JP2007271943A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像装置を装置本体に対し常に容易かつ確実に装着操作し得るようにする。
【解決手段】装置本体11に着脱自在に装着された現像ユニット20から表面に静電潜像の形成された感光体ドラム131に向けて現像剤を供給することにより静電潜像に沿ったトナー像を形成させ、このトナー像を用紙Pに転写するように構成されたプリンタ10において、現像ユニット20は、内部のトナーを攪拌しつつ搬送する攪拌機構30と、トナーを感光体ドラム131へ供給する現像ローラ40と、現像ローラ40と縁切り状態で攪拌機構30を動作させることにより現像ユニット20内のトナーを解す解し機構50と、装置本体11が有する駆動ギヤ63との噛合により駆動力を攪拌機構30および現像ローラ40に伝達する解しギヤ52とを備え、解しギヤ52の歯面と駆動ギヤ63の歯面とが互いに対向した状態で接近し解しギヤ52が駆動ギヤ63に噛合するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、現像器から像担持体に向けて現像剤を供給することにより形成された現像剤像を被転写材に転写するように構成された画像形成装置に関するものであり、特に、現像器内の現像剤を有効に解し得るように構成された画像形成装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているような画像形成装置に内装された現像器に着脱自在に装着されるトナーケースが知られている。このトナーケースは、現像器に対してトナー(現像剤)を補給するためのものであり、箱形のケース本体と、このケース本体内に設けられたシャフト回りに一体回転可能な攪拌羽根と、ケース本体から外部に突出したシャフトの端部に同心で一体回転可能に取り付けられたケース側ギヤとを備えて構成されている。
一方、現像器には、上面に前記シャフトの延びる方向に向けて敷設された、トナーケースを案内して装着するためのガイド部が設けられているとともに、側面にトナーケースが装着された状態でケース側ギヤと噛合する現像器側ギヤが設けられている。現像器側ギヤは、ギヤ軸を介して現像器内の攪拌機構に連結されているとともに、ギヤ軸は駆動モータの駆動力で駆動回転し得るようになっている。
従って、トナーケースがガイド部に案内されつつ現像器に装着された状態でケース側ギヤが現像器側ギヤに噛合するため、現像器側ギヤが駆動モータの駆動でギヤ軸回りに回転するとこの回転がケース側ギヤに伝達されてケース側ギヤがシャフト回りに従動回転し、これによる攪拌羽根の回転によってトナーケース内のトナーが解される。従って、トナーケース内のトナーは、両者にそれぞれ設けられた開口を介して現像器に円滑に供給されることになる。
これに加え現像器には、上面にガイド部と平行にラックが敷設されている一方、トナーケースには前記ラックと噛合する第2のギヤが設けられ、この第2のギヤは、傘歯車を介してシャフトと連係されている。従って、トナーケースをガイド部に沿わせて現像器に装着していくと、ラックと噛合している第2のギヤが回転し、この回転が傘歯車およびシャフトを介して攪拌羽根に伝達されて当該攪拌羽根が回転するため、トナーケース内のトナーは、現像器に装着されるに際し、予め解された状態になり、これによってトナーケース内のトナーの現像器に対する補給をさらに円滑に行うことができる。
また、従来、特許文献2に記載されているような現像装置も知られている。この現像装置は、現像槽(現像器)とトナーホッパ(トナーケース)とが一体的に形成された、いわゆるユニットタイプのものであり、現像槽の攪拌ローラに同心で一体回転可能に設けられた現像槽側ギヤと、トナーホッパの攪拌部材に同心で一体回転可能に設けられたホッパ側ギヤとの間に、両者に噛合する介設ギヤが設けられている。介設ギヤには、着脱可能なハンドルが同心で設けられ、このハンドルの回動操作で介設ギヤを軸心回りに回転させ得るようになっている。
一方、現像装置が装着される画像形成装置側には、駆動モータの駆動により駆動回転する2つの駆動ギヤが設けられ、現像装置が画像形成装置に装着されることにより一方の駆動ギヤが現像槽側ギヤと噛合するとともに、他方の駆動ギヤがホッパ側ギヤに噛合するようになされている。
そして、現像装置を画像形成装置に装着するに際し、予め介設ギヤに設けられているハンドルが操作されて当該介設ギヤが回転操作される。こうすることによって介設ギヤに噛合している現像槽側ギヤおよびホッパ側ギヤの双方が回転し攪拌ローラおよび攪拌部材がトナーを攪拌するため、たとえ現像装置内でトナーが固まって団塊になっていても解され、これによって現像装置は、画像形成装置に装着された当初からトナーホッパ内のトナーを現像槽側へ円滑に搬送し得る状態になる。
ハンドル操作で現像装置内のトナーが解された後、ハンドルおよび介設ギヤが現像装置から取り外され、この状態で現像装置が画像形成装置に装着される。現像装置が画像形成装置に装着された後に駆動モータの駆動により2つの駆動ギヤが回転されることにより、現像槽側ギヤおよびホッパ側ギヤを介して現像槽の攪拌ローラおよびトナーホッパの攪拌部材が同時に回転し、現像槽およびトナーホッパ内のトナーが同時に攪拌されることになる。
特開平6−337587号公報 特開平5−165323号公報
ところで、上記特許文献1に記載のトナーケースにあっては、トナーケースに設けられたケース側ギヤと、現像器に設けられた現像器側ギヤとは、トナーケースがガイド部に案内されつつ現像器に装着されるに際し、各ギヤの歯の部分が側面同士で互いに対向した状態になるため、各歯の山同士が互いに衝突し合うことがある。そして、各歯の山同士が衝突すると、ケース側ギヤと現像器側ギヤとが互いに噛合することができず、これによってトナーケースが現像器に装着し得なくなる場合があるという問題点を有している。
また、特許文献2に記載の現像装置にあっては、介設ギヤに設けられたハンドルを操作すると、トナーケース内の攪拌部材だけではなく、現像器内の攪拌ローラも同時に回転されるため、この攪拌ローラの回転によってトナーが現像器から漏洩する虞があるという問題点を有している。
