JP2006071937A - 液晶表示装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の色三角形の外側の領域まで色再現が可能な液晶表示装置及びそれを用いた電子機器を提供する。
【解決手段】 液晶パネルは、通常のRGBのサブ画素に加えて透明の画素を備えることで1つのカラー画素を構成する。照明手段は、第1及び第2の照明手段を備え、RGBのサブ画素の駆動及び第1の照明手段の点灯を同期して行う第1の表示と、透明のサブ画素の駆動及び第2の照明手段の点灯を同期して行う第2の表示とが時分割で交互に実行される。通常のRGBのサブ画素での表示では第1の照明手段の発光特性及びRGBのサブ画素の透過特性に応じた色再現範囲で画像表示がなされる。一方、透明のサブ画素での表示では、透明のサブ画素は色再現に寄与しないので、第2の照明手段の発光特性に応じた色再現範囲で画像表示がなされる。第2の照明手段の発光特性を、所望の色再現範囲に対応する特性に設定することで、色再現範囲を拡大できる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、広い色再現範囲を有する液晶表示装置および電子機器に関する。
従来の液晶表示装置などの表示装置は、赤(R)、緑(G)、青(B)(以下、まとめて「RGB」とも記す。)の3色に対応する発光ピークを有する白色光源と、RGB3色のカラーフィルタとによりカラー表示を行っている。この表示装置により表現可能な色再現範囲は、色度図上の3原色の光源により規定される色三角形の範囲内に限定される。一般的に、この色三角形により規定される色再現範囲ではシアン系色の彩度が低く、十分な色再現性が得られないことが問題となっている。
一方、3色のカラーフィルタと、多色のバックライトを組み合わせることにより、色再現範囲を拡大する手法が特許文献1に記載されている。特許文献1の手法では、RGB3色のカラーフィルタの透過スペクトルに対して、2種類以上の発光ピークを持つ複数の光源を組み合わせて使用する。光源からの光照射を時分割的に切り換えることにより、カラーフィルタ方式の副画素数を増大させることなく、原色数を増加させることができるので、広い色再現範囲が実現可能となる。
しかし、特許文献1の手法では、発光ピークの異なる複数の光源を実現するために複数色のLEDなどの光源が必要となり、構成部材が増加してしまうという問題がある。
特開2003−107472号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、従来と比較して色再現範囲を拡大し、従来の色三角形の外側の領域まで色再現が可能な液晶表示装置及びそれを用いた電子機器を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、液晶表示装置は、1画素単位がRGB及び透明の4色のサブ画素から構成される液晶パネルと、前記液晶パネルを照明する第1の照明手段及び第2の照明手段と、前記RGBのサブ画素の駆動及び前記第1の照明手段の点灯を同期して行う第1の表示と、前記透明のサブ画素の駆動及び前記第2の照明手段の点灯を同期して行う第2の表示とを時分割で交互に実行する表示制御手段と、を備える。
上記の液晶表示装置は、液晶パネルと、その液晶パネルを照明する照明手段を備える。液晶パネルは、通常のRGBのサブ画素に加えて透明の画素を備え、これら4つのサブ画素により1つのカラー画素を構成する。また、照明手段は、第1及び第2の照明手段を備える。表示の際には、RGBのサブ画素の駆動及び第1の照明手段の点灯を同期して行う第1の表示と、透明のサブ画素の駆動及び第2の照明手段の点灯を同期して行う第2の表示とが時分割で交互に実行される。よって、通常のRGBのサブ画素を使用した表示と、透明のサブ画素を使用した表示とが交互に行われる。通常のRGBのサブ画素を使用した表示では第1の照明手段の発光特性及びRGBのサブ画素の透過特性に応じた色再現範囲で画像表示がなされる。一方、透明のサブ画素を使用した表示では、透明のサブ画素が色再現に寄与しないので、第2の照明手段の発光特性に応じた色再現範囲で画像表示がなされる。よって、第2の照明手段の発光特性を、所望の色再現範囲に対応する特性に設定することにより、色再現範囲を拡大することができる。
上記の液晶表示装置の一態様では、前記第2の照明手段の発光ピーク波長が、前記第1の照明手段の発光ピーク波長と異なる。第2の照明手段の発光ピーク波長を、第1の照明手段の発光ピーク波長と異ならせることにより、第2の照明手段の分だけ色再現性を拡大することが可能となる。
上記の液晶表示装置の他の一態様では、前記第1の照明手段はRGB各色に対応する発光ピーク波長を有する白色光源とすることができる。これにより、通常の液晶表示装置の色再現性を拡大することができる。この場合の好適な例では、前記第2の照明手段の発光ピーク波長は、500±25nmの範囲内とすることが好ましい。これにより、一般的に液晶表示装置などにおいて色再現性が不十分であると言われるシアン色系の色を補うことができる。
