JP2007276270A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像のレジストレーションずれを補正するための補正値に基づいて、画像に対して画素を挿入または削除する画像補正部34を備える。この画像補正部34は、挿入または削除される画素の位置である画素操作位置を含む一定の着目領域を決定し、この着目領域における色画素と無色画素との比率である色比率を算出し、色比率に基づいて挿入または削除の対象である操作画素の種類を決定し、この着目領域に対して操作画素の挿入または削除を行う。
【選択図】図3
Description
図示の例では、画像データの主走査方向の画素数が57画素であるので、図示のように、適当な間隔を開けて画素を挿入(または削除)することにより、画像に大きな影響を与えずに主走査倍率の補正を行うことができる。
図25(a)、(b)に示す例では、7走査ライン分の幅(すなわち7画素分の長さ)をパターン周期として、1走査ラインごとに画素の挿入位置が1画素分ずつずれていくパターンが繰り返されている。これにより、挿入画素の並びが一定の長さ以上の直線とならないようにしている。
図27は、画素操作位置の画素値に偏りが存在する場合のスクリーンパターンおよび画素操作位置と、これによって生じるディフェクトを模式的に表した図である。
図27(A)を参照すると、巨視的に、画素の挿入または削除が行われる画素操作領域と、画素の挿入または削除が行われない画素無操作領域とが、主走査方向に沿って交互に現れていることがわかる。そのため、図27(B)に示すように、階調濃度の濃い領域と薄い領域とが現れてしまう。なお、画素が挿入される場合には、階調濃度の濃い領域は画素操作領域に対応し、画素が削除される場合には、反対に階調濃度の薄い領域が画素無操作領域に対応することとなる。
図1は、本実施形態が適用される画像形成装置を示した図である。
この画像形成装置は、電子写真方式を採用した、いわゆるタンデム型のデジタルカラー機である。図1に示すように、この画像形成装置は、画像を形成する画像形成部10、印字機能(印字機能)として、画像形成部10の感光体ドラム11に対して静電潜像を形成する露光装置13、感光体ドラム11に担持されたトナー像を重畳して担持する中間転写体としての転写ベルト21を備えている。画像形成部10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応させて設けられている。以下、これらを区別する必要がある場合には、画像形成部10Y、10M、10C、10Kと表記するが、区別する必要がない場合には、単に画像形成部10と表記する。また、転写ベルト21の内側で、各画像形成部10の感光体ドラム11に対向する位置には、転写ベルト21上に画像を担持するための一次転写ロール23が設けられている。さらに、転写ベルト21に担持されたトナー像を用紙に転写するいわゆる二次転写位置には、二次転写ロール24と、転写ベルト21の内側に設けられる対向ロール25とが配置されている。さらに、記録媒体である用紙を収容する給紙カセット27と、転写された用紙を定着するための定着器28とを備えている。また、画像形成装置は、レジずれに対する補正のための画像処理を行う制御装置30と、転写ベルト21の所定領域に形成された色ずれ制御用パターンを読み取る色ずれセンサ40とを備えている。
なお、図1には、電子写真方式による画像形成装置の構成例を示したが、本実施形態は、インクジェット方式やサーマル方式等の種々の方式による画像形成装置に対して適用することが可能である。
図2を参照すると、本実施形態の制御装置30は、スクリーン処理を行うスクリーン処理部31と、レジずれ検出部32と、補正値設定部33と、レジずれに対する補正のために画素の挿入または削除を行う画像補正部34と、画像補正部34により補正された画像を画像形成ユニット(IOT)へ送出する出力インターフェイス(I/F)35とを備える。これらの構成のうち、スクリーン処理部31、レジずれ検出部32、補正値設定部33および画像補正部34は、例えば、上述した不揮発性のROMに格納されたソフトウェアプログラムに制御されたCPUにより実現される。
補正値設定部33は、レジずれ検出部32により検出された色ずれのずれ量に応じて、これを相殺するために要する補正値を算出する。例えば、主走査倍率ずれに対する補正の場合、主走査方向に並ぶ画素列に対して、合計で何個の画素を挿入または削除するか、といった値を計算する。
