JP2007275996A - マンドレル緊急引抜装置およびマンドレル緊急引抜方法、並びにこれらを用いるマンドレルミル - Google Patents

マンドレル緊急引抜装置およびマンドレル緊急引抜方法、並びにこれらを用いるマンドレルミル Download PDF

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Abstract

【課題】異常圧延にともなうマンドレルの緊急引抜に対応した緊急引抜装置およびマンドレル緊急引抜方法、並びにこれらを用いるマンドレルミルを提供する。
【解決手段】2種類以上の溝幅を形成するU形ガイド群7と、マンドレル径に対応するU形ガイド7を選択・切替する手段9、10と、前記U形ガイド7と前記U形ガイド選択・切替手段を具備するガイド本体8と、このガイド本体を支持する傾倒軸12と、前記ガイド本体8を拘束するガイドベッド13とを具備し、正常圧延時には前記ガイド本体8をマンドレル進行方向に前記傾倒軸を介して傾倒支持し、異常圧延時には中空素管2からマンドレル1が引き抜けるように前記ガイド本体8を引き起こす傾倒シリンダー11を配設するマンドレル緊急引抜装置および引抜方法である。さらにこれらを用いるマンドレルミルである。
【選択図】図1

Description

本発明は、マンドレル緊急引抜装置およびマンドレル緊急引抜方法、並びにこれらを用いるマンドレルミルに関し、さらに詳しくは、テスト圧延や誤操作圧延にともなうマンドレルの緊急引き抜きに対応したマンドレル緊急引抜装置およびマンドレル緊急引抜方法、並びにこれらを用いるマンドレルミルに関するものである。
継目無鋼管を熱間で製造する方法では、いわゆるマンネスマン製管としてマンドレルミルを用いる製管法が広く採用されている。この製管法は、高温度に加熱された中実の丸ビレットをピアサにて穿孔して中空素管を得たのち、マンドレル(マンドレルバー)をこの中空素管に挿通し、そのマンドレルを挿通した状態の中空素管をマンドレルミルに通して圧延することにより行われる。
このマンドレルミルはカリバーロールを備えた圧延ロールスタンド複数基をタンデムに配置した圧延設備であり、中空素管はこの圧延設備を通る間にマンドレルとカリバーロールと内外径を規制されて内径および外径が減じられ、所定寸法に延伸されて継目無鋼管が製造される。
マンドレルミルを用いた製管法には、圧延中のマンドレルの拘束状態に応じて3つの方法に分類される。まずフルフローティングマンドレルミル法は、中空素管に挿通されたマンドレルが何ら拘束されることなく圧延管とともに移動する方式であり、中空素管に対するマンドレルの相対速度が変動することから鋼管の長手方向に偏肉が発生し易い。
次に挙げられるセミフローティングマンドレルミル法は、圧延中にマンドレルを中空素管の進行方法に移動させるようにマンドレルの後端を拘束してその移動を拘束する圧延方式であり、鋼管の長手方向の寸法精度を高めることができる。
上述の2方法は、ともに圧延後にマンドレルを圧延管に嵌合させたまま、マンドレルミルの出側に搬送され、後工程においてストリッパ装置を用いてマンドレルを圧延管から抜き取ることとしているので、マンドレルの引抜が困難になったり、内面品質が低下することがある。このような問題を解消するため、リトラクトマンドレルミル法が開発された。
図3は、リトラクトマンドレルミル法における入側の圧延設備の構成と圧延状況を模式的に説明する図である。マンドレルミル3の入側は中空素管2にマンドレル1を挿通する入側テーブル4とマンドレル保持装置5(リティナー)とで構成されている。一方、図示しないが、マンドレル3の出側にはピンチロールの複数基からなるエキストラクタが連続して配置されている。マンドレルミル圧延の前段階として、中空素管2とマンドレル1とは個別に入側テーブル4まで搬送される。
