JP2007276006A - 工作機械 - Google Patents

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英明 林
Atsushi Taneda
淳 種田
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Abstract

【課題】工作機械の段取り時に操作盤を工作機械本体に接近させて所望の向きに設置することができ、かつ、操作盤が、工作機械本体の可動部の最大可動範囲と干渉することのない工作機械を得ること。
【解決手段】床5に設置される工作機械本体6と、アクチュエータにより駆動されて前記工作機械本体6上を水平方向に移動する可動部7と、を備える工作機械100において、前記工作機械本体6とは別体とされて前記床5に移動可能に設置され、前記アクチュエータを操作する操作盤8と、前記可動部7の前記操作盤8への接近を検出して検出信号を出力するセンサー13と、前記センサー13の検出信号に基づいて、前記可動部7が前記操作盤8から所定距離に接近したとき前記アクチュエータを停止させる制御部と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放電加工機等の工作機械に関するものである。
従来の工作機械として、ワークに対する保持部および機械加工部を含む工作機械本体に加工制御のための制御信号を与える操作盤を搭載した工作機械において、操作盤がキャスター輪付の独立した移動ボックス構造を持ち、工作機械本体には移動ボックスを互いに異なる第1と第2の位置でそれぞれ着脱可能に固定するための第1と第2の固定部が設けられ、第1の固定部は操作盤を工作機械本体に対して最も少ない占有面積となるように固定する位置とし、第2の固定部は操作盤を工作機械本体に対して工作機械本体の加工部の最大可動範囲と干渉しない位置とし、第3の位置として、試運転時や保守時に操作盤をケーブルの長さ範囲内で任意の位置に移動可能とするものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−57729号公報(第2頁〜第3頁、図2)
しかしながら、上記従来の技術によれば、試運転時や保守時に、操作盤を任意の位置に移動可能(第3の位置)であるので、操作盤を移動させた第3の位置が、工作機械本体の加工部(可動部)の最大可動範囲と干渉するおそれがあり、干渉の結果、操作盤を転倒させ、操作盤及び加工部を損傷させたり、干渉の衝撃により加工軌跡精度に悪影響を与え、加工不良を引き起こすおそれがあるという問題があった。また、操作盤を工作機械本体に対して工作機械本体の加工部(可動部)の最大可動範囲と干渉しない位置とする第2の固定部が、操作盤を工作機械本体に固定してしまうので、工作機械本体へのワークの設置や加工ヘッドへの工具の取付け等の加工段取り時に、操作盤を工作機械本体に接近させ、かつ、操作し易い向きに向け、ワークや工具を覗き込みながら操作盤を操作することが難しいという問題があった。そのため、加工段取り時の操作用として、操作盤とケーブルで接続された小型の手元操作箱を操作盤とは別に設ける必要が生じ、コストアップになるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、操作盤が、工作機械本体の可動部の最大可動範囲と干渉するおそれがなく、かつ、工作機械の加工段取り時に操作盤を工作機械本体に接近させて所望の向きに設置することができる工作機械を得ることを目的とする。また、手元に収まる小型の操作箱を必要とせず、コストの低い工作機械を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、床に設置される工作機械本体と、アクチュエータにより駆動されて前記工作機械本体上を水平方向に移動する可動部と、を備える工作機械において、前記工作機械本体とは別体とされて前記床に移動可能に設置され、前記アクチュエータを操作する操作盤と、前記可動部の前記操作盤への接近を検出して検出信号を出力するセンサーと、前記センサーの検出信号に基づいて、前記可動部が前記操作盤から所定距離に接近したとき前記アクチュエータを停止させる制御部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、操作盤が、工作機械本体の可動部と干渉するおそれがなく、かつ、工作機械の加工段取り時に、操作盤を工作機械本体及びオペレータに接近させ、操作し易い向きに設置することができ、加工段取りの作業性のよい工作機械が得られる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる工作機械の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる工作機械の実施の形態1を示す側面図であり、図2は、図1のA−A線に沿う矢視図であり、図3は、操作盤の操作部の構成を示す図であり、図4は、操作盤の背面斜視図であり、図5は、操作盤の制御部を示すブロック図であり、図6は、制御部における信号のタイミングチャートである。
