JP2007275575A5 - - Google Patents
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Description
各実施様態において、上記重合体は、発泡材の形態でも、非吸収性でもよい。好ましい実施様態において、この重合体は、コイル上に存在する場合、多孔性で、非吸収性の発泡材とする。好ましい重合体は、ポリ(フッ化ビニリデン−コヘキサフルオロプロピレン)Poly(vinylidene fluoride-co-hexafluropropylene)である。共重合体の範囲にあるフッ化ポリビニリデン対ヘキサフルオロプロピレンの、好ましい比率は、約60:40〜約95:5の範囲とする。これら重合体は、一般的に、PVDF/HFPと呼んでもよい。
特に好ましい実施様態において、上記重合体は、本明細書でPVDF/HFPとして何度も参照されている、ポリ(フッ化ビニリデン−コヘキサフルオロプロピレン)である。ハロゲン化ビニリデン(好ましい実施様態におけるPVDF)対ハロゲン化アルケン(好ましい実施様態におけるHFP)の重量比は、通常、約60:40〜約95:5の間、好ましくは、約70:30〜約90:10の間、より好ましくは、約80:20〜約90:10の間とする。好ましい共重合体におけるPVDF対HFPの、特に好ましい比率は、85:15である。
実施例1
発泡被覆材として、非吸収性重合体を有する、塞栓用コイルを準備する。(例えば、米国、ミズーリ州、セントルイスにあるアルドリッチ社より入手可能な)85/15ポリ(フッ化ビニリデン−コヘキサフルオロプロピレン)の2%重量/重量の溶液を調製するため、(米国、ニュージャージー州、パリタンにあるフィッシャー・サイエンティフィック社より入手可能な)49.34グラムの1,4−ジオキサンに、この共重合体を1.04グラムだけ添加した。この混合物は、温度制御された加熱プレート上に設置された摂氏60度の水浴槽内で、24時間、撹拌した。この共重合体の溶液は、不溶固形物を除去するため、超粗密シンブルを通じて濾過した。10グラムの2%溶液に10グラムの1,4−ジオキサンを添加することにより、1%重量/重量の共重合体溶液を調製した。
発泡被覆材として、非吸収性重合体を有する、塞栓用コイルを準備する。(例えば、米国、ミズーリ州、セントルイスにあるアルドリッチ社より入手可能な)85/15ポリ(フッ化ビニリデン−コヘキサフルオロプロピレン)の2%重量/重量の溶液を調製するため、(米国、ニュージャージー州、パリタンにあるフィッシャー・サイエンティフィック社より入手可能な)49.34グラムの1,4−ジオキサンに、この共重合体を1.04グラムだけ添加した。この混合物は、温度制御された加熱プレート上に設置された摂氏60度の水浴槽内で、24時間、撹拌した。この共重合体の溶液は、不溶固形物を除去するため、超粗密シンブルを通じて濾過した。10グラムの2%溶液に10グラムの1,4−ジオキサンを添加することにより、1%重量/重量の共重合体溶液を調製した。
以上説明した本発明の実施例は、本発明の原理の適用例を幾つか例示したものと理解される。個々に開示され、あるいは以下の請求項に記載の構成の組み合わせも含めて、本発明の真の趣旨および範囲から逸脱しない限り、当業者により、多数の変更を行ってもよい。
〔実施の態様〕
(1)被覆式の血栓閉塞製品において、
血管閉塞装置と、
前記血管閉塞装置の周辺に配置される重合体であって、C−1〜C−12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体である、重合体と、を備え、
前記重合体は、重合体領域間に空隙を有する発泡材の形態であり、かつ、プラズマガスに被曝させたものである、
製品。
(2)実施態様1に記載の製品において、
前血管閉塞装置は、塞栓用コイルである、製品。
(3)実施態様1に記載の製品において、
前記血管閉塞装置は、プラチナ、ニチノール、放射線不透過材料、およびそれらの組み合わせから選ばれる材料から作製される、製品。
(4)実施態様1に記載の製品において、
前記重合体は、開口したセル発泡材の形態である、製品。
(5)実施態様1に記載の製品において、
前記ハロゲン化アルケンは、約C−2〜C−6の炭素鎖長さを有する、製品。
(6)実施態様1に記載の製品において、
前記重合体は、フッ化ビニリデンおよびヘキサフルオロプロピレンの共重合体である、製品。
(7)実施態様6に記載の製品において、
前記重合体は、ポリ(フッ化ビニリデン−コヘキサフルオロプロピレン)である、製品。
(8)実施態様7に記載の製品において、
前記重合体内の前記フッ化ビニリデンおよびヘキサフルオロプロピレンは、それぞれ約60:40〜95:5の間の重量比である、製品。
(9)実施態様7に記載の製品において、
