JP2010276955A - トナー搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラー印刷が可能な画像形成装置に設けられ、メンテナンスの対象となる中間ホッパを現像装置から取り外したときに生じるトナーの飛散を防止することができるようにする。
【解決手段】トナーを貯留する複数の中間ホッパ30と、複数の中間ホッパ30を収納する1つのリテーナ40とを有し、各中間ホッパ30に貯留されているトナーは、リテーナ40を介して当該中間ホッパ30に対応した複数の現像装置50に補給されるように構成されている。そして、各中間ホッパ30は、それぞれ個別にリテーナ40に対して着脱可能に装着されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、トナーコンテナと現像装置との間に介設されるトナー搬送装置およびこのトナー搬送装置が適用された画像形成装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているような、カラー印刷用の画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、各色(具体的にはマゼンタ、シアン、イエローおよびブラックの4色)に対応した4つの感光体ドラムと、表面が各感光体ドラムの周面に対向するように配設された転写ベルトとを備えて構成されている。そして、各感光体ドラムの周面に形成された各色のトナー像が塗り重ね状態でこの転写ベルトに転写されてカラー画像が形成される。このカラー画像は、用紙貯留部から送り込まれた用紙に転写される。カラー画像が転写された用紙は、定着装置に送り込まれ、ここで加熱による定着処理が施された後に外部に排出される。
かかる画像形成装置において、装置本体には、各色のトナーを使用する複数の現像装置に対応して複数のトナーコンテナが着脱可能に装着されている。そして、各トナーコンテナからそれぞれ中間ホッパを介し対応した現像装置に向けてトナーが補給される。
中間ホッパが設けられるのは、トナーコンテナが空になって、そのことが所定の表示手段によってユーザーに報知された後でも、ある程度の枚数の用紙に対して画像形成処理を施し得るようにするためである。これによってユーザーは、余裕をもってトナーコンテナを新品と交換することができる。
前記中間ホッパには、現像装置に設けられた筒体(引用文献1では筒状を呈する部分)が差し込まれる。こうすることで現像装置が当該中間ホッパに接続され、中間ホッパ内のトナーが筒体を通って現像装置内へ供給される。筒体には、当該筒体から現像装置内へ向けて延びるスクリューフィーダが同心で内装され、このスクリューフィーダの軸心回りの回転によって中間ホッパから受け入れたトナーが現像装置内へ補給される。
特開2009−36820号公報
ところで、複数の中間ホッパのうちのいずれかに不具合が生じたような場合、修理のために当該中間ホッパが画像形成装置の装着位置から取り外されることがある。このような場合、中間ホッパと現像装置との間の接続部分が外されることから、この部分からトナーが画像形成装置の装置本体内に漏洩して飛散する場合がある。そして、トナーが装置本体内で飛散すると、その色のトナーが、他の色のトナーの転写に係る部分に侵入し、これによって用紙上に正確な色のカラー画像が形成されなくなるという問題点が生じる。
本発明は、従来のかかる問題点を解消するためになされたものであって、カラー印刷が可能な画像形成装置に設けられ、メンテナンスの対象となる中間ホッパを現像装置から取り外したときに生じるトナーの飛散を防止することができるトナー搬送装置およびこのトナー搬送装置が適用された画像形成装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するためになされた本発明に係るトナー搬送装置は、トナーを貯留する複数の第1容器と、前記複数の第1容器を収納する第2容器と、が備えられ、前記各第1容器に貯留されているトナーは、当該第1容器に対応した複数の第3容器に補給可能であり、前記各第1容器は、それぞれ個別に前記第2容器に対して着脱可能に装着されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、第1容器は、第2容器内に収容された状態で第3容器に対して着脱操作が行われるため、この着脱操作時に第1容器からのトナーが漏洩しても、当該漏洩トナーは、第2容器内に捕捉される。また、第1容器を第2容器に対して着脱するに際しても、第1容器から漏洩したトナーは、第2容器に捕捉される。従って、第1容器から漏洩したトナーが外部に飛散して周りの環境を汚染するような不都合の発生が防止される。
上記構成において、前記第1容器は、トナーを前記第3容器に送り出すためのトナー送り出し口と、このトナー送り出し口に向けてトナーを搬送する搬送部材と、当該第1容器の前記第3容器に対する着脱操作に応じて前記送り出し口を開閉する第1シャッタ部材と、を備え、前記第3容器は、前記トナー送り出し口に対応したトナー受け入れ口が設けられた、前記第1容器に連結される連結筒体と、前記第1容器の当該第3容器に対する着脱操作に応じて前記トナー受け入れ口を開閉する第2シャッタ部材と、を備え、前記第2容器は、前記第3容器に対向した壁面に形成された、前記連結筒体を通す筒体挿通口を有していることが好ましい。
かかる構成によれば、第1および第2シャッタ部材は、いずれも第1容器を収容した第2容器が第3容器に対して着脱されるときにそれぞれ自動的に開閉するため、第1容器の第3容器に対する着脱操作時に一々手作業による第1および第2シャッタ部材の開閉操作を行う必要がなく、その分着脱作業の作業性が向上する。
上記構成において、前記筒体挿通口には、当該筒体挿通口を横断した、中央部に貫通孔を有する弾性材料製のシール部材が付設され、前記貫通孔は、前記連結筒体の断面形状より小さく設定されていることが好ましい。
かかる構成によれば、第2容器を第3容器に連結するに際し、第3容器の連結筒体がシール部材の貫通孔に外嵌されると、当該貫通孔は弾性変形して拡径し、これによる弾性力でシール部材の内周縁が連結筒体の外周面に密着した状態になるため、第2容器からの筒体挿通口を介したトナーの漏洩が防止される。
そして、本発明に係る画像形成装置は、装置本体に着脱自在に装着される複数のトナーコンテナと、前記各トナーコンテナと対応した前記各現像装置との間にそれぞれ介設される前記第1の容器としての複数の中間ホッパと、前記各中間ホッパが収容される前記第2の容器としてのリテーナとを有し、前記各トナー搬送装置が適用されてなるものである。
かかる構成の画像形成装置によれば、当該画像形成装置は、本発明に係るトナー搬送装置が備えた作用効果を享受し得るものになる。
