JP2007274377A - 周辺監視装置、プログラム - Google Patents

周辺監視装置、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007274377A
JP2007274377A JP2006097922A JP2006097922A JP2007274377A JP 2007274377 A JP2007274377 A JP 2007274377A JP 2006097922 A JP2006097922 A JP 2006097922A JP 2006097922 A JP2006097922 A JP 2006097922A JP 2007274377 A JP2007274377 A JP 2007274377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
bird
viewpoint
periphery monitoring
monitoring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006097922A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Imanishi
勝之 今西
Hirohiko Yanagawa
博彦 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2006097922A priority Critical patent/JP2007274377A/ja
Publication of JP2007274377A publication Critical patent/JP2007274377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】視認性の良い画像を提供する周辺監視装置、および周辺監視装置を駆動するためのプログラムの提供。
【解決手段】本発明の周辺監視装置では、第一撮像部、第二撮像部、第三撮像部で撮影された画像を画像処理することにより、三つの撮影画像から一つの平面上に配置した統合鳥瞰図画像を生成(S220〜S240)し、その統合鳥瞰図画像を仮想カメラを視点として視点変換することにより、視点変換画像を生成する(S250)。そして、対象画素に対応する画素に対し、リア境界(またはサイド境界)から、その画素までの距離が近いほど、その境界を有した画像(リア境界ならばリア画像)に属する画素の輝度を参照する比率が大きくなるように重み付けして加重平均することにより、対象画素の輝度を算出する(S260)ことで表示画像とし、その表示画像を表示装置に出力する(S270)。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に搭載され、撮影された車両周辺の複数の画像を合成し、その合成画像を運転者等に提供する周辺監視装置、およびその周辺監視装置を動作させるためのプログラムに関する。
従来より車両周辺を撮影対象とし、その撮影対象の一部が重複するように配置された複数のカメラで、広角レンズを介して撮影した画像を画像処理することにより、路面上の物体を三次元情報として抽出し、その三次元情報を運転者の視点から見た画像である表示画像へと変換して、表示画像をモニタに表示する周辺監視装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、この種の周辺監視装置では、異なるカメラで撮影された画像を、撮影対象の同一地点が一致するように(以下、一致させることにより重複する領域を重複領域とする)、撮影された複数の画像を合成することで、表示画像を生成している。
その画像を合成する際の重複領域に対する画像処理方法の一つとして、重複領域を形成するそれぞれの画像の輝度を加重平均することにより、重複領域に属する画素(以下、対象画素とする)の輝度を決定することが知られている(例えば、特許文献2参照)。
具体的には、対象画素の輝度は、下記式で表されるように、重複領域を形成するそれぞれの画像の輝度(下記式中、輝度1、輝度2)を、必要度により重み付けして加重平均することで決定される。
対象画素の輝度=(輝度1×必要度+輝度2×必要度)/必要度の和
なお、必要度として、カメラの台数の逆数や、使用者等によって入力される値が用いられる。つまり、必要度は、画像の重複領域毎に固定して与えられる固定値である。
特開2005−167309号公報 特許第3300334号
このように、特許文献2に記載された重複領域に対する画像処理方法を用いた周辺監視装置では、必要度が重複領域ごとに固定されているため、図11(A)に示すような、重複領域以外の領域である単独領域と重複領域との境界付近で、輝度の分布に差が生じた不連続な画像になるという問題があった。
また、一般的に周辺監視装置では、車両周辺の広い範囲を撮影する必要があることから広角レンズを用いているため、図11(B)に示すように、撮影位置から距離が離れた位置に存在する物体が小さく撮影されてしまい、撮影された画像に基づいて生成された表示画像を視認しても、その物体を運転者等が認識し難いという問題があった。
つまり、従来の周辺監視装置では、表示画像の視認性が悪いと言う問題があった。
そこで、本発明は、視認性の良い画像を提供する周辺監視装置、および周辺監視装置を駆動するためのプログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明の周辺監視装置では、少なくとも撮影対象の一部が重複するように配置された複数の撮影手段により、車両周辺を撮影対象として撮影され、撮影手段の数に対応した複数の撮影画像のそれぞれを、鳥瞰画像生成手段が、各撮影手段が配置された位置を視点として地表面座標系へ投影する透視変換を行うことにより鳥瞰画像を生成する。そして、視点変換手段が、鳥瞰画像生成手段で生成された鳥瞰画像のそれぞれを、単一座標平面上に配置し、かつ予め設定された一つの仮想視点から見た鳥瞰画像である共通視点鳥瞰画像に変換し、表示画像生成手段が、視点変換手段にて変換された複数の共通視点鳥瞰画像を合成することで表示画像を生成し、表示制御手段が、表示画像生成手段にて生成された表示画像の表示を制御する。
また、単一座標平面上で共通視点鳥瞰画像が互いに重複し合う領域を重複領域、共通視点鳥瞰画像の重複領域以外の領域を単独領域、重複領域に対応した表示画像の領域を合成領域とした上で、表示画像生成手段では、重み設定手段が、重複領域に位置する画素のそれぞれに、その重複領域と単独領域との境界からの距離が近いほど大きな値となる重みを設定し、輝度算出手段が合成領域に位置する画素を対象画素とし、その対象画素に対応する各重複領域上の画素の輝度を、その画素に設定された重みを用いて加重平均することで、対象画素の輝度を求める。
例えば、図12に示すように、共通視点鳥瞰画像1と共通視点鳥瞰画像2とにより表示画像を生成する場合、共通視点鳥瞰画像1と共通視点鳥瞰画像2とが互いに重複する領域が重複領域(図中、共通視点鳥瞰画像1の該当領域を重複領域1、共通視点鳥瞰画像2の該当領域を重複領域2とする)となり、共通視点鳥瞰画像1の重複領域1以外の領域が単独領域1、共通視点鳥瞰画像2の重複領域2以外の領域が単独領域2となる。
