JP2000158017A - 穿孔圧延機および穿孔シェルの引抜方法 - Google Patents

穿孔圧延機および穿孔シェルの引抜方法

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JP2000158017A JP10338537A JP33853798A JP2000158017A JP 2000158017 A JP2000158017 A JP 2000158017A JP 10338537 A JP10338537 A JP 10338537A JP 33853798 A JP33853798 A JP 33853798A JP 2000158017 A JP2000158017 A JP 2000158017A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】穿孔シェルの引抜装置の自動化、サイズフリー
化を図り、製管段取り替えにともなう穿孔シェルの引抜
装置の調整若しくは交換作業をなくす。 【解決手段】(1) 穿孔シェルからプラグおよび芯金を引
き抜く装置と、穿孔プシェルを搬送する装置とを具備す
る穿孔圧延機において、前記引抜装置にはシェルのプラ
グおよび芯金と同方向への移動を拘束する手段11、12
と、このシェルの移動を拘束する手段の開度調整する手
段13、16とを備えた穿孔圧延機である。上記穿孔圧延機
のプラグおよび芯金の引抜装置には、シェルのプラグお
よび芯金と同方向への移動を拘束する際に発生する衝撃
を緩和する手段18、19を備えることが望ましい。 (2) 穿孔圧延機で用いられる穿孔シェル引抜方法であっ
て、シェルストッパー11の開度調整によりシェルの移動
のみを拘束して、シェル内面からプラグおよび芯金を引
き抜いてのち、シェルを次工程に搬送する穿孔シェル引
抜方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、継目無鋼管の穿孔
圧延機およびこの圧延機で採用される穿孔シェル引抜方
法に関し、さらに詳しくは、製管段取り替えにともなう
穿孔シェルの引抜装置の調整若しくは交換作業をなく
し、製管寸法の小径から大径に至る継目無鋼管の少量多
品種生産に対応する穿孔圧延機およびその穿孔シェル引
抜方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】継目無鋼管の熱間での製造方法として、
いわゆるマンネスマン製管法が広く採用されている。こ
の製管方法は、所定温度に加熱された中実の丸ビレット
を被圧延材とし、この被圧延材を穿孔圧延機(いわゆ
る、ピアサ)に送給して、その軸心部を穿孔し、中空素
管であるシェルを製造する。次いで、穿孔されたシェル
をそのまま、あるいは必要に応じて上記穿孔圧延機と同
一構成のエロンゲータに通して拡径、薄肉化を行った
後、プラグミル、マンドレルミルなどの後続する延伸圧
延装置に送給して延伸圧延する。その後、ストレッチレ
デューサ、リーラ、サイザなどに通して磨管、形状修正
およびサイジングを行う精整工程を経て製品となる継目
無鋼管を製造する方法である。
【0003】図1は、穿孔圧延機における被圧延材の穿
孔状況を説明する図である。穿孔用ロール1は、被圧延
材3の圧延方向への移動軸となるパスラインX−Xに対
して所定の交叉角および傾斜角をなすように、軸対称に
一対に配置されている。上記のように穿孔用ロール1を
構成した穿孔圧延機においては、パスラインX−X上を
白抜き矢符方向に送給された被圧延材3は、穿孔用ロー
ル1間に噛み込まれて後は旋回しつつパスライン上を移
動し、プラグ2によりその軸心部に孔を明けられて中空
素管である穿孔シェル4となる。この間、プラグ2は、
図示しないスラストブロックに保持された芯金5によっ
て、パスラインに沿って穿孔用ロール1間に位置するよ
うに支持される。穿孔圧延が完了した後、穿孔圧延機の
出側では、穿孔シェル内面からプラグおよび芯金が抜き
取られ、単体となった穿孔シェルは次工程に搬送され
る。
【0004】図2は、穿孔圧延後の穿孔圧延機出側にお
ける穿孔シェルの引抜工程を説明する図である。同図
