JP2007274465A - 無線装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型で安価で効率のよい接続性を有する無線装置を提供する。
【解決手段】分離手段としての4端子サーキュレータ11が送信信号を送信手段21より送受信共用アンテナ13へ伝達し、受信信号を送受信共用アンテナ13より受信手段22へと伝達する方向性を有することで、高価なデュプレクサーを用いることなく、近傍周波数の送受信信号を分離することができ、小型で安価で効率のよい接続性を有する無線装置の提供を実現することができる。
【選択図】図1
【解決手段】分離手段としての4端子サーキュレータ11が送信信号を送信手段21より送受信共用アンテナ13へ伝達し、受信信号を送受信共用アンテナ13より受信手段22へと伝達する方向性を有することで、高価なデュプレクサーを用いることなく、近傍周波数の送受信信号を分離することができ、小型で安価で効率のよい接続性を有する無線装置の提供を実現することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、無線装置に関し、特に同時送受信が可能な無線装置に関する。
最近の携帯端末の中には、CDMA(Code Division Multi Access:符号分割多元接続方式)等送受信動作を同時に行うものがある。この種の携帯端末の送受信方式は、図4、図5に示すように送受信共用アンテナと、その送受信共用アンテナに接続された送受信分離のためのデュプレクサーと、送信回路部と、受信回路部とが接続された構成となっている。このデュプレクサーの機能は一般的なものであり、互いに送信周波数の信号と受信周波数の信号のみ通過させるフィルタが組み合わされたものである(例えば、特許文献1参照)。
図4は、無線装置の従来例を示すブロック図である。図5は、無線装置の他の従来例を示すブロック図である。
図4に示す無線装置は、デュプレクサー1と、デュプレクサー1のアンテナ端子に接続された送受信共用アンテナ13と、送信回路部12−1と、入力端が送信回路部12−1の出力端に接続されたパワーアンプ17と、入力端がパワーアンプ17の出力端に接続され出力端がデュプレクサー1の入力端に接続されたアイソレータ23と、入力端がデュプレクサー1の出力端に接続された増幅器19と、入力端が増幅器19の出力端に接続されたフィルタ(例えば、SAWフィルタであるが限定されない)20と、入力端がフィルタ20の出力端に接続された受信回路部14−1とで構成されている。送信回路部12−1、パワーアンプ17、及びアイソレータ23で送信手段3が構成され、受信回路部14−1、増幅器19、及びフィルタ20で受信手段4が構成されている。
図4に示す無線装置は、デュプレクサー1と、デュプレクサー1のアンテナ端子に接続された送受信共用アンテナ13と、送信回路部12−1と、入力端が送信回路部12−1の出力端に接続されたパワーアンプ17と、入力端がパワーアンプ17の出力端に接続され出力端がデュプレクサー1の入力端に接続されたアイソレータ23と、入力端がデュプレクサー1の出力端に接続された増幅器19と、入力端が増幅器19の出力端に接続されたフィルタ(例えば、SAWフィルタであるが限定されない)20と、入力端がフィルタ20の出力端に接続された受信回路部14−1とで構成されている。送信回路部12−1、パワーアンプ17、及びアイソレータ23で送信手段3が構成され、受信回路部14−1、増幅器19、及びフィルタ20で受信手段4が構成されている。
図4に示す無線装置は、送信手段3及び受信手段4と、送受信共用アンテナ13との間の信号の切り替えをデュプレクサー1で行っている。すなわち、デュプレクサー1は、送信手段3からの信号を送受信共用アンテナ13に給電し、送受信共用アンテナ13で受電した信号を受信手段4に供給する。
図5に示す無線装置は、アンテナの接続先を切り替えるアンテナスイッチ2と、アンテナスイッチ2のアンテナ端子に接続された送受信共用アンテナ13と、アンテナ端子がそれぞれアンテナスイッチ13に接続された2つのデュプレクサー1−1、1−2と、2バンドの信号を送信可能な送信回路部12−2と、入力端が送信回路部12−2の各出力端にそれぞれ接続された2つのパワーアンプ17−1、17−2と、入力端がパワーアンプ17−1、17−2の出力端にそれぞれ接続され、一方(図では左側)の出力端が一方(この場合左側)のデュプレクサー1−1の入力端に接続され、他方の出力端が他方(この場合右側)のデュプレクサー1−2の入力端に接続された2つのアイソレータ23−1、23−2と、入力端が一方のデュプレクサー1−1の出力端に接続された増幅器19−1と、入力端が他方のデュプレクサー1−2の出力端に接続された増幅器19−2と、入力端が一方(この場合左側)の増幅器19−1に接続されたフィルタ20−1と、入力端が他方(この場合右側)の増幅器19−2に接続されたフィルタ20−2と、入力端が2つの増幅器19−1、19−2の各出力端に接続された受信回路部14−2とで構成されている。