そして、図12に示すように、表示画像の同一な位置に位置している画素1(共通視点鳥瞰画像1の一つの画素)と画素2(共通視点鳥瞰画像2の一つの画素)とを加重平均する場合、単独領域1と重複領域1との境界から画素1までの距離が遠いため、画素1には、小さな値の重みが付与され、単独領域2と重複領域2との境界から画素2までの距離が近いため、画素2には、大きな値の重みが付与される。したがって、画素1と画素2との位置に対応する対象画素の輝度は、画素2の輝度を参照する比率(以下、参照比率とする)が大きなものとして算出される。
特に、対象画素が単独領域1と重複領域1との境界上である時に、共通視点鳥瞰画像1に属する画素1の比率を1、共通視点鳥瞰画像2に属する画素2の比率を0とし、対象画素が単独領域2と重複領域2との境界上である時に、共通視点鳥瞰画像1に属する画素1の比率を0、共通視点鳥瞰画像2に属する画素2の比率を1とする場合、単独領域と重複領域とが連続的な輝度の分布となる。
つまり、本発明の周辺監視装置によれば、単独領域と重複領域との境界からの距離が近いほど、その共通視点鳥瞰画像に属する画素の輝度を参照する比率を大きくなるように大きな値の重みを付与して、対象画素の輝度を算出するため、単独領域と重複領域との境界付近における輝度の分布を連続的で滑らかなものとすることができる。さらに、本発明の周辺監視装置によれば、単独領域と重複領域との境界からの距離に応じて重みを変化させるため、重複領域内の輝度の分布を滑らかなものとすることができる。
これらの結果、本発明の周辺監視装置によれば、当該周辺監視装置が搭載された車両の乗員に、視認性の良い表示画像を提供することができる。
また、本発明の周辺監視装置では、少なくともひとつの撮影手段が、車両後方を撮影対象とすることが望ましい。
本発明の周辺監視装置によれば、車両後方を撮影対象としているため、例えば、当該周辺監視装置が搭載された車両において走行車線を変更する時や、車両を後進させて駐車する時等のように、車両後方の安全確認のために必要な表示画像を提供することができる。
さらに、本発明の周辺監視装置の視点変換手段は、当該周辺監視装置を搭載した車両の車両前方に仮想視点を配置し、撮影手段が撮影画像を撮影する時の焦点距離より大きな焦点距離を用いて視点変換することが望ましい。
このような視点変換を行うことにより、撮影手段で撮影したときのレンズよりも、焦点距離の大きな望遠レンズを用いて撮影した場合と同等の画像が得られる。
したがって、本発明の周辺監視装置によれば、表示画像における車両の遠方の物体を拡大することができる上に、表示画像内における車両近傍に存在する物体の大きさと遠方に存在する物体の大きさの比を、小さなものとすることができる。この結果、表示画像内における遠方の物体の視認性を向上させることができる。
また、本発明の周辺監視装置では、車線変更予測手段が、周辺監視装置を搭載した車両の走行車線が変更されることを予測し、表示制御手段は、車線変更予測手段が走行車線が変更されることを予測した場合、表示画像の表示を開始する。
本発明の周辺監視装置によれば、走行車線を変更するタイミングで車両周辺の画像を表示するため、走行車線の変更時における車両周辺の状態を認識させることができる。
そして、本発明の周辺監視装置の車線変更予測手段では、操作検知手段が当該周辺監視装置を搭載した車両に対して加えられる操作を検知し、操作検知手段が走行車線の変更の際に加えられる特定操作を検知した場合、走行車線が変更されるものとする。
なお、操作検知手段は、少なくとも、ウインカーの操作、ハンドルの操作、アクセル開度のいずれか一つを検知することが望ましい。
また、本発明の車線変更予測手段では、情報取得手段がナビゲーション装置が出力する情報を取得し、情報取得手段が取得した情報が走行車線の変更を指示するものである場合、走行車線が変更されるものとする。
なお、請求項1から請求項7に記載された周辺監視装置の各手段は、コンピュータをこれら各手段として機能させるためのプログラムにより実現されていても良い。
このようなプログラムの場合、例えば、DVD−ROM、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードさせて起動することにより用いることができる。
以下、本発明の実施形態について図面と共に説明する。
〈装置構成〉
図1は、車両に搭載された周辺監視装置の概略構成を示したブロック図である。
周辺監視装置1は、入力画像を撮影するための第一撮像部20、第二撮像部25、第三撮像部30と、それぞれの撮像部20、25、30で撮影された撮影画像から、表示画像を生成する画像処理ユニット5と、画像処理ユニット5で生成された表示画像を表示する表示装置100と、を備えている。
第一撮像部20、第二撮像部25、第三撮像部30は、それぞれCCD素子からなる受光部を有し、広角レンズを介して受光部が受光し、デジタル画像を撮像するカメラ21、26、31と、それぞれのカメラ21、26、31で撮影された撮影画像の画像データを記憶するフレームメモリ22、27、32と、を有している。なお、以下では、第一撮像部20のカメラを第一カメラ21、第一撮像部20のフレームメモリを第一フレームメモリ22、第二撮像部25のカメラを第二カメラ26、第二撮像部25のフレームメモリを第二フレームメモリ27、第三撮像部30のカメラを第三カメラ31、第三撮像部30のフレームメモリを第三フレームメモリ32、とする。
そして、第一カメラ21は、車両の後方の予め規定された領域を撮影するように配置され、第二カメラ26は、車両の右側方の予め規定された領域を撮影するように配置され、第三カメラ31は、車両の左側方を撮影するように配置されている。さらに、第一カメラ21、第二カメラ27、第三カメラ32は、第一撮像部20で撮影される領域の一部と第二撮像部25で撮影される領域の一部とが、撮影される画像の端部で重複し、第一撮像部20で撮影される領域の一部と第三撮像部30で撮影される領域の一部とが、撮影される画像の端部で重複するように、配置されている。
具体的に、本実施形態では、図2に示すように、第一カメラ21は、車両の後端部における車幅方向の中心に配置され、第二カメラ26は、車両の左側方(即ち、助手席側)における車両の端部に配置され、第三カメラ31は、車両の右側方(即ち、運転席側)における車両の端部に配置されている。
また、表示装置100は、画像処理ユニット5からの映像信号を受信し、映像信号に基づいた表示映像を表示するものであり、運転者等の乗員が運転中に視認可能な位置(例えば、ダッシュボード上や、インストルメントパネル表面)に配置されている。なお、表示装置100は、周辺監視装置1専用に設けられたものでも良いし、ナビゲーション装置等の他の車載装置のモニタや、ヘッドアップディスプレイ装置等を利用しても良い。
そして、画像処理ユニット5は、第一撮像部20、第二撮像部25、第三撮像部30のそれぞれで撮影された撮影画像に対する処理に必要なパラメータや、処理結果(即ち、画像処理により生成された中間画像データ)を記憶する第一メモリ群40、第二メモリ群50、第三メモリ群60と、第一メモリ群40、第二メモリ群50、第三メモリ群60に記憶された中間画像データを、単一平面上に配置するための統合パラメータを記憶する統合鳥瞰図用マップメモリ70と、統合パラメータに基づいて単一平面上に配置された平面配置画像データを記憶する統合鳥瞰図画像保存用メモリ75と、予め設定された仮想視点を視点とした共通視点画像データを生成するための視点変換パラメータを記憶する視点変換用マップメモリ80と、視点変換パラメータに基づいて生成された共通視点画像データを記憶する視点変換画像保存用メモリ85と、撮影画像から中間画像を経て、表示画像を生成するための各種処理を実行するCPU10と、CPU10が処理を実行する際に必要となるデータを一時的に記憶するワークメモリ15と、を備えている。