上記の液晶表示装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記第1の照明手段の点灯中には表示画像の階調に基づいて前記RGBのサブ画素を駆動し、前記第2の照明手段の点灯中には前記透明のサブ画素を透過状態とする。この態様では、第1の照明手段によりRGBのサブ画素を照明して通常の色再現範囲での表示を行うことに加え、第2の照明手段により透明のサブ画素を照明することにより、所望の色再現範囲を拡大する。
上記の液晶表示装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記第1の表示中には前記透明のサブ画素を非透過状態にするとともに前記第2の照明手段を消灯し、前記第2の表示中には前記RGBのサブ画素を非透過状態にするとともに前記第1の照明手段を消灯する。これにより、消灯されている方の照明手段に対応するサブ画素を非透過状態とすることにより、コントラストの低下及び混色を防止することができる。
好適な実施例では、前記表示制御手段は、前記第1の表示の期間と前記第2の表示の期間の合計が表示画像の1フレームとなるように前記第1及び第2の表示を実行する。これにより、通常の画像データなどを拡大された色再現範囲で表示することができる。
上記の液晶表示装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記第1の表示及び前記第2の表示を交互に実行する第1の表示モードと、前記第1の照明手段を点灯するとともに前記第2の照明手段を消灯し、前記RGBのサブ画素及び前記透明のサブ画素を同時に駆動する第2の表示モードとを有する。
この態様では、2つの照明手段及び透明のサブ画素を利用することにより、第1及び第2の表示を交互に実行して色再現範囲を拡大する第1の表示モードと、透明のサブ画素を階調表示に使用して多階調表示を行う第2の表示モードとを選択して実行することができる。
上記の液晶表示装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記第2の照明手段の非点灯時には前記第1の照明手段の点灯のみによりホワイトバランスが維持され、前記第2の照明手段の点灯時には前記第1の照明手段及び前記第2の照明手段の点灯によりホワイトバランスが維持されるように、前記第1の照明手段の点灯又は前記サブ画素の駆動を行う。これにより、第1の照明手段のみを点灯する場合でも、第1及び第2の照明手段を両方点灯する場合でも、ホワイトバランスを維持することができる。よって、特に上記の第1及び第2の表示モードを切り換える場合などに、表示画像に違和感が生じることを防止することができる。
本発明の他の観点では、上記の液晶表示装置を備える表示部と、前記表示部に表示画像データを供給して前記表示部上に画像を表示させる制御部と、を備える電子機器を構成することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は、本発明を液晶表示装置に適用したものである。
[第1実施形態]
通常、液晶表示装置では、1つのカラー画素はRGB各色のサブ画素から構成される。これに対し、本実施形態では、1つのカラー画素は、RGBのサブ画素に加えて透明(表示色としては白色。以下、「W」と記す。)のサブ画素を有する。さらに、光源として白色LEDに加えてシアン色LEDを配置する構成とされる。この2種類のLEDをそれぞれ、RGBのサブ画素および透明のサブ画素の表示に同期して時分割点灯させることにより、色再現範囲を拡大することを可能とするものである。
(液晶表示装置)
まず、本発明の実施形態に係る液晶表示装置の構成について説明する。図1は、本発明の液晶表示装置100の概略構成を模式的に示す断面図である。図1では、TFD素子を用いたアクティブ・マトリクス駆動方式であって、半透過反射型の液晶表示装置を一例として挙げる。
図1において、液晶表示装置100は大きく分けて、液晶表示パネル200とバックライトユニット300からなる。
液晶表示パネル200は、素子基板92と、その素子基板92に対向して配置されるカラーフィルタ基板91とが枠状のシール部材3を介して貼り合わされ、内部に液晶が封入されて液晶層4が形成されてなる。この枠状のシール部材3には、複数の金粒子などの導通部材7が混入されている。
下側基板2の内面上には、表面上に細かい凹凸が形成された散乱層9が形成されている。散乱層9の内面上は、サブ画素SG毎に、所定の厚みを有する反射層5が形成されている。各反射層5には、矩形状の開口部20が複数形成されている。各反射層5は、アルミニウム、アルミニウム合金、銀合金等の薄膜により形成することができる。開口部20は、カラーフィルタ基板91の内面上に縦横にマトリクス状に配列されたサブ画素SG毎に、当該サブ画素SGの全面積を基準として所定割合の面積を有するように形成されている。
