、ジャンルなどの情報は、たとえば、楽曲検索プログラムによりCDDBから受信される。
なお、本実施例では地図情報や楽曲情報などを磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に記録するようにしたが、これに限るものではない。たとえば、地図情報や楽曲情報は、ナビゲーション装置300のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、ナビゲーション装置300の外部に設けられていてもよい。その場合、ナビゲーション装置300は、たとえば、通信I/F314を通じて、ネットワークを介して地図情報や音楽情報を取得する。取得された地図情報や楽曲情報はRAM303などに記憶される。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。また、スピーカ310からは音声が出力される。なお、マイク309から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F312は、ディスプレイ313と接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ313を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ313は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。また、ディスプレイ313は、車両に複数備えられていてもよく、たとえば、ドライバーに対するものと後部座席に着座する搭乗者に対するものなどである。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。また、通信I/F314は、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。また、通信I/F314は、楽曲情報を配信するサーバなどから楽曲情報を受信する。また、通信I/F314は、気象情報を管理するサーバなどから気象情報を受信する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
また、GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。
なお、実施の形態にかかる情報処理装置100の機能的構成のうち、取得部101は、通信I/F314によって、抽出部102は、CPU301や磁気ディスク305によって、制御部103は、CPU301や音声I/F308やスピーカ310によって、それぞれの機能を実現する。
(ナビゲーション装置300の処理の内容)
つぎに、図4を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。図4は、本実施例にかかるナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーション装置300のCPU301は、オートモードの開始要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS401)。オートモードの開始要求は、たとえば、図示しない操作部を操作して指示入力をおこなうことによりおこなう。オートモードは、気象情報に基づいてユーザによりあらかじめ設定されている選曲キーワードにしたがって楽曲情報の抽出をおこなう機能である。
ステップS401において、オートモードの開始要求を受け付けるまで待って(ステップS401:Noのループ)、受け付けた場合(ステップS401:Yes)、CPU301は、気象情報を取得する(ステップS402)。気象情報は、たとえば、通信I/F314を介して気象情報を管理するサーバなどから受信する。
つぎに、CPU301は、磁気ディスク305に記録されている楽曲情報の中からステップS402において取得した気象情報に基づく楽曲情報を抽出する(ステップS403)。楽曲情報は、後述する図5に示すように気象情報に対応させてあらかじめユーザにより設定されている選曲キーワードにしたがって抽出される。選曲キーワードは、たとえば、ノリがいい曲、明るい曲、静かな曲、悲しい曲、あるいは癒される曲などである。
また、CPU301は、スピーカ310から音声案内情報を出力する(ステップS404)。この際、CPU301は、ステップS402において取得した気象情報を音声案内情報に含めてスピーカ310から出力する。音声案内情報は、ステップS403において抽出された楽曲情報をユーザに音声で案内する情報である。
つぎに、CPU301は、ステップS403において抽出された楽曲情報を再生する(ステップS405)。具体的には、CPU301が楽曲情報を音声I/F308を介してスピーカ310に出力する。
そして、CPU301は、オートモードの終了要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS406)。オートモードの終了要求は、たとえば、ユーザが図示しない操作部を操作して指示入力をおこなうことによりおこなう。
ステップS406において、オートモードの終了要求を受け付けていない場合(ステップS406:No)、CPU301は、ステップS402の処理に戻り、処理を繰り返す。一方、ステップS406において、オートモードの終了要求を受け付けた場合(ステップS406:Yes)、CPU301は、一連の処理を終了する。
つぎに、図5を用いて、本実施例にかかるナビゲーション装置のオートモードにおける気象情報と選曲キーワードと音声案内情報との一例を示す図である。図5において、気象情報は、快晴、晴れ、曇り、雨、または雪などの気象に関する情報である。選曲キーワードは、ノリがいい曲、明るい曲、静かな曲、悲しい曲、または癒される曲など曲調に関する情報である。また、選曲キーワードは、気象情報に対してあらかじめ設定されており、ユーザが変更することができる。また、音声案内情報は、気象情報および選曲キーワードに基づいて作成される。たとえば、気象情報が曇りである場合、選曲キーワードには、静かな曲が設定されている。この場合、音声案内情報は、たとえば、「曇りなので静かな曲をどうぞ」などが一例として挙げられる。