第1の手法では、画像の1ライン(走査線)上に着目領域を設定し、その色比率に応じて挿入または削除する画素の種類を選択する。
図3は、第1の手法により倍率補正を行う画像補正部34の機能構成を示す図である。図3に示すように、この画像補正部34は、色比率判定部341と、操作画素決定部342と、画素操作部343とを備える。
図4は、着目領域が主走査方向8画素分の領域である場合の画素の挿入による倍率補正の具体例を示す図である。
図4には、18本の走査ラインからなる画像が示されている。すなわち、18個の着目領域が並んだ状態である。図4(A)に示すように、この例において着目領域は主走査方向に並ぶ8個の画素からなる。そして、図4(B)に示すように、各着目領域に1画素が挿入され、着目領域の画素数が9個となるように補正がなされる。
|3/8−4/9|>|3/8−3/9|
だから、無色画素を挿入した方が、挿入前後の着目領域の色比率が近いことがわかる。したがって、画素操作部343は、第1ラインの着目領域には無色画素を挿入すると決定する。
|5/8−6/9|<|5/8−5/9|
だから、色画素を挿入した方が、挿入前後の着目領域の色比率が近いことがわかる。したがって、画素操作部343は、第1ラインの着目領域には色画素を挿入すると決定する。
以上のようにして画素が挿入された状態を示す図4(B)を参照すると、画像の形状が大きく崩れることなく画素が挿入されていることがわかる。
図5は、図4と同様の画像において、1ライン8画素の着目領域から1画素を削除する倍率補正の具体例を示す図である。補正後の状態を示す図5(B)を参照すると、画像の形状が大きく崩れることなく画素が削除されていることがわかる。
次に、複数の着目領域にわたって定常的な形状の画像が形成される特殊な場合について考える。
例えば、着目領域が設定されるラインと直交する方向に一定幅で直線的に伸びる画像が描画される場合を考える。図6は、かかる画像が描画されている場合の倍率補正の具体例を示す図である。なお、図6において、着目領域は、主走査方向に並ぶ8個の画素からなり、各着目領域に対して1画素を挿入する補正が行われたものとする。また、図示の範囲において、主走査方向5画素分の幅を持ち、副走査方向へ直線的に伸びる帯状の画像が描かれている。
図7を参照すると、まず第1ラインの着目領域では、図4を参照して説明した手法により、色画素が挿入されている。このとき、補正前の色比率は5/8、補正後の色比率は6/9であるから、色比率の変化値(以下、この値を誤差と呼ぶ)は、
5/8−6/9≒−0.04
である。そこで、第2ラインの着目領域に関して色比率を求める際に、色比率判定部341によって計算された色比率に上記誤差を重畳して(5/8−0.04)とする。すると、第2ラインの着目領域における補正前後の色比率の変化は、色画素が挿入された場合で5/8−0.04−6/9、無色画素が挿入された場合で5/8−0.04−5/9となり、
|5/8−0.04−6/9|>|5/8−0.04−5/9|
だから、第2ラインの着目領域では無色画素が挿入されることとなる。また、このときの色変化率の誤差は、
5/8−0.04−5/9≒0.03
である。
同様に、第3ライン以降の着目領域に対しても、直前のラインの着目領域に対する補正による誤差を順次重畳して画素を挿入していくと、第3ライン以降に挿入される画素の種類は、図7(B)に示すように、色画素、色画素、無色画素、色画素、無色画素、色画素、・・・となる。
5/8−6/9≒−0.04
である。これに対し、各着目領域の補正に基づく色比率の誤差を重畳する図7の手法では、画像全体の色比率の誤差は、
5/8−102/162≒−0.005
である。したがって、着目領域の補正で生じる色比率の変化を順次重畳しながら挿入(または削除)する画素の種類を決定することにより、大幅に誤差を削減し、補正前の色比率に近い結果が得られることがわかる。
ところで、上記のように定常的な形状の画像を含む領域において挿入(または削除)する画素の種類を変えながら補正を行うと、色画素と無色画素の境界(エッジ)部分の定常性が崩れ、高い空間周波数成分を含むようになってしまう場合がある。図8は、着目領域に画素を挿入した結果、画像の境界部分に高周波成分が現れた様子を示す図である。