本発明の実施の形態1では、工作機械として放電加工機100を例にとって説明する。図1及び図2に示すように、床5に設置された工作機械本体6上には、可動部としての加工槽7が、一点鎖線7aで示す移動範囲で水平方向に移動可能に設置されている。加工槽7は、後述のアクチュエータにより駆動される。
操作盤8は、工作機械本体6とは別体とされ、床5に設置されている。操作盤8は、操作部8cと、操作部8cを支える支柱8bと、支柱8bを支える矩形板状の脚部8aと、脚部8aに取付けられ操作盤8を床5上で移動及び向き変更可能に支持するキャスター14と、で構成されている。
図3に示すように、操作部8cは、演算能力有し後述のアクチュエータに対して駆動指令を出力する制御部1と、制御部1の内部の状態を表示する表示部2と、制御部1に対して指令を与えるキーボード等の入力部3と、外部記憶装置にデータを読み書きするための外部記憶装置インターフェース部4等を備えている。
操作盤8は、床5上を所望の位置に移動可能であり、また、所望の方向に向けることができる。図4に示すように、操作盤8の両側面に各々1個、背面に2個、センサーとしての光センサー13が配置されている。
放電加工機100等の工作機械により加工を行なうとき、加工が実際に行われる加工槽7内において、ワークの設置、電極等の工具の取付けなどの加工段取りが行われる。加工段取りでは、操作盤8を工作機械本体6及びオペレータの近くに移動させ、操作部8cをオペレータに向け、可動部としての加工槽7等を操作部8cの手動操作で移動させながら、ワークの設置位置、各工具の取付け位置、取付け角度などの調整を行う。
また加工段取り中は、加工槽7内のワークと工具の相対位置及び加工槽7の移動距離などを頻繁に確認する必要があり、必要な操作を入力部3から入力し、入力結果に基づいて制御部1がアクチュエータを動かし、表示部2に表示された結果を確認し、次の作業に移る、という作業を繰り返す。
放電加工機100の加工段取り及び自動運転中には、可動部としての加工槽7が一点鎖線7aで示す移動範囲内を移動するが、加工槽7が操作盤8に接近すると、光センサー13が距離に応じた検出信号を出力する。
図5に示すように、操作盤8に搭載された制御部1は、光センサー13の出力電圧v1(検出信号)及び出力電圧v1と比較する基準電圧v2が入力されるコンパレータ30と、コンパレータ30の比較結果の出力aが入力されるCPU31とを備えている。CPU31は、コンパレータ30の比較結果の出力aに基づいて演算を行い、工作機械本体6に搭載されたサーボアンプ32に加工槽7の駆動指令bを出力する。サーボアンプ32は、駆動指令bに基づいて加工槽7を駆動するアクチュエータとしてのモータ33の駆動電流cを制御する。
図6に示すように、操作盤8に配置された光センサー13は、可動部としての加工槽7と操作盤8との距離を検出し、出力電圧v1(距離が近いほど出力電圧v1は大きくなる。)を出力し、出力電圧v1は、コンパレータ30により基準電圧v2と比較される。タイミングT1において加工槽7が操作盤8から所定距離に接近すると、光センサー13の出力電圧v1が基準電圧v2を超え、コンパレータ30は、CPU31へ比較結果の出力a(Hレベル出力)を出力する。
コンパレータ30のHレベル出力aが入力されたCPU31は、加工槽7を駆動制御するサーボアンプ32へ駆動指令(駆動停止指令)bを出力する。駆動停止指令bにより、サーボアンプ32から出力されるモータ33の駆動電流cが遮断されて零になりモータ33が停止し、加工槽7が停止する。
また、タイミングT2に示すように、光センサー13の出力v1により、モータ33のの駆動電流cが遮断された後に、人的に操作盤8を移動させたときに、モータ33(加工槽7)を自動的に再駆動させないように、インターロックを設けておく。加工槽7の再駆動は、操作盤8に設けられている起動スイッチのONにより行なうようにし、安全性の確保を優先する。
以上説明したように、光センサー13により、操作盤8への後方及び側方からの加工槽7の接近を検出しているので、加工槽7の衝突による操作盤8の転倒、操作盤8及び加工槽7の損傷、加工槽7の軌跡精度悪化を未然に防止することができる。
なお、センサー13は、光センサー以外に、磁気センサー、近接スイッチ等を用いることができる。また、センサー13を操作盤8に配置したが、センサー13を加工槽7に配置してもよい。また、操作盤8を工作機械本体6及びオペレータの近くに移動させ、操作部8cをオペレータに向けることができるので、操作盤8に、小型の手元操作箱の機能を持たせることができ、手元操作箱を操作盤8に組込み、操作盤8と手元操作箱とを一体のものにすることができる。
操作盤8と手元操作箱とを一体のものとすることにより、手元操作箱だけでなく手元操作箱の接続ケーブル等が不要となり、低コストになるという効果がある。放電加工機100の加工段取りでは、加工槽7内の加工部分にオペレータが顔をつっこみ段取り調整する場合が多く、そのような場合には、上述の実施の形態1の構成とすれば、加工段取りの作業効率が非常に良くなる。なお、実施の形態1の放電加工機100では、加工段取り時以外の通常加工の際に、加工が停止してしまうことがあるが、荒加工の場合、何ら問題はない。
実施の形態2.
