JP2007279098A - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】赤色の発色が良く、かつ、ホワイトバランスの優れた液晶装置及び電子機器を提
供すること。
【解決手段】カラーフィルタを透過する光及び照明手段から射出される光が、各々の分光
特性において、複数のピーク波長を有し、カラーフィルタを透過する光の複数のピーク波
長と、照明手段から射出される光の複数のピーク波長とがそれぞれ対応しているとともに
、少なくとも複数のピーク波長のうち一部のピーク波長は、カラーフィルタの透過率が小
さい側から大きい側に向かうピーク波長が、照明手段の発光輝度が大きい側から小さい側
に向かうピーク波長に順に対応していることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、液晶装置及び電子機器に関する。
近年、液晶表示装置において、カラー液晶表示装置の場合には、鮮明で明るく、かつ、
ホワイトバランスに優れた表示を行う必要がある。このカラー液晶表示装置に使用する照
明装置の光源としては、白色発光ダイオードが多く使用されている。しかしながら、この
白色発光ダイオードは、橙色や赤色の波長である650nm以上の波長の光が少ないため
、光源として白色発光ダイオードを用いた場合、表示される画像は、青色と淡黄色が強く
、赤色が非常に弱く表示されることになる。この問題を考慮したカラー表示液晶装置の照
明装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載の液晶表示装置は、光源として赤色LED、緑色LED及び青色
LEDの3色のLEDを使用しており、赤色の発色を補っている。
特開2002−229024号公報
しかしながら、特許文献1に記載のカラー表示装置の照明装置は、従来から用いられて
いる緑色LED及び青色LEDに、赤色LEDを加え、3色のLEDを用いて、赤色の発
色を補い、カラーフィルタに用いられるすべての色の発色を良好にしているものの、カラ
ーフィルタから透過する光の分光特性を考慮していないため、ホワイトバランスが不十分
である。その結果、色再現性が悪くなるという問題が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、赤色の発色が良く、か
つ、ホワイトバランスの優れた液晶装置及び電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の液晶装置は、画素を構成する複数のサブ画素に対応して形成された複数の着色
層を有するカラーフィルタと、該カラーフィルタに照明光を照射する光源を含む照明手段
とを備えた液晶装置であって、前記カラーフィルタを透過する光及び前記照明手段から射
出される光が、各々の分光特性において、複数のピーク波長を有し、前記カラーフィルタ
を透過する光の複数のピーク波長と、前記照明手段から射出される光の複数のピーク波長
とがそれぞれ対応しているとともに、少なくとも前記複数のピーク波長のうち一部のピー
ク波長は、前記カラーフィルタの透過率が小さい側から大きい側に向かうピーク波長が、
前記照明手段の発光輝度が大きい側から小さい側に向かうピーク波長に順に対応している
ことを特徴とする。
本発明に係る液晶装置では、例えば、赤色,緑色,青色の着色層を用いた場合、カラー
フィルタを透過する光の複数のピーク波長と、照明手段から射出される光の複数のピーク
波長とがそれぞれ対応しているので、すべての色の発色を良くすることが可能となる。こ
こで、従来の液晶装置のように、カラーフィルタを透過する光の分光特性を考慮しないで
、例えば、透過率の高い青色の着色層に発光輝度の高い照明手段が対応し、透過率の低い
緑色の着色層に発光輝度の低い照明手段が対応した場合、青が強く表示され、緑色が弱く
表示されてしまう。これにより、ホワイトバランスが崩れ、全体として青味がかった色に
なってしまう。しかしながら、本発明では、少なくとも複数のピーク波長のうち一部のカ
ラーフィルタの透過率が小さい側から大きい側に向かうピーク波長が、照明手段の発光輝
度が大きい側から小さい側に向かうピーク波長に順に対応、すなわち、透過率の高い青色
の着色層に発光輝度の低い照明手段が対応し、透過率の低い緑色の着色層に発光輝度の高
い照明手段が対応しているため、ホワイトバランスが優れた液晶装置を得ることが可能と
なる。
また、本発明の液晶装置は、前記カラーフィルタを透過する光及び前記照明手段から射