ピアサ等で穿孔された中空素管2は入側テーブル4の下流側に設けられた素管用ローラー4aに搬送されるのに対し、外面に潤滑塗布されたマンドレル1が同様に入側テーブル4の上流側に設けられたマンドレル用ローラー4bまで転送されて保持される。
マンドレル用ローラー4bに保持されたマンドレル1は、その後端部をマンドレル保持装置5によって挟持される。つぎに素管用ローラー4a上で停止する中空素管2の中空部にマンドレル用ローラー4b上のマンドレル1を送り込み、マンドレル1を中空素管2に挿通してのち、そのままマンドレルミル3に通されて圧延される。
このとき、マンドレル1の後端部はマンドレル保持装置5によって拘束されて、中空素管2が圧延されている間マンドレル1の移動量が制御される。圧延終了と同時にマンドレル1はマンドレル保持装置5によって停止拘束されて、圧延管がエキストラクタによって引き抜かれることによって、マンドレル1は圧延管から分離される。そして圧延終了後圧延材から引き抜かれたマンドレル1は、マンドレル保持装置5によって後退され、マンドレルミル3の入側に移動される。
圧延現象解析のため、マンドレルミル圧延中に途中止めを行ったり、マンドレル表面の潤滑不良等でミス圧延が発生する場合がある。すなわち、マンドレルミルによるマンドレル1を挿通した中空素管3の多スタンドによる連続圧延が不調なため、圧延途中で中空素管2がマンドレル1を噛み込んだ状態で圧延を停止しなければならなくなる。このような場合には、緊急にマンドレルと中空素管とを分離しなければならない。
このため、図3に示すように、マンドレル1を引き抜くためのマンドレル引抜装置6が、入口テーブル4の素管用ロール4aとマンドレル用ロール4bとの間に設けられる。また、従来のマンドレル引抜装置では、U形ガイドを装着する方式のものが多用されている。
図4は、従来のU形ガイドを装着する方式のマンドレル引抜装置の構成を説明する斜視図である。マンドレル引抜装置6はガイド本体8にU形ガイド7が装着され、図示しないシリンダー機構によって傾倒可能な構造になっており、正常圧延時にはマンドレルおよび中空素管の搬送に干渉が生じないように傾倒される。
そして、U形ガイドに形成されるU形溝の溝幅Dは、マンドレル径より大きいが中空素管の外径より小さくなっている。圧延中に異常事態が発生すると、直ちにマンドレル引抜装置6は立ち上げられ、マンドレル保持装置に挟持されたマンドレルがU形ガイド中を後退される。このとき、マンドレルはU形ガイドのU形溝を通過するが、中空素管のみがU形溝によって軸方向の後退移動が拘束されて、マンドレルと中空素管とが分離される。
上述の通り、圧延中に異常事態が発生した場合には、直ちにマンドレルを抜き取る必要があるため、常時マンドレル径に対応する溝幅を形成するU形ガイドを引抜装置に装着しておかなければならない。一方、噛込み状態の中空素管からマンドレルを引き抜くにはU形ガイドのU形溝の溝幅とマンドレル径および中空素管の外径との間隙は一定範囲に保たなければならない。このため、製管段取り替えによってマンドレルの交換があると、それにともなってその都度U形ガイドを取り換える必要がある。
しかしながら、従来のマンドレルミルでのU形ガイドの取り換えは、圧延入側に門型クレーンを設けたり、ジグクレーンを配置することにより、手作業で行われていた。このような手作業による取り換え作業では多大な工数を必要とするので、マンドレルミルの稼働率を低下させる要因となる。特に近年のように、継目無鋼管の高効率生産を目的として、マンネスマン製管設備の連続化が実施されるようになると、U形ガイドの取り換え作業が継目無鋼管製造の全体効率を低下させることにもなり得る。
本発明は、従来のマンドレルミルのマンドレル引抜装置に装着されるU形ガイド取り換え作業の問題点を勘案し、複数のU形溝を形成するU形ガイド群を設けそのうちから適切なU形ガイドの選択および切替を自動化し、製管段取り替えごとにU形ガイドを取り換えることをなくし、製管寸法の小径から大径に至る継目無鋼管の少量多品種生産に対応するマンドレル引抜装置およびこれを用いたマンドレルミルを提供することを目的としている。
