JP4584176B2 - 情報転送システム、携帯型情報処理装置、情報転送方法、情報転送プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報転送システム、携帯型情報処理装置、情報転送方法、情報転送プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、コンテンツ情報を転送する情報転送装置、情報転送方法、情報転送プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体に関する。
従来、コンテンツ情報を転送する情報転送装置は、親機と子機との間で認証登録をおこない、認証登録がなされている装置間においてコンテンツ情報の転送をおこなう。この際、情報転送装置は、親機内の記憶媒体に記憶されたコンテンツ情報のうち未転送識別子が付されているコンテンツ情報を所定のタイミングに基づいて子機に転送する(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2004−355444号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、親機から転送されたコンテンツ情報にはコンテンツ情報を識別する識別情報が含まれていないため、子機は、親機から転送されたコンテンツ情報の中に子機の記憶媒体に記憶されているコンテンツ情報がある場合においても、再度同一のコンテンツ情報を記憶するという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報転送システムは、コンテンツ情報および当該コンテンツ情報の識別情報を記憶する第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置が設定されている以外の場所に設定されており、コンテンツ情報および当該コンテンツ情報の識別情報を記憶する第2の記憶装置と、の間でコンテンツ情報を転送する情報転送システムであって、コンテンツ情報の転送指令を受け付ける受付手段と、前記第1の記憶装置のコンテンツ情報を前記第2の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合および前記第2の記憶装置のコンテンツ情報を前記第1の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合のいずれの場合においても、コンテンツ情報とともに当該コンテンツ情報の識別情報も転送する転送手段と、を備え、転送先である前記第1の記憶装置又は前記第1の記憶装置は、転送された前記識別情報と同一の識別情報を記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断された場合に前記転送されたコンテンツを記憶することを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる情報転送方法は、コンテンツ情報および当該コンテンツ情報の識別情報を記憶する第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置が設定されている以外の場所に設定されており、コンテンツ情報および当該コンテンツ情報の識別情報を記憶する第2の記憶装置と、の間でコンテンツ情報を転送する情報転送方法であって、コンテンツ情報の転送指令を受け付ける受付工程と、前記第1の記憶装置のコンテンツ情報を前記第2の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合および前記第2の記憶装置のコンテンツ情報を前記第1の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合のいずれの場合においても、コンテンツ情報とともに当該コンテンツ情報の識別情報も転送する転送工程と、転送先である前記第1の記憶装置又は前記第1の記憶装置は、転送された前記識別情報と同一の識別情報を記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断された場合に前記転送されたコンテンツを記憶する記憶工程を含むことを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる情報転送プログラムは、請求項3に記載の情報転送方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項4に記載の情報転送プログラムを記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報転送装置、情報転送方法、情報転送プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(情報転送装置の機能的構成)
図1を用いて、この発明にかかる情報転送装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる情報転送装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図1において、情報転送装置100は、受付部101と、転送部102と、を含み構成されている。
受付部101は、第1の記憶装置を備える携帯型情報処理装置が第2の記憶装置を備える情報転送装置100に接続可能な機器に装着されている場合に、コンテンツ情報の転送指令を受け付ける。受付部101は、第1の記憶装置のコンテンツ情報を第2の記憶装置に転送する転送指令、および第2の記憶装置のコンテンツ情報を第1の記憶装置に転送する転送指令を受け付ける。コンテンツ情報は、たとえば、楽曲に関する楽曲情報や、映画やTV番組に関する情報である。