本発明に係るトナー搬送装置によれば、第1容器の第2容器に対する着脱操作時や、第2容器の第1容器を伴った第3容器に対する着脱操作時に、たとえ第1容器からトナーが漏洩しても、当該漏洩トナーは、第2容器内に捕捉することができる。従って、第1容器の第2または第3容器に対する着脱操作時に漏洩したトナーが外部に飛散して周りの環境を汚染するような不都合の発生を有効に防止することができる。
本発明に係る画像形成装置によれば、中間ホッパのリテーナに対する着脱操作時や、中間ホッパのリテーナを介した現像装置に対する着脱操作時に、中間ホッパから漏洩したトナーをリテーナによって捕捉することができる。従って、リテーナが設けられていない場合には、画像形成処理の実行時に中間ホッパから漏洩して飛散したトナーの影響で正しい色の画像形成処理が行い得なくなるような不都合が生じ易くなるが、本発明では、漏洩したトナーがリテーナで受けられることからこのような不都合の発生を有効に防止することができる。
本発明に係るトナー搬送装置が適用された画像形成装置の内部構造の一実施形態を説明するための正面断面視の説明図である。 図1に示す画像形成装置の外観視の斜視図である。 トナー搬送装置の構造要素である複数の中間ホッパおよびこれら中間ホッパが着脱可能に装着されるリテーナ並びにトナー搬送装置に関連した周りの部材を抽出して示した斜視図である。 トナーコンテナおよび中間ホッパの配置状態を示す正面図である。 トナーコンテナおよび中間ホッパの配置状態を示す平面図である。 中間ホッパの一実施形態を示す斜視図であり、(A)は、前面側から見た斜視図、(B)は、後面側から見た斜視図である。 中間ホッパと現像装置との間の位置関係および中間ホッパの内部構造を説明するための断面視の斜視図であり、(A)は、中間ホッパが現像装置に装着される直前の状態、(B)は、中間ホッパが現像装置に装着された状態をそれぞれ示している。 蓋体が外された状態の中間ホッパの平面図である。 図6(A)および図8のIX−IX線視の断面略図である。 リテーナの一実施形態を示す一部切り欠き斜視図であり、中間ホッパがリテーナに装着されていない状態を示している。 リテーナの一実施形態を示す一部切り欠き斜視図であり、中間ホッパがリテーナに装着された状態を示している。 (A)は、リテーナの背面視の斜視図であり、図12(B)、(C)は、(A)のXII−XII線断面図であって、(A)は、挿通口に連結筒体が差し込まれる直前の状態、(B)は、挿通口に連結筒体が差し込まれた状態をそれぞれ示している。
まず、本発明に係る搬送装置が適用された画像形成装置の概要について図1および図2を基に説明する。図1は、画像形成装置の内部構造の一実施形態を説明するための正面断面視の説明図であり、図2は、その外観視の斜視図である。なお、図1および図2においてX−X方向を左右方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
図1に示すように、画像形成装置10は、カラー印刷用の複写機として使用されるものであり、箱形を呈した装置本体11と、この装置本体11の上部に設けられた、原稿画像を読み取る画像読取部16とを備えた基本構成を有している。
前記装置本体11には、画像読取部16によって読み取られた原稿の画像情報に基づき画像を形成する画像形成部12と、この画像形成部12によって形成され、用紙Pに転写された画像に定着処理を施す定着部13と、転写用の用紙を貯留する用紙貯留部14とが内装されている。
前記画像読取部16は、その筐体の上面に開閉可能に設けられた原稿押えカバー161と、当該筐体内でコンタクトガラス163を介して原稿押えカバー161と対向配置された光学系ユニット162とを備えている。コンタクトガラス163は、載置された原稿の原稿面を読み取るために原稿押えカバー161より若干小さい平面形状に寸法設定されている。前記原稿押えカバー161は、画像読取部16の一構成要素である筐体の上面の一側辺に設けられた所定の軸回りに正逆回動することで開閉する。
かかる画像読取部16の適所には、原稿読み取りや複写処理等に関する処理条件を入力操作するための操作パネル17(図2参照)が設けられている。この操作パネル17には、電源スイッチ171や用紙Pの処理枚数等を入力するためのテンキー172、さらにはスタートボタン173、LCD(Liquid crystal display)174や図略のモード切換えキー等が設けられている。
前記光学系ユニット162は、図略の光源や複数のミラー、レンズユニット、さらにはCCD(charge coupled device)等を有している。そして、光源からの光が原稿面で反射され、この反射光がこれらミラーおよびレンズユニットを介して原稿情報としてCCDに入光される。CCDに入光された原稿情報に基づく光は、アナログ量の電気信号として出力された後、ディジタル量に変換されて所定の記憶装置に記憶される。
前記画像形成部12は、用紙貯留部14から給紙された用紙Pにトナー画像を形成させるものである。かかる画像形成部12は、本実施形態では、上流側(図1の紙面の左側)から下流側へ向けて順次配設されたマゼンタ用ユニット12Mと、シアン用ユニット12Cと、イエロー用ユニット12Yと、ブラック用ユニット12Kとが備えられている。
各ユニット12M,12C,12Y,12Kには、感光体ドラム121およびその左方位置に配設された現像装置(第3容器)50がそれぞれ設けられている。各感光体ドラム121は、図1において反時計方向へ向けて回転しつつ対応した現像装置50からトナーの供給を受ける。装置本体11の前面側(図1の紙面の表側)および図1の右側面側には、当該現像装置50にそれぞれ対応するように配設されたトナーコンテナ15が設けられている。各現像装置50には、これらのトナーコンテナ15からトナーがそれぞれ補給される。
本実施形態においては、マゼンタ〜イエローユニット12M,12C,12Yの各現像装置50(マゼンタ用現像装置50M、シアン用現像装置50Cおよびイエロー用現像装置50Y)に各色のトナーを補給するためのマゼンタトナー用コンテナ15M、シアントナー用コンテナ15Cおよびイエロートナー用コンテナ15Y(以下、これらを総称してカラートナー用コンテナ15′という)は、装置本体11における前面上角部であって、光学系ユニット162の前方位置に着脱可能に設けられている。これに対し、ブラック用ユニット12Kの現像装置50(ブラック用現像装置50K)にブラックトナーを供給するためのトナーコンテナ15(ブラックトナー用コンテナ15K)は、装置本体11の上部であって、光学系ユニット162の右側に着脱可能に設けられている。
このようにされるのは、ブラックトナーの使用量が他の色のトナーの使用量に比べて多いため、ブラックトナー用トナーコンテナ15Kの容量を各カラートナー用コンテナ15′の容量より大きくする必要があるからである。
