JP2007272667A - リングバッファ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ないメモリで画像データの転送を高速に行うことが可能なリングバッファ装置の提供を目的とする。
【解決手段】ラインデータをバッファリングするリングバッファ4と、ラインデータのライン数に応じてインクリメントされ、画像データ出力装置3へ出力されるラインデータのライン数に応じてデクリメントされるカウンタ5と、フルレベルを記憶するフルレベルレジスタ6と、エンプティレベルを記憶するエンプティレベルレジスタ7と、カウンタ5とフルレベルレジスタ6を比較し、フルレベルに達するときは、リングバッファへのラインデータの入力を停止させるフル信号を出力する第1のコンパレータ8と、カウンタ5とエンプティレベルレジスタ7を比較し、エンプティレベルに達するときは、リングバッファ4からラインデータの出力を停止させるエンプティ信号を出力する第2のコンパレータ9とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】ラインデータをバッファリングするリングバッファ4と、ラインデータのライン数に応じてインクリメントされ、画像データ出力装置3へ出力されるラインデータのライン数に応じてデクリメントされるカウンタ5と、フルレベルを記憶するフルレベルレジスタ6と、エンプティレベルを記憶するエンプティレベルレジスタ7と、カウンタ5とフルレベルレジスタ6を比較し、フルレベルに達するときは、リングバッファへのラインデータの入力を停止させるフル信号を出力する第1のコンパレータ8と、カウンタ5とエンプティレベルレジスタ7を比較し、エンプティレベルに達するときは、リングバッファ4からラインデータの出力を停止させるエンプティ信号を出力する第2のコンパレータ9とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、入力装置と出力装置との間で画像データの転送を行うリングバッファ装置に関する。
リングバッファ装置は、転送速度の異なる入力装置と出力装置との間でデータの転送を行う際に、各装置間にリングバッファを配置し、入力装置および出力装置それぞれのデータレートにて動作を可能とするように、通常のメモリのアドレスをリング状にコントロールすることにより、見かけ上連続したメモリ構造に見えるように構成したバッファ制御手段である。
例えば、(特許文献1)に記載のリングバッファ装置は、入力装置と出力装置との間に配置されて入力データを一時記憶しバッファリングを行うリングバッファと、リングバッファの入力トリガにてインクリメントし、出力トリガにてデクリメントするデータ数カウンタと、データ数カウンタとリングバッファの記憶量のフルレベルを指定するフルレベルレジスタとを比較し結果を出力するコンパレータと、データ数カウンタとリングバッファの記憶量のエンプティレベルを指定するエンプティレベルレジスタとを比較し結果を出力するコンパレータとを備える。
このリングバッファ装置では、コンパレータの出力を入力装置からの同期信号にて同期化することによりリングバッファの記憶量がフルであることを示すフル信号を用いて入力装置の書き込み制御を行い、コンパレータの出力を出力装置からの同期信号にて同期化することによりリングバッファの記憶量がエンプティであることを示すエンプティ信号を用いて出力装置の制御を行う。
特開2000−347833号公報
ところで、上記従来のリングバッファ装置では、入出力される個々のデータ単位でデータ数のカウントが行われる。そのため、データ量の多い画像データを取り扱うためには、大きなデータ数カウンタが必要となり、制御が複雑かつ回路規模も大きくなる。
そこで、本発明においては、少ないメモリで画像データの転送を高速に行うことが可能なリングバッファ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のリングバッファ装置は、入力装置と出力装置との間で画像データの転送を行うリングバッファ装置であって、入力装置から画像データをライン単位で取得し、この取得したライン単位の画像データ(以下、「ラインデータ」と称す。)を一時記憶し、バッファリングするとともに、このバッファリングしたラインデータを出力装置へ出力するリングバッファと、入力装置から入力されるラインデータのライン数に応じてインクリメントされるとともに、出力装置へ出力されるラインデータのライン数に応じてデクリメントされるカウンタと、リングバッファの記憶量のフルレベルを記憶するフルレベルレジスタと、リングバッファの記憶量のエンプティレベルを記憶するエンプティレベルレジスタと、カウンタとフルレベルレジスタとを比較し、リングバッファの記憶量がフルレベルに達するときは、リングバッファへのラインデータの入力を停止させるフル信号を前記入力装置へ出力する第1のコンパレータと、カウンタとエンプティレベルレジスタとを比較し、リングバッファの記憶量がエンプティレベルに達するときは、リングバッファからラインデータの出力を停止させるエンプティ信号を前記出力装置へ出力する第2のコンパレータとを備えたものである。