本発明は、従来のかかる状況に鑑みなされたものであって、現像装置を装置本体に装着するに際し、現像装置からの現像剤の漏洩を確実に防止した上で装着前に現像装置内の現像剤を攪拌し得るようにしつつ当該現像装置を装置本体に対し常に容易かつ確実に装着操作し得る現像器を備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、装着対象である装置本体に着脱自在に装着された現像器から表面に静電潜像の形成された像担持体に向けて現像剤を供給することにより静電潜像に沿った現像剤像を形成させ、この現像剤像を被転写材に転写するように構成された画像形成装置において、前記現像器は、内部の現像剤を攪拌しつつ搬送する攪拌機構と、この攪拌機構によって攪拌されつつ搬送された現像剤を軸心回りの回転によって前記像担持体へ供給する現像ローラと、前記現像ローラと縁切り状態で前記攪拌機構を動作させることにより現像器内の現像剤を解す解し機構とを備えていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、解し機構は、現像ローラと縁切り状態で攪拌機構を動作させることにより現像器内の現像剤を解すようになされているため、現像器が装置本体に装着される前に解し機構により現像器内の現像剤が固まって形成された団塊に対し攪拌機構の駆動で解し処理を施しても、現像ローラが駆動していないことにより、解された現像剤が現像ローラを介して外部に漏洩することはない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記解し機構は、前記現像器が前記装置本体に装着された状態で装置本体が有する本体側ギヤとの噛合により駆動力を前記攪拌機構および現像ローラに伝達する現像器側ギヤを有し、前記現像器を前記装置本体に装着していくことにより前記現像器側ギヤの歯面と前記本体側ギヤの歯面とが互いに対向した状態で接近して前記現像器側ギヤが前記本体側ギヤに噛合することを特徴とするものである。
かかる構成によれば、現像器を装置本体に装着していくことにより現像器側ギヤの歯面と本体側ギヤの歯面とが互いに対向した状態で接近していくことで現像器側ギヤが本体側ギヤに噛合するようになされているため、両ギヤは、それぞれの位相がどのようになっていても互いに確実に噛合し合うことが可能になる。従って、従来のように一方のギヤの歯の山の側面と、他方のギヤの歯の山の側面とが互いに干渉し合い、これによって現像器を装置本体に装着し得なくなる場合が生じるような不都合は起こらず、現像器は装置本体に対し常に確実に装着される。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記解し機構は、前記現像装置を前記装置本体に装着していく過程で前記攪拌機構を動作させることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、現像器を装置本体に装着することにより、その装着の過程で解し処理が実行されるため、特にトナーを解すための手作業を行わなくても、装置本体に装着された現像器内のトナーは解された状態になっている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記装置本体は、前記現像器が当該装置本体に装着されることにより現像器との干渉で前記攪拌機構の駆動と前記現像ローラの駆動とを連結させる干渉部材が設けられていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、現像器を装置本体に装着していくことにより、当該現像器が装置本体側の干渉部材と干渉することで互いに縁切り状態であった攪拌機構の駆動と現像ローラの駆動とが連結されため、現像器が装置本体に装着された状態では、攪拌機構と現像ローラとは同期駆動する。
請求項5記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記解し機構は、前記現像器に設けられ、かつ、所定の操作で前記攪拌機構を動作させる操作部材を備えていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、解し機構は、現像器に設けられた、所定の操作で攪拌機構を動作させる操作部材を備えているため、現像器が装置本体に装着されているか否かに拘わらず、任意に操作部材を操作することによりいつでも攪拌機構の駆動で現像器内のトナーに対し解し処理が施される。
請求項1記載の発明によれば、解し機構は、現像ローラと縁切り状態で攪拌機構を動作させることにより現像器内の現像剤を解すようになされているため、現像器が装置本体に装着される前に解し機構により現像器内の現像剤が固まって形成された団塊に対し攪拌機構の駆動で解し処理を施しても、現像ローラが駆動していないことにより、解された現像剤が現像ローラを介して外部に漏洩することを確実に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、現像器を装置本体に装着していくことにより現像器側ギヤの歯面と本体側ギヤの歯面とが互いに対向した状態で接近していくことで現像器側ギヤが本体側ギヤに噛合するようになされているため、両ギヤは、それぞれの位相がどのようになっていても互いに確実に噛合し合うことができる。従って、従来のように一方のギヤの歯の山の側面と、他方のギヤの歯の山の側面とが互いに干渉し合い、これによって現像器を装置本体に装着し得なくなる場合が生じるような不都合は起こらず、現像器を装置本体に対し常に確実に、かつ、容易に装着することができる。
請求項3記載の発明によれば、現像器を装置本体に装着することにより、その装着の過程で解し処理が実行されるため、特にトナーを解すための手作業を行わなくても、装置本体に装着された現像器内のトナーを常に解された状態にすることができ、手作業を行わなくてもよい分作業性を向上させることができる。
請求項4記載の発明によれば、現像器を装置本体に装着していくことにより、当該現像器が装置本体側の干渉部材と干渉することで互いに縁切り状態であった攪拌機構の駆動と現像ローラの駆動とが連結されため、現像器が装置本体に装着された状態では、攪拌機構と現像ローラとを常に確実に同期駆動させることができる。
請求項5記載の発明によれば、現像器が装置本体に装着されているか否かに拘わらず、任意に操作部材を操作することによりいつでも攪拌機構の駆動で現像器内のトナーに対し解し処理を施すことができるため、現像器内のトナーの解し処理に対する自由度を大幅に向上させることができる。
図1は、本発明に係る現像器が適用されたプリンタの一実施形態を示す側面断面視の説明図である。図1に示すように、プリンタ(画像形成装置)10は、印刷処理に供する用紙Pを貯留する用紙貯留部12と、この用紙貯留部12に貯留された用紙束P1から繰り出された1枚ずつの用紙Pに対して画像の転写処理を伴う画像形成処理を施す画像形成部13と、この画像形成部13で画像形成処理の施された用紙Pに対して定着処理を施す定着部14とが装置本体11に内装されると共に、定着部14で定着処理の施された用紙Pが排紙される排紙部15が装置本体11の頂部に設けられることによって構成されている。
前記用紙貯留部12には、所定数(本実施形態では1つ)の用紙カセット121が装置本体11に対して挿脱自在に設けられている。用紙カセット121の上流端(図1の左方)には、用紙束P1から1枚ずつの用紙Pを繰り出させるピックアップローラ122が設けられている。このピックアップローラ122の駆動によって用紙カセット121から繰り出された用紙Pは、給紙搬送路123およびこの給紙搬送路123の下流端に設けられたレジストローラ対124を介して画像形成部13に給紙されるようになっている。
前記画像形成部13は、コンピュータ等から伝送された画像情報に基づき用紙Pに転写処理を伴う画像形成処理を施すものであり、前後方向(図1の紙面と直交する方向)に延びるドラム心回りに回転可能に設けられた感光体ドラム(像担持体)131の周面に沿うように、当該感光体ドラム131の直上位置から反時計方向に向けて帯電器132、露光装置133、現像ユニット(現像器)20、転写ローラ134およびクリーニング装置135が配設されることによって形成されている。