補正後の状態を示す図8(B)を参照すると、色画素により形成される帯状画像の右端境界部分に高周波成分が現れている。そして、このような画像を電子写真方式等の画像形成装置で出力すると、高周波成分の再現が困難なため、境界部分のぼやけた画像となってしまう。そこで、図7を参照して説明した手法1−2では1ラインごとに色比率の誤差を計算して重畳していたが、この操作を数ラインごとに(着目領域数個おきに)行うことにより、図8(B)のような高周波成分の出現を回避する。
補正後の状態を示す図9(B)を参照すると、画像の右端境界部分において、5ラインごとに挿入画素の種類が変化しているため、この境界部分の空間周波数が図8(B)の例に比して低く抑えられている。なお、色比率の誤差の計算および重畳を何ラインごとに行うかについては、描画される画像の形状に応じて任意に設定することができる。描画される形状の情報は、スクリーン処理部31によるスクリーン処理の際に行われる画像の解析結果から得ることができる。画像の形状に応じて色比率の誤差を計算し重畳する操作の実行周期を制御することにより、出力画像が本来もつ固有の周波数(装置の固有周波数、スクリーン周期、画像処理上の解像度変換に伴う周期など)との干渉を防止することも可能となる。なお、入力画像が2値画像であって、スクリーン処理を行わない場合は、画像補正部34が画像解析を行っても良いし、スクリーン処理部31にて画像解析のみを行っても良い。
第2の手法は、第1の手法と同様に着目領域の色比率に応じて挿入または削除する画素の種類を選択する。ただし、着目領域をM画素×N画素(M、Nは2以上の整数)の2次元領域とした点で第1の手法と異なる。
図10は、第2の手法により倍率補正を行う画像補正部34の機能構成を示す図である。図10に示すように、この画像補正部34は、色比率判定部344と、着目領域補正部345とを備える。
図11−1〜4には、3画素×3画素の着目領域のM方向に1画素を挿入して4画素×3画素の着目領域に補正する場合の種々の例を示している。図11−1は、元の着目領域に色画素が1個だけ存在する場合(色比率1/9)に、着目領域を4画素×3画素のサイズに変換する例を示す。同様に、図11−2は元の着目領域に色画素が2個存在する場合(色比率2/9)、図11−3は元の着目領域に色画素が3個存在する場合(色比率3/9)、図11−4は元の着目領域に色画素が6個存在する場合(色比率6/9)において、着目領域を4画素×3画素のサイズに変換する例をそれぞれ示す。
図11−4の例では、着目領域の上下方向で色画素の数に偏りはない。しかし、この場合も、直前の着目領域における色比率の誤差がプラスかマイナスかに応じて、どのパターンを用いるかをあらかじめ設定しておくことができる。
図13、14は、図12に示した補正を行う場合に補正後の着目領域の画像を構成する方法を説明する図である。
図13(A)は4画素×4画素の元の着目領域であり、図13(B)は図13(A)の着目領域を5画素×4画素に拡大し、着目領域内の画像をサンプリングした様子を示す。図13(B)において、数字で示されていない色画素あるいは無色画素は、補正後の着目領域における画素データとしてそのまま確定して良い。これに対し、数字を付した3箇所の画素の種類は、次のようにして決定する。図において、(1)の画素は3/4が色つき、(2)の画素は2/4が色つき、(3)の画素は1/4が色つきとなっている。ここで、画素の種類を色画素とするか無色画素とするかを決める閾値を2/4とした場合、直前の着目領域を補正した際の色比率の誤差重畳分が無いならば、図13(D)に示すように、(1)、(2)の位置の画素を共に色画素とし、(3)の位置の画素を無色画素とする。この画像は、色比率が13/20となり、元の着目領域の10/16よりも大きくなる(誤差を持つ)。また、図13(B)の数字を付した画素に注目すれば、(1)の画素は1/4だけ色が増加し、(2)の画素は2/4だけ色が増加し、(3)の画素は1/4だけ色が減少したことになる。そして、(1)と(3)の画素の色の増減は相殺されるので、(2)の画素における2/4画素分の色の増加が色比率の誤差に対応する。そこで、この色比率の超過分を次の着目領域における補正の際に足し込む。このようにすれば、この次の着目領域での補正は、図13(C)に示すようになり、全体として色比率の変化量を小さく抑えることが可能となる。
