JP2003186394A - 地図サーバ、及び、その通信端末 - Google Patents

地図サーバ、及び、その通信端末

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JP2003186394A
JP2003186394A JP2001389306A JP2001389306A JP2003186394A JP 2003186394 A JP2003186394 A JP 2003186394A JP 2001389306 A JP2001389306 A JP 2001389306A JP 2001389306 A JP2001389306 A JP 2001389306A JP 2003186394 A JP2003186394 A JP 2003186394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図データを更新するためのデータを数多く
集めて、最新の地図データをユーザに提供できるように
した地図サーバを提供できる。 【解決手段】 一般ユーザに提供するための地図データ
を記憶するデータベース212を有するとともに、イン
ターネットを介してネットワーク端末10に通信できる
地図サーバ20であって、データベース212に記憶さ
れた地図データを更新するための地図データをインター
ネットを介してネットワーク端末10から受信すると、
その地図データに基づいて、データベース212の地図
データを更新する。これにより、ネットワーク端末10
から更新するための地図データをインターネットを介し
て多く集めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末、及び、
地図サーバに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
カーナビゲーション装置等においては、DVD−RO
M、CD−ROM等の地図ディスクに蓄積された地図デ
ータを用いて表示ディスプレイに地図を表示させるよう
にしている。この地図データは半年から一年で更新され
るため、実際の道路、建物が地図上の情報と一致してい
ない場合があり、さらに、地図データを更新している間
に新規の道路が建設されることにより、最新版の地図デ
ータでさえ、実際の道路と一致させるのは困難であっ
た。
【0003】そこで、カーナビゲーション装置等に地図
データを配信するための地図サーバを設け、この地図サ
ーバが、地図データを更新するためのデータを数多く集
め、そのデータに基づいて地図データを更新すれば、実
際の地勢に一致した最新の地図データを配信できると考
えられる。
【0004】本発明は、上記に鑑み、地図データを更新
するためのデータを数多く集めて、実際の地勢に一致し
た最新の地図データをユーザに提供できるようにした地
図サーバを提供できるようにすることを目的とする。ま
た、地図データとともに有益な情報をユーザに提供でき
るようにした地図サーバを提供することを第2の目的と
するさらに、地図サーバに記憶された地図データを更新
するためのデータを通信ネットワークを介して地図サー
バに送信できるようにした通信端末を提供することを第
3の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、ユーザに提供するための地図データを記憶する
記憶手段(211、212)を有するとともに、通信ネ
ットワーク上の通信端末に通信できる地図サーバであっ
て、受信手段(240)が、記憶手段に記憶された地図
データを更新するための更新データを通信ネットワーク
上の通信端末から受信すると、更新手段(261、29
2)は、この受信された更新データに基づいて、記憶手
段に記憶された地図データを更新する。従って、通信ネ
ットワークを介して通信端末から多くの更新データを集
めることができるため、多くの更新データに基づき、記
憶手段に記憶された地図データを更新でき、実際の地勢
に一致した最新の地図データをユーザに提供できる。
【0006】請求項2に記載の発明では、受信手段によ
る受信に先だって、記憶手段に記憶された地図データを
通信端末に送信する手段(230)を有し、更新データ
は、送信された地図データが通信端末を介して編集され
たものであることを特徴とする。
【0007】ここで、通信端末が、地図サーバに記憶さ
れた地図データと同一地図データを予め記憶している場
合には、この同一地図データに基づき更新データを生成
できることは勿論のこと、通信端末が同一地図データを
予め記憶していない場合であっても、請求項2に記載の
発明によれば、通信端末が地図サーバから地図データを
受けることができるため、更新データを生成できる。
【0008】請求項3に記載の発明では、記憶手段は、
各ユーザに提供するための地図データを記憶する各ユー
ザ向け記憶手段(212)を有しており、更新データが
所定条件を満たしているか否かを判定する更新判定手段
(260、280、290)を有し、更新データが所定
条件を満たしていることを更新判定手段が判定したと
き、更新手段は、更新データに基づき、各ユーザ向け記
憶手段に記憶された地図データを更新するため、所定条
件を満たしていない更新データに基づいて地図データを
更新することを防止できる。これにより、誤記、悪戯等
で誤った更新データに基づいて地図データを更新される
ことを防止でき、正確な地図データをユーザに提供でき
る。
【0009】具体的には、請求項4に記載の発明のよう
に、更新データが所定基準を満たしていないことを更新