転送部102は、第1の記憶装置のコンテンツ情報を第2の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合、および第2の記憶装置のコンテンツ情報を第1の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合のいずれの場合においても、コンテンツ情報とともにコンテンツ情報の識別情報もあわせて転送する。識別情報は、各コンテンツ情報に固有の情報であり、あらかじめ設定されている。
(情報転送装置100の処理の内容)
つぎに、図2を用いて、本実施の形態にかかる情報転送装置100の処理の内容について説明する。図2は、本実施の形態にかかる情報転送装置の処理の内容を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、情報転送装置100は、動作の開始要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS201)。動作の開始要求は、利用者によって第1の記憶装置を備える携帯型情報処理装置が第2の記憶装置を備える情報転送装置100に接続可能な機器に装着されることによりおこなわれる。
ステップS201において、動作の開始要求を受け付けるまで待って(ステップS201:Noのループ)、受け付けた場合(ステップS201:Yes)、受付部101は、コンテンツ情報の転送指令を受け付ける(ステップS202)。受付部101は、第1の記憶装置のコンテンツ情報を第2の記憶装置に転送する転送指令、および第2の記憶装置のコンテンツ情報を第1の記憶装置に転送する転送指令を受け付ける。コンテンツ情報の転送指令は、利用者が図示しない操作部を操作して指示入力をおこなうことによりおこなわれる。コンテンツ情報は、たとえば、楽曲に関する楽曲情報や、映画やTV番組に関する情報である。
ステップS202において、第1の記憶装置のコンテンツ情報を第2の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合、および第2の記憶装置のコンテンツ情報を第1の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合のいずれの場合においても、転送部102は、コンテンツ情報を識別情報とあわせて転送する(ステップS203)。識別情報は、各コンテンツ情報に固有の情報であり、あらかじめ設定されている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、情報転送装置は、第1の記憶装置を備える携帯型情報処理装置が第2の記憶装置を備える情報転送装置に接続可能な機器に装着されている場合に、コンテンツ情報の転送指令を受け付ける。そして、情報転送装置は、コンテンツ情報を識別情報とあわせて転送する。したがって、携帯型情報処理装置は、情報転送装置から転送されたコンテンツ情報の識別情報に基づいて、情報転送装置から転送されたコンテンツ情報のうち携帯型情報処理装置の記憶媒体に既に記憶されているコンテンツ情報を再度記憶するのを防ぐことができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、第1の記憶装置を備える携帯型情報処理装置をブレインユニットとして、また、第2の記憶装置を備える情報転送装置をパーソナルコンピュータとした場合に、パーソナルコンピュータがリビングキットを介してブレインユニットとの間で楽曲情報を転送する情報転送システムの一例について説明する。また、ブレインユニットは、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置、および自宅に設置される室内機器であるリビングキットと接続可能である。また、リビングキットは、有線または無線によってパーソナルコンピュータと接続可能である。
(情報転送システムの全体構成)
図3を用いて、本実施例にかかる情報転送システムの全体構成の概要について説明する。図3は、本実施例にかかる情報転送システムの全体構成の概要を示す図である。図3において、情報転送システム300は、パーソナルコンピュータ301と、ブレインユニット302と、ナビゲーション装置303と、リビングキット304と、によって構成されている。
パーソナルコンピュータ301は、有線または無線によりリビングキット304と接続可能である。パーソナルコンピュータ301は、ブレインユニット302がリビングキット304に接続された場合、リビングキット304を介してブレインユニット302との間で楽曲情報や地図情報など各種情報の転送をおこなう。具体的には、たとえば、パーソナルコンピュータ301は、パーソナルコンピュータ301の記録媒体に記録されている楽曲情報のうちユーザにより選択された楽曲情報を識別情報とあわせてリビングキット304を介してブレインユニット302に転送する。識別情報は、各楽曲情報に固有の情報であり、たとえば、TOC(Table Of Contents)、ISRC(International Standard Recording Code)、またはID3タグなどに関する情報である。
ブレインユニット302は、ナビゲーション装置303、およびリビングキット304に接続可能である。ブレインユニット302は、矩形状の筺体で構成され、背面にはコネクタからなる接続手段が設けられている(不図示)。このコネクタには接続している機器から各種情報を取得するための各種I/F(Interface)が設けられている。このブレインユニット302の前面には、各種I/Fと開口形成されたカードスロット302aが設けられている。
ブレインユニット302は、ナビゲーション装置303に接続された場合、ナビゲーション装置303の記録媒体として楽曲情報や地図情報など各種情報を記録する。また、ブレインユニット302は、リビングキット304に接続された場合、パーソナルコンピュータ301との間で楽曲情報や地図情報の転送をおこなう。ブレインユニット302は、パーソナルコンピュータ301に楽曲情報を転送する際に、各楽曲情報の識別情報を楽曲情報とあわせて転送する。