前記各感光体ドラム121(マゼンタ用ドラム121M、シアン用ドラム121C、イエロー用ドラム121Yおよびブラック用ドラム121K)の直上位置には帯電器123がそれぞれ設けられている、また、帯電器123および現像装置50の上方位置には露光装置124が設けられている。そして、各感光体ドラム121は、前記帯電器123によって周面が一様に帯電され、画像読取部16で入力された画像データに基づく各色に対応したレーザー光が前記各露光装置124から帯電後の感光体ドラム121の周面に照射されることにより、マゼンタ用〜ブラック用ドラム121M,121C,121Y,121Kの周面にそれぞれ静電潜像が形成される。
かかる静電潜像に現像装置50(マゼンタ用現像装置50M、シアン用現像装置50C、イエロー用現像装置50Yおよびブラック用現像装置50K)からそれぞれの色のトナーが供給されることにより、感光体ドラム121の周面にトナー像がそれぞれ形成される。
各感光体ドラム121の下方位置には、表面が当該各感光体ドラム121の周面に当接するように配設された転写ベルト125が設けられている。この転写ベルト125は、駆動ローラ125a、従動ローラ125b、2次転写対向ローラ125cおよび複数の1次転写ローラ126並びにその他の必要なローラ間に張設されている。このような転写ベルト125は、各感光体ドラム121に対応して設けられた1次転写ローラ126によって感光体ドラム121の周面に押し付けられた状態で各感光体ドラム121と同期しながら駆動ローラ125aと従動ローラ125bとの間を周回する。
従って、転写ベルト125が周回することによりその表面に対しマゼンタ用ユニット12Mの感光体ドラム121によるマゼンタのトナー像の転写が行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にシアン用ユニット12Cの感光体ドラム121によるシアンのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にイエロー用ユニット12Yの感光体ドラム121によるイエローのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、最後のブラック用ユニット12Kの感光体ドラム121によるブラックのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、これによって転写ベルト125の表面にカラーのトナー像が形成される。この転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像が用紙貯留部14から搬送されてきた用紙Pに転写されることになる。
そして、各感光体ドラム121の図1における右方位置には当該感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去して清浄化するクリーニング装置127がそれぞれ設けられている。クリーニング装置127によって清浄化処理された感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために帯電器123へ向かうことになる。
クリーニング装置127で感光体ドラム121の周面から取り除かれた廃トナーは、所定の経路を通って図略のトナー回収ボトルに回収される。
前記用紙貯留部14の右方位置から画像形成部12の下部にかけて用紙搬送路111が形成されている。この用紙搬送路111には、適所に搬送ローラ対112が設けられ、用紙貯留部14からの用紙がこの搬送ローラ対112の駆動で転写ベルト125の下方位置へ向けて搬送される。かかる用紙搬送路111には、前記2次転写対向ローラ125cと対向した位置に転写ベルト125の表面と当接する2次転写ローラ113が設けられている。そして、用紙搬送路111を搬送されつつある用紙Pが転写ベルト125と2次転写ローラ113とに押圧挟持されることによって転写ベルト125上のトナー像が当該用紙Pに転写される。
前記定着部13は、画像形成部12で転写された用紙上のトナー像に対し定着処理を施すものである。かかる定着部13は、内部に加熱源であるハロゲンランプ等の通電発熱体を備えた加熱ローラ131と、この加熱ローラ131と対向配置された定着ローラ132と、この定着ローラ132および前記加熱ローラ131間に張設された定着ベルト133と、この定着ベルト133と前記定着ローラ132を介して対向配置された加圧ローラ134とを備えている。
定着処理の完了したカラー画像付の用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路114を通って装置本体11の左側壁に設けられた排紙トレイ115へ向けて排出されることになる。
前記用紙貯留部14は、装置本体11における露光装置124の下方位置に挿脱自在に装着された、用紙Pの束を貯留するための用紙トレイ141を有している。図1および図2に示す例では、用紙トレイ141が2段で設けられているが、3段以上であってもよいし、1段であってもよい。
そして、用紙トレイ141に貯留された用紙束からピックアップローラ142の駆動で用紙Pが1枚ずつ繰り出される。繰り出された用紙Pは、用紙搬送路111を通って画像形成部12の2次転写ローラ113と転写ベルト125との間のニップ部へ向けて送り込まれ、転写ベルト125の表面に形成されているカラーのトナー画像が転写される。転写処理後の用紙Pに施される処理については、前述のとおりである。
以下、図3〜図5を基に、必要に応じて図1および図2を参照しながらトナーコンテナ15について説明した後に本実施形態に係るトナー搬送装置20について説明する。図3は、トナー搬送装置20の構造要素である複数の中間ホッパ(第1容器)30およびこれら中間ホッパ30が着脱可能に装着されるリテーナ40並びにトナー搬送装置20に関連した周りの部材を抽出して示した斜視図である。また、図4は、トナーコンテナ15および中間ホッパ30の配置状態を示す正面図であり、図5は、その平面図である。図3〜図5におけるXおよびYによる方向表示は、図2の場合と同様(Xは左右方向(−X:左方、+X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))である。
まず、前記カラートナー用コンテナ15′は、装置本体11内における左右方向の有効幅寸法を有効に使った状態で設けられている。具体的には、画像形成部12の左端から右端に亘る距離に、等ピッチで3つのカラートナー用コンテナ15′が装着されている。従って、カラートナー用コンテナ15′の並設ピッチは、画像形成部12の各ユニット12M,12C,12Y,12Kの並設ピッチ(すなわち、感光体ドラム121の並設ピッチ)の略4/3倍に設定されていることになる。