本発明の要旨は、下記(1)のマンドレル緊急引抜装置および(2)のマンドレル緊急引抜方法、並びに(3)のこれらを用いるマンドレルミルにある。
(1)マンドレル径より大きいが中空素管2の外径より小さな2種類以上の溝幅を形成するU形ガイド群7と、このU形ガイド7群のうちからマンドレル径に対応する溝幅を形成するU形ガイド7を選択・切替する手段9、10と、前記U形ガイド7を装着し、かつ前記U形ガイド選択・切替手段を具備するガイド本体8と、このガイド本体を傾倒可能に支持する傾倒軸12と、前記ガイド本体8のマンドレル引抜き方向への移動を拘束するためのガイドベッド13とを具備し、さらに、正常圧延時にはマンドレル1の移動の妨げにならないように前記ガイド本体8をマンドレル進行方向に前記傾倒軸を介して傾倒支持し、異常圧延時には前記U形ガイド8がマンドレル1に挿通された中空素管2の軸方向の移動を拘束し中空素管2からマンドレル1が引き抜けるように前記ガイド本体8を前記ガイドベット13と接触する位置まで前記傾倒軸を介して引き起こす傾倒シリンダー11を配設することを特徴とするマンドレル緊急引抜装置(図1参照)。
(2)マンドレルに挿通された中空素管の軸方向の移動を拘束して中空素管からマンドレルが引き抜けるように、マンドレル径より大きいが中空素管の外径より小さな2種類以上の溝幅を形成するU形ガイド群がガイド本体に装着されており、このU形ガイド群のうちから、マンドレル径に対応する溝幅を形成するU形ガイドを選択し、選択されたU形ガイドに切り替えた状態とし、正常圧延時にはマンドレルの移動の妨げにならないように前記ガイド本体をマンドレル進行方向に傾倒支持すると同時に、異常圧延時には前記ガイド本体を引き起こすとともにマンドレル進行方向への移動を拘束するガイドベッドに支持させ、前記U形ガイドがマンドレルに挿通された中空素管の移動を拘束し中空素管からマンドレルを引き抜くことを特徴とするマンドレル緊急引抜方法。
(3)マンドレル1を挿通した状態の中空素管2を延伸圧延するマンドレルミル3において、圧延入側で中空素管にマンドレルを挿通する装置4と、マンドレルミルで圧延される間マンドレルの後端を拘束し、かつ圧延終了後または必要時にマンドレルを後退させるマンドレル保持装置5と、上記(1)記載のマンドレル緊急引抜装置6とを具備することを特徴とするマンドレルミル(図3参照)。
上記(3)のマンドレルミルは、さらに異常圧延時には上記(2)記載のマンドレル緊急引抜方法により、マンドレルに挿通された中空素管の移動を拘束し中空素管からマンドレルを引き抜くことを特徴とする。
上記(3)において、中空素管にマンドレルを挿通する装置は、中空素管2を停止、保持する入側テーブル4に設けられた素管用ローラー4aと、マンドレル1を中空素管2の中空部に向けて送り込む入側テーブル4に設けられたマンドレル用ローラー4bとで構成される。また、マンドレル保持装置5は駆動用ロールによって前後進可能な構造になっている。
本発明のマンドレル緊急引抜装置およびマンドレル緊急引抜方法によれば、正常圧延時にはマンドレルおよび中空素管の搬送に支障を生ずることなく、異常圧延時にはマンドレルと中空素管とを確実に分離ができ、さらに段取り替えに際し、U形ガイドの切り替えを自動化し、製管段取り替えごとのU形ガイド取り換えをなくすことができる。これらを用いる、本発明のマンドレルミルは、製管寸法の小径から大径に至る継目無鋼管の少量多品種生産に適切に対応できる。
本発明のマンドレル引抜緊急装置およびマンドレル引抜緊急方法は、中空素管の軸方向の移動を拘束してマンドレルが引き抜けるようなU形ガイドを有するものであり、簡単な構造からなっている。しかも、2種類以上、望ましくはマンドレルミルが保有する全てのマンドレルに対応するU形溝の溝幅を形成するU形ガイド群を設け、このU形ガイド群のうちから適切なU形ガイドを選択して切り替える手段と、装置全体を傾倒させる手段とを具備することを特徴としている。