送信回路部12−2、パワーアンプ17−1、17−2、アイソレータ23−1、23−2で送信手段5が構成され、受信回路部14−2、フィルタ20−1、20−2、及び増幅器19−1、19―2で受信手段6が構成されている。
図5に示す無線装置は、送信手段5及び受信手段6と、送受信共用アンテナ13との間の信号の切り替えをアンテナスイッチ2と2つのデュプレクサー1−1、1−2とで行っている。
アンテナスイッチ2は、バンド切替用のスイッチである。左側のデュプレクサー1−1を周波数の低い方のバンドLB(Lower Band)用とし、右側のデュプレクサー1−2を周波数の高い方のバンドUB(Upper Band)用とする。
アンテナスイッチ2をLB側に設定すると、送信回路部12−2からの周波数の低い方の信号がパワーアンプ17−1、アイソレータ23−1、及びデュプレクサー1−1、アンテナスイッチ2を介して送受信共用アンテナ13に給電される。
送受信共用アンテナ13で受電した電波はアンテナスイッチ2、デュプレクサー1−1、増幅器19−1、及びフィルタ20−1を介して受信回路部14−2に供給される。
アンテナスイッチ2は、バンド切替用のスイッチである。左側のデュプレクサー1−1を周波数の低い方のバンドLB(Lower Band)用とし、右側のデュプレクサー1−2を周波数の高い方のバンドUB(Upper Band)用とする。
アンテナスイッチ2をLB側に設定すると、送信回路部12−2からの周波数の低い方の信号がパワーアンプ17−1、アイソレータ23−1、及びデュプレクサー1−1、アンテナスイッチ2を介して送受信共用アンテナ13に給電される。
送受信共用アンテナ13で受電した電波はアンテナスイッチ2、デュプレクサー1−1、増幅器19−1、及びフィルタ20−1を介して受信回路部14−2に供給される。
一方、アンテナスイッチ2をUB側に設定すると、送信回路部12−2からの周波数の高い方の信号がパワーアンプ17−2、アイソレータ23−2、及びデュプレクサー1−2、アンテナスイッチ2を介して送受信共用アンテナ13に給電される。
送受信共用アンテナ13で受電した電波はアンテナスイッチ2、デュプレクサー1−2、増幅器19−2、及びフィルタ20−2を介して受信回路部14−2に供給される。
送受信共用アンテナ13で受電した電波はアンテナスイッチ2、デュプレクサー1−2、増幅器19−2、及びフィルタ20−2を介して受信回路部14−2に供給される。
ここで採用されているデュプレクサーは同軸誘電体共振器を複数個接続して構成することが知られている。
また、4端子サーキュレータを用いた無線装置(例えば、特許文献2、3参照)が提案されている。
特表平10−507044号公報
特開2003−018041号公報
特開平08−111652号公報
また、4端子サーキュレータを用いた無線装置(例えば、特許文献2、3参照)が提案されている。
ところで、近接した送受信帯の分離を行うため高いQ値の共振構造となっているためデュプレクサーに接続されている各ブロック(アンテナ、送信部、受信部)のVSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)が劣化すると共振周波数がずれる特性を持っている。よって所望の周波数特性を得るためには高い技術が必要となっている。
また、特許文献1記載の構成ではデュプレクサーの高いQ値を用いた共振回路の最適化により、隣接した近傍周波数である送信帯域、受信帯域の分離を行い、かつ各ブロックのVSWR劣化の補償を行ってきている。このため各ブロックの反射特性もしくは最適化、デュプレクサーの耐反射特性に携帯端末の無線特性が依存されることが多く、デュプレクサーの最適化が必要となり小型化、低価格が困難となっている。さらに、特許文献2、3に記載の技術では十分な性能が得られていない等問題点があげられる。