前記重合体におけるフッ化ビニリデン対ヘキサフルオロプロピレンの前記重量比は、約70:30〜約90:10の間である、製品。
(10)実施態様9に記載の製品において、
前記重合体におけるフッ化ビニリデン対ヘキサフルオロプロピレンの前記重量比は、約85:15である、製品。
(11)実施態様1に記載の製品において、
前記重合体の発泡材は、プラズマガスに被曝させたことにより、前記重合体の、水に対する減少した接触角度を有する、製品。
(12)実施態様1に記載の製品において、
前記重合体の、前記水に対する接触角度は、約35度〜約85度である、製品。
(13)実施態様12に記載の製品において、
前記重合体の、前記減少した水に対する接触角度は、少なくとも60日間、存続する、製品。
(14)実施態様1に記載の製品において、
プラズマガスに被曝させた前記重合体の発泡材は、約40%未満の表面フッ素組成物を有する、製品。
(15)実施態様1に記載の製品において、
プラズマガスに被曝させた前記重合体の発泡材は、少なくとも約10%の表面酸素組成物を有する、製品。
(16)血管閉塞装置を製造する方法において、
a)不活性区画内に血管閉塞装置を挿入する工程と、
b)前記区画に、溶剤を含んだ重合体組成物を充填する工程であって、前記重合体は、C−1〜C12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体である、工程と、
c)前記溶剤における前記重合体を凍結させる工程と、
d)前記溶剤を除去することにより、前記血管閉塞装置の周辺に前記重合体を配置して、発泡材で被覆された血管閉塞装置を設ける工程であって、前記発泡材が、前記重合体を含む、工程と、
e)前記発泡材で被覆された血管閉塞装置をプラズマガスに被曝させる工程と、
を含む、方法。
(17)実施態様16に記載の方法において、
前記被曝させる工程は、前記プラズマガスを約1ミリトル〜約1気圧に維持する、方法。
(18)実施態様16に記載の方法において、
前記プラズマは、空気、酸素、水素、ヘリウム、アンモニア、水蒸気、および過酸化水素から成る群から選ばれるガスから形成される、方法。
(19)実施態様16に記載の方法において、
前記重合体は、約2秒〜約60分の間、前記プラズマガスに被曝される、方法。
(20)実施態様16に記載の方法において、
前記重合体は、フッ化ビニリデンおよびヘキサフルオロプロピレンの共重合体である、方法。
(21)実施態様16に記載の方法において、
前記プラズマガスへの被曝の結果、前記重合体の、水に対する接触角度は約35度〜約85度の範囲となり、前記被曝により減少した、前記水に対する接触角度は、少なくとも60日間存続する、方法。
(22)血管系統内の血管閉塞装置に対する細胞または分子の粘着性を増強する方法において、
a)不活性区画内に血管閉塞装置を挿入する工程と、
b)前記不活性区画に、溶剤を含んだ重合体組成物を充填する工程であって、前記重合体は、C−1〜C12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体である、工程と、
c)前記溶剤における前記重合体を凍結させる工程と、
d)前記溶剤を除去することにより、前記血管閉塞装置の周辺に該重合体を配置して、発泡材で被覆された血管閉塞装置を設ける工程であって、前記発泡材が、前記重合体を含む、工程と、
e)前記発泡材で被覆された血管閉塞装置をプラズマガスに被曝させて、プラズマ処理された血管閉塞装置を設ける工程と、
f)患者の血管系統内に、該プラズマ処理された血管閉塞装置を配備する工程と、
を含む、方法。
(23)実施態様22に記載の方法において、
前記プラズマガスへの被曝により、前記血管閉塞装置に対する血小板の粘着性を増強する、方法。
(24)実施態様22に記載の方法において、
前記プラズマガスへの被曝により、前記重合体の表面の元素組成を変える、方法。
(25)実施態様22に記載の方法において、
前記重合体は、ポリ(フッ化ビニリデン−コヘキサフルオロプロピレン)であり、前記重合体におけるフッ化ビニリデン対ヘキサフルオロプロピレンの重量比は、約60:40〜95:5の間である、方法。
(26)被覆式の血管閉塞製品において、
血管閉塞装置と、
前記血管閉塞装置の周辺に配置され、プラズマガスに被曝させた、重合体と、
を含む、血管閉塞製品。
(27)実施態様26に記載の製品において、
前記ポリマーは、ポリアミド、ポリウレタン、シリコーン、およびそれらの組み合わせから成る群から選ばれる、非吸収性の重合体である、製品。
(28)実施態様27に記載の製品において、
前記重合体群は、C−1〜C−12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体を、さらに含む、製品。
(29)実施態様26に記載の製品において、
前記重合体は、重合体領域の間に空隙を有する発泡材の形態とする、製品。
