JP2007278121A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷却水温センサ26の異常時には、アルコール濃度センサ37で検出した主燃料のアルコール濃度が高濃度領域のときに補助燃料の供給を実施する。これにより、実際の冷却水温が低温領域で且つ主燃料のアルコール濃度が高濃度領域のとき(つまり主燃料の揮発性を十分に確保できないとき)に確実に補助燃料の供給を実施できるようにする。更に、冷却水温センサ26の異常時には、主燃料のアルコール濃度が高いときに暖機後の標準冷却水温よりも低い疑似水温を設定し、この疑似水温を用いて主燃料噴射量の暖機増量係数を算出する。これにより、実際の冷却水温が低温領域で且つ主燃料のアルコール濃度が高濃度領域のときに主燃料の噴射量を十分に増量補正できるようにする。
【選択図】図1
Description
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の概略構成を説明する。内燃機関であるエンジン11の吸気管12の最上流部には、エアクリーナ13が設けられ、このエアクリーナ13の下流側に、吸入空気量を検出するエアフローメータ14が設けられている。このエアフローメータ14の下流側には、モータ15によって開度調節されるスロットルバルブ16と、このスロットルバルブ16の開度(スロットル開度)を検出するスロットル開度センサ17とが設けられている。
×空燃比F/B補正値×空燃比学習値×アルコール濃度補正値
ここで、基本噴射量は、エンジン運転状態(例えばエンジン回転速度や吸入空気量等)に応じた基本噴射量をマップ等により算出する。空燃比F/B補正値は、排出ガスセンサ24の出力に基づいて排出ガスの空燃比を目標空燃比に一致させるようにPID制御等により算出した補正量であり、空燃比学習値は、所定の学習タイミングで空燃比F/B補正値を学習して記憶した学習値である。
また、図8に示す第2の疑似水温下限ガード値のマップを参照して、前回のエンジン停止直前の冷却水温とエンジン停止時間(前回のエンジン停止から今回のエンジン始動までの停止時間)とに応じた第2の疑似水温下限ガード値を算出する。この第2の疑似水温下限ガード値のマップは、前回のエンジン停止直前の冷却水温とエンジン停止時間と今回のエンジン始動時の冷却水温との関係に基づいて作成され、前回のエンジン停止直前の冷却水温が低くなるほど第2の疑似水温下限ガード値が低くなると共に、エンジン停止時間が長くなるほど第2の疑似水温下限ガード値が低くなるように設定されている。
図13に示す補助燃料供給制御プログラムは、ECU29の電源オン中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう補助燃料供給制御断手段としての役割を果たす。本プログラムが起動されると、まず、ステップ101で、始動開始から所定期間内であるかを判定する。この所定期間は、例えば、冷却水温、吸気温度、燃料温度等のうちの少なくとも1つに応じて設定された時間又はクランク角である。
図14に示す疑似水温設定プログラムは、ECU29の電源オン中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう疑似水温設定手段としての役割を果たす。本プログラムが起動されると、まず、ステップ201で、冷却水温センサ26の異常診断結果等に基づいて冷却水温センサ26が正常であるか否かを判定する。冷却水温センサ26が正常であると判定された場合には、ステップ202以降の処理を実行することなく、本プログラムを終了する。
前記実施例1では、冷却水温センサ異常時の補助燃料供給判定値を固定値としたが、本実施例2では、図15の補助燃料供給制御プログラムを実行することで、冷却水温センサ異常時の補助燃料供給判定値Eを吸気温度に応じて変化させるようにしている。
また、図18に示すように、前回のエンジン停止直前の冷却水温とエンジン停止時間とに応じた推定冷却水温を算出し、この推定冷却水温に応じて補助燃料供給判定値Eを変化させるようにしても良い。この場合、エンジン温度の情報である推定冷却水温が高くなるほど補助燃料供給判定値Eが大きくなって補助燃料の供給を実施する主燃料のアルコール濃度を高くする。また、推定冷却水温が所定値(例えば60℃)以上の領域では、補助燃料供給判定値Eを100%よりも大きい値(例えば110%)に設定することで、補助燃料の供給を実施しないようにする。
上記各実施例1,2では、主燃料のアルコール濃度に応じた疑似水温初期値を算出すると共に、吸気温度に応じた疑似水温下限ガード値を算出した後、主燃料のアルコール濃度に応じた疑似水温初期値を吸気温度に応じた疑似水温下限ガード値でガード処理して疑似水温初期値を補正するようにしたが、図19に示す疑似水温初期値の二次元マップを参照して、主燃料のアルコール濃度と吸気温度とに応じた疑似水温初期値を算出するようにしても良い。或は、主燃料のアルコール濃度と燃料温度とに応じた疑似水温初期値を算出するようにしても良い。