これによって、従来のように、カラートナー用コンテナ15′が感光体ドラム121と同一ピッチで並設されている場合に比較し、各カラートナー用コンテナ15′の容量は、略33%増加している。
そして、装置本体11の前板116の上部には、上縁部から下方に向かって切り欠かれることによって形成された横長の前面開口116a(図2)が設けられ、マゼンタトナー用〜イエロートナー用コンテナ15M,15C,15Yは、それぞれこの前面開口116aを介して装着空間116bに対し挿脱される。
前面開口116aには、基端側が左右方向に延びる図略の支持軸回りに回動可能な前面ドアー116cが設けられている。この前面ドアー116cを支持軸回りに正逆回動操作することで当該前面ドアー116cを開閉することができる。
装着空間116bの下部には、底板116dが設けられているとともに、この底板116d上には、装着空間116bを3等分するように2枚の仕切り板116eが立設されている。そして、マゼンタトナー用コンテナ15Mは、装着空間116bの左壁面11aと左側の仕切り板116eとの間の空間に装着され、シアントナー用コンテナ15Cは、一対の仕切り板116e間に装着され、イエロートナー用コンテナ15Yは、右側の仕切り板116eと装着空間116bの右壁面11bとの間に装着される。
カラートナー用コンテナ15′は、図2、図3および図5に示すように、本実施形態では平面視で正方形状を呈している。かかるカラートナー用コンテナ15′は、若干扁平な箱形のコンテナ本体151と、このコンテナ本体151の上面開口を閉止する蓋体152とを備えている。
コンテナ本体151の上縁部には、全周に亘って外方に向かって突設された環状の本体側フランジが設けられているとともに、蓋体152の下縁部には、全周に亘って外方に向かって突設された環状の蓋体側フランジが設けられている。そして、コンテナ本体151および蓋体152のフランジ同士が接着剤あるいは粘着剤を介して固定され、これによりコンテナ本体151の上面開口が蓋体152によって閉止されるとともに、カラートナー用コンテナ15′には、環状のフランジ部153が形成された状態になる。この状態のカラートナー用コンテナ15′にトナーが充填される。充填方法については説明を省略する。
一方、左壁面11aおよび左側の仕切り板116eの対向面と、一対の仕切り板116eの対向面と、右側の仕切り板116eおよび右壁面11bの対向面とには、カラートナー用コンテナ15′のフランジ部153に対応した位置に前後方向に延びたガイドレール対11cがそれぞれ設けられている。これらガイドレール対11cにおける各ガイドレール間の隙間寸法は、フランジ部153の厚み寸法より僅かに広めに設定されている。従って、フランジ部153の左右の部分を装着空間116bにおける互いに対向したガイドレール対11cに嵌入していくことにより、カラートナー用コンテナ15′は、位置決め状態で装着空間116bに装着される。
前記装置本体11の右側板117の上部には、上縁部から下方に向かって切り欠かれることによって形成された前後方向に長尺の側面開口117a(図2)が設けられている。ブラックトナー用コンテナ15Kは、この側面開口117aを介して装着空間117bに対し着脱可能に装着される。
側面開口117aには、基端側が前後方向に延びる図略の支持軸回りに回動可能な側面ドアー117cが設けられ、この側面ドアー117cを支持軸回りに正逆回動操作することで、当該側面ドアー117cを開閉することができる。装着空間117bの下部には、底板117dが設けられている。
ブラックトナー用コンテナ15Kは、図2、図3および図5に示すように、平面視で前後方向に長尺の矩形状を呈している。かかるブラックトナー用コンテナ15Kは、前後方向に長尺の直方体状を呈した長尺コンテナ本体154と、この長尺コンテナ本体154の上面開口を閉止する蓋体125とを備えている。
長尺コンテナ本体154の上縁部には、全周に亘って外方に向かって突設された環状の本体側フランジが設けられているとともに、蓋体125の下縁部にも全周に亘って外方に向かって突設された環状の蓋体側フランジが設けられている。そして、長尺コンテナ本体154および蓋体125のフランジ同士が接着剤あるいは粘着剤を介して固定され、これにより長尺コンテナ本体154の上面開口が蓋体125によって閉止されるとともに、ブラックトナー用トナーコンテナ15Kには、環状のフランジ部156が形成された状態になる。この状態のブラックトナー用トナーコンテナ15Kにブラックトナーが充填される。充填方法については説明を省略する。
一方、装着空間117bの前壁面11dおよび後壁面11eとには、ブラックトナー用コンテナ15Kのフランジ部156に対応した位置に左右方向に延びた各一対のガイドレールからなるガイドレール対11cがそれぞれ設けられている。これらガイドレール対11cにおける各ガイドレール間の隙間寸法は、フランジ部156の厚み寸法より僅かに広めに設定されている。従って、フランジ部156の左右の部分を装着空間117bにおける互いに対向したガイドレール対11cに嵌入していくことにより、ブラックトナー用コンテナ15Kは、位置決め状態で装着空間117bに装着される。
そして、マゼンタトナー用〜ブラックトナー用コンテナ15M,15C,15Y,15Kは、それぞれが予め設定された所定の装着空間116b,117bに装着されることにより、図略の駆動モータの駆動力が内部の攪拌搬送部材に伝達可能とされている。攪拌搬送部材は、必要に応じて駆動モータにより駆動され、内部のトナーが開放された図略のシャッタ部材に向けて循環搬送される。これによって各トナーコンテナ15に貯留されていたトナーは、トナー搬送装置20を介して対応した各現像装置50にそれぞれ補給される。
トナー搬送装置20は、図3〜図5に示すように、各トナーコンテナ15に対応して並設された複数の中間ホッパ(第1容器)30と、各中間ホッパ30をそれぞれ別個に着脱可能に収容するリテーナ(第2容器)40とを備えて構成されている。各トナーコンテナ15から導出されたトナーは、対応した中間ホッパ30を介して現像装置(第3容器)50に補給される。
このような中間ホッパ30が設けられるのは以下の理由による。すなわち、トナーコンテナ15内が空になった場合、所定のセンサでそのことが報知され、ユーザーは、この報知に基づき空のトナーコンテナ15を新品のトナーコンテナ15に交換するのであるが、この報知が出た後でも、ある程度の期間は通常お画像形成処理を継続することができることが好ましい。かかる状況に対応するべく、トナーコンテナ15が空になっても、しばらくの間はこの中間ホッパ30内に貯留されているトナーを用いて画像形成処理を実行することができるように中間ホッパ30が採用されている。
