JP2009208526A - ウイング車用の屋根開閉制御装置 - Google Patents

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仁美 飯泉
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Abstract

【課題】 ウイング車におけるL型屋根の開閉用の複数の液圧シリンダに対し、それぞれ独立した液圧装置を接続しても、作動油の吐出流量の差によるL型屋根の傾きを発生させない。
【解決手段】 ウイング車の屋根10Lを開閉する複数の液圧シリンダ11L、12Lと、これら液圧シリンダ11L、12Lにそれぞれ独立して作動油を吐出する液圧装置15L、16Lと、屋根の中央に設置された2軸角度センサ13と、2軸角度センサ13から屋根の角度情報が入力され、この角度情報に基づいて制御装置17は、液圧装置15L、16Lの吐出量を制御し、複数の液圧シリンダ11L、12Lの伸縮量を同調させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、荷物室において天井部と側壁部とが断面L型に一体に構成されたL型屋根を、天井中央部で枢支して上方に開放できるようにしたいわゆるウイング車におけるL型屋根の開閉を制御する装置に関する。
従来、特許文献1に示したようなウイング車両において、側方から荷物の積み下ろし作業を行う際の荷物室の開閉は、一般的に、車体中央下部に液圧装置を設置し、その液圧装置から荷物室開閉のために作動油を導くため、荷物室の(進行方向に対する)前後に配置した液圧シリンダまで配管していた。そのため、長い配管が必要であり、その長い配管の引き回しのためのレイアウトの制限、作業の困難性、さらに、コストアップの問題があった。また、配管が長くなることで、破損の危険性が上昇したり、圧力損失が大きくなったりするという問題もあった。
特開平7−290967号公報
この対策として、荷物室の前後に配置した2本の液圧シリンダの近くに、それぞれ液圧装置を配置して配管を短くする工夫がなされることがあったが、その場合、2台の液圧装置による作動液の吐出流量の差に起因して、2本の液圧シリンダにおける伸縮量の差が発生した。その結果、L型屋根に荷物室の前後の傾きが発生して、ひいては荷物室に歪が発生してしまうという問題が発生し、実用化が困難であった。
本発明は、上記した課題に対して、ウイング車におけるL型屋根の開閉用に複数の液圧シリンダを使用し、それぞれ独立した液圧装置を接続しても、作動油の吐出流量の差に起因してL型屋根に傾きが発生しないウイング車用の屋根開閉制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、ウイング車の屋根を開閉する複数の液圧シリンダと、これら液圧シリンダにそれぞれ独立して作動油を吐出する液圧装置とを備えたウイング車用の屋根開閉制御装置において、前記屋根の中央に設置された角度センサと、角度センサから屋根の角度情報が入力され、この角度情報に基づいて、前記液圧装置の作動油の吐出量を制御し、前記複数の液圧シリンダの伸縮量を同調させる制御装置を備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は、ウイング車の屋根を開閉する複数の液圧シリンダと、これら液圧シリンダにそれぞれ独立して作動油を吐出する液圧装置とを備えたウイング車用の屋根開閉制御装置において、前記屋根における前記複数の液圧シリンダ取付位置近傍それぞれに設置された傾斜角センサと、傾斜角センサから屋根の角度情報が入力され、この角度情報に基づいて、前記液圧装置の作動油の吐出量を制御し、前記複数の液圧シリンダの伸縮量を同調させる制御装置を備えたことを特徴とする。
上記した構成により、ウイング車の屋根を開閉する複数の液圧シリンダに対して、それぞれ独立した液圧装置から作動油を供給すると共に、ウイング車の屋根の傾きをセンサで検出して制御装置に入力し、その傾きが発生しないよう複数の液圧装置の作動液の吐出量を制御装置によって調整するので、液圧シリンダと液圧装置との間の配管を短くでき、しかもウイング車の屋根の傾きが発生せず、ひいては荷物室の傾きも発生しない。
以下に本発明の実施例について、図1から図3を用いて説明する。本実施例のウイング車用の屋根開閉制御装置には、図1に示したとおりの油圧回路が、荷物室14の側面を開閉する左側屋根10L用と、右側屋根10R用とに、それぞれ設けられている。
本実施例の説明では、特に左側屋根の構造を中心に説明する。図1は左側屋根10L用の油圧回路を示す。液圧装置15L、液圧装置16Lから作動油が吐出され、左側屋根10Lの前後それぞれに設けた液圧シリンダ11L、12Lに供給される。そして、液圧シリンダ11L、12Lに供給される作動油の量は、制御装置17によって液圧装置15L、液圧装置16Lの電動機の回転数を制御することにより調整される。
また、制御装置17には、図2に示すように、左側屋根10Lの前後における中央部に取り付けられた2軸角度センサ13からのセンサ信号が入力されるよう構成されており、左側屋根10Lの前後の液圧シリンダ11Lと液圧シリンダ12Lとの間に伸縮量の差を生じないよう液圧装置15L、液圧装置16Lから吐き出される作動油の流量が調整される。このような油圧回路が、右側屋根10Rにも同様に設けられる。