(a)は穿孔圧延が完了した後穿孔シェルを引抜用ストッ
パー7で拘束した状態を示し、(b)は穿孔シェル4から
プラグ2および芯金5を引き抜いた状態を示している。
図2に示すように、パスラインX−Xの周りに一対の穿
孔用ロール1が配置され、これらの穿孔用ロール1の間
に位置するようにプラグ2が芯金5によって支持され
る。さらに、プラグ2を支持する芯金5は、スラストブ
ロック6によって保持されている。
【0005】穿孔圧延が完了した後には、プラグおよび
芯金を保持するスラストブロック6は前進位置まで移動
している。その後、スラストブロック6を後退させるこ
とによって、穿孔シェル4は引抜用ストッパー7に当接
し、そのパスライン方向の動きが拘束される。この状態
で、さらにスラストブロック6を後退位置まで移動させ
ると、図2(b)に示すように、穿孔シェル4の内面から
プラグ2および芯金5を引き抜くことができる。次い
で、プラグ2および芯金5が引き抜かれ、単体となった
穿孔シェル4は次工程に搬送される。
【0006】図3は、従来の穿孔シェルの引抜用ストッ
パー7の構造を示す図である。引抜用ストッパー7とし
てU形ガイド8が用いられ、ガイド本体9に装着される
構造になっている。そして、U形ガイド8に形成される
U形溝の溝幅Dは、プラグおよび芯金の外径より大きい
が、穿孔シェルの外径より小さくなっている。したがっ
て、穿孔圧延の完了にともなって、スラストブロックを
後退させると、プラグおよび芯金はU形ガイド8のU形
溝を通過するが、穿孔シェルのみがU形溝によってパス
ライン方向の後退移動が拘束されて、穿孔シェルの内面
からプラグおよび芯金が引き抜かれる。
【0007】このとき、効果的に穿孔シェルからプラグ
および芯金を引き抜くには、U形ガイド8のU形溝の溝
幅Dとプラグおよび芯金の外径並びに穿孔シェルの外径
との間隙は一定範囲に保たなければならない。このた
め、製管段取り替えによってプラグおよび芯金の交換が
あると、それにともなってその都度U形ガイド8を取り
換える必要がある。
【0008】しかしながら、従来のU形ガイドの取り換
えは、穿孔圧延機の出側にジブクレーン等を配置するこ
とにより、手作業で行われていた。このような手作業に
よる取り換え作業では多大な工数を必要とするので、穿
孔圧延機の稼働率を低下させる要因となる。特に近年の
ように、継目無鋼管の高効率生産を目的として、マンネ
スマン製管設備の製造範囲拡大が実施されるようになる
と、製管段取り替えも増し、穿孔圧延機のU形ガイドの
取り換え作業が継目無鋼管製造の全体効率を低下させる
ことにもなり得る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の穿孔
圧延機でのシェル引抜用ストッパーとなるU形ガイド取
り換え作業の問題点を勘案し、穿孔シェルの引抜装置の
自動化、サイズフリー化を図り、製管段取り替えにとも
なう穿孔シェルの引抜装置の調整若しくは交換作業をな
くし、製管寸法の小径から大径に至る継目無鋼管の少量
多品種生産に対応する穿孔圧延機およびその穿孔シェル
の引抜方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記(1)の継
目無鋼管の製造に用いられる穿孔圧延機およびこのよう
な穿孔圧延機にも用いることができる穿孔シェルの引抜
方法を要旨としている(図4および図5参照)。
【0011】(1) 被圧延材のパスライン周りに対向配置
された一対の穿孔用ロールと、穿孔用ロール間に位置す
るようにパスラインに沿って配置されたプラグと、この
プラグを支持する芯金とを備え、さらに被圧延材の穿孔
後にシェルから前記プラグおよび芯金を引き抜く装置
と、プラグおよび芯金を引き抜いた後に前記シェルを搬
送する装置とを具備する穿孔圧延機において、前記プラ
グおよび芯金の引抜装置にはシェルのプラグおよび芯金
と同方向への移動を拘束する手段11、12と、このシェル
の移動を拘束する手段の開度調整する手段13、16とを備
えたことを特徴とする穿孔圧延機である。
【0012】上記穿孔圧延機のプラグおよび芯金の引抜