出される光が、それぞれ3つのピーク波長を有し、前記着色層及び前記照明手段の分光特
性において、前記それぞれの3つのピーク波長は、前記カラーフィルタの透過率が小さい
側から大きい側に向かうピーク波長が、前記照明手段の発光輝度が大きい側から小さい側
に向かうピーク波長に順に対応していることが好ましい。
本発明に係る液晶装置では、いわゆる3色のカラーフィルタを用いた場合であり、カラ
ーフィルタの透過率が小さい側から大きい側に向かう3つのピーク波長が、照明手段の発
光輝度が大きい側から小さい側に向かう3つのピーク波長に順に対応している。これによ
り、よりホワイトバランスが優れた液晶装置を得ることが可能となる。
また、本発明の液晶装置は、前記カラーフィルタを透過する光が、380nm〜480
nm、480nm〜600nm、600nm以上の3つの波長帯域内にピーク波長を有し
、前記3つの波長帯域のうち少なくとも1つの波長帯域には2つのピーク波長を有し、該
2つのピーク波長のうち1つのピーク波長を除いた残りの3つのピーク波長は、前記カラ
ーフィルタの透過率が小さい側から大きい側に向かうピーク波長が、前記照明手段の発光
輝度が大きい側から小さい側に向かうピーク波長に順に対応していることを特徴とするこ
とが好ましい。
本発明に係る液晶装置では、少なくとも4種類の色を有するカラーフィルタを用いるこ
とで、色再現性が向上し、自然界に存在する色を忠実に再現することができる。さらに、
2つのピーク波長のうち1つのピーク波長を除いた残りの3つのピーク波長は、カラーフ
ィルタの透過率が小さい側から大きい側に向かうピーク波長が、照明手段の発光輝度が大
きい側から小さい側に向かうピーク波長に順に対応しているため、ホワイトバランスに優
れたものとなる。
また、本発明の液晶装置は、記光源には、発光した光の一部を該発光した光の波長とは
異なる波長を含む光に変換する蛍光材が塗布されていることが好ましい。
本発明に係る液晶装置では、1つの光源で複数の着色層に対応したピーク波長を有する
照明光とすることができる。これにより、より簡易な構成で、優れた発色を得ることが可
能となる。
また、本発明の液晶装置は、前記照明手段が、430nm〜630nmに複数のピーク
波長を有する第1光源と、600nm〜680nmにピーク波長を有する第2光源とを備
えることが好ましい。
本発明に係る液晶装置では、例えば、3色のカラーフィルタの場合、430nm〜48
0nmのピーク波長を有する青色及び500nm〜630nmのピーク波長を有する緑色
の第1光源と、600nm〜680nmのピーク波長の赤色の第2光源とを備えることで
、赤色の着色層の透過率に応じたピーク値を有する第2照明手段を使用することができ、
よりホワイトバランスが優れたものになる。
本発明の電子機器は、上記の液晶装置を備えたことを特徴とする。
この構成により、液晶装置が、赤色の発色が良く、かつ、ホワイトバランスが優れたカ
ラーフィルタを有しているため、より鮮明な画像表示を行うことが可能な電子機器を提供
することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。なお、各図においては、各層や各
部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせて
ある。
[第1実施形態]
[液晶装置の全体構成]
図1は、本実施形態に係る液晶装置の構成を示す平面構成図であり、図2は、図1のH
−H’線に沿う断面構成図であり、図3は、液晶装置の回路構成を示す図であり、図4は
、図1の液晶装置のカラーフィルタの分光特性を示す図であり、図5は、液晶装置の光源
ユニットの分光特性を示す図であり、図6は、液晶装置のカラーフィルタの色度を示す図
である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の液晶装置1は、一対の基板,TFTアレイ基
板4と、カラーフィルタ基板5とからなる液晶パネル10が平面視略矩形枠状のシール材
7を介して貼り合わされ、このシール材7に囲まれた領域内に、正の誘電率異方性を有す
るTN(Twisted Nematic)型の液晶層8が封入された構成になっている。
シール材7内周側に沿って平面視矩形枠状の周辺見切り9が形成され、この周辺見切り
の内側の領域が表示領域100となっている。また、液晶装置1は、図2に示すように、
液晶パネル10にバックライトとして光を照射させる光源ユニット(照明手段)30を備