ナビゲーション装置303は、本体303aと、ディスプレイ303bと、を有している。本体303aには、ブレインユニット302を装着可能な装着用スロット303cが設けられている。この装着用スロット303cの内部には、ブレインユニット302の接続手段を構成するコネクタに対応して接続用のコネクタが設けられている(不図示)。
ナビゲーション装置303は、楽曲情報や地図情報を受信する。また、受信された楽曲情報や地図情報は、ブレインユニット302の記録媒体に記録される。また、ナビゲーション装置303は、光ディスクに記録されている楽曲情報を光ディスクドライブにより読み込み、読み込んだ楽曲情報をブレインユニット302の記録媒体に記録する。
リビングキット304は、有線または無線によりパーソナルコンピュータ301と接続可能である。また、リビングキット304には、ブレインユニット302を装着可能な装着用スロット304aが設けられている。この装着用スロット304aの内部には、ブレインユニット302の接続手段を構成するコネクタに対応して接続用のコネクタが設けられている(不図示)。また、リビングキット304は、ホルダ304bを用いて縦置きに配置したり、不図示であるが横置きに配置したりすることができる。また、リビングキット304は、リモコン304dを有し、ユーザはリモコン304dによってリビングキット304の各種操作をおこなうことができる。
リビングキット304は、ブレインユニット302が装着された場合、パーソナルコンピュータ301から転送された楽曲情報や地図情報など各種情報をブレインユニット302の記録媒体に記録する。また、リビングキット304は、ブレインユニット302が装着された場合、ブレインユニット302の記録媒体に記録されている楽曲情報や地図情報など各種情報をパーソナルコンピュータ301の記録媒体に転送する。
つぎに、図4および図5を用いて、本実施例にかかるパーソナルコンピュータ301、ブレインユニット302、ナビゲーション装置303、およびリビングキット304のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施例にかかるパーソナルコンピュータがブレインユニットを装着したリビングキットに接続された場合の情報転送システムの内部構成の一例を示すブロック図である。また、図5は、本実施例にかかるブレインユニットがナビゲーション装置に装着された場合の情報転送システムの内部構成の一例を示すブロック図である。
(パーソナルコンピュータ301のハードウェア構成)
図4において、パーソナルコンピュータ301は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、磁気ディスクドライブ404と、磁気ディスク405と、光ディスクドライブ406と、光ディスク407と、通信I/F408と、外部I/F409と、音声I/F410と、スピーカ411と、入力I/F412と、入力デバイス413と、映像I/F414と、ディスプレイ415と、を備えている。また、各構成部401〜415はバス420によってそれぞれ接続されている。
CPU401は、パーソナルコンピュータ301全体の制御を司る。ROM402は、楽曲検索プログラム、楽曲転送プログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。
楽曲検索プログラムは、楽曲データに含まれるTOC情報を利用して、TOC(Table Of Contents)情報に含まれていないアーティスト名、ジャンル、アルバムタイトルおよびトラックタイトルなどの情報をCDDB(Compact Disk Data Base)から検索してTOC情報と関連付けてHDなどの磁気ディスク405に記録させる。TOC情報は、音楽CDの内周側のリードイン領域に書き込まれており、楽曲のトラック数、各トラックの開始アドレスおよび各トラックごとの演奏時間などのデータが含まれている。CDDBは、磁気ディスク405に記録されており、音楽CDに収録された楽曲データを検索・認識する際に用いられる。
楽曲転送プログラムは、磁気ディスク405に記録されている楽曲情報のうちユーザに選択された楽曲情報をリビングキット304を介してブレインユニット302に転送させる。この際、楽曲転送プログラムは、各楽曲情報に固有の識別情報を各楽曲情報とあわせて転送させる。識別情報は、たとえば、TOC、ISRC、またはID3タグなどに関する情報である。
また、CPU401は、ブレインユニット302がリビングキット304に装着された場合、磁気ディスク405に記録されている楽曲情報のうちリビングキット304を介してブレインユニット302に転送する楽曲情報をユーザに選択させる。そして、ユーザの操作により後述する転送ボタンがクリックされた場合、CPU401は、ユーザにより選択された楽曲情報に識別情報をあわせてブレインユニット302に転送する。
磁気ディスクドライブ404は、CPU401の制御にしたがって磁気ディスク405に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク405は、磁気ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク405としては、たとえば、HDを用いることができる。磁気ディスク405に記録される情報の一例として、楽曲情報を配信するサーバなどから受信した楽曲情報やCDDBなどが挙げられる。
光ディスクドライブ406は、CPU401の制御にしたがって光ディスク407に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク407は、光ディスクドライブ406の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク407は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク407のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