判定手段が判定したとき、この所定条件を満たしていな
い更新データを格納する格納手段(213)を有し、更
新判定手段は、更新データを各ユーザに提供することを
許可する旨が当該更新データに設定されているか否かを
判定する第1の判定手段(260)と、更新データの受
信に先だって、この受信された更新データと同一内容を
更新するためのデータが、所定個数以上、格納手段に格
納されているか否かを判定する第2の判定手段(28
0、290)とを有し、更新データを各ユーザに提供す
ることを許可する旨が当該更新データに設定されている
ことを第1の判定手段が判定し、かつ、更新データの受
信に先だって、この受信された更新データと同一内容を
更新するためのデータが、所定個数以上、格納手段に格
納されていることを第2の判定手段が判定したとき、更
新判定手段は、更新データが所定条件を満たしているこ
とを判定するように構成することは、好適である。
【0010】請求項5に記載の発明のように、各ユーザ
向け記憶手段に記憶された地図データが更新データに基
づき更新されたとき、当該地図データが更新された旨を
各ユーザの端末(30)に通知する第1の通知手段(4
00)を有するように構成することは好適である。
【0011】請求項6に記載の発明のように、第1の通
知手段による通知を受けたユーザの端末の識別コードを
受信する手段(410)と、受信された識別コードに基
づいて、ユーザの端末が地図データを受信することを許
可するか否かを判定する許可判定手段(420)と、を
有するように構成することは好適である。
【0012】請求項7に記載の発明のように、ユーザの
端末が地図データを受信することを許可すると許可判定
手段が判定したとき、地図データの受信を許可された旨
をユーザの端末に通知する第2の通知手段(430)
と、第2の通知手段による通知を受けたユーザの端末か
ら地図データの要求信号を受信する手段(440)と、
要求信号が受信されたとき、ユーザの端末に地図データ
を送信する手段(450)と、を有するように構成する
ことは好適である。
【0013】請求項8に記載の発明のように、記憶手段
は、特定ユーザに提供するための地図データを記憶する
特定ユーザ向け記憶手段(223)を有しており、更新
データを特定ユーザに提供することを許可する旨が更新
データに設定されているか否かを判定する第3の判定手
段(260)を有する。そして、地図データを特定ユー
ザに提供することを許可する旨が更新データに設定され
ていることを第3の判定手段が判定したとき、更新手段
(261)が、特定ユーザ向け記憶手段に記憶された地
図データを当該更新データに基づいて更新するように構
成することは、好適である。
【0014】請求項9に記載の発明のように、ユーザの
端末は、更新手段で更新された地図データに基づいて、
地図とともに広告を表示するようになっており、広告の
依頼者から広告料を受ける代わりに、ユーザの端末に地
図データを送信することを無償で行うようになっている
ように構成することは好適である。このように、ユーザ
の端末に無償で地図データを送信することで、ユーザか
ら更新データを数多く送信されるように導くことが可能
になる。また、ユーザの端末によって、地図とともに広
告を表示させるようにすることで、ユーザに有益な情報
を提供できる。
【0015】請求項10に記載の発明によれば、記憶さ
れた地図データをユーザに提供するための地図サーバ
(20)との間にて通信ネットワークを介して通信する
通信端末であって、送信手段(150)は、地図サーバ
に記憶された地図データを更新するための更新データ
を、通信ネットワークを介して地図サーバに送信するこ
とができる。
【0016】具体的には、請求項11に記載の発明のよ
うに、送信手段による送信に先だって、地図サーバに記
憶された地図データを受信する受信手段(130)と、
操作者の操作を受ける操作部(13)と、操作部の操作
に基づいて受信された地図データを編集するための編集
手段(140)とを有し、送信手段は、編集された地図
データを更新データとして送信するように構成すること
は好適である。
【0017】請求項12に記載の発明のよれば、要求手
段(120)が、編集手段により編集するための地図デ
ータを地図サーバに対して対象地域を指定して要求する
ため、好みの地域の地図データを編集できる。
【0018】ここで、請求項13に記載の発明のよう
に、通信ネットワークとしては、インターネットを適用
することにより、一層、多くの更新データを集めること
ができる。
【0019】なお、請求項14乃至16に記載の発明の
ように、編集手段は、地図データに含まれた道路及び建
造物のうち少なくとも一方を編集するようにしてよく、
地図の変更を示す実写映像データを受信された地図デー
タに付加するようにしてもよく、編集手段は、地図デー
タの編集として、工事情報及び交通情報の少なくとも一
方を受信された地図データに付加するようにしてもよ
い。
【0020】さらに、請求項17、18に記載の発明の
ように、編集手段は、地図データの店舗情報を編集して
もよく、ユーザに提供するための付帯情報を受信された
地図データに付加するようにしてもよい。ここで、請求
項19に記載の発明のように、付帯情報として、ユーザ
に広告するための広告データを適用してもよい因みに、
上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載
の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に本発明に係る地図配信シス
テムの第1実施形態を示す。図1は、地図配信システム