反射層5上であって且つ各サブ画素SGの間には、隣接するサブ画素SG間を隔て、一方のサブ画素から他方のサブ画素への光の混入を防止するため、黒色遮光層BMが形成されている。この黒色遮光層BMは、黒色の樹脂材料、例えば黒色の顔料を樹脂中に分散させたもの等を用いることが可能である。
また、反射層5上及び開口部20上には、本発明の特徴的な構成である、サブ画素SG毎にR(赤)、G(緑)、B(青)、W(透明)の4色のいずれかからなる領域6R、6G、6B、6Wを有する着色層6が形成されている。着色層6の領域6R、6G及び6Bは、それぞれの色のカラーフィルタとして構成される。一方、領域6Wは、例えば透明樹脂層を設ける、もしくは何らの層を設けないこととし、バックライトユニット300からの透過光を無着色で透過させる。図中、画素Gは、R、G、B、透明のサブ画素SGから構成されるカラー1画素分の領域を示している。なお、図1に示すように、開口部20上に形成された着色層6の厚さは、反射層5上に形成された着色層6の厚さよりも厚く形成されている。これにより、着色層6は、反射型表示モードと透過型表示モードとにおいて夫々所望の色相及び明るさを呈するように設計されている。
着色層6及び黒色遮光層BMの上には、透明樹脂等からなる保護層18が形成されている。この保護層18は、各色間のカラーフィルタの段差を平滑化する機能を有すると共に、本実施形態に係るカラーフィルタ基板91及び液晶表示装置100の製造工程中に使用される薬剤等による腐食や汚染から、着色層6を保護する機能を有する。保護層18の表面上には、ストライプ状のITO(Indium-Tin Oxide)などの透明電極(走査電極)8が形成されている。この透明電極8の一端はシール部材3内に延在しており、そのシール部材3内の導通部材7と電気的に接続されている。
一方、上側基板1の内面上には、サブ画素毎に、TFD素子21及び画素電極10が形成されている。この画素電極10と透明電極8との間に電圧をかけ、液晶層4の液晶を配向制御することにより光の透過性を変化させて階調表示を行う。
TFD素子21及び画素電極10の内面上には、透明樹脂等からなる保護層17が形成されている。上側基板1及び保護層17の内面上の左右周縁部には、走査線31が形成されている。走査線31の一端部はシール部材3内まで延在しており、その走査線31は、シール部材3内の導通部材7と電気的に接続されている。
下側基板2の透明電極8の内面上、及び上側基板1の保護層17の内面上には、それぞれ図示しない配向膜が形成されている。それらの配向膜の間には、液晶層4の厚さを均一に保持するために粒子状のスペーサ(図示略)がランダムに配置されている。
下側基板2の外面上には、位相差板11及び偏光板12が配置されており、上側基板1の外面上には、位相差板13及び偏光板14が配置されている。また、偏光板12の下側には、バックライトユニット300が配置されている。
下側基板2の透明電極8、即ち下側基板2の走査線と、上側基板1の走査線31とは、シール部材3内に混入された導通部材7を介して上下導通している。
反射型表示がなされる場合、液晶表示装置100に入射した外光は、図1に示す経路Rに沿って進行する。つまり、液晶表示装置100に入射した外光は、反射層5によって反射され観察者に至る。この場合、その外光は、着色層6が形成されている領域を通過して、その着色層6の下側にある反射層5により反射され、再度着色層6を通過することによって所定の色相及び明るさを呈する。こうして、所望のカラー表示画像が観察者により視認される。
次にバックライトユニット300について説明する。バックライトユニット300は、導光体15、光源であるLED(Light Emitting Diode)が配列されているLEDアレイ51、反射板52を備える。LEDアレイ51は、導光体15の一端面に取り付けられており、さらに導光体15の面上には、光を均一に出射するための拡散板53およびプリズムシート54が配置されている。なお、導光体15の材料は、例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂や、ポリカーボネイト(PC)樹脂などの透明性樹脂から形成されている。また、LEDアレイ51には、白色LED61およびシアン色LED62が搭載されている。
透過型表示がなされる場合、LEDアレイ51中の各LEDが発光することにより光が導光体15の一端部より入射する。導光体15に入射した光は、導光体15内部を伝播し、反射板52、拡散板53およびプリズムシート54によって外部に均一に液晶表示パネル200に向かって出射する。こうして液晶表示パネル200に照射された照射光は、図1に示す経路Tに沿って進行し、透過領域、即ち、開口部20上の着色層6および液晶層4を通過して観察者に至る。この場合、照射光は、着色層6および液晶層4を透過することにより所定の色相及び明るさを呈する。こうして、所望のカラー表示画像が観察者により視認される。