かかる中間ホッパ30は、前記底板116dの直下においてトナーコンテナ15と現像装置50との間に介設されている。このような中間ホッパ30は、図4に示すように、マゼンタ用現像装置50Mに対応したマゼンタトナー用中間ホッパ30M、シアン用現像装置50Cに対応したシアントナー用中間ホッパ30C、イエロー用現像装置50Yに対応したイエロートナー用中間ホッパ30Yおよびブラック用現像装置50Kに対応したブラック用中間ホッパ30Kの4つが等ピッチで並設されている。
以下図6〜図9を基に、必要に応じて他の図面も参照しながら、中間ホッパ30について説明する。図6は、中間ホッパ30の一実施形態を示す斜視図であり、図6(A)は、前面側から見た斜視図、図6(B)は、後面側から見た斜視図である。また、図7は、中間ホッパ30と現像装置50との間の位置関係および中間ホッパ30の内部構造を説明するための断面視の斜視図であり、図7(A)は、中間ホッパ30が現像装置50に装着される直前の状態、図7(B)は、中間ホッパ30が現像装置50に装着された状態をそれぞれ示している。
また、図8は、蓋体35が外された状態の中間ホッパ30の平面図であり、図9は、図6(A)および図8のIX−IX線視の断面略図である。なお、図9では、リテーナ40も合わせて示している。図6〜図9におけるXおよびYによる方向表示は、図2の場合と同様(−X:左方、+X:右方、−Y:前方、+Y:後方)である。
まず、図6に示すように、中間ホッパ30は、外観が当該中間ホッパ30の内外の環境に合わせた立体形状に設定されている。かかる中間ホッパ30は、内部にトナーが中継的に貯留されるホッパ本体31と、このホッパ本体31の上面開口310(図8)を閉止する蓋体35とを備えている。
前記ホッパ本体31は、平面視でL字状に形成されたトナー収容空間を有し、前方位置に左右方向へ延びた攪拌室V1(図8参照)が形成されているとともに、後方位置に左右方向へ延びた搬送室V2が形成されている。搬送室V2は、攪拌室V1の左端より左方に向かって所定寸法だけ突出して形成され、これによって左右長が攪拌室V1のそれより長尺に設定されている。かかるホッパ本体31の上面に各室V1,V2の形状に沿うように直角に折れ曲がった鈎形を呈するメンテナンス用の上面開口310(図8)が設けられている。
このようなホッパ本体31には、図8および図9に示すように、内部のトナーを攪拌する攪拌パドル32と、この攪拌パドル32が攪拌したトナーを現像装置50へ向けて搬送する搬送スクリュー(搬送部材)33と、これら攪拌パドル32および搬送スクリュー33を駆動回転させる駆動モータ34とが内装されている。
前記攪拌パドル32は、前記攪拌室V1に左右方向へ延びた状態で配設されている。かかる攪拌パドル32は、左右の壁面を貫通して左右方向へ延びるパドル軸321と、このパドル軸321に取り付けられた平板状の1枚のパドル322とを備えている。ホッパ本体31の右側の壁板を貫通したパドル軸321の先端には、同心で一体回転可能に大径ギヤ323が装着されている。ホッパ本体31内のトナーは、駆動モータ34の駆動によるパドル322のパドル軸321回りの回転によって攪拌される。
前記搬送スクリュー33は、前記搬送室V2に左右方向へ延びた状態で配設されている。かかる搬送スクリュー33は、搬送室V2の左右の壁面を貫通して左右へ延びるスクリュー軸331と、このスクリュー軸331に同心で一体回転可能に取り付けられたスパイラルフィン332とを備えている。かかるスパイラルフィン332のスクリュー軸331回りの所定方向へ向かう回転によって、搬送室V2内のトナーは、左方へ向けて搬送される。搬送室V2の底部の左方位置には、搬送室V2内のトナーを現像装置50へ向けて切り出すためのトナー送り出し口333が設けられている。
前記ホッパ本体31には、左端の部分が下方へ向かって延設され、これによって上下寸法が左右方向の中央部より大きく設定された、中間ホッパ30を現像装置50に連結するための連結部311(図6)が形成されている。この連結部311は、現像装置50の後述の連結筒体53が連結される部分である。
かかる連結部311には、その後面に連結筒体53が差し入れられる連結開口311a(図6(B))が設けられている。連結開口311aの内側には、有底で筒状の中間ホッパ側シャッタ(第1シャッタ部材)334を摺動可能に内装するためのシャッタ保持筒335が設けられている。このシャッタ保持筒335は、中間ホッパ30の搬送室V2の底部に設けられた前記トナー送り出し口333に連通されている。
そして、シャッタ保持筒335内には、当該シャッタ保持筒335の前方における連結部311の前端壁と、中間ホッパ側シャッタ334との間に中間ホッパ側コイルバネ336が介設されている。この中間ホッパ側コイルバネ336は、中間ホッパ30が現像装置50の連結筒体53に接続されていない状態では、図7(A)に示すように、その付勢力で中間ホッパ側シャッタ334を後方へ向けて押圧し、これによってトナー送り出し口333を閉止する。これに対し中間ホッパ30が連結筒体53に連結されたときには、中間ホッパ側シャッタ334は、図7(B)に示すように、中間ホッパ側コイルバネ336の付勢力に抗して前方に向けて移動し、これによってトナー送り出し口333が開放される。
前記駆動モータ34は、図7に示すように、ホッパ本体31の連結部311におけるシャッタ保持筒335の上部の空間内の前方位置に、その駆動軸を後方へ向けて前後方向に延びるように据え付けられている。駆動モータ34の駆動軸には、同心でウオーム341が一体回転可能に接続されている。このウオーム341は、前記パドル軸321に同心で外嵌固定されたウオームギヤ342に噛合されている。
従って、駆動モータ34の駆動は、ウオーム341およびウオームギヤ342を介してパドル軸321に伝達され、これによるパドル322のパドル軸321回りの一体回転で攪拌室V1内のトナーが攪拌される。
また、パドル軸321の右端部は、ホッパ本体31の右側の壁板を貫通して外部へ突出されている。このパドル軸321の右端部には、同心で一体回転可能に前記大径ギヤ323が取り付けられている。この大径ギヤ323は、図略のギヤ機構を介して前記搬送スクリュー33のスクリュー軸331に同心で一体回転可能に外嵌された図略のギヤに噛合されている。従って、駆動モータ34の駆動力は、この大径ギヤ323を介して搬送スクリュー33に伝達され、これによって搬送室V2内のトナーは、トナー送り出し口333へ向かって搬送される。
前記中間ホッパ30のホッパ本体31の上面の後縁部には、後方に向かって突設された左右一対のネジ座312が設けられているとともに、同上面の前縁部には、貫通孔が穿設されている。そして、リテーナ40の後述の後壁部材43におけるこれらネジ座312の貫通孔に対応した位置にはネジ孔が螺設されているとともに、リテーナ40の後述の前壁部材42における前記貫通孔に対応した位置にもネジ孔が螺設されている。