図7は、本発明にかかる工作機械の実施の形態2を示す側面図であり、図8は、図7のB−B線に沿う矢視図である。
本発明の実施の形態2でも、工作機械として放電加工機100を例にとって説明する。図7及び図8に示すように、床5に設置された工作機械本体6上には、可動部としての加工槽7が、一点鎖線7aで示す移動範囲で水平方向に移動可能に設置されている。加工槽7は、工作機械本体6に備えられた図5に示すモータ(アクチュエータ)33により駆動される。
操作盤8は、工作機械本体6とは別体とされ、床5に設置されている。操作盤8の脚部8aにはキャスター14が取付けられ、操作盤8は、床5上を移動可能である。工作機械本体6の前方の床5には、工作機械本体6の全幅に亘る車止め状のストッパ15が設置されている。操作盤8を工作機械本体6方向に移動させ、操作盤8と工作機械本体6との間の距離が所定距離となると、操作盤8の脚部8aがストッパ15に当接して操作盤8の所定距離以下の接近を規制する。
放電加工機100の加工段取り及び自動運転中には、可動部としての加工槽7が一点鎖線7aで示す移動範囲内を移動し、また、加工段取り中には、操作盤8を工作機械本体6及びオペレータに接近させ、操作部8cをオペレータに向け、オペレータが加工槽7の中を覗き込みながら操作盤8を操作するが、ストッパ15の設置位置は、操作盤8を工作機械本体6に最接近させ、かつ、加工槽7が操作盤8方向へ最接近したときにも、操作盤8と加工槽7とが干渉しない位置に設置されている。
実施の形態2の工作機械によれば、ストッパ15が、操作盤8が工作機械本体6に所定距離以下に接近するのを規制し、加工槽7と操作盤8との干渉を防止できるので、操作盤8の転倒、操作盤8及び加工槽7の損傷、加工槽7の軌跡精度悪化を未然に防止することができる。また、操作盤8を工作機械本体6及びオペレータの近くに移動させ、操作部8cをオペレータに向けることができるので、操作盤8に、小型の手元操作箱の機能を持たせることができ、手元操作箱を操作盤8に組込み、操作盤8と手元操作箱とを一体のものにすることができる。
実施の形態3.
図9は、本発明にかかる工作機械の実施の形態3を示す側面図であり、図10は、図9のC−C線に沿う矢視図であり、図11は、操作盤の背面斜視図である。
本発明の実施の形態3でも、工作機械として放電加工機100を例にとって説明する。図9〜図11に示すように、床5に設置された工作機械本体6上には、可動部としての加工槽7が、一点鎖線7aで示す移動範囲で水平方向に移動可能に設置されている。加工槽7は、工作機械本体6に備えられた図5に示すアクチュエータ33により駆動される。
操作盤8は、工作機械本体6とは別体とされ、床5に設置されている。操作盤8の脚部8aにはキャスター14が取付けられ、操作盤8は、床5上を移動可能である。操作盤8の支柱8bには、操作盤8の後方及び側方へ張出す枠状のガード16が取付けられている。操作盤8を工作機械本体6方向に移動させ、操作盤8と工作機械本体6との間の距離が所定距離となると、ガード16が工作機械本体6のベッド6aに当接して操作盤8の所定距離以下の接近を規制する。
放電加工機100の加工段取り及び自動運転中には、可動部としての加工槽7が一点鎖線7aで示す移動範囲内を移動し、また、加工段取り中には、操作盤8を工作機械本体6に接近させ、操作部8cをオペレータに向け、オペレータが加工槽7の中を覗き込みながら操作盤8を操作するが、ガード16の張出し寸法は、操作盤8を工作機械本体6に最接近させ、かつ、加工槽7が操作盤8方向へ最接近したときにも、操作盤8と加工槽7とが干渉しない張出し寸法とされている。
実施の形態3の工作機械によれば、ガード16が、操作盤8が工作機械本体6に所定距離以下に接近するのを規制し、加工槽7と操作盤8との干渉を防止できるので、操作盤8の転倒、操作盤8及び加工槽7の損傷、加工槽7の軌跡精度悪化を未然に防止することができる。また、操作盤8を工作機械本体6及びオペレータの近くに移動させ、操作部8cをオペレータに向けることができるので、操作盤8に、小型の手元操作箱の機能を持たせることができ、手元操作箱を操作盤8に組込み、操作盤8と手元操作箱とを一体のものにすることができる。
実施の形態4.