えている。
表示領域100内には、画素領域(画素)Aがマトリクス状に設けられている。この画
素領域Aは、図2に示すように、表示領域100の最小単位となる4つのサブ画素Bから
構成されている。
また、シール材7の外側の領域には、データ線駆動回路101及び外部回路実装端子1
02がTFTアレイ基板4の1辺(図示下辺)に沿って形成されており、この1辺に隣接
する2辺に沿ってそれぞれ走査線駆動回路104が形成されて周辺回路を構成している。
TFTアレイ基板4の残る1辺(図示上辺)には、表示領域100の両側の走査線駆動
回路104間を接続する複数の配線105が設けられている。また、カラーフィルタ基板
5の各角部においては、TFTアレイ基板4とカラーフィルタ基板5との間の電気的導通
をとるための基板間導通材106が配設されている。本実施形態の液晶装置1は、透過型
の液晶装置として構成され、TFTアレイ基板4側に配置された光源(図示略)からの光
を変調し、カラーフィルタ基板5側から表示光として射出するようになっている。
図3は、上記の液晶装置の等価回路図である。
同図に示すように、液晶装置の表示領域100には、複数の画素領域Aがマトリクス状
に配置されており、これら画素領域Aのサブ画素Bには、それぞれ画素電極11が配置さ
れている。また、その画素電極11の側方にはTFT素子12が形成されている。TFT
素子12は、該画素電極11への通電制御を行うスイッチング素子である。このTFT素
子12のソース側にはデータ線6aが接続されている。各データ線6aには、例えばデー
タ線駆動素子から画像信号S1、S2、…、Snが供給されるようになっている。
また、TFT素子12のゲート側には走査線3aが接続されている。走査線3aには、
例えば走査線駆動素子から所定のタイミングでパルス的に走査信号G1、G2、…、Gm
が供給されるようになっている。また、TFT素子12のドレイン側には画素電極11が
接続されている。
走査線3aから供給された走査信号G1、G2、…、Gmにより、スイッチング素子で
あるTFT素子12が一定期間だけオンにされると、データ線6aから供給された画像信
号S1、S2、…、Snが、画素電極11を介して画素領域Aのサブ画素Bに所定のタイ
ミングで書き込まれるようになっている。
画素領域Aのサブ画素Bに書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは
、画素電極11と後述する共通電極との間に形成される液晶容量で一定期間保持される。
なお、保持された画像信号S1、S2、…、Snがリークするのを防止するため、画素電
極11と容量線3bとの間に蓄積容量14が形成され、液晶容量と並列に配置されている
。このように、液晶に電圧信号が印加されると、印加された電圧レベルにより液晶分子の
配向状態が変化する。これにより、液晶に入射した光源光が変調されて、画像光が生成さ
れるようになっている。
次に、液晶パネル10の詳細について説明する。
TFTアレイ基板4の液晶層8側の面には、図2に示すように、マトリクス状に複数の
走査線(図示略)と複数のデータ線(図示略)とが形成され、これら走査線とデータ線と
に囲まれた画素領域Aのサブ画素B毎に画素電極11が設けられている。この走査線とデ
ータ線とが交差する位置にTFT素子12が設けられ、TFT素子12を介して各画素電
極11がデータ線に接続されている。これにより、走査線とデータ線に対して信号を印加
すると、TFT素子12がオン・オフして画素電極11への信号の書き込みが行われるよ
うになっている。これらのTFT素子12及び画素電極11等上の全面にはラビング処理
が施された水平配向の配向膜13が形成されている。
カラーフィルタ基板5の液晶層8側の面には、カラーフィルタ16と、オーバーコート
層17,共通電極18,水平配向の配向膜19とがこの順に積層されて形成されている。
また、カラーフィルタ16は、遮光部16aと赤色,緑色,青色の各着色部(着色層)
16R,16G,16Bとを備え、遮光部16aは各着色部16R,16G,16Bを区
画するようにしてマトリクス状に形成されている。また、遮光部16aは、例えば、黒色
感光性樹脂膜からなっている。また、カラーフィルタの詳細については後述する。
なお、配向膜13,19は、液晶層8の液晶分子が初期配向状態において水平配向とな
るように、ラビング処理が施されている。
また、画素電極11及び共通電極18は、ITOなどの透光性導電材料によって形成さ