なお、本実施例では楽曲情報や地図情報などを磁気ディスク405に記録するようにしたが、これに限るものではない。たとえば、楽曲情報や地図情報は、パーソナルコンピュータ301のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、パーソナルコンピュータ301の外部に設けられていてもよい。その場合、パーソナルコンピュータ301は、たとえば、通信I/F408を通じて、ネットワークを介して楽曲情報や地図情報を取得する。取得された楽曲情報や地図情報はRAM403などに記録される。
通信I/F408は、無線を介してネットワークに接続され、パーソナルコンピュータ301とCPU401とのインターフェースとして機能する。また、通信I/F408は、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU401とのインターフェースとしても機能する。通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。通信I/F408は、楽曲情報を配信するサーバなどから楽曲情報を受信する。
外部I/F409は、USB、IEEE1394、Ethernet(登録商標)などの各種I/Fを備えている。パーソナルコンピュータ301は、USBケーブルなどにより外部I/F409を介してリビングキット304の外部I/F454と接続可能である。
音声I/F410は、スピーカ411と接続される。音声I/F410は、CPU401の制御にしたがって、磁気ディスク405および光ディスク407に記録されている楽曲情報をスピーカ411に出力する。スピーカ411からは音声が出力される。
入力I/F412は、入力デバイス413と接続される。入力デバイス413は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F414は、ディスプレイ415と接続される。映像I/F414は、具体的には、たとえば、ディスプレイ415全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ415を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ415には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ415は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。また、ディスプレイ415は、車両に複数備えられていてもよく、たとえば、ドライバーに対するものと後部座席に着座する搭乗者に対するものなどである。
(リビングキット304のハードウェア構成)
また、図4において、リビングキット304は、サブCPU451と、電源回路452と、入力I/F453と、リモコン304dと、外部I/F454と、を備えている。
サブCPU451は、電源の管理をおこなったり、ブレインユニット302に対し識別情報を送信したりする。識別情報は、各装置に固有の情報である。電源回路452は、リビングキット304に設けられている各構成部に対して動作用の電源を供給する。また、電源回路452には、ブレインユニット302がリビングキット304に接続されている場合に、コネクタなどの接続手段を介してブレインユニット302に対しても動作用の電源を供給する。
ブレインユニット302は、コネクタなどの接続手段をリビングキット304の接続手段に結合させて互いに電気的に接続される。リビングキット304には、外部I/F454として、USB、IEEE1394、Ethernet(登録商標)などの各種I/Fを備えている。入力I/F453は、リモコン304dと接続される。リモコン304dは、リビングキット304の各種操作をおこなう。リモコン304dの操作情報は、入力I/F453を介してブレインユニット302のCPU431に出力される。また、リビングキット304の各種手段により得た情報は、コネクタなどの接続手段を介してブレインユニット302のCPU431に出力される。
(ブレインユニット302のハードウェア構成)
図4において、ブレインユニット302は、カードスロット302aと、CPU431と、ROM432と、RAM433と、磁気ディスクドライブ434と、磁気ディスク435と、DSP436と、音声I/F437と、を備えている。また、各構成部302a、431〜437はバス440によってそれぞれ接続されている。
CPU431は、ブレインユニット302およびナビゲーション装置303全体の制御を司る。ROM432は、ブートプログラム、現在位置算出プログラム、経路探索プログラム、経路誘導プログラム、楽曲検索プログラム、楽曲転送プログラム、音声生成プログラム、地図情報表示プログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM433は、CPU431のワークエリアとして使用される。
現在位置算出プログラムは、たとえば、ナビゲーション装置303のGPSユニット504および各種センサ505の出力情報に基づいて、ナビゲーション装置を搭載している車両の現在位置を算出させる。
経路探索プログラムは、後述する磁気ディスク435に記録されている地図情報などを利用して、出発地点から目的地点までの最適な経路を探索させる。ここで、最適な経路とは、目的地点までの最短(あるいは最速)経路やユーザが指定した条件に最も合致する経路などである。また、目的地点のみならず、立ち寄り地点や休憩地点までの経路を探索してもよい。探索された誘導経路は、CPU431を介してナビゲーション装置303の映像I/F511や音声I/F512へ出力される。
経路誘導プログラムは、経路探索プログラムを実行することによって探索された誘導経路情報、現在位置算出プログラムを実行することによって算出された車両の現在位置情報、磁気ディスク435から読み出された地図情報に基づいて、リアルタイムな経路誘導情報の生成をおこなわせる。生成された経路誘導情報は、CPU431を介してナビゲーション装置303の映像I/F511や音声I/F512へ出力される。