また、CPU10は、ウインカー(図示せず)の操作や操舵角センサー(図示せず)の情報、アクセル開度等に基づく、車両の状態をECU(図示せず)等から取得可能に構成されている。
第一メモリ群40は、撮影画像の収差を補正するために必要な収差補正パラメータを記憶する収差補正用マップメモリ41と、収差補正パラメータに基づいて補正された補正画像データを記憶する補正画像保存用メモリ42と、補正画像データを、それぞれのカメラの設置位置を視点とした鳥瞰画像データへと変換するための鳥瞰変換パラメータを記憶する鳥瞰変換用マップメモリ43と、鳥瞰変換パラメータに基づいて変換された鳥瞰画像データを記憶する鳥瞰画像保存用メモリ44と、を備えている。
また、第一メモリ群40と同様に、第二メモリ群50は、収差補正用マップメモリ51、補正画像保存用メモリ52、鳥瞰変換用マップメモリ53、鳥瞰画像保存用メモリ54、を備えている。さらに、第一メモリ群40と同様に、第三メモリ群60は、収差補正用マップメモリ61、補正画像保存用メモリ62、鳥瞰変換用マップメモリ63、鳥瞰画像保存用メモリ64、を備えている。
そして、補正画像保存用メモリ42、52、62や、鳥瞰画像保存用メモリ43、53、63、統合鳥瞰図画像保存用メモリ75、視点変換画像保存用メモリ85は、後述する画像合成処理において生成される中間画像を、読み書き可能なRAMから構成されている。
さらに、収差補正用マップメモリ41、51、61、鳥瞰変換用マップメモリ42、52、62、統合鳥瞰図用マップメモリ70、視点変換用マップメモリ80は、ROM(不揮発性メモリ)から構成され、後述する画像合成処理で使用する各種パラメータが格納されている。
具体的には、収差補正用マップメモリ41には、第一カメラ21のレンズの半径rd、そのレンズに固有の収差特性を表す係数k1からk4、レンズの収差特性β1、β2、が収差補正パラメータとして格納されている。そして、収差補正用マップメモリ51には、第二カメラ26に対応した、rd、k1〜k4、β1、β2が、収差補正用マップメモリ61には、第三カメラ31に対応した、rd、k1〜k4、β1、β2、が格納されている。
また、鳥瞰変換用マップメモリ43には、第一カメラ21の設置位置の高さH、第一カメラ21のレンズの焦点距離f、第一カメラ21の取り付け角度θ、第一カメラ21の受光部におけるセルサイズ(即ち、受光部での一つのピクセルの大きさを示す指標)k、が鳥瞰変換パラメータとして格納されている。ただし、鳥瞰変換用マップメモリ53には、第二カメラ26のH、f、θ、k、鳥瞰変換用マップメモリ63には、第三カメラ31のH、f、θ、k、が格納されている。
さらに、統合鳥瞰図用マップメモリ70には、第一カメラ21、第二カメラ26、第三カメラ31それぞれの設置位置x0、y0、第一カメラ21、第二カメラ26、第三カメラ31それぞれの取り付け方向θ1、が統合鳥瞰パラメータとして格納されている。
そして、視点変換用マップメモリ80には、仮想カメラが設置されているものとみなせる位置x1、y1、仮想カメラが設置されているものとみなせる位置の高さH1、仮想カメラの焦点距離f1、仮想カメラの取り付け角度θ2、仮想カメラの受光部におけるセルサイズ(即ち、受光部での一つのピクセルの大きさを示す指標)k1、が視点変換パラメータとして格納されている。
ただし、仮想カメラとは、仮想視点として予め規定された位置に配置されたカメラであり、第一撮像部20、第二撮像部25、第三撮像部30のそれぞれのカメラ21、26、31が備えているレンズの焦点距離よりも大きな焦点距離(本実施形態では、8mmとする)を有するものである。なお、本実施形態における仮想カメラは、車両前方(本実施形態では、車両の後端から8mの位置)に配置され、かつ車両後方を撮影することが可能なように配置されている。
また、CPU10は、第一撮像部20、第二撮像部25、第三撮像部30で撮影された画像(即ち、第一フレームメモリ22、第二フレームメモリ27、第三フレームメモリ32に記憶された画像データ)から、マップメモリに記憶されたパラメータに基づいて、収差補正や鳥瞰画像への変換等の様々な画像処理により、表示画像を生成し、表示画像を表示装置100に表示する画像合成処理を実行するものである。
〈画像合成処理について〉
つぎに、CPU10が実行する画像合成処理について図3に示すフローチャートを用いて説明する。
なお、画像合成処理は、周辺監視装置1が起動されると実行され(本実施形態では、エンジンに連動して起動されるものとする)、周辺監視装置1が停止(即ち、エンジンが停止)されるまで繰り返し実行される。
この画像合成処理が実行されると、まず、S210において第一撮像部20、第二撮像部25、第三撮像部30に、それぞれの撮影範囲を撮影させ、その撮影された画像の画像データを、第一撮像部20、第二撮像部25、第三撮像部30から取得する。
なお、画像データは、画像を構成する画素ごとに輝度データ(R、G、Bの緯度に関する情報)を有し、その輝度データの並びにより出力画像の座標を認識するものである。
続く、S220では、S210で取得したそれぞれの画像データを、第一から第三収差補正用マップメモリ41、51、61に記憶された収差補正パラメータに基づいて収差補正し、収差補正することで生成された第一から第三補正画像データを、第一から第三補正画像保存用メモリ42、52、62に記憶する。
つまり、レンズの半径をrd、収差補正後の画像の座標(画像の中心を原点とする)をxb、yb、それぞれのレンズに固有の収差特性を表す係数をk1からk4とした場合、レンズの収差特性β1は、(1)、(2)式によって表され、収差補正前の画像の座標(画像中心を原点とする)xa、yaは、(3)式によって表される。
そこで、S220では、(1)、(2)、(3)式を逆変換した(4)、(5)、(6)式を用いて、撮影画像から収差による歪みを除去した収差補正画像へと変換する。
つまり、収差補正前の画像の座標を、(6)式に代入することにより、収差補正後の画像の座標が算出され、補正画像データが生成される。
この収差補正により、例えば、図4(A)に示すような、画像枠の中央部(即ち、撮影領域の中心付近)に比べ、画像枠の端部(即ち、撮影領域の端部)が歪んだ(湾曲した)画像(より正確には、画像の座標)は、図4(B)に示すような、収差による湾曲除去された画像に変換される。
そして、その後、S230へと進む。
そのS230では、S220で第一から第三補正画像保存用メモリ42、52、62に記憶された第一から第三補正画像データを、第一から第三鳥瞰変換用マップメモリ43、53、63に記憶された鳥瞰変換パラメータを用いることにより、それぞれのカメラ設置位置を視点として、路面上の座標系である地表面座標系の画像データへと透視変換する。そして、透視変換された第一から第三鳥瞰画像データを、それぞれ第一から第三鳥瞰画像保存用メモリ44、54、64に記憶する。
つまり、第一から第三補正画像データの座標を(7)式に代入することにより、第一から第三鳥瞰画像データが生成される。