の構成を示すブロック図である。
【0022】地図配信システムは、図1に示すように、
ネットワーク端末10、地図サーバ20、及び、車載ナ
ビゲーション装置30を有している。
【0023】ネットワーク端末10は、外部通信装置1
1、ハードディスク12、キーボード13、ディスプレ
イ14、及び、コンピュータ15等から構成されたパー
ソナルコンピュータである。
【0024】外部通信装置11は、コンピュータ15に
よって制御されて、インターネットを介して地図サーバ
20と通信する。このことにより、ネットワーク端末1
0は、インターネット上の通信端末(すなわち、通信ネ
ットワーク上の端末)としての役割を果たすことにな
る。
【0025】ハードディスク12は、地図データを編集
するための編集プログラム等の各種のコンピュータプロ
グラムを記憶する。なお、編集プログラムは、地図サー
バ20からインターネットを介して受信されたものであ
る。
【0026】キーボード13は、操作者の操作を受けそ
の操作信号をコンピュータ15に出力する。ディスプレ
イ14は、各種の画像を表示する。さらに、コンピュー
タ15は、地図データに含まれた道路、建物等の編集を
行うための地図編集処理を行う。
【0027】地図サーバ20は、ハードディスク21、
及び、コンピュータ22を有している。ハードディスク
21は、ネットワーク端末10、車載ナビゲーション装
置30等と通信するための通信プログラムを記憶すると
ともに、データベース211乃至214を有している。
【0028】データベース211(個人向けDB)は、
特定ユーザ、例えば、ネットワーク端末10の操作者個
人だけに閲覧を許可された全国地図の地図データを格納
する。この地図データは、全国地図のうち指定された住
所を中心にして所定領域の地図を選択可能に構成されて
いる。なお、特定ユーザとしては、ネットワーク端末1
0の操作者だけに限らず、予め地図データの閲覧を許可
された人ならば、他の人でもよい。
【0029】データベース212(地図データDB)
は、各ユーザ、すなわち、一般ユーザ(万人)に提供す
るための地図データを格納する。この地図データは、デ
ータベース211の地図データと同様に、全国地図のう
ち指定された住所を中心にして所定領域の地図を選択可
能に構成されている。
【0030】データベース213(一時記録DB)は、
ネットワーク端末10から送信された地図データを一時
的に格納する。また、データベース214は、ネットワ
ーク端末10の操作者のIDコードを格納するととも
に、車載ナビゲーション装置30のユーザのIDコード
を格納する。なお、本明細書では、ネットワーク端末1
0の使用者を「操作者」と記載し、車載ナビゲーション
装置30の使用者を「ユーザ」と記載したが、ネットワ
ーク端末10と車載ナビゲーション装置30とをそれぞ
れ異なる人物が使用することは勿論のこと、同一人物
が、ネットワーク端末10及び車載ナビゲーション装置
30の双方を使用するようにしてもよい。
【0031】コンピュータ22は、データベース21
2、213に記憶された地図データを更新するための更
新処理を行う。また、コンピュータ22は、車載ナビゲ
ーション装置30に地図データを配信するための配信処
理を行う。
【0032】車載ナビゲーション装置30は、位置検出
部31、ディスクドライブ32、操作部33、スピーカ
34、表示部35、メモリ部36、無線通信部37、及
び、マイクロコンピュータ38から構成されている。
【0033】位置検出部31は、ジャイロスコープ、車
速センサ、GPS受信機等から構成されて位置情報を検
出する。ディスクドライブ32は、CD−ROM、DV
D−ROM、ハードディスク等の地図ディスクから地図
データを読み取る一方、ハードディスク等の書き換え可
能な地図ディスクに地図データを書き込む。
【0034】操作部33は、ナビゲーションに必要な各
種操作を行うためのスイッチ群を有する。これらスイッ
チ群は、後述する表示部35と一体になったタッチスイ
ッチおよび、画面周囲に配置されたメカニカルなスイッ
チ等からなる。なお、操作部33として、リモコンを採
用してもよい。
【0035】スピーカ34は、走行案内のための音声や
画面操作の説明のために音声を発する。表示部35は、
液晶ディスプレイ等の表示部であって、地図を表示す
る。メモリ部36は、コンピュータプログラムを格納す
るとともに、このコンピュータプログラムの実行に伴う
各種データを格納する。
【0036】無線通信部37は、携帯電話、PHS等の
携帯端末であって、インターネットを介して地図サーバ
20と通信する。マイクロコンピュータ38は、位置検
出部10によって検出された現在地を取得して、この現
在地を含む地図データを地図読取部32から取得して表
示部35に出力する。
【0037】次に、本実施形態の作動について図2を用
いて説明する。先ず、ネットワーク端末10には、地図
を編集するための地図編集処理を行う。また、地図サー
バ20は、地図編集処理に連動してデータベース21
2、213を更新するための更新処理を行う。
【0038】先ず、ネットワーク端末10における地図
編集処理について図2を用いて説明する。図2は、ネッ
トワーク端末10がコンピュータ15の地図データの編
集を行うための地図編集処理を示すフローチャートであ
る。
【0039】先ず、インターネット接続を行った後、キ
ーボード13を介して、所定のURL(Uniform
Resource Locator)を指定して地図
サーバ20にアクセスする。
【0040】次に、操作者が地図サーバ20に対して地
図データの編集の許可を問い合わせるために、操作者自