楽曲検索プログラムは、楽曲データに含まれるTOC情報を利用して、TOC(Table Of Contents)情報に含まれていないアーティスト名、ジャンル、アルバムタイトルおよびトラックタイトルなどの情報をCDDB(Compact Disc Data Base)から検索してTOC情報と関連付けて磁気ディスク435に記録させる。TOC情報は、音楽CDの内周側のリードイン領域に書き込まれており、楽曲のトラック数、各トラックの開始アドレスおよび各トラックごとの演奏時間などのデータが含まれている。CDDBは、磁気ディスク435に記録されており、音楽CDに収録された楽曲データを検索・認識する際に用いられる。
楽曲転送プログラムは、磁気ディスク435に記録されている楽曲情報をリビングキット304を介してパーソナルコンピュータ301に転送させる。この際、楽曲転送プログラムは、各楽曲情報に固有の識別情報を各楽曲情報とあわせて転送させる。識別情報は、たとえば、TOC、ISRC、またはID3タグなどに関する情報である。
また、CPU431は、ブレインユニット302がリビングキット304に接続され、有線または無線によりリビングキット304と接続されたパーソナルコンピュータ301から楽曲情報を転送された場合、転送された楽曲情報の識別情報に基づいて、磁気ディスク435に記録されていない楽曲情報のみを磁気ディスク435に記録する。
また、CPU431は、ブレインユニット302がナビゲーション装置303に接続され、ナビゲーション装置303の光ディスクドライブ507に挿入された光ディスク508に記録されている楽曲情報をブレインユニット302の磁気ディスク435に記録する場合、楽曲情報の識別情報に基づいて、光ディスク508に記録されている楽曲情報のうち磁気ディスク435に記録されていない楽曲情報のみを磁気ディスク435に記録する。
音声生成プログラムは、パターンに対応したトーンと音声の情報を生成させる。すなわち、経路誘導プログラムを実行することによって生成された経路誘導情報に基づいて、案内ポイントに対応した仮想音源の設定と音声ガイダンス情報の生成をおこなわせる。生成された音声ガイダンス情報は、CPU431を介して音声I/F437へ出力される。
地図情報表示プログラムは、ナビゲーション装置303の映像I/F511によってディスプレイ303bに表示する地図情報の表示形式を決定させ、決定された表示形式によって地図情報をディスプレイ303bに表示させる。
磁気ディスクドライブ434は、CPU431の制御にしたがって磁気ディスク435に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク435は、磁気ディスクドライブ434の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク435としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
磁気ディスク435に記録される情報の一例として、経路探索・経路誘導などに用いる地図情報が挙げられる。地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを有しており、ディスプレイ303bの表示画面において2次元または3次元に描画される。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
また、交通条件データには、過去の渋滞情報を、季節・曜日・大型連休・時刻などを基準に統計処理した過去渋滞情報を記憶している。ブレインユニット302は、ナビゲーション装置303の通信I/F506によって受信される道路交通情報によって現在発生している渋滞の情報を得るが、過去渋滞情報により、指定した時刻における渋滞状況の予想をおこなうことが可能となる。
また、磁気ディスク435に記録される他の情報の一例として、楽曲に関する楽曲情報が挙げられる。楽曲情報には、音声データの他に楽曲のトラック数、各トラックの開始アドレスおよび各トラックごとの演奏時間などのTOC情報が含まれている。また、磁気ディスク435には、たとえば、トラックタイトル、アルバムタイトル、アーティスト名、ジャンルなどが楽曲情報と関連付けられて記録されている。なお、トラックタイトル、アルバムタイトル、アーティスト名、ジャンルなどの情報は、たとえば、楽曲検索プログラムによりCDDBから取得される。
なお、本実施例では地図情報や楽曲情報などを磁気ディスク435に記録するようにしたが、これに限るものではない。たとえば、地図情報や楽曲情報は、ブレインユニット302のハードウェアと一体に設けられているものに限って記録されているものではなく、ブレインユニット302の外部に設けられていてもよい。その場合、ブレインユニット302は、たとえば、ナビゲーション装置303の通信I/F506を通じて、ネットワークを介して地図情報や楽曲情報を取得する。取得された地図情報や楽曲情報はRAM433などに記録される。
音声I/F437は、DSP436と接続されており、DSP436を介して信号処理された情報を入出力する。
(ナビゲーション装置303のハードウェア構成)
図5において、ナビゲーション装置303は、サブCPU501と、電源回路502と、外部I/F503と、GPSユニット504と、各種センサ505と、通信I/F506と、光ディスクドライブ507と、光ディスク508と、入力I/F509と、入力デバイス510と、映像I/F511と、ディスプレイ303bと、音声I/F512と、スピーカ513と、マイク514と、を備えている。
ナビゲーション装置303は、コネクタなどの接続手段をブレインユニット302の接続手段に結合させて互いに電気的接続される。サブCPU501は、電源の管理をおこなったり、ブレインユニット302に対し識別情報を送信したりする。電源回路502は、ナビゲーション装置303に設けられている各構成部に対して動作用の電源を供給する。また、電源回路502は、ブレインユニット302がナビゲーション装置303に接続されている場合に、コネクタなどの接続手段を介してブレインユニット302に対しても動作用の電源を供給する。外部I/F503は、USB、IEEE1394、Ethernet(登録商標)などの各種I/Fを備えている。