なお、(7)式は、第一撮像部20、第二撮像部25、第三撮像部30のそれぞれのカメラ21、26、31の高さをH、それぞれのカメラ21、26、31の焦点距離をf、それぞれのカメラ21、26、31取り付け角度をθ、それぞれのカメラ21、26、31受光部におけるセルサイズ(即ち、受光部での一つのピクセルの大きさを示す指標)をk、鳥瞰画像の座標をxc、yc、とした場合、補正画像に撮影された物体を路面上に存在しているものとみなし、補正画像をそれぞれのカメラ設置位置から路面を見下ろした鳥瞰画像へと変換するためのものである。
この鳥瞰変換により、例えば、図5(A)に示すような第一撮像部20で撮影した車両後方の撮影画像から、図5(D)に示すような後方鳥瞰画像、図5(B)に示すような第二撮像部25で撮影した車両の右側方における撮影画像から、図5(E)に示すような右側方鳥瞰画像、図5(C)に示すような第三撮像部30で撮影した車両の左側方における撮影画像から、図5(F)に示すような左側方鳥瞰画像、が生成される。
そして、その後、S240へと進む。
そのS240では、S230で第一から第三鳥瞰画像保存用メモリ44、54、64に記憶された第一から第三鳥瞰画像データを、統合鳥瞰図用マップメモリ70に記憶された統合パラメータに基づき、一つの平面上に配置した平面配置画像データを生成する。そして、平面配置画像データを統合鳥瞰図画像保存用メモリ75に記憶する。
つまり、第一から第三鳥瞰画像データの座標を(8)式に代入することにより、平面配置画像データが生成される。
なお、(8)式は、第一撮像部20、第二撮像部25、第三撮像部30のそれぞれのカメラ21、26、31の設置位置をx0、y0、それぞれのカメラ21、26、31の取り付け方向をθ1、統合鳥瞰図画像の座標をxd、yd、とした場合、第一から第三鳥瞰画像データを回転移動及び平行移動させ、一つの座標平面上に配置する(即ち、一枚の画像とみなせるように鳥瞰画像を配置する)ためものである。
このような座標変換により、例えば、図5(D)、(E)、(F)に示すような三つの鳥瞰画像から、図6に示すような一枚の鳥瞰図画像とみなせる統合鳥瞰図画像が生成される。
そして、平面配置画像データを統合鳥瞰図画像保存用メモリ75に記憶した後、S250へと進む。
そのS250では、S240で統合鳥瞰図画像保存用メモリ75に記憶された平面配置画像データを、視点変換用マップメモリ80に記憶された視点変換パラメータを用いることにより、仮想カメラを視点として視点変換(即ち、仮想カメラで撮影したような画像へと変換)することにより、視点変換画像データを生成する。そして、視点変換されることにより生成された視点変換画像データを、視点変換画像保存用メモリ85に記憶する。
つまり、平面配置画像データの座標を(9)式に代入することにより、統合鳥瞰図にオフセットを与えた変換統合鳥瞰図の座標へと変換され、その変換統合鳥瞰図の座標を(10)式に代入することにより、視点変換画像データが生成される。
なお、(9)式は、仮想カメラが設置されたものとみなせる位置をx1、y1、仮想カメラで撮影した場合の統合鳥瞰図(以下、変換統合鳥瞰図とする)の座標をxd´、yd´、とした場合、平面配置画像データを生成した時の原点から、仮想視点へと座標を移動させるためのものある。
そして、(10)式は、仮想カメラが設置されたものとみなせるの位置の高さをH1、仮想カメラの焦点距離をf1、仮想カメラの取り付け角度をθ2、仮想カメラの受光部におけるセルサイズ(即ち、受光部での一つのピクセルの大きさを示す指標)をk1、視点変換画像の座標をxe、ye、とした場合、平面配置画像データに対する変換統合鳥瞰図画像から、仮想カメラで撮影した画像である視点変換画像へと変換するためのものである。
この視点変換により、例えば、図6に示すような統合鳥瞰画像から、図7に示すような視点変換画像が生成される。
なお、図8に示すように、視点変換画像は、第一撮像部20で撮影された領域であるリア画像、第二撮像部25及び第三撮像部30で撮影された領域であるサイド画像、から構成されている。そして、サイド画像は、サイド画像領域と、リア画像領域と重複する移行領域(以下、サイド移行領域とする)と、からなる。さらに、リア画像は、リア画像領域と、サイド画像領域と重複する移行領域(以下、リア移行領域とする)と、からなる。
そして、その後、S260へと進む。
そのS260では、サイド移行領域に位置する画素の輝度に対し、サイド移行領域とサイド画像領域との境界からの距離に応じて重み付けし、リア移行領域に位置する画素の輝度に対し、リア移行領域とリア画像領域との境界からの距離に応じて重み付けした上で、対応する位置に存在する画素(以下、対象画素とする)の輝度を加重平均により決定し、視点変換画像における移行領域(ここでは、リア移行領域とサイド移行領域の合成された領域を示す)の画像である移行領域画像を生成する。
つまり、対象画素に対応するサイド移行領域の画素の輝度Is、対象画素に対応するリア移行領域の画素の輝度Ir、サイド移行領域とサイド画像領域との境界(以下、サイド境界とする)からの距離dist1、リア移行領域とリア画像領域との境界(以下、リア境界とする)からの距離dist2を、(11)式に代入することにより、対象画素の輝度が一つずつ決定される。
ここで、図9(A)は、移行領域に属する画素に対する重み付けについて模式的に示した説明図であり、図9(B)は、本画像合成処理における加重平均を模式的に示した説明図である。
まず、本実施形態では、図9(A)に示すように、視点変換画像(図中、サイド画像領域、移行領域、リア画像領域)における長辺に沿う方向である水平方向(図中、矢印方向)の距離、つまり、サイド境界(図中、A−A)と直交する直線上のサイド境界と対象画素との距離(図中、dist1)や、リア境界(図中、B−B)と直交する直線上のリア境界と対象画素との距離(図中、dist2)、を用いて輝度の重み付けをする。
そして、本実施形態の加重平均では、図9(B)に示すように、dist1が小さくなると(即ち、対象画素の位置がサイド境界(図中A)に近い場合)と、対象画素に対応するサイド移行領域の画素に対する重みを大きく(図中に示された二点鎖線がサイド移行領域に属する画素の重みを表す、対象画素がサイド境界上ならば、その重みを1とする)し、dist1が大きくなると(即ち、対象画素の位置がリア境界(図中B)に近い場合)と、その重みを小さくするもの(対象画素がリア境界上ならば、その重みを0とする)である。
なお、対象画素に対応するリア移行領域の画素の輝度は、dist2が小さくなると重みを大きくし、dist2が大きくなるとその重みを小さくする(図中に示された一点鎖線が、リア移行領域に属する画素の重みを表す)。
そして、移行領域に存在する全ての画素(即ち、全対象画素)の輝度を決定した後、S270へと進む。
そのS270では、S260で変換された移行領域の輝度を、S250で生成された視点変換画像の移行領域の輝度とした表示画像を生成する。
さらに、周辺監視装置1が搭載された車両の走行車線を変更するものと判断された時に、図10に示すような、仮想視点から見た自車の模式的な画像を表示画像に合成して表示装置100に表示する。具体的に、本実施形態では、周辺監視装置1が搭載された車両のウインカーが操作されたことを検知した場合、車両の走行車線を変更するものと判断する。
ただし、表示画像のリア画像領域やサイド画像領域では、それぞれの領域の座標に対応する撮影画像の座標の輝度が表示画像における輝度となる。
そして、その後S210へと戻る。