そして、これらネジ座312およびホッパ本体31の前縁部の貫通孔にネジNを差し通し、後壁部材43および前壁部材42に螺設されたネジ孔に螺着して締結することにより、中間ホッパ30は、図11および図12に示すように、リテーナ40に装着された状態になる。
前記現像装置50は、図7に示すように、前後方向に長尺の箱形の現像装置本体51と、前記現像装置本体51内の下部で前後方向に延びるように配設されたスパイラルフィーダ52と、このスパイラルフィーダ52の前の方の部分であって、現像装置本体51から前方に向けて突出された部分に外嵌された連結筒体53と、この連結筒体53に摺接状態で外嵌される現像装置側シャッタ(第2シャッタ部材)54と、現像装置本体51内においてスパイラルフィーダ52の下流側に配設された前後方向に延びる攪拌部材や現像ローラ等からなるトナーを感光体ドラム121へ供給するための図略のトナー供給部材とを備えている。
前記スパイラルフィーダ52は、前後寸法が現像装置本体51のそれより長く設定された前後方向に長尺のフィーダ軸521と、このフィーダ軸521に同心で一体的に外嵌されたスパイラルフィン522とを備えている。かかるスパイラルフィーダ52は、現像装置本体51から前方へ向けて突出した部分が連結筒体53内にその全長に亘って遊嵌されている。
前記連結筒体53は、中間ホッパ30の連結部311のシャッタ保持筒335内に挿入されるものであり、その後端は現像装置本体51の前方壁に固定されている。かかる連結筒体53の前端は、前端壁531によって閉止されている。前記フィーダ軸521の前端は、この前端壁531に穿設された支持孔に摺接状態で嵌入されて支持されている。
また、連結筒体53には、その前端壁531より若干後方位置における上面側に中間ホッパ30のトナー送り出し口333から切り出されたトナーを受け入れる受け入れ口532が設けられている。
前記現像装置側シャッタ54は、連結筒体53に外嵌される円筒体によって形成されている。かかる現像装置側シャッタ54は、長さ寸法が前記受け入れ口532の長さ寸法より若干長めに設定されている。受け入れ口532は、現像装置側シャッタ54が当該トナー受け入れ口532に位置することで閉止状態になる。
連結筒体53には、現像装置側シャッタ54と現像装置本体51の前面との間に連結筒体側コイルバネ541が外嵌されている。この連結筒体側コイルバネ541は、伸長状態で前記現像装置側シャッタ54が受け入れ口532を閉止するように長さ寸法が設定されている。
従って、中間ホッパ30のシャッタ保持筒335を、図7(A)に矢印で示すように、現像装置50の連結筒体53に外嵌していくと、現像装置側シャッタ54の前端がシャッタ保持筒335の後端縁と干渉し、これによって現像装置側シャッタ54は、シャッタ保持筒335の後端縁に押され、連結筒体側コイルバネ541の付勢力に抗して後方へ向かって移動する。従って、中間ホッパ30が現像装置50に連結された状態では、現像装置側シャッタ54が、図7(B)に示すように、受け入れ口532の位置から後方へ向かって移動し、これによってトナー送り出し口333が開放された状態になる。
なお、装置本体11の適所には、中間ホッパ30が現像装置50に連結された状態をロックする図略のロック手段が設けられている。従って、中間ホッパ30は、現像装置50に連結された状態がロック手段のロックによって安定する。一方、中間ホッパ30が現像装置50に連結された状態でロック手段のロックが解除されると、当該中間ホッパ30は、現像装置50から取り外しが可能になる。このとき、連結筒体側コイルバネ541の付勢力で現像装置側シャッタ54が前方へ向けて移動され、これによって受け入れ口532が閉止された図7(A)に示す状態に戻る。
前記各蓋体35は、図6に示すように、対応したホッパ本体31の上面開口310を閉止するためのものである。かかる蓋体35は、図8に示すように、平面視でL字状に設定された中間ホッパ30の上面開口310を閉止するべくL字状に設定されている。かかる蓋体35の略中央位置にはトナー導入口351が設けられている。
一方、各トナーコンテナ15には、図略のシャッタ手段が設けられている。そして、当該トナーコンテナ15が装置本体11内の所定の位置に装着されると、前記シャッタ手段が自動的に開放され、内部のトナーがトナー導入口351を介して中間ホッパ30内へ搬入される。トナーコンテナ15が装置本体11から外されると、シャッタ部材は自動的に閉止される。
ついで、図10〜図12を基に必要に応じて他の図面も参照しながらリテーナ40について説明する。図10および図11は、リテーナ40の一実施形態を示す一部切り欠き斜視図であり、図10は、中間ホッパ30がリテーナ40に装着されていない状態、図11は、中間ホッパ30がリテーナ40に装着された状態をそれぞれ示している。また、図12(A)は、リテーナ40の背面視の斜視図であり、図12(B)、(C)は、図12(A)のXII−XII線断面図である。そして、図12(B)は、挿通口431に連結筒体53が差し込まれる直前の状態、図12(C)は、挿通口431に連結筒体53が差し込まれた状態をそれぞれ示している。なお、図10〜図12におけるXおよびYによる方向表示は、図2の場合と同様(−X:左方、+X:右方、−Y:前方、+Y:後方)である。
リテーナ40は、4つの中間ホッパ30をそれぞれ別個に着脱可能に装着するための容器であり、長さ寸法が、図10に示すように、左右方向に向けて直列に並設された4つの中間ホッパ3の合計寸法より若干長めに設定され、これにより左右方向に細長い直方体状に形成されている。
かかるリテーナ40は、収容される中間ホッパ30の外観形状および当該リテーナ40の外部の環境に対応する形状を呈している。リテーナ40は、基本的に上面開口の直方体状の箱形を呈し、左右方向に長尺の底板41と、この底板41の前縁部から立設された前壁部材42と、底板41の後縁部から立設された後壁部材43と、底板41の左縁部から立設された左壁部材44と、底板41の右縁部から立設された右壁部材45とを備えて構成されている。中間ホッパ30は、リテーナ40の上面開口から挿脱される。
リテーナ40内には、左右方向の略全長に亘って等ピッチで4つに区分された各中間ホッパ30を収容するための収容空間Wが形成されている。具体的には、リテーナ40内の最左端にマゼンタトナー用中間ホッパ30Mを収容するマゼンタ用収容空間Wmが形成され、その右隣りにシアントナー用中間ホッパ30Cを収容するためのシアン用収容空間Wcが形成され、その右隣りにイエロートナー用中間ホッパ30Yを収容するためのイエロー用収容空間Wyが形成され、その右隣りにブラック用中間ホッパ30Kを収容するためのブラック用収容空間Wbが形成されている。