身のIDコード(識別コード)をキーボード13によっ
て入力する(ステップ100)。すると、そのIDコー
ドを外部通信装置11に出力するので、外部通信装置1
1は、IDコードをインターネットを介して地図サーバ
20に送信する。
【0041】ここで、地図サーバ20は、後述するごと
く、操作者に対して地図データの編集を行うことを許可
すると、編集許可信号をインターネットを介してネット
ワーク端末10に送信する。
【0042】このネットワーク端末10では、その編集
許可信号を外部通信装置11を介して受信すると(ステ
ップ110)、地図データを編集・管理を行うための地
図データ編集管理画面をディスプレイ14に表示させ
る。このことにより、IDコードを用いて、地図データ
編集管理画面にログインが行われることになる。
【0043】また、この地図データ編集管理画面では、
操作者によって地図の対象領域を指定させるために、こ
の対象領域を住所にて入力させることを促す内容が表示
されている。
【0044】その後、操作者がキーボード13によって
住所を入力すると、その対象領域の地図データを地図サ
ーバ20に対して要求するための要求信号を外部通信装
置11に出力する(ステップ120)。これに伴い、外
部通信装置11は、要求信号をインターネットを介して
地図サーバ20に送信する。
【0045】ここで、地図サーバ20は、後述する如
く、要求信号を受けると、その対象領域の地図データを
インターネットを介してネットワーク端末10に送信す
る。このネットワーク端末10では、対象領域の地図デ
ータを外部通信装置11を介して受信すると(ステップ
130)、対象領域の地図データをディスプレイ14に
出力する。このため、ディスプレイ14は、対象領域の
地図を表示する。そして、操作者が、キーボード13に
よって、ディスプレイ14にて表示された対象領域の地
図の編集を行う(ステップ140)。
【0046】具体的には、地図の編集として、次によう
な編集処理を行う。すなわち、地図データに含まれた道
路、建造物の書き換え、追加を行う。また、地図データ
に含まれた店舗情報(例えば、店舗のロゴマーク)を書
き換え、追加する。さらに、地図の変更を示す実写映像
データ、交通情報、工事情報等を、地図データ上に付加
する。また、ネットワーク端末10の操作者が広告主の
場合には、広告内容、広告表示期間、広告地点等の広告
データを地図データ上に付加するようにしてもよい。
【0047】このような地図データの編集が終了する
と、その編集された地図データに対して、この地図デー
タを一般ユーザに提供することを許可するか、或いは、
操作者個人(特定ユーザ)だけが閲覧するものかを設定
する。このような設定が終了すると、その設定済みの地
図データ(以下、設定済地図データという)を、外部通
信装置11に出力する(ステップ150)。このため、
外部通信装置11は、設定済地図データをインターネッ
トを介して地図サーバ20に送信する。
【0048】次に、地図サーバ20のコンピュータ22
において設定済地図データに基づきデータベース21
2、213を更新するための更新処理について図3を参
照して説明する。
【0049】先ず、ネットワーク端末10からそのID
コードをインターネットを介して受信する(ステップ2
00)。この受信されたIDコードとデータベース21
4とに基づいて、ネットワーク端末10、すなわち、そ
の操作者によって地図データを編集することを許可する
か否かを判定する(ステップ210)。
【0050】ここで、データベース214に格納された
各IDコードを基に、ネットワーク端末10の操作者の
IDコードを検索して、そのIDコードと同一コードが
データベース214に格納されている場合には、ネット
ワーク端末10によって地図データを編集することを許
可する。これに伴い、編集許可信号をインターネットを
介してネットワーク端末10に送信する(ステップ21
1)。
【0051】次に、ネットワーク端末10からインター
ネットを介して送信された要求信号を受信すると(ステ
ップ220)、この要求信号に該当する対象領域の地図
データを、データベース212に記憶された全国の地図
データから選択する。そして、前記選択された対象領域
の地図データをインターネットを介してネットワーク端
末10に送信する(ステップ230)。
【0052】次に、ネットワーク端末10からインター
ネットを介して送信された設定済地図データを受信する
と(ステップ240)、その設定済地図データに広告デ
ータが付加されているか否かを判定する(ステップ25
0)。地図データに広告データが付加されていないこと
を判定すると、設定済地図データにおいて一般ユーザに
提供することを許可する旨が設定されているか否かを判
定する(ステップ260)。一般ユーザに提供すること
を許可する旨が設定されていなく、ネットワーク端末1
0の操作者個人だけが閲覧可能である旨が設定されてい
ることを判定したとき、当該設定済地図データに基づい
てデータベース211に記憶された地図データを更新す
る(ステップ261)。
【0053】また、ステップ260において、当該設定
済地図データにて一般ユーザに提供することを許可する
旨が設定されていることを判定したとき、データベース
213において当該設定済地図データと同一編集内容の
地図データ(以下、単に、同一内容地図データという)
を検索する(ステップ270)。その検索結果に基づい
て、データベース213において同一内容地図データが
存在することを判定したとき(ステップ280)、デー
タベース213において同一内容地図データが格納され
ている格納数を求める。