れており、配向膜13,19は、ポリイミド等によって形成されている。さらに、TFT
アレイ基板4及びカラーフィルタ基板5は、例えば、ガラスなどの透明材料からなる光透
過性基板である。
[カラーフィルタ]
次に、カラーフィルタ16の構成について説明する。
カラーフィルタ16は、図2に示すように、複数のサブ画素Bに対応して形成された3
つの赤色の着色部16R,緑色の着色部16G,青色の着色部16Bを順に有し、1つの
画素領域Aが構成されている。したがって、RGBの各着色部16R,16G,16Bは
、光源ユニット30から射出された照明光が照射されることによって、当該照明光に含ま
れる所定の波長領域(所定の色)の光を観察者側に透過させるものである。また、カラー
フィルタ16は、このような各着色部16B,16R,16Gが表示領域100の全面に
わたって形成されている。
次に、カラーフィルタ16の分光特性について説明する。
図4に示すように、カラーフィルタ16の青色(Blue)、緑色(Green)、赤
色(Red)の3色の着色部16B,16G,16Rの波長選択特性が可視光の短波長側
から長波長側に向けて、順に分布している。したがって、カラーフィルタ16は、光源ユ
ニット30から射出された照明光に対して3つのピーク波長を選択的に透過させるように
なっている。
具体的には、青色の着色部16Bを透過する光のピーク波長は、380nm〜520n
mであり、緑色の着色部16Gを透過する光のピーク波長は、470nm〜600nmで
あり、赤色の着色部16Rを透過する光のピーク波長は、580nm以上である。また、
青色の着色部16Bの透過率は、68%であり、緑色の着色部16Gの透過率は、77%
であり、赤色の着色部16Rの透過率は、95%である。すなわち、透過率は、赤色の着
色部16R,緑色の着色部16G,青色の着色部16Bの順に小さくなっている。
なお、ここで言う透過率とは、ピーク波長内における最も高い透過率を示している。ま
た、赤色の着色部16Rの透過率は、飽和した透過率の平均値である。
[光源ユニット]
次に、光源ユニット30の構成について説明する。
光源ユニット30は、本発明の照明部として機能するものであり、分光特性において複
数のピーク波長を含む照明光を、液晶層8に対して均一光量で、カラーフィルタ16の着
色部16R,16G,16Bに対して照明光を照射するものである。このような光源ユニ
ット30は、図2に示すように、光源31と導光板32とによって構成され、光源31か
ら発光した光を導光板32内部に均一に広げて、液晶パネル10側に照明光を出射するよ
うになっている。光源31は、LEDであって、当該LEDは青色の光(着色部16Bの
ピーク波長に応じたピーク波長)を発し、さらに複数種類の蛍光材(着色部16R,16
G,のピーク波長に対応した蛍光材)が塗布されている。また、蛍光材の混合比を調整す
ることによって、所望の分光特性が得られるようになっている。また、導光板32は、ア
クリル等の樹脂からなるものである。
次に、光源ユニット30の分光特性について説明する。
光源ユニット30は、図5に示すように、可視光の短波長側から長波長側に向けて、青
色、緑色、赤色にピーク波長を順に有している。
具体的には、光源ユニット30から射出される光のピーク波長は、430nm〜500
nmと、500nm〜580nmと、580nm〜680nmの3つとなっている。
これら光源ユニット30から射出される光のピーク波長430nm〜500nmは、着
色部16Bを透過する光のピーク波長に対応し、ピーク波長500nm〜580nmは、
着色部16Gを透過する光のピーク波長に対応し、ピーク波長580nm〜680nmは
、着色部16Rを透過する光のピーク波長に対応している。
また、430nm〜500nmのピーク波長における分光放射輝度は6500W/sr/m2
)であり、500nm〜580nmのピーク波長における分光放射輝度は3000W/sr/m
2であり、580nm〜680nmのピーク波長における分光放射輝度は2500W/sr/m2
である。すなわち、分光放射輝度は、430nm〜500nm,500nm〜580nm
,580nm〜680nmの順に小さくなっている。
なお、ここで言う発光輝度とは、ピーク波長内における最も高い輝度を示している。
以上より、着色部16R,16G,16Bのうち透過率が最も小さい青色の着色部16
Bには、発光輝度が最も大きいピーク波長である430nm〜500nmが対応しており
、青色の着色部16Bの次に透過率が小さい緑色の着色部16Gには、430nm〜50