なお、ウインカーが操作されていない場合には、表示画像を表示せずに、S210へと戻る。
〈本実施形態の効果〉
以上説明したように、本実施形態の周辺監視装置1では、対象画素の輝度を算出する際、リア境界またはサイド境界から、その対象画素までの距離が近いほど、それらの境界を有した画像に属する画素の輝度を参照する比率を大きなものとして加重平均する。つまり、対象画素の位置がリア画像領域に近ければ、対象画素に対応するリア移行領域の画素の参照比率を大きなものとし、対象画素の位置がサイド画像領域に近ければ、対象画素に対応するサイド移行領域の画素の参照比率を大きなものとして、対象画素の輝度を算出する。
このため、周辺監視装置1によれば、リア画像領域またはサイド画像領域と移行領域との境界付近における輝度の分布を滑らかなものとすることができ、この結果、視認性の良い表示画像を運転者等に提供することができる。
さらに、周辺監視装置1によれば、移行領域に属する全ての画素に対し、リア境界またはサイド境界からの距離応じて、重み付けした上で加重平均することにより輝度を算出しているため、表示画像における移行領域内の輝度の分布を滑らかなものとすることができる。
また、本実施形態の周辺監視装置1では、車両の前方に配置した仮想視点を視点とし、撮影画像を撮影する際の焦点距離よりも大きな焦点距離を用いて、視点変換することで視点変換画像を得るため、車両の遠方の物体を拡大した画像を生成することができる上に、表示画像内において車両近傍に存在する物体の大きさと遠方に存在する物体の大きさの比を、小さなものとすることができる。
〈変形例〉
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、本実施形態において仮想視点として設定した仮想カメラは、これに限るものではない。つまり、仮想カメラの設置位置は、本実施形態において設定された車両の先端からの距離よりも、さらに遠い位置(即ち、本実施形態の設置位置よりもより前方)に設定されていても良い。さらに、仮想カメラの焦点距離は、本実施形態において設定された焦点距離よりも長いものでも良い。つまり、広角レンズの焦点距離よりも大きな焦点距離により視点変換画像が生成されていれば良い。
また、本実施形態における画像合成処理では、撮影画像から、鳥瞰画像、統合鳥瞰図画像、視点変換画像へと順番に生成したが、これらの座標変換をマップ上で行っても良い。つまり、第一カメラ21、第二カメラ26、第三カメラ31の設置位置により、撮影画像の画素が、鳥瞰画像や統合鳥瞰図画像、視点変換画像のどの画素に対応するかを計算可能なため、撮影画像の座標と、視点変換画像の座標とを、対応付けたマップにより座標変換を実行しても良い。
このようなマップを用いて座標変換を実行することにより、撮影画像が撮影される度に座標変換することを省略できるため、画像合成処理の処理量を低減することができる。この結果、画像の撮影から、出力画像の表示までに要する時間を短縮することができる。
また、画像合成処理のS260で実施される輝度の重み付けに使用される距離は、水平方向の距離でなくとも良い。例えば、移行領域外にもけられた基準画素からの距離に応じて重み付けを行っても良いし、垂直方向の距離に応じて重み付けを行っても良い。
本実施形態の画像合成処理では、ウインカーが操作された場合に、走行車線を変更するものと判断して表示画像を表示したが、表示画像を表示する条件は、これに限るものではない。例えば、舵角、ヨーレート、車速等から、走行車線の変更を推定しても良いし、車両に搭載されたナビゲーション装置が、走行車線の変更を指示している時に走行車線の変更をするものと認識しても良い。
また、本実施形態の画像合成処理では、走行車線の変更をするものと判断された時に、表示画像を表示したが、表示画像を常時表示しても良い。
さらに、車両が後進するものと判断された時に、表示画像を表示しても良い。具体的には、シフトレバーが後進の位置にある場合に、表示画像を表示する。これにより、車両を後進させて駐車させる時に、車両後方の画像を視認することができる。
なお、本実施形態の画像合成処理では、走行車線を変更するものと判断された時に、表示画像を表示したが、走行車線を変更するものと判断された時に、画像を撮影しても良いし、視点変換画像や鳥瞰画像を生成するものでも良い。
また、通常の走行時(即ち、走行車線の変更をせずに車両を走行させている時)には、他の撮影画像を表示し(即ち、画像合成処理以外の処理を実行)、ウインカーの操作や、舵角、ヨーレート、車速、車両に搭載されたナビゲーション装置により車線変更や進路変更を指示等に基づき、走行車線を変更するものと判断された時に、本実施形態の画像合成処理を実行するもの(本処理の一部のみを実行することを含)でも良い。この場合、表示画像を表示する必要があるときにのみ画像を撮影するため、消費電力を抑制することができる。
なお、本実施形態における画像合成処理では、表示画像に自車の模式的な画像を合成して表示装置100に表示したが、画像合成処理のS260で生成された表示画像をそのまま表示しても良い。
周辺監視装置の概略構成を示すブロック図である。 各カメラの設置位置を説明するための説明図である。 CPUが実行することにより、撮影された画像から表示画像を生成する画像合成処理を示すフローチャートである。 撮影された画像の収差補正についての説明図である。 撮影された画像と、鳥瞰変換された鳥瞰画像である。 画像処理により生成された統合鳥瞰図である。 統合鳥瞰図を仮想視点から投影した座標系に透視変換した視点変換画像である。 統合鳥瞰図を仮想視点から投影した座標系に透視変換した画像の重複領域を説明するための説明図である。 重複領域に属する対象画素の輝度を決定するための加重平均を模式的に示した概略図である。 周辺監視装置で表示される表示画像である。 従来の周辺監視装置で表示される表示画像である。 本発明における重み付けを説明するための説明図である。
符号の説明
1…周辺監視装置 5…画像処理ユニット 10…CPU 15…ワークメモリ 20、25、30…撮像部 21、26、31…カメラ 22、27、32…フレームメモリ 40、50、60…メモリ群 41、51、61…収差補正用マップメモリ 42、52、62…補正画像保存用メモリ 43、53、63…鳥瞰変換用マップメモリ 44、54、64…鳥瞰画像保存用メモリ 70…統合鳥瞰図用マップメモリ 75…統合鳥瞰図画像保存用メモリ 80…視点変換用マップメモリ 85…視点変換画像保存用メモリ 100…表示装置

Claims (8)

  1. 車両周辺を撮影対象とし、少なくとも撮影対象の一部が重複するように配置された複数の撮影手段により撮影され、前記撮影手段の数に対応した複数の撮影画像のそれぞれを、各撮影手段が配置された位置を視点として地表面座標系へ投影する透視変換を行うことにより鳥瞰画像を生成する鳥瞰画像生成手段と、
    前記鳥瞰画像生成手段で生成された鳥瞰画像のそれぞれを、単一座標平面上に配置し、かつ予め設定された一つの仮想視点から見た鳥瞰画像である共通視点鳥瞰画像に変換する視点変換手段と、
    前記視点変換手段にて変換された複数の共通視点鳥瞰画像を合成することで表示画像を生成する表示画像生成手段と、
    前記表示画像生成手段にて生成された表示画像の表示を制御する表示制御手段と、
    を備えた周辺監視装置において、
    前記単一座標平面上で前記共通視点鳥瞰画像が互いに重複し合う領域を重複領域、前記共通視点鳥瞰画像の前記重複領域以外の領域を単独領域、前記重複領域に対応した前記表示画像の領域を合成領域として、