【0054】さらに、この格納数が所定個(例えば、5
個)以上であるか否かを判定する(ステップ290)。
格納数が所定個未満であることを判定したとき、当該設
定済地図データをデータべース213に格納する(ステ
ップ291)。このことにより、当該設定済地図データ
としてはその編集内容の信頼性が低いと判定されたこと
になる。
【0055】その後、ステップ200にてIDコードを
受信する毎に、上述と同様に、検索・編集許可判定(ス
テップ210)、編集許可送信(ステップ211)、要
求信号の受信(ステップ220)、地図データの選択・
送信(ステップ230)、設定済地図データの受信(ス
テップ240)、広告判定(ステップ250)、データ
ベース判定(ステップ260)、設定済地図データ検索
(ステップ270)、同一編集内容判定(ステップ28
0)といった処理を行う。
【0056】このような処理において、設定済地図デー
タに対して、ネットワーク端末10の操作者個人だけが
閲覧可能である旨が設定されているならば、データベー
ス211(個人用DB)においてその地図データが更新
される(ステップ261)。その一方、設定済地図デー
タに対して、一般ユーザに提供することを許可する旨が
設定されているならば、データベース213(一時記録
DB)において設定済地図データが蓄積される(ステッ
プ281)。
【0057】その後、ステップ240にて、設定済地図
データを受信し、ステップ250、260、270、2
80の処理を経て、かつ、設定済地図データと同一編集
内容の同一内容地図データの格納数が所定個以上である
ことを判定したとき、その設定済地図データの編集内容
が信頼性が高いものであるとして、ステップ290にて
YESと判定する。すなわち、設定済地図データが、一
般ユーザに提供することを許可するための所定基準を満
たしていることを判定し、その設定済地図データに基づ
いて、データベース212に記憶された地図データを更
新する(ステップ292)。
【0058】このような地図データの更新に伴い、その
更新日時、更新地域(住所)を更新通知として各ユーザ
の端末、例えば、車載ナビゲーション装置30にインタ
ーネットを介して通知する(ステップ293)。これに
伴い、車載ナビゲーション装置30は、地図サーバ20
から地図データを次の如く受信する。以下に、このよう
な地図データの受信処理について、車載ナビゲーション
装置30の受信処理と地図サーバ20の送信処理とを分
けて説明する。
【0059】先ず、車載ナビゲーション装置30のマイ
クロコンピュータ38の受信処理について図4(a)を
用いて説明する。
【0060】先ず、地図サーバ20からの更新通知(更
新日時、更新地域)を無線通信部37を介して受信する
と(ステップ300)、この更新通知を表示部35に出
力する。このため、表示部35は、地図サーバ20の地
図データが更新された旨とともに、その更新日時、及
び、更新地域を示す内容を表示する。これに加えて、更
新地域の地図データを要求するためにはIDコードの入
力が必要である旨を表示する。
【0061】次に、ユーザが自身のIDコードを操作部
33によって入力すると、そのIDコードを無線通信部
37に出力する。これに伴って、無線通信部37は、そ
のIDコードをインターネットを介して地図サーバ20
に送信する(ステップ310)。
【0062】ここで、地図サーバ20が、後述する如
く、車載ナビゲーション装置30に更新地域の地図デー
タを配信することを許可すると、その配信許可信号をイ
ンターネットを介して車載ナビゲーション装置30に送
信する。なお、更新地域の地図データは、ステップ29
2にて更新された対象領域だけの地図を示す地図データ
である。
【0063】その後、ステップ320において配信許可
信号を無線通信部37を介して受信すると、全国地図の
うち対象領域をユーザによって指定させるために、その
対象領域を住所にて入力させることを促す内容を表示部
35によって表示させる。
【0064】これに伴い、ユーザが操作部33によって
住所を入力すると、その住所に該当する対象領域の地図
データを要求するための要求信号を、外部通信装置37
に出力する(ステップ340)。従って、外部通信装置
37は、要求信号をインターネットを介して地図サーバ
20に送信する。
【0065】ここで、地図サーバ20は、後述する如
く、要求信号を受けその対象領域の地図データをインタ
ーネットを介してネットワーク端末10に送信する。そ
して、ネットワーク端末10では、この対象領域の地図
データを外部通信装置37を介して受信すると(ステッ
プ350)、その対象領域の地図データをディスクドラ
イブ32に出力する(ステップ340)。このため、デ
ィスクドライブ32が書き換え可能な地図ディスク(例
えば、ハードディスク)に記憶された地図データを、対
象領域の地図データに基づき更新する。
【0066】次に、地図サーバ20のコンピュータ22
の送信処理について図4(b)を用いて説明する。
【0067】先ず、地図サーバ20がデータベース21
2を更新すると、その更新通知をインターネットを介し
て車載ナビゲーション装置30に送信する(ステップ4
00)。その後、車載ナビゲーション装置30からイン
ターネットを介してIDコードを受信すると、そのID
コードをデータベース214(個人情報DB)に記憶さ
れた各IDコードから検索する。その検索の結果に基づ
いて、前記IDコードと同一コードがデータベース21
4に存在することを判定したとき(ステップ420)、
車載ナビゲーション装置30に地図データを配信するこ
とを許可してその配信許可信号をインターネットを介し