このため、本発明のマンドレル引抜緊急装置およびマンドレル引抜緊急方法では、圧延異常が発生した場合であっても、確実に噛込み状態の中空素管からマンドレルを引き抜くことができる。しかも、U形ガイドの取り換えが手作業に頼ることなく自動化できる。
このようなマンドレル引抜緊急装置およびマンドレル引抜緊急方法を用いた本発明のマンドレルでは、製管段取り替えごとにマンドレル引抜装置に装着されるU形ガイドを取り換える必要がないので、段取り替えの効率化が図れ、製管寸法の小径から大径に至る継目無鋼管の少量多品種生産に対応するのに最適なものとなる。
以下、本発明の内容を具体的な実施例に基づいて説明するが、この開示は本発明の一構成例にすぎず、本発明のマンドレル引抜装置およびマンドレルミルはこれに限定されるものでないことは前述の通りである。
図1は本発明のマンドレル引抜装置の構成例を説明する図であり、同図(a)は正面構成を、(b)は平面構成をそれぞれ示している。マンドレル引抜装置6は、基本的にはU形ガイド7とこれを支持するガイド本体8から構成されている。U形ガイド7は2種類以上のU形溝の溝幅を形成するU形ガイド群を構成するため、ガイド回転軸9によって回動可能にガイド本体8に軸支される。
このような構造を採用することによって、U形ガイド7の選択・切替はガイド回転軸9を旋回してU形ガイドを順次切り替えることによって行われる。本実施例では、ガイド回転軸9の旋回は、ガイド回転軸9の先端に取り付けられたピニオンと回転シリンダー10に内蔵されたラックの作用によって行われる。
図2は、マンドレル引抜装置に装着されるU形ガイドの切替方法を模式的に説明する図である。図から明らかなように、U形ガイド7には4種類のマンドレル径に対応できるように4個のU形溝が形成され、これらが一組のU形ガイド群を構成する。このU形ガイド群のうちから最適なU形ガイド7を選択・切替するため、図中の矢印方向にU形ガイド7が旋回される。
前述の通り、U形ガイド7の旋回はガイド回転軸9の先端に取り付けられたピニオン9pと回転シリンダー10で作動するラック10rの組み合わせによる。すなわち、回転シリンダー10内に駆動用の流体を供給することによってラック10rを変位させ、その変位量に応じてピニオン9pが旋回するとともに最適なU形ガイド7が選択される。回転シリンダー10の作動方向を変更することによって、U形ガイド7の旋回方向を簡易に調整できるので、U形ガイドの選択・切替が容易に行われる。
図1中の破線で示すように、マンドレル1が搬送される高さは、マンドレル引抜装置6のU形ガイド7およびガイド本体8と干渉する位置にする必要がある。しかし、正常圧延時にはマンドレル1および中空素管2の搬送ができないため、傾倒シリンダー11を設けて、傾倒軸12を中心にして引抜装置全体をは前方に傾倒させる。
マンドレルミル圧延中に前述の途中止めやミス圧延等の圧延異常が発生すると、直ちに傾倒シリンダー11を作動させてマンドレル引抜装置6を立ち上げる。その後、マンドレル保持装置に挟持されたマンドレル1が中空素管2に噛込まれた状態でU形ガイド7中を後退すると、図1(b)に示すように、マンドレル1はU形ガイド7のU形溝を通過することができるが、中空素管2の管端部はU形ガイド7に後退を拘束されて、マンドレル1が中空素管2から引き抜かれる。
通常、マンドレル1の引き抜きに際して、マンドレル引抜装置6には数100Tの負荷が加わるが、ガイド本体8をガイドベット13で固定支持することによって、マンドレル引抜装置6の変形、撓み等の問題はない。
本発明のマンドレル緊急引抜装置およびマンドレル緊急引抜方法によれば、正常圧延時にはマンドレルおよび中空素管の搬送に支障を生ずることなく、異常圧延時にはマンドレルと中空素管とを確実に分離ができ、さらに段取り替えに際し、U形ガイドの切り替えを自動化し、製管段取り替えごとのU形ガイド取り換えをなくすことができる。これらを用いる、本発明のマンドレルミルは、製管寸法の小径から大径に至る継目無鋼管の少量多品種生産に適切に対応できることから、継目無鋼管の圧延法として広く利用することができる。