本発明によれば、入力装置から画像データがライン単位で取得され、そのライン数がカウンタにより管理されるので、カウンタを小さなものとすることができ、制御が簡単となり、回路規模も小さくなる。したがって、少ないメモリで画像データの転送を高速に行うことが可能となる。
本発明の請求項1の発明は、入力装置と出力装置との間で画像データの転送を行うリングバッファ装置であって、入力装置から画像データをライン単位で取得し、この取得したライン単位の画像データを一時記憶し、バッファリングするとともに、このバッファリングしたラインデータを出力装置へ出力するリングバッファと、入力装置から入力されるラインデータのライン数に応じてインクリメントされるとともに、出力装置へ出力されるラインデータのライン数に応じてデクリメントされるカウンタと、リングバッファの記憶量のフルレベルを記憶するフルレベルレジスタと、リングバッファの記憶量のエンプティレベルを記憶するエンプティレベルレジスタと、カウンタとフルレベルレジスタとを比較し、リングバッファの記憶量がフルレベルに達するときは、リングバッファへのラインデータの入力を停止させるフル信号を入力装置へ出力する第1のコンパレータと、カウンタとエンプティレベルレジスタとを比較し、リングバッファの記憶量がエンプティレベルに達するときは、リングバッファからラインデータの出力を停止させるエンプティ信号を出力装置へ出力する第2のコンパレータとを備えたリングバッファ装置である。
本発明によれば、入力装置から画像データがライン単位で取得され、そのライン数がカウンタにより管理されるので、カウンタを小さなものとすることができ、制御が簡単となり、回路規模も小さくなる。したがって、少ないメモリで画像データの転送を高速に行うことが可能となる。
本発明の請求項2の発明は、上記カウンタが、入力装置から入力されるNiライン単位でインクリメントされ、出力装置へ出力されるNoライン単位でデクリメントされるものであることを特徴とする。
本発明によれば、複数のラインがまとめて管理されるので、さらにカウンタを小さなものとすることができ、制御が簡単となり、回路規模も小さくなる。したがって、さらに少ないメモリで画像データの転送を高速に行うことが可能となる。
本発明の請求項3の発明は、上記フルレベルレジスタのフルレベルを設定可能としたリングバッファ装置であり、フルレベルレジスタのフルレベルを設定することにより、リングバッファのサイズを変更することが可能となる。
本発明の請求項4の発明は、上記エンプティレベルレジスタのエンプティレベルを設定可能としたリングバッファ装置であり、エンプティレベルのエンプティレベルを設定することにより、リングバッファからの出力有効ライン数を変更することが可能となる。
本発明の請求項5の発明は、上記リングバッファは、入力装置から入力されるラインデータの書き込み開始アドレスと、出力装置から出力されるラインデータの読み出し開始アドレスとを可変としたものであることを特徴とする。これにより、任意の画像データの読み飛ばしおよびダミーデータの付加を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるリングバッファ装置の構成を示すブロック図、図2は図1のリングバッファのメモリ空間例を示す説明図、図3はカウンタの構成を示す説明図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態におけるリングバッファ装置1は、画像データを入力する画像データ入力装置2と、画像データを出力する画像データ出力装置3と、ラインデータを一時記憶するリングバッファ4と、画像データ入力装置2から入力されるラインデータのライン数に応じてインクリメントされるとともに、画像データ出力装置3へ出力されるラインデータのライン数に応じてデクリメントされるカウンタ5と、リングバッファ4の記憶量のフルレベル(=63)を記憶するフルレベルレジスタ6と、リングバッファ4の記憶量のエンプティレベル(=1)を記憶するエンプティレベルレジスタ7と、カウンタ5の出力とフルレベルレジスタ6とを比較する第1のコンパレータ8と、カウンタ5の出力とエンプティレベルレジスタ7とを比較する第2のコンパレータ9とから構成される。