そこで、本発明の目的は、小型で安価で効率のよい接続性を有する無線装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、前記分離手段は、送信信号を前記送信手段よりアンテナへ伝達し、受信信号を該アンテナより前記受信手段へ伝達する方向性を有する無線装置であることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、前記分離手段は、送信信号を送信端子よりアンテナへ伝達し、受信信号を該アンテナより受信端子へ伝達する方向性を有し、かつ前記送受信信号の反射信号に相対するブロックが影響されないように前記受信端子と前記送信端子との間の端子に終端抵抗器が接続された4端子サーキュレータを有することを特徴とする。
ここで、「送受信信号の反射信号に相対するブロック」とは、送信回路部からの送信信号に対する受信回路部であり、受信信号に対する送信回路部を意味する。
ここで、「送受信信号の反射信号に相対するブロック」とは、送信回路部からの送信信号に対する受信回路部であり、受信信号に対する送信回路部を意味する。
請求項3記載の発明は、送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、前記分離手段は、送信信号を送信端子よりアンテナへ伝達し、受信信号を該アンテナより受信端子へ伝達する方向性を有し、かつ前記送受信信号の反射信号に相対するブロックが影響されないように前記受信端子と前記送信端子との間の端子に終端抵抗器が接続された4端子サーキュレータと、前記受信手段への前記受信信号を透過するフィルタとを有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、前記分離手段は、送信信号を送信端子よりアンテナへ伝達し、受信信号を該アンテナより受信端子へ伝達する方向性を有し、かつ前記送受信信号の反射信号に相対するブロックが影響されないように前記受信端子と前記送信端子との間の端子に終端抵抗器が接続された4端子サーキュレータと、前記受信手段への前記受信信号を透過する受信側フィルタと、前記送信手段からの送信信号を透過する送信側フィルタとを有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の発明において、前記送信手段は、送信周波数の異なる複数の送信回路部を有し、前記受信手段は、受信周波数の異なる複数の受信回路部を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項記載の発明において、前記分離手段は、前記受信手段の入力部にアイソレータが接続されていることを特徴とする。
すなわち、本発明は送受信の分離を終端端子をもつ4端子サーキュレータを使用することにより小型で安価な部品を使用することができ、効率のよい接続性を提供できる無線装置を実現することを特徴とする。
本発明によれば、分離手段が送信信号を送信手段よりアンテナへ伝達し、受信信号をアンテナより受信手段へと伝達する方向性を有することで、高価なデュプレクサーを用いることなく、近傍周波数の送受信信号を分離することができ、小型で安価で効率のよい接続性を有する無線装置の提供を実現することができる。
本発明に係る無線装置の一実施の形態は、送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、分離手段は、送信信号は送信手段よりアンテナへ伝達し、受信信号はアンテナより受信手段へと伝達する方向性を有することを特徴とする。
アンテナとしては、例えば、ループアンテナ、ホイップアンテナ、パッチアンテナ、スロットアンテナ等が用いられる。
アンテナとしては、例えば、ループアンテナ、ホイップアンテナ、パッチアンテナ、スロットアンテナ等が用いられる。
上記構成によれば、分離手段が送信信号を送信手段よりアンテナへ伝達し、受信信号をアンテナより受信手段へと伝達する方向性を有することで、高価なデュプレクサーを用いることなく、近傍周波数の送受信信号を分離することができ、小型で安価で効率のよい接続性が得られる。また、高いQ値を用いた共振デュプレクサーを用いることなく近傍周波数の送受信波を分離することができる。さらに、各部品のVSWRに対し耐反射性が向上し部品の最適化を行う必要がなくなる。
ここで、「各部品のVSWR」とあるが、全ての部品において反射=定在波となり、使用周波数においては50Ω整合されていると仮定すると、反射はないもののその他の周波数においても50Ω整合されているとは限らない。よって、全ての周波数を鑑みると全ての部品端で反射が生じていると考えられる。このため、「各部品のVSWR」を考慮した。