前記感光体ドラム131は、周面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像(現像剤像)を形成させるためのものであり、周面に極めて滑らかで、かつ、強靱なアモルファスシリコン層が積層され、これによってこれらの像を形成させるのに適したものになっている。
前記帯電器132は、ドラム心回りに時計方向に回転している感光体ドラム131の周面に一様な電荷を形成させるものであり、図1に示す例では、コロナ放電によって感光体ドラム131の周面に電荷を付与する方式が採用されている。なお、感光体ドラム131の周面に電荷を付与する部材として帯電器132に代えて周面が感光体ドラム131の周面と当接しながら従動回転しつつ電荷を付与する帯電ローラを採用してもよい。
前記露光装置133は、コンピュータ等の外部の機器から伝送されてきた画像データに基づき強弱の付与されたレーザー光を回転している感光体ドラム131の周面に照射し、これによる感光体ドラム131周面のレーザー光が照査された部分の電荷の消去によって当該感光体ドラム131の周面に静電潜像を形成させるものである。
前記現像ユニット20は、感光体ドラム131の周面にトナー(現像剤)を供給することによって周面の静電潜像が形成された部分にトナーを付着させ、これによって感光体ドラム131の周面にトナー像を形成させるものである。かかる現像ユニット20は、装置本体11の図1における左上の角部から装置本体11内に対し挿脱可能になっており、装置本体11内に挿入されることにより、後述する現像ローラ40の周面が前記感光体ドラム131の周面と対向されるようになっている。
かかる現像ユニット20を挿脱するために、前記装置本体11内には、図1の紙面と直交した互いに対向する各壁面に図1における左上部の角部から右方に向かって先下がりに傾斜したガイドレール16がそれぞれ設けられている一方、現像ユニット20の筐体21における図1の紙面と直交した各外壁面にはそれぞれ上下一対の被ガイド突起211が突設され、これらの被ガイド突起211が前記ガイドレール16上を正逆スライドされることにより、現像ユニット20が装置本体11内に装着されたり、装置本体11内から取り出されたりするようになっている。
因みに、装置本体11の左上の角部には、支持軸171回りに正逆回動することによって開閉される蓋体17が設けられ、普段はこの蓋体17は閉止されている一方、現像ユニット20が装置本体11に対して挿脱操作されるときは、図1に二点鎖線で示すように開放されるようになっている。
前記転写ローラ134は、感光体ドラム131の直下位置に送り込まれた用紙Pに対して当該感光体ドラム131の周面に形成されているプラスに帯電したトナー像を用紙Pに転写させるものであり、トナー像の電荷と逆極性であるマイナスの電荷を用紙Pに付与するようになっている。
従って、感光体ドラム131の直下位置に到達した用紙Pは、転写ローラ134と感光体ドラム131とによって押圧挟持されつつ、プラスに帯電した感光体ドラム131周面のトナー像がマイナスに帯電した用紙Pの表面に向けて引き剥がされ、これによって用紙Pに対し転写処理が施されることになる。
前記クリーニング装置135は、転写処理後の感光体ドラム131の周面に残留しているトナーを取り除いて清浄化するためのものである。このクリーニング装置135によって清浄化された感光体ドラム131の周面は、次の画像形成処理のために再び帯電器132へ向かうことになる。
前記定着部14は、画像形成部13によって転写処理の施された用紙P上のトナー像に加熱による定着処理を施すものであり、内部に通電発熱体が装着されたヒートローラ141と、このヒートローラ141の下部で周面同士が対向配置された加圧ローラ142とを備えて構成されている。そして、転写処理後の用紙Pは、ローラ心回りに反時計方向に向けて駆動回転しているヒートローラ141と、ローラ心回りに時計方向に向けて従動回転している加圧ローラ142との間のニップ部を通過することによって、ヒートローラ141からの熱を得て定着処理が施されるようになっている。定着処理の施された用紙Pは、排紙搬送路143を通って排紙部15へ排出されることになる。
前記排紙部15は、装置本体11の頂部が凹没されることによって形成され、この凹没した凹部の底部に排紙された用紙Pを受ける排紙トレイ151が形成されている。
図2は、本発明の第1実施形態に係る現像ユニット20が装置本体11内に装着された状態を示す設計ベースの斜視図である。なお、図2においては、現像ユニット20の輪郭を太い実線で示している。また、図3は、図2に示す現像ユニット20を模式化した斜視図であり、図3(A)は、現像ユニット20が装置本体11に装着される直前の状態、図3(B)は、現像ユニット20が装置本体11に装着された状態をそれぞれ示している。なお、図2および図3においてX−X方向を左右方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
図2および図3に示すように、現像ユニット20は、内部に貯留されているトナー(現像剤)を攪拌する攪拌機構30と、この攪拌機構30によって攪拌されつつ搬送されてきたトナーを左右方向に延びる軸心回りの回転によって前記感光体ドラム131へ供給する現像ローラ40と、現像ユニット20内のトナーを解す解し機構50と、装置本体11に設けられた駆動源(駆動モータ61)からの駆動力を前記解し機構50および前記現像ローラ40へ伝達する駆動機構60と、状況に応じて前記駆動源からの駆動力を攪拌機構30のみへの伝達と、攪拌機構30および現像ローラ40の双方への伝達との間で切り換える切り換え機構70とが左右方向に長尺の箱形を呈した筐体21に装着されることによって構成されている。
因みに、第1実施形態においては、現像ユニット20を構成する攪拌機構30および現像ローラ40は、筐体21側にのみ設けられているのに対し、解し機構50、駆動機構60および切り換え機構70は、現像ユニット20と装置本体11とに亘って設けられている。
前記筐体21は、左右方向に長尺の底板22と、この底板22の左右の端縁部から立設された左右方向一対の側板23(図3には右方の側板23のみを示している)と、底板22の後縁部から立設された後板24と、これら側板23および後板24の上縁部間に架設された天板25とを備えて構成され、内部にトナーを収容するトナー収容室V1が形成されている。
かかる筐体21内には、右側部における側板23の若干左方位置に仕切り板26が設けられ、この仕切り板26と前記側板23との間に後述する各種のギヤが装着されるギヤ室V2が設けられている。仕切り板26は、隙間のない状態で設けられ、これによりトナー収容室V1内のトナーがギヤ室V2内に入りこんでギヤを汚染するのを防止するようになっている。