リングバッファ4は、画像データ入力装置2から入力されるラインデータの書き込み開始アドレスおよび画像データ出力装置3から出力されるラインデータの読み出し開始アドレスを管理するリングバッファコントローラ10を備える。リングバッファコントローラ10は、図2に示すように、メモリ空間内のリングバッファスタートアドレスと、リングバッファエンドアドレスとの間のエリアをライン単位で管理し、リング状に制御する。
次に、本実施の形態におけるリングバッファ装置1の詳細について、実際の画像データの流れに従って説明する。
画像データ入力装置2は、リングバッファ4へのラインデータの入力起動状態において、リングバッファ4へ入力ライントリガを出力する。リングバッファコントローラ10は、この入力ライントリガを受けて書き込み開始アドレスを生成し、画像データ入力装置2へ出力する。画像データ入力装置2は、このリングバッファコントローラ10から出力された書き込み開始アドレスへ1ラインのラインデータを書き込む。また、入力ライントリガはカウンタ5へも入力され、カウンタ5は、この入力ライントリガを受けてインクリメントされる。
そして、第1のコンパレータ8は、カウンタ5とフルレベルレジスタ6とを比較し、図3に示すようにカウンタ5がフルレベルに達した場合、すなわち、リングバッファ4の記憶量がフルレベルに達したときは、リングバッファ4へのラインデータの入力を停止させるフル信号を画像データ入力装置2へ出力する。画像データ入力装置2は、このフル信号を受けている間は、リングバッファ4へのラインデータの入力を停止する。
一方、画像データ出力装置3は、リングバッファ4からのラインデータの出力起動状態において、リングバッファ4へ出力ライントリガを出力する。リングバッファコントローラ10は、この出力ライントリガを受けて読み出し開始アドレスを生成し、画像データ出力装置3へ出力する。画像データ出力装置3は、このリングバッファコントローラ10から出力された読み出し開始アドレスから1ラインのラインデータを読み出す。また、出力ライントリガはカウンタ5へも入力され、カウンタ5は、この出力ライントリガを受けてデクリメントされる。
そして、第2のコンパレータ9は、カウンタ5とエンプティレベルレジスタ7とを比較し、図3に示すようにカウンタ5がエンプティレベルに達した場合、すなわち、リングバッファ4の記憶量がエンプティレベルに達したときは、リングバッファ4からのラインデータの出力を停止させるエンプティ信号を画像データ出力装置3へ出力する。画像データ出力装置3は、このエンプティ信号を受けている間は、リングバッファ4からのラインデータの出力を停止する。
以上のように、本発明の実施の形態におけるリングバッファ装置1によれば、画像データ入力装置2から画像データが1ライン単位で取得され、そのライン数がカウンタ5により管理されるので、カウンタ5を小さなものとすることができ、制御が簡単となり、回路規模も小さくなる。したがって、少ないメモリで画像データの転送を高速に行うことが可能である。
また、本実施の形態におけるリングバッファ装置1では、複数ラインをまとめて入力したり、出力したりすることが可能である。
図4はリングバッファへ入力する画像データを1ライン単位、出力する画像データを8ライン単位で行う例を示すリングバッファ装置のブロック図である。図5はカウンタの構成を示す説明図である。
この例では、画像データ入力装置2により1ライン単位でリングバッファ4へラインデータを入力し、画像データ出力装置3により8ライン単位でリングバッファ4からラインデータを出力してJPEG(Jpoint Photographic Experts Group)圧縮処理部11へ入力している。なお、この例では、エンプティレベルレジスタ7のエンプティレベルは8に設定されている。
この場合、画像データ入力装置2は、リングバッファ4へ入力する1ラインごとに入力ライントリガを出力する。リングバッファコントローラ10は、この入力ライントリガを受けて書き込み開始アドレスを生成し、画像データ入力装置2へ出力する。画像データ入力装置2は、このリングバッファコントローラ10から出力された書き込み開始アドレスへ1ラインのラインデータを書き込む。また、入力ライントリガはカウンタ5へも入力され、カウンタ5は、この入力ライントリガを受けて1ラインの書き込みごとに1つインクリメントされる。
一方、画像データ出力装置3は、リングバッファ4へ読み出す8ラインごとに出力ライントリガを出力する。リングバッファコントローラ10は、この出力ライントリガを受けて読み出し開始アドレスを生成し、画像データ出力装置3へ出力する。画像データ出力装置3は、このリングバッファコントローラ10から出力された読み出し開始アドレスから8ラインのラインデータを読み出す。また、出力ライントリガはカウンタ5へも入力され、カウンタ5は、この出力ライントリガを受けて8ラインの読み出しごとに8つデクリメントされる。