装置には、シェルのプラグおよび芯金と同方向への移動
を拘束する際に発生する衝撃を緩和する手段18、19を備
えることが望ましい。
【0013】(2) パスライン周りに対向配置された一対
の穿孔用ロールを用いて被圧延材をパスラインに沿って
移動させ、被圧延材の中央部に芯金に支持されたプラグ
を貫入させる穿孔圧延機で用いられる穿孔シェル引抜方
法であって、被圧延材の穿孔後にシェルとその内面に残
留するプラグおよび芯金をパスラインに沿って後退させ
る際に、シェルストッパー11の開度調整によりシェルの
移動のみを拘束して、シェル内面からプラグおよび芯金
を引き抜いてのち、シェルを次工程に搬送することを特
徴とする穿孔シェル引抜方法である。
【0014】上記の引抜方において、穿孔シェルが薄肉
である場合には、シェルを搬送する前にシェル先端部の
拘束を開放して、シェル端部の変形を防止するのが望ま
しい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る穿孔圧延機は、被圧
延材の穿孔後にシェルからプラグおよび芯金を引き抜く
装置と、プラグおよび芯金を引き抜いた後に前記シェル
を搬送する装置とを具備して、さらに、前記プラグおよ
び芯金の引抜装置にはシェルのプラグおよび芯金と同方
向への移動を拘束する手段と、このシェルの移動を拘束
する手段の開度を調整する手段とを備えることを特徴と
している。例えば、穿孔シェルの移動を拘束する手段と
してシェルストッパーを設け、このシェルストッパーの
開度調整の自動化を図ることによって、引抜装置のサイ
ズフリー化が可能になる。
【0016】本発明に係る穿孔シェル引抜方法は、上記
構成の穿孔圧延機に用いられる方法であり、被圧延材の
穿孔後にシェルとその内面に残留するプラグおよび芯金
をパスラインに沿って後退させる際に、シェルの移動の
みを拘束して、シェル内面からプラグおよび芯金を引き
抜いてのち、シェルを次工程に搬送する方法である。こ
の方法では、シェル端部の変形を防止するため、穿孔シ
ェルが薄肉の場合には、シェルを搬送する前にシェル先
端部の拘束を開放するのが望ましい。
【0017】本発明で採用する穿孔シェルの搬送装置、
若しくは次工程への搬送手段は、その方式が特に限定さ
れるものではなく、従来から多用されているコンベヤー
搬送方式、ウォーキングビーム搬送方式等のいずれであ
っても適用することができる。
【0018】本発明の穿孔圧延機とその穿孔シェル引抜
方法によれば、従来行われていた製管段取り替え毎の引
抜用ストッパーの調整や交換作業をなくすことができる
ので、前述の通り、継目無鋼管の高効率生産に有効であ
り、段取り替え時間の短縮とともに、作業の省力化を達
成することができる。以下、実施例を挙げて本発明の効
果を具体的に説明するが、以下の開示は本発明の一実施
例にすぎず、本発明の内容を何ら限定するものでない。
【0019】
【実施例】図4および図5は、本発明の具体的な構成例
を示す図であり、各図において共通する部材は同じ符号
を用いる。
【0020】図4は、本発明で用いられる穿孔シェルか
らプラグおよび芯金を引き抜く装置の全体構成例を示す
斜視図である。同図に示すように、引抜装置10は、お互
いに当接する部分に菱形や楕円形状の切欠部を持った1
対のシェルストッパー11と、これらを装入するシェルス
トッパーフレーム12とから構成される。引抜装置10は、
装置の中心が穿孔シェルが移動するパスラインX−Xに
合致するように、穿孔圧延機の出側に配置される。そし
て、シェルストッパーフレーム12に挿入されたシェルス
トッパー11は摺動可能であって、製管段取りに応じて、
穿孔シェルの外径よりは小さく、かつプラグおよび芯金
の外径より大きくなるように、シェルストッパー11間の
開度調整が行われる。
【0021】シェルストッパー11の開度調整は、シェル
ストッパーフレーム12の両端に設けられた開度調整用ジ
ャッキ13の位置決めによって行われ、この開度調整用ジ
ャッキ13の位置決めには位置調整用モーター14が用いら
れる。図4に示すように、1台の位置調整用モーター14
が駆動し、両端に設けられた減速機15を介して、両端の