図15、16の場合も、図13、14の例と同様に、閾値を2/4とし、直前の着目領域を補正した際の色比率の誤差を足し込むことによって、(2)の画素を色画素と無色画素のどちらにするかが決定される。
上述した第1、第2の手法では、着目領域に描画される画像の形状が補正前後でできるだけ変化しないように、挿入または削除する画素の種類や位置を設定した。これに対し、第3の手法は、着目領域の局所的な濃度が補正前後でできるだけ変化しないように、挿入または削除する画素の種類や位置を設定する。
図17は、第3の手法により倍率補正を行う画像補正部34の機能構成を示す図である。図17に示すように、この画像補正部34は、濃度計算部346と、操作画素決定部347と、画素操作部348とを備える。
第1の濃度計算方法は、着目領域における色比率を濃度とする方法である。
図18は、色比率による着目領域の濃度計算方法を説明する図である。図示の例では、着目領域は主走査方向に並ぶ16個の画素からなる。図示の例で具体的に着目領域の濃度を求めると、たとえば第1ラインの着目領域では、9/16=0.563で濃度56%と算出される。また、第6ラインでは、2/16=0.125で濃度12.5%と算出される。
図19は、多値画像から濃度を求める方法を説明する図である。図示の例で、たとえば最上段の着目領域の濃度は、この領域に対応する多値画像(入力画像)に基づき濃度0%と求まる。この第2の濃度計算方法は、多値画像から濃度の情報を直接取得するため、正確な濃度を得られるが、入力画像が2値画像である場合は使用できない。
乱数値>着目画素画像濃度:挿入または削除する画素=色画素(操作画素値=1)
乱数値≦着目画素画像濃度:挿入または削除する画素=無色画素(操作画素値=0)
走査画素値の決定に乱数を用いることで、画素値が周期的になってディフェクトを発生させることを防ぐことができる。
図20は、操作画素値の履歴に基づいて画素値を決定する方法を説明する図である。図示の操作画素値履歴は、所定の着目領域における操作画素値を副走査方向に10ライン保存したものである。この操作画素値履歴は、補正値設定部33で求められた補正量に基づき挿入または削除する画素数分だけ必要となる。図示の例において、操作画素値履歴1では、10画素分の履歴の色比率が4/10(すなわち濃度40%)である。処理中の着目領域の濃度が35%である場合、操作画素値履歴1の色比率を処理中の着目領域の濃度に近づけるためには、操作画素値履歴の色比率を下げるものでなくてはならない。したがって、操作画素は無色画素(操作画素値=0)となる。
ここで、仮に処理中の着目領域の濃度が65%だったとすると、操作画素値履歴1の色比率を処理中の着目領域の濃度に近づけるためには、逆に操作画素値履歴の色比率を上げるものでなくてはならない。そのため、操作画素は色画素(操作画素値=1)となる。
倍率補正等の画素操作に起因して発生する濃度差ディフェクトは、主に濃度10%〜50%で強く現れる。そこで、ディフェクトの視認性が高い濃度でのディフェクト発生を抑えるため、着目領域の実際の濃度に関わらず、色比率が10%〜50%の間になるように、操作画素値を決定する。
図22は、探索開始位置と探索方向をラインごとに異ならせて探索する方法を説明する図である。この方法では、図示のように、探索開始位置と探索方向が3ラインごとに異なっている。そのため、第1の画素操作位置決定方法では同じ位置に画素操作位置が設定された第1〜第5ラインの着目領域でも、画素操作位置が分散している(第4ラインの着目領域では右端に、第5ラインの着目領域では右端から4個目の画素の位置に設定されている)。
図23は、パラメータによって探索位置を変更しながら探索する方法を説明する図である。この方法では、図示のように、探索開始位置が3ラインごとに探索方向に向かって3画素分ずつオフセットしている。これにより、第1の画素操作位置決定方法では同じ位置に画素操作位置が設定された第1〜第5ラインの着目領域でも、画素操作位置が分散している。図示の例では探索開始位置に関してパラメータを設定したが、探索方向や探索する画素の間隔等、種々のパラメータを設定して探索を行うことが可能である。
また、電子写真方式の画像形成装置に限らず、インクジェット方式などの種々の画像形成装置においても同様の効果が得られる。
Claims (11)
- 画像のレジストレーションずれを補正するための補正値を求める補正値設定部と、
前記補正値に基づいて、前記画像に対して画素を挿入または削除する画像補正部とを備え、