GPSユニット504は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット504の出力情報は、後述する各種センサ505の出力値とともに、ブレインユニット302のCPU431による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図情報上の1点を特定する情報である。
各種センサ505は、車速センサや加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ505の出力値は、ブレインユニット302のCPU431による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。
通信I/F506は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置303とブレインユニット302のCPU431とのインターフェースとして機能する。また、通信I/F506は、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とブレインユニット302のCPU431とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。また、通信I/F506は、楽曲情報を配信するサーバなどから楽曲情報を受信する。
光ディスクドライブ507は、ブレインユニット302のCPU431の制御にしたがって光ディスク508に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク508は、光ディスクドライブ507の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク508は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク508のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
入力I/F509は、入力デバイス510と接続される。入力デバイス510は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F511は、ディスプレイ303bと接続される。映像I/F511は、具体的には、たとえば、ディスプレイ303b全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ303bを表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ303bには、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ303bは、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。また、ディスプレイ303bは、車両に複数備えられていてもよく、たとえば、ドライバーに対するものと後部座席に着座する搭乗者に対するものなどである。
音声I/F512は、スピーカ513とマイク514に接続される。マイク513に受音された音声は、音声I/F512内でA/D変換される。また、スピーカ513からは音声が出力される。なお、マイク514から入力された音声は、音声データとして光ディスク508あるいはブレインユニット302の磁気ディスク435に記録可能である。また、ナビゲーション装置303の音声I/F512は、ブレインユニット302の音声I/F437に接続され、CPU431によって制御される。
なお、実施の形態にかかる情報転送装置100の機能的構成のうち、受付部101と転送部102は、外部I/F409やCPU401によって、それぞれの機能を実現する。
(パーソナルコンピュータ301の処理の内容)
つぎに、図6を用いて、本実施例にかかるパーソナルコンピュータ301がリビングキット304を介してブレインユニット302に楽曲情報を転送する場合のパーソナルコンピュータ301の処理の内容について説明する。図6は、本実施例にかかるパーソナルコンピュータがリビングキットを介してブレインユニットに楽曲情報を転送する場合のパーソナルコンピュータの処理の内容を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、まず、パーソナルコンピュータ301のCPU401は、楽曲情報の転送要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS601)。楽曲情報の転送要求は、たとえば、ユーザが有線または無線によりパーソナルコンピュータ301をリビングキット304と接続する。また、ユーザがブレインユニット302をリビングキット304に装着する。そして、ユーザがリビングキット304のリモコン304dまたはパーソナルコンピュータ301の入力デバイス413を操作して指示入力をおこなう。
ステップS601において、楽曲情報の転送要求を受け付けるまで待って(ステップS601:Noのループ)、受け付けた場合(ステップS601:Yes)、CPU401は、転送する楽曲情報を選択する(ステップS602)。具体的には、パーソナルコンピュータ301の磁気ディスク405に記録されている楽曲情報のうちブレインユニット302の磁気ディスク435に転送する楽曲情報を選択する。楽曲情報の選択は、たとえば、ユーザが入力デバイス413を操作することによりおこなわれる。
また、CPU401は、ステップS602において選択された楽曲情報の識別情報を取得する(ステップS603)。識別情報は、各楽曲情報に固有の情報であり、たとえば、TOC、ISRC、またはID3タグなどに関する情報である。