    前記表示画像生成手段は、
    前記重複領域に位置する画素のそれぞれに、その重複領域と前記単独領域との境界からの距離が近いほど大きな値となる重みを設定する重み設定手段と、
    前記合成領域に位置する画素を対象画素とし、その対象画素に対応する各重複領域上の画素の輝度を、その画素に設定された重みを用いて加重平均することで、前記対象画素の輝度を求める輝度算出手段と、
    を備えることを特徴とする周辺監視装置。
  2. 前記撮影手段のうち少なくとも一つは、車両後方を撮影対象とすることを特徴とする請求項1に記載の周辺監視装置。
  3. 前記視点変換手段は、当該周辺監視装置を搭載した車両の車両前方に仮想視点を配置し、前記撮影手段が撮影画像を撮影する時の焦点距離より大きな焦点距離を用いて視点変換することを特徴とする請求項2に記載の周辺監視装置。
  4. 当該周辺監視装置を搭載した車両の走行車線が変更されることを予測する車線変更予測手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記車線変更予測手段が走行車線が変更されることを予測した場合、前記表示画像の表示を開始することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の周辺監視装置。
  5. 前記車線変更予測手段は、
    当該周辺監視装置を搭載した車両に対して加えられる操作を検知する操作検知手段を備え、
    前記操作検知手段が走行車線の変更の際に加えられる特定操作を検知した場合、走行車線が変更されるものとすることを特徴とする請求項4に記載の周辺監視装置。
  6. 前記操作検知手段は、少なくとも、ウインカーの操作、ハンドルの操作、アクセル開度のいずれか一つを検知することを特徴とする請求項5に記載の周辺監視装置。
  7. 前記車線変更予測手段は、
    ナビゲーション装置が出力する情報を取得する情報取得手段を備え、
    前記情報取得手段が取得した情報が走行車線の変更を指示するものである場合、走行車線が変更されるものとすることを特徴とする請求項4に記載の周辺監視装置。
  8. コンピュータを請求項1ないし請求項7のいずれかに記載された当該周辺監視装置を構成する各手段として機能させるためのプログラム。
JP2006097922A 2006-03-31 2006-03-31 周辺監視装置、プログラム Pending JP2007274377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006097922A JP2007274377A (ja) 2006-03-31 2006-03-31 周辺監視装置、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006097922A JP2007274377A (ja) 2006-03-31 2006-03-31 周辺監視装置、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007274377A true JP2007274377A (ja) 2007-10-18

Family

ID=38676710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006097922A Pending JP2007274377A (ja) 2006-03-31 2006-03-31 周辺監視装置、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007274377A (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171570A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Denso Internatl America Inc 画像データ処理方法及び画像データ処理システム
WO2010137265A1 (ja) 2009-05-25 2010-12-02 パナソニック株式会社 車両周囲監視装置
JP2011151489A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Denso Corp 車両周辺表示装置
JP2011155390A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Denso Corp 車載表示装置
CN102271966A (zh) * 2009-01-06 2011-12-07 株式会社伊美吉内柯斯特 周边影像生成方法及装置
JP2013026801A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Aisin Seiki Co Ltd 車両周辺監視システム
US8446471B2 (en) 2009-12-31 2013-05-21 Industrial Technology Research Institute Method and system for generating surrounding seamless bird-view image with distance interface
KR101313134B1 (ko) 2011-12-19 2013-09-30 한국건설기술연구원 감시 카메라 시스템에서 영상을 합성하기 위한 장치 및 그 방법
WO2014068823A1 (ja) * 2012-10-30 2014-05-08 株式会社デンソー 車載画像生成装置
KR101436445B1 (ko) 2012-12-28 2014-09-01 아진산업(주) 차량 주변 영상 표시 방법
KR20140114373A (ko) * 2012-01-19 2014-09-26 로베르트 보쉬 게엠베하 차량 주변 환경을 시각화하는 방법과 장치
CN104756487A (zh) * 2012-10-31 2015-07-01 歌乐株式会社 图像处理系统和图像处理方法
JP2016018355A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 アルパイン株式会社 車両周囲画像生成装置および車両周囲画像生成方法
JP2016181170A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 住友重機械工業株式会社 画像生成装置及び操作支援システム
JP2017033402A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 株式会社デンソー 車載表示制御装置、車載表示制御方法
WO2017203794A1 (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 株式会社Jvcケンウッド 撮像装置、撮像表示方法および撮像表示プログラム
JP2017212719A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 株式会社Jvcケンウッド 撮像装置、撮像表示方法および撮像表示プログラム