0nmの次に発光輝度が大きいピーク波長である500nm〜580nmが対応しており
、透過率が最も大きい赤色の着色部16Rには、表面輝度が最も小さいピーク波長である
580nm〜680nmが対応している。
本実施形態に係る液晶装置1では、着色部16R,16G,16Bを透過する光のピー
ク波長に、光源ユニット30から射出される光のピーク波長が対応しているので、すべて
の色の発色を良くすることが可能となる。さらに、カラーフィルタ16の透過率が小さい
側から大きい側に向かうピーク波長が、光源ユニット30の発光輝度が大きい側から小さ
い側に向かうピーク波長に順に対応しているため、ホワイトバランスが優れた液晶装置1
を得ることが可能となる。
ここで、従来の液晶パネル(例えば、透過率の低い赤色の着色部に発光輝度の低い光源
を対応させ、透過率の高い緑色の着色部に発光輝度の高い光源を対応させた場合)の表示
色度(点線)及び本実施形態の液晶パネル10の表示色度(実線)をsRGB色度と比較
する。図6に示すように、従来の液晶パネル10に比べ、本実施形態の液晶パネルは、赤
色の発色がsRGBの規格に近くなり、ホワイトバランスの優れたものになっているのが
分かる。
なお、光源ユニットとしては、1つの光源31に着色部16R,16G,16Bに対応
した蛍光材を塗布したものの他、図7(a)に示すように、430nm〜630nmに2
つのピーク波長を有する第1LED(第1光源)と、600nm〜680nmにピーク波
長を有する第2LED(第2光源)とを備えていても良い。具体的には、第1LEDは、
430nm〜480nm及び480nm〜630nmの2つのピーク波長を有している。
また、この光源ユニットから射出される光(第1LEDから射出された光と第2LEDか
ら射出された光とを合成した光)の発光輝度分布は、図7(b)に示すように、ピーク波
長が430nm〜480nmのとき、分光放射輝度が6000W/sr/m2であり、ピーク波
長が480nm〜630nmのとき、分光放射輝度が1800W/sr/m2であり、ピーク波
長が600nm〜680nmのとき、分光放射輝度が1700W/sr/m2となっている。
この光源ユニットを上記液晶装置1に適用した場合、赤色の着色部16Rの透過率に応
じたピーク値を有する第2LEDを用いることができ、よりホワイトバランスに優れた液
晶装置を提供することが可能となる。
また、本実施形態において、カラーフィルタ16の着色部16R,16G,16Bすべ
ての透過率が小さい側から大きい側に向かうピーク波長が、光源ユニット30の発光輝度
が大きい側から小さい側に向かうピーク波長に順に対応しているが、2つの着色部の透過
率の大小関係が、光源ユニット30の発光輝度の大小関係と反転して対応していても良い
。これにより、より設計が容易になり、ホワイトバランスを良好にすることが可能となる

[第2実施形態]
次に、本発明に係る第2実施形態について、図8から図10を参照して説明する。なお
、以下に説明する各実施形態において、上述した第1実施形態に係る液晶装置1と構成を
共通とする箇所には同一符号を付けて、説明を省略することにする。
本実施形態に係る液晶装置では、カラーフィルタ40が、4色である点において第1実
施形態と異なる。すなわち、カラーフィルタ40は、図8に示すように、遮光部40aと
赤色,エメラルドグリーン色,黄緑色(イエローグリーン),青色の各着色部(着色層)
40R,40EG,40YG,40Bとを備え、遮光部40aは各着色部40R,40E
G,40YG,40Bを区画するようにしてマトリクス状に形成されている。
また、カラーフィルタ40は、着色部40R,40EG,40B,40YGの順に配列
されている。
次に、カラーフィルタ40の分光特性について説明する。
図9に示すように、カラーフィルタ40の青色(Bleu)、エメラルドグリーン色(
Emerald Green)、黄緑色(Yellow Green)、赤色(Red)
の4色の着色部40B,40EG,40YG,40Rの波長選択特性が可視光の短波長側
から長波長側に向けて、順に分布している。したがって、カラーフィルタ40は、光源ユ
ニットから射出された照明光に対して4つのピーク波長を選択的に透過させるようになっ
ている。
具体的には、青色の着色部40Bを透過する光のピーク波長は、380nm〜520n
mであり、エメラルドグリーン色の着色部40EGを透過する光のピーク波長は、470
nm〜560nmであり、黄緑色の着色部40YGを透過する光のピーク波長は、480