開度調整用ジャッキ13に移動量が伝達され、パスライン
X−Xを中心にして開度調整用ジャッキ13の位置決めが
行われる。
【0022】そして、シェルストッパー11が閉状態にな
ることによって、シェルストッパー11の開度が確保され
る。シェルストッパー11の開状態と閉状態との切替は、
シェルストッパーフレーム12の両端に設けられたストッ
パー開閉用油圧シリンダー16によって左右個別に行われ
る。ストッパー開閉用油圧シリンダー16を作動させてシ
ェルストッパー11を閉状態にすると、次ぎに、ストッパ
ークランプ用油圧シリンダー17を作動させて、シェルス
トッパー11をシェルストッパーフレーム12に固定する。
【0023】前記図2に示すように、スラストブロック
6の後退にともなって、穿孔シェル4も後退して、上記
のシェルストッパーフレーム12に固定されたシェルスト
ッパー11に衝突する。このとき、穿孔シェル4は所定の
速度でシェルストッパー11に衝突することになるので、
シェルストッパー装置全体に著しい衝撃が加わることに
なる。これらの衝撃を回避するため、その衝撃を緩和す
る手段を設けるのが望ましい。
【0024】例えば、図4に示すように、ストッパーフ
レーム12の下方に、引抜装置10の揺動中心となるピポッ
ト19を設けて、シェルストッパーを内蔵するストッパー
フレームがこのピポット中心で揺動可能にする。すなわ
ち、穿孔シェルが衝突する面の後方に緩衝用油圧シリン
ダー18を別途設けた固定部材との間に設置し、衝突時に
は、油圧シリンダーの圧抜きによって衝撃力を緩和す
る。その後、油圧シリンダー内の油圧を回復させるとと
もに、シェルストッパーの固定位置も所定位置に復元す
る。
【0025】図5は、本発明に係るシェルストッパーの
開度調整用の機構を説明する要部詳細図である。同図に
おいて、右側はシェルストッパー11が閉状態である場合
を示しており、左側はシェルストッパー11が開状態であ
る場合を示している。前述の通り、シェルストッパー11
の開度調整は、製管段取り毎に設定される開度調整用ジ
ャッキ13の位置決めによって行われる。次いで、ストッ
パー開閉用油圧シリンダー16の作動によって、シェルス
トッパー11の閉状態における開度が定まる。具体的に
は、ストッパー開閉用油圧シリンダー16によってシェル
ストッパー11が閉方向に摺動し、開度調整ジャッキ13の
先端に設けられた停止ブロック13bに当て止めすること
によって、シェルストッパー11の開度が確保される。
【0026】その後、閉位置でシェルストッパー11を固
定させるため、ストッパークランプ用油圧シリンダー17
を作動させる。このようにシェルストッパー11をシェル
ストッパーフレーム12に固定することにより、穿孔シェ
ルの衝突にともなって加えられる衝撃に耐えることがで
きる。
【0027】穿孔シェルの次工程への搬送に関し、本発
明の引抜装置では、プラグおよび芯金が穿孔シェル内面
から引き抜かれ、シェルストッパー位置より後退する
と、直ちに搬送が可能になる。このとき、穿孔シェルが
薄肉である場合には、シェルストッパーにシェル先端部
が拘束されたままの状態で横方向に搬送されるので、管
端部が変形したり、ときには管端の片側ちぎれが発生す
る恐れがある。このような事態を回避するため、穿孔シ
ェルの搬送前に、ストッパークランプ用油圧シリンダー
17を開放し、さらにシェルストッパー開閉用油圧シリン
ダー16を後退させ、穿孔シェルの外径より大きなシェル
ストッパー11の開度を確保し、シェル先端部が拘束され
ないようにするのが望ましい。
【0028】通常、穿孔シェルが厚肉である場合や搬送
サイクルの短縮を優先する場合には、シェルストッパー
が閉状態のままで搬送される。この場合であっても、穿
孔シェルの管端部に支障が生じないように、シェルスト
ッパーの当たり面をテーパー面として、穿孔シェル管端
とシェルストッパーの当たり面とに隙間が生ずるように
することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の穿孔圧延機および穿孔シェルの
引抜方法によれば、穿孔シェルの引抜装置の自動化、サ