前記画像補正部は、
挿入または削除される画素の位置である画素操作位置を含む一定の領域を決定し、
前記領域における色画素と無色画素との比率である色比率を算出し、
前記色比率に基づいて挿入または削除の対象である操作画素の種類を決定し、
前記領域に対して前記操作画素の挿入または削除を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像補正部は、所定の前記領域における操作画素の種類を決定する場合に、直前の前記領域に対する補正で生じた前記色比率の誤差を処理中の前記領域の前記色比率に重畳して当該操作画素の種類を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像補正部は、直前の前記領域に対する補正で生じた前記色比率の誤差を処理中の前記領域の前記色比率に重畳する操作を、当該領域に対する補正を数回行うたびに実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記画像補正部は、所定の前記領域に前記操作画素を挿入する場合に、当該領域中に存在する当該操作画素と同種の画素に連続させて挿入することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像補正部は、M画素×N画素(M、Nは2以上の整数)の前記領域を決定し、当該領域に対して前記操作画素の挿入または削除を行うことにより、当該領域を(M+1)画素×N画素または(M−1)画素×N画素の領域に変換することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 画像のレジストレーションずれを補正するための補正値を求める補正値設定部と、
前記補正値に基づいて、前記画像に対して画素を挿入または削除する画像補正部とを備え、
前記画像補正部は、
挿入または削除される画素の位置である画素操作位置を含むM画素×N画素(M、Nは2以上の整数)の領域を決定し、
前記領域に対して前記操作画素の挿入または削除を行うことにより、当該領域を(M+1)画素×N画素または(M−1)画素×N画素の領域に変換し、かつ変換前の当該領域における色画素と無色画素との比率および変換前の当該領域内に描かれた画像の形状に基づいて、変換後の当該領域に画像を描くことを特徴とする画像形成装置。 - 画像のレジストレーションずれを補正するための補正値を求める補正値設定部と、
前記補正値に基づいて、前記画像に対して画素を挿入または削除する画像補正部とを備え、
前記画像補正部は、
挿入または削除される画素の位置である画素操作位置を含む一定の領域を決定し、
前記領域の濃度を算出し、
前記濃度に基づいて挿入または削除の対象である操作画素の種類を決定し、
前記領域に対して前記操作画素の挿入または削除を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像補正部は、乱数を発生させ、当該乱数と前記領域の濃度の値とを比較し、乱数値の方が大きい場合に前記操作画素を色画素とし、当該乱数値の方が小さい場合に当該操作画素を無色画素とすることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記画像補正部は、補正を行う走査方向の位置が同じ前記領域に対して決定された前記操作画素の種類の履歴を保持し、当該履歴における色画素と無色画素との比率を処理中の当該領域の濃度に近づけるように処理中の当該領域に対する当該操作画素の種類を決定することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記画像補正部は、決定された前記操作画素の種類と同種の画素を前記領域の一端から順に探索し、最初に見つかった当該同種の画素の位置で前記操作画素の挿入または削除を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記画像補正部は、前記領域ごとに、決定された前記操作画素の種類と同種の画素の探索開始位置および探索方向を所定のパラメータに基づいて変更することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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