(30)被覆式の血管閉塞製品において、
血管閉塞装置と、
前記血管閉塞装置の周辺に配置され、プラズマガスに被曝させた、重合体と、を含み、
前記重合体は、ポリアミド、ポリウレタン、シリコーン、C−1〜C−12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体、およびそれらの組み合わせから成る群から選ばれる、血管閉塞製品。
〔実施の態様〕
(1)被覆式の血栓閉塞製品において、
血管閉塞装置と、
前記血管閉塞装置の周辺に配置される重合体であって、C−1〜C−12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体である、重合体と、を備え、
前記重合体は、重合体領域間に空隙を有する発泡材の形態であり、かつ、プラズマガスに被曝させたものである、
製品。
(2)実施態様1に記載の製品において、
前血管閉塞装置は、塞栓用コイルである、製品。
(3)実施態様1に記載の製品において、
前記血管閉塞装置は、プラチナ、ニチノール、放射線不透過材料、およびそれらの組み合わせから選ばれる材料から作製される、製品。
(4)実施態様1に記載の製品において、
前記重合体は、開口したセル発泡材の形態である、製品。
(5)実施態様1に記載の製品において、
前記ハロゲン化アルケンは、約C−2〜C−6の炭素鎖長さを有する、製品。
(6)実施態様1に記載の製品において、
前記重合体は、フッ化ビニリデンおよびヘキサフルオロプロピレンの共重合体である、製品。
(7)実施態様6に記載の製品において、
前記重合体は、ポリ(フッ化ビニリデン−コヘキサフルオロプロピレン)である、製品。
(8)実施態様7に記載の製品において、
前記重合体内の前記フッ化ビニリデンおよびヘキサフルオロプロピレンは、それぞれ約60:40〜95:5の間の重量比である、製品。
(9)実施態様7に記載の製品において、
前記重合体におけるフッ化ビニリデン対ヘキサフルオロプロピレンの前記重量比は、約70:30〜約90:10の間である、製品。
(10)実施態様9に記載の製品において、
前記重合体におけるフッ化ビニリデン対ヘキサフルオロプロピレンの前記重量比は、約85:15である、製品。
(11)実施態様1に記載の製品において、
前記重合体の発泡材は、プラズマガスに被曝させたことにより、前記重合体の、水に対する減少した接触角度を有する、製品。
(12)実施態様1に記載の製品において、
前記重合体の、前記水に対する接触角度は、約35度〜約85度である、製品。
(13)実施態様12に記載の製品において、
前記重合体の、前記減少した水に対する接触角度は、少なくとも60日間、存続する、製品。
(14)実施態様1に記載の製品において、
プラズマガスに被曝させた前記重合体の発泡材は、約40%未満の表面フッ素組成物を有する、製品。
(15)実施態様1に記載の製品において、
プラズマガスに被曝させた前記重合体の発泡材は、少なくとも約10%の表面酸素組成物を有する、製品。
(16)血管閉塞装置を製造する方法において、
a)不活性区画内に血管閉塞装置を挿入する工程と、
b)前記区画に、溶剤を含んだ重合体組成物を充填する工程であって、前記重合体は、C−1〜C12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体である、工程と、
c)前記溶剤における前記重合体を凍結させる工程と、
d)前記溶剤を除去することにより、前記血管閉塞装置の周辺に前記重合体を配置して、発泡材で被覆された血管閉塞装置を設ける工程であって、前記発泡材が、前記重合体を含む、工程と、
e)前記発泡材で被覆された血管閉塞装置をプラズマガスに被曝させる工程と、
を含む、方法。
(17)実施態様16に記載の方法において、
前記被曝させる工程は、前記プラズマガスを約1ミリトル〜約1気圧に維持する、方法。
(18)実施態様16に記載の方法において、
前記プラズマは、空気、酸素、水素、ヘリウム、アンモニア、水蒸気、および過酸化水素から成る群から選ばれるガスから形成される、方法。
(19)実施態様16に記載の方法において、
前記重合体は、約2秒〜約60分の間、前記プラズマガスに被曝される、方法。
(20)実施態様16に記載の方法において、
前記重合体は、フッ化ビニリデンおよびヘキサフルオロプロピレンの共重合体である、方法。
(21)実施態様16に記載の方法において、
前記プラズマガスへの被曝の結果、前記重合体の、水に対する接触角度は約35度〜約85度の範囲となり、前記被曝により減少した、前記水に対する接触角度は、少なくとも60日間存続する、方法。
(22)血管系統内の血管閉塞装置に対する細胞または分子の粘着性を増強する方法において、
a)不活性区画内に血管閉塞装置を挿入する工程と、