イズフリー化を図り、製管段取り替えにともなう穿孔シ
ェルの引抜装置の調整若しくは交換作業をなくすことが
できる。しかも、これにより製管寸法の小径から大径に
至る継目無鋼管の少量多品種生産において高効率生産を
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】穿孔圧延機における被圧延材の穿孔状況を説明
する図である。
【図2】穿孔圧延後の圧延機出側における穿孔シェルの
引抜工程を説明する図である。
【図3】従来の穿孔シェルの引抜用ストッパーの構造を
示す図である。
【図4】本発明で用いられる穿孔シェルからプラグおよ
び芯金を引き抜く装置の全体構成例を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明に係るシェルストッパーの開度調整用の
機構を説明する要部詳細図である。
【符号の説明】
1:穿孔用ロール、 2:プラグ 3:被圧延材、 4:穿孔シェル 5:芯金、 6:スラストブロック 7:引抜用ストッパー、 8:U形ガイド 9:ガイド本体、 10:引抜装置 11:シェルストッパー、 12:シェルストッパーフレー
ム 13:開度調整用ジャッキ、 14:位置調整用モーター 15:減速機、 16:ストッパー開閉用油圧シリンダー 17:ストッパークランプ用油圧シリンダー 18:緩衝用油圧シリンダー、 19:ピポット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 敏光 和歌山県和歌山市湊1850番地住友金属工業 株式会社和歌山製鉄所内 (72)発明者 山中 広大 和歌山県和歌山市湊1850番地住友金属工業 株式会社和歌山製鉄所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被圧延材のパスライン周りに対向配置され
    た一対の穿孔用ロールと、穿孔用ロール間に位置するよ
    うにパスラインに沿って配置されたプラグと、このプラ
    グを支持する芯金とを備え、さらに被圧延材の穿孔後に
    シェルから前記プラグおよび芯金を引き抜く装置と、プ
    ラグおよび芯金を引き抜いた後に前記シェルを搬送する
    装置とを具備する穿孔圧延機において、前記プラグおよ
    び芯金の引抜装置にはシェルのプラグおよび芯金と同方
    向への移動を拘束する手段と、このシェルの移動を拘束
    する手段の開度調整する手段とを備えたことを特徴とす
    る穿孔圧延機。
  2. 【請求項2】さらに上記プラグおよび芯金の引抜装置に
    は、シェルのプラグおよび芯金と同方向への移動を拘束
    する際に発生する衝撃を緩和する手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載の穿孔圧延機。
  3. 【請求項3】パスライン周りに対向配置された一対の穿
    孔用ロールを用いて被圧延材をパスラインに沿って移動
    させ、被圧延材の中央部に芯金に支持されたプラグを貫
    入させる穿孔圧延機で用いられる穿孔シェル引抜方法で
    あって、被圧延材の穿孔後にシェルとその内面に残留す
    るプラグおよび芯金をパスラインに沿って後退させる際
    に、シェルストッパーの開度調整によりシェルの移動の
    みを拘束して、シェル内面からプラグおよび芯金を引き
    抜いてのち、シェルを次工程に搬送することを特徴とす
    る穿孔シェル引抜方法。
  4. 【請求項4】穿孔シェルが薄肉である場合には、シェル
    を搬送する前にシェル先端部の拘束を開放して、シェル
    端部の変形を防止することを特徴とする請求項3記載の
    穿孔シェル引抜方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104998907A (zh) * 2015-07-14 2015-10-28 聊城鑫鹏源金属制造有限公司 轧管机限动架

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