そして、CPU401は、ステップS602において選択された楽曲情報をリビングキット304を介してブレインユニット302に転送するための転送ボタンがクリックされたか否かを判断する(ステップS604)。転送ボタンは、ユーザが入力デバイス413を操作することによりクリックされる。
ステップS604において、転送ボタンがクリックされていない場合(ステップS604:No)、CPU401は、ステップS602の処理に戻り、処理を繰り返す。一方、ステップS604において、転送ボタンがクリックされた場合(ステップS604:Yes)、CPU401は、リビングキット304を介してブレインユニット302にステップS602において選択された楽曲情報を転送する(ステップS605)。この際、CPU401は、ステップS603において取得した識別情報を楽曲情報とあわせてブレインユニット302に転送する。
(ブレインユニット302の処理の内容)
つぎに、図7を用いて、本実施例にかかるブレインユニット302の処理の内容について説明する。図7は、本実施例にかかるパーソナルコンピュータ301がリビングキット304を介してブレインユニット302に楽曲情報を転送する場合のブレインユニット302の処理の内容について説明する。図7は、本実施例にかかるパーソナルコンピュータがリビングキットを介してブレインユニットに楽曲情報を転送する場合のブレインユニットの処理の内容を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、まず、ブレインユニット302のCPU431は、動作の開始要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS701)。動作の開始要求は、たとえば、ユーザがブレインユニット302をナビゲーション装置303またはリビングキット304に接続することにより、接続した機器から電源が供給されることによりおこなわれる。
ステップS701において、動作の開始要求を受け付けるまで待って(ステップS701:Noのループ)、受け付けた場合(ステップS701:Yes)、ブレインユニット302のCPU431は、ブレインユニット302と接続された接続機器の識別情報を取得する(ステップS702)。接続機器の識別情報は、各接続機器に固有の情報であり、各接続機器に対してあらかじめ定められている。
そして、CPU431は、ステップS702において取得した接続機器の識別情報に基づいて、接続機器がナビゲーション装置であるか否かを判断する(ステップS703)。ステップS703において、接続機器がナビゲーション装置でない場合(ステップS703:No)、CPU431は、接続機器がリビングキット304であると判断し、パーソナルコンピュータ301から楽曲情報が転送されたか否かを判断する(ステップS704)。ステップS704において、パーソナルコンピュータ301から楽曲情報が転送されるまで待って(ステップS704:Noのループ)、転送された場合(ステップS704:Yes)、CPU431は、転送された楽曲情報の識別情報を照合する(ステップS707)。
また、ステップS703において、接続機器がナビゲーション装置である場合(ステップS703:Yes)、CPU431は、楽曲情報を取得したか否かを判断する(ステップS705)。楽曲情報の取得は、たとえば、CPU431が光ディスクドライブ507により音楽CDなどの光ディスク508から楽曲情報を読み込むことによりおこなわれる。
ステップS705において、楽曲情報を取得するまで待って(ステップS705:Noのループ)、取得した場合(ステップS705:Yes)、CPU431は、取得した楽曲情報の識別情報を取得する(ステップS706)。楽曲情報の識別情報は、各楽曲情報に固有であり、たとえば、TOC、ISRC、またはID3タグなどに関する情報である。
また、CPU431は、楽曲情報の識別情報を照合する(ステップS707)。具体的には、CPU431が磁気ディスク435に記録されている楽曲情報の識別情報とステップS705において取得した楽曲情報の識別情報とを照合する。
そして、CPU431は、ステップS707における照合の結果、ステップS704またはステップS705において取得した楽曲情報のうち、磁気ディスク435に記録されている楽曲情報の識別情報と同一の識別情報が存在するか否かを判断する(ステップS708)。ステップS708において、ステップS704またはステップS705において取得した楽曲情報のうち、磁気ディスク435に記録されている楽曲情報の識別情報と同一の識別情報が存在しない場合(ステップS708:No)、CPU431は、ステップS710の処理に移行し、磁気ディスク435にステップS704またはステップS705において取得したすべての楽曲情報を記録する(ステップS710)。
また、ステップS708において、ステップS704またはステップS705において取得した楽曲情報のうち、磁気ディスク435に記録されている楽曲情報の識別情報と同一の識別情報が存在する場合(ステップS708:Yes)、ステップS704またはステップS705において取得した楽曲情報のうち、磁気ディスク435に記録されている楽曲情報の識別情報と同一の識別情報に対応する楽曲情報を削除し(ステップS709)、磁気ディスク435に記録されていない楽曲情報を記録する(ステップS710)。
そして、CPU431は、動作の終了要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS711)。動作の終了要求は、たとえば、ユーザがナビゲーション装置303とブレインユニット302との接続を切断し、ナビゲーション装置303からブレインユニット302に供給される電源が遮断されることによりおこなわれる。あるいは、動作の終了要求は、ユーザがリビングキット304とブレインユニット302との接続を切断し、リビングキット304からブレインユニット302に供給される電源が遮断されることによりおこなわれる。