本発明が適用された液晶表示装置100の特徴は、新たに透明のサブ画素およびシアン色LEDを加えることにより、色再現範囲を従来の装置と比較して拡大することを可能とする点である。液晶表示装置100としては、半透過反射型に限られるものではなく、完全透過型のものでもよいのは言うまでもない。また、液晶表示装置の駆動方式、素子基板及びカラーフィルタ基板の具体的な層構造なども、図示のものに限定されず、各種の構成の液晶表示装置に本発明の適用が可能である。
(画素およびLEDの構成)
次に本発明の特徴である、画素の構成およびLEDの構成について詳しく述べる。
まず、画素の構成について図2を用いて説明する。図2は、一つのカラー画素におけるサブ画素の配列を模式的に示した平面図である。本発明では、従来のカラーフィルタとして使用されるRGB3色に加えて、透明の領域を備える計4色のサブ画素から構成されることに特徴を有する。
着色層6を構成する各領域(以下、それぞれサブ画素6R、6G、6B、6Wと称す)を、図2(a)は田の字型に、図2(b)はストライプ型に、配列したものを模式的に示している。また、特に図示しないが、デルタ配列にも適用できることは言うまでもない。それぞれのサブ画素は、黒色遮光層BMによって仕切られている。なお、図1に示す液晶表示装置100は図2(b)に示すストライプ型のサブ画素配置を有する例である。
ここで、サブ画素6R、6Gおよび6Bでは、それぞれの色に対応する着色層が形成されている。これに対し、サブ画素6Wには着色層は形成されず、何らの層も形成されないか、又は透明な樹脂層などが形成される。なお、図2では、4つのサブ画素は同じ大きさとなるように描いているが、それぞれのサブ画素の大きさは違っていてもよい。さらに、一つの画素内において、サブ画素6Wの位置は特に決められるものではなく、任意の位置に配置できる。
次に、LEDの構成について図3を用いて説明する。図3は、LEDの配列を模式的に示した平面図である。本発明では、光源として、白色LEDに加えてシアン色LEDを備えることに特徴を有する。本実施形態では、エッジライト方式にて、詳細を説明する。
図3(a)の例では、一つのLEDアレイ51が導光体15の一端面に取り付けられており、当該LEDアレイ51には白色LED61およびシアン色LED62が交互に配置される形で搭載されている。また、他の例では、図3(b)に示すように、導光体15の向かい合う端面にLEDアレイ51がそれぞれ取り付けられ、一方のLEDアレイ51には白色LED61が搭載され、他方のLEDアレイ51にはシアン色LED62が搭載されるとしてもよい。
白色LED61およびシアン色LED62は、それぞれ導光体15の端面に向かって光を照射するように配置されている。ここで、シアン色LED62としては、ピーク波長が500±25nmになるものが好適である。また、白色LED62は、青色LEDからの青色光でYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体を励起することによって白色光を照射するシングルチップ方式のものでも良いし、RGBすべてのLEDを揃えて同時に発光および混光することによって白色光を照射するマルチチップ方式のものでも良い。
マルチチップ方式の白色LEDの場合、白色LEDを構成しているRGBのLEDを、別々に配置することも可能である。図3(c)の例では、導光体15の四方の端面にLEDアレイ51が、夫々取り付けられており、赤色LED61a、緑色LED61b、青色LED61c、シアン色LED62が、各LEDアレイ51に、夫々搭載されてなる構成とされる。
なお、図3(a)〜(c)に示す各色LEDの数及び配置は単なる例示であり、本発明の適用は図示の態様に限定されるものではない。
以上で述べた白色LED61及びシアン色LED62の発光特性を図4に示す。図4は横軸に波長、縦軸に透過率を示す。白色LED61によるRGB各色光の発光特性をそれぞれ501R(赤)、501G(緑)、501B(青)として示す。なお、サブ画素6R、6G、6Bに形成される各色の着色層は、図示のRGB各色の発光特性に対応する透過波長特性を有する。これに加え、本実施形態では、500±25nmにピーク波長を有するシアン色LED(図4では発光特性502として示す)を配置する。これにより、後に詳細に説明するが、1つの画素で赤、緑、青、シアンの4色を制御することが可能となり、表示画像の色再現範囲を拡大することができる。
(駆動方法)
次に、液晶表示装置100の駆動方法について図5を用いて説明する。図5はサブ画素とLEDの駆動シーケンスを示したタイミングチャートである。図5において、サブ画素が「ON」のときはサブ画素の液晶が表示画像の階調値に応じた透過状態となっており、サブ画素が「OFF」になるときには非透過状態となっている。また、LEDの「ON」は点灯状態を、「OFF」は消灯状態を示す。