図12は、本発明にかかる工作機械の実施の形態4を示す側面図であり、図13は、図12のD−D線に沿う矢視図である。
本発明の実施の形態4でも、工作機械として放電加工機100を例にとって説明する。図12及び図13に示すように、床5に設置された工作機械本体6上には、可動部としての加工槽7が、一点鎖線7aで示す移動範囲で水平方向に移動可能に設置されている。加工槽7は、工作機械本体6に備えられた図5に示すアクチュエータ33により駆動される。
操作盤8は、工作機械本体6とは別体とされ、床5に設置されている。操作盤8の矩形板状の脚8aにはキャスター14が取付けられ、操作盤8は、床5上を移動可能である。操作盤8の脚部8aの後端部、両側端部及び前端部には、角ブロック状のガード20が取付けられている。操作盤8を工作機械本体6方向に移動させ、操作盤8と工作機械本体6との間の距離が所定距離となると、ガード20が工作機械本体6のベッド6aの下端に当接して操作盤8の所定距離以下の接近を規制する。
放電加工機100の加工段取り及び自動運転中には、可動部としての加工槽7が一点鎖線7aで示す移動範囲内を移動し、また、加工段取り中には、操作盤8を工作機械本体6に接近させ、操作部8cをオペレータに向け、オペレータが加工槽7の中を覗き込みながら操作盤8を操作するが、ガード20を取付けた矩形板状の脚部8aの後方、両側方及び前方への張出し寸法は、操作盤8を工作機械本体6に最接近させ、かつ、加工槽7が操作盤8方向へ最接近したときにも、操作盤8と加工槽7とが干渉しない張出し寸法とされている。
実施の形態4の工作機械によれば、ガード20が、操作盤8が工作機械本体6に所定距離以下に接近するのを規制し、加工槽7と操作盤8との干渉を防止できるので、操作盤8の転倒、操作盤8及び加工槽7の損傷、加工槽7の軌跡精度悪化を未然に防止することができる。また、操作盤8を工作機械本体6及びオペレータの近くに移動させ、操作部8cをオペレータに向けることができるので、操作盤8に、小型の手元操作箱の機能を持たせることができ、手元操作箱を操作盤8に組込み、操作盤8と手元操作箱とを一体のものにすることができる。
実施の形態5.
図14は、本発明にかかる工作機械の実施の形態5を示す側面図であり、図15は、図14のE−E線に沿う矢視図であり、図16は、ガードの一部分を示す斜視図である。
本発明の実施の形態5でも、工作機械として放電加工機100を例にとって説明する。図14〜図16に示すように、床5に設置された工作機械本体6のベッド6a上には、可動部としての加工槽7が、一点鎖線7aで示す移動範囲で水平方向に移動可能に設置されている。加工槽7は、工作機械本体6に備えられた図5に示すアクチュエータ33により駆動される。
操作盤8は、工作機械本体6とは別体とされ、床5に設置されている。操作盤8の矩形板状の脚部8aにはキャスター14が取付けられ、操作盤8は、床5上を移動可能である。工作機械本体6のベッド6aの前部及び両側部には、枠状のガード21が取付けられている。操作盤8を工作機械本体6方向に移動させ、操作盤8と工作機械本体6との間の距離が所定距離となると、ガード21が操作盤8の支柱8bに当接して操作盤8の所定距離以下の接近を規制する。
放電加工機100の加工段取り及び自動運転中には、可動部としての加工槽7が一点鎖線7aで示す移動範囲内を移動し、また、加工段取り中には、操作盤8を工作機械本体6に接近させ、操作部8cをオペレータに向け、オペレータが加工槽7の中を覗き込みながら操作盤8を操作するが、ガード21の張出し寸法は、操作盤8を工作機械本体6に最接近させ、かつ、加工槽7が操作盤8方向へ最接近したときにも、操作盤8と加工槽7とが干渉しない張出し寸法とされている。
実施の形態5の工作機械によれば、ガード21が、操作盤8が工作機械本体6に所定距離以下に接近するのを規制し、加工槽7と操作盤8との干渉を防止できるので、操作盤8の転倒、操作盤8及び加工槽7の損傷、加工槽7の軌跡精度悪化を未然に防止することができる。また、操作盤8を工作機械本体6及びオペレータの近くに移動させ、操作部8cをオペレータに向けることができるので、操作盤8に、小型の手元操作箱の機能を持たせることができ、手元操作箱を操作盤8に組込み、操作盤8と手元操作箱とを一体のものにすることができる。
以上説明した実施の形態1〜5では、工作機械として放電加工機100を例にとったが、本発明は、放電加工機100に限られず、ワークを含む可動部7aが水平方向に移動する一般的な工作機械に適用することができる。