また、トナー収容室V1内の前方位置には、前記現像ローラ40が左右方向に延びた状態で装着されているとともに、トナー収容室V1の前面側には、図略の左右方向に長尺のトナー供給開口が設けられ、トナー収容室V1内のトナーは、現像ローラ40の軸心回りの回転に応じて当該トナー供給開口から感光体ドラム131の周面に供給されるようになっている。
さらに、筐体21の天板25の適所には、トナー収容室V1内にトナーを装填するための図略のトナー装填口が設けられている。このトナー装填口は、トナー収容室V1内に満杯になるまでトナーが装填された状態で所定の蓋体によって開放不能に閉止されるようになっている。トナー収容室V1内には、かかるトナー装填口の蓋体による開放不能の閉止によって予め所定量のトナーが密封された状態になっている。トナー収容室V1内のトナーが使い切られたときに現像ユニット20が新品と更新される。
前記攪拌機構30は、トナー収容室V1内の前方位置で左方の側板23と仕切り板26との間に架設された、トナーを攪拌しつつ左右方向に向けて搬送する前方スパイラルフィーダ31と、トナー収容室V1の後方位置で同様に架設された後方スパイラルフィーダ32と、これらスパイラルフィーダ31,32を同期回転させる攪拌用ギヤ機構33とを備えて構成されている。
トナー収容室V1内における前後のスパイラルフィーダ31,32間には、底板22と天板25との間に架設された仕切り部材27が設けられている。この仕切り部材27の左端部と左方の側板23との間、および仕切り部材27の右端部と仕切り板26との間には、トナーが通過し得るトナー通過隙間271がそれぞれ設けられている。
前記前方スパイラルフィーダ31は、左端部が左方の側板23を貫通する一方、右端部が仕切り板26を貫通した軸心回りに回転可能な前方フィーダシャフト311と、この前方フィーダシャフト311の周面に同心で螺設されたスパイラルフィン312とを備えている。同様に前記後方スパイラルフィーダ32は、左端部が左方の側板23を貫通する一方、右端部が仕切り板26を貫通した軸心回りに回転可能な後方フィーダシャフト321と、この後方フィーダシャフト321の周面に同心で螺設されたスパイラルフィン322とを備えている。
そして、前後のフィーダシャフト311,321がそれぞれ軸心回りに駆動回転されることによる各スパイラルフィン312,322の軸心回りの回転によってトナー収容室V1内のトナーが仕切り部材27を挟み、かつ、左右一対のトナー通過隙間271を通ってトナー収容室V1内を周回搬送されるようになっている。そして、トナーは、周回搬送されつつ一部が軸心回りに回転している現像ローラ40の周面を介して感光体ドラム131へ供給されるようになっている。
前記攪拌用ギヤ機構33は、筐体21のギヤ室V2に設けられている。かかる攪拌用ギヤ機構33は、前記前方フィーダシャフト311に同心で一体回転可能に外嵌された前方フィーダギヤ331と、この前方フィーダギヤ331より後方で当該前方フィーダギヤ331に噛合する前方中間ギヤ332と、この前方中間ギヤ332より後方で当該前方中間ギヤ332に噛合する後方中間ギヤ333と、この後方中間ギヤ333より後方で当該後方中間ギヤ333と噛合し、かつ、前記後方フィーダシャフト321に同心で一体回転可能に外嵌された後方フィーダギヤ334とを備えて構成されている。
前記後方中間ギヤ333は、仕切り板26と右方の側板23に貫通され架設された後述する駆動軸51に一体回転可能に外嵌されているとともに、前記前方中間ギヤ332は、仕切り板26からギヤ室V2内に突設された支持軸332a回りに回転自在に軸支されている。
かかる攪拌用ギヤ機構33によれば、駆動軸51の駆動回転は、後方中間ギヤ333および前方中間ギヤ332を介して前方フィーダギヤ331に伝達されるとともに、後方中間ギヤ333を介して後方フィーダギヤ334に伝達され、これによって前方スパイラルフィーダ31および後方スパイラルフィーダ32がそれぞれ軸心回りに同期回転するようになっている。
前記現像ローラ40は、現像ユニット20が装置本体11に装着された状態(図3(B))で軸心回りの回転によりトナー収容室V1内のトナーを感光体ドラム131の周面に供給するものであり、トナー収容室V1の前方位置に装着されている。かかる現像ローラ40は、仕切り板26を貫通した状態で左右の側板23間に架設されたローラ軸41と、このローラ軸41に同心で一体回転可能に外嵌されたゴムや軟質の合成樹脂等のエラストマー製のローラ本体42とを備えて構成されている。
前記解し機構50は、現像ユニット20のガイドレール16(図1、図2参照)に沿ったプリンタ10の装置本体11内に対する装着動作に同期してトナー収容室V1内に収容されているトナーに解し操作を施すためのものである。かかる解し操作が施されるのは以下の理由による。すなわち、新品の現像ユニット20が出荷されるまでの間の保管期間中に当該現像ユニット20に収容されているトナーが固まって団塊を形成することが多いが、かかる団塊が形成されると、現像ユニット20が装置本体11に装着された初期にトナー収容室V1内のトナーを適正に感光体ドラム131へ供給することができなくなるので、当該団塊を予め解しておくためである。
かかる解し機構50は、前記後方中間ギヤ333を同心で一体回転可能に軸支し、かつ、仕切り板26および右方の側板23間に貫通架設された駆動軸51と、この駆動軸51に同心で一体回転可能に軸支された解しギヤ(現像器側ギヤ)52と、装置本体11の側壁に設けられたガイドレール16(図1、図2)に沿うように敷設されたラック53とを備えて構成されている。
前記解しギヤ52は、駆動軸51における右方の側板23を貫通して外部に突出した部分に取り付けられている。前記ラック53は、図2に示すように、ガイドレール16の略下端位置に歯面がガイドレール16の傾斜面と平行になり、かつ、前記解しギヤ52と噛合し得る状態で固定されている。
かかる解し機構50によれば、現像ユニット20をガイドレール16に沿ってプリンタ10の装置本体11内に挿入していくと、まず、図3(A)に示すように、解しギヤ52がラック53の上端部に対向した状態になる。この状態で現像ユニット20の装置本体11に対する挿入操作を継続することにより、ラック53と噛合した解しギヤ52が駆動軸51回りに一体回転する。
この駆動軸51の軸心回りの回転は、後方中間ギヤ333、前方中間ギヤ332および前方中間ギヤ332を介して前方フィーダギヤ331へ伝達されるとともに、後方中間ギヤ333を介して後方フィーダギヤ334へ伝達され、これによって前方スパイラルフィーダ31および後方スパイラルフィーダ32が同期回転することになる。
この前後のスパイラルフィーダ31,32の同期回転によってトナー収容室V1内のトナーが解されることになるが、後述する切り換え機構70の作用によって現像ローラ40がローラ軸41回りに回転することがないため、現像ローラ40が回転することでトナー収容室V1内のトナーが外部に漏洩するような不都合の発生が確実に防止される。