またデュプレクサーに比べQ値の高くないフィルタを送信出力部、受信回路入力部に互いに影響が少なく配置することができ、安価で小型な部品で無線特性を満足する構成ができる。
本発明に係る無線装置の他の実施の形態は、送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、分離手段は、送信信号を送信端子よりアンテナへ伝達し、受信信号をアンテナより受信端子へ伝達する方向性を有し、かつ送受信信号の反射信号に相対するブロックが影響されないように受信端子と送信端子との間の端子に終端抵抗器が接続された4端子サーキュレータを有することを特徴とする。
上記構成によれば、分離手段が送信信号を送信手段よりアンテナへ伝達し、受信信号をアンテナより受信手段へと伝達する方向性を有することで、高価なデュプレクサーを用いることなく、近傍周波数の送受信信号を分離することができ、小型で安価で効率のよい接続性が得られる。また、送受信の分離を4端子サーキュレータで行うため、送信、受信側のフィルタ特性の相互影響が少なくなり、フィルタ特性の緩和、小型化、安価が可能となる。
本発明に係る無線装置の他の実施の形態は、送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、分離手段は、送信信号を送信端子よりアンテナへ伝達し、受信信号をアンテナより受信端子へ伝達する方向性を有し、かつ送受信信号の反射信号に相対するブロックが影響されないように受信端子と送信端子との間の端子に終端抵抗器が接続された4端子サーキュレータと、受信手段への受信信号を透過するフィルタとを有することを特徴とする。
上記構成によれば、分離手段が送信信号を送信手段よりアンテナへ伝達し、受信信号をアンテナより受信手段へと伝達する方向性を有することで、高価なデュプレクサーを用いることなく、近傍周波数の送受信信号を分離することができ、小型で安価で効率のよい接続性が得られる。また、送受信の分離を4端子サーキュレータで行うため、送信、受信側のフィルタ特性の相互影響が少なくなり、フィルタ特性の緩和、小型化、安価が可能となる。
本発明に係る無線装置の他の実施の形態は、送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、分離手段は、送信信号を送信端子よりアンテナへ伝達し、受信信号をアンテナより受信端子へ伝達する方向性を有し、かつ送受信信号の反射信号に相対するブロックが影響されないように受信端子と送信端子との間の端子に終端抵抗器が接続された4端子サーキュレータと、受信手段への受信信号を透過する受信側フィルタと、送信手段からの送信信号を透過する送信側フィルタとを有することを特徴とする。
上記構成によれば、分離手段が送信信号を送信手段よりアンテナへ伝達し、受信信号をアンテナより受信手段へと伝達する方向性を有することで、高価なデュプレクサーを用いることなく、近傍周波数の送受信信号を分離することができ、小型で安価で効率のよい接続性が得られる。また、送受信の分離を4端子サーキュレータで行うため、送信、受信側のフィルタ特性の相互影響が少なくなり、フィルタ特性の緩和、小型化、安価が可能となる。
本発明に係る無線装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、送信手段は、送信周波数の異なる複数の送信回路部を有し、受信手段は、受信周波数の異なる複数の受信回路部を有することを特徴とする。
上記構成によれば、バンド数の増加に伴う回路構成の小型化、最適化、簡素化が容易となる。送受信の分離を送受信共用アンテナの次のブロックで行うことができるため従来の構成に比べ送受信の干渉が低減され、バンド数が増加した場合効果的となる。
本発明に係る無線装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、分離手段は、受信手段の入力部にアイソレータが接続されていることを特徴とする。
上記構成によれば、送信手段からの送信信号の反射波の送信手段への影響を抑止することができる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
次に本発明に係る無線装置の一実施例について述べる。
〔構 成〕
図1は、本発明に係わる無線装置の一実施例としての1バンド用携帯端末装置の回路構成の要部を示すブロック図である。
〔構 成〕
図1は、本発明に係わる無線装置の一実施例としての1バンド用携帯端末装置の回路構成の要部を示すブロック図である。