ステップS711において、動作の終了要求を受け付けていない場合(ステップS711:No)、CPU431は、ステップS705の処理に戻り、処理を繰り返す。一方、ステップS711において、動作の終了要求を受け付けた場合(ステップS711:Yes)、CPU431は、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、楽曲情報の転送要求を受け付けた場合、パーソナルコンピュータは、ユーザにより選択された楽曲情報を識別情報とあわせてリビングキットを介してブレインユニットに転送する。したがって、ブレインユニットは、楽曲情報の識別情報に基づいて、転送された楽曲情報のうちブレインユニットの記録媒体に既に記録されている楽曲情報を削除して、記録媒体に記録されていない楽曲情報のみを記録することができる。
なお、本実施の形態で説明した情報転送方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
本実施の形態にかかる情報転送装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる情報転送装置の処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例にかかる情報転送システムの全体構成の概要を示す図である。 本実施例にかかるパーソナルコンピュータがブレインユニットを装着したリビングキットに接続された場合の情報転送システムの内部構成の一例を示すブロック図である。 本実施例にかかるブレインユニットがナビゲーション装置に装着された場合の情報転送システムの内部構成の一例を示すブロック図である。 本実施例にかかるパーソナルコンピュータがリビングキットを介してブレインユニットに楽曲情報を転送する場合のパーソナルコンピュータの処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例にかかるパーソナルコンピュータがリビングキットを介してブレインユニットに楽曲情報を転送する場合のブレインユニットの処理の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
100 情報転送装置
101 受付部
102 転送部

Claims (5)

  1. ンテンツ情報および当該コンテンツ情報の識別情報を記憶する第1の記憶装置と、
    前記第1の記憶装置が設定されている以外の場所に設定されており、コンテンツ情報および当該コンテンツ情報の識別情報を記憶する第2の記憶装置と、
    の間でコンテンツ情報を転送する情報転送システムであって、
    コンテンツ情報の転送指令を受け付ける受付手段と、
    前記第1の記憶装置のコンテンツ情報を前記第2の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合および前記第2の記憶装置のコンテンツ情報を前記第1の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合のいずれの場合においても、コンテンツ情報とともに当該コンテンツ情報の識別情報も転送する転送手段と、
    を備え
    転送先である前記第1の記憶装置又は前記第1の記憶装置は、転送された前記識別情報と同一の識別情報を記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断された場合に前記転送されたコンテンツを記憶することを特徴とする情報転送システム
  2. コンテンツ情報および当該コンテンツ情報の識別情報を記憶する第1の記憶装置を備えた携帯型情報処理装置であって、
    前記第1の記憶装置以外の場所に設定されており、コンテンツ情報および当該コンテンツ情報の識別情報を記憶する第2の記憶装置が、コンテンツ情報の転送指令を受けて、コンテンツおよび当該コンテンツの識別情報を前記第1の記憶装置に転送した場合において、
    前記第1記憶装置は、前記転送された識別情報と同一の識別情報が、前記第1記憶装置に存在するか否かを判断し、存在しないと判断された場合に前記転送されたコンテンツを前記第1記憶装置に記憶する、
    ことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  3. ンテンツ情報および当該コンテンツ情報の識別情報を記憶する第1の記憶装置と、
    前記第1の記憶装置が設定されている以外の場所に設定されており、コンテンツ情報および当該コンテンツ情報の識別情報を記憶する第2の記憶装置と、
    の間でコンテンツ情報を転送する情報転送方法であって、
    コンテンツ情報の転送指令を受け付ける受付工程と、
    前記第1の記憶装置のコンテンツ情報を前記第2の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合および前記第2の記憶装置のコンテンツ情報を前記第1の記憶装置に転送する転送指令を受け付けた場合のいずれの場合においても、コンテンツ情報とともに当該コンテンツ情報の識別情報も転送する転送工程と、
    転送先である前記第1の記憶装置又は前記第1の記憶装置は、転送された前記識別情報と同一の識別情報を記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断された場合に前記転送されたコンテンツを記憶する記憶工程を含むことを特徴とする情報転送方法。
  4. 請求項3に記載の情報転送方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報転送プログラム。
  5. 請求項4に記載の情報転送プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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