て車載ナビゲーション装置30に送信する(ステップ4
30)。
【0068】その後、車載ナビゲーション装置30から
更新地域の地図データを要求するための要求信号をイン
ターネットを介して受信すると(ステップ440)、デ
ータベース212に記憶された地図データから更新地域
の地図データを選択してその更新地域の地図データをイ
ンターネットを介して車載ナビゲーション装置30に配
信する(ステップ450)。
【0069】以上説明したように本実施形態によれば、
地図サーバ20は、ネットワーク端末10から設定済地
図データをインターネットを介して受信できるように構
成されているため、地図サーバ20は、インターネット
を介して多くの設定済地図データを集めることができ
る。従って、地図サーバ20は、多くの設定済地図デー
タに基づいてデータベース211に記憶された地図デー
タを更新できるため、実際の地勢に一致した最新の地図
データをユーザに提供できる。
【0070】ここで、設定済地図データに対して、地図
データ20のデータベース212を更新することを許可
するか否かを決めるための所定基準を設けたので、誤
記、悪戯等により誤った地図データによってデータベー
ス212が更新されることを防止できる。従って、地図
データ20には、正確な地図データをユーザに提供でき
る。
【0071】また、ネットワーク端末10は、地図デー
タの編集としてその地図データに広告データを付加でき
る。従って、地図サーバ20が、広告データを付加され
てなる地図データ(以下、広告付地図データという)を
ネットワーク端末10から受信してその広告付地図デー
タを車載ナビゲーション装置30に送信すれば、車載ナ
ビゲーション装置30が表示部35によって地図を表示
させる際には次にように広告(宣伝)の表示を行うこと
ができる。
【0072】すなわち、目的地までの走行案内を行うに
あたり、地図上にて広告データが付加された所望地域と
位置検出部31によって取得された現在地との間の距離
が、所定距離未満であるときには、広告を表示するよう
にする。これにより、広告といった有益な情報をユーザ
に提供できることは勿論のこと、ユーザに対して効果的
に広告を行うことができる。
【0073】なお、広告データの広告としては、店名、
地域観光案内、期間限定の安売り情報を採用してもよ
い。また、広告データが付加された地域と現在地との間
の距離が、所定距離未満であっても、広告の表示を行わ
ないように設定できるようにしてもよい。すなわち、広
告に対してその表示、及び非表示を設定できるようにし
てもよい。
【0074】このように車載ナビゲーション装置30に
よって地図とともに広告を表示させることができる。こ
のため、地図サーバ20による地図データの配信業務を
運営するにあたり、広告主からは広告料を徴収する代わ
りに、ユーザに対する地図データの配信を無償で行え
ば、多くのユーザから注目を浴びることができ、数多く
の設定済地図データを集めるようにすることが可能であ
る。
【0075】なお、上記実施形態では、地図データに対
する付帯情報として広告データを適用した例について説
明したが、これに限らず、検索情報、個人情報等の各種
情報を適用してもよい。
【0076】また、上記実施形態では、ネットワーク端
末10と地図サーバ20との通信にて用いられる通信ネ
ットワークとして、インターネットを適用した例につい
て説明したが、これに限らず、各種の通信ネットワーク
を適用してもよい。
【0077】さらに、上記実施形態では、車載ナビゲー
ション装置30と地図サーバ20との通信にてインター
ネットを用いる例について説明したが、これに限らず、
専用回線、若しくは、各種通信ネットワークを採用して
もよい。
【0078】なお、上記実施形態では、データベース2
11、212に記憶された地図データを更新するため
に、ネットワーク端末10が設定済地図データを地図サ
ーバ20に送信する例について説明したが、これに限ら
ず、車載ナビゲーション装置30で地図データを編集し
て設定済地図データを地図サーバ20に送信するように
してもよい。
【0079】なお、本発明の実施にあたり、地図データ
に含まれた道路を編集する際に、ナビゲーション装置3
0によって取得された車両の走行軌跡を用いれば、地図
データに含まれた道路の書き換えを正確に行うことがで
きる。
【0080】さらに、上記実施形態では、ネットワーク
端末10としては、パーソナルコンピュータを適用した
例について説明したが、これに限らず、PDA(パーソ
ナルデジタルアシスタント)、携帯電話、PHS等の各
種の通信端末を適用してもよい。
【0081】また、上記実施形態では、車載ナビゲーシ
ョン装置30が地図サーバ20から対象領域の地図デー
タを受け、この地図データに基づき、書き換え可能な地
図ディスクに記憶された地図データを更新するようにし
た例について説明したが、これに限らず、以下のように
してもよい。
【0082】例えば、ネットワーク端末10が地図サー
バ20から対象領域の地図データを受けると、その対象
領域の地図データをPCカード等の記憶媒体に記憶させ
て、その記憶媒体を車載ナビゲーション装置30にセッ
トして車載ナビゲーション装置30の地図ディスクを更
新するようにする。
【0083】さらに、上記実施形態では、データベース
211、212に記憶された地図データとしては、指定
された住所に基づいてその住所を中心とする所定領域の
地図を選択できるように構成した例について説明した
が、これに限らず、位置情報を示す地域コードを住所に
代えて採用して、この地域コードに基づいて所定領域の
地図を選択できるように構成してもよい。