Claims (11)
- 内燃機関の燃料としてアルコールを含んだ主燃料と該主燃料よりも揮発性が高い補助燃料とを供給可能なシステムに適用され、前記主燃料のアルコール濃度を検出又は推定するアルコール濃度取得手段と、内燃機関の冷却水温を検出する冷却水温センサと、前記冷却水温センサで検出した冷却水温と前記アルコール濃度取得手段で検出又は推定した主燃料のアルコール濃度とに基づいて前記補助燃料の供給を制御する補助燃料供給制御手段とを備えた内燃機関の制御装置において、
前記補助燃料供給制御手段は、前記冷却水温センサが異常の場合には、前記アルコール濃度取得手段で検出又は推定した主燃料のアルコール濃度が所定の補助燃料供給判定値以上のときに前記補助燃料の供給を実施することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記補助燃料供給制御手段は、前記冷却水温センサが異常の場合には、内燃機関が始動不能状態で且つ前記アルコール濃度取得手段で検出又は推定した主燃料のアルコール濃度が前記補助燃料供給判定値以上のときに前記補助燃料の供給を実施することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記補助燃料供給制御手段は、内燃機関の吸気温度と燃料温度のうちの少なくとも一方に応じて前記補助燃料供給判定値を変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記補助燃料供給制御手段は、内燃機関の前回の停止直前の冷却水温と前回の停止から今回の始動までの停止時間とに応じて前記補助燃料供給判定値を変化させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
- 内燃機関の燃料としてアルコールを含んだ主燃料を供給可能なシステムに適用され、前記主燃料のアルコール濃度を検出又は推定するアルコール濃度取得手段と、内燃機関の冷却水温を検出する冷却水温センサと、前記冷却水温センサで検出した冷却水温と前記アルコール濃度取得手段で検出又は推定した主燃料のアルコール濃度とに基づいて前記主燃料の噴射量を制御する燃料噴射制御手段とを備えた内燃機関の制御装置において、
前記冷却水温センサが異常の場合には前記アルコール濃度取得手段で検出又は推定した主燃料のアルコール濃度が所定値よりも高いときに暖機後の標準冷却水温よりも低い疑似水温を設定する疑似水温設定手段を備え、
前記燃料噴射制御手段は、前記冷却水温センサが異常の場合に前記冷却水温センサで検出した冷却水温に代えて前記疑似水温を用いて前記主燃料の噴射量を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記疑似水温設定手段は、前記アルコール濃度取得手段で検出又は推定した主燃料のアルコール濃度が高くなるほど前記疑似水温の低下度合が大きくなるように該疑似水温を設定することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記疑似水温設定手段は、内燃機関の吸気温度と燃料温度のうちの少なくとも一方に応じて前記疑似水温を補正することを特徴とする請求項5又は6に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記疑似水温設定手段は、内燃機関の前回の停止直前の冷却水温と前回の停止から今回の始動までの停止時間とに応じて前記疑似水温を補正することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
- 前記疑似水温設定手段は、内燃機関の始動後の経過時間又は動作量が増加するに従って前記疑似水温が徐々に上昇して暖機後の標準冷却水温に近付くように該疑似水温を設定することを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
- 内燃機関の排出ガスの空燃比又はリッチ/リーンを検出する排出ガスセンサを備え、
前記疑似水温設定手段は、前記排出ガスセンサの出力がリッチになったときに前記疑似水温が暖機後の標準冷却水温に近付く速度を速くすることを特徴とする請求項9に記載の内燃機関の制御装置。 - 内燃機関の排出ガスの空燃比又はリッチ/リーンを検出する排出ガスセンサを備え、
前記燃料噴射制御手段は、前記排出ガスセンサの出力に基づいて前記主燃料の噴射量をフィードバック制御する空燃比フィードバック制御を実行し、
前記疑似水温設定手段は、内燃機関の始動後で前記空燃比フィードバック制御中に前記冷却水温センサが異常になった場合には、前記疑似水温を暖機後の標準冷却水温に設定する又は前記冷却水温センサの異常が内燃機関の始動時からの場合よりも高温側に設定することを特徴とする請求項5乃至10のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
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