そして、前述と同様に、第1のコンパレータ8は、カウンタ5とフルレベルレジスタ6とを比較し、図5に示すようにカウンタ5がフルレベルに達した場合、すなわち、リングバッファ4の記憶量がフルレベルに達したときは、リングバッファ4へのラインデータの入力を停止させるフル信号を画像データ入力装置2へ出力する。画像データ入力装置2は、このフル信号を受けている間は、リングバッファ4へのラインデータの入力を停止する。
一方、第2のコンパレータ9は、カウンタ5とエンプティレベルレジスタ7とを比較し、図5に示すようにカウンタ5がエンプティレベルに達した場合、すなわち、リングバッファ4の記憶量がエンプティレベルに達したときは、リングバッファ4からのラインデータの出力を停止させるエンプティ信号を画像データ出力装置3へ出力する。画像データ出力装置3は、このエンプティ信号を受けている間は、リングバッファ4からのラインデータの出力を停止する。なお、エンプティレベルを8に設定しているのは、8ライン単位で読み出すため、8ライン以上の出力有効ライン数を確保することが必要だからである。
このように、本実施の形態におけるリングバッファ装置1では、エンプティレベルのエンプティレベルを設定することにより、リングバッファからの出力有効ライン数を変更することが可能である。
図6はリングバッファへ入力する画像データを1ライン単位、出力する画像データを1ラインごとに5ライン単位で行う例を示すリングバッファ装置のブロック図であり、リングバッファ4へ入力する画像データを1ライン単位、出力する画像データを1ラインごとに5ライン単位で行う例を示している。
図7はカウンタの構成を示す説明図である。
この例では、フィルタ処理部12によってフィルタ処理を行うため、注目画素の近傍の5×5画素の画像データが必要であるため、画像データ出力装置3により1ラインごとに5ライン単位でリングバッファ4からラインデータを出力する。なお、この例では、エンプティレベルレジスタ7のエンプティレベルは「5」に設定されている。
この場合、画像データ入力装置2は、リングバッファ4へ入力する1ラインごとに入力ライントリガを出力する。リングバッファコントローラ10は、この入力ライントリガを受けて書き込み開始アドレスを生成し、画像データ入力装置2へ出力する。画像データ入力装置2は、このリングバッファコントローラ10から出力された書き込み開始アドレスへ1ラインのラインデータを書き込む。また、入力ライントリガはカウンタ5へも入力され、カウンタ5は、この入力ライントリガを受けて1ラインの書き込みごとに1つインクリメントされる。
一方、画像データ出力装置3は、リングバッファ4へ読み出す1ラインごとに出力ライントリガを出力する。リングバッファコントローラ10は、この出力ライントリガを受けて読み出し開始アドレスを生成し、画像データ出力装置3へ出力する。画像データ出力装置3は、このリングバッファコントローラ10から出力された読み出し開始アドレスから5ラインのラインデータを読み出す。また、出力ライントリガはカウンタ5へも入力され、カウンタ5は、この出力ライントリガを受けて5ラインの読み出しごとに1つデクリメントされる。
そして、前述と同様に、第1のコンパレータ8は、カウンタ5とフルレベルレジスタ6とを比較し、図7に示すようにカウンタ5がフルレベルに達した場合、すなわち、リングバッファ4の記憶量がフルレベルに達したときは、リングバッファ4へのラインデータの入力を停止させるフル信号を画像データ入力装置2へ出力する。画像データ入力装置2は、このフル信号を受けている間は、リングバッファ4へのラインデータの入力を停止する。
一方、第2のコンパレータ9は、カウンタ5とエンプティレベルレジスタ7とを比較し、図7に示すようにカウンタ5がエンプティレベルに達した場合、すなわち、リングバッファ4の記憶量がエンプティレベルに達したときは、リングバッファ4からのラインデータの出力を停止させるエンプティ信号を画像データ出力装置3へ出力する。画像データ出力装置3は、このエンプティ信号を受けている間は、リングバッファ4からのラインデータの出力を停止する。
また、本実施の形態におけるリングバッファ装置1では、画像データ入力装置2から入力されるラインデータの書き込み開始アドレスと、画像データ出力装置3から出力されるラインデータの読み出し開始アドレスとを変更することが可能である。
図8は任意の画像データの読み飛ばしを行う場合のリングバッファのメモリ空間例を示す説明図、図9はカウンタの構成を示す説明図である。