同図に示す1バンド用携帯端末装置は、信号を端子Aから端子Bへ、端子Bから端子Cへ、端子Cから端子Dへ、端子Dから端子Aへ伝達する方向性を有する4端子サーキュレータ11と、送信回路部12−1と、送信回路部12−1の信号を増幅するパワーアンプ17と、パワーアンプ17からの信号のうち不要な高調波を減衰させ、出力端が端子Aに接続されたローパスフィルタ16と、4端子サーキュレータ11の端子Bに接続された送受信共用アンテナ13と、入力端が4端子サーキュレータ11の端子Cに接続され送信信号を透過せず受信信号のみ透過させるバンドパスフィルタ18と、入力端がバンドパスフィルタ18の出力端に接続された増幅器19と、入力端が増幅器19の出力端に接続されたフィルタ20と、入力端がフィルタ20の出力端に接続された受信回路部14−1と、一端(図では上端)が端子Dに接続され他端(この場合下端)が接地された終端抵抗器(例えば、50Ω)15とで構成されている。
送信回路部12、ローパスフィルタ16、及びパワーアンプ17で送信手段21−1が構成され、受信回路部14、バンドパスフィルタ18、増幅器19、及びフィルタ20で受信手段22−1が構成されている。
〔動 作〕
送信回路部12−1の出力部(この場合ローパスフィルタ16の出力端)においては、4端子サーキュレータ11は方向性を有するので端子Dの反射に影響されるが、端子Dは50Ω終端されて反射されないため、送信回路部12−1自体および受信回路部22−1自体の反射波の影響はない。このため安定な送信出力特性を得ることができる。
ローパスフィルタ16は、パワーアンプ17で発生する不要な高調波を除去する。
送信回路部12−1の出力部(この場合ローパスフィルタ16の出力端)においては、4端子サーキュレータ11は方向性を有するので端子Dの反射に影響されるが、端子Dは50Ω終端されて反射されないため、送信回路部12−1自体および受信回路部22−1自体の反射波の影響はない。このため安定な送信出力特性を得ることができる。
ローパスフィルタ16は、パワーアンプ17で発生する不要な高調波を除去する。
受信回路部14−1の入力部(この場合バンドパスフィルタ18の入力端)においては、4端子サーキュレータ11の方向性より、端子Aの送信信号が送受信共用アンテナ13の端部で反射の影響をうけるが、受信回路部12−1の入力部に送信信号を透過せず受信信号のみ透過するバンドパスフィルタ18を挿入し、バンドパスフィルタ18で使用周波数以外の不要な電波、例えば送信波を反射させ端子Dの50Ω終端(終端抵抗器15)で吸収することにより、所望の受信信号のみを受信回路部14に入力することができる。
端的にいえば、送信部(端子A)と受信部(端子D)との間の双方向の影響をなくすために50Ω終端抵抗器15が機能しているのである。
次に本発明に係る無線装置の他の実施例について述べる。
〔構 成〕
図2は、本発明に係わる無線装置の他の実施例としての1バンド用携帯端末装置の回路構成の要部を示すブロック図である。
図2に示す実施例の図1に示した実施例との相違点は、ローパスフィルタとパワーアンプとの間にアイソレータを設けた点である。
〔構 成〕
図2は、本発明に係わる無線装置の他の実施例としての1バンド用携帯端末装置の回路構成の要部を示すブロック図である。
図2に示す実施例の図1に示した実施例との相違点は、ローパスフィルタとパワーアンプとの間にアイソレータを設けた点である。
すなわち、図2に示す1バンド用携帯端末装置は、信号を端子Aから端子Bへ、端子Bから端子Cへ、端子Cから端子Dへ、端子Dから端子Aへ伝達する方向性を有する4端子サーキュレータ11と、送信回路部12−1と、送信回路部12−1の信号を増幅するパワーアンプ17と、入力端がパワーアンプ17の出力端に接続されたアイソレータ23と、入力端がアイソレータ23の出力端に接続され、パワーアンプ17からの信号のうち不要な高調波を減衰させ、出力端が端子Aに接続されたローパスフィルタ16と、端子Bに接続された送受信共用アンテナ13と、入力端が端子Cに接続され送信信号を透過せず受信信号のみ透過させるバンドパスフィルタ18と、入力端がバンドパスフィルタ18の出力端に接続された増幅器19と、入力端が増幅器19の出力端に接続されたフィルタ20と、入力端がフィルタ20の出力端に接続された受信回路部14−1と、一端が端子Dに接続され他端が接地された終端抵抗器(例えば、50Ω抵抗器)15とで構成されている。
〔動 作〕