nm〜600nmであり、赤色の着色部40Rを透過する光のピーク波長は、580nm
以上である。
また、青色の着色部40Bの透過率は、68%であり、エメラルドグリーン色の着色部
40EGの透過率は、58%であり、黄緑色の着色部40YGの透過率は、74%であり
、赤色の着色部40Rの透過率は、約95%である。すなわち、透過率は、赤色の着色部
40R,黄緑色の着色部40YG,青色の着色部40B,エメラルドグリーン色の着色部
40EGの順に小さくなっている。
なお、ここで言う透過率とは、ピーク波長内における最も高い透過率を示している。
[光源ユニット]
光源ユニット(照明手段)は、光源と導光板とによって構成され、光源は、着色部40
B,着色部40EG,着色部40YG,着色部40Rを透過する光のピーク波長に対応し
た4つのLED、すなわち、第1LED,第2LED,第3LED,第4LEDから構成
されている。
次に、光源ユニットの分光特性について説明する。
光源ユニットの各光源は、図10(a)に示すように、可視光の短波長側から長波長側
に向けて、青色、エメラルドグリーン色、黄緑色、赤色にピーク波長を順に有している。
具体的には、第1LEDのピーク波長が380nm〜500nmであり、第2LEDの
ピーク波長が480nm〜600nmであり、第3LEDのピーク波長が530nm〜6
30nmであり、第4LEDのピーク波長が580nm〜700nmである。
また、この光源ユニットから射出される光(各第1,第2,第3,第4LEDから射出
した光を合成した光)の発光輝度分布は、図10(b)に示すように、第1LEDから射
出される光のピーク波長が380nm〜480nm、分光放射輝度が5000W/sr/m2
あり、第2LEDから射出される光のピーク波長が520nm〜570nm、分光放射輝
度が3200W/sr/m2であり、第3LEDから射出される光のピーク波長が570nm〜
600nm、分光放射輝度が2900W/sr/m2であり、第4LEDから射出される光のピ
ーク波長が630nm〜680nm、分光放射輝度が2600W/sr/m2である。
なお、ここで言う発光輝度とは、ピーク波長内における最も高い輝度を示している。
ここで、480nm〜600nmの波長帯域内には、カラーフィルタ40のエメラルド
グリーン色の着色部40EGから射出されるピーク波長470nm〜560nm及び黄緑
色の着色部40YGから射出されるピーク波長480nm〜600nmの2つが含まれて
いる。
そして、着色部40R,40YG,40Bのうち、透過率が最も小さい青色の着色部4
0Bには、第1,第3,第4LEDのうち、発光輝度が最も大きいピーク波長である38
0nm〜500nmが対応しており、青色の着色部40Bの次に透過率が小さい黄緑色の
着色部40YGには、380nm〜500nmの次に発光輝度が大きいピーク波長である
530nm〜630nmが対応しており、透過率が最も大きい赤色の着色部40Rには、
表面輝度が最も小さいピーク波長である580nm〜700nmが対応している。
本実施形態に係る液晶装置では、4種類の着色部40R,40EG,40B,40YG
を有するカラーフィルタ40を用いることで、3色の場合に比べて、色再現性が向上し、
自然界に存在する色を忠実に再現することができる。さらに、着色部40R,40YG,
40Bの透過率が小さい側から大きい側に向かうピーク波長が、光源ユニット30の発光
輝度が大きい側から小さい側に向かうピーク波長に順に対応しているため、ホワイトバラ
ンスが優れた液晶装置70を得ることが可能となる。
また、カラーフィルタ40は、480nm〜600nmの波長帯域、すなわち、緑系の
波長帯域に2つのピーク波長を有しているため、緑系の再現性を良好にすることができる
。このような構成により、特に、人間の目は緑色の視認度が高いため、より鮮やかな表示
を行うことが可能となる。
[電子機器]
図11は、上記第1実施形態あるいは第2実施形態の液晶装置1あるいは液晶装置70
を搭載した電子機器の一例を示す図である。図11に示す携帯電話200は、上記実施形
態の液晶装置1を表示部201として備えて構成されている。このような構成により、良
好な状態のカラーフィルタ16あるいはカラーフィルタ40を有しているため、より鮮明
な画像表示を行うことが可能な電子機器を提供することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、カラーフィルタ40は、480nm〜600nmの波長帯域内に、カラーフィ