この例では、画像データ入力装置2により1ライン単位でリングバッファ4へラインデータを入力し、画像データ出力装置3により1ライン単位でリングバッファ4からラインデータを出力しているが、先頭の3ラインを読み飛ばして出力している。なお、この例では、フルレベルレジスタ6のフルレベルは66、エンプティレベルレジスタ7のエンプティレベルは4に設定されている。
この場合、画像データ入力装置2は、リングバッファ4へ入力する1ラインごとに入力ライントリガを出力する。リングバッファコントローラ10は、この入力ライントリガを受けて書き込み開始アドレスを生成し、画像データ入力装置2へ出力する。画像データ入力装置2は、このリングバッファコントローラ10から出力された書き込み開始アドレスへ1ラインのラインデータを書き込む。また、入力ライントリガはカウンタ5へも入力され、カウンタ5は、この入力ライントリガを受けて1ラインの書き込みごとに1つインクリメントされる。
一方、画像データ出力装置3は、リングバッファ4へ読み出す1ラインごとに出力ライントリガを出力する。リングバッファコントローラ10は、この出力ライントリガを受けて読み出し開始アドレスを生成するが、このとき、図8に示すように読み出し開始アドレスを3ライン分進めている。画像データ出力装置3は、このリングバッファコントローラ10から出力された読み出し開始アドレスから1ラインのラインデータを読み出す。また、出力ライントリガはカウンタ5へも入力され、カウンタ5は、この出力ライントリガを受けて1ラインの読み出しごとに1つデクリメントされる。
そして、前述と同様に、第1のコンパレータ8は、カウンタ5とフルレベルレジスタ6とを比較し、図9に示すようにカウンタ5がフルレベルに達した場合、すなわち、リングバッファ4の記憶量がフルレベルに達したときは、リングバッファ4へのラインデータの入力を停止させるフル信号を画像データ入力装置2へ出力する。画像データ入力装置2は、このフル信号を受けている間は、リングバッファ4へのラインデータの入力を停止する。
一方、第2のコンパレータ9は、カウンタ5とエンプティレベルレジスタ7とを比較し、図9に示すようにカウンタ5がエンプティレベルに達した場合、すなわち、リングバッファ4の記憶量がエンプティレベルに達したときは、リングバッファ4からのラインデータの出力を停止させるエンプティ信号を画像データ出力装置3へ出力する。画像データ出力装置3は、このエンプティ信号を受けている間は、リングバッファ4からのラインデータの出力を停止する。
なお、エンプティレベルを4、フルレベルを66に設定しているのは、3ライン分を読み飛ばすため、カウンタ5は3〜66の範囲で動作させることが必要だからである。
また、図10はダミーデータの付加を行う場合のリングバッファのメモリ空間例を示す説明図、図11はカウンタの構成を示す説明図である。
この例では、画像データ入力装置2により1ライン単位でリングバッファ4へラインデータを入力し、画像データ出力装置3により1ライン単位でリングバッファ4からラインデータを出力しているが、先頭の3ラインにダミーデータを付加して出力している。なお、この例では、フルレベルレジスタ6のフルレベルは「60」、エンプティレベルレジスタ7のエンプティレベルは−2に設定されている。
この場合、画像データ入力装置2は、リングバッファ4へ入力する1ラインごとに入力ライントリガを出力する。リングバッファコントローラ10は、この入力ライントリガを受けて書き込み開始アドレスを生成するが、このとき、図10に示すように書き込み開始アドレスを3ライン分進めている。画像データ入力装置2は、このリングバッファコントローラ10から出力された書き込み開始アドレスへ1ラインのラインデータを書き込む。また、入力ライントリガはカウンタ5へも入力され、カウンタ5は、この入力ライントリガを受けて1ラインの書き込みごとに1つインクリメントされる。
一方、画像データ出力装置3は、リングバッファ4へ読み出す1ラインごとに出力ライントリガを出力する。リングバッファコントローラ10は、この出力ライントリガを受けて読み出し開始アドレスを生成する。画像データ出力装置3は、このリングバッファコントローラ10から出力された読み出し開始アドレスから1ラインのラインデータを読み出す。また、出力ライントリガはカウンタ5へも入力され、カウンタ5は、この出力ライントリガを受けて1ラインの読み出しごとに1つデクリメントされる。
そして、前述と同様に、第1のコンパレータ8は、カウンタ5とフルレベルレジスタ6とを比較し、図11に示すようにカウンタ5がフルレベルに達した場合、すなわち、リングバッファ4の記憶量がフルレベルに達したときは、リングバッファ4へのラインデータの入力を停止させるフル信号を画像データ入力装置2へ出力する。画像データ入力装置2は、このフル信号を受けている間は、リングバッファ4へのラインデータの入力を停止する。