【0084】なお、上記実施形態では、ネットワーク端
末10を介して地図データを編集するために、その編集
に先だって、ネットワーク端末10が地図サーバ20か
ら対象領域の地図データを受信するようにした例につい
て説明したが、これに限らず、以下のようにしてもよ
い。
【0085】すなわち、データベース212(一般向け
DB)に記憶された地図データと同一地図データを予め
ネットワーク端末10に記憶させておき、ネットワーク
端末10は、予め記憶した地図データを編集してその編
集した地図データを設定済地図データとして地図サーバ
20に送信する。このことにより、地図サーバ20が地
図データをネットワーク端末10に送信する必要がなく
なる。
【0086】なお、上述した実施形態と特許請求の範囲
に記載した構成と対比して説明すると、インターネット
が通信ネットワークに相当し、データベース211、2
12が記憶手段に相当し、更新データが設定済地図デー
タに相当し、ネットワーク端末が通信端末に相当し、デ
ータベース212が各ユーザ向け記憶手段に相当し、デ
ータベース213が格納手段に相当し、ナビゲーション
装置30がユーザの端末に相当し、ステップ400が第
1の通知手段に相当し、データベース211が特定ユー
ザ向け記憶手段に相当し、ステップ260、280、2
90が更新判定手段に相当し、ステップ260が第1の
判定手段に相当し、ステップ280、290が第2の判
定手段に相当し、ステップ261、292が更新手段に
相当し、ステップ420が許可判定手段に相当し、ステ
ップ240が受信手段に相当し、ステップ430が第2
の通知手段に相当し、ステップ260が第3の判定手段
に相当し、ステップ150は送信手段に相当し、ステッ
プ130は受信手段に相当し、キーボード13は操作部
に相当し、ステップ140は編集手段に相当し、ステッ
プ120は要求手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地図配信システムの一実施形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のネットワーク端末の処理を示すフローチ
ャートである。
【図3】図1の地図サーバの処理の一部を示すフローチ
ャートである。
【図4】図1の地図サーバ、及びナビゲーション装置の
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…ネットワーク端末、20…地図サーバ、212…
データベース。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザに提供するための地図データを記
    憶する記憶手段(211、212)を有するとともに、
    通信ネットワーク上の通信端末に通信できる地図サーバ
    であって、 前記記憶手段に記憶された地図データを更新するための
    更新データを、前記通信ネットワーク上の通信端末から
    受信する受信手段(240)と、 前記受信された更新データに基づいて、前記記憶手段に
    記憶された地図データを更新する更新手段(261、2
    92)と、を有することを特徴とする地図サーバ。
  2. 【請求項2】 前記受信手段による受信に先だって、前
    記記憶手段に記憶された地図データを前記通信端末に送
    信する手段(230)を有し、 前記更新データは、前記送信された地図データが前記通
    信端末を介して編集されたものであることを特徴とする
    請求項1に記載の地図サーバ。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、各ユーザに提供するた
    めの前記地図データを記憶する各ユーザ向け記憶手段
    (212)を有しており、 前記更新データが所定条件を満たしているか否かを判定
    する更新判定手段(260、280、290)を有し、 前記更新データが所定条件を満たしていることを前記更
    新判定手段が判定したとき、前記更新手段は、前記更新
    データに基づき、前記各ユーザ向け記憶手段に記憶され
    た地図データを更新することを特徴とする請求項1又は
    2に記載の地図サーバ。
  4. 【請求項4】 前記更新データが所定基準を満たしてい
    ないことを前記更新判定手段が判定したとき、この所定
    条件を満たしていない更新データを格納する格納手段
    (213)を有し、 前記更新判定手段は、 前記更新データを各ユーザに提供することを許可する旨
    が当該更新データに設定されているか否かを判定する第
    1の判定手段(260)と、 前記更新データの受信に先だって、この受信された更新
    データと同一内容を更新するためのデータが、所定個数
    以上、前記格納手段に格納されているか否かを判定する
    第2の判定手段(280、290)とを有し、 前記更新データを各ユーザに提供することを許可する旨
    が当該更新データに設定されていることを前記第1の判
    定手段が判定し、かつ、前記更新データの受信に先だっ
    て、この受信された更新データと同一内容を更新するた
    めのデータが、所定個数以上、前記格納手段に格納され
    ていることを前記第2の判定手段が判定したとき、前記
    更新判定手段は、前記更新データが所定条件を満たして
    いることを判定すること特徴とする請求項3に記載の地
    図サーバ。
  5. 【請求項5】 前記各ユーザ向け記憶手段に記憶された
    地図データが前記更新データに基づき更新されたとき、