ルタ40を透過する光のピーク波長を2つ有しているが、これに限らず、他の着色部の透
過率等に応じて、380nm〜480nm、600nm以上の波長帯域のうち少なくとも
1つの波長帯域に、2つのピーク波長を有するカラーフィルタであっても良い。
本発明の第1実施形態に係る液晶装置の全体構成を示す図である。 図1の液晶装置のH−H’線における断面図である。 本実施形態に係る液晶装置の回路構成を示す図である。 図1の液晶装置に用いられるカラーフィルタの分光特性を示す図である。 図1の液晶装置に用いられる光源ユニットの分光特性を示す図である。 本発明の液晶装置の色度と従来の液晶装置の色度をsRGB色度と比較した図である。 本発明の液晶装置の光源ユニットの変形例の分光特性を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る液晶装置のカラーフィルタを示す要部拡大図である。 図8の液晶装置に用いられるカラーフィルタの分光特性を示す図である。 本発明の液晶装置に用いられる(a)光源ユニットの各光源の分光特性、(b)光源ユニットから射出される光の分光特性を示す図である。 本発明の電子機器の全体構成を示す斜視図である。
符号の説明
1,70…液晶装置、16,40…カラーフィルタ、16R,16G,16B,40R
,40YG,40EG,40B…着色部(着色層)、30…光源ユニット(照明手段)、
31…光源、200…携帯電話(電子機器)

Claims (6)

  1. 画素を構成する複数のサブ画素に対応して形成された複数の着色層を有するカラーフィ
    ルタと、該カラーフィルタに照明光を照射する光源を含む照明手段とを備えた液晶装置で
    あって、
    前記カラーフィルタを透過する光及び前記照明手段から射出される光が、各々の分光特
    性において、複数のピーク波長を有し、
    前記カラーフィルタを透過する光の複数のピーク波長と、前記照明手段から射出される
    光の複数のピーク波長とがそれぞれ対応しているとともに、
    少なくとも前記複数のピーク波長のうち一部のピーク波長は、前記カラーフィルタの透
    過率が小さい側から大きい側に向かうピーク波長が、前記照明手段の発光輝度が大きい側
    から小さい側に向かうピーク波長に順に対応していることを特徴とする液晶装置。
  2. 前記カラーフィルタを透過する光及び前記照明手段から射出される光が、それぞれ3つ
    のピーク波長を有し、
    前記着色層及び前記照明手段の分光特性において、前記それぞれの3つのピーク波長は
    、前記カラーフィルタの透過率が小さい側から大きい側に向かうピーク波長が、前記照明
    手段の発光輝度が大きい側から小さい側に向かうピーク波長に順に対応していることを特
    徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記カラーフィルタを透過する光が、380nm〜480nm、480nm〜600n
    m、600nm以上の3つの波長帯域内にピーク波長を有し、
    前記3つの波長帯域のうち少なくとも1つの波長帯域には2つのピーク波長を有し、
    該2つのピーク波長のうち1つのピーク波長を除いた残りの3つのピーク波長は、前記
    カラーフィルタの透過率が小さい側から大きい側に向かうピーク波長が、前記照明手段の
    発光輝度が大きい側から小さい側に向かうピーク波長に順に対応していることを特徴とす
    る請求項1に記載の液晶装置。
  4. 前記光源には、発光した光の一部を該発光した光の波長とは異なる波長を含む光に変換
    する蛍光材が塗布されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記
    載の液晶装置。
  5. 前記照明手段が、430nm〜630nmに複数のピーク波長を有する第1光源と、
    600nm〜680nmにピーク波長を有する第2光源とを備えることを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれか1項に記載の液晶装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液晶装置を備えたことを特徴とする電子
    機器。
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