図5が示すように、本実施形態では、LEDとサブ画素とを各々同期させ、時分割的に交互に点灯、即ち同期しているLEDとサブ画素が「ON」となる構成とされる。具体的には、1フレーム期間を2つのサブフレーム期間F1およびF2に分割し、サブフレーム期間F1においては、RGBのサブ画素6R、6G、6Bを表示画像の階調値に対応した透過状態とすると同時に白色LED61を点灯させる。この間、着色層を有しない透明のサブ画素6Wは非透過状態とし、シアン色LED62は消灯する。これにより、サブフレーム期間F1においては、通常の白色LED61の発光特性と通常のRGBのカラーフィルタの透過波長特性に応じた色再現範囲を示す色三角形が規定される。
一方、サブフレーム期間F2においては、RGBのサブ画素6R、6G、6Bを非透過状態とすると同時に、白色LED61を消灯させる。この間、着色層を有しない透明のサブ画素6Wを表示画像の階調値に対応した透過状態とし、シアン色LED62を点灯させる。これにより、サブフレーム期間F2においては、シアン色LED62から照射されるシアン色光は、透明のサブ画素6Wを透過して、シアン色光のまま出射され、表示される。
このように、RGBのサブ画素と白色LEDの組み合わせ、及び、透明のサブ画素とシアン色LEDの組み合わせを交互に時分割駆動することにより、サブフレーム期間F1及びF2から構成される1フレームで見ると、表示画像は通常の色再現範囲に対して、シアン色LEDによりシアン色を付加しているので色再現範囲が拡大されることとなる。これにより、通常の白色LED及びRGBのカラーフィルタの組み合わせで不足するシアン系の色を補うことができ、色再現範囲を拡張して豊かな色表現が可能となる。
なお、図5に示すように、一方の組み合わせのサブ画素が「ON」となっているときには、他方の組み合わせのサブ画素は「OFF」となるように各サブ画素の制御がなされる。このように、消灯状態にあるLEDに対応するサブ画素を完全な非透過状態(黒状態)とすることで、コントラストの低下及び混色を防止することができる。また、これにより、黒挿入と同様の効果を得ることができるため、動画表示時の残像を軽減する効果も得られる。
この駆動方式を1フレーム期間単位で見てみると、サブフレーム期間F1でRGBのサブ画素と白色LEDの組み合わせが点灯し、サブフレーム期間F2で透明のサブ画素とシアン色LEDの組み合わせが点灯する。ここで1フレーム期間は、フリッカが目立たないように60Hz以上の駆動周波数で表示画像を形成することが好ましい。
また、サブフレーム期間F1とサブフレーム期間F2の割合は任意に設定可能であり、例えば表示画像に応じてサブフレーム期間F1とサブフレーム期間F2の割合を調整可能な構成とすることができる。例えば、表示画像のシアン系の色を強調したい場合には、サブフレーム期間F2の割合を1フレームの中で通常よりも大きく設定して、シアン色LEDからの出射光による表示時間を長くすればよい。
それぞれのサブフレーム期間における駆動シーケンスは、最初に画素への電圧書込み、続いて液晶の光学応答、最後にLEDの点灯の順で構成される。図6は、液晶の光学応答とLEDの点灯についての駆動シーケンスを示したタイミングチャートである。
図6において、波形70RGBはサブ画素6R、6G、6Bの液晶の応答波形を示し、波形70Wはサブ画素6Wの液晶の応答波形を示す。サブ画素をOFFとした状態の液晶透過率を0%とし、サブ画素をONとした状態の液晶透過率を100%とした。また、波形75RGBは白色LED61のON/OFF波形を示し、波形75Wはシアン色LED62のON/OFF波形を示す。
波形70RGB及び70Wから理解されるように、液晶には応答遅れが存在する。即ち、液晶の駆動電圧をOFFからONへと切り換えてからサブ画素における液晶透過率が0%から100%に変化するまでには時間的な遅れが存在する。液晶の駆動電圧をONからOFFに切り換える場合も、遅れ時間は異なるものの、同様に応答遅れが存在する。これに対して、波形75RGB及び75Wから理解されるように、LEDのON/OFFの切り換えには応答遅れはほとんど存在しない。よって、液晶のON/OFFの切り換えと同時にLEDのON/OFFの切り換えを行うこととすると、液晶が完全にOFFになる前に他方のLEDが点灯することとなり、前述のようにコントラストの低下や混色という問題が発生する。具体的には、図6における期間B1及びB2においてコントラストの低下や混色による色ずれが発生しうる。
そこで、本実施形態では、波形75RGB及び75Wに示すように、各LEDは、同期が取られたサブ画素の液晶の透過率が80%以上になったときに点灯し、次に他方のサブ画素の液晶を切り換える前に消灯するように制御される。これにより、コントラストの低下及び混色が防止される。なお、このようにサブフレーム期間のうち、液晶の応答遅れに起因する期間B1、B2を除いた期間のみLEDを点灯できることとなるので、液晶の応答速度が速いほど、サブフレーム期間内でのLEDの点灯時間を長く設定でき、明るい表示が可能となる。
(色度図上の色再現範囲)