前記駆動機構60は、プリンタ10の装置本体11側に設けられた駆動モータ61と、この駆動モータ61のモータ軸611の駆動回転を減速する、図3に折れ線矢印で示した減速機構62と、この減速機構62を介して駆動モータ61の駆動力が伝達される駆動ギヤ(本体側ギヤ)63とを備えて構成されている。前記駆動ギヤ63は、装置本体11側に固定された駆動ギヤ軸631回りに回転可能に軸支されている。
前記駆動ギヤ63は、現像ユニット20が装置本体11に装着された状態で、図3(B)に示すように、前記ラック53との噛合が解消された現像ユニット20の解しギヤ52が噛合するように駆動ギヤ軸631の装置本体11における設定位置が設定されている。
かかる駆動機構60によれば、現像ユニット20を装置本体11内に装着することにより、図3(B)に示すように、ラック53との噛合が解消された解しギヤ52は、駆動ギヤ63と噛合した状態になるため、以後、駆動モータ61の駆動によるモータ軸611の軸心回りの駆動回転は、減速機構62および駆動ギヤ軸631回りに回転する駆動ギヤ63を介して解しギヤ52に伝達され、これによる解しギヤ52の駆動軸51回りの一体回転によって攪拌機構30が駆動する(すなわち前後のスパイラルフィーダ31,32が同期回転する)ことになる。
前記切り換え機構70は、攪拌機構30の駆動を現像ローラ40の駆動に伝達しない分離駆動と、攪拌機構30の駆動を現像ローラ40の駆動に伝達して両者を同時に駆動させる同期駆動との間で切り換えるためのものである。
かかる切り換え機構70が設けられるのは、現像ユニット20を装置本体11に装着するに際し、解しギヤ52の駆動回転によりトナー収容室V1内のトナーに対して解し処理を施しつつある状態で現像ローラ40が回転すると、トナー収容室V1内のトナーが筐体21の前面に設けられたトナー供給開口から外部に漏洩するので、現像ユニット20が装置本体11内に装着されるまでの間にかかるトナーの漏洩を防止するためである。
このような切り換え機構70は、現像ユニット20のギヤ室V2内において前記ローラ軸41に同心で一体回転可能に軸支されたローラギヤ71と、基端側がこのローラギヤ71に摺接状態で外嵌された連結アーム72と、この連結アーム72の先端側に固定されたギヤ軸731回りに同心で回転自在に軸支された切り換えギヤ73と、プリンタ10の装置本体11側に設けられアイドルギヤ(干渉部材)74とを備えて構成されている。
前記連結アーム72は、その先端側にギヤ軸731を介して切り換えギヤ73が取り付けられた状態で、当該切り換えギヤ73がローラギヤ71と噛合するように長さ寸法が設定されている。一方、筐体21の底板22には、かかる連結アーム72および切り換えギヤ73がギヤ室V2から底板22を貫通して下方へ向けて突出し得るように、前後方向に長尺の逃がし孔221が設けられている。
前記アイドルギヤ74は、現像ユニット20が装置本体11内に装着された状態で、図3(B)に示すように、前記切り換えギヤ73を相対的に押圧しながら当該切り換えギヤ73に噛合するように設置位置が設定され、かつ、装置本体11側に設けられた左右方向に延びる切り換えギヤ軸741回りに同心で回転自在に軸支されている。
一方、前記前方フィーダシャフト311における前方フィーダギヤ331の前方部分には、接続ギヤ75が同心で一体回転可能に外嵌されている。この接続ギヤ75は、歯面が前記切り換えギヤ73の歯面と対向するように前方フィーダシャフト311に対する左右方向の外嵌位置が設定されている。
かかる切り換え機構70によれば、現像ユニット20が装置本体11に装着されるまでは、切り換えギヤ73は、図3(A)に示すように、自重で下方位置に位置設定され、これによって接続ギヤ75と噛合していない状態になっている。この状態で現像ユニット20をガイドレール16(図1、図2)に沿って現像ユニット20内に挿入していくことにより、解しギヤ52がラック53と噛合して駆動軸51回りに回転し、これによって攪拌機構30が駆動してトナー収容室V1内のトナーに解し処理が施されるが、このとき切り換えギヤ73が接続ギヤ75と噛合していないため、現像ローラ40が回転することはない。
そして、現像ユニット20が装置本体11内に装着された状態では、切り換えギヤ73がアイドルギヤ74によって相対的に押圧され、これによって当該切り換えギヤ73は、図3(B)に示すように、接続ギヤ75と噛合するため、以後、現像ローラ40は、駆動モータ61の駆動によって攪拌機構30と同期回転することになる。
図4は、第1実施形態に係る現像ユニット20がプリンタ10の装置本体11内に装着される際の作用を説明するための側面視の説明図であり、図4(A)は、現像ユニット20の解しギヤ52がラック53に噛合する直前の状態、図4(B)は、解しギヤ52がラック53に噛合している状態、図4(C)は、解しギヤ52のラック53に対する噛合が解消された状態、図4(D)は、切り換えギヤ73が接続ギヤ75に噛合した状態をそれぞれ示している。
まず、図4(A)に示す状態においては、ガイドレール16に沿って装置本体11内に挿入された現像ユニット20は、その解しギヤ52がラック53の上端部と対向した状態になっている。また、切り換えギヤ73は、自重によって接続ギヤ75から離間した状態になっている。
この状態で現像ユニット20の装置本体11内に向けた挿入操作を継続することにより、解しギヤ52は、図4(B)に示すようにラック53と噛合し、これによる解しギヤ52の回転によって攪拌機構30が駆動し、前後のスパイラルフィーダ31,32が前後のフィーダシャフト311,321回りにそれぞれ駆動回転する。この前後のスパイラルフィーダ31,32の回転によって、筐体21内に装填されているトナーは解されることになる。
そして、図4(B)に示す状態においては、切り換えギヤ73が接続ギヤ75と噛合していないため、現像ローラ40が回転することはない。
ついで、現像ユニット20の挿入操作継続によって解しギヤ52は、ラック53から外れる。これによって攪拌機構30の駆動が停止され、前後のスパイラルフィーダ31,32によるトナーの解し操作が終了する。その後、切り換えギヤ73の歯面が、図4(C)に示すように、装置本体11側のアイドルギヤ74の歯面と当接したのち両者の歯同士が互いに噛合する。
このように切り換えギヤ73の歯面と、アイドルギヤ74の歯面とが互いに対向した状態で近付き合った後に各ギヤ73,74の歯同士が噛合するようになされているため、たとえ各ギヤ73,74の位相がいかなる状態になっていても、すなわち、例えば、切り換えギヤ73の歯の頂部と、アイドルギヤ74の歯の頂部とが衝突した場合であっても、各ギヤ73,74のいずれか一方または双方が軸心回りに僅かに回動することにより、各歯同士は確実に噛合することができる。
そして、現像ユニット20を装置本体11のさらに奥まで押し込むと、切り換えギヤ73は、アイドルギヤ74から相対的に押圧され、これによる連結アーム72のローラ軸41回りの時計方向に向かう回動によって切り換えギヤ73は、図4(D)に示すように、接続ギヤ75に噛合し、これによって攪拌用ギヤ機構33が接続ギヤ75,連結アーム72およびローラギヤ71を介して現像ローラ40と接続された状態になる。