以上のように、本発明にかかる工作機械は、可動部が水平方向に移動する工作機械に有用であり、特に、放電加工機に適している。
本発明にかかる工作機械の実施の形態1を示す側面図である。 図1のA−A線に沿う矢視図である。 操作盤の操作部の構成を示す図である。 操作盤の背面斜視図である。 操作盤の制御部を示すブロック図である。 制御部における信号のタイミングチャートである。 本発明にかかる工作機械の実施の形態2を示す側面図である。 図7のB−B線に沿う矢視図である。 本発明にかかる工作機械の実施の形態3を示す側面図である。 図9のC−C線に沿う矢視図である。 操作盤の背面斜視図である。 本発明にかかる工作機械の実施の形態4を示す側面図である。 図12のD−D線に沿う矢視図である。 本発明にかかる工作機械の実施の形態5を示す側面図である。 図14のE−E線に沿う矢視図である。 ガードの一部分を示す斜視図である。
符号の説明
1 制御部(制御装置)
2 表示部
3 入力部
4 外部記憶装置インターフェース部
5 床
6 工作機械本体
7 加工槽(可動部)
7a 可動範囲
8 操作盤
8a 脚部
8b 支柱
8c 操作部
13 光センサー(センサー)
14 キャスター
15 ストッパ
16,20,21 ガード
30 コンパレータ
31 CPU
32 サーボアンプ
33 モータ(アクチュエータ)

Claims (8)

  1. 床に設置される工作機械本体と、
    アクチュエータにより駆動されて前記工作機械本体上を水平方向に移動する可動部と、
    を備える工作機械において、
    前記工作機械本体とは別体とされて前記床に移動可能に設置され、前記アクチュエータを操作する操作盤と、
    前記可動部の前記操作盤への接近を検出して検出信号を出力するセンサーと、
    前記センサーの検出信号に基づいて、前記可動部が前記操作盤から所定距離に接近したとき前記アクチュエータを停止させる制御部と、
    を備えることを特徴とする工作機械。
  2. 床に設置される工作機械本体と、
    アクチュエータにより駆動されて前記工作機械本体上を水平方向に移動する可動部と、
    を備える工作機械において、
    前記工作機械本体とは別体とされて前記床に移動可能に設置され、前記アクチュエータを操作する操作盤と、
    前記床に設置され、前記操作盤が前記可動部の移動範囲内に移動するのを規制するストッパと、
    を備えることを特徴とする工作機械。
  3. 床に設置される工作機械本体と、
    アクチュエータにより駆動されて前記工作機械本体上を水平方向に移動する可動部と、
    を備える工作機械において、
    前記工作機械本体とは別体とされて前記床に移動可能に設置され、前記アクチュエータを操作する操作盤と、
    前記操作盤に取付けられ、該操作盤が前記工作機械本体に近付いたとき前記工作機械本体に当接して前記操作盤が前記可動部の移動範囲内に移動するのを規制するガードと、
    を備えることを特徴とする工作機械。
  4. 前記ガードは、前記操作盤の操作部を支える支柱に取付けられていることを特徴とする請求項3に記載の工作機械。
  5. 前記ガードは、前記操作盤の支柱を支える脚部に取付けられていることを特徴とする請求項3に記載の工作機械。
  6. 床に設置される工作機械本体と、
    アクチュエータにより駆動されて前記工作機械本体上を水平方向に移動する可動部と、
    を備える工作機械において、
    前記工作機械本体とは別体とされて前記床に移動可能に設置され、前記アクチュエータを操作する操作盤と、
    前記工作機械本体に取付けられ、前記操作盤が前記工作機械本体に近付いたとき前記操作盤に当接して前記操作盤が前記可動部の移動範囲内に移動するのを規制するガードと、
    を備えることを特徴とする工作機械。
  7. 前記操作盤と別体とされ、前記工作機械の加工段取り時に、該工作機械の近傍で前記アクチュエータを操作するための手元操作箱を前記操作盤に組込んだことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の工作機械。
  8. 前記工作機械が、放電加工機であり、前記可動部が加工槽であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の工作機械。
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