このような無線装置においても図1に示した無線装置と同様の効果が得られ、アイソレータ23を用いることにより、パワーアンプ17への送信信号の反射波が入射することが抑止され、信頼性の向上を図ることができる。
このような無線装置においても図1に示した無線装置と同様の効果が得られ、アイソレータ23を用いることにより、パワーアンプ17への送信信号の反射波が入射することが抑止され、信頼性の向上を図ることができる。
次に本発明に係る無線装置の他の実施例について述べる。
〔構 成〕
図3は、本発明に係わる無線装置の他の実施例としての多バンド用携帯端末装置の回路構成の要部を示すブロック図である。
図3に示す実施例の図1に示した実施例との相違点は、送信手段は、送信周波数の異なる複数の送信回路部を有し、受信手段は、受信周波数の異なる複数の受信回路部を有する点である。
〔構 成〕
図3は、本発明に係わる無線装置の他の実施例としての多バンド用携帯端末装置の回路構成の要部を示すブロック図である。
図3に示す実施例の図1に示した実施例との相違点は、送信手段は、送信周波数の異なる複数の送信回路部を有し、受信手段は、受信周波数の異なる複数の受信回路部を有する点である。
すなわち、本実施例のサーキュレータ接続は図1と同様であるが、送信回路部22−2の出力部には各送信バンド信号を透過するバンドパスフィルタ18−1、18−2からなるフィルタ群18aを有する点で相違する。また、受信回路部14−2の入力部には各受信バンド信号を透過するバンドパスフィルタ18−3、18−4からなるフィルタ群18bを有する点で相違する。
〔作 用〕
周波数の低い方のバンドをLBとし、周波数の高い方のバンドをUBとする。
送信回路部12−2からの周波数の低い方の信号がパワーアンプ17−1、アイソレータ23−1、及びバンドパスフィルタ18−1、4端子サーキュレータ11を介して送受信共用アンテナ13に給電される。
送受信共用アンテナ13で受電した電波は4端子サーキュレータ11、バンドパスフィルタ18−3、増幅器19−1、及びフィルタ20−1を介して受信回路部14−2に供給される。
周波数の低い方のバンドをLBとし、周波数の高い方のバンドをUBとする。
送信回路部12−2からの周波数の低い方の信号がパワーアンプ17−1、アイソレータ23−1、及びバンドパスフィルタ18−1、4端子サーキュレータ11を介して送受信共用アンテナ13に給電される。
送受信共用アンテナ13で受電した電波は4端子サーキュレータ11、バンドパスフィルタ18−3、増幅器19−1、及びフィルタ20−1を介して受信回路部14−2に供給される。
一方、送信回路部12−2からの周波数の高い方の信号がパワーアンプ17−2、アイソレータ23−2、4端子サーキュレータ11を介して送受信共用アンテナ13に給電される。
送受信共用アンテナ13で受電した電波は4端子サーキュレータ11、バンドパスフィルタ18−4、増幅器19−2、及びフィルタ20−2を介して受信回路部14−2に供給される。
同図に示すような構成により、高価なデュプレクサーを用いることなく、近傍周波数の送受信信号を分離することができ、小型で安価で効率のよい接続性を有するとともに、安定な送信出力特性を得ることができる。
送受信共用アンテナ13で受電した電波は4端子サーキュレータ11、バンドパスフィルタ18−4、増幅器19−2、及びフィルタ20−2を介して受信回路部14−2に供給される。
同図に示すような構成により、高価なデュプレクサーを用いることなく、近傍周波数の送受信信号を分離することができ、小型で安価で効率のよい接続性を有するとともに、安定な送信出力特性を得ることができる。
本実施例では、2バンド送受信の場合を一例として説明しているが、バンド数が増えても同様の効果が得られる。
更に本実施例では、送信出力端において、端子Dは50Ω終端されているため送信回路部12−2自体および受信回路部14−2自体の反射波の影響がないことより、送信回路部12−2中のパワーアンプ出力のアイソレータ23−1、23−2と同等の動作も併せ持つことができる。
更に本実施例では、送信出力端において、端子Dは50Ω終端されているため送信回路部12−2自体および受信回路部14−2自体の反射波の影響がないことより、送信回路部12−2中のパワーアンプ出力のアイソレータ23−1、23−2と同等の動作も併せ持つことができる。
また、バンド数が増えるに従い、送受信回路部12−2、14−2に所望の信号を透過するフィルタを追加することで同様の効果が得られる。
また、バンド間は十分離れているため隣接した送受信信号に分離するような高いQ値で複雑な構成のデュプレクサーに比べ、比較的簡易なフィルタを使用することができ、バンドを切り替えるためのスイッチ(例えば、双極双投スイッチ)が不要となる。