かかる各収容空間Wm,Wc,Wy,Wkに対応した底板41、前壁部材42および後壁部材43には、各中間ホッパ30m,30c,30y,30kの凹凸に対応した凹凸が形成されている。これによって各中間ホッパ30m,30c,30y,30kは、それぞれ位置決め状態で対応した各収容空間Wm,Wc,Wy,Wkに収容される。
そして、後壁部材43には、各収容空間Wm,Wc,Wy,Wkに対応した所定の位置に、前記現像装置50の連結筒体53がそれぞれ差し通される4つの被連結筒部430が後方へ向かってそれぞれ突設されている。各被連結筒部430の先端(後端)には、連結筒体53を挿通するための挿通口431がそれぞれ設けられている。これらの挿通口431としては、マゼンタトナー用中間ホッパ30Mの連結筒体53が挿通されるマゼンタ用挿通口431Mと、シアントナー用中間ホッパ30Cの連結筒体53が挿通されるシアン用挿通口431Cと、イエロートナー用中間ホッパ30Yの連結筒体53が挿通されるイエロー用挿通口431Yと、ブラック用中間ホッパ30Kの連結筒体53が挿通されるブラック用挿通口431Kとが設けられている。
各挿通口431M、431C,431Y,431Kの後端面には、各挿通口431を塞ぐようにゴムなどの弾性材料からなるシール部材432がそれぞれ取り付けられている。これらのシール部材432には、その中央位置に大きさが現像装置側シャッタ54の外径寸法小さい内径寸法の貫通孔432aが貫設されている。
従って、図12(B)に示すように、連結筒体53が挿通口431に相対的に差し通されていくと、貫通孔432aが、図12(C)に示すように、拡大してシール部材432が現像装置側シャッタ54を締め付けるようになるため、たとえ中間ホッパ30から漏洩したトナーがリテーナ40内に存在しても、このシール部材432に阻止されて外部に漏洩するのが有効に防止される。
以上詳述したように、本実施形態に係るトナー搬送装置20は、基本的に画像形成装置10に適用されるものである。そして、かかるトナー搬送装置20は、トナーを貯留する複数の第1容器としての中間ホッパ30と、これら複数の中間ホッパ30を収納する1つの第2容器としてのリテーナ40とを有し、各中間ホッパ30に貯留されているトナーは、リテーナ40を介して当該中間ホッパ30に対応した複数の第3容器としての第3容器に補給されるように構成されている。そして、各中間ホッパ30は、それぞれ個別にリテーナ40に対して着脱可能に装着されている。
かかる構成のトナー搬送装置20によれば、中間ホッパ30は、リテーナ40内に収容された状態で当該リテーナ40を介し第3容器に対して着脱することができるため、この着脱操作時に中間ホッパ30からトナーが漏洩しても、当該漏洩トナーは、リテーナ40内に捕捉され、これによって漏洩トナーが外部に飛散することを有効に防止することができる。
また、中間ホッパ30をリテーナ40に対して着脱するに際しても、中間ホッパ30から漏洩したトナーをリテーナ40内で捕捉することができる。従って、中間ホッパ30から漏洩したトナーが外部に飛散して周りの環境を汚染するような不都合の発生を有効に防止することができる。
従って、このようなトナー搬送装置20が適用された画像形成装置10によれば、リテーナ40が設けられていない場合には、画像形成処理の実行時に中間ホッパ30から漏洩して飛散したトナーの影響で正しい色の画像形成処理が行い得なくなるような不都合が生じ易くなるという従来の不都合が解消され、常に正しい安定した配色状態のカラー画像を用紙Pに転写させることができる。
また、上記の実施形態においては、中間ホッパ30は、トナーを現像装置50に送り出すためのトナー送り出し口333と、このトナー送り出し口333に向けてトナーを搬送する搬送スクリュー33と、当該中間ホッパ30の現像装置50に対する着脱操作に応じてトナー送り出し口333を開閉する中間ホッパ側シャッタ334とを備えている。
これに対し現像装置50は、トナー送り出し口333に対応したトナー受け入れ口532が設けられた、中間ホッパ30に連結される連結筒体53と、中間ホッパ30の当該現像装置50に対する着脱操作に応じてトナー受け入れ口532を開閉する現像装置側シャッタ54とを備えている。そして、中間ホッパ30と現像装置50との間に介設されるリテーナ40には、現像装置50に対向した後壁部材43に連結筒体53を通す筒体挿通口431を有している。
中間ホッパ30、リテーナ40および現像装置50をこのように構成することによって、中間ホッパ側シャッタ334および現像装置側シャッタ54は、いずれも中間ホッパ30を収容したリテーナ40が現像装置50に対して着脱されるときにそれぞれ自動的に開閉するため、着脱操作時に一々手作業によって中間ホッパ側シャッタ334および現像装置側シャッタ54を開閉操作する必要がなくなり、その分着脱作業の作業性を向上させることができる。
また、上記の実施形態においては、筒体挿通口431に当該筒体挿通口431を横断した、ゴム等の弾性材料製のシール部材432が付設されている。このシール部材432の中央部には、連結筒体53を貫通させるための貫通孔432aが穿設されている。
そして、この貫通孔432aは、内径寸法が連結筒体53の一部である現像装置側シャッタ54の外径寸法より小さく設定されているため、リテーナ40を現像装置50に連結するに際し、現像装置50の連結筒体53がシール部材432の貫通孔432aに外嵌されると、当該貫通孔432aは弾性変形して大きくなり、これによる弾性力でシール部材432の内周縁が現像装置側シャッタ54の外周面に密着した状態になるため、筒体挿通口431を介したトナーの漏洩を有効に防止することができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、画像形成装置10として複写機を例に挙げて説明したが、本発明は、画像形成装置10が複写機であることに限定されるものではなく、コンピュータ等の外部機器から入力される画像情報に基づき印刷処理を施すプリンタであってもよいし、通信回線を介して伝送された画像情報に基づき画像を出力するファクシミリ装置であってもよい。
(2)上記の実施形態においては、マゼンタ用〜ブラック用コンテナ15M,15C,15Y,15Kからなるカラートナー用コンテナ15′が装置本体11の前面上縁部に装着される一方、ブラックトナー用コンテナ15Kが装置本体11内の右上隅部に装着されているが、ブラックトナー用コンテナ15Kもカラートナー用コンテナ15′と同様に装置本体11の前面側に並設してもよい。
また、上記の実施形態においては、ブラックトナー用トナーコンテナ15Kの装置本体11に対する着脱操作は、装置本体11の横から(図2に示す例では右横から)行うようにしているが、こうする代わりにカラートナー用コンテナ15′の場合と同様に装置本体11の前面側から着脱操作を行うようにしてもよい。