    当該地図データが更新された旨を前記各ユーザの端末
    (30)に通知する第1の通知手段(400)を有する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の地図サーバ。
  6. 【請求項6】 前記第1の通知手段による通知を受けた
    前記ユーザの端末の識別コードを受信する手段(41
    0)と、 前記受信された識別コードに基づいて、前記ユーザの端
    末が前記地図データを受信することを許可するか否かを
    判定する許可判定手段(420)と、を有することを特
    徴とする請求項5に記載の地図サーバ。
  7. 【請求項7】 前記ユーザの端末が前記地図データを受
    信することを許可すると前記許可判定手段が判定したと
    き、前記地図データの受信を許可された旨を前記ユーザ
    の端末に通知する第2の通知手段(430)と、 前記第2の通知手段による通知を受けたユーザの端末か
    ら前記地図データの要求信号を受信する手段(440)
    と、 前記要求信号が受信されたとき、前記ユーザの端末に前
    記地図データを送信する手段(450)と、を有するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の地図サーバ。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、特定ユーザに提供する
    ための地図データを記憶する特定ユーザ向け記憶手段
    (223)を有しており、 前記更新データを前記特定ユーザに提供することを許可
    する旨が前記更新データに設定されているか否かを判定
    する第3の判定手段(260)と、 前記地図データを前記特定ユーザに提供することを許可
    する旨が前記更新データに設定されていることを前記第
    3の判定手段が判定したとき、前記更新手段(261)
    は、前記特定ユーザ向け記憶手段に記憶された地図デー
    タを、当該更新データに基づいて、更新することを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の地図サー
    バ。
  9. 【請求項9】 前記ユーザの端末は、前記更新手段で更
    新された地図データに基づいて、地図とともに広告を表
    示するようになっており、 前記広告の依頼者から広告料を受ける代わりに、前記ユ
    ーザの端末に前記地図データを送信することを無償で行
    うようになっていることを特徴とする請求項1乃至8の
    いずれか1つに記載の地図サーバ。
  10. 【請求項10】 記憶された地図データをユーザに提供
    するための地図サーバ(20)との間にて通信ネットワ
    ークを介して通信する通信端末であって、 前記地図サーバに記憶された地図データを更新するため
    の更新データを、前記通信ネットワークを介して前記地
    図サーバに送信する送信手段(150)を有することを
    特徴とする通信端末。
  11. 【請求項11】 前記送信手段による送信に先だって、
    前記地図サーバに記憶された地図データを受信する受信
    手段(130)と、 操作者の操作を受ける操作部(13)と、 前記操作部の操作に基づいて前記受信された地図データ
    を編集するための編集手段(140)とを有し、 前記送信手段は、前記編集された地図データを前記更新
    データとして送信することを特徴とする請求項10に記
    載の通信端末。
  12. 【請求項12】 前記編集手段により編集するための地
    図データを前記地図サーバに対して対象地域を指定して
    要求するための要求手段(120)を有することを特徴
    とする請求項11に記載の通信端末。
  13. 【請求項13】 前記通信ネットワークは、インターネ
    ットであることを特徴とする請求項10乃至13のいず
    れか1つに記載の通信端末。
  14. 【請求項14】 前記地図データには、道路及び建造物
    のうち少なくとも一方が含まれており、 前記編集手段は、前記地図データに含まれた道路及び建
    造物のうち少なくとも一方を編集することを特徴とする
    請求項11又は12に記載の通信端末。
  15. 【請求項15】 前記編集手段は、前記地図データの編
    集として、地図の変更を示す実写映像データを前記受信
    された地図データに付加することを特徴とする請求項1
    1又は12に記載の通信端末。
  16. 【請求項16】 前記編集手段は、前記地図データの編
    集として、工事情報及び交通情報の少なくとも一方を前
    記受信された地図データに付加することを特徴とする請
    求項11又は12に記載の通信端末。
  17. 【請求項17】 前記編集手段は、前記地図データの店
    舗情報を編集することを特徴とする請求項11又は12
    に記載の通信端末。
  18. 【請求項18】 前記編集手段は、前記地図データの編
    集として、前記ユーザに提供するための付帯情報を前記
    受信された地図データに付加することを特徴とする請求
    項11又は12に記載の通信端末。
  19. 【請求項19】 前記付帯情報は、前記ユーザに広告す
    るための広告データであることを特徴とする請求項18
    に記載の通信端末。
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