これと同時にラック53から外れた後の解しギヤ52が、図4(D)に示すように、駆動ギヤ63と噛合する。従って、現像ユニット20が奥まで押し込まれて装置本体11に装着されたときには、駆動モータ61の駆動力が駆動ギヤ63および解しギヤ52を介して攪拌機構30および現像ローラ40の双方に伝達されることになり、駆動モータ61の駆動で攪拌機構30および現像ローラ40の双方が同時に駆動する。
現像ユニット20内のトナーが全て消費され、これによって使用済みの当該現像ユニット20を新品と交換するに際しては、現像ユニット20が装置本体11内から抜き出されることになるが、このとき現像ユニット20を引き抜いていくと、切り換えギヤ73は、自重により連結アーム72を介してローラ軸41回りに反時計方向に向けて回動し、これによって切り換えギヤ73の接続ギヤ75に対する噛合が解消されるため、その後、解しギヤ52がラック53と噛合して前後のスパイラルフィーダ31,32が回転しても現像ローラ40が回転することはない。従って、現像ユニット20に残留している残留トナーが現像ローラ40の回転に誘導されて外部に漏洩するような不都合の発生を有効に防止することができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る現像ユニット20′を示す模式化した斜視図であり、図5(A)は、操作部材80が初期位置に位置設定された状態、図5(B)は、操作部材80が動作位置に位置設定された状態をそれぞれ示している。なお、図5におけるXおよびYによる方向表示は、図3の場合と同様(Xは左右方向(−X:左方、+X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))である。
第2実施形態に係る現像ユニット20′においては、第1実施形態の解し機構50および切り換え機構70の機能が操作部材80の操作に集約され、当該操作部材80の操作のみによって攪拌機構30の駆動を現像ローラ40の駆動に伝達しない分離駆動と、攪拌機構30の駆動を現像ローラ40の駆動に伝達して両者を同時に駆動させる同期駆動との間で切り換えるようになされている点が第1実施形態の現像ユニット20と相違している。
そして、現像ユニット20′は、装置本体11に装着するという動作とは関わりなく、装置本体11へ装着する前であっても、また、現像ユニット20′を装置本体11に装着した後であっても、操作部材80を操作することによって攪拌機構30のみを現像ローラ40と縁切り状態で駆動させることができる。従って、第1実施形態においては必須であった装置本体11側の部材であるラック53およびアイドルギヤ74は設けられていない。また、連結アーム72′については、操作部材80に対応させるべく、第1実施形態の連結アーム72と比べてその構造が若干異なったものが採用されている。現像ユニット20′のその他の構成は第1実施形態のものと同様である。
前記操作部材80は、角柱状の操作レバー(操作部材)81と、この操作レバー81に固定されたカムプレート82とを備えて構成されている。前記操作レバー81は、現像ユニット20′の筐体21の前後長より所定寸法だけ長尺に設定されている。かかる操作レバー81は、ギヤ室V2の上部を貫通した状態で前後動可能に筐体21に装着されている。
そのために筐体21の後板24には、操作レバー81の後方側が摺接状態で貫通される角孔241が穿設されているとともに、筐体21の前板28には、操作レバー81の前方側が摺接状態で貫通される角孔281が穿設され、操作レバー81は、これらの角孔241,281に貫通されることにより摺接状態で前後動が可能になっている。
かかる操作レバー81の略中央部には、下縁面にラック歯の形成されたラック83が設けられ、このラック83は、前記接続ギヤ75と噛合されている。従って操作レバー81を前後動させることにより、ラック83と噛合した接続ギヤ75が前方フィーダシャフト311回りに一体回転し、これによって攪拌機構30が駆動する(すなわち前後のスパイラルフィーダ31,32が回転する)ようになっている。従って、現像ユニット20′が装置本体11に装着されているか否かに拘わらず操作レバー81を前後動させることにより、トナー収容室V1内のトナーに対して解し処理を施すことができる。
かかる操作レバー81には、当該操作レバー81を筐体21から後方に向かって最大限引き出した状態で抜け止めするための鍔部811が設けられ、この鍔部811が後板24に当止することによって操作レバー81が抜け止めされるようになっている。
前記カムプレート82は、操作レバー81より相当短い(本実施形態においては操作レバー81の前後長の略1/4)の板体によって形成され、上下幅寸法が操作レバー81のそれより幅広(本実施形態においては操作レバー81の上下幅寸法の略2倍)に設定されている。かかるカムプレート82は、操作レバー81の中央部より若干前方位置の右面側に、上縁面を操作レバー81の上縁面と面一になるようにしてねじ止めその他で固定されている。
このようなカムプレート82の前方下角部には、当該角部が斜めに切り欠かれることによって形成した前方に向かって先上がりの傾斜面821が形成されているとともに、カムプレート82の下縁面には傾斜面821に続く前後方向に延びた摺接面822が形成されている。
前記連結アーム72′は、第1実施形態の連結アーム72と同様に構成されているが、この連結アーム72′の上縁面に上方に向けて突設された被操作突起721が設けられている点が第1実施形態の連結アーム72と相違している。前記被操作突起721は、図5(A)に示すように、操作レバー81を筐体21から後方に向かって最大限引き出した状態で当該被操作突起721の上端部がカムプレート82の傾斜面821に当接するように方向設定および寸法設定されている。
また、ローラ軸41には、捻りバネ76が弾性変形された状態で外嵌され、この捻りバネ76の付勢力によって連結アーム72′がローラ軸41回りに時計方向に付勢されるようになっている。従って、被操作突起721の上端部は、操作レバー81が筐体21から最大限引き出された状態で、図5(A)に示すように、捻りバネ76の付勢力によりカムプレート82の傾斜面821に押圧当接するとともに、切り換えギヤ73が接続ギヤ75に噛合するようになっている。
このように構成された第2実施形態の現像ユニット20′によれば、操作レバー81が筐体21から最大限引き出された状態においては、切り換えギヤ73が接続ギヤ75に噛合しているため、この状態の現像ユニット20′を装置本体11に装着することにより、解しギヤ52が駆動ギヤ63に噛合し、これによって駆動モータ61(図3)の駆動力が駆動ギヤ63を介して解しギヤ52に伝達されて攪拌機構30および現像ローラ40の双方が駆動することになる。
これに対し、現像ユニット20′を装置本体11に装着するに先立ってトナー収容室V1内のトナーに対し解し処理を施すに際しては、筐体21から最大限引き出されている操作レバー81を筐体21に押し込めばよい。こうすることでカムプレート82の傾斜面821に当接している被操作突起721の上端部が当該傾斜面821の前方に向かう移動に誘導されて下方に向けて押圧されるため、連結アーム72′が捻りバネ76の付勢力に抗してローラ軸41回りに反時計方向に向けて回動し、これによって切り換えギヤ73の接続ギヤ75に対する噛合が解消され、接続ギヤ75の回転がローラ本体42に伝達されなくなる。