(3)上記の実施形態においては、ブラックトナー用コンテナ15Kが装置本体11の右上の隅部に配設されているが、本発明は、ブラックトナー用コンテナ15Kが装置本体11の右上の隅部に配設されることに限定されるものではなく、状況に応じて左上の隅部に配設してもよい。
(4)上記の実施形態においては、転写ベルト125が感光体ドラム121の下方位置に設けられている一方、露光装置124が感光体ドラム121の上方位置に設けられているが、これを逆転させて転写ベルト125を感光体ドラム121の上方に設ける一方、露光装置124を感光体ドラム121の下方位置に配設してもよい。
(5)上記の実施形態においては、本発明に係る第1容器として中間ホッパ30が適用されているが、中間ホッパ30を設けずに第1容器として複数のトナーコンテナ15を採用し、トナーをトナーコンテナ15から現像装置50へ直接補給するようにしてもよい。この場合、これら複数のトナーコンテナ15がリテーナ40に収容される。
(6)上記の実施形態においては、リテーナ40の被連結筒部430の挿通口431に付設されたシール部材432の中央部に、現像装置50の連結筒体53の外径寸法より小さい内径寸法の貫通孔432aが穿設されているが、リテーナ40が現像装置50に連結された状態で、シール部材432が被連結筒部430の先端縁部と、現像装置50の前端壁531との間に押圧挟持されるようにリテーナ40あるいは現像装置50が形状設定あるいは寸法設定されているような場合には、この押圧挟持で充分なシール効果を得ることができるため、特に貫通孔432aの内径寸法を連結筒体53の外径寸法より小さくする必要はない。
10 画像形成装置 11 装置本体
11a 左壁面 11b 右壁面
11c ガイドレール対 11d 前壁面
11e 後壁面 111 用紙搬送路
112 搬送ローラ対 113 2次転写ローラ
114 排紙搬送路 115 排紙トレイ
116 前板 116a 前面開口
116b 装着空間 116c 前面ドアー
116d 底板 116e 仕切り板
117 右側板 117a 側面開口
117b 装着空間 117c 側面ドアー
117d 底板 12 画像形成部
12M マゼンタ用ユニット 12C シアン用ユニット
12Y イエロー用ユニット 12K ブラック用ユニット
121 感光体ドラム 121M マゼンタ用ドラム
121C シアン用ドラム 121Y イエロー用ドラム
121K ブラック用ドラム 123 帯電器
124 露光装置 125 転写ベルト
125a 駆動ローラ 125b 従動ローラ
125c 2次転写対向ローラ 126 次転写ローラ
127 クリーニング装置 13 定着部
131 加熱ローラ 132 定着ローラ
133 定着ベルト 134 加圧ローラ
14 用紙貯留部 141 用紙トレイ
142 ピックアップローラ 15 トナーコンテナ
15′ カラートナー用コンテナ 15M マゼンタトナー用コンテナ
15C シアントナー用コンテナ 15Y イエロートナー用コンテナ
15K ブラックトナー用トナーコンテナ
151 コンテナ本体 152 蓋体
153 フランジ部 154 長尺コンテナ本体
155 蓋体 156 フランジ部
16 画像読取部 161 原稿押えカバー
162 光学系ユニット 163 コンタクトガラス
17 操作パネル 171 電源スイッチ
172 テンキー 173 スタートボタン
20 トナー搬送装置 30 中間ホッパ(第1容器)
30M マゼンタトナー用中間ホッパ
30C シアントナー用中間ホッパ
30Y イエロートナー用中間ホッパ
30K ブラック用中間ホッパ
31 ホッパ本体 310 上面開口
311 連結部 311a 連結開口
312 ネジ座 32 攪拌パドル
321 パドル軸 322 パドル
323 大径ギヤ 33 搬送スクリュー(搬送部材)
331 スクリュー軸 332 スパイラルフィン
333 送り出し口 334 中間ホッパ側シャッタ(第1シャッタ部材)
335 シャッタ保持筒 336 中間ホッパ側コイルバネ
34 駆動モータ 341 ウオーム
342 ウオームギヤ 35 蓋体
351 トナー導入口 40 リテーナ(第2容器)
41 底板 42 前壁部材
43 後壁部材 430 被連結筒部
431 挿通口 431M マゼンタ用挿通口
431C シアン用挿通口 431Y イエロー用挿通口
431K ブラック用挿通口 432 シール部材
432a 貫通孔 44 左壁部材
45 右壁部材 50 現像装置(第3容器)
50M マゼンタ用現像装置 50C シアン用現像装置
50Y イエロー用現像装置 50K ブラック用現像装置
51 現像装置本体 52 スパイラルフィーダ
521 フィーダ軸 522 スパイラルフィン
53 連結筒体 531 前端壁
532 受け入れ口 54 現像装置側シャッタ(第2シャッタ部材)
541 連結筒体側コイルバネ N ネジ
P 用紙 V1 攪拌室
V2 搬送室 W 収容空間
Wm マゼンタ用収容空間 Wb ブラック用収容空間
Wy イエロー用収容空間 Wc シアン用収容空間

Claims (4)

  1. トナーを貯留する複数の第1容器と、
    前記複数の第1容器を収納する第2容器と、が備えられ、
    前記各第1容器に貯留されているトナーは、当該第1容器に対応した複数の第3容器に補給可能であり、
    前記各第1容器は、それぞれ個別に前記第2容器に対して着脱可能に装着されていることを特徴とするトナー搬送装置。
  2. 前記第1容器は、トナーを前記第3容器に送り出すためのトナー送り出し口と、このトナー送り出し口に向けてトナーを搬送する搬送部材と、当該第1容器の前記第3容器に対する着脱操作に応じて前記送り出し口を開閉する第1シャッタ部材と、を備え、
    前記第3容器は、前記トナー送り出し口に対応したトナー受け入れ口が設けられた、前記第1容器に連結される連結筒体と、前記第1容器の当該第3容器に対する着脱操作に応じて前記トナー受け入れ口を開閉する第2シャッタ部材と、を備え、
    前記第2容器は、前記第3容器に対向した壁面に形成された、前記連結筒体を通す筒体挿通口を有していることを特徴とする請求項1記載のトナー搬送装置。
  3. 前記筒体挿通口には、当該筒体挿通口を横断した、中央部に貫通孔を有する弾性材料製のシール部材が付設され、
    前記貫通孔は、前記連結筒体の断面形状より小さく設定されていることを特徴とする請求項2記載のトナー搬送装置。
  4. 装置本体に着脱自在に装着される複数のトナーコンテナと、
    前記各トナーコンテナと対応した前記各現像装置との間にそれぞれ介設される前記第1の容器としての複数の中間ホッパと、
    前記各中間ホッパが収容される前記第2の容器としてのリテーナとを有してなる、
    請求項1乃至3のいずれかに記載のトナー搬送装置が適用された画像形成装置。
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