b)前記不活性区画に、溶剤を含んだ重合体組成物を充填する工程であって、前記重合体は、C−1〜C12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体である、工程と、
c)前記溶剤における前記重合体を凍結させる工程と、
d)前記溶剤を除去することにより、前記血管閉塞装置の周辺に該重合体を配置して、発泡材で被覆された血管閉塞装置を設ける工程であって、前記発泡材が、前記重合体を含む、工程と、
e)前記発泡材で被覆された血管閉塞装置をプラズマガスに被曝させて、プラズマ処理された血管閉塞装置を設ける工程と、
f)患者の血管系統内に、該プラズマ処理された血管閉塞装置を配備する工程と、
を含む、方法。
(23)実施態様22に記載の方法において、
前記プラズマガスへの被曝により、前記血管閉塞装置に対する血小板の粘着性を増強する、方法。
(24)実施態様22に記載の方法において、
前記プラズマガスへの被曝により、前記重合体の表面の元素組成を変える、方法。
(25)実施態様22に記載の方法において、
前記重合体は、ポリ(フッ化ビニリデン−コヘキサフルオロプロピレン)であり、前記重合体におけるフッ化ビニリデン対ヘキサフルオロプロピレンの重量比は、約60:40〜95:5の間である、方法。
(26)被覆式の血管閉塞製品において、
血管閉塞装置と、
前記血管閉塞装置の周辺に配置され、プラズマガスに被曝させた、重合体と、
を含む、血管閉塞製品。
(27)実施態様26に記載の製品において、
前記ポリマーは、ポリアミド、ポリウレタン、シリコーン、およびそれらの組み合わせから成る群から選ばれる、非吸収性の重合体である、製品。
(28)実施態様27に記載の製品において、
前記重合体群は、C−1〜C−12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体を、さらに含む、製品。
(29)実施態様26に記載の製品において、
前記重合体は、重合体領域の間に空隙を有する発泡材の形態とする、製品。
(30)被覆式の血管閉塞製品において、
血管閉塞装置と、
前記血管閉塞装置の周辺に配置され、プラズマガスに被曝させた、重合体と、を含み、
前記重合体は、ポリアミド、ポリウレタン、シリコーン、C−1〜C−12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体、およびそれらの組み合わせから成る群から選ばれる、血管閉塞製品。
Claims (12)
- 被覆式の血栓閉塞製品において、
血管閉塞装置と、
前記血管閉塞装置の周辺に配置される重合体であって、C−1〜C−12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体である、重合体と、
を備え、
前記重合体は、重合体領域間に空隙を有する発泡材の形態であり、かつ、プラズマガスに被曝させたものである、
製品。 - 請求項1に記載の製品において、
前血管閉塞装置は、塞栓用コイルである、製品。 - 請求項1に記載の製品において、
前記重合体は、開口したセル発泡材の形態である、製品。 - 請求項1に記載の製品において、
前記重合体は、フッ化ビニリデンおよびヘキサフルオロプロピレンの共重合体である、製品。 - 請求項4に記載の製品において、
前記重合体は、ポリ(フッ化ビニリデン−コヘキサフルオロプロピレン)である、製品。 - 請求項5に記載の製品において、
前記重合体におけるフッ化ビニリデン対ヘキサフルオロプロピレンの前記重量比は、約70:30〜約90:10の間である、製品。 - 請求項1に記載の製品において、
前記重合体の発泡材は、プラズマガスに被曝させたことにより、前記重合体の、水に対する減少した接触角度を有する、製品。 - 請求項1に記載の製品において、
前記重合体の、前記水に対する接触角度は、約35度〜約85度である、製品。 - 請求項1に記載の製品において、
プラズマガスに被曝させた前記重合体の発泡材は、約40%未満の表面フッ素組成物を有する、製品。 - 請求項1に記載の製品において、
プラズマガスに被曝させた前記重合体の発泡材は、少なくとも約10%の表面酸素組成物を有する、製品。 - 被覆式の血管閉塞製品において、
血管閉塞装置と、
前記血管閉塞装置の周辺に配置され、プラズマガスに被曝させた、重合体と、
を含む、血管閉塞製品。 - 被覆式の血管閉塞製品において、
血管閉塞装置と、
前記血管閉塞装置の周辺に配置され、プラズマガスに被曝させた、重合体と、
を含み、
前記重合体は、ポリアミド、ポリウレタン、シリコーン、C−1〜C−12の炭素鎖長さを有する、ハロゲン化ビニリデンおよびハロゲン化アルケンの共重合体、およびそれらの組み合わせから成る群から選ばれる、
血管閉塞製品。
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