WO2017213335A1 (ko) * 2016-06-10 2017-12-14 주식회사 이지원인터넷서비스 실시간 영상 합성 방법
JP2018074503A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 株式会社東海理化電機製作所 車両用視認装置及び車両用視認画像表示方法
JP2019140648A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像装置の制御方法
WO2019194014A1 (ja) * 2018-04-03 2019-10-10 アイシン精機株式会社 画像処理装置
JP2019185381A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 クラリオン株式会社 車両周囲画像生成装置
US10611308B2 (en) 2016-12-28 2020-04-07 Denso Ten Limited Image generation device and image generation method
JP2021046097A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 株式会社Subaru 車外モニタ装置
US11858424B2 (en) 2020-03-26 2024-01-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device for displaying image by using camera monitoring system (CMS) side display mounted in vehicle, and operation method thereof

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08254499A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Sharp Corp 表示・外観検査装置
WO2000064175A1 (fr) * 1999-04-16 2000-10-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de traitement d'images et systeme de surveillance
JP2002204446A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載後方確認装置と車載ナビゲーション装置
JP2004032528A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Nissan Motor Co Ltd 画像認識装置
JP2005141484A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Nissan Motor Co Ltd 後側方映像提供装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08254499A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Sharp Corp 表示・外観検査装置
WO2000064175A1 (fr) * 1999-04-16 2000-10-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif de traitement d'images et systeme de surveillance
JP2002204446A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載後方確認装置と車載ナビゲーション装置
JP2004032528A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Nissan Motor Co Ltd 画像認識装置
JP2005141484A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Nissan Motor Co Ltd 後側方映像提供装置

Cited By (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8923648B2 (en) 2008-01-21 2014-12-30 Denso International America, Inc. Weighted average image blending based on relative pixel position
JP2009171570A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Denso Internatl America Inc 画像データ処理方法及び画像データ処理システム
US8928753B2 (en) 2009-01-06 2015-01-06 Imagenext Co., Ltd. Method and apparatus for generating a surrounding image
CN102271966A (zh) * 2009-01-06 2011-12-07 株式会社伊美吉内柯斯特 周边影像生成方法及装置
JP2012514558A (ja) * 2009-01-06 2012-06-28 イメージネクスト シーオー エルティディ 周辺映像生成方法および装置
JP5444338B2 (ja) * 2009-05-25 2014-03-19 パナソニック株式会社 車両周囲監視装置
WO2010137265A1 (ja) 2009-05-25 2010-12-02 パナソニック株式会社 車両周囲監視装置
US8446471B2 (en) 2009-12-31 2013-05-21 Industrial Technology Research Institute Method and system for generating surrounding seamless bird-view image with distance interface
JP2011151489A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Denso Corp 車両周辺表示装置
JP2011155390A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Denso Corp 車載表示装置
JP2013026801A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Aisin Seiki Co Ltd 車両周辺監視システム
KR101313134B1 (ko) 2011-12-19 2013-09-30 한국건설기술연구원 감시 카메라 시스템에서 영상을 합성하기 위한 장치 및 그 방법
KR102034189B1 (ko) * 2012-01-19 2019-10-18 로베르트 보쉬 게엠베하 차량 주변 환경을 시각화하는 방법과 장치