そして、操作レバー81をさらに筐体21内に押し込んでいくと、被操作突起721の上端部は、図5(B)に示すように、カムプレート82の摺接面822と当接するとともに、ラック83が接続ギヤ75に噛合し、以後は連結アーム72′の所定の回動量が確保された状態で被操作突起721の上端部は、摺接面822と摺接しつつ操作レバー81が筐体21内に押し込まれていくことにより、ラック83と噛合した接続ギヤ75が前方フィーダシャフト311回りに回転することになる。
この接続ギヤ75の回転によって攪拌機構30が駆動され(すなわち、前後のスパイラルフィーダ31,32が軸心回りに回転し)、これによってトナー収容室V1内のトナーに解し処理が施されることになるが、接続ギヤ75は、切り換えギヤ73とは縁切り状態になっているため、現像ローラ40が回転することはない。
そして、筐体21を現像ユニット20′に装着すると、一旦筐体21へ押し込んだ操作レバー81を引き出せばよい。こうすることによって、切り換えギヤ73は、図5(A)に示すように、再度接続ギヤ75と噛合した状態になるため、駆動モータ61(図3)の駆動によって攪拌機構30および現像ローラ40の双方が機能する。
以上詳述したように、本発明に係るプリンタ10は、装置本体11に着脱自在に装着された現像ユニット20から表面に静電潜像の形成された感光体ドラム131に向けて現像剤を供給することにより静電潜像に沿ったトナー像を形成させ、このトナー像を用紙Pに転写するように構成されたものである。
そして、かかるプリンタ10に着脱自在に装着される現像ユニット20は、内部のトナーを攪拌しつつ搬送する攪拌機構30と、この攪拌機構30によって攪拌されつつ搬送されたトナーを軸心回りの回転によって感光体ドラム131へ供給する現像ローラ40と、現像ローラ40と縁切り状態で攪拌機構30を動作させることにより現像ユニット20内のトナーを解す解し機構50と、現像ユニット20が装置本体11に装着された状態で装置本体11が有する駆動ギヤ63との噛合により駆動力を攪拌機構30および現像ローラ40に伝達する解しギヤ52とを備えている。
そして、現像ユニット20を装置本体11に装着していくことにより解しギヤ52の歯面と駆動ギヤ63の歯面とが互いに対向した状態で接近し解しギヤ52が駆動ギヤ63に噛合するようになされている。
かかる構成によれば、解し機構50は、現像ローラ40と縁切り状態で攪拌機構30を動作させることにより現像ユニット20内のトナーを解すようになされているため、現像ユニット20が装置本体11に装着される前に解し機構50により現像ユニット20内のトナーが固まって形成された団塊に対し攪拌機構30の駆動で解し処理を施しても、現像ローラ40が駆動していないことにより、解されたトナーが現像ローラ40を介して外部に漏洩することを有効に防止することができる。
そして、第1実施形態においては、現像ユニット20を装置本体11に装着していくことにより解しギヤ52の歯面と駆動ギヤ63の歯面とが互いに対向した状態で接近していくことで解しギヤ52が駆動ギヤ63に噛合するようになされているため、両ギヤは、それぞれの位相がどのようになっていても互いに確実に噛合し合うことができる。従って、従来のように一方のギヤの歯の山の側面と、他方のギヤの歯の山の側面とが互いに干渉し合い、これによって現像ユニット20を装置本体11に装着し得なくなる場合が生じるような不都合は起こらず、現像ユニット20を装置本体11に対し常に確実に装着することができる。
また、第1実施形態においては、解し機構50は、現像装置を装置本体11に装着していく過程で解しギヤ52がラック53に噛合することにより攪拌機構30を動作させるようになされているため、特にトナーを解すための手作業を行わなくても、装置本体11に装着された現像ユニット20内のトナーを常に解された状態にすることができ、手作業を行わなくてもよい分作業性を向上させることができる。
さらに、第1実施形態においては、装置本体11には、現像ユニット20が当該装置本体11に装着されることにより現像ユニット20の切り換えギヤ73との干渉で攪拌機構30の駆動と現像ローラ40の駆動とを連結させるアイドルギヤ74が設けられているため、現像ユニット20を装置本体11に装着していくことにより、当該現像ユニット20が装置本体11側のアイドルギヤ74と干渉することで互いに縁切り状態であった攪拌機構30の駆動と現像ローラ40の駆動とが連結され、これによって現像ユニット20が装置本体11に装着された状態で攪拌機構30と現像ローラ40とを常に確実に同期駆動させることができる。
これに対し第2実施形態においては、解し機構50は、現像ユニット20′に設けられた、所定の操作で攪拌機構30を動作させる操作部材80を備えているため、現像器が装置本体11に装着されているか否かに拘わらず、任意に操作部材80を操作することによりいつでも攪拌機構30の駆動で現像器内のトナーに対し解し処理を施すことができ、これによって現像ユニット20′内のトナーの解し処理に対する自由度を大幅に向上させることができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の第1実施形態においては、現像ユニット20が装置本体11に装着されるに際し、切り換えギヤ73を接続ギヤ75に噛合させるべく当該接続ギヤ75を押圧する干渉部材としてのアイドルギヤ74が装置本体11側に設けられているが、本発明は、干渉部材がアイドルギヤ74であることに限定されるものではなく、干渉部材としてアイドルギヤ74に代えて連結アーム72を接続ギヤ75に向けて押圧する押圧突起を装置本体11側に設けるようにしてもよい。このようにアイドルギヤ74より廉価な押圧突起を採用することで部品コストの低減化に貢献することができる。
(2)上記の第1実施形態においては、駆動モータ61の駆動力を、駆動ギヤ63および解しギヤ52を介して攪拌用ギヤ機構33に伝達するようにしているが、こうする代わりに駆動モータ61の駆動力をアイドルギヤ74に伝達するようにしてもよい。こうすることによって駆動ギヤ63が不要になるため、その分部品点数が削減され、延いては製造コストの低減化に貢献することができる。
(3)上記の第2実施形態において、操作レバー81を現像ユニット20′の装置本体11に対する装着方向へ向けて操作するようになされているが、装置本体11に対する装着位置との関係で操作レバー81を現像ユニット20′の装着方向に向けて操作することができない場合には、装着方向と直交する方向に向けて操作レバーを操作するようにしてもよい。この場合、操作レバーの操作方向を現像ユニット20′の装着方向に変換させるために、筐体21内の適所に傘歯車等の方向変更部材を採用すればよい。