次にこの実施形態による効果として、図7に本発明を適用した液晶表示装置による色再現範囲を国際照明委員会(CIE)の色度図で示す。図7において、色再現範囲401は、人間の目の波長感度特性による色再現範囲であり、人間が見分けることのできる色再現範囲を示している。三角形の破線で示した色再現範囲402は、従来のRGBの3原色の光源を有する液晶表示装置により達成される色再現範囲である。一方、四角形の実線で示した色再現範囲551は、本実施形態の液晶表示装置を用いてRGBのサブ画素6R、6G、6Bと白色LED61、透明のサブ画素6Wとシアン色LED62を上述の駆動方法により夫々同期させ、交互に時分割的に表示したときに達成される色再現範囲である。
図7において、シアン系色の色再現範囲が色再現範囲411となることから分かるように、色再現範囲402を有する従来の液晶表示装置では、シアン系色を十分に表示するのが困難であった。一方、本実施形態の液晶表示装置による色再現範囲551は、色再現範囲402と較べて、色再現範囲は拡大しており、特にシアン系色の再現範囲411の方向に張り出すような形状をしている。即ち、本発明を適用した表示装置によって、色再現範囲を拡大すること、特にシアン系色の色再現範囲を拡大することが可能となる。
以上で述べたように、本実施形態によれば、従来の液晶表示装置の画素に着色層を有しない透明のサブ画素を、光源にシアン色LEDを夫々加え、RGBのサブ画素と白色LED、透明のサブ画素とシアン色LEDを夫々同期させ、交互に時分割的に表示させる。これにより、色再現範囲を拡大し、特に従来表示が困難であったシアン系色の色再現範囲を拡大することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、RGBのサブ画素と白色LED、透明のサブ画素とシアン色LEDを夫々同期させ、交互に時分割的に表示し、シアン系色の色再現範囲を拡大していた。しかし、表示画像が例えばシアン系色を多く含まない場合には、白色LEDとRGBのサブ画素でフルカラー表示すれば足りる。そこで第2実施形態では、シアン系色を含まないか、もしくは少ないような表示画像の場合に、サブ画素及びLEDの駆動方法の切り替えを行い、シアン色LEDを「OFF」とし、RGBのサブ画素と白色LEDのみでフルカラー表示する。この際、透明のサブ画素をOFF(黒表示)にしてしまうのではなく、透明のサブ画素を階調表示に使用することとすれば、幾分コントラストが低下するものの、明るい表示が可能となると同時に、多階調の表示が可能となる。
図8は第2実施形態における各サブ画素及びLEDの駆動シーケンスを示すタイミングチャートである。図8に示すように第2実施形態では、シアン色LEDは消灯状態を保ち、白色LEDは点灯状態を保つ。一方、RGBのサブ画素と透明のサブ画素は同期され、RGBのサブ画素が「ON」とされるときには、透明のサブ画素も「ON」とされる。ここで透明のサブ画素には、階調が設定されており、白色LEDを透過することによって、黒〜グレー〜白と階調を変えていくことが可能である。よって、一つのサブ画素の階調が256階調であるとすると、従来のRGBのサブ画素のみでフルカラー表示するよりも、さらに256倍の階調表現をすることが可能となる。なお、本実施例においては、フレームとフレームの間に残像対策のため、黒挿入を行い、RGBのサブ画素と透明のサブ画素どちらも同時に「OFF」となる期間Bkが存在するようにしたが、期間Bkを設けずに表示させる構成としても良い。
このように、第2実施形態では、RGBのサブ画素と白色LEDでフルカラー表示するとともに、白色LEDの白色光が透明のサブ画素からも出射する構成となっている。このとき、透明のサブ画素にも階調を設定することで白色光の明暗を調節することができるので、従来のRGBのサブ画素のみでフルカラー表示するよりも、画素全体の階調を増やすことが可能となる。また、シアン色LEDは消灯状態を保持するので、その分消費電力の増大を最小限に抑えることができる。
さらに、上記の第1実施形態の駆動方法と第2実施形態の駆動方法を切り換えて実行することもできる。第2実施形態の手法では、表示画像にシアン系色が少ない場合には、上述のようにシアン色LED62を消灯し、透明のサブ画素を含む4つのサブ画素を使用してより多階調の表示を行うことができる(以下、「多階調表示」という。)。一方、表示画像にシアン系色が多い場合には、第1実施形態と同様に、RGBのサブ画素と白色LED、及び、透明のサブ画素とシアン系LEDの組み合わせを時分割で切り換えてシアン系色の色再現性を高めることとすればよい(以下、「色再現範囲拡大表示」と呼ぶ。)。
なお、このように透明のサブ画素を多階調表示に使用するか、シアン系色の色再現範囲拡大表示に使用するかの選択は、例えば液晶表示装置を搭載した電子機器に対する利用者の設定に基づいて行うことができる。例えば、本発明の液晶表示装置を搭載した携帯電話などにおいて、ユーザが通常画質モードと多色表示モードを選択可能である場合、通常画質モードが選択されているときには透明のサブ画素を多階調表示に使用し、多色表示モードが選択されているときには透明のサブ画素をシアン系色の色再現範囲拡大表示に使用すればよい。