本発明のマンドレル引抜装置の構成例を説明する図であり、同図(a)は正面構成を、(b)は平面構成をそれぞれ示している。 マンドレル引抜装置に装着されるU形ガイドの切替方法を模式的に説明する図である。 リトラクトマンドレルミル法における入側の圧延設備の構成と圧延状況を模式的に説明する図である。 従来のU形ガイドを装着する方式のマンドレル引抜装置の構成を説明する斜視図である。
符号の説明
1:マンドレル、 2:中空素管
3:マンドレルミル、 4:入側テーブル
4a、4b:素管用、マンドレル用ローラー
5:マンドレル保持装置
6:マンドレル引抜装置
7:U形ガイド、 8:ガイド本体
9:ガイド回転体、 10:回転シリンダー
11:傾斜シリンダー、 12:傾斜軸
13:ガイドヘッド

Claims (4)

  1. マンドレル径より大きいが中空素管の外径より小さな2種類以上の溝幅を形成するU形ガイド群と、
    このU形ガイド群のうちからマンドレル径に対応する溝幅を形成するU形ガイドを選択・切替する手段と、
    前記U形ガイドを装着し、かつ前記U形ガイド選択・切替手段を具備するガイド本体と、
    このガイド本体を傾倒可能に支持する傾倒軸と、
    前記ガイド本体のマンドレル引抜き方向への移動を拘束するためのガイドベッドとを具備し、
    さらに、正常圧延時にはマンドレルの移動の妨げにならないように前記ガイド本体をマンドレル進行方向に前記傾倒軸を介して傾倒支持し、異常圧延時には前記U形ガイドがマンドレルに挿通された中空素管の移動を拘束し中空素管からマンドレルが引き抜けるように前記ガイド本体を前記ガイドベットと接触する位置まで前記傾倒軸を介して引き起こす傾倒シリンダーを配設することを特徴とするマンドレル緊急引抜装置。
  2. マンドレルに挿通された中空素管の軸方向の移動を拘束して中空素管からマンドレルが引き抜けるように、マンドレル径より大きいが中空素管の外径より小さな2種類以上の溝幅を形成するU形ガイド群がガイド本体に装着されており、このU形ガイド群のうちから、マンドレル径に対応する溝幅を形成するU形ガイドを選択し、選択されたU形ガイドに切り替えた状態とし、
    正常圧延時にはマンドレルの移動の妨げにならないように前記ガイド本体をマンドレル進行方向に傾倒支持すると同時に、異常圧延時には前記ガイド本体を引き起こすとともにマンドレル進行方向への移動を拘束するガイドベッドに支持させ、前記U形ガイドがマンドレルに挿通された中空素管の移動を拘束し中空素管からマンドレルを引き抜くことを特徴とするマンドレル緊急引抜方法。
  3. マンドレルを挿通した状態の中空素管を延伸圧延するマンドレルミルにおいて、
    圧延入側で中空素管にマンドレルを挿通する装置と、
    マンドレルミルで圧延される間マンドレルの後端を拘束し、かつ圧延終了後または必要時にマンドレルを後退させるマンドレル保持装置と、
    請求項1記載のマンドレル緊急引抜装置とを具備することを特徴とするマンドレルミル。
  4. マンドレルを挿通した状態の中空素管を延伸圧延するマンドレルミルにおいて、
    圧延入側で中空素管にマンドレルを挿通する装置と、
    マンドレルミルで圧延される間マンドレルの後端を拘束し、かつ圧延終了後または必要時にマンドレルを後退させるマンドレル保持装置とを配置し、
    異常圧延時には請求項2記載のマンドレル緊急引抜方法により、マンドレルに挿通された中空素管の移動を拘束し中空素管からマンドレルを引き抜くことを特徴とするマンドレルミル。
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