(4)上記の第2実施形態において、操作レバー81を筐体21から後方に向けて突出させるように付勢するコイルスプリング等の付勢手段を採用してもよい。こうすることによって、現像ユニット20′をプリンタ10の装置本体11内に装着するに際し、一旦筐体21内へ押し込んだ操作レバー81を筐体21から後方に向けて引き出す面倒な操作を行わなくても、付勢手段の付勢力で操作レバー81が後方に向かって突出し、これによって攪拌機構30および現像ローラ40の双方が機能するようになるため、わざわざ操作レバー81を引き出さなくてもよい分、現像ユニット20′のプリンタ10に対する装着操作の操作性を向上させることができる。
また、操作レバー81を、プリンタ10に装着された現像ユニット20′をロックするためのロック機構の一構成要素として利用してもよい。具体的には、現像ユニット20′をプリンタ10に装着した状態で操作レバー81を筐体21内に押し込むようにし、これによって現像ローラ40と縁切り状態で攪拌機構30を駆動させて筐体21内のトナーを解しつつ、この操作レバー81の押込み操作で所定のロック機構を動作させるようにするとともに、再度操作レバー81を押し込むことでロックが解除されるようにすれば、現像ユニット20′にロック機構を動作させるための専用の操作手段を設ける必要がなくなり、その分部品点数の削減に貢献することができる。
(5)上記の第1および第2実施形態の現像ユニット20,20′は、いずれも当初からトナーが装填されており、トナーが消費されてしまうと現像ユニット20,20′そのものを更新する方式のものであるが、かかるユニット式のものに代えて現像装置は更新することなく、トナー切れの度にトナーが装填されたトナーカートリッジのみを交換するタイプのものにも本発明を適用することができる。そして、特に第2実施形態の操作レバー81を操作する方式の場合、トナーカートリッジの現像装置に対するロック機構を、操作レバー81の操作と連動させるようにしておけば、トナーカートリッジの交換の度に攪拌機構30を動作させて現像装置内のトナーを解すことができ、現像装置内のトナーの解し操作を失念してしまうような不都合の発生を確実に防止することができる。
本発明に係る現像器が適用されたプリンタの一実施形態を示す側面断面視の説明図である。 本発明の第1実施形態に係る現像ユニットが装置本体11内に装着された状態を示す設計ベースの斜視図である。 図2に示す現像ユニットを模式化した斜視図であり、(A)は、現像ユニットが装置本体に装着される直前の状態、(B)は、現像ユニットが装置本体に装着された状態をそれぞれ示している。 第1実施形態に係る現像ユニットがプリンタの装置本体内に装着される際の作用を説明するための側面視の説明図であり、(A)は、現像ユニットの解しギヤがラックに噛合する直前の状態、(B)は、解しギヤがラックに噛合している状態、(C)は、解しギヤのラックに対する噛合が解消され、かつ、切り換えギヤがアイドルギヤに噛合を開始した状態、(D)は、切り換えギヤが接続ギヤに噛合した状態をそれぞれ示している。 本発明の第2実施形態に係る現像ユニットを示す模式化した斜視図であり、(A)は、操作部材が初期位置に位置設定された状態、(B)は、操作部材が動作位置に位置設定された状態をそれぞれ示している。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
11 装置本体 12 用紙貯留部
121 用紙カセット 122 ピックアップローラ
123 給紙搬送路 124 レジストローラ対
13 画像形成部 131 感光体ドラム(像担持体)
132 帯電器 133 露光装置
134 転写ローラ 135 クリーニング装置
14 定着部 141 ヒートローラ
142 加圧ローラ 143 排紙搬送路
15 排紙部 151 排紙トレイ
16 ガイドレール 17 蓋体
171 支持軸 20,20′ 現像ユニット(現像器)
21 筐体 211 被ガイド突起
22 底板 221 逃がし孔
23 側板 24 後板
241 角孔 25 天板
26 仕切り板 27 仕切り部材
271 トナー通過隙間 28 前板
281 角孔 30 攪拌機構
31 前方スパイラルフィーダ
311 前方フィーダシャフト
312 スパイラルフィン 32 後方スパイラルフィーダ
321 後方フィーダシャフト
322 スパイラルフィン 33 攪拌用ギヤ機構
331 前方フィーダギヤ 332 前方中間ギヤ
333 後方中間ギヤ 334 後方フィーダギヤ
40 現像ローラ 41 ローラ軸
42 ローラ本体 50 解し機構
51 駆動軸 52 解しギヤ(現像器側ギヤ)
53 ラック 60 駆動機構
61 駆動モータ 611 モータ軸
62 減速機構 63 駆動ギヤ(本体側ギヤ)
631 駆動ギヤ軸
70 切り換え機構 71 ローラギヤ
72,72′ 連結アーム 721 被操作突起
73 切り換えギヤ 731 ギヤ軸
74 アイドルギヤ(干渉部材)
741 切り換えギヤ軸 75 接続ギヤ
76 捻りバネ 80 操作部材
81 操作レバー(操作部材)
811 鍔部 82 カムプレート
821 傾斜面 822 摺接面
83 ラック P 用紙
P1 用紙束 V1 トナー収容室
V2 ギヤ室

Claims (5)

  1. 装着対象である装置本体に着脱自在に装着された現像器から表面に静電潜像の形成された像担持体に向けて現像剤を供給することにより静電潜像に沿った現像剤像を形成させ、この現像剤像を被転写材に転写するように構成された画像形成装置において、
    前記現像器は、内部の現像剤を攪拌しつつ搬送する攪拌機構と、
    この攪拌機構によって攪拌されつつ搬送された現像剤を軸心回りの回転によって前記像担持体へ供給する現像ローラと、
    前記現像ローラと縁切り状態で前記攪拌機構を動作させることにより現像器内の現像剤を解す解し機構とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記解し機構は、前記現像器が前記装置本体に装着された状態で装置本体が有する本体側ギヤとの噛合により駆動力を前記攪拌機構および現像ローラに伝達する現像器側ギヤを有し、
    前記現像器を前記装置本体に装着していくことにより前記現像器側ギヤの歯面と前記本体側ギヤの歯面とが互いに対向した状態で接近して前記現像器側ギヤが前記本体側ギヤに噛合することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記解し機構は、前記現像装置を前記装置本体に装着していく過程で前記攪拌機構を動作させることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記装置本体は、前記現像器が当該装置本体に装着されることにより現像器との干渉で前記攪拌機構の駆動と前記現像ローラの駆動とを連結させる干渉部材が設けられていることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記解し機構は、前記現像器に設けられ、かつ、所定の操作で前記攪拌機構を動作させる操作部材を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
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