また、別の方法として、本発明の液晶表示装置を備える電子機器が表示画像の分析機能を備える場合には、当該分析機能により表示画像にシアン系色が所定量以上含まれるか否かを判定し、含まれるときには透明のサブ画素を色再現範囲拡大表示に使用し、含まれないときには透明のサブ画素を多階調表示に使用することとしてもよい。
なお、上記のように多階調表示と色再現範囲拡大表示とを切り換える場合にはシアン色LEDの点灯時と非点灯時でホワイトバランスの崩れが発生しないように、白色LEDのピーク強度を調整するか、もしくは、液晶パネルの色調を補正することが好ましい。具体的には、シアン色LEDの非点灯時に白色LED単体でホワイトバランスが確保できているとすると、シアン色LEDの点灯時にはその分だけホワイトバランスが崩れることとなる。よって、白色LEDがRGB各色の発光のピーク強度を個別に調整できるタイプである場合には、シアン色LEDの点灯時には青(B)及び緑(G)の発光のピーク強度を低下させ、赤(R)の発光のピーク強度を増加させる調整を行うことにより、シアン色LED点灯時にもホワイトバランスを保つことが可能となる。また、上記のようにRGB各色の発光のピーク強度を個別に調整できないタイプの白色LEDを使用している場合は、青(B)及び緑(G)のサブ画素の透過率を低下させ、赤(R)のサブ画素の透過率を増加させるように液晶表示装置側で色調の調整を行うことにより、同様にホワイトバランスを維持することが可能である。
[変形例]
上記2つの実施形態では、光源としてLEDを用いたが、本発明の適用はこれに限られるものではなく、光源として冷陰極管を用いることも可能である。
また、上記の実施形態では、シアン系色の色再現範囲を拡大させるために、波長500±25nmのピーク波長を有するシアン色LEDを用いたが、シアン色LEDの代わりに他のピーク波長を有するLEDを用いて、他系色の色再現範囲を拡大させることも可能である。即ち、シアン色光源以外でも、白色光源の発光ピークと異なる波長にピークを有する光源を付加することにより、その波長に対応する色再現範囲を拡大することができる。例えば、図4において、R及びGの発光特性501R及び501Gの間の波長(例えば580〜600nm付近)にピークを有する光源を付加して、その付近の色再現範囲を拡大することとしてもよい。
[電子機器]
次に、本発明による液晶表示装置100を電子機器の表示装置として用いる場合の実施形態について説明する。
図9は、本実施形態の全体構成を示す概略構成図である。ここに示す電子機器は、上記の液晶表示装置100と、これを制御する制御手段610を有する。ここでは、液晶表示パネル200を、パネル構造体603と、半導体ICなどで構成される駆動回路602とに概念的に分けて描いてある。また、制御手段610は、表示情報出力源611と、表示情報処理回路612と、電源回路613と、タイミングジェネレータ614とを有する。
表示情報出力源611は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などからなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスクなどからなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ614によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号などの形で表示情報を表示情報処理回路612に供給するように構成されている。
また、タイミングジェネレータ614は、タイミングモードを切り替えるためのハードまたはソフトスイッチを有し、画像情報の輝度情報におけるシアン系色の割合から、第1実施形態に対応するクロック信号、もしくは第2実施形態に対応するクロック信号のどちらかを決定してクロック信号を生成する。さらにバックライトユニット300では、タイミングジェネレータ614により決定された実施形態に対応するクロック信号に適合するように、LEDのそれぞれの色、または、ある色の組み合わせごとに、点灯シーケンスが制御される。
表示情報処理回路612は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路などの周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKとともに駆動回路602へ供給する。駆動回路602は、走査線駆動回路、データ線駆動回路及び検査回路を含む。また、電源回路613は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する。
次に、本発明に係る液晶表示装置100を適用可能な電子機器の具体例について図10を参照して説明する。