一方、第2のコンパレータ9は、カウンタ5とエンプティレベルレジスタ7とを比較し、図11に示すようにカウンタ5がエンプティレベルに達した場合、すなわち、リングバッファ4の記憶量がエンプティレベルに達したときは、リングバッファ4からのラインデータの出力を停止させるエンプティ信号を画像データ出力装置3へ出力する。画像データ出力装置3は、このエンプティ信号を受けている間は、リングバッファ4からのラインデータの出力を停止する。
なお、エンプティレベルを−2、フルレベルを「60」に設定しているのは、先頭に3ライン分のダミーデータを付加するため、カウンタ5は−3〜60の範囲で動作させることが必要だからである。
以上のように、本実施の形態におけるリングバッファ装置1では、画像データ入力装置2から入力されるラインデータの書き込み開始アドレスと、画像データ出力装置3から出力されるラインデータの読み出し開始アドレスとを変更することで、任意の画像データの読み飛ばしおよびダミーデータの付加を行うことが可能である。
本発明は、入力装置と出力装置との間で画像データの転送を行うリングバッファ装置として有用である。特に、本発明は、少ないメモリで画像データの転送を高速に行うことが可能なリングバッファ装置として好適である。
1 リングバッファ装置
2 画像データ入力装置
3 画像データ出力装置
4 リングバッファ
5 カウンタ
6 フルレベルレジスタ
7 エンプティレベルレジスタ
8 第1のコンパレータ
9 第2のコンパレータ
10 リングバッファコントローラ
11 JPEG圧縮処理部
12 フィルタ処理部
2 画像データ入力装置
3 画像データ出力装置
4 リングバッファ
5 カウンタ
6 フルレベルレジスタ
7 エンプティレベルレジスタ
8 第1のコンパレータ
9 第2のコンパレータ
10 リングバッファコントローラ
11 JPEG圧縮処理部
12 フィルタ処理部
Claims (5)
- 入力装置と出力装置との間で画像データの転送を行うリングバッファ装置であって、
前記入力装置から前記画像データをライン単位で取得し、この取得したライン単位の画像データ(以下、「ラインデータ」と称す。)を一時記憶し、バッファリングするとともに、このバッファリングしたラインデータを前記出力装置へ出力するリングバッファと、
前記入力装置から入力されるラインデータのライン数に応じてインクリメントされるとともに、前記出力装置へ出力されるラインデータのライン数に応じてデクリメントされるカウンタと、
前記リングバッファの記憶量のフルレベルを記憶するフルレベルレジスタと、
前記リングバッファの記憶量のエンプティレベルを記憶するエンプティレベルレジスタと、
前記カウンタとフルレベルレジスタとを比較し、前記リングバッファの記憶量が前記フルレベルに達するときは、前記リングバッファへのラインデータの入力を停止させるフル信号を前記入力装置へ出力する第1のコンパレータと、
前記カウンタとエンプティレベルレジスタとを比較し、前記リングバッファの記憶量が前記エンプティレベルに達するときは、前記リングバッファからラインデータの出力を停止させるエンプティ信号を前記出力装置へ出力する第2のコンパレータとを備えたことを特徴とするリングバッファ装置。 - 前記カウンタは、前記入力装置から入力されるNiライン単位でインクリメントされ、前記出力装置へ出力されるNoライン単位でデクリメントされることを特徴とする請求項1記載のリングバッファ装置。
- 前記フルレベルレジスタのフルレベルを設定可能としたことを特徴とする請求項1または2に記載のリングバッファ装置。
- 前記エンプティレベルレジスタのエンプティレベルを設定可能としたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のリングバッファ装置。
- 前記リングバッファは、前記入力装置から入力されるラインデータの書き込み開始アドレスと、前記出力装置から出力されるラインデータの読み出し開始アドレスとを可変としたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のリングバッファ装置。
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JP2013224031A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Oce Printing Systems Gmbh | 印刷方法及び印刷機 |
JP2016046714A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 株式会社沖データ | 画像処理装置 |
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