なお、制御装置17は、左側屋根10L用と右側屋根10R用と共通したものであっても、独立したものを設けてもよい。なお、図3に示したように、ウイング車の後方から見て、左側屋根10Lと右側屋根10R、および、液圧シリンダ12Lと液圧シリンダ12Rをはじめとする油圧回路は、通常、車体バランスを考慮して左右対称的に設けられる。
次に、本実施例におけるウイング車用の屋根開閉制御装置の動作を、図1〜3を用いて説明する。作業者が、ウイング車を停止させた後、荷物室14へ荷物の積み下ろしを開始する際、左側屋根10Lおよび右側屋根10Rを開くために、制御装置17に設けられた開スイッチを押す。すると、開指令信号が、制御装置17に入力され、その時点の2軸角度センサー13から取得した位置情報を制御装置17における記憶部に記憶する。このように記憶した位置情報は、車両が停止しているときの左側屋根10Lおよび右側屋根10Rの閉じた初期状態として記憶される。
そして、制御装置17は、前後に配置した、左側屋根10L用の液圧装置15Lおよび液圧装置16L(右側屋根10R用は図示省略)に駆動開始信号を発する。これにより、液圧装置15Lおよび液圧装置16Lは、駆動信号により、それぞれ液圧シリンダ11L、液圧シリンダ12Lを動作させる。
制御装置17は、2軸角度センサ13からのセンサ信号により、前後の液圧シリンダ11Lと液圧シリンダ12Lのそれぞれの伸び量とその伸び量の違いを算出し、伸び量を同調させるために、2台の液圧装置15Lおよび液圧装置16Lに内蔵する電動機の回転数を制御し、吐出流量を制御し、2本の液圧シリンダ11Lと液圧シリンダ12Lとを同調させる。
なお、2軸角度センサは、荷物室前後方向をX軸、その直交方向をY軸とすることで、X軸で、前後の液圧シリンダ11Lおよび液圧シリンダ12Lの伸び量の違いを検出するとともに、Y軸で、荷物室の開閉状態を検出することができるが、X軸方向のみを角度センサで検出し、荷物室14の開閉状態は、左側屋根10Lおよび右側屋根10Rの閉状態を検出するリミットスイッチ等を設けて検出してもよい。
上記のようにして、荷物室14の前後にある液圧シリンダ11Lおよび液圧シリンダ12Lとその近傍に配置した液圧装置15Lと液圧装置16Lとその液圧装置の作動油の吐出流量を制御装置17で制御し、液圧シリンダ11Lおよび液圧シリンダ12Lの伸縮を同調させることが実現できるので、従来のような1つの液圧シリンダからの配管が不要となり、組立作業を効率化でき、しかもコストダウンを図ることができる。また、配管長が短くなることにより、配管の破損事故の割合が軽減される。さらに、2軸センサを使用した場合、1つのセンサで開閉状態も検知できるので、センサ信号を利用して、液圧シリンダ15L、16Lを制御することにより、屋根の開閉の緩起動、緩停止なども可能となる。
また、上記実施例では、屋根の中央部に2軸センサを設けたが、その変形例として、2軸センサの代わりに、液圧シリンダ11Lおよび液圧シリンダ12Lにそれぞれ傾斜センサを設けてもよい。すなわち、2つの傾斜センサのセンサ出力から屋根の開閉状態を知ることができ、また、これらセンサ出力から、前後の液圧シリンダ11Lと液圧シリンダ12Lのそれぞれの伸び量とその伸び量の違いを算出し、伸び量を同調させるために、2台の液圧装置15Lおよび液圧装置16Lに内蔵する電動機の回転数を制御し、作動油の吐出流量を制御し、2本の液圧シリンダ11Lと液圧シリンダ12Lとを同調させることができる。
本実施例のウイング車用の屋根開閉制御装置の油圧回路を示した図。 本実施例のウイング車用の屋根開閉制御装置を取り付けたウイング車を示した図。 図2のウイング車を後方から見た図。
符号の説明
10L 左側屋根
10R 右側屋根
11L、12L 液圧シリンダ
11R、12R 液圧シリンダ
13 2軸センサ
15L、16L 液圧装置
15R、16R 液圧装置
17 制御装置

Claims (2)

  1. ウイング車の屋根を開閉する複数の液圧シリンダと、これら液圧シリンダにそれぞれ独立して作動油を吐出する液圧装置とを備えたウイング車用の屋根開閉制御装置において、前記屋根の中央に設置された角度センサと、角度センサから屋根の角度情報が入力され、この角度情報に基づいて、前記液圧装置の作動油の吐出量を制御し、前記複数の液圧シリンダの伸縮量を同調させる制御装置を備えたことを特徴とするウイング車用の屋根開閉制御装置。
  2. ウイング車の屋根を開閉する複数の液圧シリンダと、これら液圧シリンダにそれぞれ独立して作動油を吐出する液圧装置とを備えたウイング車用の屋根開閉制御装置において、前記屋根における前記複数の液圧シリンダ取付位置近傍それぞれに設置された傾斜角センサと、傾斜角センサから屋根の角度情報が入力され、この角度情報に基づいて、前記液圧装置の作動油の吐出量を制御し、前記複数の液圧シリンダの伸縮量を同調させる制御装置を備えたことを特徴とするウイング車用の屋根開閉制御装置。
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