また、バンド間は十分離れているため隣接した送受信信号に分離するような高いQ値で複雑な構成のデュプレクサーに比べ、比較的簡易なフィルタを使用することができ、バンドを切り替えるためのスイッチ(例えば、双極双投スイッチ)が不要となる。
尚、上述した実施例では終端抵抗器に50Ωの抵抗器を用いたが、終端としてはスタブ等一般的に終端器として用いられているものであってもよい。
〔効果の説明〕
以上説明したように本発明によれば以下の効果が得られる。
・高いQ値を用いた共振デュプレクサーを用いることなく近傍周波数の送受信波を分離することができる。
以上説明したように本発明によれば以下の効果が得られる。
・高いQ値を用いた共振デュプレクサーを用いることなく近傍周波数の送受信波を分離することができる。
・各部品のVSWRに対し耐反射性が向上し部品の最適化を行う必要がなくなる。
・また送受信の分離を4端子サーキュレータで行うため、送信、受信側のフィルタ特性の相互影響が少なくなり、フィルタ特性の緩和、小型化、安価が可能となる。
・バンド数の増加に伴う回路構成の小型化、最適化、簡素化が容易となる。
・送受信の分離を送受信共用アンテナの次のブロックで行うことができるため従来の構成に比べ送受信の干渉が低減され、バンド数が増加した場合効果的となる。
・またデュプレクサーに比べQ値の高くないフィルタを送信出力部及び受信回路入力部に互いに影響が少なく配置することができ、安価で小型な部品で無線特性を満足する構成ができる。
本発明は、携帯電話機、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)等の同時送受信が可能な無線装置に利用することができる。
11 4端子サーキュレータ
12 送信回路部
13 送受信共用アンテナ
14 受信回路部
15 終端抵抗器
12 送信回路部
13 送受信共用アンテナ
14 受信回路部
15 終端抵抗器
Claims (6)
- 送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、
前記分離手段は、送信信号を前記送信手段よりアンテナへ伝達し、受信信号を該アンテナより前記受信手段へ伝達する方向性を有することを特徴とする無線装置。 - 送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、
前記分離手段は、送信信号を送信端子よりアンテナへ伝達し、受信信号を該アンテナより受信端子へ伝達する方向性を有し、かつ前記送受信信号の反射信号に相対するブロックが影響されないように前記受信端子と前記送信端子との間の端子に終端抵抗器が接続された4端子サーキュレータを有することを特徴とする無線装置。 - 送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、
前記分離手段は、送信信号を送信端子よりアンテナへ伝達し、受信信号を該アンテナより受信端子へ伝達する方向性を有し、かつ前記送受信信号の反射信号に相対するブロックが影響されないように前記受信端子と前記送信端子との間の端子に終端抵抗器が接続された4端子サーキュレータと、前記受信手段への前記受信信号を透過するフィルタとを有することを特徴とする無線装置。 - 送信手段と、受信手段と、送受信信号を分離する分離手段とを備えた無線装置において、
前記分離手段は、送信信号を送信端子よりアンテナへ伝達し、受信信号を該アンテナより受信端子へ伝達する方向性を有し、かつ前記送受信信号の反射信号に相対するブロックが影響されないように前記受信端子と前記送信端子との間の端子に終端抵抗器が接続された4端子サーキュレータと、前記受信手段への前記受信信号を透過する受信側フィルタと、前記送信手段からの送信信号を透過する送信側フィルタとを有することを特徴とする無線装置。 - 前記送信手段は、送信周波数の異なる複数の送信回路部を有し、前記受信手段は、受信周波数の異なる複数の受信回路部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の無線装置。
- 前記分離手段は、前記受信手段の入力部にアイソレータが接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の無線装置。
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