以上説明したように、本実施例によれば、ナビゲーション装置は、気象情報を取得し、取得した気象情報に基づく楽曲情報を磁気ディスクに記録されている楽曲情報の中から抽出する。そして、ナビゲーション装置は、抽出した楽曲情報を利用者に音声で案内する音声案内情報に気象情報を含めてスピーカから出力する。したがって、利用者の体調に作用する気象などの情報に基づいて音声案内情報を制御することにより、多様な音声案内情報を出力することができる。
なお、本実施例では、体調に作用する情報として気象情報を取得することとしたが、気象情報に限らず、時間帯や走行条件に関する情報でもよい。時間帯に関する情報は、たとえば、現在の時間帯が早朝、朝、夜、または深夜のどれに相当するかに関する情報である。また、走行条件に関する情報は、現在車両が有料道路または一般道路のどちらに位置しているか、あるいは道路が渋滞の状態であるか否かに関する情報である。
この場合、時間帯および走行条件などの各情報に対して選曲キーワードが設定されている。また、選曲キーワードはユーザが変更することができてもよい。そして、ナビゲーション装置は、時間帯または走行条件に関する情報を取得し、取得した時間帯または走行条件に対してあらかじめ設定されている選曲キーワードに基づいて楽曲情報を抽出する。そして、ナビゲーション装置は、抽出した楽曲情報を利用者に音声で案内する音声案内情報に時間帯または走行条件に関する情報を含めてスピーカから出力する。
また、体調に作用する情報としては、車両のエアコンのON/OFF状態または窓の開閉状態に関する情報でもよい。この場合、車両のエアコンのON/OFF状態または窓の開閉状態に関する各情報に対して選曲キーワードが設定されている。また、選曲キーワードはユーザが変更することができてもよい。そして、ナビゲーション装置は、車両のエアコンのON/OFF状態または窓の開閉状態に関する情報を取得する。そして、取得した車両のエアコンのON/OFF状態または窓の開閉状態に関する各情報に対してあらかじめ設定されている選曲キーワードに基づいて楽曲情報を抽出する。そして、ナビゲーション装置は、抽出した楽曲情報を利用者に音声で案内する音声案内情報に車両のエアコンのON/OFF状態または窓の開閉状態に関する情報を含めてスピーカから出力する。
なお、本実施例にかかるナビゲーション装置は、磁気ディスクに記録されている楽曲情報の中から気象情報に基づく楽曲情報を抽出することとしたが、楽曲情報に限ることはなく、磁気ディスクに記録されている地点情報または施設情報の中から気象情報に基づく地点情報または施設情報を抽出してもよい。この場合、ナビゲーション装置は、抽出した地点情報または施設情報を音声で案内する音声案内情報に気象情報を含めてスピーカから出力する。具体的には、たとえば、気象情報から気温が高いすなわち暑いと判断された場合に、現在位置周辺の喫茶店の情報を抽出し、「暑いですね。近くにいい喫茶店がありますよ。」と音声案内をして周辺の喫茶店を表示する。また、たとえば、気象情報から当面の間暑い日が続くと判断された場合に、避暑地の情報を抽出し、「休みに避暑地に出かけませんか。」と音声案内して避暑地に出かけるドライブプランを作成する。
なお、本実施の形態で説明した情報処理方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
本実施の形態にかかる情報処理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる情報処理装置の処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例にかかるナビゲーション装置の処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例にかかるナビゲーション装置のオートモードにおける気象情報と選曲キーワードと音声案内情報との一例を示す図である。
符号の説明
100 情報処理装置
101 取得部
102 抽出部
103 制御部

Claims (6)

  1. 移動体に搭載され、記憶装置に記憶されているコンテンツ情報を処理する情報処理装置であって、
    外気の環境に関する環境情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記環境情報に基づいて前記記憶装置に記憶されている前記コンテンツ情報の中から特定の前記コンテンツ情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記コンテンツ情報を利用者に音声で案内する音声案内情報を出力手段に出力させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記環境情報を前記音声案内情報に含めて前記出力手段に出力させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記環境情報は、外気の気温に関する情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 移動体に搭載され、記憶装置に記憶されているコンテンツ情報を処理する情報処理方法であって、
    外気の環境に関する環境情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得された前記環境情報に基づいて前記記憶装置に記憶されている前記コンテンツ情報の中から特定の前記コンテンツ情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程で抽出された前記コンテンツ情報を利用者に音声で案内する音声案内情報を出力する出力工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  5. 請求項4に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  6. 請求項5に記載の情報処理プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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