まず、本発明に係る液晶表示装置100を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図10(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ710は、キーボード711を備えた本体部712と、本発明に係る液晶表示パネルを適用した表示部713とを備えている。
続いて、本発明に係る液晶表示装置100を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図10(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機720は、複数の操作ボタン721のほか、受話口722、送話口723とともに、本発明に係る液晶表示装置100を適用した表示部724を備える。
なお、本発明に係る液晶表示装置100を適用可能な電子機器としては、図10(a)に示したパーソナルコンピュータや図10(b)に示した携帯電話機の他にも、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
液晶表示装置の構成を示す断面図である。 液晶表示装置の画素の概略構成を示す平面図である。 液晶表示装置のバックライトユニットの構成を示す平面図である。 シアン色LEDとカラーフィルタの分光波長を示す特性図である。 第1実施形態に係る駆動シーケンスを示す図である 第1実施形態に係る液晶応答とLED点灯との関係を示す図である。 第1実施形態に係る色再現範囲を示す色度図である。 第2実施形態に係る駆動シーケンスを示す図である。 本発明の液晶表示装置を適用した電子機器の回路ブロック図。 本発明の液晶表示装置を適用した電子機器の例。
符号の説明
6 着色層、 15 導光体、 51 LEDアレイ、 G 画素、 SG サブ画素、 BM 黒色遮光層、 100 液晶表示装置、 200 液晶表示パネル、 300 バックライトユニット

Claims (10)

  1. 1画素単位がRGB及び透明の4色のサブ画素から構成される液晶パネルと、
    前記液晶パネルを照明する第1の照明手段及び第2の照明手段と、
    前記RGBのサブ画素の駆動及び前記第1の照明手段の点灯を同期して行う第1の表示と、前記透明のサブ画素の駆動及び前記第2の照明手段の点灯を同期して行う第2の表示とを時分割で交互に実行する表示制御手段と、を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第2の照明手段の発光ピーク波長が、前記第1の照明手段の発光ピーク波長と異なることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第1の照明手段はRGB各色に対応する発光ピーク波長を有する白色光源であることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第2の照明手段の発光ピーク波長は、500±25nmの範囲内であることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記第1の照明手段の点灯中には表示画像の階調に基づいて前記RGBのサブ画素を駆動し、前記第2の照明手段の点灯中には前記透明のサブ画素を透過状態とすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記第1の表示中には前記透明のサブ画素を非透過状態にするとともに前記第2の照明手段を消灯し、前記第2の表示中には前記RGBのサブ画素を非透過状態にするとともに前記第1の照明手段を消灯することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記第1の表示の期間と前記第2の表示の期間の合計が表示画像の1フレームとなるように前記第1及び第2の表示を実行することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記第1の表示及び前記第2の表示を交互に実行する第1の表示モードと、前記第1の照明手段を点灯するとともに前記第2の照明手段を消灯し、前記RGBのサブ画素及び前記透明のサブ画素を同時に駆動する第2の表示モードとを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記第2の照明手段の非点灯時には前記第1の照明手段の点灯のみによりホワイトバランスが維持され、前記第2の照明手段の点灯時には前記第1の照明手段及び前記第2の照明手段の点灯によりホワイトバランスが維持されるように、前記第1の照明手段の点灯又は前記サブ画素の駆動を行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の液晶表示装置を備える表示部と、
    前記表示部に表示画像データを供給して前記表示部上に画像を表示させる制御部と、を備えることを特徴とする電子機器。
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