KR20140114373A (ko) * 2012-01-19 2014-09-26 로베르트 보쉬 게엠베하 차량 주변 환경을 시각화하는 방법과 장치
JP2014090315A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Denso Corp 車載画像生成装置
CN104756486A (zh) * 2012-10-30 2015-07-01 株式会社电装 车载图像生成装置
WO2014068823A1 (ja) * 2012-10-30 2014-05-08 株式会社デンソー 車載画像生成装置
CN104756487B (zh) * 2012-10-31 2018-05-01 歌乐株式会社 图像处理系统和图像处理方法
CN104756487A (zh) * 2012-10-31 2015-07-01 歌乐株式会社 图像处理系统和图像处理方法
KR101436445B1 (ko) 2012-12-28 2014-09-01 아진산업(주) 차량 주변 영상 표시 방법
JP2016018355A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 アルパイン株式会社 車両周囲画像生成装置および車両周囲画像生成方法
JP2016181170A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 住友重機械工業株式会社 画像生成装置及び操作支援システム
JP2017033402A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 株式会社デンソー 車載表示制御装置、車載表示制御方法
US10521894B2 (en) 2015-08-04 2019-12-31 Denso Corporation Apparatus for presenting support images to a driver and method thereof
WO2017203794A1 (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 株式会社Jvcケンウッド 撮像装置、撮像表示方法および撮像表示プログラム
JP2017212719A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 株式会社Jvcケンウッド 撮像装置、撮像表示方法および撮像表示プログラム
KR101819984B1 (ko) * 2016-06-10 2018-01-18 (주)한국미래기술 실시간 영상 합성 방법
WO2017213335A1 (ko) * 2016-06-10 2017-12-14 주식회사 이지원인터넷서비스 실시간 영상 합성 방법
JP2018074503A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 株式会社東海理化電機製作所 車両用視認装置及び車両用視認画像表示方法
US10611308B2 (en) 2016-12-28 2020-04-07 Denso Ten Limited Image generation device and image generation method
JP2019140648A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP7118659B2 (ja) 2018-02-15 2022-08-16 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
WO2019194014A1 (ja) * 2018-04-03 2019-10-10 アイシン精機株式会社 画像処理装置
JP2019186620A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 アイシン精機株式会社 画像処理装置
JP7183562B2 (ja) 2018-04-03 2022-12-06 株式会社アイシン 画像処理装置
JP2019185381A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 クラリオン株式会社 車両周囲画像生成装置
JP2021046097A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 株式会社Subaru 車外モニタ装置
JP7353111B2 (ja) 2019-09-18 2023-09-29 株式会社Subaru 車外モニタ装置
US11858424B2 (en) 2020-03-26 2024-01-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device for displaying image by using camera monitoring system (CMS) side display mounted in vehicle, and operation method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007274377A (ja) 周辺監視装置、プログラム
JP5682788B2 (ja) 車両周辺監視装置
US8514282B2 (en) Vehicle periphery display device and method for vehicle periphery image
JP4596978B2 (ja) 運転支援システム
JP5444338B2 (ja) 車両周囲監視装置
JP4924896B2 (ja) 車両の周辺監視装置
JP2012105158A (ja) 連結車両用鳥瞰図表示システム
JP2012147149A (ja) 画像生成装置
JP5622986B2 (ja) 画像表示システム、画像処理装置及び画像表示方法
JP6425991B2 (ja) 牽引車両周囲画像生成装置および牽引車両周囲画像生成方法
JP6471522B2 (ja) カメラパラメータ調整装置
JP7039879B2 (ja) 表示制御装置
CN104321224A (zh) 具有摄像机监控系统的机动车
CN105472317B (zh) 周边监视装置及周边监视系统
JP2013183298A (ja) 車両用後方視界支援装置及び車両用後方視界支援方法
JP2012040883A (ja) 車両周囲画像生成装置
JP2007150658A (ja) 車載周辺画像表示装置
JP2016168877A (ja) 車両用視認装置
WO2015133072A1 (ja) 車両周辺画像表示装置、車両周辺画像表示方法
EP3761262A1 (en) Image processing device and image processing method
CN112351242A (zh) 图像处理装置以及图像处理方法
JP2019151304A (ja) 周辺監視装置
JP2007221199A (ja) 車載カメラ表示装置及び画像処理装置
US10821900B2 (en) Image processing device
JP5305750B2 (ja) 車両周辺表示装置およびその表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100105